本物のエイリアンと最終戦争をして勝利を収め、この地球を完全支配することなのだ(1)



『失われた空飛ぶ円盤「ナチスUFO」の謎』
飛鳥昭雄・三神たける 学研   2012/1
レンデルシャムのUFO着陸事件の真相と「アダムスキー型円盤」の正体に迫る!!



<レンデルシャム事件のUFO>
・いわば事件の裏づけともいえる証人が見つかったことで、彼女たちの確信は深まった。1980年12月26/27日の深夜早朝、レンデルシャムの森にUFOが着陸し、それをアメリカ兵が目撃したに違いない、と。

<異星人との会見>
・問題はUFOの底部に描かれた丸い窓である。スケッチでは、そこから地上に筒状の光線が伸びている。ロバーツによれば、丸い窓はUFOの出入り口で、ここから伸びた光線の中をヒューマノイドが降りてきたというのだ!!
 人間形をしたヒューマノイドについて、ロバーツは、はっきりと「ET」と述べている。ETとは、いうまでもなく異星人のことである。身長は3フィートぐらいで、だいたい1メートル弱、洋ナシを逆さまにしたような頭に毛髪らしきものはなく、目が大きいほか、鼻や口は目立たなかったというから、いわゆる「グレイ」と呼ばれる異星人と考えて間違いない。

<ウールビット事件と緑の子供>
・UFO事件が起こったレンデルシャムの森の近くで、中世に不思議な事件が起こっている。ある日、洞窟の中から全身の肌が緑色をした子供がふたり、突然、現れたのである。彼らは、いったい何者なのか。レンデルシャム事件の異星人を考えるうえで、実は、重要な手掛かりにもなるので紹介したい。

・時は12世紀、レンデルシャムの北西、サフォーク州にウールビットという村があった。今でこそ大きな市街だが、当時は、まだ人口の少ない寒村で、広大な自然が残っていた。その一角に大きな洞窟があった。あるとき、そこから見知らぬ男女、ふたりの子供が姿を現した。
 彼らと出会った村人は、まさにあっけにとられた。当時としては非常に珍しい服装をしていたのだ。銀色の繊維で編んだような布衣は、それまでに聞こえたいかなる国の服飾とも異なり、人々を驚かせた。服だけではない。皮膚の色も異なっていた。なんと緑色をしていたのである。緑色の顔料を使ったかのように、体の色が鮮やかなグリーンをしていたのだ。
 緑の子供たちは、まったく言葉が通じなかった。まだ現代でいう英語も、言語として確立していなかった時代で、村のだれひとり、彼らの言葉を理解することができなかったという。
 彼らは非常に怯えた様子だった。かわいそうに思った村人たちは、食べ物を与えたが、ふたりはいっこうに食べようとしない。数日間、飲まず食わずだったが、ようやく緑の豆をいくつか口にするようになった。

・だが、男のほうの衰弱が激しく、キリスト教に入信させるために洗礼を施した後、息を引き取った。幸い、女の子は生きつづけ、やがて言葉を理解するようになった。彼女が後に語ったところによると、自分たちはセントマーチンズランドという国からやってきた。そこは太陽がない地下世界で、あたかも空が夕焼けのように光っていた。故郷では親兄弟を含めて、みな肌が緑色だった。あるとき、父親に連れられて外出した際、嵐に遭遇。大きな轟音が響いたと思ったら、あたりが真っ黒となり、気がつくと洞窟の中に兄弟ふたりだけがいたというのだという。
 アグネスと名づけられた緑の女の子は、成長するにしたがって、徐々に皮膚の色が薄くなり、成人するところには普通の人間とまったく同じ皮膚の色となった。彼女はリチャードデカルン家の使用人として雇われた後、ふつうの結婚をして、夫より長生きしたと伝えられている。

