地球意識の別のレベルに棲む次元上昇を経たマスターが約8000人いるとのことです。(2)



『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』
スチュアート・A・スワードロー   徳間書店 2010/6/18



<リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー>
・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。

<シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人>
・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

<シリウスB  老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」>
・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。

<くじら座タウ グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ>
・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。

・地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。

・最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。

<ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ>
・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

<ゼータ・レティクリ1 地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ>
・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

<ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕>
・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。

<アンタレス  トルコ人、ギリシャ人、スペイン人のDNAに>
・極めて知識が高く攻撃的である。

・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。

・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。



『気の発見』
五木寛之  望月勇(気功家)  平凡社  2004/5



<見えない世界への旅>
<気は見えないから面白いのである>
・(五木)「気」というものの存在について、私はあまり真剣に考えたことがない。いまでもそうである。しかし、見えないから「気」は存在しないなどと考えたことは一度もなかった。また科学的に証明されないから「気」はありえないと考えたこともない。

・とはいうものの、「気」や「気功」といったものに対して、世間は長い間怪しげなものを見るような目で対してきた。いまもそうだろう。
 社会革命の夢が遠ざかったあと、人びとの夢は人間内部の探求へとむかった。身体革命の夢のなかから、「気」や霊的な世界への関心が高まっていったようにも見える。

・中国では国家的なプロジェクトとして、「気」の科学的解明と応用にとり組んでいるという。なにごとも徹底的にやりとげようとする国だから、いずれ目に見える成果も示されるはずだ。

<望月さんはロンドンで気功治療の仕事をなさっている>
・欧米人を相手にエキゾチツクな話をする位ならともかく、治療となるとさぞかし大変だろうと思う。

・私たちが空気の存在をふだん意識せずに自然に呼吸しているように、望月さんの「気」に対する姿勢はとても自然で、こだわりがない。

<気を実感するとき>
・(望月)動物についてですが、じつは犬や猫など、よく気功治療が効くんです。ロンドンで、腰痛の犬を治療したことがあります。
(五木)犬にも腰痛が?(笑)
(望月)ええ、犬が歩きにくそうにしているので、病院に連れていったら、腰のアーセライタス(関節炎)があると言われたそうなんです。腰が下がってしまったので、すぐ尻もちをついた格好になってしまう。その治療には、ずいぶんお金がかかるそうなのです。
(五木)保険がきかないからな。治療費も人間よりも高いみたいですね。
(望月)ええ。じゃあ、本人の治療の前に、10分か15分くらい犬に気を当ててあげるから連れていらっしゃいと言ったんです。まず玄関で犬に気を当てました。そのときはぐったりと横たわっていたんです。そのあと飼い主を治療し終わったときには、もう犬がぴょんぴょん歩き回っているんですね。(笑)
(五木)最近は、自分の子供よりもペットを可愛がっている人が多いから、そんな話を聞いたら大変だろうな。イギリスの愛犬協会の人がやってくるんじゃないですか。

・(望月)犬よりも猫のほうがもっと敏感で、私がちょっと手を近づけると皮膚がピクピク反応してきます。
 前に、英国人の男性のギックリ腰を治療したことがありました。私がどの英国人の家で男性に気を入れると、どこからともなく2匹の猫が現れて私の手の上に乗り、お腹をすりつけるのです。そのとき私は、猫は気の「波動」がわかるのだなと思ったのです。

・(五木)その点、ヨーロッパの人たちには、「気」というものは馴染みがないものですから、納得するのが大変なんじゃないでしょうか。気という英語はあるんですか?
(望月)「気」はないですね。中国語のCHI(チー)とか、サンスクリットのプラーナという言葉を使って説明しています。

