アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
日本は津波による大きな被害を受けるだろう  UFO
ブログ紹介
「UFOアガルタのシャンバラ」情報の集大成を目指しております。コンタクティやチャネラーの情報を集めています。

日本は津波による大きな被害を受けるだろう
zoom RSS

国内の山村にして遠野より物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。(2)

2018/04/19 20:38

『『遠野物語』を読み解く』
 石井正己  平凡社     2009/5/16



<天狗伝説と寺や家の宝物の関係>
・維新当時、赤い衣を着た僧侶が二人、大きな風船に乗って六角牛山の空を南に飛び過ぎるのを見た者があったということを、佐々木は祖父から聞いています(拾遺235話)。「大きな風船」が気球であるならば、これは気球が遠野の上空を飛んだ話ということになります。実際に気球が飛んだ事実があったのかどうかは確かめられませんが、大きな風船の飛んだ話もあれば、飛行機の飛んだ話もあるというのは、着実に遠野の上空に近代文明が入り込んでいたことを表します。

・そもそも遠野で上空を飛ぶものと言えば、まず思い起こされるのは天狗でした。天狗は山に住む妖怪で、自在にあちらこちらを移動しました。早池峰山の前面に立つ前薬師には天狗が住むと言いますが、土淵村山口のハネトという家の主人はこの前薬師に登って、三人の大男に出会い、麓まで送ってもらったという話があります(29話)。

・「遠野物語拾遺」にも、天狗の話が二話あります。一日市の万吉米屋の主人が稗貫郡の鉛温泉に湯治に行って天狗と懇意になり、天狗は最後に来た時、「天狗の衣」を残して行ったそうです(拾遺98話)。もう一説は次のようになります。

99 遠野の町の某といふ家には、天狗の衣といふ物を伝へて居る。袖の小さな襦袢のやうなもので、品は薄くさらさらとして寒冷紗(かんれいしゃ)に似て要る。袖には十六弁の菊の綾を織り、胴には瓢箪形の中に同じく菊の紋がある。色は青色であった。昔此家の主人と懇意にして居た清六天狗といふ者の着用であったといふ。清六天狗は伝ふる所に依れば、花巻あたりの人であったさうで、おれは物の王だと常に謂って居た。早池峰山などに登るにも、いつでも人の後から行って、頂上に著いて見ると知らぬ間に既に先へ来て居る。さうしてお前たちは如何して斯んなに遅かったかと言って笑ったさうである。酒が好きで常に小さな瓢箪を持ちあるき、それに幾らでも酒を量り入れて少しも溢れなかった。酒代 にはよく錆びた小銭を以て払って居たといふ。此家には又天狗の衣の他に、下駄を貰って宝物として居た。右の清六天狗の末孫といふ者が、今も花巻の近村に住んで、人は之を天狗の家と呼んで居る。此家の娘が近い頃女郎になって、遠野の某屋に住み込んで居たことがある。此女は夜分如何に厳重に戸締りをして置いても、何所からか出て行って街をあるきまはり、又は人の家の林檎園に入って、果物を取って食べるのを楽しみにして居たが、今は一ノ関の方へ行って住んで居るといふ話である。

・先の万吉米屋の子孫は、実際、天狗の持っていた「衣」「下駄」「網袋」「弓矢」「掛軸」「湯呑茶碗」を保管してきましたが、今は遠野市立博物館に寄贈されています。

・遠野南部家は八戸から移封されてきましたが、その後も無関係ではなかったはずです。藩主と寺院、民衆との間には何の関係もなさそうですが、天狗を置いてみることで、隠れたネットワークが見えてくるように思われます。



『鏡の国としての日本』 互いの<参照枠>となる日中関係
王敏   勉誠出版   2011/10/20



<宮沢賢治作品と『遠野物語』と『山男』>
・『遠野物語』などでは、山男は身体が大きく、里の女をさらったり、生まれた子を殺して食べたりと怪異性が強調されているが、宮沢賢治の場合は、そういった怪異的な側面はあまりない。

<山男の容貌>
『さるのこしかけ』
・・・・茶色のぼさぼさの髪と巨きな赤い顔

『おきなぐさ』
・・・・くろずんだ黄金の目玉



『狼森と笊森、盗森』
・・・・黄金の目をした顔のまっかな山男が、あぐらをかいて座っていました。そして、みんなを見ると、大きな口をあけてバァと云いました。

『山男の四月』
・・・・金色の瞳、ぼさぼさの赤い髪色、赤髪のりっぱなからだ。

『祭りの晩』
・・・・頑丈さうな大きな男(中略)古い縞の単物に、へんな蓑のようなものを着た、(中略)顔の骨ばって、赤い男でその眼はまん円で煤けたような黄金いろでした。(中略)するとさっきの大きな男が、髪をもじゃもじゃして。

『祭りの晩』
・・・・するとゆっくりと俥から降りて来たのは黄金色目玉、あかつらの西根山の山男でした。せなかに大きな梏梗のついた夜具をのっしりと着込んで雨色の袋のような袴をどぷっとはいておりました。(中略)大きな青い縞の財布、顔のまっかな蓑を着た大きな男、黄金色の目玉、二十九(の若者)、七つの森の一番はじめの森に片脚をかけた。

・上で列記したように、赤い顔、同色ないし茶色の髪、巨体、黄金の目等が概ねの共通点である。

・変身したりする霊力は持ちながら、それらを悪用することもなく人間達と共栄共存していこうとしている平和主義者と言えよう。なお、彼らの居住地区は、種が原、笊森、七つ森、西根の山というようにイーハトーブの山々と言うことが出来よう。

・賢治文学に登場する山男は、狐の場合などと同様、世間の常識とはちょっと違った、人の良い、ユーモアも持った。気の優しい、純粋で正直な山に住む大男として造形されているようである。

<宮沢賢治と柳田國男と佐々木喜善>
・佐々木喜善は口承文芸研究として、オシラサマやザシキワラシなどの研究と400篇以上に上る昔話の収集をしたという。明治41年(1908)頃から柳田と知己の仲になったとされ、喜善の話の遠野の話を基に柳田が『遠野物語』を著したことはすでに触れた。

・喜善と賢治との出会いは、ザシキワラシ研究を通してであった。

・二人の交流は賢治の出身である川口村(現岩手県、花巻市)と遠野市の地理的な近さもあってか続き、晩年の賢治は病を押して積極的に喜善と会っていたことが伺われる。

・さて先に述べた『ざしき童子のはなし』は、確かに佐々木喜善の『奥州ザシキワラシの話』に影響を受けた作品であった。その内容を一部見てみると次のような描写がある。

・「大道めぐり、大道めぐり」
一生けん命、ちょうど十人の子供らが、両手をつないで丸くなり、ぐるぐるぐるぐる座敷の中をまわっていました。こう叫びながら、どの子もみんな、そのうちの御振舞によばれて来たのです。
ぐるぐるぐるぐる、まわって遊んでおりました。
そしたらいつか、十一人になりました。
ひとりも知らない顔がなく、ひとりもおんなじ顔がなく、それでもやっぱり、どう数えても十一人だけおりました。
 その増えた一人が“ざしきばっこ”なのだぞと、大人が出て来て言いました。
けれども、たれが増えたのか、とにかくみんな、自分だけは、どうしても“ざしきぼっこ”でないて、一生けん命目を張って、きちんとすわっておりました。
こんなのが、“ざしきぼっこ”です。
(宮沢賢治の『ざしき童子のはなし』より)

・賢治作品と「遠野」とのつながりは、なにもザシキワラシばかりではない。 


________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・『遠野物語』に言及する著作家が多いといわれます。私たち一般人は、民俗学の研究者でもないので、違った観点から『遠野物語』の異人やその他の妖怪・河童などに注目します。Amazonの「すべてのカテゴリー」に「遠野物語」といれますと469件も分かります。「本」ですと363件です。また「本」に「吉本隆明」といれますと957件の書籍が分かります。多作の評論家だったようです。「丸山眞男」ですと203件の書籍です。丸山眞男氏の経歴で注目されるのは、その戦争体験です。詳しくは知りませんが、思想家としては、研究者も多かったようです。たくさんの書籍があるので研究者は大変でしょう。

・ザシキワラシは現代でも人気のある妖怪だと語られています。ザシキワラシが出るという噂の旅館の部屋があったりして、全国からマニアが集まるといわれます。中には、有名な会社経営者や著名人もいるそうです。以前にテレビ局が、ザシキワラシが出ると言われている旅館の部屋にビデオカメラをおいて調べたところ、オーブといわれる小さな光の球が写ったそうです。またぼんやりとした小人の像のようなものが写ったという話もあったといわれます。現代でもザシキワラシとコンタクトできることは、不思議な話です。過去においても、ザシキワラシが見えた人と、見えなかった人と両方あったといわれます。『遠野物語』のザシキワラシの伝承は、農民たちの「作り話」ではなく真実の話だと柳田國男は強調しています。UFOや異星人がリアルなものなのかフェイク(偽物)なのかの論争のようです。『遠野物語』の話は、すべて作り話と片づける人もいるのでしょう。しかしながら、ザシキワラシが存在する異空間と現代が繋がっていると信じる人が多いのも、興味深いものです。ザシキワラシは子供の姿をした神様なのかもしれません。ザシキワラシの「チョウビラコ」は、最も小さく最も美しい神で、夫婦二対であるという説もあります。伝説のUMA(未確認動物)の河童も異星人のグレイの一種と結びつける街の研究家も増えているのかもしれません。異星人の「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれ、見えない異次元世界を往来する宇宙人は、科学者でも理解不能のようです。

・地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。
「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」ともいわれます。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。地球はあまりにレベルが低すぎて、「宇宙連合」に参画できないと従来から言われてきたそうです。宇宙連合にコンタクトできれば、進化した宇宙人(神々や天使)などの情報が分かります。

・「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」ともいわれます。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。

・日本全国に残る鬼や童子の伝承は、異星人の痕跡ではないでしょうか。遥かに進化した宇宙人(神々や天使など)が昔から地球に飛来しており、日本では鬼の伝承となっているようです。聖徳太子は、「鬼」の一族であったともいわれています。鬼の中には創造神とか美女の宇宙人がいて、記録に残っているようです。「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承がありますが、神の中の王ゼウスとか童子のヘルメスの仮の姿という与太話もあるそうです。造物主と言われても荒唐無稽な話です。

・現代では「神々は市井の人となり普通の生活をしているので識別ができない」そうですが、「知る人ぞ知る」話なので、私たち一般人は、理解できません。現代の神話はアバブ・トップ・シークレットで、メディアには載らないようです。天理教や大本教等の新興宗教の話では、ウラの世界の神々が活躍していることが分かりますが、私たち一般人には認識不能のようです。

・日本でも宇宙人とのコンタクト話が少なくなく、プレアデス星人とのコンタクト話があります。プレアデスのとある惑星が日本民族の原郷だという話もあり、すばる星に関する民話も多いようです。異星人と国家的にコンタクトして超テクノロジーを入手したほうがよいと思いますが、何もかもがアバブ・トップ・シークレットのようです。ちなみに全宇宙を創造した“虹の神々”も地球に来ているという与太話もあるそうです。

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝承の“異人”はオリオン星人とも言われています。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」とのこと。それがエササニ人だそうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府が密約を結んだという説もあったそうです。

・異星人には、モンスター・タイプと人間タイプがありますが、人間タイプは特に安全確保のため、アバブ・トップシークレットとされています。ノストラダムスのいう「日本はヘルメスが統治する国だ」という与太話もありますが、知る人ぞ知る世界のようです。

・ヨーロッパのフェアリーの伝説は、日本のザシキワラシ(座敷童子)や米国の リトル・グリーンマン、また道教の家の神様との相似性を強く印象づけます。小柄で異形で、異次元移動をしていたので、特に伝説に残ったようです。ヨーロッパを徘徊していた当時の服装をしている人間タイプの異人は、誰も分からなかったようです。現代ではウンモ星人がヨーロッパの社会に潜伏しているそうです。戦後、米国に金髪碧眼のノルディックとともに空飛ぶ円盤に同乗していた小柄なグレイと呼ばれる宇宙人は、バイオ・ロボットともゼータ・レチクル星人ともリラ星人系列の宇宙人とも言われています。米国で2万頭ものキャトルミューテレーション(動物虐殺)をおこないました。鋭利な刃物のようなもので内臓がえぐり取られていたそうです。グレイの栄養補給に使われたそうです。

・アブダクション(誘拐)やキャトル・ミューティレーションでは米国のマスコミや警察は大騒ぎをしたようですが、アバブ・トップシークレットの情報統制により沈静化したようです。米国政府とゼータ・レチクル星人との密約が喧伝されました。現在ではタウ星人とロシアの密約とか、米政府とイスラエルとシリウス星人との通商協定の密約がリークされているそうです。

・キャトル・ミューティレーションの現場では小柄な異星人グレイの存在が確認されており、UFOも確認されています。ゼータ・レチクル星人の一部は遺伝子上の問題を抱え、種族全滅の危機に瀕しており、人間の遺伝子を求めて地球に飛来したという説もあるそうです。また、牛の内臓の栄養物を皮膚から吸収して生存しており、食道器官や排せつ器官もないともいわれています。

・グレイは壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるともいわれ、メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)のオリオン星人も異次元移動ができたようです。グレイはアイゼンハワー大統領の前で空中浮遊をしたともいわれております。あまりにも凄まじい超テクノロジーのために、驚愕してアバブ・トップシークレットにしたという説もあります。フェアリーと人間の「取換え子」の伝承は豊富にあるようです。また人間タイプの異人との「取換え子」の伝承もあるそうで、こちらの事例は容易に識別ができないため、伝承にもならなかったようです。

・フェアリーとの異類婚姻譚は伝承に多くありますが、異人との異類婚姻譚は誰も分からないようです。異人や神人の「取換え子」の伝承は、昔からあったようです。「中世のドイツの領主はほとんど異人の末裔だった」という説もあるそうです。超太古は、天使のような異星人と人間の女が交わり、徐々に人口が増えて文明や文化が育ち始めたそうです。またオリオン星人は非常に階級意識が強く、グレイを使用人として使役しているともいわれています。異次元世界については私たち一般人は、理解不能のようです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

・市井の人になった天狗とのコンタクト・ストーリーもあったようです。天狗は異次元移動ができたようです。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」ともいわれ、その超能力が示されなければ、誰にも分からないようです。人間の精神に憑依するといわれる宇宙人の存在は、理解不能です。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。宇宙人と人間の区別ができなくなったようです。遠野物語の異人や天狗も異類混血などやさまざまな方法で、人間と変わらなくなったようです。赤い顔も代を重ねると薄くなるのでしょうか。異人のネットワークもあるのかもしれません。異類混血がすすんでいるそうです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしてる」そうです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配しているともいわれます。

・異人や天狗も異星人だったようで、アストラル界の住人だったのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という話もあり、異人や天狗は邪悪なオリオン星人だったのかもしれません。そしてアストラル・トリップなどで自由自在に異次元を移動できるのかもしれません。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたるといわれます。

・テレポート(瞬間移動)というのは人間には奇跡のような現象ですが、宇宙人にとって「それほど難しいテクノロジーではない」そうです。米国で宇宙人のアブダクション(誘拐)などで大きな問題となった小柄な宇宙人グレイは、「壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」ともいわれます。またアイゼンハワー大統領の前で、グレイが空中浮遊をしたとリークされています。あまりにもエイリアンのテクノロジーが凄まじかったので、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにしたそうです。「世界や日本も金星人やアヌンナキ一派に、異次元から支配されている」という与太話もあるそうです。

・『ペンタゴンの陰謀』(二見書房)という本によれば、米国はエイリアンの超テクノロジーを兵器などに応用しているようです。またロズウェルに墜落したUFOの事件は事実だったということです。アバブ・トップシークレットにして着々と国家の総力を挙げてエイリアンの超テクノロジーを導入研究している米国が1人勝ちになることでしょうか。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は、ロシアも研究しているのでしょうか。またロシアなど世界的に異星人とのコンタクト・ストーリーがあるといわれます。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」により、知らぬ間に新兵器に応用されているそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」の研究によってアメリカ合衆国は発展段階の初期段階といわれます。

・こういった面にも日本的な対応がなされているそうです。「あなたはUFOや宇宙人を信じますか」という段階でしょうか。「日本はUFO後進国だ」そうです。私たち一般人は、UFOや宇宙人について研究する時間はありませんが、「UFOは人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象」だそうですが、社会にはその動きがみられないといわれます。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうですので、私たち一般人は、理解できません。

・『遠野物語』の著者、柳田國男は、明治時代の『遠野物語』の話の内容は、山間の農民たちの作り話でも共同幻想でもなく事実の話であると述べております。異人やザシキワラシや河童が存在した、今もどこかで実在しているといえるのでしょうか。

・異人たちは、日本に昔から飛来していた宇宙人のプレアデス星人とかオリオン星人たちでしょうか。外見からは、アブダクション(誘拐)で有名な邪悪なオリオン星人なのかもしれません。彼らは、異類混血などで今は人間と変わらなくなっているのかもしれませんし、その昔、宇宙連合が東北地方に飛来していた可能性もあるといわれます。現代でも異星人とのコンタクティの話があるようです。

・全国には“人さらい”とか“神隠し”の豊富な伝説があるようです。赤い顔の異人は天狗の末裔だったのでしょうか。昔の“人さらい”や“神隠し”の事件に興味があります。消えた彼らは、どうなったのでしょうか。当時の警察の動きを調べてみると面白いことが分かるのかもしれません。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。

・中世ヨーロッパでは“取り替え子”の伝承が多くあるといわれます。“取り替え子”とは、フェアリー、エルフ、トロールなど伝承の生物の子と、人間の子供が秘密裏に取り替えられること、またその取り替えられた子のことをいうそうですが、現代ではどうなのでしょうか。

・米国では宇宙人によるアブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)がマスコミで大騒ぎになった時代がありましたが、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上位の情報『厳秘(アバブ・トップ・シークレット)』扱いのため、今では詳細はわからなくなったようです。米国の警察事件の幼児誘拐事件は関係がないでしょう。詳しく調べた事がないので分かりませんが。

・金色の目と言うのは、爬虫類人(レプタリアン)のイメージですが、イタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類人(レプタリアン)もおぞましい顔形ではなく完全に人間化しており、知性的な顔をしている」といわれます。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。「宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだ」いう説もあるといわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますので、「人間化した宇宙人」や「宇宙人化した人間」のパーソナリティーが多いそうです。「人は誰もみな、おちこぼれた天使であり、神なのです」と語られています。

・爬虫類人(レプタリアン)という宇宙人が昔、遠野物語の山中を徘徊しており、アブダクション(誘拐)でもしていたのでしょうか。山男たちも異次元移動をしていたそうです。結局、異類混血がかなりすすんでいるようなのです。現代でも社会に異人がまぎれて生活しているそうですが、誰も識別できないそうです。マオリッツオ・カヴァーロによると、小柄なバイオロボットといわれる宇宙人グレイも人間と変わらない種族が増えているそうです。

・米国に現れた小柄なバイオロボットともいわれているグレイに似た河童たち。全国的に伝説のある河童は、マオリッツオ・カヴァーロによると現在も海の中にある異次元の世界に生存しているそうです。北海道のコロポックルは、小柄な宇宙人のグレイのさらに小人化したものでしょうか。

・“ザシキワラシ”は世界中に伝承のある“子どもの神様”なのでしょうか。異次元に存在したり、この世に現れているのを見たという農民たちの話もあるそうです。“男の子”と“女の子”を見たという民話が多いようです。近年では、ザシキワラシの出現する旅館が焼失したというニュースもありました。

・ウィキペディア(フリー百科事典)によると、「緑風荘(りょくふうそう)は岩手県二戸市金田一の温泉郷にある旅館。日本を代表する座敷わらしの出没する宿として地位を保ち続けている。本館母屋の槐(えんじゅ)の間に座敷わらしの目撃例が多く文化人・著名人が多く宿泊することで有名。2009年10月4日に起きた火事で、座敷わらしを祀る中庭の亀麿神社以外が全焼。営業停止状態となっている」とのことだそうです。

・宮沢賢治には4次元とのつながりがあったという話もあり、現代風にいうと一種の超能力者、コンタクティやチャネラーであったのかもしれません。異次元が知覚できたのかもしれません。

・「大道めぐり、大道めぐり」の話も中世ヨーロッパの小柄な妖精たちが夜に、円陣をつくって、踊っていたというヨーロッパの伝承を思い出させます。

・ノストラダムスのいう「日本はヘルメスの統治する国」だそうですが、私たち一般人には、理解不能です。ヘルメスには様々な神話やイメージがあります。神々の伝令で、履くことによって空を飛ぶことができる黄金の翼がついた魔法のサンダル・タラリアを履いたかわいい子供のイメージ画もあるようです。よく巨人の神様にまとわりつく二人のかわいい子供の像があるようですが、天使のセラフィムやケルビムの変身なのかもしれません。

・ヘルメスも様々な形態で人間に憑依したり、人間の背後霊や守護霊になったりして、人間世界を観察したり統轄したりしているのかもしれません。“子供の姿なのに神様”という神話は世界中にあるそうです。神々は世界中に現われていますが、名前が世界中で違います。「日本はヘルメスが統治する国だ」そうですが、大天使ミカエルも活動しているのでしょうか。
仏教の四天王では、毘沙門天(多聞天)がファヌエル、持国天はミカエル、広目天はラファエル、増長天はガブリエルに相当するといわれます。

・シリウス星人のいるというパラレル・ワールドは、この世に似ているが、大きく違う遥かに進んだあの世の世界で、人間タイプの高等知性体がこの世に関係する様々な活動をしている霊界に似た世界なのかもしれません。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は、目に見えないが、すぐ隣にあるといわれます。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だという認識は、私たち一般人は、理解できません。非常に細かい粒子の世界は、現代の科学者でも理解不能だそうです。

********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド




記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


国内の山村にして遠野より物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。(1)

2018/04/19 20:37


『いまこそ知りたい日本の思想家25人』
小川仁志    KADOKAWA  2017/9/22



<今なぜ日本思想なのか?>
・今、日本国内では日本回帰が進んでいるように思います。その背景の一つとして挙げられるのが、2020年に開催予定の東京オリンピックです。

・こうした背景の中で日本回帰が進み、日本の文化や歴史を学び直そうという機運が高まっているのです。そうなると、当然日本思想にも注目が集まってくるはずです。残念なことに思想に目が向けられるのはいつも最後なのですが、本当はすべての現象の基礎に思想が横たわっています。文化を形作るのは思想、歴史をつくるのも思想なのですから。
 したがって、本来は日本という国を見直す際、最初にやらなければならないのは日本思想への着目なのです。ところが、これまで日本思想はあまり重要視されることはありませんでした。そもそも日本の思想とは何を指すのかということさえ、コンセンサスが得られていない状況です。たしかに、日本思想という思想があるわけではなく、それを構成しているのは仏教や儒教、あるいは西洋哲学といった個々の思想です。

<民俗学を創始した思想家 柳田國男(1875-1962)>
・国内の山村にして遠野より物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。『遠野物語』

<過去から今を考えるための思考>
・柳田國男は民俗学の創始者として知られています。とりわけ戦前から1960年前後までは、民俗学といえば、柳田の確立した学問のことを指していました。

・岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集『遠野物語』で示された、名もなき人々への同情と共感。やがてそれは、柳田民俗学の代名詞ともいうべき「常民」概念の創出へとつながっていきます。常民とは柳田独特の概念で、民間伝承を保持している無名の人々からなる階層のことです。
 柳田は、口承や伝承の資料を集めるために日本全国を歩き回りました。そうして発見したのが常民だったのです。常民は英語のfolkからきていますが、柳田によると、それは知識人に対抗する概念だといいます。むしろ常民こそが日本の歴史を支えてきたというわけです。

・柳田の民俗学への関心を決定的なものにしたのは、1908年に3か月にわたって九州各地を訪れたことと、岩手県遠野出身の文学青年佐々木喜善に出逢い、彼から遠野の不思議な話を聞かされたことです。
 特に、遠野には信仰的な意味を持った不思議な話が色々と残っていたため、柳田はそれに完全に魅了されてしまいました。その後、実際に遠野を訪れた柳田は、そこで見聞した話をまとめて『遠野物語』を発表します。

・さて、そんな柳田の思想については、やはり『遠野物語』から見ていくのがいいでしょう。この本の序文には、柳田が民俗学に惹かれ、それを世に問おうとした強い動機のようなものが謳われています。

 思うに遠野郷にはこの類の物語なお数百件あるならん。我々はより多くを聞かんことを切望す。国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。

 これはとても有名な箇所なのですが、それもそのはず誰もがこの一節を目にすれば、ぞくっとするに違いありません。なにしろ「平地人を戦慄せしめよ」というのですから。平地人に対置される山に住む人たちの生活が、それこそ驚きに満ちたものだといいたいわけです。何より柳田自身が、その実態を知って戦慄せしめられたのでしょう。

・確かに『遠野物語』には、驚かされるような不思議な話が満載で、しかもそれが事実を記録するかのように淡々と語られています。だから読んでいるほうは、文学なのか記録なのか分からなくなってくるのです。中身は文学のようでありながら、実態は記録だからです。これが民俗学のスタイルなのかもしれません。たとえば、次のような感じです。

家に帰りて見れば、縁側に小さき泥の足跡あまたありて、だんだんに座敷に入り、オクライサマの神棚の所に止りてありしかば、さてはと思いてその扉を聞き見れば、神像の腰より下は田の泥にまみれていませし由。

 これは田植えを手伝ってくれた小僧が、実はオクナイサマという神様だったことが判明したという話です。というのも、小僧の足跡が神棚まで続いており、しかも神像の腰より下が泥まみれになっていたからです。あるいは次のような話もあります。

ザシキワラシまた女の児なることあり。同じ山口なる旧家にて山口孫左衛門という家には、童女の神二人いませりということを久しく言い伝えたりしが、ある年同じ村の何某という男、町より帰るとて留場の橋のほとりにて見慣れざる二人のよき娘に逢えり。

 今度はザシキワラシの話です。ザシキワラシがいる家は栄え、逆にいなくなると廃れるといいます。この山口孫左衛門の家からはザシキワラシが出て行ったので、皆その後死んでしまい、家が廃れたというのです。
 なんとも恐ろしい話ですが、先ほどのオクナイサマにしても、このザシキワラシにしても、まったく不合理な話ではありません。おそらく山の人々は、奇跡的に助かったり、やるせない不幸があった時などに、自分たちを納得させるためにこうした伝承を作っていったのでしょう。もっとも、これを誇る人たちは、本気でそう思っていたのです。そうでないと意味がありません。
 そしてより重要なことは、柳田がこれらの話を事実であるかのように忠実に記録している点です。

・そこで参考になるのが、体系確立期に著された『郷土生活の研究法』です。ここでは民俗学が実践的に人々の役に立つものでなければならない旨が強調されています。

我々の学問は結局世のため人のためでなくてはならない。すなわち人間生活の未来を幸福に導くための現在の知識であり、現代の不思議を疑ってみて、それを解決させるために過去の知識を必要とするのである。すなわち人生の鏡に照らしてわが世の過去を明らかにせんとする、歴史の究極の目的は眼前にぶら下がっているのである。

・民俗学は世の中の役に立つもの、人間生活を幸福にするものでなければならない。そのために過去の知識を掘り返しているのだということです。そうでないとただの好事家の趣味の延長で終わってしまうからです。

・もともと柳田は農商務省の官僚であり、若い頃から農政について講義をしたり、政策について考えたりしてきました。そうした農村問題への実務的関心が、常に柳田の頭の中にあったに違いありません。現に柳田は、時折農政についての書物も発表していますし、大学で講義をしたりもしています。そうした実践的視点が、彼の民俗学の背景にあることには注意が必要です。その問題意識がかなり具体的に示されているのが、次の一節です。

次にはその婚姻の障害に基づくと認められる離村問題、これが果して一つの原因を除くことによって、制止し得るものだろうかどうかということ、それよりもっと痛切なる「何ゆえに農村は貧なりや」の根本問題である。以前はどうであったかをまず明らかにしなければ、いずれも勝手な断定ばかり下されそうな疑問であるが、郷土史の研究者たちは通例そんな厄介なものは自分たちの仕事のほかだと思っているらしい。

 農村の問題に民俗学がどう役立つのか、かなり踏み込んで書かれています。特に、何事も過去にさかのぼって考えてみないと勝手な断定になってしまうという部分には説得力があります。

・私もよく哲学や思想をやるのに、どうして過去の哲学者や思想家のことを学ばないといけないのかと問われることがあります。過去にどう考えられてきたかを知っておかないと、これがベストだと思って生み出した考えも、すでに過去に同じことがいわれており、色々な問題点が指摘されていたなんてことがあり得るのです。だから過去の英知を前提として知っておく必要があるわけです。

(ポイント)
1、何事も過去にさかのぼって考えてみないと、勝手な断定になってしまう!
2、柳田國男の思想から、過去の出来事を参照し、今の課題を解決するための思考法を学ぼう!