・興味深いことに、同様の話はスぺインにもある。こちらは時代が下って、1887年、やはり、あるとき洞窟から男女、ふたりの兄弟の子供が現れたが、いずれも不思議な服装をしており、皮膚が緑色をしていた。男の子のほうは食べ物を拒否しつづけ、やがて衰弱死したものの、女の子は、その後も生きつづけたという。
 話の内容は、ほとんど同じである。状況から考えて、都市伝説のようにイギリスからスぺインに緑の子どもの話が伝わった可能性が高い。地元の人が信じやすいように、スぺインの話として広められたと考えられる。

・ただひとつ、スぺインの事件で興味深いのは、緑の子供たちの容貌だ。彼らはスぺイン人とはまったく違う顔をしており、アーモンド形をした目をもち、アジア系の人種を思わせたというのだ。アーモンドアイのアジア系の風貌をした子供。それは、どこかリトルグリーンマンとして知られる謎の生物、もしくは異星人を彷彿とさせる。

<謎の地底生物ノッカー>
・2005年に公開されたイギリスのホラー映画『ディセント』がある。ヒットを受け、2009年には続編が製作、日本でも前作に引きつづき公開された。舞台となる世界は地底。ケービングを楽しむ主人公たちが得体のしれない地底の怪物に次々と襲われていくという設定だ。

・映画の題材となった怪物は、ヨーロッパ人にとってみれば、非常に身近でリアルな存在なのだ。なかでも、直接的なモデルとなったと思われるのが「ノッカー」である。
 ノッカーとはノックをする者という意味で、錫、銀、銅、鉛などの採掘場に現れ、洞窟に住む妖精の一種だという。地中でトンネルを掘る音がノックに聞こえるので、その名がある。オーストラリアの移民した人々の間では少し訛って「ナッカー」とも呼ばれることがある。
 いずれも、姿は人間の子供ようで、地中の妖精としては比較的ポピュラーな存在だ。童話『白雪姫』に出てくる7人の小人も、ノッカーといえば、少しはイメージが湧くだろうか。7人の小人がいずれも鉱山師で、手にスコップやツルハシなど、掘削道具を持っているのは、まさにノッカーの性格を表現しているからにほかならない。
 洞窟に住む小人とウールピット事件、緑の子供と何か関係があるのか。思えば、7人の小人たちの衣装も緑色をしたものが多いのは偶然だろうか。結論を急ぐ前に、もうひとつ、ノッカーとよく似た生物、河童について考えてみたい。

<妖怪UMAとしての河童>
・人間の子供のような姿をした妖精、もしくは妖怪として、日本では河童がよく知られている。鳥のクチバシに亀の甲羅。頭にはお皿があり、全身がウロコで覆われているといったイメージが強いが、これは江戸時代になって作られたもので、それ以前は、もっとシンプルで人間に近い姿をしていた。体の色が緑色であるという意味では、どこかウールピット事件の緑の子供を思わせるが、実際のところ、科学が発達した現代においても、河童の目撃は後を絶たない。

・有名どころでは、1984年8月に対馬で起こった河童遭遇事件では、残された足跡をめぐって警察が調べるという事態にまで発展した。正式に捕獲はされていないものの、どうやら未知なる生物としての河童、もっと正確にいうならば、昔の人が河童と呼んだ謎の生物が存在する可能性が非常に高い。実際、筆者の手元には、和歌山で撮影されたという生きた河童の写真もある。

・河童という生物が存在する証拠のひとつとして、その呼称の豊富さがある。ガッパ、ガラッパ、スイコ、ヒョウスンボ、メドチ、エンコウなど、河童の別名は非常に多く、沖縄のケンムン、キジンムナーや北海道のコロポックルなども、小人のような姿をした未確認動物UMAとしての河童がモデルであると考えてもいい。