<西欧人が気功治療を警戒するわけ>
・(五木)数年前、私がニューヨークで『TARIKI』という本を出版したとき、他力をどう英語に訳すかということが問題になったんです。翻訳家は、『アナザーパワー』とかいうから、それは違うだろうと。いろいろ探したけれど結局しっくりくるものがなくて、TARIKIという言葉を使ったのです。同じように、「気」は「気」ですね。
 望月さんは欧米のセンターのロンドンで、気功家として活躍なさっているんだけれども、ヨーロッパの人たちは、気をどういうふうに理解しているのですか。
(望月)東洋に興味のある人たちは、人間の体の中に生命エネルギーのようなものがあるのではないかと考えているようです。普通の人たちは、いや、そんなものはないと否定するんですね。熱心なキリスト教の人たちは、たとえば気功で治療して治ったというと、それは悪魔の力かというわけです。また、ある人は、いや、これは神の力ではないかと。
(五木)キリストも最初は、めしいたる者を癒し、足の萎えたる者を立たせたり………という奇跡を起こして、人びとをひきつけた。

・(望月)ドイツのミュンヘンに、年2回ほど治療に行っているんですが、12年前に初めて行ったとき、ドイツの人たちは、なんて頭が固いんだろうと驚きました。科学でもって理解できないものは、全部否定してしまうんです。

・(望月)どうしてなのかと思って、いろいろ訊いてみたら、どうも中世のころ、いろいろな村落で、魔女裁判が行われたらしいんです。ちょっとでも、人と違う、並外れた力がある人は、「あの人は、不思議な力を使う」と訴えられて、審問所に連れていかれたそうなんです。そうすると、魔女だということで、火あぶりの刑ですね。

・一つの村落が全滅したこともあったらしいです。そういうことが、歴史にあって、うっかり変なことは言わないということになったらしいんです。

・(五木)ヨーロッパの科学信頼の背後には、魔女的なものとか呪術的なものに対する忌避があるというのは、いわれてみれば、なるほどと思います。それでいながらヨーロッパの人たちは交霊術とか、心霊協会とかやたら好きですよね。とくにロンドンは『ハリー・ポッター』に代表されるように、魔女や魔法使い、ゴーストがうようよしている。
(望月)ロンドンは、不思議と、そういうことが盛んですね。大学でも、サイキック・カレッジとか、霊媒のような超能力を訓練するカレッジみたいなのがありまして。

・(望月)1回治っちゃうと、もう2度と来ません。来ているのは、奥さんが日本人とか、東洋に興味がある人たちです。一般の人たちは、科学でもって厳しく教育されていますから、証明できないもの、科学的でないものは、耳をふさいじゃうか、拒否しちゃうんですね。
(五木)それは魔女裁判のころの恐怖が、やっぱり残っているのだと思う。ともかく物凄く残酷なことをやったわけですから、周りに薪を積んで燃やして、若い女の子なんかを生きたまま、はりつけにして、その光景を大勢の人たちが見ていた。その記憶というものが、DNAに組み込まれて、子々孫々にまで伝えられているんじゃないかと思いますね。

<素直な心が気をキャッチする>
・(五木)ずっと前に聞いた説なんですが、欧米人は肩凝りが分からないというんです。凝るという状態を英語でうまく表現できない。ある専門家はバックペインだというけれど、それは背中の痛みであって肩凝りではないと思う。

・(望月)私はイギリス人やドイツ人など、ヨーロッパの人びとをみますけど、彼らの肩は、最初、触ると柔らかいんです。柔らかいから、凝っていないなと思うんですけど、肩は痛いという。ギューッと押すと脂肪の下に、ピアノ線がぴんと張ったようなところがあるんです。そこを触ると、痛い痛いというんです。彼らは、凝りかたが深いから、あまり自覚しないでしょう。

<初めての「気」はトーストの匂いだった>
・(望月)最初、少林寺拳法をやっていたんです。なかでも特に、整法、体を整えるということに興味をもって、経絡や急所、ツボというものを勉強したんです。

・経絡でつながっているから、反応するんですね。経絡の勉強をしていくうちに、中国の呼吸法や、インドのヨガに興味を持つようになって、自己流でやるようになったんです。

・ある時、ヨガのポーズで体をねじっていたら、背骨の辺りから、プーンとパンを焼いたような香ばしい匂いがしてきたんです。
(五木)自分の体の中から?
(望月)ええ、最初は、てっきり、どこかの家でトーストを焼いている匂いがしているんだと思っていたんですが、いつでも、昼でも夜でもヨガのポーズをすると、匂いがしてきたんです。そのうちトーストの匂いだけでなく、マーマレードやバラのような香りがしてきたり、足の下がむずむずしてきたんです。もしかしたら、これが「気」なのかもしれないと思いました。
(五木)他人に対して、気功治療をなさったのは、どういうきっかけなんですか。
(望月)1986年だったと思います。そのころ、ロンドンで旅行会社に勤めていたんです。たまたま少林寺拳法のインストラクターを案内して、アフリカをまわっていたときです。エチオピアで、その拳法の先生が練習中に首を痛めていたので、治療をしてさしあげたのです。