<戦後民主主義を論じた思想家  丸山眞男(1914-1996)>
・近代日本のダイナミックな「躍進」の背景には、たしかにこうした「する」価値への転換が作用していたことは疑いないことです。『日本の思想』

<日本を西洋と比較するための思考法>
・そして、一高、東大とエリート街道を順調に歩んだのち、東京帝国大学法学部に職を得ます。しかし、戦時下であったため、助教授の身分でありながら徴兵されてしまいます。その際、理不尽な扱いを受けたのがきっかけで、ファシズムに抵抗を示すようになります。

<日本に革命がないことを説明>
・つまり、日本の政治においては、正統性の所在と政策決定の所在が分離され、その各々について何重にも実権の身内化及び下降化が生じているのです。面白いのは、丸山がこの原理を使って日本に革命がないことを説明している点です。彼は、政変があっても、正統性のローカス自体は動かない点をとらえて、革命がないと見ることができるといいます。この場合の正当性は天皇をとらえていいでしょう。たしかに政変があっても、これまで天皇制が廃止されたことは一度もありません。
 そして、その「革命不在の代役をつとめているのが、実質的決定者の不断の下降化傾向」だと主張するのです。いわば革命の代わりに、秀吉のような関白太政大臣や家康のような将軍、あるいは明治以降の総理大臣といった「臣下」が、実権を握ってきたというわけです。

・したがって、丸山の仮説によると、日本において革命が起きなかったのは、そもそも正統性と決定の分離があっかからだということができるでしょう。丸山も指摘していますが、中国の皇帝や西洋の絶対君主の場合、両者が厳然と分離されていません。中国や西洋では皇帝や君主のもとに直接行政各省が隷属しているというのです。その意味で、たしかにこれは他国の絶対君主制にはない特徴なので、日本にだけ真の意味での革命がなかった原因として挙げることができるでしょう。

・かくして日本人は、自分で政治を変えることができるという意識を持てなくなってしまったのです。これを図式的にわかりやすく説明したのが『日本の思想』です。この本の中で丸山は、まず明治になって形成された日本独自の政治概念である国体について糾弾します。

・つまり、「である」とは、いわば前近代社会における固定化された人間関係を基礎とする道徳のことです。しかし、近代社会のように物事が変化発展するような環境においては、そのような受動的な道徳では対応できないというのです。だからこそ「する」という能動的な道徳が求められるわけです。

・このように丸山は、日本思想史の研究成果をふまえたうえで、日本の問題点を鋭くえぐり出し、そこに欠けているものとして西洋の思想を導入するよう呼びかけたのです。戦後民主主義という課題は、まさにそうした性質のものであったように思います。もちろん、市民社会の形成もままならない現代社会にとって、丸山の問題提起は、いまだ宿題として積み残されたままであるといわざるを得ないでしょう。

(ポイント)
1、一人ひとりの個人が自立し、主体的に社会に参加していくべき!
2、丸山眞男の思想から、西洋と対比した際に浮かび上がる日本の問題点を探る思考法を学ぼう!

<戦後最大の在野の思想家  吉本隆明(1924-2012)>
・ここで共同幻想というのは、おおざっぱにいえば、個体としての人間の心的な世界と心的な世界がつくりだした観念世界を意味している。『共同幻想論』

<愚直さを貫く思考>
・そして返す刀で、丸山眞男が前提とするような西欧近代の国家もまた擬制にすぎないと批判したのです。そうではなくて、むしろその根底にある幻想の共同性に目を向けるべきだと主張するのです。というのも、国家というのは、もともと民俗的な伝統に基づく幻想の共同体として発展してきたものだからです。
 したがって、人々の意識が太古からの民俗的・宗教的心性や生活様式に根差している限り、マルクス主義のような理論による解放を目指しても無駄だというわけです。それが彼の代表作『共同幻想論』のモチーフであるといえます。この本は『古事記』や柳田國男の『遠野物語』を参照しつつ、古代世界における共同幻想の生成、王朝の成立について論じたものですが、その背景には吉本の国家観の本質が横たわっているといえます。

・つまり、共同幻想とは、現実の国家を指すわけではなく、人々が共同に抱いている国家に対するイメージを指しているわけです。吉本自身は、国家は共同幻想の一つの態様にすぎないといっていますが、いずれにしても、そんな幻想が私たちの国家観の根底に横たわっているというのです。そしてこの共同幻想ゆえに、人々は真の意味での革命を望みません。古代王朝以来の幻想の共同体と一体化している大衆は、その幻想なしには生きていけないからです。

・ここにあるように、大衆はすべての時代を通じて、歴史を動かす動因だったのです。にもかかわらず、その存在が支配者の陰に隠されてしまっている。吉本がやろうとしたのは、そうした事実を暴き出すと同時に、大衆を本来の主役の座に祭り上げることではなかったのでしょうか。
 こうして吉本は、イデオロギーの時代にあって、常に大衆の側に立つという戦略をとり、それによってまさに大衆からの支持を得てきました。ところが、イデオロギーの終焉とともに、大衆は姿を消し、80年代になるとやがて消費者へと変質していきます。
 すると吉本もまたそれに歩調を合わせるかのように、大きく変節していきます。80年代の経済、文化の時代には、これまでとは打って変わって、ファッションや音楽などにも手を広げ始めるのです。その代表的な作品が『ハイ・イメージ論』です。

・ここではファッションをリードするのが、大衆ではなく、ファッション・デザイナーであるとされています。つまり、消費社会をリードするのは、消費者としての大衆ではもはやなく、ファッション界のエリートであるデザイナー、あえていうなら知識人であるデザイナーのほうです。
 資本主義の象徴ともいえるファッションへの吉本の傾倒は、イデオロギー的な転向ともとれるほどの変節だという批判さえありました。たしかに川久保玲のコム・デ・ギャルソンを称揚するだけにとどまらず、自らもそれをまといファッション誌に登場したのですから、かつてのプロレタリアートの闘士はどこに行ってしまったのかといわれても仕方ありません。しかし、吉本はあくまで大衆の本質を見ていたのでしょう。時代が変われば大衆も変わっていきます。
 にもかかわらず、ただプライドのためだけに「大衆の現像」を墨守し続けることは、彼にはできなかったのだと思います。だからこそ、オウム真理教が一連の事件を起こしたときも、あえて世論に迎合するようなことはなかったのです。それもまた世紀末における大衆の本質を正直にとらえた結果だったのでしょう。
 こうして見てみると、吉本隆明という思想家は、つくづく純粋な人だったのだと感じざるを得ません。だからこそ生活が苦しかろうと、社会的地位を失おうと、どれだけ非難されようと、自らの信念を愚直に叫び続けたのでしょう。そして美しい詩を詠み続けたのでしょう。

(ポイント)
1、大衆はすべての時代を通じて、歴史を動かす動因である!
2、吉本隆明の思想から、愚直さを貫くための思考法を学ぼう!

<過去の英知の活かし方>
<共通していえるのは、皆勉強家であること>
<過去の英知に学ばねばなりません>
・ここで過去の英知を軽視する人は、すでにわかっていることを自分の力で発見しようとして、徒労を強いられることになります。何より問題なのは、知を進歩させることができない点です。スタート地点やベースになるべきものがわからないのですから。


<●●インターネット情報から●●>
ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)
(丸山眞男)
1944年7月、大学助教授でありながら、陸軍二等兵として教育召集を受けた。大卒者は召集後でも幹部候補生に志願すれば将校になる道が開かれていたが、「軍隊に加わったのは自己の意思ではない」と二等兵のまま朝鮮半島の平壌へ送られた。9月、脚気のため除隊決定。11月、応召より帰還。

1945年(昭和20年)3月、再び召集される。広島市の船舶通信連隊で暗号教育を受けた後、宇品の陸軍船舶司令部へ二等兵として配属された。4月、参謀部情報班に転属。丸山は連合通信のウィークリーをもとに国際情報を毎週報告。入手した情報を「備忘録」と題するメモに残す。8月6日、司令部から5キロメートルの地点に原子爆弾が投下され、被爆。1945年(昭和20年)8月15日に終戦を迎え、9月に復員した。「上官の意向をうかがう軍隊生活は(大奥の)『御殿女中』のようだった」と座談会で述べたことがある。この経験が、戦後、「自立した個人」を目指す丸山の思想を生んだという指摘がある。



『これを語りて日本人を戦慄せしめよ』
 柳田国男が言いたかったこと
山折哲雄  新潮社 2014/3/28



<あの世とこの世>
・2010年は、柳田国男の『遠野物語』が世に出てからちょうど百年目にあたっていた。それを記念して、岩手県の遠野市をはじめとしていろんな行事が行われた。

・私はかねて、『遠野物語』はこの世の物語なのか、それともあの世の物語なのかと疑ってきた。よく読んでみると、その関係性のようなものがどうも判然としないからだ。あの世の話とこの世の話が入れ子状になっていて、あたかも二重底になっているようにみえる。その上、登場してくる人物が狂気を発した老女であったり、神隠しにあう子どもだったりする。山中に入って眼光するどい異人に遭遇する話、異界に住む妖怪(河童やザシキワラシ)が出現する話、オシラサマといった木偶のカミを祀る話、ダンノハナなどと呼ばれる、オバステを思わせる共同墓地、あるいは老人共同体のような風景……。
 とにかくヒト、カミ、オニの境界がはっきりしない。タマ(魂)とヒト、生霊と死霊のあいだの輪郭がぼけている。死んだはずのものが死んではいない。死の気配がいつのまにか生の領域を侵している。
 
・柳田国男も『遠野物語』の序文のなかでいっている。それは9百年前の『今昔物語』のごときものだ、しかしこの『遠野物語』はたんなる昔の話ではなく、「目前の出来事」である、と。

<平地人を戦慄せしめよ>
<二つの異常な話>
・結論をさきに出してしまうと、『山の人生』は『遠野物語』の注釈、頭注、脚注、といった性格をもっているということである。その頭注、脚注の仕事に没頭していくところから柳田国男の学問が生れ、そして鍛えられ、やがて日本民俗学の誕生へと発展していったのではないか、そのように私は考えている。

・右の第一話をしめくくったあとに記された「あの偉大なる人間苦」という柳田の言葉遣いに注目しよう。それはわが民俗社会の「山の人生」に刻みつけられ、埋めこまれてきた伝承のなかには、数知れない「人間苦」の記録が累々とつみ重ねられているという認識をあらわしているといっていいだろう。

<物深い民俗学>
・国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくばこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。

 有名なメッセージである。柳田国男の『遠野物語』の世界にふれて、この「平地人を戦慄せしめよ」の言葉を意識しないものはおそらくいなかった。そのようにいってもいいほどに人口に膾炙したメッセージだった。ところが、その「物語」の母胎をなす「無数の山神山人の伝説」を伝えてきた「物深き所」そのものに言及する論者はほとんどいなかったのではないだろうか。遠野よりさらに「物深き所」には、普通の人間の目では見通すことのできない「物深い現実」が隠されている。それを見つめなければならぬ、それを凝視せよ、そう柳田はいっているのである。

・ただそれにもかかわらず、ただ一つ確かなことは、その物深い山村に伝えられてきた無数の「山神山人」の伝説を語って平地人を戦慄せしめなければならぬと、かれが考えていたことだ。ある種の使命感のようなものがただよっているともいえるが、じつはそれらの山神山人たちの伝説を知って心中ひそかに戦慄していたのは柳田自身だったのではないだろうか。東京人のような「平地人」たちを戦慄させる以前に、すでに柳田国男自身が戦慄していた。そのような切迫感がこちら側に伝わってくるようないい方である。

<「翁さび」の世界>
<フィレンツェのひらめき>
・発端は、「童子」と「翁」の問題だったと思う。私の視野に火花を散らして向き合う柳田と折口の姿がはじめて映ったのは、「童子」の世界に見入っている柳田と、それにたいして「翁」の系譜にのめりこんでいく折口の背中合せの映像だった。子どもと老人の問題、といってもいい。しかしその子どもと老人の問題が、やがて柳田と折口という師弟のあいだでは妥協のできない、のっぴきならぬそれぞれに固有のテーマであることがわかるようになった。

・柳田は、そうした類似の昔話やいい伝えをつみ重ねていった。その結果、これらの小さ子伝承の源流がじつは山中の水神にたいする信仰にあったのではないかと考えたのである。しかもその水神が母神の面影を濃厚に示している。そこから、このようないい伝えの中心には母子神信仰があったのだろうと論をすすめていった。
 あえていうと、それが柳田の童子論の骨格である。童子神というのは、むろん日本列島にだけみられる現象ではない。ローマ神話のキューピッドなど数えあげていけばいくらでもみつかるだろう。ただ柳田の場合は、かねてからわが国の御子神や若宮などの「小さ子神」をとりあげて、それらの神々がいずれも神霊を宿す巫女(=母神)の子、という伝承をもつことに注目していたのである。

<折口の翁、柳田の童子>
・その翁についての論を立てるための発端が、日本の「祭り」だった。折口はいう、日本の祭りの原型は秋祭りから冬祭りへのプロセスに隠されている、と。その着眼を文献調査とフィールド踏破を重ねてつきつめていった。秋祭りとは、稲の収穫を祝い、神に感謝を捧げる祭りである。つまり村の鎮守の祭りである。それにたいして冬祭りとは、山から神が降りてきて里人たちの幸せと長寿を祝福する祭りだった。神々と人びとの交流、交歓の関係がそういう形ででき上っていた。神人互酬の関係である。神人贈答の交わりといってもいい。その場合、山から降りて来る神は、「ご先祖さま」と意識されていた。祭りが終れば、ご先祖さまはふたたび山の中に帰っていく。

・冬山の彼方からこの地上に忍び寄ってくる神、それが折口には異様な姿をした老人にみえたのだ。容貌魁偉な翁だった。それがいつしか柔和で優しい翁へと姿を変えていく。それはおそらく、山から訪れる神と里人たちの交流、交歓の結果であった。

・折口学をめぐるキーワード中のキーワード、「まれびと」である。そもそもかれのいう山の神の正体も、よくよく考えてみれば曖昧模糊としているのだが、そこにさらにいっそう正体不明の「まれびと」を重ねていく思考とは、いったい何だったのか。すでにふれたことであるが、老人→山神→まれびとへと、どこまでも遡行していく、折口の不可思議還元の方法と呼ぶほかはない。

<柳田の普遍化、折口の始原化>
・たとえば、折口の芸能論と宗教民俗論のちょうど接点のところに位置する「翁の発生」という論文をみてみよう。そこでは「翁」の諸現象についてさまざまな角度からの分析が加えられているのであるが、最後になってその議論のほこ先はただ一つの地点へと収斂していく。すなわち「翁」の祖型は「山の神」に由来し、その「山の神」の伝承をさらにたどっていくと最後に「まれびと」の深層世界に行きつくほかはない、という観点がそれだ。
「翁」という微光に包まれた謎のキャラクターを、も一つの神韻ただよう「山の神」へと還元していく。これはいってみれば位相をずらしながらスリップさせていく無限の同語反覆を想わせないだろうか。そこに筋道立った因果律や合理的解釈の入りこむ余地のないことはいうまでもない。



『鬼』
高平鳴海、糸井賢一、大林憲司、
エーアイスクウェア 新紀元社    1999/8



<「伊吹弥三郎・伊吹童子(創造神とドラ息子)>
出自;「御伽草子」「三国伝記」「仮名草子」「伊吹どうじ絵巻」

<容姿>
・伊吹弥三郎も伊吹童子もその姿は一般的な鬼のイメージとは違う、もともとの伝承から推測するに単なる巨大な男、いわゆる巨人であり、その他の細かい特徴は不明である。特に弥三郎は富士山などを造ったとされており、その体の大きさは他の鬼と波比べられないほどだろう。

・伊吹童子の方は、童子と呼ばれるだけあって童(わらわ)の姿をしていたらしい。不老長寿の薬といわれる「サンモ草の露」を飲んで以来、老いもせず、14〜15歳の少年のままだった絵巻に書かれている。

<伊吹の山神>
・近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。

・実は近江の伝説だけでなく、弥三郎は多くの文献にも登場している。

<戸隠の女盗賊><紅葉(くれは)>
・各地の伝承でも能楽で語られる場合でも、絶世の美女であったと伝えられる。しかし、罪に問われて戸隠に逃れ、その後は悪事を重ねるごとに醜い姿になっていった。

<英雄を助けた鬼女、鈴鹿御前>
・どの伝承を見ても絶世の美女だったと記録されている。

・彼女は記録によって鈴鹿御前と呼ばれる場合と烏帽子と呼ばれる場合がある。

・鬼女を御前と呼ぶのは変かもしれないが、伝説を見ると、どうも、彼女は、完全な悪玉というわけではなかったようである。あるいは、鬼神レベルの力を有していたために、敬称が付けられたのかもしれない。

<日本最古の鬼は「目一つの鬼」で出自は「出雲風土記」>
・ 酒呑童子、茨木童子、伊吹童子、八瀬童子、護法童子などのイメージは、人間タイプとモンスター・タイプが混ざるものが多いようだ。

<鬼はなぜ童子とよばれるのだろうか?>
・童子とは、つまり元服前の稚児を示す言葉だが、童子はいわば蔑称で、時の支配者らが用いた言い回しである。鬼は確かに人々を驚かしていたが、その力を認めたがらず、下っ端=目下の者=童子と呼んだそうだ。

<<日本の伝承に残る鬼として>>
・ 桃太郎の鬼(温羅)(うら)
・ 蝦夷の鬼王(悪路王)(あくろおう)
・ 有明山(信州富士とも呼ばれる)の鬼族(八面大王)(長野県の伝承)
・ 黄泉より還りし悪鬼(大嶽丸)(おおたけまる)(三重県鈴鹿山近辺の伝承)
・ 霊の化身(鬼八法師)(きはちほうし)九山岳地帯の伝承
・ 飛騨の怪人(両面宿儺)(りょうめんすくな)
・「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承(岐阜県北部伝承、日本書紀、御伽草子に登場)
近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。伊吹童子はその息子だという。
・ 天邪鬼(あまのじゃく)(人々に親しまれた小鬼)(和歌山県串本町の伝承)
・ 同胞を助けた「赤鬼」(せっき)出自は安倍晴明物語。



『柳田國男とヨーロッパ』    口承文芸の東西  
高木昌史   三交社    2006/4



<伝説><イギリス>
・イギリス、特にケルト文化圏の民間伝承を、他のヨーロッパの国々と比べて場合、際立つ特徴のひとつは、妖精やエルフが登場する伝説や民話の豊かさにあるといえる。Fairy taleという言葉自体、妖精譚に限らず、おとぎ話や昔話など全体を意味し、イギリスの民俗的想像力において妖精という存在がもつ重要さがうかがわれる。
 19世紀以降に行われた民話や伝説の蒐集と研究においても、特に妖精やエルフなど超自然の存在に関する伝承に焦点をあてたものが多い。

・そしてイギリスの民間伝承には、2種類の妖精が登場するという。一つは、田園のエルフで、森や野原、丘や洞穴に棲む。村はずれの塚や丘の横腹に入口があって、そこから妖精の世界に入ることができる。もうひとつが、家の精で、人間の生活に仲間入りし、ミルクやクリームを好み、台所の仕事を手伝ってくれたりする。ホブゴブリン、ロビン・グッドフェローなどと呼ばれて親しまれ、陽気で、いたずら好きな性格である。
 妖精は人の姿をして、とても小さく、緑色の服をきて赤い帽子をかぶり、森や野原に姿を現す。ダンスを好み、月光の中で輪になって踊るため、翌朝には、草の上にフェアリー・リングという円形の跡が残る。

・妖精は時に人間のこどもを盗んで、偽せ者を替わりに置いていく。また、妖精のお産のところに人間の産婆がつれていかれることもよくあり、お産を手伝ったり、妖精の赤ん坊に乳を与え育てると、御礼に宝物をもらったり、まぶたに不思議な薬をぬられて妖精の世界が見えるようになったりする。

・柳田は「北部歐羅巴に今なほ活動して居るフェアリーの如き、その発祥地である所のケルト民族の特性をよく代表して居る。フェアリーの快活で悪戯好でしかも人懐こいやうな気風は慥にセルチックである。フェアリーは世界のおばけ中正に異色である」

・柳田の書き込みは、「妖精と出産と人間の産婆」、「取換え子」の章にもっとも多くみられる。人間が妖精の国に行ったときには与えられたものを口にしてはいけないこと、妖精の中に見覚えのある顔があったりするため、人々の想像力のなかで死者の国と妖精の国がつながっていたという箇所に下線を引いた。

・「取換え子」の話は、妖精が人間の赤子を欲しがって盗み、代わりに年老いた妖精を子供にみせかけて置いていくという広く流布している話だが、柳田は、「生まれたばかりの赤子と神秘の世界との間には特別のつながり」があるとされていた、というところに下線を引いている。
 新生児は超自然の力に対して無防備で特に狙われやすく、子どもを守るために、妊婦の部屋に火を絶やさず、産後は三日三晩ランプを灯し続ける習慣があった、というところにも下線を引き、横に「ウヴ屋の火」と書き込んでいる。

・鉄への関心は、例えば、妖精の輪の中に引き込まれて踊り続け、1年後に出てきた男が、1日しかたっていないと思い込んでいたというウェールズ地方の伝説のくだりで、輪の中から若者を引きずり出す時に何か鉄のもので若者の体に触れると若者の命が助かる、というところのironの語にだけ柳田が下線を引いていることでもわかる。

・また「取換え子」の話も、妖精が種族の活力を強化するために人間の血を必要とするためだといわれている。

・柳田の関心のありかは、妖精の世界と死者の世界の重なりや、赤子と異世界との神秘的なつながり、産婆の妖精界訪問譚に注目していることなどから察するに、むしろ、妖精を媒介とした異界との往還にあったのではないかと思われる。人間の赤ん坊を妖精が盗んで取替え、また妖精の赤ん坊の出産を人間の産婆が手伝うという事は、出産と誕生が、妖精の世界とつながる契機となることを意味し、逆に鉄や塩は、そうした異世界への道を断ち切る手立てとなるのである。

<目に見える人間世界と地下の内なる未知の世界の接触交流>
・柳田は異類婚姻譚に関心を示した。リースの本への書き込みで、特に興味深いのは、そうした妖精妻の子孫が村のどこそこに今もまだいる、伝説が真実であることの証拠であるという記述があると、必ず下線を引き、欄外に「子孫あり」、「子孫名家」、「子孫繁栄」などと書き込んでいることである。妖精の子孫であることを誇る人々がここにいる、と柳田が感じ入りながら頁を繰っていった様子を彷彿させる。そして、こうした書き込みも、異界とのつながりの継承性が、柳田にとって重要だったことを示すとみてよいだろう。

・柳田が読んだイギリス、特にケルトの民話伝説にみられる妖精の世界は、超自然の異世界でありながら、人間の世界の近くにあり、密な関わりをもつ。行き来があり、人間の生活に加わってくる。

・異世界と人間をつなぐものとして妖精伝説に柳田は関心を持ったものではないか。そして、妖精の子孫を名乗る家が今なお健在であるという記述に注目する点に、柳田の面目躍如たるものがあるように思われる。それは『遠野物語』の序文で、山女、妖怪、怪異、霊など異世界との遭遇の物語がすべて今現在の事実の話であると主張したときから変わらない柳田の民間伝承観の一面をあらわすといっていいのではないだろうか。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


どうも日本人は、専守防衛であれば小さい金額ですむと思っているようです。(4)

2018/04/17 20:31

________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・国際化がすすみ知日派の外国人が増えています。「岡目八目」といいますが、外国人の眼から、日本の良いところ、悪いところの指摘は、斬新なものだそうです。人手不足が問題になっていますが、「移民の問題も移民に土地を与えることができないので受け入れられない」といわれます。外国人労働者も労働問題・トラブルが増えていると指摘されています。移民を認めなくても将来は1千万人程度の外国人労働者が日本に職を求めて住みつくといわれます。そうなれば、国際結婚もすすみ、日本国籍を取得する外国人も増加しましょう。未来では、ニューヨークのような人種の坩堝のような国になるのかもしれません。外国人の目からは、現代の日本は「進んだ国」でもあり「遅れた国」でもあることでしょう。しかしながら、進歩的な文化人たちには遅れた国の印象が強いのかもしれません。社会の遅れた面、非近代性、後進性、劣等性、頭の古い面が予想以上に多くなってきているそうです。なぜ改革が遅れているのでしょうか。遅れた政治では、国民が不安を覚え、国民が恥をかくといわれます。

・今の時代、「日本は凄い」「「クール・ジャパン」を強調するよりも、難病や奇病も増えており、困っている人々も多いので早急な政治改革が求められているといわれます。


・敗戦後に作られた憲法や自衛隊の防衛問題も、その歪みを指摘する外国人が少なくないといわれます。特に「専守防衛」という政策には、解釈や認識が大きく違ってくるようです。外国人の眼からみると日本の防衛政策は奇異に映るといわれます。「専守防衛」だからこそ核兵器をもつ必要があると専門家は主張しています。「平和運動が核攻撃を招き寄せる」といわれ「日本列島を核攻撃で沈める」という恫喝も頻繁に現実に一般国民がうけています。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、国民が不安を覚え、一般国民が恥をかくといわれます。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。シリアの化学兵器はサリンだったともいわれ、北朝鮮が関与していたという話もあるといわれます。シリアをめぐる米ロの対立が懸念されています。「21世紀には核戦争は絶対にない」という保証はありません。スイスのように100%の核シェルターと国民皆兵的な郷土防衛隊で備える必要があると指摘されています。総務省と地方自治体の管轄の「郷土防衛隊」の創設が必要だといわれます。