・当然ながら、その意味ではUMA河童の生息は日本列島だけに限られるものではない。お隣の中国にも、水虎や河伯など、河童と同類と思われる水辺の妖怪がいる。石田英一郎が著した『河童駒引考』によると、河童的妖怪は全世界に存在するという。イギリスのリトルグリーンマンやノッカーも、その意味で河童の類いだといっていいだろう。
 なかでも、アメリカの河童はリアルだ。近年の目撃事件に限っていえば、ドーバーデーモンやカエル男、トカゲ男など、実に多種多様な河童型のUMAが報告されている。
 いったいUMA河童の正体は何なのか。これに対して、かねてから噂されるのが、異星人である。河童は宇宙からやってきたエイリアンではないかという説がある。

<異星人グレイの正体>
・では、ウールピット事件の緑の子供もまた、グレイだったのか。緑色のコケが多く生えた洞窟から出てきたノッカーなのか。
 伝説を信じる限り、それはない。緑色の子供たちは、着ている服や皮膚の色こそ違えども、あくまでも人間だった。その証拠に、生き残った女の子は成長して、村人と結婚している。言葉も覚え、故郷のことも話したというから、グレイではありえない。
 とすると、いったい彼らは何者なのか。実は、彼らこそ、エイリアンなのである。UFOに乗っているエイリアンと同じ国から来た人々なのである!!

<ロズウェル事件とエイリアン>
・NSA(アメリカ国家安全保障局)が目論み、アメリカ軍が密かに実行するレッドライト・プロジェクトの最終目的はひとつ。本物のエイリアンと最終戦争をして勝利を収め、この地球を完全支配することなのだ。今のままでは、1952年のワシントン事件を引き合いに出すまでもなく、圧倒的な科学技術の差ゆえ、まったく相手にならないが、いつの日か、必ずや追いつき、エイリアンに勝つ。本気で、そう考えているのである。
 なぜ、そこまでNSA、いや、もっというならばシークレットガバメントが考えるかといえば、エイリアンの正体を知っているからにほかならない。『M-ファイル』にも、そのことが赤裸々に記されている。
 シークレットガバメントがUFOに乗っている知的生命体について完全に理解したのは1947年である。もちろん、それまでにもUFOのデータを収集し、搭乗者が何者であるかを分析してきたが、最終結論ともいうべき情報を得たのは、まさに墜落UFOを回収したことがきっかけだった。そう、あのロズウェル事件だ。

・『M-ファイル』によると、ロズウェル上空にUFOが出現したのは(1947年)7月2日のこと。最初は、当時はまだ空軍がなく、陸軍の拠点だったロズウェル基地の上空に巨大な葉巻型UFOが飛来し、一切の電子機器が使えなくなるという事態に陥った。その夜、砂漠特有の嵐がロズウェル一帯を襲ったのだが、そのとき、ちょうど2機の小型UFOが飛来し、そのうちの1機に雷が落ちた。直後、機影がレーダーから消えたことから、UFOは墜落したと推測された。

・ロズウェル事件の墜落UFOの運搬には困難を極めたらしいが、問題は、搭乗員である。落雷と墜落の衝撃で、UFOの機体には大きな穴が開いており、そこから内部に入ることができた。コックピットらしき部屋には、死体が3体あった。いずれも身長は約1.5メートル。全員、男性。頭を短く刈り上げており、一見すると丸坊主。しかも、明らかに容貌がモンゴロイドだったため、最初に目にしたアメリカ軍の兵士は、旧日本軍の軍人を連想したらしい。
 というのも、日本に原子爆弾を投下した爆撃機B-29エノラゲイは、もともとロズウェル陸軍基地に所属しており、1947年当時、ここには原子爆弾が3個、格納されていたのだ。エイリアンの死体を見たとき、アメリカ軍の兵士は原爆を落とされた日本軍が秘密戦闘機に乗って仕返しにやってきたのではないかと思ったのだ。