・(望月)以前にも、整法で肘の痛い人を治していた時、私が患部に触れる前に手を近づけていっただけで、痛みが消えましたと言われたことがあるんです。私はまだ何もしていないのに、不思議だなあと思っていたんですが、そのとき、テクニック以外の何がプラスアルファの力が働いているなどということは、なんとなく感じたんですね。

<気を送るということ>
・(望月)それから、ヨガや呼吸法を熱心にやるようになって、いろいろ不思議な感覚を覚えるようになってきたんです。ああ、これが「気」じゃないかと意識すると、気がどんどん集まってくるんです。
(五木)集まるというのは、実際にどんな感じなのかしら。
(望月)手のひらの中心が、もわっと温かくなるんですね。空気の真綿みたいな感じがするんです。それを相手の気の流れの悪いところに近づけるんです。たいてい、そこは、冷たく感じるので、その部分に気を送ってあげるんです。

<受け手の反応は十人十色>
(五木)なるほど、そういう治療を受けている側の反応はどうですか。私の友人が初めて気功治療を受けたときは、地獄の底からしぼり出したような、グォーという雄たけびを何回かあげたというんです。自分ではすっかり気分がよくなって、寝入ってしまったので自覚症状はなかったらしいのですが、ぼくは、それはきみの体の中から悪霊が出ていったんだという珍解釈をしたんですけど。

・(望月)ええ。ロンドン在住で、ご主人はシティ・ユニバーシティの健康心理学の教授でした。その奥さん、最初は、手足をバタバタさせていたと思ったら、終わりの頃になると声を出して泣き始めましてね。オイオイ、オイオイ子供のように泣きじゃくるんです。
(望月)ご主人の場合は、気を入れると手がピアノを弾くように動いてしまうんです。しばらくしたら、奥さんとは反対に笑いはじめたんですね。最初は小さな声だったんですが、だんだん大きな声で、気持ちよさそうに笑っていました。ご本人、笑いながら、なんで笑っちゃうんだろうといって、笑っていました。

(望月)ロンドンで15年くらい銀行に勤めている女性がいました。背中が鉛のように重くて、いろいろな薬を飲んでも効かない。マッサージや鍼をしてもだめで私のところに来たんです。その人に気を入れたら、突然、涙をポロポロこぼし始めたんです。ティッシュペーパーをいっぱい使って、治療中ずっと涙を流して泣いているんです。
 本人は、勝手に涙が出てくるといっていたので、泣いているという自覚がなかったんでしょう。終わったらまるで痛みがないというんですね。

<気の力>
(五木)望月さんが実際に治療したガン患者さんの例などは、ひとつのケースにすぎない。もっと大事なことは、「気」を扱う人がどういう姿勢で生きているかということだ。
 私は作家シャーマン説を言い続けてきた。書き手はひとつのヨリシロにすぎない、と。望月さんもご自分を1本のパイプにたとえている。なによりも大事なことは、すべてのことに対して謙虚であるということだろう。私は謙虚とはおよそ縁のない不作法者だが、謙虚であることの大切さはわかっている。

<気は宇宙の無限のエネルギー>
(望月)私が感じることは、臓器と臓器、また肉体をと心をつなぐ情報系エネルギーのようなもので、光ファイバーのように、体内には、そのエネルギーを流すシステムができているんじゃないかということなんです。
(五木)ふーむ。情報系のエネルギーですか。日本のホリスティック医学界のリーダー的存在の帯津良一さんは、外科医として、長年、手術の場に立ち会い、ひとつの疑問に駆られたそうです。
 人間の体を開いてみると、臓器と臓器のあいだに、隙間がある。この隙間とは何かと考えていった末に、ひとつの結論に達したというのです。この隙間にこそ、生命エネルギーがひそみ、それが臓器と臓器をつないでいるのではないか、と。