・中国の統計数字が怪しいとよくいわれてきました。最近では、さまざまな統計数字の誤りを、当局者が修正の発表をしていると語られています。旧共産圏諸国の経済は、うまくいっていない所が多いといわれます。昔は、旧共産圏諸国は、旧ソ連の体制や経済システムを学び、真似をしてきたようです。残念ながら、旧ソ連の経済システムは、現実的なものではなかったようです。「ビジネス」とか「マネジメント」という概念が発達していなかったといわれます。社会主義諸国の経済不振から、さまざまなトラブルや国際問題が引き起こされる懸念があるそうです。中国においては、外国企業への当局による規制や統制が、資本主義国では考えられない内容となっており、大きなトラブルや訴訟問題、軋轢を生んでいるといわれます。それが米中貿易戦争の背景ともなっているようです。中国の海外進出もうまくいっていないという報道が増えているといわれます。チャイナ・ウオッチャーからは、激変する中国情勢が毎日のようにインタ―ネットから豊富に流れています。大国中国も有名無実化しているのかもしれません。

・「誰よりも中国を知る男」石平氏の『2010年中国が牙をむく』は、何とか妙な符合があるようです。中国金融・不動産市場のバブルの崩壊は「ドバイの1000倍の衝撃」を持って世界経済に襲いかかるのでしょうか。

・「語学力はネィティブ・スピーカー、コンプリート・バイリンガルでないと使い者にならない」と酷評する者もいるそうですが、日本の職業外交官では、学校で語学を学んだ人がほとんどでしょう。外務省チャイナ・スクールの動きが注目されるそうです。ところで外務省も拉致事件の解決には大きな責任があったと指摘されています。

・中国経済は、シャドーバンキングの崩壊でバブル崩壊の懸念の声がチャイナ・ウオッチャーの間ではささやかれております。しかし、大きな国だけに崩壊するのも20年位はかかるだろうとする見解もあるようです。いろいろな見解があり「2億人がバブル崩壊で打撃を受けても、まだ3億人のマーケットがある」とかの「群盲像を評す」の感があるようです。

・ネット情報によると、米国の著名な投資家のジョージ・ソロスが「中国の財政破たんを予言」とかのニュースがあったそうです。私たち一般人は、中国の農業問題も詳しく知りませんが、農業もうまくいっていないことが多いようですし、農村問題も一層悪化しているそうです。中国からの農産物の輸入品に、禁止農薬などが過剰に含まれ、有害なものが増えているといわれます。

・はたして共産党の一党独裁体制で資本主義化した経済システムをいつまで維持できるか多くの疑問がなげかけられているようです。「(近)未来に中国は、ロシアが分割されたように4分割される」というような様々な予測がありますが、これからが正念場のようです。チャイナ・ショックが現実のものとなると、日本の「失われた20年」の経済が、さらに悪化する懸念がでてくるそうです。

・世界的に「明るい中国経済」を語るポジティブな論調からネガティブな論調へと増えていき、「ドバイの1000倍の破壊力を持つ中国不動産バブルの崩壊」が起こると、日本の「失われた20年」の経済惨状はどうなるのでしょうか。

・「文化大革命の10年間、中国全土はまさに阿鼻叫喚の無間地獄と化していた」とは、陰惨な話です。 「誰よりも中国を知る男」石平氏の「10年間の長きにわたって、そういった非条理なことが一日も中断することなく、日常的に行われ、中国全土はまさに阿鼻叫喚の無間地獄と化していた」という話を知れば、「知らぬが仏といいますが、10年間の文化大革命の生き地獄を知れば、誰でも中国が嫌になる」、「中国人自身、10年間の文革の阿鼻叫喚の無間地獄を知れば中国が嫌いになり、中国を捨てる」といわれます。

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)による『文化大革命』の説明。
「文化大革命のきっかけとなったのは毛沢東が劉少奇からの政権奪還を目的として林彪に与えた指示であり、これに基づいて林彪が主導して開始されたとされている。その後、林彪と毛沢東の間に対立が生まれ、林彪による毛沢東暗殺未遂事件が発生(林彪事件)。林彪は国外逃亡を試みて事故死するが、彼の死後も「四人組」を中心として、毛沢東思想にもとづく独自の社会主義国家建設を目指し、文化大革命が進められた。しかしながら、実質的には中国共産党指導部内の大規模な権力闘争であり、これが大衆を巻き込んだ大粛清へと発展していった。
文化大革命においては、まず共産党指導部に煽動された暴力的な大衆運動によって、当初は事業家などの資本家層が、さらに学者、医師、弁護士などの知識人等が弾圧の対象となった。その後、弾圧の対象は中国共産党員にもおよび、多くの人材や文化財などが甚大な被害を受けた。
文化大革命による行方不明者を含めた犠牲者数は、推計で約数百万人-約1000万人以上といわれ、これらの政策によって中華人民共和国の経済発展は30年遅れたと言われている」とのこと。

・時代錯誤の「戦争狂人」は、何処の国にもいますが、「現実の軍の中枢に『戦争狂人』が多数いれば、戦争しないことが異常になる」といわれます。朱成虎教授(少将)の件は、その後米国が抗議して、処分されたそうですが、「戦争狂人の危機」は、「常にそこにある危機」と指摘されています。

・チャイナ・リスクの大きさをビジネス界や政界は、ようやく認識し始めましたが、今が正念場です。「お金の分配がうまくいっていれば、世の中はうまく回転する」そうですが、「人民元を大暴落させれば台湾と戦争をする必要がなくなるかもしれない」そうです。また「インフレを抑えるために国有化の統制経済を復活することも必要になるかもしれない」といわれます。私たち一般人は、難しい経済政策は分かりませんが、さて、中国の動向は如何に展開していくのでしょうか。

・「中国は崩壊する」という言葉は、どこにでも出てくる言葉になりました。一種の流行語になりつつあったそうです。大手一流どころは、もちろん、中国崩壊論を素人でも書ける時代になったようです。いつのまにか崩壊論者が多数説になりました。社会主義経済は必ず(?)崩壊するという一例ですが、1991年のソ連の崩壊も私たち一般人を驚かせたものでした。あれから20年ですから激動の時代でした。「社会主義経済だから経済がまわらなくなる」そうです。ソ連の崩壊のように破綻のシナリオが動き出すのでしょうか。 

・インタ―ネット情報によると「ソ連が崩壊した主な理由が米国に対抗するために軍事費にカネがかかり、民生部門にカネを回さなかったことです。そのため農業政策がことごとく失敗。慢性的な食糧不足に悩まされていました。このように民政をないがしろにすると国民の不満が高まり士気も下がります。ソ連崩壊を一番喜んだのは自国民だったことがその証です」とのこと。中国の13億人とも15億人とも言われる膨大な人口のうち10億人の層の不満が鬱積しているそうです。

・ソ連の崩壊時も庶民層が一番困ったようです。ソ連も膨大な軍事費が致命傷になったのは皮肉でした。軍事費が相当負担になっている国はいきおい、費用対効果で核兵器や化学兵器、細菌兵器の開発に力を入れるのでしょうか。有識者によると「こうした方法の一番安上りで効率的なのは原子爆弾を持つことである。だからそちらの方に動いていく」といわれます。

・「中国は旧ソ連の崩壊時に酷似してきた」ともいわれております。しかし、そこは歴史のある大国のこと、違ったパターンをとることでしょうか。インターネット情報によると「1991年のソビエト連邦共和国の崩壊による経済の混乱でハイパーインフレが起こった。1992年のインフレ率は26.1倍、1993年のインフレ率は9.4倍、落ち着くのは2000年以降になった。そこでデノミが実施され、1998年1月通貨単位を1000分の1に切り下げるデノミを行いました。しかし短期国債の償還期限が次々に訪れ、利払いが税収を上回り、制御不能状態に陥った。資本の流出も続き、国債価格は大幅な下落を続け、1998年8月14日には、利回りは170%にまで暴落した。株価の暴落も続いた。1998年8月17日から90日間の対外債務の支払い停止発表(事実上のデフォルト宣言)。デフォルト宣言後、国内銀行が営業停止となり預金封鎖が行われ、資産はすべて国に没収された。銀行の貸金庫にあった資産もすべて国に没収された。株価は1997年10月のピークから15分の1にまで下落した。ソ連時代の1ドル=1ルーブルから1ドル=24ルーブルへ下落した。通貨単位がデノミにより1000分の1に切り下げられたため、換算すると通貨の価値は2万4000分の1になった」とのこと。

・報道によると100兆円規模のシャドウ・バンキングによる金融の7月危機説が言われていました。中国の崩壊は、10年ほど前から言われてきましたが、ここにきて誰の目にも明らかになりました。崩壊する、崩壊するといわれてもまだまだ長く続くことでしょうか。7%程度まで成長率が減速する可能性があり、ハードランディングになれば、低所得の階層にしわ寄せがいき、「社会的にいろいろな意味でガタガタするかもしれない」そうです。いつまでかわかりませんが、強大な警察力と人民解放軍で頻発する暴動を抑え切れるといわれます。

・通貨の問題も元高になるのか元安になるのか分かりません。通貨を実態経済以上に膨大に発行し、過剰生産、過剰在庫なら、元安ではないのでしょうか。元高で輸出企業が打撃を受けているそうです。私たち一般人は、エコノミストではないので、詳しいことは分かりません。が、元安になれば中国投資がすべて損失になることでしょうか。とにかく人口が大きいだけの大国ではないので、その破綻の影響がじわじわと懸念されているといわれます。

・限られた予算、増えない税収、福祉予算を削る財政赤字ということで、日本の防衛予算に振り向ける原資は限られているようです。日本に関する悲観論を書く人もいますが、誤りだそうです。円安で、石油価格が上がり、漁船が出漁しても赤字になることもあります。原油高で火力発電を増設しても電力料金の値上げが必要となります。電力料金を今以上に上げれば、中小企業が赤字で打撃を受け、操業できなくなります。電力料金値上げは一般市民も困ります。風力発電や太陽光発電では、産業電力を賄えません。オイル・シュールも開発されましたが、化石燃料は200年で枯渇するといわれ、原発中心とならざるをえないそうです。ましてや石油価格が値上がりしますと産業が致命傷を受けます。安全を考慮して原発の再稼働を急ぎ、将来のエネルギー需要と電気自動車の需要のために新規に安全性を高めた原子力発電所を50基新設計画しなければならないという説もあります。現在、日本で動いている車をすべて電気自動車にするとそれくらいの原発の新設が必要になるそうです。

・賠償金の問題や汚染水の問題で東京電力や原発に関しては、依然として国家危機が続いているといわれます。いまだに非常時だそうです。原発技術を世界一にして、原発輸出ができる国にならなければならないといわれます。

・「誰よりも中国を知る男」石平氏によると「何しろ、中国では、共産党政府の発表でも、年間に10万件を超える暴動が発生している有様なのである」そうですが、これから暴動がどのように展開していくのか、懸念されているそうです。[共産党細胞]の力が、行政機関よりも強い特殊な統治構造を持ち、政治的な報道は特に統制する国のようですので、日本の中国研究家にはあまり情報がはいらないのでしょうか。

・境界線の争いから部族間が殺し合いを始めるというパターンは、太古からの人間の集団の定めのようなものだそうで、現代でもアフリカの部族間の争いで見られ、生存圏の争いということだそうですが。

・アメリカの投資家の対応については、既に「中国経済のネガティブな未来」を見越して、あらゆるアクションがとられているといわれます。とくに金融機関の動きには注目が集まっています。欧米諸国の金融機関の対応は、厳しくなっていくと指摘されています。業績に直結しますので、経営者は真剣です。米国の情報組織のほうが、「経済スパイとしての能力が高い」と指摘されています。常に、政府の動きよりも、企業の動きが素早く、活発的なようです。ヨーロッパ諸国の中国に対する認識は、どうなのでしょうか。一般的には、中国への真剣な取り組みに変わっていくことでしょう。当然のことながら、中国共産党も、体制の維持のためにさまざまな政策を打ち出していくことでしょう。「上に政策あれば、下に対策あり」ということで中国の大衆も、さまざまな自衛策をとっていると語られています。中国は“人類の難題”となっていくそうです。強力な治安部隊があるといわれますが、国内の治安統制はどこまで可能となるのでしょうか。

・『「中国の時代」は終わった』という本は4年前の本ですが、内容が古いとは言えないといわれます。「ジョージソロスは「2年以内に中国は終わる」と予想した」、「クルーグマン(ノーベル経済学賞)は「中国の停滞は30年続くだろう」と予測する」、「ソロスの一番弟子だったジム・ロジャーズは「『中国の時代』が来るが、到来と同時に終わるかも知れない」と比喩した」というように世界の有識者も中国の未来を非常にネガティブに見ているようです。経済成長も長い停滞期に入っているようです。数年で終わる規模ではないといわれます。中国の統計数字そのものも信頼性が低いといわれます。一人っ子政策の歪み による3400万人の「男性余剰」の問題は、地政学リスクになっているといわれます。

・トランプ大統領がアメリカ・ファーストを唱えて「内向きの政策」を強化するといわれます。同じように、中国も「チャイナ・ファースト」を唱えて、「内向きの政策」に専念せざるをえないようです。世界中の国々から非常にネガティブな印象を持たれているといわれます。とにかく、外交よりも内政を強化していかないと、あらゆる「矛盾」が化学工場の爆発のように暴発するといわれます。ここにきて中華料理も人気がなくなり「中国に住みたい」という人はいなくなったといわれます。移民や不法移民の問題も深刻になっていると指摘されています。米中貿易戦争で中国の漂流が続くと指摘されています。

・『エコノミスト2017年2/21号』が「2017中国ショック」という特集を組んでいます。これからも、「中国ショック」の特集を組む雑誌や本が増えることでしょうか。根本的な原因として、共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」と指摘されています。「上に政策あれば、下に対策あり」といわれますが、大衆の感覚では、もはや限界といわれます。「来世はブタでも良いから中国人には生まれたくない」と回答する者もいるといわれます。

・「誰よりも中国を知る男」石平氏によると、「政府は全部党の出張機関みたいな有様です」ということだそうですが、軍と中国共産党の支配統治体制による、市場経済化、開放経済も矛盾が極大化しているといわれます。

・『岡目八目』といいますが、ここにきて中国が中国を見る姿と世界各国が中国を見る姿が大きく違ってきているのが分かるといわれます。私たち一般人には、各国の通貨政策のことはわかりませんが、通貨変動の予測は難しいといわれます。中国元安が続くと指摘されています。どこまで中国政府の強権的な経済統制ができるかが問題となってきています。資本主義化した中国に対して、共産主義の原理主義者や人民解放軍の聖戦派などが複雑に入り混じり権力闘争を演じ、格差の拡大、暴動などで混沌な社会情勢となり、「不満をすり替えるには、台湾を攻める」というような社会混乱状態の懸念を中国は、歴史的に繰り返していると語られています。

・石平氏は、『なぜ中国は民主化したくてもできないのか』、『トランプVS.中国は歴史の必然である』、『バブル崩壊で死ぬか、インフレで死ぬかー不動産国家・中国の行方』、『中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない!中国経済』等166件の本を出版しています。が、「ドバイより1000倍も危険な中国不動産バブル」ですので、当然、世界中の多くのチャイナ・ウオッチャーが懸念していると語られています。この中国情勢で世界の株式市場はどのような影響を受けるのでしょうか。チャイナ・リスクの大きさをビジネス界や政界は、痛切に認識し始めましたが、ここにきて欧米の対応が注目されるといわれます。

・インターネット情報によると「米紙フォーブス中国語版は(2014年)4月14日、物件価格の値下げが止まらない杭州市を取り上げ、『中国不動産市場の崩壊が始まった』と題した記事を掲載した。米不動産サービス会社大手のジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)によると、2013年末の杭州市高級オフィスビルの入居率は30%に留まっている。しかし、それよりも問題が深刻なのは同市の住宅市場だと同誌は指摘する。買い手が付かない新築物件が急増する中、不動産開発業者は相次ぎ値下げ競争に走り、杭州では30%の値引きが常態化している」とのこと。シャドーバンキングの問題や不動産バブルの崩壊は、報道しないメディアが稀なほど、世界中のメディアの誰の眼にも明らかになりつつあるようです。「群盲像を評す」といいますが、旧態依然の政治経済システムが13億人の膨大な人口の国を蝕み続けているようです。

・中国に関して珍しくポジティブな本を出している、ある評論家によれば「私は、中国にいる日本人駐在員のためにポジティブに書いている」といっていましたが、中国経済を牽引する要素がなくなりつつあります。肝心の不動産投資が回らなくなってきているようです。

・インターネット情報によりますと「アメリカ司法省は、中国人民解放軍の将校5人がアメリカを代表する企業のコンピュータに違法に侵入して情報を盗み取ったとして、5人を産業スパイなどの罪で起訴しました。起訴されたのは上海に拠点を置く中国人民解放軍の61398部隊に所属する5人の将校である」とのこと。以前から「サイバーウォーでは、すでに米中戦争が始まっている」といわれていたそうです。「中国を敵と認識する」米国議会の議員が増えていると語られています。「中国国籍を捨てた中国人しか信用ができない」という中国の特殊性が米国人の有識者にも理解され始めたそうです。今後ともサイバー犯罪も世界中で激増しそうですので、警戒・対策が必要といわれます。トランプ大統領の中国政策が懸念されています。また、世界中の若者の失業は深刻ですが、犯罪や不法移民の激増、大麻や汚職の蔓延といった社会問題が、並行して大きくなると語られています。「人口大国だから、なんでもありという状況」といわれます。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド





記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


どうも日本人は、専守防衛であれば小さい金額ですむと思っているようです。(3)

2018/04/17 20:29

<不動産価格は68%下落する>
・さて、中国の不動産価格はどこまで崩落するだろうか?
 昔から北浜や兜町の相場師が口癖にした下落の原則は「半値・8掛け・2割引」である。つまり68%下落する。日本のバブル崩壊後の株価はまさにそうなったが、中国の不動産価格も同じリスクに直面していると見て間違いない。

・不動産バブルが崩落し始めたが、まだまだ序の口。「半値・8掛け・2割引」となれば100が32に化ける。極端な話、中国の不動産価格は過去10年で10倍になったから10分の1に戻っても不思議ではない。

<日本はこんなときロシアを政治利用すべきではないか>
・とはいうもののシベリアへ滑り込む中国の不法移民にロシアは業を煮やしており、ハバロフスク地方では2012年の1年間だけで「ロシア連邦保安局」は1000人以上の中国人不法移民を国境で阻止し追い返した。ナホトカのチャイナタウンはほとんどががらんどうである。
 同年秋、ロシアはモスクワで非合法の屋台を一斉に手入れし、数百の中国人行商人を追放した。報道されていないが、不法移民の中にはおびただしい数の中国人女性の売春婦が混じっていた。韓国の売春婦の輸出は世界中で有名だが、中国の売春婦たるやダンピング輸出、たとえばニュージーランドなど相場を崩すので既存の業界から総スカンという有様である。

<中国最大の売春都市・東莞(とうかん)>
・ともかく中国において「負け組」となった女性は人類最古のビジネスに狂奔するしか生き延びる道がない。中国の至るところに売春街区があるが、最大規模の不夜城が広東省東莞市だった。

・比例して「黄風暴」(風俗・売春)のメッカとして東莞が注目されたのも、工業化に遅れた分をほかの「サービス産業」で一気に挽回しようとしたからだ。なにしろ昼間から怪しげなネオン、いかがわしいサウナ、マッサージ、カラオケ、卑猥な看板の床屋が林立している。「小休憩」はラブホ。一流ホテルにもデリヘルがいる。
 ここへ不況が襲った。
 部品メーカーの倒産、給料不払いなどで生活ができなくなり、売春窟で稼がざるを得ない地方出身の女性がおびただしく、東莞、厚街、虎口一帯で風俗産業に従事するのは30万人と言われた。

・「黄風暴」(風俗・売春)ばかりか、その隠された狙いが博打、麻薬の取り締まりにもあるということは全土に猖獗するマフィアと政権の対立構造に事態が急速に変質していることを物語る。
 果たして宿痾のごときマフィアと習政権は対決できるだろうか?
 従来、地元権力と党、公安はぐるになって業者から賄賂を受け取り、取り締まりはじつにいい加減だった。地元公安の腐敗の温床、最大の利権であった。

<売春婦追放キャンペーンの結果どうなった?>
・こうした東莞のような「セックス・シティ」は浙江省杭州、甘粛省蘭州、山東省済南、江西省柳川、黒竜江省ハルビン、四川省成都などが挙げられるが、かつて四川省でもマフィアへの手入れは武装警官を投入し、やくざと乱闘、銃撃戦に発展したことがある。
 折から日本でも「王将」の社長が射殺される事件が起きたが、ヒットマンは中国大連のヤクザが派遣したプロ、しかも女性で、その日の内に中国へ出国したという(『新潮45』14年3月号 高山文彦ルポ)。

<「イナゴの大群」中国移民を阻止する世界的な潮流>
・中国から海外へ移住した数は、公式に934万3000人(2013年国連『世界移民報告』)。まるでイナゴの大群、これは世界史始まって以来のことではないのか。

・米国の統計では2011年までの中国からの移民は223万1000名となった(実態はこの3倍に近い)。豪への中国人移民も100万人を超えた。

<カナダは移民制限を始めた>
<永住権をめぐって利権ビジネスが誕生>
<自衛隊はアメリカ軍の下部組織にいつまで甘んじているのか>

・世に「アメリカ派」が多いが、田母神元空爆長は「日本派」である。日本にはおびただしい数の「中国派」がいる。尖閣を「友愛の海」にしようという宇宙人首相もいたが「中国の属国になればそれはそれで日本は中華世界で生きていける」という媚中派の商人もいる。腰を抜かすことに、その商人が駐北京大使となって、途端に日中関係が悪化したが何もできずにすごすごと帰ってきた。

・田母神前掲書は続けてこういう。「現在の自衛隊は、アメリカ軍の下部組織の一つのようなもので、国としてもアメリカに守ってもらっているという実態があります。ですが、この先、未来永劫アメリカという国が圧倒的に強い存在で有り続ける保証はないのです。(中略)今の状態がずっと続くという前提で物を考えるのは、危機意識がなさすぎます。日本が自立するいい機会だと思います。中国が尖閣諸島、そして沖縄に迫っているわけですから、我が国はアメリカに対し、自衛隊を増強すると言えばいい。アメリカも現在の状況では反対できない」。

<「日本派の政治家よ、識者よ、出でよ!」>
・また情報戦争に関しては(1)相手国の情報を収集する能力。(2)こちらの情報を取られないための防諜の能力。(3)我が国に有利な情報を発信、宣伝する能力。(4)相手国を騙す積極工作と謀略の能力。これら4つの能力を強化させて、情報戦争に勝つという体制作りが急がれるとする。

<日本の進むべき道>
・「原爆を落とされた国が、いつまでも原爆を落とした国に安全保障を依拠しているのか」という猛省がなされねばいけないのである。

<異様な動きを始めた人民元>
・異常事態は仮想空間で取引されるビットコインと金(ゴールド)投機である。全世界の3分の1のビットコインは中国での取引なのである。庶民が最終的に人民元を信用していない証拠ではないか。
 金そのものに逃げるカネも異常な膨張ぶりである。

<公害対策は後手後手。中国はもはや人の住める場所ではない>
・大気汚染は肺ガンを引き起こすとされ、中国の肺ガン死亡率は世界一となった。原因は殺虫剤を混ぜたガソリンがまかり通り、石炭火力発電がいまも全発電の72%を占め、その石炭にはウランが混入しており、河川の汚濁による生態系の激変(工場が毒性の強い原材料を垂れ流すので地下水が汚染され、農作物ばかりか魚介類にも甚大な被害)だ。そのうえ、レアメタル精錬でも毒性の強い化学剤をそのまま使うので、地盤の地下水に染み込み、川下の住民までが井戸水を飲めなくなった。
 植林事業が円滑に進んでいないため山々に保水力がなく、治水は後手後手。これからも河川の氾濫が続けばそのまま汚染水が流れる。しかも各地に奇病が流行し、新型の鳥インフルエンザが猛威を振るう。

<中国全土で過熱する公害反対デモ>
・農地を失った農民が5000万人もいて、不満はくすぶり続け、農民一揆に似た暴動が各地で頻発する。しかし土地を勝手に農民から没収し、転売するのは地方政府の特権で中央政府の管轄するところではない。

<「中国の時代」は明らかに終わった>
・文明史的に見ると創意工夫、イノベーションが欠落した工業国家が興隆を維持できないのは火を見るよりも明らかである。
 米国の衰退はじわり進むだろうが、ITや次世代技術に突出しているから急激な没落も考えにくい。しかし、中国の減退速度はもっと速く、一部の経済学者やエコノミストが予測した「2050年の米中逆転」はあり得ない。中国にはモノマネ技術はあっても、独創的技術が少なく、次代の文明を先取りする工業生産は皆無に等しい。

<中国の時代の終わりを前にして、日本はどうするのか>
<「アジアは一つ」ではない>
<米国アジアシフトの先を走れ>
・いずれ中国では不動産バブルがはじけ、不良債権の爆発が起こる。シャドーバンキングの貸出残高が326兆円、地方政府の債務は311兆円。中国の負債総額はGDPの215%!もはや手品を使ってもこの債務問題の解決は難しい。
 こう見てくると、今後も連続する不測事態の始まりでしかなく、経済成長が低下して失業がますます増大して不良債権問題が露呈したら、中国は矛盾のすりかえのためにまたも過激な反日的行動を続けざるを得ないだろう。同時にそのことによって日本企業ばかりか欧米の主要企業も中国を見限るようになり、中国経済の衰退は加速化され、「中国の時代」はまぎれもなく終焉を迎えるだろう。



『絶望の大国、中国の真実』
日本人は中国人のことを何も分かっていない!
宮崎正弘  +  石平   ワック 2009/5/8



<汚職専門集団化した共産党の細胞>
<軍の暴走という悪夢>
宮崎;結局、中国の政治と言うのは党の細胞があるだけであって、行政がないからなんです。あるのは党と軍なんです。

石;みんな中国政府、中国政府という。あれがほんとに政府であるとは思えない。政府は全部党の出張機関みたいな有様です。

宮崎;このように行政っていうのは飾りなんですね。国務院っていうのは、中国における政府で、国務院総理というのは日本でいう総理大臣ですが、温家宝よりも偉い人が山盛りいて、じゃあ、温家宝は中央の権力の中でいったい何番目なんだと、こういうことですよね。行政より党細胞が優先するという話です。

石;大学でもそうです。大学でいちばん偉いのは学長先生ですが、いちばん偉いのは共産党の細胞。

石;要するに党がすべての利権を手にいれている。すべて利権を手に入れてみんないっせいに汚職する。しかも党の幹部自体も汚職で生まれたポストですから。完全にすべての利権を掌握してすべての利権でカネを手に入れて、それを自分たちのフトコロに入れる。もう汚職専門集団そのものですよ。

<ビル・ゲイツが中国人にとってのヒーロー>
<ネットは革命前夜の雰囲気>
石;さっき、大学生の就職難の話が出ましたけれど、北京の公共浴場、つまりお風呂屋さんが三助を募集したんです。そしたらなんと五千人の大学生が応募してきた。こうした事態にまで発展してきたらそれこそほんとに暴動が起こってきます。もう絶体絶命の状況です。