・しかし、その疑念は、すぐさま消えた。UFOの中に本があったのだ。そこには見知らぬ文字が並んでおり、彼らの素性を知る重要な手掛かりであるとして、すぐさま暗号分析にかけられた。ほどなくして、書かれた文字が古いヘブライ語の一種であることがわかると、あっけないほど簡単に内容が判明した。
 なんと『聖書』だったのである。冒頭部分は、まぎれもなく『旧約聖書』の「創世記」だった。以下、現在知られる『旧約聖書』とほぼ同じ内容が続き、彼らエイリアンが民族的に、イスラエル人であることがわかった。後半部分では、古代イスラエル王国が分裂し、10支族から成る北朝イスラエル王国と残り2支族から成る南朝ユダヤ王国に分裂したことが記され、彼らは北朝に所属していたとある。

・そう、世にいう「失われたイスラエル10支族」こそ、UFOに乗って地球上を飛び回るエイリアンの正体なのである。失われたイスラエル10支族の行方については、『旧約聖書』の「外典」のひとつに、預言的な表現でわずかに記されている。それによると、彼らはユーフラテス河を遡行し、メソポタミア地方から北アジアへと向かい、やがて「アルザル」と呼ばれる地に至ったという。
 エイリアンが失われたイスラエル10支族だとすれば、そのアルザルこそ、彼らの本拠地であり、王国に違いない。墜落UFOにあった『聖書』、いうなれば『エイリアン・バイブル』には、そのことが克明に記されていた。アッシリアに捕囚された失われたイスラエル10支族は、自らの信仰を守るために、あえて環境の厳しい北の果てに赴き、ついには北極圏に至った。そこで、ついに絶対神は楽園への扉を開いたという。
 北極圏に開いた扉の向こうにある世界。それは、現代人をしてもなお、まったく想像のつかない未知なる世界であり、あえていうならば、文字通り「地底世界」だったのだ。

<プラズマ亜空間とテレポート現象>
・地球製UFO開発の突破口を開いたハチソン効果だが、そのひとつに大きく比重が異なる金属の融合がある。例えば、アルミと鉄の溶接だ。一般に、これは無重力状態でなければできないとされるが、ハチソン効果では、いとも簡単に可能となる。鍵はプラズマである。プラズマで、それぞれふたつの物体を包み込み、これを接近させ、重ね合わせると、驚くべき現象が起こる。ひとつの空間に、ふたつの物体が存在してしまうのだ。いや、もっと正確にいえば、もうひとつ別の空間、亜空間が発生するのである。

・実に奇想天外の話だが、ハチソン効果を知る以前、アメリカ軍は偶然にも、この現象を目にしていた。1943年10月に行われたフィラデルフィア実験である。当初は戦艦の磁場を消すことを目的に、高周波高電圧のテスラコイルを使用したのだが、途中、装置が暴走、戦艦エルドリッジ号が巨大なプラズマに包まれ、一瞬にして、320キロも離れた別のノーフォーク港にテレポートして、光のフィラデルフィア港へと戻ってきたのだ。

<地球空洞論とバード少将>
・アメリカ軍がエイリアンの本拠地を知ったのは、実はロズウェル事件がきっかけではない。ロズウェル事件より、わずか5か月ほど前、エイリアンの世界に迷い込んだ男がいるのだ。名はリチャード・E・バード。極地探検を任務とするアメリカ軍の少将である。
 彼は1947年2月、北極圏を飛行機で探査中、突如、光る霧に包まれて、気がつくとジャングルの上空を飛行していた。外の気温はセ氏20度。明らかに、どう考えても北極圏ではありえない。
 それでも無線通信は依然、基地と通じていた。バード少将は同機に乗り込んだクルーらと互いに、これが夢や幻、錯覚ではないことを確認した。彼らは、どうも異世界に紛れ込んでしまったらしい。動揺したバード少将だが、そこは軍人である。すぐさま冷静さを取り戻し、ハードエビディンスを残すために、眼下に広がる光景をスチールカメラはもちろん、ムービーカメラで撮影するように部下に指示した。
 