(五木)帯津先生は、中医学や漢方薬を研究された経験から、この隙間に、気があるのではないかと考えて、「気場」と呼んでおられるんですね。

<気功家シャーマン説>
<奇跡的な治癒を体験する>
・(五木)ところで、気功治療では、西洋医学や現代医療に見放された人びとが奇跡的に回復するようなケースが報告されたり、口コミで伝わっていますけど、望月さんご自身も、びっくりされるほどの奇跡的な治癒というものを体験されたことはおありですか。
(望月)いくつかありますけど、最近の例ですと、イギリス人の男性が膀胱ガンで来ましてね。膀胱の中がガンだらけになり、お医者さんから、人口膀胱を覚悟してくださいと言われたそうなんです。それがどうしても嫌で、なんでも効き目がありそうなものをやってみようと、私のところに来たんです。
(五木)どのくらい治療をされたんですか。
(望月)1週間に1回くらい、4、5カ月続けました。そうしたところ、ガンは膀胱からすべて消えて、5年ほどたちますけど、いまも元気です。月に1回ほど、再発防止のメンテナンスといって来ています。

・(望月)3年前になりますけど、日本人の50代の男性が右あごの骨のところに空洞ができ、それがどんどん大きくなって、激痛が走るようになっていったんです。ガンの一種でした。しまいには、あごの骨がなくなってしまうといわれ、病院から大腿骨を削って、あごの骨のところにつけるようにすすめられていたんです。その人はそれを断り、友人から私のことを聞いて、ロンドンに1カ月ほど治療に来たんです。
(五木)日本からわざわざ?
(望月)ええ、それで毎日、1時間半、気を送ったところ、夜も眠れないほどの激痛もだんだんと治まっていって、あごのところにあったこぶし大のこぶが小さくなっていったんです。最後には、とうとう消えて、とても楽になったんですね。それで、ゴルフも楽しんで帰国し、病院で検査をしたら、ガンに冒されていたあごの空洞の部分に新しく骨ができていると言われたそうなんです。いまは、再発もなく、元気に生活しています。

<気功療法が効く人、効かない人>
・(五木)前にお話しした帯津良一さんが、ロンドンのガン専門病院の婦長さんの言葉として、「ガンはミステリアスだ」というものを紹介されていて、とても感動したんです。つまり、ガンというものはどうして発病するのかもはっきりわかっていないし、抗ガン剤が劇的に効くケースもあれば、逆もあり、また、いわゆるオータナティブ・メディスン(代替医療)が功を奏する場合も報告されている。そして、なにもしないのに治るという自然療法といった奇跡的な回復も無視できないというわけですね。
 その意味では、気功治療で、ガン細胞が減少したという例を望月さんは実際に体験されているわけですから。

・(望月)アラブ首長国連邦の、ビジネスマンのケースなんですが、彼はスイスの病院で腎臓ガンと宣告されたんですね。ニューヨークの有名な病院で手術をすることになり、そこに行く途中に、ロンドンで降りて、私のところにやってきたんです。で、彼に気を送ると、左の腰の上のあたりの細胞が、ぱたぱたぱたぱたと動き始めたんです。まるで蝶々が羽を動かしているような感じで、それが手に直接伝わってきたんです。なにか強い反応が起こっているなあという感じを持ちました。

・(五木)それで、そのアラブのビジネスマンは治ったんですか?
(望月)ええ。ニューヨークの病院に行って、手術前の検査を受けたところ、何もないといわれたそうです。
(五木)へーえ。
(望月)その人は、慎重な人でそれだけでは信用できず、セカンドオピニオンを求めて、さらに有名な病院に行き、徹底的に調べてもらったそうです。そこでもなんでもないという診断だったので、喜んで報告してくれました。