石;そのために唯一の道はみんな公務員を目指す。公務員試験は今年でいうと百万人の卒業生が受ける。競争率は73倍。女の子は大学卒業前に結婚しちゃう。

宮崎;日本人が誤解していた中国という国家像が、じつは実体は党細胞が中心で行政っていうのは飾りにすぎなかったということなんですが、国はいまだに共産主義を謳っている。実体を動かしている共産党は、共産主義をもはやまったく信じていなくて資本主義のカタマリでしょ。人民はどうかといったら、人民は自己中心主義で、もうカネ以外にあんまり興味がない。教養主義もすたれた。



『増長し、無限に乱れる『欲望大国』中国のいま』
宮崎正弘・石平   ワック  2010/1/15



<人民元は大暴落する>
宮崎;ロシアは2008年まですごい成長だったでしょ。ところが2009年、GDPがなんと40%も落ち込んだんです。

・なんで、こんなに落ち込んだかといったら、石油の値段が下がったからなんです。そうすると、実入りがないけれども自転車操業でやってきたロシアの銀行が、みんな金欠状態になって、それで西側からドルとかユーロを借りているわけなんです。でなければ、どんどん企業は潰れているわけですよ。

・中国は西側からまだカネは借りてないんですよ。ここがものすごいマジックなんです。どうしてこんなことが成り立つのだろうかという疑問が出る。だから人民元について見れば、ある日、突然、人民元は切り上げになるんじゃなくて、大暴落するシナリオにも備えておかなければいけない。

・石;そうです。もう回収できるはずもない。どうしてかというと、広東省とか地方都市の商店街が軒並みシャッターを閉めているし、工場も潰れている。この実態についても中国政府、中国の関係者が発表した裏付けもあります。

<にっちもさっちもいかない通貨政策>
石;いままで貸し付けてきた大量の融資を、そのままいままでのペースでやりつづけると、必ずインフレになる。しかし、今のままで止めてしまうと大量の不良債権が発生してしまう。つまりもう回収できなくなるわけですね。全てのプロジェクトが途中で止まってしまうというわけです。だからいま、もうどうやっても難しい状態になってしまっているというんです。

<不満をすり替えるには、台湾を攻める>
石;失業問題を契機にして暴動が多発し、経済がさらに冷え込んでいく。失業者、職にありつけない大学生たち、彼らは、将来が不安だし現実でも不満を持つ。

宮崎;だからここで二つの問題が浮上してくる。ひとつは、そういう場合に大衆の不満をすり替えるには、対外矛盾にすり替えるのが一番手っ取り早い。だから戦争をやる。台湾を攻めればちょうどいい。もうひとつは、国内暴動でとどまっているならいいけれども、結局革命になるんですよ。

<北京・上海のいまを観察に行くー無限に乱れる中国人>
・巷の風俗はさらに先鋭化。町で「マッサージ」のチラシ配りは、いまや常識、一部のサウナとかマッサージは売春窟を兼ねるところが多いと聞く。女子大生は競って財閥の愛人を志願し、外国人相手のカラオケ・バアは美女が勢揃い、ともかく外国人のパトロン探し。値段は日本より高い。



『中国バブル崩壊が始まった』  
鬼城、不正な輸出統計、汚職、汚染・・・張りぼて中国経済の面の皮が剥げ落ち、いよいよ中国からカネが逃げ出すゾ!
チャイナ・ウオッチャー 宮崎正弘   海竜社   2013/7



<この凄まじき汚職天国>
<中国国内の舞台裏でますます激しくなる汚職と腐敗>
・中国の上場企業は1720社もある。上海のA株に上場している、おもに国有企業である。各社がそれなりに工夫した決算報告によれば、あきれるばかりの「接待交際費」が計上されており、合計133億元(2234億円)が決算報告に網羅された。ただし、表に出た金だけである。交際費を使ったトップは、汚職省庁として名高い鉄道部に寄生する「中国鉄建」。この1社だけで8億3700万元(140億円)を接待交際費に計上した。

<中国全体を集団的焦燥感が襲う>
・中国国内で不動産物件の売れ残り在庫が64兆元(1075兆円)もあるという。これは日本のGDPの2.2倍である!驚異的というより、いかなるトリックでこんな現象が出現したのか。
 そうした投機行為で財産をつくった太子党は海外へ逃げる準備に余念がない。また、庶民一般は不安の塊、つまり中国全体を覆うのは集団的焦燥感だという。「すべての(中国)国民が、得体の知れぬ焦燥感や不安に駆り立てられているような状況は、革命や動乱がやってくる直前のそれ」と指摘している。

・党幹部と財閥の焦燥感とはなにか。簡単である。党支配が崩壊するとき、財産を保全するにはどうしたらよいか。最善の道は海外での隠匿、そして海外逃亡である。

・中国の企業家たちには安心感がない。だから移民ブームを起こしている。

<そして中国からカネが逃げていく>
・ともかく高級幹部は、民間企業でも悪辣な手口で財産の海外移転をやらかしているのである。

<現代中国は『水滸伝』と『金瓶梅』の世界>
・いまの中国は「44大家族」に富が集中している。

・中国のジニ係数は0.62と出た。すなわち1%の特権階級が国富の62%を寡占している未曽有の所得格差状況を指し、まさに革命前夜の段階に入っているのである。

・汚職官僚を「裸官」というが、この「裸官」が大量に発生するのは、中国政治の腐敗した土壌に原因があり、すでに「1万8000名の高官らが法外なカネと共に海外へ逃げた。習近平の反腐敗取り締まりによって逮捕・起訴・左遷・減給などの処分を受けた共産党員は100万人を超えた」

・「裸官はすでに118万人に達しており、高級公務員の46.7%の子女は海外で永住権を獲得している」

<断末魔と日本への影響度>
<中国バブル崩壊で日本にはどのような影響があるのか?>
(A) 対中投資 中国国内の需要拡大を視野に工場拡大方針の企業も苦戦を強いられるだろう。

(B) 中国の国債 もし人民元の価値が下がり始めると帳簿上の時価が急速に目減りする。

(C) 通貨スワップ 日本とは一定の枠内での取引であり、日本からの輸出は円建て、中国からの輸入品の一部の決済が人民元で、これらは商社以外、メーカーは手をつけていない。

(D) 邦銀の貸し付け 大半は中国に進出した日本企業の貸し付けであり、合計3兆円程度と見積もられている。

(E) 進出した日本企業の株価 言うまでもなく中国投資にのめり込んでいる日本企業は数千社。

(F) CDS(クレジット・デフォルト・スワップ) 中国は対外的に金融商品を売っていない。

<もっと危険な人民元の崩壊>
・懸念すべきは中国バブル崩壊だけではない。今後、人民元の抱えるさまざまな問題がもっと深刻化することが予想される。
 これまでの高度成長とGDPの躍進ぶりから、中国の通貨=人民元が次代のアジア基軸通貨となるなどとする滑稽な、非現実的な議論がまかり通ってきた。

・むしろ、経済危機を前にして、逆の発想が生まれてきた。つまり人民元の急激な下落、あるいは政府による通貨切り下げ、つまりデノミである。

<中国のGDPが成長する要素は消滅した>
・ここにきて、中国経済が、これからもGDPを伸ばし続ける要素はどんどん消滅しているのである。

第一に新幹線、空港、高速道路、地下鉄などの公共投資のコストを無視したプロジェクトは、赤字の山となった。

第二に民間投資だが、GDPの47%が不動産に向かった結果、過剰供給が産まれ、空室だらけとなったことはすでに述べたが、民間企業のような採算、コスト計算を度外視するのが国有企業のやり方である。労働移住、農村部からの国内移民が2億6000万人。このうち1億5000万人が都市部に流れ込んだ準定住者だ。

<中国経済が抱える三大矛盾>
・第三に貿易赤字の拡大である。人件費の高騰は中国で生産する魅力をなくし、企業の流出を招き、外資企業は中国国内で需要のない産業はすでにほかの国々に移動した。

・「三大矛盾を中国経済は抱えている。第一の矛盾は、政府主導の不動産投資が拡大し、民間のそれは下降したという矛盾。製造業の利潤は下落一途となった。第二は、中央政府は不動産取引の歳入で潤い、地方政府は開発を増やしたが、歳入が減少したという矛盾。第三は『安定的な成長』と『高度成長の堅持』を同時に標榜する矛盾だ」つまり、計画経済の行き詰まりを自由市場主義で克服しようとしても、不可能な地点に中国経済は直面しているという意味である。

<五大銀行は資本不足に陥る危険がある>
・「国有の五大銀行がいまのペースで資産拡大を続ければ2014年に五行合わせて405億元(約6800億円)の資本不足が生じるだろう。内部金融への依存度が現状のままだとすれば、2017年までに五大銀行の資本不足は1兆6600億元(27兆円)に達する」と予測した。しかし、中国の不良債権の潜在額が最大で700兆円と言われているのに、これらの数字は楽天的すぎないか。

・中国が直面する危機はバブル崩壊と地方政府の債務危機で、両者は緊密にリンクしている。

<中国の債務爆発は時間の問題>
・リーマンショック以後、中国は公共事業を急拡大した。このため地方政府の債務は2010年末時点で10兆7000億元(約171兆円)。それからも3年を閲してM3(通貨供給量)は100兆元(1080兆円)を突破した。こうみてくると、隠れてきた不良債権が顕在化するのは時間の問題であることが明瞭である。


<●●インターネット情報から●●>
Newsweek ニューズウィーク日本版   2017/6/15
辛口風刺画・中国的本音  辣椒(ラージャオ、王立銘)



<習近平が私営企業に押す「共産党印」の不安>
<中国共産党が開始した、私営企業内に党組織を作る運動が中国の経営者たちを戦慄させている。私有財産を公有化した文化大革命時代の政策を連想させるからだ>
中国共産党は最近、すべての私営企業を対象に「党建設がすべてを覆う」という運動を始めた。中国の歴史を少しでも知っている企業主たちの中には仰天し、自分の会社を閉じて全ての家族を海外に移民させた者もいる。

中国共産党が全ての企業の中に党組織をつくるだけなのに、どうして彼らはこのように恐れるのだろうか。

49年の共産中国建国後、毛沢東は「公私共営」という社会主義改造政策の名の下に全ての非公営企業、全ての土地、無数の商人と企業主の財産を公有化した。多くの金持ちは迫害され死亡し、政治の動揺で中国経済は停滞。30年間も発展のチャンスを逃した。76年に毛沢東が死去すると文革は終わり、ケ小平が「改革開放」を始めた。

ケ小平とその後の共産党の指導者の戦術は、私有経済の発展だった。共産主義はなかったことにして、私営企業と外国人の投資を許可。11年末には非公営経済がGDPに占める割合が50%を超えた。その時の指導者は恐らく党組織を私営企業の中に広めるなど考えたこともなかっただろう。

しかし12年に習近平がトップの座に就くと、私営企業に対して「党建設が全てを覆う」規定を強制。14年までに、全国297万私営企業の半分で党組織が設立された。外資企業も例外ではない。

今年4月20日、習近平は広西省でこう強調した。「党は党を管理し、党建設はすべて覆う」。私有制消滅を自らの任務とする共産党が、自らの党組織を私営企業に100%浸透させる、という意味だ。

共産党の私有財産権に関する「悪行」の記録は、ずっと金持ちたちを恐れさせてきた。習近平の登場以降、報道と言論の自由が後退し、人権派弁護士は大量に抑圧された。ドルの国外流出を厳格制限する政策はすでに外国人による投資に影響し、今また私営企業での党組織づくりを強行する。

様々なきざしに、嗅覚の鋭敏な人は大きな災難の到来を予感している。自分の企業に「共産党印」を刻印される前に、すべてがもっとひどくなる前に、企業家たちは決断を始めている。

<「密告奨励法」で中国は暗黒時代に逆戻り>
2017/4/25

<北京市は今月、スパイ取締りの手がかりとなる通報を奨励する新規定を交付。市民を相互監視させるやり方は、まるで共産主義下の旧ソ連や毛沢東時代の中国の再現だ>

北京市当局は4月10日、「公民によるスパイ行為の手がかり通報奨励弁法」という新規定を交付した。新規定は市民が電話や投書、直接訪問するなどの方法で、スパイ取締部門の北京市国家安全局に手がかりを提供することを奨励。通報に対して最高で50万人民元(約800万円)の奨励金を支払い、通報者の個人情報と身の安全は守る、と定めている。

習近平が中国のトップに就任して以来、反政府的な主張をする人々への取り締まりはますます激しくなっているが、外国人の管理もどんどん厳しくなっている。布教活動やNGO、あるいは人権活動に関わる外国人がスパイの罪名で秘密裏に逮捕される事件はしょっちゅうだ。

現在、この新しいスパイ通報規定がとんでもない結果をもたらすのでは、との憂慮が高まっている。政府が言いがかりをつけ、さらに強い権力を使って反政府活動家や中国の諸問題に関心のある外国人を迫害する恐れがあるからだ。

中国で最も有名な民間の情報パトロール組織は「朝陽群衆」と呼ばれる。中国当局は地域の時間に余裕のある暇な人(特に老人)を動員。物質的な報酬を与えることで、彼らを民間パトロール隊として組織した。彼らは警察と協力して、朝陽区内のいかなる疑わしい行為も察知し、積極的に手がかりを提供する。

朝陽区は北京市内の6つ区の中で最も面積が大きく、北京商務中心区(CBD)があり、外国が大使館を設置し、三里屯など外国人も住む高級住宅街もある......と、「ネタ」には事欠かない。2013年、北京の警察当局がある社会的影響の大きい事件の発表の中で通報者を「朝陽群衆」と呼ぶと、この神秘的な「朝陽群衆」が徐々に注意を集めるようになった。

【参考記事】一般市民まで脅し合う、不信に満ちた中国の脅迫社会

ネットユーザーのネタになった「朝陽群衆」だが、彼らがこの組織を皮肉る、あるいはネガティブに捉えるのは、結局彼らが密告者だからだ。北京市公安局の公式微博(ウェイボー)アカウントは2015年から、意識的に「朝陽群衆」という言葉を使い始め、今年2月には「朝陽群衆」というアプリも登場。北京市公安局がネットユーザーにダウンロードして使うよう奨励している。スマホユーザーはこのアプリを使えば、いつでも警察に自分が見た疑わしい事件を報告できる。

社会のすべての構成員を動員して「悪人」を通報させ、「悪人」の運動を捕まえる......「朝陽群衆」アプリと今回の新しいスパイ通報規定の登場は、共産主義時代のソ連や東ドイツ、そして毛沢東時代の中国を連想させる。

政府が国民相互に密告し合うことを奨励し、国民が互いを恐れる雰囲気をつくり出し、社会全体の相互の信頼が失われる。これと同じ事態が、まさに今の中国で再び起きている。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


どうも日本人は、専守防衛であれば小さい金額ですむと思っているようです。(2)

2018/04/17 20:27


『公開霊言 二宮尊徳・渋沢栄一・上杉鷹山   富国創造論』
大川隆法    幸福の科学出版 2010/6/2



<中国経済への警告>
<中国バブルは必ず崩壊する>
・農業国家から工業国家に移る段階では、かなりの高度成長が可能だけれども、そこから、さらに第3次産業であるサービス産業に移る段階においては、もう一段の熟練度と高度な技術が必要になるため、経済体制そのものが変わってこなければいけなくなるんです。

・今、中国は発展途上国から先進国の仲間入りをする、ちょうど境目です。「先進国になって世界を動かそう」と考え始めているところですから、このあたりで、彼らがまだ経験していないことが起きると私は、思いますね。

・せも、中国には、本当の意味での資本主義社会における経済運営の経験がないのです。この発展そのものが軛(くびき)になって、バブルが崩壊するはずです。つまり、中国には大不況が必ず起きます。そして、大恐慌というか、経済の大破壊が起きた時には、当然ながら暴動がもっともっと増えます。そのときに政治のほうは、まだ共産党の一党独裁が続いていますので、必ず大弾圧を加えます。

・今も、中国では年間、何万件もの暴動が起きていますが、これがもっと大きな規模で起きてきます。例えば、農村部の収入の低い人たちが、沿海部の、すごく豊かな層、すなわち日本に買い物に来ているような金持ち層がいる町に、職業を得るために、なだれ込んでくる、あるいは、金品を奪いに来る。そうすると、豊かな人たちがそれを追い返そうとするので、内乱状態、内戦状態みたいなものが起きると思われますね。

・だから、まあ、そんなに一直線にはうまくいかないものです。必ずクラッシュしますね。経済的な崩壊というものを経験します。資本主義国においては、こうした景気循環は、一回きりではなく、何度も何度も経験するものなので、これを一回でマスターできたら、そりゃ相当なもんですよ。

・おそらく、中国経済は、近々、大崩壊を起こすはずです。それでもまだ、「先進国入り」が完全にできなければ、少なくとも、あと一、二回は大崩壊を起こし、「ああ、マルクスの予言が当たった」などということを自分たちで言うようなことになると思いますね。

<中国経済を過大評価せずに、「産業の進化」を目指せ>
・日本が次にやるべきことは、はっきり言って「産業の進化」だと思います。すでにアイデアがあるものなどを、もっともっと進化させて、高付加価値のものを、比較的割安で提供できるような、システムを完備していけば、国際競争では勝てますのでね。やはり、低付加価値のものでは勝てません。

・高付加価値のものを売って、ある程度、儲けなければいけませんので、それなりの価格で売らなければいけないけれども、「開発費を考えれば、自分たちでつくることは、もっと割に合わない」と思わせるぐらいの値段で売るようにしていけば、基本的に日本経済の立て直しはできるということですね。ええ。



『中国沈没』
沈才彬   三笠書房     2008/3/25



・中国には「居安思危」という諺がある。この諺には、平時に有事を想定し、危機管理を徹底するという意味である。

・近い将来、中国が沈没するようなことになれば、このところ続いている10%を上回るGDP成長率が、一気にマイナス成長へと転落する可能性も否定できない。それを回避するためにも、中国は自国の状況に対して危機意識を持たなくてはならないのだ。

<中国沈没―9つのケース>
1、「政治闘争」になる社会・経済の不安定化
・66〜76年までの文化大革命(文革)によって、中国は10年間という長期間の沈没を経験した。

・中国の「失われた10年」は、日本とは比べものにならないほど悲惨だった。文革の10年間、約2000万人の国民が非正常死したといわれている。

2、“爆食”による経済成長の行き詰まり
 ・エネルギーを非効率的に消費し、高度成長を達成する「爆食経済」。この言葉は、今の中国の高度成長の特徴を表すために私が作った造語である。爆食経済はいつか必ず破綻する。

3、アメリカ経済が、かって陥ったマイナス成長パターン
 ・ベトナム戦争は、アメリカを深刻なトラウマ状態に陥れた。さらに経済的な沈没だけでなく、価値観の崩壊まで招いてしまった。長期的な戦争は必ず国を沈没させる。

4、「格差問題」「腐敗蔓延」「失業問題」
 ・ラテンアメリカ諸国を不安定な状態に陥れた「格差拡大」「腐敗蔓延」「失業問題」という3つの問題は、中国が抱えている問題と完全に一致している。ラテンアメリカでは、こうした問題への国民の不平不満が政変へとつながっていった。

5、「民主化運動」による中国政府の分裂
・とう小平の南巡講話が行われ92年、中国は14.2%という経済成長率を達成し、天安門事件によってもたらされた沈没から脱却することに成功したのだった。

6、日本の「失われた10年」型長期低迷パターン
・バブル崩壊によって失われた資産価格は、約2000兆円といわれている。2000兆円は、今の日本のGDPの4倍に相当する額であり、驚異的な額の資産がバブル崩壊とともに消滅してしまったことになる。

・バブル崩壊後、日本は深刻な不況に陥った。90年代は景気低迷が続き、その10年間は「失われた10年」として、日本経済に大きなダメージを与えた。いまある問題を解決し、さらなる成長のための目標を決定することができなければ再び沈没してしまうことも十分に考えられる。

7、旧ソ連が経験した国家崩壊型の沈没
・国家崩壊は計り切れないほどの負のインパクトをもたらす。もし中国がソ連のように崩壊や分裂するようなことがあれば、とてつもない数の人々が犠牲になるのは間違いない。中国の人口はソ連崩壊当時の人口より4〜5倍も多いのだ。

・中国とても、ソ連が経験したような国家崩壊型の沈没だけは何としてでも避けなければならない。

8、アジア「通貨危機」型のリスク
・アジア通貨危機はASEANに大きなダメージを与えた。98年のASEAN全体の経済成長率はマイナス8%にまで落ち込む。

9、アメリカ経済失速による世界経済の崩壊
・ただし、アメリカ経済はITバブルの崩壊からわずか2年後に再び回復軌道に乗っている。その理由は、ITバブルが日本のバブルとは違った特徴を持っていたからである。

<中国が抱える問題は、最後は「政治」に行き着く>
・民主化を定着させるためには、厚い中流層が形成されなくてはならない。しかし、中国では厚い中流層が形成されておらず、いわば発展途上国と中進国が混在している状況だ。こういった状況では、民主化は時期尚早といわざるをえず、中国民主化はかなり先の話になる可能性が高い。

<中国沈没の回避の方法は見いだせるか?>
・中国にとっての最善策はこれからも「気功療法的な改善」を進めていくことだ。農村地域や貧困層にも経済発展による恩恵を行き渡らせ、中流層を育てていくことが中国にとって何よりも大切である。



『私は『毛主席の小戦士』だった』
ある中国人哲学者の告白  
石平  飛鳥新社   2006/10



<毛沢東という非人間的権力者の正体>
<1億人以上の国民が受けたところの「政治的迫害」とは一体何だったのか>
・当時、何の罪もない人々に対する残酷無道の拷問、投獄と処刑は日常茶飯事であった。無数の知識人や一般国民を自殺や家庭崩壊に追いやった。密告と中傷キャンペーンが全国で断続的に展開されていた。

・学校の先生やお寺の坊さん、尼さんを縛り上げて、町中を引き回した後に、頭から尿をかけてやるのが、紅衛兵たちにとってのほんの憂さ晴らしであった。勝手に人の家に侵入して、家族全員を路頭に追い出してその全財産を「没収」するのは、「造反派」たちの最も得意とする「儲け方」であった。
 ある100万人都市では、数千人の人々が一夜にして「反革命分子」だと認定された後に、全員郊外へ連行されて生き埋めにされた。
 ある地方の村に住む3世帯の元地主が、地主だったというそれだけの理由で、家族全員が村の集会場に引きずられてゆき、「批判大会」を開かれた上で、老若男女問わず、その場で天秤棒で叩き殺された。

・10年間の長きにわたって、そういったことが一日も中断することなく、日常的に行われ、中国全土はまさに阿鼻叫喚の無間地獄と化していた。

<「中華大帝国への回帰」こそ悲劇の始まり>
<21世紀の、わが中国においての、時代錯誤の「戦争狂人」とは?>
・2005年7月、中国人民解放軍国防大学幹部である朱成虎教授(少将)は、外国人記者との公式記者会見で、次のような趣旨の発言をした。
「米国が、台湾海峡での武力紛争に軍事介入し、中国を攻撃した場合、中国は核兵器を使用し、対米攻撃に踏み切る用意がある」
 そして、朱少将はまた、米国との間で核戦争が起きた場合は、「中国は西安以東のすべての都市が、破壊されることを覚悟する。もちろん、米国も数多くの都市が、中国によって破壊されることを覚悟しなければならない」とも述べた。

・要するに、朱少将たちからすれば、「台湾紛争」に介入してくるアメリカ軍に打ち勝つためには、中国が先んじてアメリカに対する核戦争を、一方的に仕掛ける覚悟であるが、そのために、アメリカからの報復攻撃によって、「西安以東の都市」、すなわち中国全体と各地方の経済、文化の中心地となる150以上の100万人都市が、破壊されても構わない、ということである。

<いかなる対価を払っても、台湾を取って「祖国の統一」を完成させなければならない、というような強迫観念>
<台湾の併合による「祖国統一」は一種の至上命題となり、「神聖なる使命」となった>



『2014年、中国は崩壊する』
宇田川敬介  扶桑社新書   2012/6/1



<下層民衆の反乱によって中国は崩壊する>
・下層民衆が中心となって中国共産党政府と対立し、欲望のまま拡大主義を自主的にすすめると予測している。現在の体制が続く限り、よほど画期的な改革がなければ、チベットや内モンゴルなどの地方自治区の反乱、人民解放軍による内乱、あるいは下層民衆をはじめとする中国人民によるあらゆる手段を使った政府転覆の企てによって、共産党体制は倒されるだろう。その時期はいつか。それは明日起きてもおかしくない。

<いつ中国は崩壊するのか?>
<2014年に中国は崩壊する>
・温家宝首相が発表した8%を下回る経済成長が続き、有効な経済政策を打てないまま、バブル経済がハードランディングした場合、中国人民の生活レベルは一気に下がる。そうなれば、2014年にまさに本書のタイトルのように中国は崩壊に向かうだろう。
・武力衝突は、崩壊の象徴として行われ、体制が崩壊する過程であることを表しているのだ。

<崩壊後の中国は予測がつかない>
・しかし、現在の一党独裁が崩壊しても、どの方向に国家が向かっていくのか、誰がどのように国家をつくるのかは全く分からない。それは中国の「歴史そのものがそうしたことの繰り返し」であり、内乱も長期ヴィジョンや国家観に基づいたものではないからだ。

<崩壊をシュミュレートする>
(★バブル経済が崩壊する日)
・株価の暴落によって都市生活者のドロップアウトが進む、先に挙げたバブル不動産のスラム街化は、中国企業の株価を引き下げ、治安の悪化から外国企業の撤退を招き、中国国内における「負のスパイラル」を完成させる。

(★人民元高が進行)
・つまりバブル崩壊でデフレが進行する中、変動相場制に移行しても通貨安にはならず、通貨高にしかならないのだ。

・経済が低調になれば通貨の価値も下がる。

(★製造業が壊滅する)
・通貨高によって輸出産業は壊滅的なダメージを受ける。

(★中国国務院の政策から世界恐慌へ)
・国務院は、なりふり構わずに景気浮揚を図る政策に舵を切る。それが保有する外国債の売却と、保護関税の創設だ。はっきり言えば、改革開放経済前の中国に戻ってしまうことだ。習近平版、または21世紀版の「文化大革命」が発動されるのだ。

・中国による国債の売却は、世界恐慌に至る可能性すらあるのだ。

(★中国の内戦が拡大)
・最初は「下層社会出身の兵士」と「軍エリート」の戦いだが兵士には8億人の下層民衆がついている。

(★その後の中国)
・その後、ドイツが長い間「東西ドイツ」に分断されていたように、中国は統一した政府ではなく、現在の地方政府が主体となって支配するようになる。

<社会主義には戻れない>
・ここまでのストーリーは決して大げさなものではない。現在の中国は、バブルが崩壊すれば、何が起きても不思議ではないのだ。

<1年間に10万回デモが起きる国>



『バブル崩壊で死ぬか、インフレで死ぬか』
不動産国家・中国の行方
石平 VS 有本香     ワック  2010/9



<1%の大金持ちと99%の貧乏人>
石;マネーゲームの成長とやすい労働力の雇用の確保、この二つしかやらない。安い労働力の雇用確保の中でやっていると、いつまでも競争力のある産業は出来上がってこない。