・しばらくしてバード少将は機体を反転させ、今、来たコースを戻ると、再び光る霧に包まれて、気がつくと、再び極寒の氷原の上を飛行していた。基地に帰還したバード少将を待っていたのは上官らの厳しい尋問であった。この取り調べにも似た聴収は何回か行われ、当日の飛行日誌はもちろん、個人的な日記も没収され、すべてはトップシークレット扱いになることが決定された。

・ただし、漏れた情報もある。バード少将の体験が世間に知られると、もっとも色めき立ったのは、地球空洞論を支持する人々であった。地球空洞論とは、文字通り、地球の内部がガランドウであるという仮説で、中心部には小さな太陽が浮かんでおり、地殻の内側にへばりつくように大地と海が広がっていると考える。
 また、両極には内部に通じる大きな穴があり、そこから内部に入ったと称す人々も、実際いるという。最初に地球空洞論を提唱したのはハレ―彗星で有名なイギリスの天文学者エドモンド・ハレ―で、彼は3重の空洞地殻、中心に小さな太陽を想定した。
 以後、20世紀までに、1重の空洞地球から5重の空洞地殻、中心太陽もないものからふたつ並んで存在するという説まで、いくつかモデルが考えられてきた。

・それゆえ、地球空洞論などは、たんなる幻想にすぎないと思われていたのだが、そこへバード少将の奇妙な体験が報じられたのだ。バード少将が迷い込んだ世界こそ、内部地球ではないのか。そう考える人々によって、新たな地球空洞論が展開されるなか、ついにUFOと結びつけて考える研究家も現れた。
 1955年、ブラジルのリオデジャネイロに本部をもつUFO研究団体「ブラジル・テオゾフィカル・ソサエティ」の会長で、考古学者のエリンケ・ホセ・スーサは、1万2000年前に滅んだアトランティス文明を築いた人々の末裔が、密かに逃げ込んだ先こそ、内部地球にほかならないと主張。未知の超古代技術によって、すでにUFOの製造を行っていた彼らは、これに乗って地球の表面、すなわち地上にやってきているのだと考えた。スーサの仮説は意外にも多くのUFO研究家の注目するところとなった。

<地球内天体アルザル>
・バード少将自身は、直接、公表はしなかったが、実は、北極圏で異世界に迷い込んだとき、巨大な葉巻型UFOに遭遇しているのだ。『M-ファイル』には、少将の言葉として、飛行物体はニューヨークのエンパイヤーステートビルよりも大きく、崇高な魂に触れたような体験であったと記されている。UFOは外宇宙ではなく、北極圏に入口がある異世界から飛来する。
 
・では、本当に地球は空洞なのかといえば、そうではない。バード少将は異世界侵入前後、暗闇に浮かぶピンク色をした天体を目にし、写真撮影している。つまり、だ。地球は空洞ではないが、その中心に異世界が広がり、地球よりもひと回り小さな天体が浮かんでいるのだ。
 そう、亜空間である。地球内部には亜空間が存在するのである。地球には地磁気がある。核で生み出された地磁気の磁力線はN極である南極からS極である北極に至る。正確には、南地磁気極から北地磁気極へと磁力線は伸びており、その密度は核において最大となる。内核は金属球だが外核は液体で、これがダイナミックに運動することにより、発電機のダイナモの要領で地磁気を生みだすが、一方で、磁力線が交差し、太陽表面のようにリコネクションを起こしている可能性がある。リコネクションによって解放された莫大な量のエネルギーはプラズマを恒常的に生みだし、亜空間を形成しているのだ。
しかも、驚くことに、そこには未知なる天体が存在した。アメリカ軍が地球内天体に与えたコードネームは「アルザル」!!