(望月)気功療法が効くかどうかに関して、これまでの経験から、5つのタイプに分類しているんです。1つは、もともと気の通りがよくて、心がオープンな人。こういう人はすごく効きます。2番目は身体的に気の通りがよいが、心は閉じている人。こういう人は、気を信じていなくても、唯物論者でも効きます。3番目は、もともと気の通りが悪い体ではあっても、心が自由でオープンな人。こういう人はすぐには効果が出なくても、2回3回と治療を重ねていくうちに、徐々に気の通りが良くなって、治っていきます。
(五木)気功が効かない人というのは?
(望月)4番目の、もともと気の通りが悪くて、しかも、心が閉じている人。こういう人はほとんど何の反応もありません。

(望月)だけど不思議なのは、5番目のケースです。どうして治ったのか、分からない。本人も私もお医者さんも、首をかしげる場合が時々あります。人知を超えた、何か大いなる力が働いているんじゃないかと思うことがあります。
 この第5のケースに関しては、2とおりあります。物理的、医学的にみて、ほとんど無理だと思われても奇跡的に治る場合と、もう一方では、体はよく反応し、気の流れがスムーズにいくようになっているのに、本人の気分がよくならないし、病院の検査結果も思わしくないケースです。
 私がこの5番目のケースを、深く考えることになったきっかけがあります。ずっと以前、ドイツのミュンヘンで、60代半ばのドイツ人の女性を治療してあげたことがあります。その女性は顔面麻痺で、耳の後ろの神経を手術したあと、その後遺症で歩けなくなり、それから何年も車椅子の生活になってしまいました。下半身がぜんぜん動かないのを確かめて、私は心の中で、これはちょっと無理だなと思ったんです。
 半年後、再びミュンヘンへ行ったとき、明るい笑顔の女性が、すたすた歩いて私のところへ来ました。見ると、あの車椅子の女性でした。私は、その変わりように、本当にびっくりしました。なにか人知を超えた力が働いたとしか思えませんでした。それ以来、私は、やってみなければ、治るか治らないかは分からないと考えるようになったんです。

<自利利他の思想が根底にある>
<「気」による遠隔療法>
・イメージ療法のことは、かなり前から耳にしていた。たしかに一理あるとは思うのだが、これも可能な場合と、不可能な場合とがあるに違いない。
 「気」による遠隔治療のこともそうだ。望月さんはごく自然に、ロンドンから気を送ったら東京の人がそれに感応した、と言われるが、私にはまだ実感として理解できないところも多い。

<遠隔治療は本当に効くのか>
(五木)「気功」の治療で一般の人に分かりにくく、誤解されやすいのは、いわゆる遠隔治療ですね。電話治療とか、気功治療の1ジャンルとして、実際に対面しないで、はるか遠くから気を送ると、空間を超えて、受け手はすぐさまキャッチし、体は反応を示すというのがなかなか分からない。望月さんも遠隔治療をなさったことがありますか。
(望月)はい。東京からロンドンに電話がかかってきて、いま、ギックリ腰になってしまって、動けないので、気を送ってくださいとか、よくありますから、そうすると、「では、今から気を送りますから、リラックスして、私の気を受けてください」といって電話を切り、わたしは、その人が元気になって、歩いている様子をイメージしながら、気を送るんです。
(五木)受け手のほうは、何か感じるんでしょう。
(望月)なにか、光のようなものが、部屋に入ってきて、腰の一番痛いところに集まって、その箇所が熱く感じるといいますね。
(五木)それで効果はどうなんでしょうか。実際に手を当てて、気を入れてもらうのと同じなんでしょうか。
(望月)私は変わらないと思います。11ミリの悪性腫瘍が肝臓にできた50代の男性に頼まれて、毎日朝と夕、2回ずつロンドンから東京に気を送っていたんですが、1カ月くらい過ぎた頃、病院の検査があったんです。そうしたら、完全に消えていたんですね。もう3年位経ちますけれど、現在も再発しないで、元気に仕事をなさっています。

<多く祈られた人は早く回復する?>
・(望月)やはり祈りという想念が、距離を超えて、その先に働くんじゃないかというんです。その力が何なのか、現代科学では分からないですけど。

<東洋医学は生きた人間を観察してきた>
(望月)それはおそらく東洋医学と西洋医学の根本的な出発点の違いだと思うんですね。東洋医学は生きた人間を観察してきたんですね。
(五木)むこうは解剖学から出発しているんです。死体を切る事から。
(望月)ええ。中国もインドも、大昔、かなり解剖したらしいんです。だけど、死んだ人間をいくら解剖してみても、気とかなんとか発見できないし、何も分からないので、廃れていったんだそうです。