・さらに問題は中産階級を作っていない。北京大学の教授が最近発表した研究結果です。彼によれば、中国の約41%の富を1%の人々が握っているというんです。そんな社会は脆弱きわまりない。中国は1%の大金持ちと99%の貧乏人の世界なんです。

<アメリカは中国の爆発のリスクを察知している>
有本;石さんのいう中国の危険な傾向をまとめると三つですね。まず、日本企業はすでに中華鍋で焼かれているというが、これから煮られるか焼かれるかして食われてしまう。二つ目、中国経済の崩壊によって大量の難民が発生して、日本めがけて押し寄せて来る。そして三番目に貧しい人たちの暴動が頻発するようになり、彼らの目を外に向けさせなければならない。そのときに、国防動員法が役に立つという仕組み。

有本;それをほかの隣国はもうすでに予測しているんですよ。そういうことを口に出さないのは日本のメディアと識者だけ。たとえば、インドでは政治家までもが、この数年のあいだに、中国とインドの軍事衝突は避けられないかもしれないといっています。それは中国側の理由によるものだというんです。中国は自国の社会矛盾を自分たちが吸収できなくなったとき、何らかの因縁を吹っかけてインドに交戦してくる可能性がある、と明言しているんです。それは五年以内に起こるかもしれないと、それを政治家も口にしている。日本では、政治家は絶対そんなことはいえないでしょう。

石;アメリカという国は危険性を察知しているからこそ、あらゆる面で中国とアタッチしているんです。できるだけそういう爆発のリスクを避けたいと、用心しているんです。

石;つまり、筋金入りの「反体制分子」の私とは違って、有本さんはむしろ、一市民の健全な良識と常識から出発して中国問題を見つめて、中国というものの危うさと中国共産党政権の恐ろしさを認識するに至っているが、普通の市民感覚から発するところの彼女の中国認識と中国批判は、実に平明にして切実なものである。



『中国バブル崩壊の全内幕』
2017年、習近平は失脚する
宮崎正弘 石平 福島香織  宝島社   2016/7/1



・中国の経済崩壊は誰の目にも明らかになっている。しかし、その崩壊ぶりは大方の予想を超える規模になりつつある。

<逃げ遅れた日本企業を待ち受ける地獄>
<中国経済を見限った『FT(フィナンシャル・タイムズ)』>
・「貸付のペースは経済成長の4倍、債務の転がしが2017年党大会まで続くかもしれないが、すでに大量の失業、暴動の頻発によって習近平政権の権力基盤が崩れ始めている。このうえ経済の不安定化が続けば政権はますます不安定となるから、大量失業、業界再編の大ナタばかりか、銀行、大企業の倒産を認めるという路線へのシフトが早晩起こるであろう」
 今さら言うまでもないが、中国経済に見切りをつける動きは今年、ゴールドマンサックスが先駆けとなり、以後は世界的規模で拡がっている。

<日本の直接被害は23兆円>
・出遅れたのはむしろ日本ではないだろうか。中国経済の大失速によって、日本はどれほどの被害を受けることになるだろうか。

 日本企業が逃げ遅れた事由は指摘するまでもないが、これまでに直接投資としてトヨタ、日産をはじめ、およそ2万社近くが工場建設などに投じたカネは少なくとも1000億ドル(11兆円)である。円借款は3兆円強。日本政府がつきあいで保有する中国国債は6800億円。そして邦銀が中国企業(日本企業も含む)に貸し付けている残高が8兆4000億円。これだけの合計でも、2016年5月現在、23兆円強になる。

・加えて日本人投資家の中国株保有という潜在的リスクも勘定に入れなければならない。これらは主に香港経由で、香港に上場されている「レッドチップ」(中国本土企業の株式)、そして日本の証券会社が組み立てて販売しているチャイナ関連の、無数の「投資信託」があり、投資額は数兆円に達している。なかには投資活動を中断した投資信託、解散した金融商品などがあり、個人投資家の損失も相当な巨額になるはずである。

・さらに問題は中国国内で営業、販売をしている日本企業が売掛金の回収不能に陥り、倒産するところが目立ってきた。つきあいで社債を買わされたところも2015年来、社債のデフォルトが続いているため先行きは真っ暗である。
 あまつさえ中国政府はご都合主義だから、国内の不満をすり替えるため、政治的タイミングを見計らって、またも「反日運動」を組織化する可能性は否定できない。
 人為的暴動などによる日本企業の焼き討ちなど凶暴なシナリオも考慮に入れておく必要がある。十数年来、懸念されてきたチャイナリスクがいよいよ本格化する。

<ジョージ・ソロスの警告>
・世界一の投機家、ジョージ・ソロスは「中国は深刻な状態にあり、いずれ破局を迎える」と改めて警告した。ソロスは1月のダボス会議で「中国のハードランディングは不可避的である」と発言したばかりである。

 2016年4月22日、ニューヨークで開催されたアジアソサイアティで記念講演に立ったソロスは、「銀行預金より貸し出しが多い」という初歩的な疑問から「中国が銀行間の貸し出しをしなければならない現状は『不安定』と『不確実』な状況をさらに悪化させる」とした。すでに第1四半期だけでも4兆6100億元(78兆円強)を市場にぶち込んだが、裏付けとなる国債を出したわけでもなければ短期政府証券を発行しているわけでもない。そもそも外為の相対取引はなかった(というより、外貨準備は同時期に大幅に減ったのだから、ドルと人民元の相対取引で国内に人民元を供給することはできない)。つまり「裏付けのない貨幣をばらまいた」ことになる。
 2016年3月だけでも中国の新規貸し出しは2兆3400億元(邦貨換算=42兆円強)。主目的は不動産バブルを今一度煽るためであった。だから大都市の不動産価格が不思議なことに上昇したのだ。
 国有銀行の抱える不良債権を表面化させない目的と倒産寸前の「ゾンビ企業」(死んでいるのに死んでいないふりをする会社)にカンフル注射を打ったわけだ。つまり、経済原理的な法則に立てば、人民元は大下落を免れないことになる。

・第一の問題は中央政府、地方政府ならびに国有企業の債務である。2008年のリーマン・ショックを言い当てたジョン・タルボットは、「中国の債務は30兆ドル(3300兆円)だ」と指摘している。このうち企業債務はGDPの160%(1700兆円)。地方政府の債務は中国財務部の桜継偉財政相が公式に認めた額だけでも邦貨290兆円にのぼる(欧米のエコノミストは、360兆円と推測している)。
 中国企業の債務に関連する日本企業はこれを危険信号と受け止めるべきではないのか。中国経済の今後の最大の問題は、債務をいかに解決するかにかかっている。というより解決不能、中国は次の「失われた20年」という氷河期に入るというわけだ。

<FRBに助け船を求めていた>
・情報の透明性が中国には決定的に欠けている。したがって2016年前半期は小康状態だろうが、以後、ふたたび大暴落がやってくるだろう。

<ハードランディングのインパクトは日本のバブル崩壊の13倍>
・中国経営報によると、5大銀行の不良債権率が急上昇しており、なかでも経営危機に近いのが中国農業銀行だという。不良債権は2129億元(3兆8000億円)にものぼる。上図に示した数字はいずれも公式発表である。実際はこの10倍と考えていたほうが理にかなっているが、今はそのことは問わない。

 これら中国発表の数字は、西側専門筋の推測統計とは天と地ほどの差異がある。中国の発表はあまりに数字が少ないのだ。

 もし中国経済が「ハードランディング」した場合、最悪でこれら債務残高のうち4割が不良債権化すると見られるから、邦貨換算で1320兆円もの不良債権が生じる。日本のバブル破綻の比ではない。日本のバブル崩壊による不良債権は100兆円だった。すなわち日本のバブル破綻の10倍以上の破壊力をともなう、史上空前のバブル経済大崩壊となるのである。

<生産コストを無視し、半値でも売る状況に>
・鉄鋼は生産能力が9億トン、2015年だけでも余剰在庫をダンピング輸出している。国際的には平均で1トンの生産コストが50ドルなのに対して中国は90ドル、それを半値で売る。1億トンは無理矢理売りさばくことができたが、その煽りでインドのタタが経営不振、韓国ポスコは倒産寸前、ベトナムの製鉄会社は倒産したほどに悪影響は計り知れない。石炭労働者の給料遅配は常識となり、炭鉱夫の数十万人がすでに解雇され、千数百の鉱山は閉山された。各地で激しい労働争議が起きている。

<中国が風邪をひいたら、周辺国は肺炎になった!>
・2016年になって、新しい不動産開発の件数は前年比で90%の落ち込みとなっている。したがって余剰建材、セメント、鉄鋼はダンピング輸出だが、余剰人員はどうするのか。それがかのAIIB、BRICs銀行(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)と中央アジアから中東を巻き込む陸と海のシルクロード構想である。露骨に言えば、海外へプロジェクトを輸出し、この余剰在庫を処分し、余剰労働者を派遣するという目論見、これでモノとヒトの在庫を処理してしまうという腹づもりだったのである。すでに悪影響は中国依存の高いアジア諸国に表れ、中国がこじらせた悪性の風邪で周辺諸国は肺炎になった。

・今や、中国企業ですら、人民元安がくることを見越して外貨建て社債の前倒し返済にあてる企業が続出している。宝山製鉄はドル建ての短期債権38億ドルをそそくさと返済した。「人民元が強いうちに、そしてドルと交換ができるうちに!」という考え方からだろう。
 中国政府は「人民元はこれ以上、下がらない。外貨両替を焦る必要はない」とプロパガンダに懸命だが、誰も政府の言うことを信用しない。

<膨大な公共債のツケ>
・さて問題は、この公共投資のツケである。たとえば新幹線は国家予算だけではなく、「鉄道債」でまかなわれた。当然だが、すでに鉄道債の償還時期を迎えている。地方都市の地下鉄は地方政府債券などでまかなわれたが、借金の返済が始まる。返すのは運賃収入である。それを当て込んでの予算措置が当然行われてしかるべきだが、その形跡はない。

<「一人っ子政策」をやめることになった>
・ここに人口動態の激変が次の経済予測を占う際に重要なデータとなる。人口ボーナス時期を越えた中国は日本より急激な老齢化、つまり人口減少時代を迎える。
 このことに気がついた中国共産党は突如、一人っ子政策を緩和し、2014年から2人目の子供を生むことを奨励し始めた。

・他方、労働人口においては、急速な少子高齢化により、「世界の工場」は今後成立しにくい近未来が見える。そのうえ矛盾するかのように大学生が年間700万人を超え、あまつさえ新卒学生にまともな就労先がない。

<今頃になって出生率向上を目指すというのだから、その政策は根本的にデタラメである>
・中国の戸籍なき子供は少なくとも1300万人と見積もられている。これらを「黒戸(黒孩子)」というが、統計学的に存在しない幽霊人間を指す。「存在しない」のだから、法律上いかなる権利も受けられない。学校へ行けないばかりか、汽車にも飛行機にも乗れない。中国では航空券ばかりか、鉄道のキップを買う時にもIDカードが必要だからである。

・農村ではとくに女性の黒戸が多い。というのも、労働をさせるには男子が望まれ、男子が生まれるまでの赤ちゃんは戸籍の申請を役所にしなかったからだ。もちろん、学校へ行けないから文字も書けない。役人がやってきて「その子は存在しないのだから存在を消せ」と、無理矢理殺害を命じるという信じられないケースもあったという。小中学校は義務教育であるが、中国では教育は無償ではないので、教科書も買えない貧困家庭も激増した。

・したがって2人目の子供を申請した夫婦は法律改正後、半年でわずか175万組、許可になったのはそのうちの145万組という信じられない数字が報告されたのである。
 社会問題から見ても、中国の躍進ぶりが終焉したことがわかる。

<アメリカが中国に憤激する最大の理由は「ハッカー」>
・中国の情報戦は、「革命輸出型」から「経済情報獲得型」へ戦略シフトが起きている。これは、経済発展の後ろ盾となる科学技術や経済情報の価値の上昇も大きな原因である。
 敵のコンピュータ・ネットワークに悪性のウィルスを送り込む。HPを改竄する。偽情報を流す。陽動作戦で敵のシステムをズタズタに寸断する。ハイテク技術を盗み出す。ありとあらゆる悪辣な手段を実行し、軍事的ハッカー戦争では優位に立った中国!
 彼らが仕掛けている情報戦争の実態を知らないことは危険である。

<アメリカ国内で影響力を失った中国尊重派>
・ゴールドマン・サックス、JPモルガンを筆頭に、アメリカの主要金融機関はことごとく中国の金融機関への出資を引き上げている。香港大財閥の李嘉誠は、その先を読んで中国どころか香港も危うくなるとして、不動産、資源投資を欧米にシフトさせ、もはや中国の未来は絶望的だ。HSBC(香港上海銀行)も香港に戻るのをやめた。

<孤立化の道を突き進む中国>
・習近平によって、中国が経済的にも政治的にも壊れていくことは明白です。しかし、そこで問題なのは、壊れていった先に何が待ち受けているかがわからないということです。

・ただ、率直に言って日本は軍事力もなければ情報もない。外交というのは軍事力と情報がなければできないんですよ。ですから、アメリカの動きを見ながら、非常に効率よく立ち回るしかないでしょうね。

・こうして中国の経済成長モデルは、もう完全に行き詰っている。だから、0%成長、あるいはマイナス成長に陥るのはむしろ当然のことであろう。そして今後、0%成長かマイナス成長が続くなかで、失業の拡大による内需の更なる低減と景気のよりいっそうの悪化は必至だ。同時に、今の中国経済は、「不動産バブル崩壊」と「シャドーバンキングの破綻」、そして「地方財政の破綻」など、いくつかの「時限爆弾」を抱えているが、0%成長かマイナス成長の状況下で、それらの「爆弾」が1つでも、あるいは同時に爆発したら、中国経済は確実に即死するのだ。

<天国から地獄。すさまじいゴーストタウンの現状>
・地方政府は不動産バブルが吹き込んで歳入が激減、最悪といわれる遼寧省では3分の1まで落ち込んだ。概して市町村レベルの歳入は半減、まさに天国から地獄というわけだ、このような状況下では「銀行の貸付が不良債権化する」という恐怖が現実味を帯びてくる。



『「中国の時代」は終わった』
宮崎正弘  海竜社     2014/5



<世界を驚かせた中国の高度経済成長は“呼吸困難”に陥った!>
◎ジョージソロスは「2年以内に中国は終わる」と予想した。

◎クルーグマン(ノーベル経済学賞)は「中国の停滞は30年続くだろう」と予測する。

◎ソロスの一番弟子だったジム・ロジャーズは「『中国の時代』が来るが、到来と同時に終わるかも知れない」と比喩した。

・真実はすでに知られているように南京市民は日本軍の入城を歓迎した。虐殺どころか、侵略行為は何もなかった。国共内戦、反右派闘争、文革で自国民を8000万人も殺した共産党にとって、30万人だろうが、40万人だろうが、それは小さな数字でしかなく、客観的事実はどうでもいい。そもそも南京大虐殺がなかったことはすでに120%証明されているが、中国では一切報じられていない。

・とはいうもののこれらの行為は日本をしてさらに反中国感情を滾らせるマイナス効果となり、日本企業が撤退すれば、中国経済は破綻の危機を迎えるだろう。自滅行為、いやこれぞ、中国が自らに課した「自爆テロ」となる可能性が高いのかもしれない。

<頓珍漢な発言を繰り返す中国軍人たち>
・さて羅援はニュースサイト「吉和網」で、「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」と主張した。

<中国の横暴にアメリカも怒りを露わにしている>
・2013年には米中艦隊が衝突寸前になった。
「過去20年にわたって米国は中国と航海のルールを取り決めようと話し合ってきた。まったく無駄に時間をつぶし、最近は南シナ海でミサイル駆逐艦と中国軍艦が一触即発の危機的なハプニングに遭遇した」

<何を思ったか。効率的な改・編成を急ぐ人民解放軍>
・だが、このような改革案は中国軍人の体質を考えるとまさに「夢」である。団体行動ができない中国人。後ろから督戦部隊が前線の兵士に鉄砲を撃つので後退ができない軍隊。統幕議長が不在、いやそもそも統幕本部の存在しない軍隊が近代国家の軍隊として同じく機能すると考えると事態を誤認しやすいのではないか。

<インド洋からアラビア海を狙う中国海軍>
<大軍拡の裏で軍の腐敗は広がり続ける>
・中国人民解放軍の車両は白いプレート。これさえあれば高速道路無料、検閲所はフリーパスである。スピード違反や車線変更、信号無視など交通違反を犯しても軍が優先する中国では犯罪にならない。違反取り締まりの対象外だ。

・軍幹部が「愛国」と口にしながらベンツを乗り回し、「節約」と口にしながらフカヒレ、アワビ、燕の巣を食し、白いプレートの車(自家用車)には愛人を乗せ、「会議」と称して高級ホテルのスイートルームに陣取る。軍経営のホテルは売春婦がうようよしているが、これも警察の捜査対象外。
習近平はこの軍の腐敗にもメスを入れた。

<中国の時代の終わりの始まり>
<中国は人間の住めるところではなくなりつつあるのだ!>
<すでに富裕層は海外逃亡している>
・世界保健機構(WHO)の調査によれば、世界のガン発症率は、中国がワースト1位だったことがわかった。あの大気汚染、水質汚濁で肺ガンばかりか肝臓ガン、食道ガンの発生が中国で際立ち、2012年の新規患者のうち死亡した人の、じつに36%が中国人。肝臓と食道ガンの死亡率は50%(世界人口に占める中国人は19%)。だから中国人にアンケートをとっても「来世は中国人に生まれたくない」と答える人のほうが多いことになる。

・報告によれば中国の土地全体の16.1%が汚染され、農地では全体の19.4%が汚染されている。

・主な原因とは農薬、汚染水、殺虫剤の大量使用などが挙げられたが、特に汚染された農地のうち82.8%で毒性の強いカドニウム、ニッケル、砒素が観測され、その総面積は米国のメリーランド州全体に匹敵するという。こうなると中国産の食品は危なくて食べられない。

<中国軍は「戦争準備」ではなく「逃亡準備」完了?>
・亡命者の告発本が日本でも出た。陳破空、『赤い中国消滅〜張子の虎の内幕』(扶桑社新書)である。
 中国の内側で実際に起きている腐敗、行政の機能不全ぶりの醜態を暴き、動かない、というより動けない人民解放軍の実態、汚職の巣となってしまい、「中国のすべてのシステムがいずれ大音たてて崩壊するであろう。四川省地震のように」と大胆に予言する書である。
 しかし崩壊後に中国を襲うのは民主化ではなく軍のクーデターの可能性が一番高いだろうとも示唆する。

・つい先頃まで「中国は尖閣諸島を日本領であるとハッキリ認めていた。だが、いまになって尖閣諸島は中国のものだと主張し、軍艦と戦闘機を尖閣諸島周辺海域に繰り返し進入させ、日本を挑発している。中国の野心の大きさ、強硬な態度は世界を驚かせている。『日本の経済支援なくして中国の現代化はあり得なかった』ことは、かつて中国共産党の指導者自身も認めていた事実である。それがいま、中国共産党は日本を敵となし、恩を仇で返している」と正論を主張するのである。

・軍の腐敗ぶりも凄まじいことになっており、息子や娘を軍に就職させるために親が軍幹部に贈る賄賂の相場は2万元から5万元に跳ね上がり、軍は売春宿、武器密輸、武器転売などのサイドビジネスが盛ん。挙げ句に海軍の軍艦が密輸をやっていると驚くばかり。この軍隊が戦争をやってどうなるか。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


どうも日本人は、専守防衛であれば小さい金額ですむと思っているようです。(1)

2018/04/17 20:26

『日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか』
ケント・ギルバート  石平  徳間書店   2017/8/31



<日本は世界でもっとも素晴らしい国>
・私は日本に住んで40年近くになります。石平さんは約30年。日本から見て片や東のアメリカ、片や西の中国からやって来て、長年この国に暮らしつづけてきた2人が、お互いの日本観はもとより、やっかいな隣国である中国と韓国の本質や、同盟国であるアメリカの思惑など、日本をとりまくさまざまな状況について縦横に論じあったのが本書です。

<殺し合いの歴史だった中国と韓国>
・(石平)中国も韓国も、歴史のなかで一族の殺し合いが頻繁に繰り返されてきました。これは中国と朝鮮の独特の文化ですよ。日本ではそんなことは戦国時代ですら滅多にありません。

<西洋人から見た日中韓の違い>
・(ケント)中国は儒教の悪影響だけでなく、共産党の一党独裁ですから、自由はないし、とにかく腐敗しきっています。それに人権なんて考えたこともない人たちが権力を握っている。だから中国に生まれたら、支配者側にまわって不正や弾圧を働くか、搾取される側に甘んじてビクビクしながら生きるしかない。

・それに比べて日本人は落ち着いている。ただし、自分が悪くないときでも、勝手に反省して謝罪する癖はやめたほうがいい。河野談話とか鳩山由紀夫元首相の韓国での土下座謝罪とかね。あの態勢で外交をやったら相手に利用されて、国民に迷惑をかけるだけだと、早く気づくべきです。

<「日本の常識は世界の非常識」などと言って卑屈になっている>
・(ケント)日本のすばらしい点を挙げれば、枚挙にいとまがありません。東京は間違いなく世界一の都市ですし、そのほかの地方都市も美しく整備されていて、交通機関も格安・清潔で便利、しかも海外の大物アーティストのコンサートや、国際的な美術展なども年中行われています。一方、地方の田舎では四季折々の美しい自然、さまざまな伝統文化、郷土料理が楽しめます。

<増大しつづける中国の脅威と危機>
・(石平)ジニ係数は0に近いほど格差が少ない状態であり、0.4を超えると社会不安が広がるとされます。統計局の公表でもすでに危険水域に入っており、0.7を超えているとすれば、いつ暴動が起きても不思議ではないレベルです。実際に中国では大小あわせて年間20万〜30万件の暴動が起きているとされています。

<復讐の念がこもる中国のナショナリズム>
・(石平)しかし、アメリカの愛国主義には、屈辱を跳ね返すとか、復讐するという要素はないでしょう?

<なぜ中国人は腐敗するのか>
・(石平)中国には「無官不貧」(腐敗しない官僚はいない)という言葉があるように、共産党幹部で腐敗していない人は誰もいません。これは中国の伝統文化でもあるのです。もともと歴史的に賄賂社会ですから、毛沢東時代にはこの賄賂社会が一時的に休止していた。貧しかったので、贈る賄賂もなかったからです。
 しかし、改革開放以後に腐敗が蔓延するようになり、政権に対する国民の不平・不満が高まると、逆に中華主義、ナショナリズムというものを強くもちだして、対外的に強い中国を演じて見せるようになりました。
 日本にもアメリカにも上から見下すような態度を取って、強い共産党のもとで中国が屈辱を晴らしていることをアピールするわけです。 
 それは日本やアメリカに見せつけるというよりも、国民に見せるためのものです。腐敗社会だからナショナリズムをわざと高揚させる、という側面もあるのですね。

・胡錦濤政権時代まで、インタ―ネットではかなり自由にいろいろな批判ができました。しかし、習近平政権になったいま、徹底的に取り締まられています。
 現在は技術が発達していて、インタ―ネットで政府を批判する人がいると、すぐ誰が書いたかを特定できますから、翌日には、警察が家まで取り調べにきます。

・加えて、3万人とも5万人ともいわれるサイバーポリスがネット上の投稿や発言を随時、監視しており、場合によっては逮捕、拘束されます。

・ですから、ネットで政府を批判するのはとても危険です。ひと言つぶやいただけで、すぐに特定されてしまいますから、インタ―ネットに対する徹底的管理です。

<いつまでも中国が民主化できない理由>
・(石平)一般庶民の多くは、中国中央電視台に洗脳されています。そのプロパガンダ能力は、日本の左翼メディアの比ではありません。
 もちろん中国のエリート、知識人は、それが嘘だということはみんなわかっています。だから「もうこの国で生きていきたくない」という者は、海外に出ていきます。

・そして残った知識人の大半は、自分の利益のために政権と妥協する。中国人は、知識人を含めて、正義感や国をよくするといった公徳心が薄いですから、最後は自分にとってこの体制のなかで利益が得られればいいのです。

<絶望的な中国経済の様相>
・(ケント)いま、日本企業が中国から引き揚げようとしているじゃないですか。そのとき、工場をそのまま置いておかなければならないとか、利益を持って帰れないとか、いろいろ聞きますね。
 とくに2008年、中国民事訴訟法231条(2013年かに改正され、現在は新民事訴訟法250条)ができてから、日本の経営者はひどい目にあっていると聞きます。
 これは「民事上のトラブルを抱えた外国人に対し、法的に出国を指し止めることができる」という内容の法律で、もともとは2007年に大量発生した韓国企業の夜逃げ防止のためにつくられたようです。それが恣意的に適用され、海外移転を考えていた工場経営者が、ある日突然、身に覚えのない罪で訴えられて出国できなくなるというケースが多発しているそうですね。恐ろしいチャイナリスクです。

<中国の不動産は危機的状況>
・(ケント)中国の不動産についてですが、インタ―ネットでさかんに指摘されているのは余剰住宅の問題で、実際に必要とされている住宅の数より1000万戸あるいは1億戸が余っているといわれています。
 香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、2016年7月15日付の紙面で、同年5月末時点で計画されている新規都市開発計画は3500件で、仮にそのすべてが実現すると「中国には34億人分もの住宅が存在することになる」と報じています。

・(石平)有名なのは内モンゴル自治区のオルドス市のゴーストタウンですね。建設された100万人都市に住んでいるのは10万人しかいない。無人の高層マンションが100棟以上もあるとされています。中国全土には、こうしたゴーストタウンが100カ所以上あるといわれています。
 なぜこのようなことが起こるかというと、中国経済の大きな問題でもあるのですが、徹底的に個人消費が不足しているのです。
 たとえば、アメリカだったら、GDPに占める個人消費の割合は70%、日本は60%ありますが、中国は40%しかありません。

・(石平)残り60%の内訳は不動産と純輸出です。
 中国国民は消費しないから、輸出をどんどん増やして、外国人の財布をねらってアメリカに消費してもらう、あるいは日本に消費してもらうわけです。ただし、中国は輸入大国でもありますから、GDPに占める純輸出は2.7%しかありません。
 GDPにける最大の構成要因が固定資本形成、つまり、政府によるインフラ投資や民間の不動産開発、設備投資などで、これがGDPの45〜50%近くを占めています。しかも、そのなかでも不動産開発がもっとも大きい。だから、中国では不動産が支柱産業だといわれています。

・もう一つ大きな理由が、不動産開発による地方の財政の確保です。中国の地方政府は、税収のほとんどを中央政府に持っていかれるので、収入があまりないのです。そこでいま、地方政府は、土地を売って財政に充てているわけです。中国の土地はすべて国有地ですが、地方政府は、その使用権を売ることができる。その土地の使用権を開発業者に売って、地方の財政が成り立っているのです。

<中国の経済が順調で、不動産が永遠に売れつづける、という前提>
・(石平)中国政府はここ数年、住宅ローン金利を低く押さえて、不動産バブルを支える政策を行ってきました。ほとんど無制限に誰にでも貸し出すわけです。一時は、大学生にまで、不動産を買えと言っていましたし、2軒目を買う夫婦も増えています。だから最近では、一時的にゴーストタウンが減少していました。
 ただ、あまりにバブルが過熱しすぎているので、2016年末から住宅ローン金利を引き上げるなど、中国当局は金融引き締めに動いています。しかし、「ウォールストリート・ジャーナル」などの海外メディアは、最近、中国不動産バブルの崩壊予測をさかんに流しています。