・失われたイスラエル10支族が今も住むという楽園アルザルとは、なんと地球内天体のことだったのである。預言者に導かれて北極圏に至った失われたイスラエル10支族は、何らかの理由でプラズマに包まれ、そのままプラズマ・トンネルを通って、地球内アルザルへと侵入してしまったのだ。
 亜空間に浮かぶ天体アルザルの地上は、地球の表面のように明るいが、上空に太陽が輝いているわけではない。あくまでも、アルザルの上層大気がオーロラのように輝いているのだ。

・こうした環境が生体にも大きな影響を与えるのだろうか。アルザルの住民、すなわち失われたイスラエル10支族は非常に長寿である。ロズウェル事件で回収された墜落UFOに乗っていたエイリアンは見た目こそ30歳代ぐらいだが、解剖の結果、優に1000歳を超えていることがわかった。
 一個人の寿命が1000歳以上ともなれば、彼らの知能も、地球上の人間に比べれば、はるかに高いことだろう。蓄積される科学技術の知識は、とてつもないレベルに達しているはずだ。プラズマ科学を応用して、UFOを開発することが可能だったのも、失われたイスラエル10支族の寿命が長いことが大きな理由のひとつであるに違いない。

<ウールビット事件の緑の子供と五色人>
・12世紀、イギリスのウールビットに現れた緑の子供たちはいう。自分たちの故郷はセントマーチンズランドという太陽のない世界だった、と。国名は別にして、太陽がなく、いつも夕方のような世界とは、まさに地球内天体アルザルの地上世界、そのものである。
 しかも、スぺインに伝わったと思われる同系の話では、彼らの容貌はアジア系、すなわちモンゴロイドだったという。
 
・これは失われたイスラエル10支族の特徴と同じだ。ユダヤ人、すなわちイスラエル人は白人だという先入観があるかもしれないが、民族的に彼らはコーカソイドでもなければ、アーリア系でもない。長い間に白人と混血したせいもあるが、730年にカスピ海沿岸にあったハザール汗国という白人国家の民がユダヤ教に改宗し、その末裔がヨーロッパに広がったことが原因で、本来のユダヤ人、イスラエル人はアラブ人たちと同じセム系の民族、アジア系という意味で、モンゴロイドと同族なのだ。
 
・事実、北に向かった失われたイスラエル10支族のうち、東へ向かった別動隊は騎馬民族となって、4世紀に朝鮮半島を経て、日本列島へと侵入し、大和朝廷を開いた。日本の古代天皇は失われたイスラエル10支族のうち、ガド族であることがわかっている。つまり、日本人とエイリアンは民族的に兄弟なのである。ロズウェル事件の墜落UFOの中にいたエイリアンの死体を見たとき、アメリカ兵が日本人を連想したのも無理はない。
 しかも、エイリアンの体からはYAP(―)の遺伝子が発見された。この遺伝子は日本人に多く、今のところ、朝鮮人や中国人からは発見されていないのだ。
 ちなみに、YAP(―)はチベット人や釈尊=ガウタマ・シッダールタの末裔である釈迦族=シャーキャの人からも見つかっている。チベット密教では、地底にシャンバラという楽園が存在すると説くが、実は、これが失われたイスラエル10支族が住む地球内天体アルザルなのだ。

・では、ウールビットの緑の子供たちも、失われたイスラエル10支族なのか、その答えはノーである。彼らはアルザル人ではあるが、失われたイスラエル10支族ではない。混血している可能性は否定できないが、失われたイスラエル10支族よりも古くからアルザルに住んでいた人々である。アルザルの先住民とでもいえばいいのだろうか。

・緑人ともいうべきアルザル人の素性を知る手掛かりが、実は日本にある。古史古伝のひとつ『竹内文書』である。一般にアカデミズムからは偽書の烙印を押されている古文書だが、これには原本が存在する。竹内巨麿が筆写した『竹内文書』には、現代の地名や現代の文章が多数出てくるが、原本には、これがない。
『竹内文書』の正体については、いずれ機会を改めて論じたいと思うが、古史古伝を意図的に仕込み、世に出した勢力がいるとだけ、ここではいっておこう。古史古伝には、ある隠された目的があるのだ。