<先天の気と後天の気>
(望月)気功療法の場合、相手のもっている気も違えば、受け取り方、感じ方も違う。反応はさまざまなので、例えば、頭に10分、お腹に15分、といったマニュアルは作れないんです。その人の必要としている箇所に、こちらの手が自然にいってしまうんです。

<気にはキャラクターがある>
<東洋人と西洋人の精神と肉体の違い>
(望月)前に話したシティ・ユニバーシティの教授ですが、奥さんも自分も「気」というものに反応して、体をバタバタさせたり、泣いたり、笑ったりしてしまったという事実がなんとしても納得しがたいんですね。
(五木)ええ。
(望月)それで、次に来た時、ビデオカメラを抱えてきて、治療しているところを撮影させてくれと言い出したんです。
(五木)いかにも、イギリス人らしい発想だなあ。(笑)

<西洋人は気にどう反応したか>
・(望月)ミュンヘン在住の日本人女性が、甲状腺ホルモンの出すぎでめまいを起こし、一生薬を飲み続けなければならないって言われたんですね。私のところに来たんですが、何回か、気功をしたら、すっかり目眩がなくなったんです。そして、1年経ったら、血液検査の結果も正常に戻り、喜んでいたんです。
(五木)それで、その女性の主治医はなんと言ったんですか。
(望月)なんの治療もしないのに、1年後に検査したら、完治していた。どうしたのかと訊いたら、気功治療を受けていた。どうも納得できないからと、私のところにやって来たんです。

<気に目覚めはじめた西洋人>
(五木)欧米がグローバル・スタンダードを掲げ、また日本もそれに追従しようとしている傾向の中で、一方では、それに疑問を抱いている人たちも確実に増えているように思えます。ニューヨークの歯科医院では、東洋医学のつぼ療法をとり入れたり、大病院で「REIKI」(霊気)という手かざし療法を行っているところもあるそうです。そんななかで、望月さんたちの気功への関心も年々高まっているんでしょうね。

<気はエントロピー増大の法則にさからえるのか>
(望月)五木先生もさっきおっしゃった医学博士の帯津良一さんが、「エントロピー増大の法則」についておもしろいことを書いておられました。
「エントロピー増大の法則」にさからって存在しているのが、私たちの生命であると。生命や生命活動というものは、むしろ無秩序から秩序形成へ向かう性質を持っているというんです。私はそのことを実感していますね。

<吐く息に重点を置く呼吸法>
(望月)ヨガでは、まず吐く息に意識を向けるように教えます。吐く息に意識を集中して、体の中の老廃物、邪気が全部出ていくことをイメージして、すべてを出し切るんです。吸う息の場合は特別意識せずに自然にまかせて、入ってくるだけでいいんです。
(五木)とにかく吐く息をでいるだけたくさん、吐き切るまで全部吐き切る。あとはべつに、吸う努力もせずに、自然に空気が流れこんでくるのにまかせておけばいい。

<宇宙の無限のエネルギーを補給する>
(五木)ただ呼吸法の本なんか読んでいると非常に難しい。たとえば西野式は『足芯呼吸法』といって、足の裏から大地の気をすっと吸いあげて体全体に送り出すイメージでしなさいというんですが、これがなかなかできないんです。

<ヨガの究極の目的は宇宙との一体感>
(五木)ということは、ヨガの3要素というか、3本柱は、ポーズと呼吸法と瞑想なんですか。
(望月)ええ、それはお互いに関係しあい、支えあっているんです。

<居職の人たちが健康なわけ>
(望月)ヨガは体を動かすけれど、厳密にいえば、運動ではないですね。
 おもしろいことがありました。ロンドンでは、いろいろな宗教やカルトまがいの教団がたくさんあるんですけど、いつもヨガに来ている人が、教会の神父さんに注意されたというんです。『ヨガに参加しているようだけど、ヨガエクササイズだけならいいが、ヨガメディテーションはだめだ。異教の宗教行事だから』と。

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