<不動産をつくっても、売ることができなければ、地獄>
・(石平)ところが、近年は資金がだぶついているので、買い手も結構いました。2015年の上海株大暴落、そして最近の外貨持ち出し規制によって、行き先を失った大量の資金が不動産にまわって、2016年ごろからバブルを引き起こしたのです。
 ただ、中国人にとっては不動産は自分が住むために買うものではありません。とくに富裕層ですが、投資や投機のために何十件と家を買うんです。

<中国経済は、不動産神話に支えられている>
・(石平)だから34億人分もの住宅建設計画が出てくるのですよ。
 ところが、バブルが過熱していますから、政府はこれを抑えようと躍起になりはじめています。2017年5月にも住宅ローン金利を上げました。
 しかし、2017年6月に中国国家統計局が発表したデータに基づき「ロイター」(2017年6月19日付)が算出したところによると、5月の中国主要70都市の新築住宅価格は前年比で10.4%上昇と、不動産価格は相変わらず伸びています。
 不動産バブルが崩壊すれば、建設中のものも含めて、再び一気にゴーストタウン化でしょう。

<逃げていく中国人富裕層>
・(石平)とくに中国の富裕層の人たちが、日本の不動産を買いあさっていますから。
 彼らが海外で不動産を買う理由は二つあります。一つは、中国はすべて国有地ですから、中国で不動産を買っても決して自分のものにはなりません。土地使用権を買うのです。しかも住宅用地の使用権は70年という期限があります。期限がきたら、また、一定の使用権代金を支払わなくてはならない。しかし、日本やアメリカで買えば、土地も自分の財産になります。
 二つ目はやはり、富裕層ほど中国の不動産市場の内幕を知っていますから、いずれ崩壊することがわかっているのです。だからいまのうちに、彼らは海外へ逃げ出そうとしている。国内で不動産投資をするよりも、安心ですから。
 中国人は日本でも不動産を購入していますが、いちばん人気なのはアメリカです。

・(石平)中国人が海外の不動産を買う場合、とくにアメリカでは住むケースが多いですね。富裕層たちは中国で稼ぎながら、家族や子供たちを海外に住まわせるというパターンです。とくに腐敗官僚は、妻子と不正蓄財を海外に送り、自分は中国で汚職にいそしんでいます。
 つまり、中国の未来をいちばん信じていないのが中国人なのです。だから人も金も海外へどんどん出て行っている。

<アメリカ人をバカだと思う中国人>
・(石平)そこはアメリカ人ともっとも異なる部分で、中国人は5000年の歴史ののなかで、常に心の中で思っていることとは違うことを言ったり、やったりする。
 中国の兵法「三十六計」の計略の一つに「指桑罵槐(しそうばかい)」というものがあります。これは字義としては、「桑の木を指差して、槐(えんじゅ)を罵る」ということになりますが、つまり、本当に批判したい相手を直接罵るのではなく、別の人を批判することで、間接的に本当に批判したい相手の心をコントロールする。
 中国人は、そういったやり方をするのです。それでも中国人は心のバランスを保つことができる。アメリカ人には、真似できないことですよね。

・(石平)だから中国人の基準からすれば、アメリカ人はみんな馬鹿だということになる。
 たとえば、私の友人にもアメリカに移住した中国人がいます。彼らの共通した意見は、「アメリカという国は、文化も技術も進んでいるし、自由に発言もできるからすごい。しかし個々人のアメリカ人は馬鹿だらけだ」というのです。騙しやすいし、嘘もつけない。あくまで、中国人の基準からすれば、ということですよ。

・(石平)彼らからすると、アメリカ人のほうが騙しやすいようです。簡単に人の話を信用するといいます。
 もちろん、ディベートをすればアメリカ人のほうが強い。日本人も中国人も。ディベートではアメリカ人には、なかなかかなわない。ディベートというのは論理の組み立てですから。
 しかし、中国人にとっては論理の世界はどうでもいい。中国人は論理についてはまったく無頓着なのです。だから、アメリカに対して論理で勝負しようとは絶対に考えません。
(ケント)なるほど。先ほど触れましたが、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所で、中国の主張する南シナ海の領有権が完全否定されたときも、中国は「紙くずだ」と切り捨てるだけで、論理的な反証などいっさいしませんでしたね。

・(ケント)アメリカは善悪の社会なのです。
 アジアは善悪よりは、生きるうえでの技術を重視している感じがしますね。
(石平)それはアジアというよりも、とくに中華圏、中国と韓国のことです。善悪の判断はどうでもいい、自分が生きるためには嘘も平気でつくし、悪とも手を組む。場合によっては善の顔もする。すべて自分が生きていくためです。
 だから、中国も韓国も歴史上、内ゲバが非常に多い。朝鮮半島でも中国でも、「朋党の争い」という派閥による殺し合いが続きました。
 とくに中国の場合は、一族意識が強いので、一族のためになるものは善であり、邪魔になるものは悪になる。そのときどきで善悪が入れ替わるのであって、普遍的な哲学はないのです。

<トランプ大統領で高まる日本のチャンス>
・(ケント)彼に投票した理由は、変革をもたらす力があると思ったからです。何をやるかはわからない。しかし、必ず何かをやってくれるだろうと。ある意味、ギャンブルなんです。
 トランプ大統領候補が掲げた政策の一つに、アメリカとメキシコの間に壁をつくるというものがありますが、壁をつくっても、つくらなくても、どちらでもいいのです。要するに、不法移民問題を解決できれば、それでいい。メキシコからの不法移民の問題は、麻薬や治安悪化の原因としてかなり深刻ですから、それを解決してほしいと願うアメリカ人も多いのです。

<中国の「一帯一路」はいずれ失敗する>
・(石平)たしかに、中国が世界で進めているインフラ投資では、現地の住民との間でトラブルが頻発していますね。
 
・発展途上国を借金漬けにして、地元の権益を奪うというやり方が、各国で問題になっています。

・(ケント)中国は、結構、自滅的なこともやっているのですよね。
 ケニアで、2017年5月に、中国が出資した長距離鉄道マダラカ・エクスプレスが開通しましたが、収入が見込めず、巨額債務を返済するめどがたっていないといいます。債務を抱えるケニアもつらいが、中国にとってもありがたくない。

・(石平)ケニアの鉄道建設では、2016年8月に、雇用や賃金が十分ではないということで、現地の若者200人が中国企業を襲撃する事件も起きています。アフリカ各国で、こうした中国人や中国企業の襲撃事件が多発しています。

<外国人が見ても矛盾だらけの日本国憲法を改正せよ>
・(ケント)どうも日本人は、専守防衛であれば小さい金額ですむと思っているようです。一方、攻撃能力の増強には莫大なお金がかかると思っているのですが、じつは逆なのです。
 むしろ、攻撃能力を高めるための軍事費のほうが、それほどかからない。実際、北朝鮮は核実験やICBMの発射実験を繰り返していますが、同国の経済力からして、軍事費はさほど突出した額とは思えない。それでも世界が大騒ぎになっています。
 一方、敵の攻撃を防ぐための防衛網を構築するには、その何倍もの費用がかかるのです。
(石平)しかも、攻撃能力が弱ければ弱いほど、防衛にさらにお金を使わなくてはならなくなります。
 強力な敵地攻撃能力の保有を見せつけることが、いちばんの防衛力、抑止力になる。「もしも攻撃したら、お前を叩き潰すぞ」という姿勢を示すということですね。
(ケント)受け身型の防衛というのは、相手の動きに合わせなければならない。しかも相手は何をやってくるか予測できない。これに対応するには、ものすごくお金がかかる。しかし、日本はそこまで十分な防衛予算を計上していないですよね。では日本に攻撃能力があるかといったら、それもない。だから不十分なのです。
(石平)攻撃能力を高めるということは、つまり、敵地攻撃が可能な軍事力を持つということですよね。ところが日本は専守防衛主義ですから、敵地攻撃ができるだけの武力や兵器を持ってこなかった。

・(ケント)しかし、昨今の北朝鮮情勢もあって、これから日本では憲法改正が論議の対象となってくると思います。
 個人的には、憲法9条をまず改正して、あとは10年程度かけて全条文を見直せばいいと思います。どのように改正するか。すでに述べたように。問題があるのは9条の第2項です。

・(石平)私は、いますぐ核を持たなくてもいいけれど、準備をしておく必要はあると思っています。万が一、日米同盟が破綻した場合、一夜にして核兵器を持てるような準備だけはしておく、「いつでもつくれるぞ」ということを示すことも、中国や北朝鮮に対する一種の抑止力になると思うのです。
 先ほどの核保有国についてですが、インドは、中国が核を持ったことに対抗するために核開発を行いました。そうするとパキスタンも国家戦略上、持たざるをえなかった。要するに、敵対する周辺国が持つと、やはり自国も持たざるをえなくなる。
 いま、中国と北朝鮮という日本と敵対する国があるわけですから、やはり日本としてもそれに備える必要があるとは思うのです。ただ、たしかにいますぐ持つというのは、現実的ではないでしょうし、日米同盟が有効なうちは必要はないとは思います。

<日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか>
<脱洗脳で輝ける日本へ>
・(ケント)石平さんは日本人が知らない中国の真実の姿を発信し、私はアメリカのWGIP(占領軍の情報統制のこと)から始まった日本の歪みを指摘する。洋の東西からやってきたわれわれだからこそ、日本人に示せることがあると思います。



『エコノミスト 2018.4.17』
《中国の統計水増し問題 相次いだ地方政府の「自白」 補助金制度の変革が引き金に  徐一睿》
・「政治選抜トーナメント」と呼ばれる中国の人事制度が、統計データを水増しするインセンティブとなっている。

・中国では長年にわたって、中央と地方の間で統計数値の食い違いが生じており、国際社会が中国の統計に対して不信感を抱く原因にもなっている。
2003年以来、全国31の省の域内総生産を合計した数値が、中国統計局が発表する国内総生産(GDP)を上回る状態が続いている。16年にはその差額が3兆6484億元(約58兆円)に達した。

・こうした中、中国の国家統計局は17年10月、国と地方のGDPの算出方法を19年をメドに統一することを発表し、国と地方でデータのつじつまが合っていなかったことを公式に認めた。
 一方、地方政府では、経済統計水増しの「自白」が相次いでいる。

<遼寧省がマイナス成長に>
・遼寧省の主要統計指標の推移を確認してみよう。14年の遼寧省の一般公共予算収入(日本の一般会計予算に相当)の対前年比はマイナス圏に落ち込み、15年は対前年比マイナス33.4%となった。

・今のところ、遼寧省、内モンゴル自治区、天津市の3つの地方政府に続く新たな自白は出てきていない。

<「責任状」の成果主義>
・人事権による統制とは、中央政府をはじめとする上位政府が「責任状」という具体的な数値目標を立て、成果主義にもとづいて選抜することで下位政府の幹部に強いインセンティブを与えることである。上位政府は事前に策定した評価基準にのっとって、下位政府に対する人事評価を行う。こうした人事権による統制は、「政治選抜トーナメント方式」と名付けられる。
 経済至上主義を掲げている中国において、統計の水増し問題は政治選抜トーナメント方式に従う昇進レースによる必然的な産物と言っても過言ではない。

<「一般補助金」増加が影響>
・もう一つの統制方法である財政移転とは、文字通り、中央から地方へ一定額の財源を交付することだ。この財政移転の制度改革が、水増しの自白を誘発した。

<財源と事務量の均衡必要>
・水増し問題発覚は、今日の中国の課題をあぶり出したという意義もあった。地方政府による自白・修正は、今後の地方財政の適正化に寄与することだろう。



『2010年中国が牙をむく』
石平   PHP    2008/11/7



<2010〜2012年、中国は牙をむく>
石;先生が台湾に対し、そういうお考えであれば、もう一つの問題として、台湾が自然に中国に飲み込まれる可能性が少ないほど、逆に中国共産党がいわゆる平和的に統合することを断念し、最終的には力ずくで統合に導くこともありますか?

中嶋;その可能性は十分にあります。

石;2010年か2012年か。台湾関係はかなり現実的な危険に立ち向かわざるを得なくなるということですね。

石;日本もこの数年間でいろいろな意味で「準備」をしておかないと手遅れになるでしょうね。

中嶋;そのためにも、やはり当面の外交政策の立直しをきちんとやらないといけないと思います。

中嶋;根本戦略と、それからやはり外務省の手腕がものをいいます。中国と日本外交官を比較すると、中国の外交官は実に巧みにロビー活動を根回しもうまくこなしている。日本の外交官はまったくダメだ。しかもストラテジー(戦術)がない。もう一つの日本の外交官の難点は英語力だといっているのです。英語力がもうぜんぜんダメだ、と。

<深刻化する社会の歪みと爆発寸前の中国社会>
<時限爆弾としての失業問題と貧富の格差>
・それにしても「都市部5000万人失業、農村部2億人失業」というのは、十分に深刻な事態である。すでに深刻化している中国の失業問題は2008年からさらに深刻化していくのが避けられない成り行きである。

<人類史上かってない規模の深刻な事態>
・これからの中国は、毎年、就職できずに労働市場から吐き出された百数十万人の大学卒業生と、1年間で1200万人増える都市部の新規失業者数と、常に失業状態にある農村部の2億人単位の「余剰労働力」と、5000万人も都市部の失業者が溢れているという史上最大の失業大国となっていくのであろうが、このような国に社会的安定を期待するのは最初から無理な話であろう。

・中国における「動乱の時代」の到来は、まさに失業問題の深刻化を背景とするものである。

・大富豪の一人の背後には、数千人かあるいは数万人の貧困層の人々が存在していることを忘れてはいけないのだ。

・「仇富」という新造語が数年前から流行っているのである。文字通り「富む者を仇とする」、「富む者を憎む」という意味で、要するに金持ちたちは貧乏人である民衆たちの憎むべき対象となり、その「仇」となっているわけである。このような心持が一種の社会心理として普遍化していることは、社会の安定化にとっては大変危険な要素であることは言うまでもない。

<金融と不動産、どちらが先に死ぬのか>
・「中国における不動産価格の暴落はやがて金融危機を引き起こし、いわゆる中国版サブプライムローン危機を引き起こすことになるだろう」との警告を発している。

・あたかも中国における「金融」と「不動産市場」の「死」はすでに確定事項となっており、「どちらが先に死ぬか」だけが問題となっているかのような風情である。

・彼らの論旨からすれば、中国の不動産市場の「死」はもはや避けられない趨勢になっているから、討論会の関心点は、もっぱらいつ「死ぬ」のかに集中している。



『2010 長谷川慶太朗の大局を読む』
 民主不況、米国製造業消滅、北朝鮮崩壊
長谷川慶太朗  李白社   2009/10/16



<「世界の工場から市場」へと転換した中国経済>
<「家電下郷」という政策に転換した中国>
・中国政府は、今回の世界的な不況で思い切った決断を下した。すなわち、輸出を伸ばすことで沿海部を中心に繁栄を目指すという従来の路線から、農民の消費意欲を刺激して内陸部の市場を確保するという路線への転換である。

・そのために現在、最も力を入れているのが「家電下郷(家電を農村に)」政策で、これは、農村部の消費者が家電製品を購入するときに、政府が販売価格の13%の補助金を出すというものだ。

・いずれにしても国営銀行が補助金用のお札をどんどん刷っているわけで、中国政府は今後それによって物価が上がろうと、不動産バブルが発生しようとまったく意に介していない。

・そこにお札を刷ってジャブジャブと流し込めば、流し込むほど、マーケットが広がっていくのである。

・中国が商品を供給する工場ではなく消費する市場へと転換するためで、必要な資金は文字通り無制限の融資によってつくっていくということなのだ。

<中国がウイグルを武力鎮圧しなければならなくなった理由>
・新疆ウイグル自治区は、中国にとって天然ガス生産で80%、原油生産で60%を占めるエネルギーの供給源になっている。

・新疆ウイグル自治区の住民約2000万人のうち約半分はウイグル族。

・中国の統制下に置くためにウイグル族の反乱は断固として鎮圧する方針だ。

<市場化を突き進むしかない中国共産党>
・新疆ウイグル自治区で大暴動が起こったのも失業者が増えたことが原因だった。

・中国政府が地方経済を改善する努力を行わないと、彼らの不満は溜まり続けていずれ爆発してしまうだろう。

・中国政府にとって、一番大事なことは共産党に対する大規模な反乱を防ぐという事だ。どんなにお金がかかっても反乱を全力で阻止する、そんな決意が「家電下郷」には込められているとも言える。

・同じ意味合いから、中国政府は今、海外から大量の穀物を輸入している。河南省、河北省、山西省が今年1月から大干ばつに見舞われて、小麦が大減産になったため、半年分の食糧が確保できなくなっているからだ。この3省には中国の全人口のほぼ3分の1に当たる約4億人が住んでいるので、そんな大人口が飢えて騒ぎ出したら、とても中国政府の手に負えなくなる。

・中国政府は、国内で人民元をどんどん刷って、海外から大量に穀物をドルで買い付けるという、外部から見れば危うい経済運営を行っている。中国政府もそんなことは百も承知だが、これからも少なくとも「家電下郷」は続けざるを得ないのである。



記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


森友学園問題には、主役である籠池理事長や、脇役である野党やマスコミが知らないところで(5)

2018/04/15 15:21

________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・最近の世の中の動きやメディアが注目している国会のことは、「政治の後進性・劣化」が窺われると語られています。財務官僚のスキャンダルもでたりして、代表的な官庁である財務省の劣化もささやかれています。政治や行政が乱れていますと、今の時代、海外にも広く発信されるので、国民が不安を覚え、国民が恥をかくといわれます。「近隣諸国の諜報機関は、鵜の目鷹の目で日本の粗探しをしている」と語られています。その個人情報の追跡は、週刊誌のように想像を絶する程度、執拗だと指摘されています。「飛んで火に入る夏の虫」にならないようにしなければいけないようです。新米の警察官が上司を拳銃で殺害したり、「前代未聞」の醜態が続いています。そして、海外ではシリアの化学兵器をめぐる米ロの対立も不気味なものを窺わせます。国内の物情騒然さや世界情勢の不透明さが懸念されています。「天下大乱の兆し」とは大げさですが、「何かの兆し」なのかもしれません。「天災は忘れた頃にやってくる」といわれます。また首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波が起こる確率も高く想定されていますので、ゼロメートル地帯の被災が懸念されているそうです。最近、再び大きくない地震が、何度も日本各地に起き出しています。

・有識者が提案する道州制についても両極端の見解があるといわれます。が、民主政治の国ですから、時間がかかりますが落ち着くところに落ち着くのでしょう。道州制も、いいことづくめといえる内容で、夢のような素晴らしい計画ですが、実施されると国民が地獄を見る懸念もあると指摘されています。また「道州制」は均等発展に反するので憲法違反という説もあると指摘されています。どんな時代、体制においてもテクノクラートの官僚は必要になります。官僚制度も時代の流れに適応できずに制度疲労、劣化が目立つともいわれます。道州制になれば「道州の官僚」にまたまた今のように牛耳られると指摘されています。政治や行政の近代化をすすめ、実際の「効率」をあげるようにしなければなりません。「長い物には巻かれろ」という風潮があるのかもしれません。「政治に関心のないひとはいるが、政治に関係のないひとはいない」そうです。「政務活動費の問題も氷山の一角」と指摘されていますが、現状の政界では「大胆な身を切る改革」は無理だといわれます。「政治の私物化」が批判されています。「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」そうです。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」と述べられます。政治の費用対効果の向上、行政サービスの効率等、問題は山積みといわれます。

・『日本国外務省検閲済み 外務省犯罪黒書』(佐藤優、講談社、2018/3/21)という私たち一般人は、理解不能な内部告発本も出版されています。拉致事件にしても40年以上も解決していない責任の多くは、外務省にあるのではないかといわれます。外交問題でも大丈夫なのかなと疑念がわくと指摘されています。最近の公務員事情はどうなっているのでしょうか⁉「官庁はわが国最大のシンクタンク」ですので、活発に機能しているのでしょう⁉
なお国恥的なことを国際的に発信することはいかがなものかといわれます。



・「財政再建」「プライマリーバランス」は頻繁に社会で議論されてきたトピックスです。ネット情報によると、「プライマリーバランス(基礎的財政収支)。借入金を除いた税金などの正味の歳入と、借入金返済のための元利払いを除いた歳出の収支。収支が均衡していれば、財政が健全であることを示す。政府は2011年度の黒字化を目指してきた。」といわれます。プライマリーバランスが、「金科玉条のごとく」主張され、多数説で、ほとんどの論者も受け入れているそうです。それに異を唱える人は、「異端」とされています。「2009年に麻生太郎政権(当時)はプライマリーバランス黒字化目標を先送りする方針に転じた。2013年、安倍晋三政権は2020年度までにプライマリーバランス黒字化を目ざすと「骨太の方針」に明記した」そうです。担当官庁の財務省の方針でもあり、異端であると「学者生命を絶たれる」のかもしれません。財政の権威のある財務省ですから。日銀の政策が過去に間違ったと識者はよく批判しましたが、財務省の政策が間違うと、私たち一般人は、やりきれません。「異星人やUFOをまともに研究すると学者生命を絶たれる」という与太話もあったと指摘されています。経済学者やエコノミストも詳細に分析、研究している分野だそうです。「財政破綻」や「国家破綻」のようなシビアな題目にもつながっているようです。エコノミストや学者の見解も大きく違い、資質が窺われる話だそうです。私たち一般人は、当然、全部を把握できません。

・議員の報酬引き上げに関して「お手盛り予算」には熱心であるといわれる議員も「税金の無駄遣い」にも厳しいと語られています。あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのであると指摘されています。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきているともいわれます。政治家も官僚も時代の急激な流れに対応できないと指摘されています。私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。その点については政治家と官僚の認識も自覚もないといわれます。「政務活動費の問題も氷山の一角」と指摘されていますが、現状の政界では「大胆な身を切る改革」は無理だといわれます。米国の共和党の政策は「補助金をどんどんカットする政策」だと非難されるそうです。基本的には「より大きな政府」への流れだそうですが、日本もコストカッターがでてきて補助金をどんどんカットする方向に向かうのかもしれません。防衛予算やインフラ整備予算、社会保障予算、科学技術予算と、増税の課題は山積みだそうです。「社長と部下連中がいつも戦っている会社があれば、即刻倒産している。この意味からも日本は企業であればすでに倒産している状態である」と語られています。

・「中国のハードランディング論」も増えていたようです。どこまで経済統制が効果を持続するのか分かりません。どこかで統計数字の大きな乖離が表面化しそうです。10年程前は「保八」という「年8%成長を維持できなければ、中国は失業者でメルトダウンする」という説が盛んに唱えられていたそうです。農民の問題や、社会保障の問題も「汚職」問題とともに、共産党独裁政権でも、制御できないと指摘されています。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」と語られています。「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるそうです。

・中国の統計数字が怪しいことは、以前から有識者に指摘されていたことだといわれます。特にソ連の古い統計システムを使い続けていた場合は、数字に大きな誤差がでてくるといわれます。「筆者の予測では、最悪を想定した場合、中国の実際のGDPは公式発表の数値の3分の1程度に過ぎないだろう」ということでは、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。著者の説も多数説になるのはいつなのでしょうか。ソ連の崩壊も、予想外で突然死のようなものでした。はたして中国の予想外の突然死は、おきるのでしょうか。官庁エコノミストの限界もあるようです。日本にエコノミストといわれる人々は多いのですが。私たち一般人は、当然、中国経済の詳細には詳しくはありません。中国のハニートラップもその後はどうなのでしょうか。著者によると「夜、外出先で宴席が設けられたのだが、とんでもない美女が接待役としてついてきた。2次会まで一緒にいれば危険だと思った私は、用事があるとか適当な理由をつけてその場から逃げ出した」ということですが、興味深いものです。ちなみにハニートラップ大国と指摘されています。

・社会主義の経済では官僚主義の悪い所が最大限に出ている経済といわれました。現代では、ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれます。そして中国では、共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部 の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」と指摘されています。市場経済化もうまくいっていないようです。

・「日本の借金は1000兆円」「一人当たり830万円」という数字の情報操作は、国民に広く浸透した情報操作だったといわれます。当時の野田総理も「子孫に借金を残すな」と盛んに答弁していたといわれます。財務省には、この数字の説明責任があったようです。この数字の情報では「増税に反対」する世論は力がなくなります。様々な政治力学が働いたのでしょうか。また経済評論家等の「日本経済破綻説」や「国債暴落説」の本が店頭をにぎわしたものです。しかしながら、「国の借金問題など存在しない」というエコノミストもいるといわれます。私たち一般人には、経済学説にも理解不能なことが多いようです。このような経済の最も基本的な事柄にエコノミストの見解が分かれるのは、エコノミストの資質が窺われます。安倍総理自身もアベノミクスの失敗を認めたといわれます。経済問題は国民の主要な関心事です。そこで、いわゆる「正しい説明」をしてもらいたいものです。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」といわれます。政治経済の制度疲労が激しく、システムが劣化しているそうです。そのうえ官僚と政治家の劣化もひどいそうです。その点については政治家と官僚の認識も自覚もないといわれます。ある意味ではディスインフォメーション(偽情報)、フェイク(偽)・ニュースになったのかもしれません。

・「日本の政府の借金は1000兆円」といわれると誰でも驚いたものです。解釈が違うと別の結論がでてくるようです。財務省というファイナンスの権威のある役所のいうことは、誰でも従うともいわれます。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。1票の格差が大きいと政権の正統性が疑われるといわれます。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきていると語られています。消費税に重点を置きすぎていて、累進課税や法人税の実質的な税制が応分負担に改正されるべきと指摘されます。文部省の天下り斡旋が問題になりました。官僚制度も時代の流れに適合できなかったといわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」ともいわれます。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。

・amazonに「アベノミクス」といれますと1352件の書籍がわかります。『アベノミクスによろしく』(明石順平)、『アベノミクス崩壊』(牧野富夫)、『日本経済崖っぷち  妄念の中の虚像、アベノミクス』(浜矩子)等で、ネガティブなものが増えてきているようです。アベノミクスの評価も立場の違いで、2つのグループに分かれるようです。官庁エコノミストは、痛烈に批判する人は当然ながら、少ないようです。『「新富裕層」が日本を滅ぼす』という本の著者(武田知弘)は、41冊くらいの本を書いているようです。財務省の見解というものは専門家集団ですので、指導力は強いそうです。「実は日本は社会保障“後進国”」という認識の有識者は多いのでしょうか。

・著者(武田知弘氏)によると消費税という税は不合理な政策だということになります。しかし、「無税国債」の発行に賛成する官庁エコノミストは多くないようです。「無税国債の発行」を主張する新しい首相はでてくるのでしょうか、社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。「失われた日本経済の20年」といわれますが、その間の経済政策は効果的ではなかったようです。20年の間に「日本経済の劣化」は相当すすんだようです。世界中で「格差の問題」が議論されています。「格差」は、税制で作られたともいわれます。「財源の裏付けのない政策は実現できない」ということで、「限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字」という状況が続きました。財政・社会保障費の抜本改革が不可欠であることは明らかですが、実施は難しいようです。「もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要」といわれます。税金の無駄遣いもなくせないようです。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。