・さて、その『竹内文書』には、『聖書』でいうノアの大洪水に相当する天変地異のことが記されている。それ以前「造化気萬男身光天津日嗣天皇(つくりのしきよろづおみひかりのあまつひつぎのすみらみこと)」の即位から6億8660万8621歳のときに、天皇の弟妹たちが「五色人」を生んだという。五色人と、黄人、青人、赤人、黒人、白人のことで、彼らは全世界に広がり、今日でいう五色の吹流しのもとになったという。

・ここで注目は「青人」である。青といっても、ブルーではない。葉の色を青々と表現するように、これはグリーンのこと、つまり緑人の意味なのだ。ノアの大洪水以前、地球上には緑人がいた。大洪水後は姿を消したが、なんと彼らの一部は地球内部、アルザルにいた。きっと五色人、すべているのだろう。五色人が、いつどうしてアルザルへ入ったのかは、今のところわからないが、ウールビットに現れた緑の子供たちは、アルザルの先住民である青人=緑人だったに違いない。
 
・恐らく何らかの原因で、アルザルと地球上をつなぐプラズマ・トンネルが形成され、そこを通って緑人=青人の子供は、イギリスの洞窟へと送り込まれたのだろう。イギリスはミステリーサークルが自然にできるほど、プラズマが数多く発生する。偶然に、地球上のプラズマとアルザルのプラズマが磁力線のリコネクションを起こしてしまい、彼らは瞬間移動してしまったのだ。

<レンデルシャム事件の異星人>
・UFOから降りてきた異星人はヒューマノイド・タイプで、身長は約1メートル。毛髪のない頭は大きく、洋ナシを逆さまにしたような形をしている。目が異様に大きい半面、鼻や口は目立たない。これは、まさに異星人のステレオタイプ、グレイである。グレイが3人、司令官と身振り手振りで会話をしていたという。



『世界霊界伝承事典』
ピーター・ヘイニング  柏書房  1995/11



<黄色い人>
・根強く残る言いつたえによれば、フランス国民の運命は、通称「黄色い人」という幽霊の出現となぜだか関係している。顔は黄色で喉のまわりに赤印のあるこの妖怪は、1870年にはじめて目撃されたとの由。これは、いざ普仏戦争(1870~71)が勃発しようという時期だった。エリオット・オードネルは、『諸族の幽霊と幽霊現象』(1933)でこの幽霊について書いている。同書にはこうある。

・「戦争を生きのび、いわゆる<黄色い人>を見た記憶のある人の意見では、それはなぜかフランスの命運に関係していて、その出現によってフランスがもうすぐ戦いに参じることが告知されたという。<黄色い人>は、政治家のガンベッタ(1838~82)が死ぬ前にもふたたび下院で何人かに目撃されたし、カルノ大統領(1837~94)の暗殺前夜にも同じ場所で一群の人びとが見た。1910年にも、同じ建物でまたもやだ。最後に現れたのは(第1次)大戦の始まる数日前だったという噂もある」。

<帰還霊>
・たんに幽霊の異名とされることも多い単語。だが本来的に言うと、長らく姿を消したのちに黄泉の国から戻ってきた存在をこう称したのであって、たとえば吸血鬼がこれにあたると思われていた。吸血鬼は一時死んだように見えても、やがて蘇る力を持っているからだ。それどころか、帰還霊は伝統的な幽霊とはじつはそうとう異なる。というのも、これは何十年、はては何百年も待ちに待った末に、はじめて世に再登場した霊と言うべきだからだ。

<キキーモラ>
・古代スラヴ人が、あるいくつかの一族になつくと言われた幽霊につけた名前。丁重にもてなせば、家族を災いから守るばかりか、たまに屋敷の整頓や掃除をして、家事を手伝ってくれるときまであった!