・「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。スイスではベーシックインカムの実施が国民投票で否定されましたが、大胆な改革が先進諸国で検討されているようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームによる英知を結集した「国家改造計画」が求められているといわれます。舛添氏の公私混同が議会で批判されました。メディアにも大きく取り上げられました。あまりにも期待された知識人だったので、反動も非常に大きかったようです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「移民の問題も移民に土地を与えることができないので受け入れられない」といわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。

・「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。「政務活動費の問題も氷山の一角」と指摘されています。「日本の政治家はアメリカのロビイストのような役割を果たしている」という説もあります。そこで政治の改革がなかなかすすまないといわれます。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」そうです。

・「消費税増税のスタンス」が政治の一般論としてあります。日本の「借金」は1000兆円もあり、財政危機の状況であり、消費税を上げて財政危機を回避しなければならないという議論が有力説となり、政府を動かしているといわれます。借金1000兆円という数字が独り歩きしており、真面目に「財政破綻」「日本破綻」を主張している学者・エコノミストも少なくありません。経済学者やエコノミストが最も基本的な問題に見解が対立しているのは、私たち一般人には不思議な話です。財政の危機を考えると、消費税増税もやむをえないという思考が一般的でしたが、「日本の借金問題は、懸念することはない」という説もあり、驚きます。

・Amazonに「日本破綻」といれますと908件の書籍を見ることができます。『2020年、日本が破綻する日』(日本経済新聞出版社)、『1500万人の働き手が消える2040年問題―労働力減少と財政破綻で日本は崩壊する』(ダイヤモンド社)等です。その一方で、『何があっても日本経済は破綻しない!本当の理由』(アスコム)という全く反対の見解もあります。とにかく「財政問題」については百家争鳴のようです。

・「築土構木の思想で、土木工事を大規模にして日本を建てなおす」必要があるようです。国土強靭化構想で、水道や下水道等、道路のインフラを再整備する必要があります。老朽化がひどいそうです。また地震や津波に対する対策や東日本大震災の復興にも大規模な「土木建設」が必要です。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波も発生確率が非常に高いと、大衆レベルでも認識が浸透しています。かつて日本は、田中角栄氏の「日本列島改造論」にあるように「土建国家」ともいわれたものでした。田中角栄元首相の実績には毀誉褒貶があるようです。

・「熊本地震」も、このような大地震がくり返されて、不気味な南海トラフ巨大地震津波へと繋がっていくと、地震学者が述べています。「財源の裏付けのない政策は実現できない」といわれますが、建設国債や日銀の引受など手法はいろいろとあるようです。「コンクリートから人へ」ともいわれましたが、両方への投資が必要です。金融緩和と同時に大規模な財政投融資の両方が機能しなければならないといわれます。

・「政府債務残高約1000兆円」ということで「財政破綻」を喧伝し、大騒ぎをするエコノミストもいましたが、「国の借金問題など存在しない」と主張するエコノミストもいて、奇妙な面白い議論です。政府の紙幣発行権をめぐる考えの相違といいますか、デフレなどの基本的な考えが、それぞれ違っているようです。アベノミクスに対しても、厳しい評価をする経済学者もいるようです。外国の経済学者の評価も明らかになりました。今の状況では消費増税は無理だとされ延期されました。

・私たち一般人は、エコノミストではないので、詳しい分析はできませんが、円の国際的な評価が、その実態を反映するそうです。「国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない」という結論になると主張する学者(高橋洋一氏)もいるようです。ギリシアのような経済の弱い国と比較はできないようです。

・「日本の核武装」に言及する知識人が増えてきているそうです。核装備は一種の政治のタブーになっていた感がありましたが、世界情勢が大きく変わってきたためか、有識者から様々な提案がなされているようです。私たち一般人は、核兵器については詳しくは知りませんが、日本の周辺の仮想敵国が核兵器や細菌兵器、化学兵器を熱心に開発している以上、日米安保条約のみに頼ることは十分ではないようです。タブーなき防衛論議が必要のようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した現代の「国家改造計画」が求められているそうです。「日本最大のシンクタンクである官庁を政治家は上手に使いこなすべきである」といわれます。防衛政策ははたしてどのような評価をうけているのでしょうか。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。

・「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているといわれます。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。核兵器を持たなければ歩兵の大量出血を強要されるといわれます。抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、拉致事件にも抑止力がなかったそうです。「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃える」ほうが、費用対効果があるといわれます。核シェルターもありませんし、この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。5兆円という限られた防衛予算では不十分だともいわれます。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。

・「次の戦争では必ず新兵器が使われる。将軍たちは前の兵器で軍事演習をしている」そうですので、通常兵器が陳腐化する時代に備えておく必要があるのでしょうか。「核には核で」という常識がゆきわたるのはいつのことでしょうか。もちろん、日本の核装備には言うまでもなく、多くの反対論があります。法律や条約の問題もあります。しかし、憲法改正をしなくても核兵器は持てるといわれます。「専守防衛」だからこそ核兵器をもつ必要があると専門家は主張しています。

・太平洋戦争も米軍の新兵器と原爆によって、日本軍が圧倒されたように、新兵器の登場によって旧兵器が陳腐化するのだそうです。旧軍は、レーダーなどの新兵器で完敗しました。それも現代では新兵器の開発のスピードが速くなっているそうです。旧軍のほとんどの将官や将校も「戦争に勝てる」とは思わなかったそうです。そして「戦争に負ける」ということは、どのようなことを意味しているかも認識していなかったそうです。ひどい目にあったのは、国民すべてで特に庶民でした。

・サイバー戦争では米中戦争がすでに始まっているとも言われています。深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし、対外戦争に打って出るという懸念が国際社会、チャイナ・ウオッチャー間では言われているそうです。Amazonに「サイバー戦争」といれますと152件の書籍が出てきます。『サイバー攻撃 ネット世界の裏側で起きていること』、『サイバー戦争は公開情報のみでここまで戦える』、『サイバー戦争〜すべてのコンピューターは攻撃兵器である』、『日本サイバー軍創設提案:すでに日本はサイバー戦争に巻き込まれた』という具合に刺激的です。どうもサイバー戦争はいまも熾烈に継続中だそうです。メディアに人民解放軍の将校の名前が出たりして米中サイバー戦争は奇妙な問題です。メディアもどの程度把握しているのでしょうか。仮想通貨で大規模なサイバー犯罪が起こったばかりです。

・中国の社会が不安定化することにより世界中に深刻な影響を与える懸念があるようです。学校にいけない子供たちが増えており、社会問題がいろいろと深刻化しているそうです。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」といわれます。米国の学者も2016年に中国は昏睡状態に陥ると予測していたようです。また「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるそうです。「来世はブタでも良いから中国人には生まれたくない」と回答する者もいると指摘されています。最近の週刊誌には、中国の内情がよく載っていますが、「中国激変」の内容が増えているといわれます。

・中国の経済学者によると「影の銀行(シャドーバンキング)に対する規制が強化されるなら、中国の不動産価格が最大50%下落する可能性がある」という見方を示していました。不動産市場も株式市場もバブルが崩壊しましたが、再び、投機資金が動いているともいわれました。「チャイナ・リスク」を誰もが認識できる時代になりました。中国の経済の減速、混乱が大減速と大混乱になるのでしょうか。 中国では「上に政策あれば、下に対策あり」といわれていますが、限界がきているといわれます。「中国ははたして「中所得の罠」を破れるだろうか。筆者(高橋洋一氏)は中国が一党独裁体制に固執し続けるかぎり、罠を突破することは無理だと考えている」ということで、中国経済はハードランディングしかないといわれました。

・識者によると、中国共産党の「みっともなさ」が世界中のメディアに露呈されている時代だそうです。世界のメディアへの頻繁な露出こそが中国共産党が最も恐れていることではないのでしょうか。「誰も13億人を食わせられないので戦争をする」といわれます。「来世はブタでも良いから中国人には生まれたくない」と回答する者もいるといわれるくらい深刻な状況といわれます。中国が民主化すれば米国との(核)戦争はありえないといわれます。米中サイバー戦争(ナウ)はどのようになっているのでしょうか。中国は人類の難題となっていくそうです。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあるといわれます。「日本を海に沈めるぞ」と恫喝を受けているのに、平和を叫んでいるのはいかがなものかといわれます。「将来はスイス型の『民間防衛』を目標にすべきだ」といわれます。スイスのように100%の核シェルターと国民皆兵的な郷土防衛隊で備える必要があると指摘されています。総務省と地方自治体の管轄の「郷土防衛隊」の創設が必要だといわれます。都心を狙った水爆で、国会も皇居も霞が関も吹っ飛んで一巻の終わりになるといわれます。

・中国のスパイ工作についても私たち一般人は、よく分かりません。旧共産圏のハニートラップはすさまじいともいわれます。移民の形で欧米の資本主義国へ流れ込むともいわれます。国交回復で「日中友好」との流れでしたが、「日中戦争」のタイトルの文字の書籍もでるような激変ぶりです。ハニートラップや産業スパイ、人口大国ですから「何でもあり」といわれます。私たち一般人は、複雑な国際政治のメカニズムが分かりません。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」といわれます。同世代の男性が4000万人も偏りがある深刻な人口問題があると指摘されています。「愛国青年を戦場に送れとする古典的な手法が使われる」ともいわれます。20世紀は、内戦と共産党の独裁のために中国国内では、膨大な数の餓死者がでたといわれます。ですから「愛国青年に貧乏を忘れさせるために戦争をする」、「誰も13億人を食わせられないので戦争をする」、「愛国青年を食わせられなくなるので戦争をする」等の執拗な戦争政策を取っていたといわれます。周辺諸国は、ほとんど戦争政策に巻き込まれています。ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」と指摘されています。

・「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」といわれます。太古の歴史から人類の支配のために、「戦争」という手段は欠かせなかったと語られています。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」といわれます。目に見えないとてつもなく進化した異星人のことはアバブ・トップシークレットです。「売春は女性の最古の職業」ともいわれ、昔からハニートラップが盛んだったといわれます。ヨーロッパでは「売春とスパイが最古の職業」と語られています。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。

・日本は敗戦後から「スパイ天国」といわれます。諜報機関もありませんし、法律的な担保がないそうです。未来には「移民」を認めなくても1000万人の外国人が日本に「職」を求めて、住みつくといわれます。しかし、「移民の問題も移民に土地を与えることができないので受け入れられない」といわれます。人口大国の人材の流入もすすみましょう。外国において日本語教育をすすめるということは、彼らを日本に招いているということを意味します。外国の若者の失業は深刻な国際経済問題になっています。そうなると国際結婚も進みますし、日本国籍を取る人も激増しましょう。いわゆる「アメリカ化」がすすむといわれます。ニューヨークのような「人種の坩堝」といわれるようになる可能性も全くの空想物語とはいえないといわれます。そうなると、日本人のアイデンティティが失われ、さまざまな社会問題がでてくると語られています。海外援助の問題も、戦後多くのノウハウが蓄積されているといわれます。しかし、海外援助も複雑な問題が実際に起きていると指摘されています。

・「本当に優れた人材を国会に送り込むシステムが確立されていない」といわれます。「官僚とか議員は重要な仕事をしているのだから、仕事のできる者は優遇すべき」といわれます。ところが官僚や議員の仕事の劣化が、失政が増えているといわれます。「失政」を詳しく調べていくと恐るべきことが分かるのかもしれません。「国家に損害を与えたなら個人資産でもって補償せよ」という厳しい状況だと語られています。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。聖戦「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきているともいわれます。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド




記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


森友学園問題には、主役である籠池理事長や、脇役である野党やマスコミが知らないところで(4)

2018/04/15 15:20

<あと900兆円国債を発行しても破綻しない>
・第1章の終わりで、歴史上イギリスがネットの債務残高が二度もGDPの250%前後になったのに、いずれも破綻しなかったことを述べた。
 日本のネットの債務残高のGDP比は70%だから、往年のイギリスと同じ段階まで債務残高をふくらませるとしたら、あと900兆円も国債を発行しなければならないということになる。
 実際にそんなことをする必要はないのだが、もし900兆円国債を発行して、一気に財政出動したらどんな世の中になるか、ちょっと想像してみよう。

・さすがに1年では賄いきれないだろうから、9年に分け、年間100兆円ずつ使っていくことにしよう。民間金融機関の消化能力を考えて、全額日銀引き受けにしよう。そうすると、毎年、政府は日銀が刷った100兆円を手に入れられる。日本中のおカネが1年間で100兆円増える。
 政府も投資先が思いつかないので、とりあえず国民全員に配ることにしたとすると、国民1人当たり70万円が分配されることになる。4人家族なら、300万円近い札束が、宅配便か何かで届くのかもしれない。
 これには長年デフレに慣れてきた人たちも、さすがに驚くのではないだろうか。隣の家にも、向かいの家にも何百万円も配られているのだ。

・インフレになるということは、為替相場は円高から超のつく円安に変わる。
 とても簡単な計算をすれば、いま米ドルはおよそ2兆ドル、日本円は140兆円存在している。ここから割り出される為替レートは1ドル=70円ということになるのだが、日本円が240兆円になれば、一気に1ドル=120円になることになる。これは小泉政権時のレベルだ。
 これはすごいことになる。米ドルを使う人から見れば、日本製の自動車や家電、精密機器が、半額で買えるわけだ。プリウスが100万円、テレビが2万円で買える感覚だ。おそらくどんなに生産しても間に合わない。

・もうひとつ、ここでぜひ考えてほしいのは、お金の量を増やせば経済は回り始めるという法則だ。いきなり100兆円増やせば不必要なインフレを招いてしまうが、では20兆円なら、30兆円なら、あるいは40兆円ではどうなるだろうか。もっとマイルドで、所得の上昇を喜びつつ、貯金することではなく働いてお金を使い、また働くことに喜びと利益を見いだせる世の中になってはいないだろうか。

<だんだん変わってきた。未来はある>
・日銀は、間違い続けている。本当は、日銀の多くの人も、間違えていることに気づいているのではないかと思う。

<財務官僚・日銀職員は国民のために働くエリートではない>
・バーナンキ議長はかつて、「日銀はケチャップを買えばいい」と言い、何でもいいから買いを入れてマネーを供給すればいいではないかと主張していたが、日銀は、分かっている人から見ればそのくらいもどかしい中央銀行なのだ。
 官僚も博士号所持者は少ない。でも平気でそれなりのイスに座り、うさんくさい経済学もどきをばらまいてミスリードしている。こんなことも、他の先進国の政府職員や、国際機関の職員にはあまりないことだ。

<もう日銀は言い逃れできない>
・インフレ目標導入を防戦する日銀の言い訳は、いつも決まって「アメリカが導入していないから」だった。
 バーナンキ教授は、2002年にFRB理事に指名された。
 実は以前、私はバーナンキ教授本人からインフレ目標の話を聞いていた。必ず将来インフレ目標を導入するはずだと予測した。
 しかし、多くの人からバッシングされた。そんなことをするわけがないだろうと叩かれた。ところが、2012年2月、現実のものになった。
 困ったのは、日銀の人たちだ。

・もう言い逃れはできない。何が日本経済のためになるのかを、真剣に考えてほしい。そうしなければ、この国から成長力が削がれる。その先に待っているのは、本物の「破綻」だ。



『築土構木の思想』  土木で日本を建てなおす
藤井聡   晶文社    2014/7/25



<世間は皆、虚言ばかりなり>
・「土木」というと、多くの現代日本人は、なにやら古くさく、このITやグローバリズム全盛の21世紀には、その重要性はさして高くないものと感じているかもしれません。
 とりわけ、「人口減少」や「政府の財政問題」が深刻化している、と連日の様に様々なメディアで喧伝され続けている今日では、今更、大きなハコモノをつくる様な土木は、時代遅れにしか過ぎないだろう、というイメージをお持ちの方は多いものと思います。
 しかし、今日私たちが信じている様々な常識が、実は単なる「虚言」(ウソ話)にしか過ぎないという事例には、事欠きません。

<築土構木の思想>
・この言葉は、中国の古典『淮南子』(紀元前2世紀)の中の、次のような一節に出て参ります。すなわち、「劣悪な環境で暮らす困り果てた民を目にした聖人が、彼等を救うために、土を積み(築土)、木を組み(構木)、暮らしの環境を整える事業を行った。結果、民は安寧の内に暮らすことができるようになった」という一節でありますが、この中の「築土構木」から「土木」という言葉がつくられたわけです。

・すなわち、築土構木としての土木には、その虚言に塗れた世間のイメージの裏側に、次の様な、実に様々な相貌を持つ、われわれ人間社会、人間存在の本質に大きく関わる、巨大なる意義を宿した営為だという事実が浮かび上がって参ります。

第一に、土木は「文明論の要」です。そもそも、土木というものは、文明を築きあげるものです。

第二に、土木は「政治の要」でもあります。そもそも築土構木とは、人々の安寧と幸福の実現を願う、「聖人」が織りなす「利他行」に他なりません。

第三に、現代の土木は「ナショナリズムの要」でもあります。現代の日本の築土構木は、一つの街の中に収まるものではなく、街と街を繋ぐ道路や鉄道をつくるものであり、したがって「国全体を視野に納めた、国家レベルの議論」とならざるを得ません。

第四に、土木は、社会的、経済的な側面における「安全保障の要」でもあります。社会的、経済的な側面における安全保障とは、軍事に関わる安全保障ではなく、地震や台風等の自然災害や事故、テロ等による、国家的な脅威に対する安全保障という意味です。

第五に、土木は、現代人における実質上の「アニマル・スピリット(血気)の最大の発露」でもあります。

第六に、土木こそ、机上の空論を徹底的に排した、現場実践主義と言うべき「プラグマティズム」が求められる最大の舞台でもあります。

<土木で日本を建てなおす>
・そもそも、今日本は、首都直下や南海トラフといった巨大地震の危機に直面しています。今日の日本中のインフラの老朽化は激しく、今、適切な対応を図らなければ、2012年の笹子トンネル事故の様に、いつ何時、多くの犠牲者が出るような大事故が起こるか分からない状況にあります。

・巨大地震対策、インフラ老朽化対策については多言を弄するまでもありません。
 大都市や地方都市の疲弊もまた、日本人がまちづくり、くにづくりとしての築土構木を忘れてしまったからこそ、著しく加速してしまっています。そして、深刻なデフレ不況もまた、アニマル・スピリットを忘れ、投資行為としての築土構木を我が日本国民が停滞させてしまった事が、最大の原因となっています。
 だからこそ、この傾きかけた日本を「建てなおす」には、今こそ、世間では叩かれ続けている「土木」の力、「築土構木」の力こそが求められているに違いないのです。

<公共事業不要論の虚妄  三橋貴明×藤井聡>
<インフラがなくて国民が豊かになれるはずがない>
・(藤井)三橋先生は、みなさんもよくご存じの通り、いま政府が採用しているアベノミクスというデフレ脱却のための政策の、理論的バックボーンをずっと長らく主張されてきた先生です。ならびにかなり早い段階から、経済政策としてもインフラ投資をやるべきだというお話をされています。

・(三橋)もうひとつはですね、公共投資を増やし、インフラを整備しなければいけないというと、よくこういうレトリックが来るわけですよ。「財政問題があるから公共投資にカネが使えず、インフラ整備ができない」と。日経新聞までもが言いますよ。要は予算がないと。これは全然話が逆で、日本は政府にカネがないから公共投資ができないんじゃないんですよ。公共投資をやらないから政府にカネがないんです。

・(三橋)そこで、政府が増税やら公共投資削減やらをやってしまうと、ますます国内でお金が使われなくなり、デフレが深刻化する。実際、日本は橋本政権がこれをやってしまったわけです。日本のデフレが始まったのはバブル崩壊後ではなく、97年です。

・公共投資を増やせばいいじゃないですか。財源はどうするか。それは建設国債に決まっていますよ。公共投資なんだから、国の借金がいやなら、日銀に買い取ってもらえばいいじゃないですか。

<国の借金問題など存在しない>
・(三橋)いずれにしても「公共投資に20兆も使っているんですよ!」といわれると、国民は「天文学的数字だ!」となってしまう。国の借金も1000兆円とか。
 ただし、その種の指標は数値をつなげて考えなくてはいけない。GDPが500兆の国が、公共投資20兆というのは、むしろ少なすぎるだろうと。しかもこんな自然災害大国で。そういうふうに相対化して比較しなくてはいけない。
 もうひとつは、最近、私が発見して流行らせようとしているんだけど、いわゆる国の借金問題。正しくいうと政府の負債ね。あれって、日銀が昨年からずっと量的緩和で買い取っているじゃないですか。だから、政府が返済しなければいけない借金って、いまは実質的にどんどん減ってきているんですよ。まあ国債が日銀に移っているんだけど、日銀は政府の子会社だから、あんなもの返す必要がない。国の借金問題なんて、いまはもう存在しないんですよ、実は。

・(三橋)もうひとつ怪しいのがありまして、社会保障基金。あれも100兆円くらいあるんだけど、中身は国民年金、厚生年金、共済年金なんですよ。政府が政府にカネを貸しているだけ。こういうのも「国の借金!」としてカウントして、本当にいいのかと思う。とにかく入れるものは全部詰め込んで、「はい1000兆円、大変でしょう」ってやっている。

・(三橋)日本政府は金融資産が500兆円くらいありますから、一組織としての金融資産額としては世界一じゃないですか。アメリカよりでかい。そのうち100兆くらい外貨準備です。残りは先ほどの社会保障基金。共済年金や厚生年金の持っている国債だから、そういうのは、絶対に相殺して見なくちゃいけないんだけど。

・(三橋)全部「借金」に詰め込んでいるわけですよね。しかも日銀が量的緩和で国債を買い取っている以上、返済が必要な負債はなくなってきているのに、それでもそういうことは報道されない。

・(三橋)(デフレの悪影響は)過小評価されています。デフレがどれほど悲惨な影響を及ぼすか、わかっていない。マスコミは「デフレになると物価が下がりますよ」としか言わないじゃないですか。だから、何が悪いんだ、みたいな話になりますが、違いますよね。デフレ期は所得が減ることがまずい。さらに問題なのは、所得が減るとはつまりは企業の利益が減るということなので、次第にリストラクチャリングとか倒産・廃業が増えていき、国民経済の供給能力が減っていくわけですよ。供給能力とは潜在GDPですよ、竹中さんの大好きな。

・(三橋)デフレこそが、まさに潜在GDPを減らしていますよ。典型的なのが建設企業です。1999年に60万社あったのが、いまは50万社を割ってしまった。10万社以上消えた。これ、経営者が相当亡くなられています。自殺という形で。

・(藤井)建設業というのは、築土構木をするための技術と供給力を提供しているわけですが、その力がデフレによって小さくなってきている。それこそ、会社の数でいって6分の5にまで減少している。実際、会社の数だけではなく、それぞれの会社の働いている方や、能力などを考えると、その供給力たるや、さらに落ち込んで来ていることがわかる。労働者の数だって、かっては700万人近くいたのが、今では500万人を切っている。実に3割近くも建設労働者は減ってしまった。

・(藤井)つまり、公共事業を半分近くにまで大幅に削減すると同時に、デフレで民間の建設事業も少なくなって、建設産業は大不況を迎えた。その結果何が起こったかというと、わが国の建設供給能力の大幅な衰退なわけです。実は、これこそが、日本国家にとって、深刻な問題なんです。でも、一般メディアでも経済評論家たちも、この問題を大きく取り上げない。

<築土構木の思想は投資の思想>
・(三橋)しかもやり方は簡単なんだから。日銀が通貨発行し、政府がそれを借りて使いなさい、というだけでしょう。しかもですよ、環境的にやることが見つからないという国もあるんですよ。でもいまの日本は、もちろん東北の復興や、藤井先生が推進されている国土の強靭化とか、インフラのメンテナンスとか、やることはいっぱいあるんですよ。なら、やれよ、と。建設企業のパワーがなくなってしまったため、そちらのほうがボトルネックになっていますよね。

・(三橋)建設の需要がこのまま続くかどうか、信用していないんですね。またパタッと止まったら、またもや「コンクリートから人へ」などと寝言を言う政権が誕生したら、またもやリストラですか、っていう話になってしまいますからね。

・(藤井)さらに建設省の公共投資額という統計の農業土木という分野を見ると、昔はだいたい1兆数千億円くらいあったのが、いまはもう2、3千億円程度になっている。民主党政権になる直前は6千数百億円だった。でも、民主党政権下で60%も減らされた。

<朝日と日経が共に公共投資を批判する愚>
・(藤井)いまのお話をお聞きしていますと、いわば「アンチ政府」とでも言うべき方々の勢力、市場主義で利益を得られる方々の勢力、「緊縮財政論者」の勢力、「財政破綻論者」の勢力、といった重なり合いながらも出自の異なる4つの勢力がある、ということですね。つまり、仮にその4つがあるとすれば、その4つが全部組み合わせて作り上げられる「四すくみの四位一体」が出来上がって、それが一体的に「公共事業パッシング」の方向にうごめいている、というイメージをおっしゃっているわけですね。

<国の借金、日銀が買い取ればチャラになる>
<日本ほど可能性のある国はない>
・(三橋)安全保障面ではアメリカべったりで、ひたすら依存していればうまくいきました。もう1つ、大きな地震がなかった。1995年の阪神・淡路大震災まで大震災がなかった。国民は平和ボケに陥りつつ、分厚い中流層を中心に、「一億総中流」のいい社会を築いたんだけど、非常事態にまったく対応できない国だったことに変わりはないわけです。
 ということは、いまから日本が目指すべき道は、非常事態に備え、安全保障を強化することです。結果として、高度成長期のように中間層が分厚い社会をもう一回つくれると思いますよ。最大の理由は、デフレだから。デフレというのは、誰かがカネを使わなくてはならない。

・(藤井)外国はそれがグローバルスタンダードなんですね。ですからグローバル―スタンダードに合わせすぎると、日本もせっかくすごい超大国になれる道をどぶに捨てることになりますね。



『エコノミスト   2016.4.19』 



<識者7人が採点 黒田日銀3年の評価>
<70点 失業率低下が政策の正しさを証明 2%未達は消費税増税が原因  (高橋洋一)>
・この3年の日銀を評価する基準は2つある。失業率とインフレ率だ。
まず完全失業率は3.3%(2月時点)まで下がっている。金融政策は失業率に効く。失業率が改善しているから、期待への働きかけや波及経路は機能しており、量的・質的金融緩和(QQE)が正しかったことを示している。

・原油安によってインフレ2%を達成できなかったという日銀の説明は、短期的には確かにそうだが、3〜4年で見ると影響はなくなる。消費増税の影響を見通せなかったので、結局、原油安を方便として使っている。

・日銀当座預金への0.1%のマイナス金利の導入は金融緩和として評価できる。

・金利を下げて、民間金融機関の貸し出しを後押しすれば、借りたい企業や人は出てくる。ビジネスをしたい人にとってはチャンス到来だ。

・国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない。
 そして、日銀が出口戦略に入る時も国債を吐き出す(売る)ことをせずに、GDPが上がるのを待てば、日本政府の財政再建が実はもう少しで終わる。財政ファイナンスで最悪なのは、ハイパーインフレになることだが、今の日本はインフレ目標もあり、その懸念はない。国債も暴落しなくていい。何も悪いことない。