<「時に霊ありて我面の前を過ければ我は身の毛よだちたり」(「ヨブ記」)>
・最近英国で行われた調査によると、回答者の44パーセントが幽霊の存在を信じており、うち7人にひとりが、その姿を見たり、音を聞いたり、取り憑かれたりした経験があると主張したとか。またこの世論調査から、英国民の半分以上がある種の心霊現象を信じている点も明るみに出た。

・アメリカでも似たような大規模な調査が行われ、それにより、海の向こうでの幽霊信仰は一段と強いことが判明した。なんと成人人口の57パーセント以上もが、幽霊を信じていたのだ。

・筆者の知るかぎり、ほかの物書きはだれひとり、世界各地に見いだされる、さまざまなタイプの幽霊を定義づけようとしたり、史上名高い怪異現象を列挙したり、この問題にかかわった泰斗や著名人を詳述してはこなかった。とにもかくにも、一巻本では!

<ウェストポイントの幽霊>
・ニューヨーク州ウェストポイントにある名高い米軍陸軍士官学校には、150年ほど前に死んだ兵士の幽霊が、アンドルー・ジャクソン将軍(1767~1845)の時代の軍服に身を固めて出没する。これまで何人もの生徒が、シャコー(軍帽の一種)とマスケット銃を完備した、この印象的な妖怪を見たと報告している。

<レヴィ、エリファス>
・通称「最後のマギ」。傑出した19世紀フランスのオカルティスト。幽霊を意のままに呼び出す力をはじめ、超能力がかなりあったとされる。

・またレヴィは、イギリスの作家エドワード・ブルワー・リットンと親しく、リットンの傑作短編小説『憑きものと憑かれるもの』(1859)に魔術師として登場している。

<ワシントン、ジョージ(1732~99)>
・アメリカ合衆国初代大統領。1777年の凍てつく冬にペンシルヴァニア州のフォージ渓谷で部下と野営中、霊怪を見たと言われる。その幽霊は美女の姿で宿営中のワシントンの前に現われ、妙なる声でこう言った。「共和制の申し子よ、見て学べ!」ついで幽霊は、ワシントンが影響力を行使してアメリカに平和を回復させ、万人が平等に生活させてもらえるようにならなければ、アメリカがどうなってしまうのか、幻視で体験させた。ただ、この話の真偽は十分確証されてはいない。というのも、それが公表されたときには、すでにワシントンの死後60ほどたっていたからだ。

<ロンドン塔>
・「世界一の幽霊出没地」と呼ばれる場所。だが塔が建てられてから9百年、その間にここで処刑されたり死んだりした人間の数を考えれば、驚くにはあたるまい!なかでも一番よく知られているのが、ヘンリー8世の妻のひとり、アン・ブリンの幽霊。タワー・グリーン(芝生の広場)で斬首された彼女は、今も頭部を小わきに抱えて塔の界隈を歩きまわる。また「血塔」にも、そこで処刑された人びとの妖怪がいくつか出没するというし、宝物館にも、異様な青白い怪人がいたことが一再ならず報じられている。

<ホワイトハウスの幽霊>
・アメリカで一番有名な建物であるワシントンのホワイトハウスで幽霊を見かけたという話はいくつもある。が、この大統領官邸にいる確率がもっとも高いのは、当の大統領を務めたエイブラハム・リンカーンの妖怪だ。住人も客もリンカーンを見たと言っているばかりか、第26代大統領セオドア・ルーズヴェルト(1858~1919)も目撃者のひとりになっているほどなのだ。

・どうも1865年にリンカーンが暗殺されてからというもの、いずれの政権下でもだれかが必ず彼の幽霊を目にしているらしい。

・しかしリンカーンの幽霊がホワイトハウスに出没したところで、驚くこともないかもしれない。彼が超能力者だったのは周知の事実だし、超自然にたいする関心が昂じたあげくに、1863年4月には「深紅の間」で交霊会を開く許可を出したほどなのだから。そのさいは、約30分ほどさまざまな現象が見られ、ラップ音が聞こえたり、テーブルが動きまわったりしたらしい。かくて死の当日まで、この大統領は霊界と交信できることを固く信じていた――そして心霊研究家によれば、死後は生前の住まいにふたたび現れることで、それを絶えず証明しているのだという。


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