『最強国家ニッポンの設計図』  ザ・ブレイン・ジャパン建白
大前研一   小学館   2009/6/1



<核、空母、憲法改正、そして国民皆兵制もタブー視しない真の国防論>
<北朝鮮を数日で制圧するだけの「攻撃力」を持て>
・外交は時に戦いである。いや、むしろ国家と国家の利害が対立する場面ほど外交力が必要になる。そして時に「戦争」というオプションも視野に入れておかなければ、独立国家としての対等の外交は展開できない。

・本当に必要かつ十分な軍備とは何かを考えておく必要がある。

・自力で国を守るのは至極当然のことだ。大前提として戦争を抑止するには「専守防衛」などと言っていては駄目だ。

・具体的には、射程距離1000km以上のミサイル、航空母艦、航続距離の長い戦略爆撃機、多数の上陸用舟艇などを中国地方や九州地方に配備するべきだ。

<突然豹変して威圧的になるのが、中国の常套手段>
・ただし私は、中国との戦いは実際には起きないだろうとみている。中国が周辺国を挑発しているのは、侵略の意図があるからというより、実は国内の不満を抑えることが最大の目的だと思われるからだ。いま中国政府が最も恐れているのはチベット問題や新疆ウイグル問題、あるいは法輪功、失業者、農民等の不満による内乱がある。それを避けるためにはあえて国境の緊張を高めて国民の目を外に向けようとしているのだと思う。

<国民皆兵で男女を問わず厳しい軍事訓練を経験させるべきだ>
・ただし実際に「核兵器」を保有する必要はない。それは敵を増やすだけだし、維持するのも大変なので、むしろマイナス面が大きいだろう。国家存亡の脅威に直面したら90日以内に核兵器を持つという方針と能力を示し続け、ロケットや人工衛星の技術を高めるなど、ニュークリア・レディの技術者を常に磨いておくことが重要だと思う。また欧米の同盟国に日本のこうした考え方を説明し納得してもらっておく必要がある。

・ソフトウェアの第一歩とは、すなわち「憲法改正」である。現行憲法は再軍備をしないという条文しかないので、開戦と終戦の手順はもとよりそれを国会がきめるのか首相が決めるのか、といったことすら想定していない。自衛隊についてもシビリアン・コントロールについても定義は明確ではない。つまり今の日本には“戦う仕掛け”がない。

<中国の人権問題を「ハードランディング」させると7億人の農民が世界を大混乱に陥れる>
<中国政府が気づかない「2つのズレ」>
・いま中国政府が理解すべきは自分たちが考える常識と世界が考える常識がズレている、ということだ。ズレは2つある。

・一方、中国は今もチベットや新疆ウイグルなどを征服したという認識は全くない。

・もう一つのズレは、中国が宗教の自由を認めないことである。

<台湾もチベットも独立させて中華「連邦」を目指せ>
<私の提案に賛同する中国指導者たちは、起て!>
・現在の中国で国民に自治と自由を与えたら、不満を募らせている7億人の農村戸籍の人々が都市に流入して大混乱が起きる。力と恐怖による支配を放棄すれば、暴徒化した農民たちが中国人資本家や外国人資本家を襲撃して富を略奪するかもしれないし、第2の毛沢東が現れて、より強力な共産国家を作ってしまうかもしれない。

・なぜ、国民に移動の自由さえ与えていないのかを真剣に考えたことのない欧米諸国が、自分たちの基準を中国に当てはめて、人権だと民主主義だのとなじることも間違いなのだ。

<「世界に挑戦する日本人」第4の黄金期を築け>
<世界に飛び出せない“偽エリート”の若者たち>
・どうも最近の日本人はだらしない。基本的な能力が低下しているうえ、気合や根性もなくなっている。
 私は、アメリカのスタンフォード大学ビジネススクールやUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で教えていたが、クラスにいた日本人留学生は実に情けなかった。

・英語こそ、そこそこのレベルではあったが、中国、韓国、ヨーロッパ、中南米などの他の国々から来たクラスメートの活発な議論に加わることができず、覇気がなくてクラスへの貢献もあまりできていなかった。

・私は、若い頃、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)大学院に留学した。1960年代の後半である。あの時代は、日本を離れる時に家族と水杯を交わし、博士号が取れなかったら日本に帰れないという悲壮な覚悟で太平洋を渡った。実際、博士号が取れずにボストンのチャールズ川に投身自殺したクラスメートもいた。留学中の3年間、私は(お金がないせいだが)一度も帰国しないどころか自宅に電話さえかけなかった。
 ところが今の日本人留学生は日常的に携帯電話で自宅と連絡を取り、嫌になったら簡単に逃げ帰る。

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

<高橋洋一>
主張
増税する前に、まず政府の無駄な出費を減らすことを主張する、上げ潮派の論客。1998年から在籍したプリンストン大学ではベン・バーナンキの薫陶を受けた。いわゆるリフレ派であると目される。

埋蔵金
2008年(平成20年)には、いわゆる「霞が関埋蔵金」が存在すると主張し 、翌年に発生した世界金融危機に際しては、政府紙幣の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した。

日本の財政について
財務省時代に国のバランスシートを作成(2012年現在は財務書類という名称で公表)し、国の借金は900兆、資産は500兆、差し引き400兆の負債であり、これを踏まえて財政を論議しなければならないと、増税を主張する財務省やマスコミを批判している。

日本の財政再建のためには、大胆な金融緩和によるリフレーション政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで300兆円になると主張している。

日本銀行批判
大蔵省在籍中から、日本銀行による金融政策への批判を繰り返してきた。構造改革論が盛んに論じられた2002年には、構造改革の模範と目されたニュージーランドがかつて、金融政策によってデフレーションに陥る危機を脱したことを指摘、インフレーション目標を採用しない日本銀行を批判した。

日本銀行はハイパーインフレーションを恐れ、紙幣の大量発行を拒否しているが、40兆円の需給ギャップがあるのでそうはならないとも主張している。その後、銀行の持つ国債を日銀がデフレ(需給、GDP)ギャップ分の30兆(2012年4月-6月は10兆(朝日新聞))円分引き取り、紙幣を供給する政策も主張している。

2012年現在の金融政策について、「日銀が100兆円ほどの量的緩和をすれば株価も5000円程上昇、そうしないと日本の景気回復(デフレ脱却)とはならない。今の日銀の5兆-10兆円での量的緩和では、海外からは見劣りし周回遅れである」と批判している。
アベノミクスの三本の矢で最も重要なのは『金融緩和である』としている。


『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』
鳴霞  千代田情報研究会  飛鳥新社  2013/4/6



<「日本人がいかに易々と中国人に騙されるか」>
・来日後の私は、大学や兵庫・大阪の中国語学校で教える傍ら、日本企業の通訳もしていたが、その折痛感したのは「日本人がいかに易々と中国人に騙されるか」である。

<中国人学者たちの怪しい行動>
・日本企業は「人権」「友好」「学術研究」という冠をつければ、技術も機密も公開、資金まで提供して丁寧に教えてくれると、中共政府は見くびっている。この状態こそ、日本が「スパイ天国」であると揶揄され、世界から嘲笑の的になっている理由である。
 中共は「スパイの21世紀的役割は、技術的遅れを埋め合わせる機密情報の入手」と規定している。国家として科学技術力が欠けていることを認識し、先進各国の先端技術を欲しがっている。しかし、先端技術を習ったり買ったりするような状況は想定していない。
 中共は、習うこと、または習うことによって入手した技術は古いもので、最先端のものではないという認識を強く持っている。

<美女スパイの手口>
・中国のスパイ活動といえば、すぐ「ハニートラップ」という言葉が浮かんでくる。女性を近づけて相手を油断させ、情報を取ったり、工作したりすることであるが、日本の橋本元首相や自民党の前総裁・谷垣禎一氏も、これに引っかかったのではないかという噂がある。亀井静香前国民新党代表は、自民党時代、中国を初訪問する際、後藤田官房長官に直々に呼ばれ「中国の女性通訳には気を付けろ」と注意を受けたという。実際、中国を訪れると、すこぶるつきの美人通訳が現れ、耳に吐息を吹きかけるように小声で通訳するので、非常に困惑したという。
 中国における「ハニートラップ」の歴史は古い。

・また、2005年に明らかになった駐上海日本国総領事館の男性館員が自殺した事件なども、現代の「中共によるハニートラップ」として記憶に残る事件だ。

・また、あるときは男性館員が犯したささいな法律違反(例えば中国では未婚の男女がホテルの一室にいるのは違法)を他の公安職員に摘発させ、自ら館員を助ける役を買って出た。その際に用いた中国語文書も存在しており、日本政府はこの文書を根拠として、中共政府に「領事関係に関するウィーン条約」違反として抗議した。

・古来、「英雄艶を好む」ということわざがある。為政者や事業家など、「精力的に仕事をこなす人々」は「女色を好む傾向が強い」というほどの意味だが、最近では、多くの日本人が「英雄」になってしまっており、それだけスパイの対象も増えていると言えなくもない。自衛隊や領事館員ばかりではない。企業の技術者や最先端の研究を担っている大学の准教授などもその対象であろうし、インターンの大学院生や国会議員の秘書なども「英雄」になってしまうのである。

・また、ビジネスは「グリーンと銀座で動く」といわれたが、料亭での政治が姿を潜めると同時に、政治家も、夜の銀座に蝟集することが多くなった。つまり、銀座だけでなく六本木や赤坂など、夜の街は日本のビジネスマンのみならず政治関係の「英雄」も集う場所となっていったのである。そのような夜の街の異変が2011年2月15日の夕刊紙に報じられた。「中国の軍幹部令嬢らが日本で謎のクラブ勤め」という記事であるが、筆者もコメンテーターとして登場しているので、以下に要約を紹介する。
 中国人民解放軍の幹部らの複数令嬢が、東京の銀座や新宿のクラブに勤めていることが、在日中国人社会でひそかに話題となっている。金銭的に余裕があるはずだけに、その目的や真意について、「日本の政財界に特別なコネクションを構築している」から「スパイ説」まで、さまざまな憶測が飛び交っている。

・米国では、2009年だけで、米司法省が捜査に着手した中国絡みのスパイ容疑事件は、なんと400件を超えたという。

・最近は銀座でも赤坂でも、中国人の経営するクラブや中国人ホステスが少なくない。中国人のホステス専門の店ではなく、かなり老舗の名前の通ったクラブにも「中国からの留学生」と称するホステスがいることがある。

・今はなくなったが、麻生太郎氏が首相になる前、昵懇の女性が経営する「シュミネ」という高級クラブがあり、そこにも、長期間北京出身のホステスが在籍していた。高名な政治家が通う店であるから、政界関係者や官僚、企業経営者などが多く集まっていた。

・もともと中国には「千金小姐」といって、どんな貧しい家の娘でも美人に生まれてくればカネになるという即物的な考え方があるほどなのだ。

・日本人の恥の文化に付け込むのが「ハニートラップ」の本質であり、同時に、これは日本のみならず、一夫一婦制を持つ数多くの近代法治国家の間で行われている、中共スパイの常套手段なのである。

<嵌められても気づかない国会議員たち>
<世界のどこよりも簡単な日本政界工作>
・2012年7月18日号の国際情報誌『SAPIO』に、衝撃的な記事が掲載された。ジャーナリストの山村明義氏の署名記事で、「お寒い事情、赤いスパイへの警戒感ゼロの野田民主党政権を中国への機密情報「筒抜け政権」と命名する」と題されていた。

・あまりにも無防備な事態に、日本に詳しい中国共産党のある幹部はこう嘯くのだ。「今の民主党政権は国家情報の危機管理意識が皆無に等しい。我々が日本人に近づき、日本の重要な情報を握るのはもはや難しいことではなく、裏の偽装すらする必要もない」

・現実に昨年(2011年)7月から11月にかけて、同じ東京・永田町の衆参の議員会館で、中国国内からと思われる国会議員のメールがウイルスに感染し、外国への情報が送られたとされる「サイバーテロ事件」が起きた。

・ところで、ウイグル会議開催直前、在京の中国大使名でウイグル国会議員連盟の各議員に、会議への参加を見合わせるよう強く求める要望書が届いたのだ。これだけでも明らかな内政干渉だが、それはさておき、その配布先を見てみると、議員連盟に当時参加していない議員にまで届いている。逆に参加しているのに、抗議文が届かなかった議員もいる。調べてみると、ある時期に作成された名簿を元に送付されていることが判明した。
 では、なぜ中国大使は「日本ウイグル国会議員連盟」の名簿を知ることができたのか。

・国会議員には「行政調査権」というものがあって、それを行使すると国の機密資料を簡単に手に入れることができる。以下は伝聞であり、未確認のものであるが、国政に関することなのであえて公開する。まだ民主党政権になる前の話であるが、辻本清美議員の秘書から行政調査権を使ってある資料の提出が要求された。

・したがって、財務省の官僚は議員のところに資料を持って直接出向いた。ところが議員本人に面会したところ、そのような調査の依頼はしていないという。

・民主党政権下で、首相官邸に出入りできる人間が1300人に膨れ上がっていたというのだ。その中には「80人ほどの左翼的メンバーがいたり、前科一犯の人」もいた。

・まさに現在の日本の情報管理の甘さ、為政者たちの情報に対する認識の決定的な欠如を示していたとしか言いようがない。

<熱烈歓迎(訪中)の中身>
・彼らは手荷物をあけてみたりなど、すぐわかるようなことはしない。しかし、パスポートは、実は個人情報の宝庫だ。本籍地は当然だが、過去に中国や他の国のどこに滞在したかまで記録されている。中共はその個人の情報を得て、調査を始める。特に、事前に中国の他のどこかを訪れていた場合、たちどころにそのときの行動を調べ上げる。ちなみに、イスラエルの場合、外国人訪問者が希望すれば、入国のスタンプは押さない。イスラエルに敵対するイスラム国に行った場合、迷惑をかけないようにという配慮からだ。

・さらに、前もってホテルの部屋などに運び込まれた荷物は、歓迎会の間にすべて中身を見られていると思ったほうがよい。書類などは、コピーされていることが少なくない。

・シャワーを浴び、一夜を共にしたりすれば、彼女たちの行為はより完璧となる。当然その前の全裸で抱き合う画像も撮られているので、男性がスパイ行為に気づいて文句を言えば、それを持ち出される。中国の役人に泣きついても、基本的には無意味である。中国には「夫婦、親子以外の男女(外国人同士の場合は除く)が、夜11時以降、ホテルの同じ部屋にいてはならない」とする法律があり、法律違反で逮捕されかねないのだ。

・2004年、自民党の山崎拓元副総裁と平沢勝栄議員が、中国の大連市で拉致問題解決のために北朝鮮の高官と交渉をしたことがある。この時、ここに書かれたような状況で、日本側の交渉の内容が事前に漏れていたということを、大連の『紡垂新聞』が報じている。このほど左様に、中国では十重二十重にスパイ網が存在するのだ。中国と一度でも関係した外国人はファイルが作られ、それが年々更新され、膨大なものとなっていく。

<「合弁会社」での「地下党組織活動」>
・中国には日本の会社が3万社ある。独立会社・日中合弁会社・日台合弁会社・日香合弁会社などであるが、それらの現地企業の中には当然「中共地下党組織」が作られ、情報収集のみならず企業が反中共活動をしていないかどうか、チェックし共産党中央に報告することを任務としている。

・筆者は、幼年時代から大学まで、中国の教育を受けてきたが、「南京大虐殺30万人」などということは一切教えられていなかった。なので、中国の教科書に「南京大虐殺」が載っていると知った時には、非常に違和感を持ったものだ。筆者のように外国に出た者は、まだ冷静なものの見方ができるが、そうでない場合、自分の働く日本企業を敵視し、「地下党」員として活動することになんらの痛苦も感じない。こうした工作を、中共は「文化戦」と称している。

・最近では日本に帰化した中国人だけで12万人を超えており、彼らには当然選挙権が与えられている。これに永住許可者を含めると、中共のコントロール下にある者の数は膨大で、実に恐ろしい動向である。では沖縄はどうか。永住外国人に参政権を与えようなどと言っているくらいだから、中国からの帰化華人の数など真剣に考えたことがないだろう。しかし、これは間違いなく脅威である。

<日本の経済援助が中国のスパイ活動を巨大化させた>
<中共スパイの原点は周恩来>
<南京大虐殺が1979年までの中国歴史教科書に一切掲載されていない不思議>
・まさに、外国人の目から見ても、当時の日本人の記録を見ても、略奪や殺人を犯していたのは中国兵のほうであり、日本軍ではないのである。
 それにしても、人口20万人の都市で30万人を虐殺するなど神様も不可能だ。

<中共は中国人のいる場所すべてにスパイを送り込む>
・従って、全軍のなかで、スパイより高級なポストはなく、スパイより機密なポストはない。さらに、すぐれた知恵がなければ、スパイを使いこなせないし、人徳がなければ、よく動かせず、洞察力がなければ、もたらされた情報の真偽を判断できない。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


森友学園問題には、主役である籠池理事長や、脇役である野党やマスコミが知らないところで(3)

2018/04/15 15:18


『日本はこの先どうなるか』
高橋洋一  幻冬舎   2016/8/10



<政治・経済では本当は何が起きているのか>
<英国のEU離脱、欧州への大量移民、崩壊寸前の中国経済、米国の過激な大統領候補、日本の戦争リスク………>
<データに基づかなければ、議論する意味はまったくない>
・参院選の結果を受け、さらなる経済政策が実行される。
・憲法改正は容易ではない。
・イギリスEU離脱の悪影響はボディブローのように効いてくる。
・イギリス経済は将来的には成長する可能性あり。
・経済は人の「気分」で動く。
・エコノミストの予測が外れるのは経済学部が「文系」だから。
・輸出入統計から推計した中国のGDP成長率はマイナス3%。
・国債暴落説の大ウソ。
・財務省の税務調査権は実に恐ろしい。
・日本経済は必ず成長できる!
・戦争のリスクを甘く見てはいけない。

<データは嘘をつかない>
<トランプ大統領の誕生は日本にどう影響するか >
・最近のトランプ氏の発言を聞いていると、いよいよ「へりコプターマネー」を言い出すのではないかと考えている。
 へりコプターマネーのもともとの意味は、中央銀行が紙幣を刷ってへりコプターから人々にばらまくというものだ。ただし、実際にこれを行うことは難しく、「いつどこにへりコプターが来るのか教えてほしい」というジョークすらあるほどだ。
 現在のように中央銀行と政府が役割分担している世界では、中央銀行が新発国債を直接引き受けることで、財政赤字を直接賄うことをへりコプターマネーと言うことが多い。

・バーナンキ氏のそれは名目金利ゼロに直面していた日本経済の再生アドバイスであったが、具体的な手法として、国民への給付金の支給、あるいは企業に対する減税を国債発行で賄い、同時に中央銀行がその国債を買い入れることを提案していた。
 中央銀行が国債を買い入れると、紙幣が発行されるので、中央銀行と政府のそれぞれの行動を合わせてみれば、中央銀行の発行した紙幣が、給付金や減税を通じて国民や企業にばらまかれていることになる。その意味で、バーナンキ氏の日本経済に対する提案はへりコプターマネーというわけだ。

<もし朝鮮半島で有事が起きれば、韓国における在留邦人保護も大きな課題>
・体制の維持には、一定の経済力が必要だ。中国経済の景気後退の影響で、北朝鮮経済は深刻なダメージを被っていることが予想される。対中輸出依存度が25%程度の韓国でさえ、2015年の輸出額は対前年比6%程度も減少している。対中輸出依存度が70%以上と言われる北朝鮮は、中国経済の低迷の影響をモロに受けているに違いない。
 北朝鮮のGDPは謎に包まれているが、400億ドル程度(4兆4000億円程度)とされており、一人当たりGDPは2000ドルにも達しない最貧国である。人口は約2300万人で、そのうち5%、つまり約120万人が軍人である。
 これを日本に当てはめて考えると、自衛隊員を600万人も抱えている計算になる。その経済的な負担は、あまりにも大きい。

・北朝鮮は、国連制裁をこれまで4回も受けている。1月の核実験、2月のミサイル発射を考慮して、もし追加の国連制裁を受けた場合、事実上は6回の制裁と考えていいだろう。これは、7回も国連制裁を受け、結果としてつぶされたイラク並みである。そうなると、朝鮮半島有事も充分に想定できるのだ。

<米軍が日本から撤退すれば、日本の核保有が現実味を帯びる>
<願うだけで平和が実現できるなら、世界はとっくに平和になっている>
・集団的自衛権の行使容認は、アメリカとの同盟関係の強化をもたらし、日本の戦争リスクを下げることにつながるのである。
 集団的自衛権は、同盟関係と一体不可分のものだ。世界では、集団的自衛権なしの同盟関係はあり得ない。その意味で、もし集団的自衛権の行使を認めなかったら、日本はいずれは日米同盟を解消される恐れもある。

・安保関連法の成立を世界の視点で見れば、これまで同盟関係がありながら集団的自衛権の行使を認めなかった「非常識」を、世界の「常識」に則るようにした程度の意味である。そう考えれば、「安保関連法で日本が戦争をする国になる」などといった主張が単なる感情論にすぎないことがわかるだろう。実際、国際関係論の数量分析でも、同盟関係の強化が戦争のリスクを減らすことは実証されているのである。
 安全保障を議論するときはいつもそうだが、左派系が展開する議論はリアルではなく、非現実的かつ極端なものばかりだ。
 安保関連法案が国会で審議されている最中、衆議院憲法審査会において、3人の憲法学者が「安保関連法案は憲法違反」と指摘して話題になったことがある。聞けば、95%の憲法学者が集団的自衛権の行使容認を違憲だと考えているという。

<中国のGDP成長率を推計すると、「−3%」程度である>
・中国政府のシンクタンクである中国社会科学院は、2015年のGDP成長率を「+6.9%」と発表しているが、これはおそらくウソだろう。
 もし、筆者のこの推計が正しければ、中国経済は強烈な減速局面に突入していることになる。

・要するに、貿易面から見れば、中国経済の失速はアメリカのそれと大差ないくらい、世界経済に与える影響が大きいものになるということだ。
 しかも、その影響は中国との貿易依存度が大きいアジアでより深刻になるはずだ。
 ちなみに、リーマンショック後の2009年、アメリカのGDPは3%程度減少し、輸入も15%程度減少した。貿易関係を通じた実体経済への影響については、現在の中国の経済減速は、リーマンショックのアメリカと酷似している状況だ。この意味では、中国ショックはリーマンショック級の事態に深刻化する可能性を秘めているのである。

<中国は「中所得国の罠」にはまり込んでいる>
・「中所得国の罠」という言葉を聞いたことがあるだろうか。「中所得国の罠」とは、多くの途上国が経済発展により一人当たりのGDPが中程度の水準(1万ドルが目安とされる)に達した後、発展パターンや戦略を転換できず、成長率が低下、あるいは長期にわたって低迷することを言う。
 この「中所得国の罠」を突破することは、簡単ではない。アメリカは別格として、日本は1960年代に、香港は1970年代に、韓国は1980年代にその罠を突破したと言われている。一方で、アジアの中ではマレーシアやタイが罠にはまっていると指摘されている。中南米でもブラジルやチリ、メキシコが罠を突破できすにいるようで、いずれの国も、一人当たりGDPが1万ドルを突破した後、成長が伸び悩んでいる。

・これまでの先進国の例を見ると、この罠を突破するためには、社会経済の構造改革が必要である。社会経済の構造改革とは、先進国の条件とも言える「資本・投資の自由化」である。日本は、東京オリンピックの1964年に、OECD(経済協力開発機構)に加盟することによって「資本取引の自由化に関する規約」に加入し、資本・投資の自由化に徐々に踏み出した。当時、それは「第二の黒船」と言われたが、外資の導入が経済を後押しし、それが奏功して、日本の1人当たりGDPは1970年代半ばに5000ドル、1980年代前半に1万ドルを突破した。

・では、中国ははたして「中所得の罠」を破れるだろうか。筆者は中国が一党独裁体制に固執し続けるかぎり、罠を突破することは無理だと考えている。
 ミルトン・フリードマン氏の名著『資本主義と自由』(1962年)には、政治的自由と経済的自由には密接な関係があり、競争的な資本主義がそれらを実現させると述べられている。経済的自由を保つには政治的自由が不可欠であり、結局のところ、一党独裁体制が最後の障害になるのだ。
 そう考えると、中国が「中所得国の罠」を突破することは難しいと言わざるを得ない。

<日本の財政は悪くない>
<「日本の借金は1000兆円」という財務省による洗脳>
・話を消費増税の延期に戻そう。そもそも消費税率を引き上げる目的は、「税収」を増やすためである。税収を上げたがっているのは誰かと言えば、それは財務省だ。景気が充分に回復していない状況での増税は経済成長を阻害することが明白であるにもかかわらず、なぜ財務省は消費税率を上げたがるのか?その理由については後述するが、増税の方便として使われているのは、いわゆる「日本の借金」である。1000兆円—―
 この数字を見て、おそらく読者の皆さんのほぼすべてが、「日本の借金」という言葉を頭に思い浮かべたに違いない。それほどまでに、「日本の借金1000兆円」というフレーズは巷間に定着してしまっている。

・当時から、旧大蔵省は「日本の国家財政は危機に瀕している」と対外的に説明していたが、バランスシートを作成した筆者には、すぐその主張がウソであることがわかった。負債と同時に、政府が莫大な資産を所有していることが判明したからだ。このとき、幹部からバランスシートの内容を口外しないように釘を刺されたことを覚えている。
 あまりに資産が多額であったからであり、それまで「国の借金はこんなにたくさんあります」と資産の存在を公表せずに負債だけで財政危機を煽ってきた説明が破綻してしまうからだ。

・しかも資産の大半が特殊法人などへの出資金・貸付金であったため(これは現在も大差ない)、仮に資産の売却や整理を求められると、特殊法人の民営化や整理が避けられなくなってしまう。これは、官僚にとっては{天下り先}を失うことを意味し、自分で自分の首を絞めることにつながる。筆者も当時は現役の大蔵官僚だったため、「口外するな」という命令に従わざるを得ず、情報を外部に漏らすことはしなかった。
 残念ながら、筆者が作成したバランスシートは、大蔵省だからか「お蔵入り」になってしまったが、1998年度から2002年度までは試案として、そして2003年度以降は正式版として外部にリリースされるようになった。

・何しろ日本の長期金利は、2016年2月9日に史上初のマイナス台に突入したほどの超低金利なのだ。にもかかわらず、国債暴落説はいまだに巷間でくすぶり続けている。
 国債暴落説の根拠とされているものはいろいろあるが、その一つは、日本の財政破綻だ。日本政府がいずれ国債の金利負担に耐えられなくなるとの見通しから、損を回避したい人々の間で国債の売却が加速し、いっきに債券価格が下落して金利が暴落するというロジックである。しかし、前述のように日本は財政破綻状態ではないため、この話はそもそもの前提が間違っていることになる。

・金融や財政に馴染みが薄い一般の人が、財政破綻論や国債暴落説を語ったり信じたりすることは仕方がない面もあるが、専門家である学者の中にも財政破綻論や国債暴落説を語る人がいることには驚くばかりだ。
 たとえば、東京大学金融教育センター内に、かつてものすごい名称の研究会が存在した。その名も、「『財政破綻後の日本経済の姿』に関する研究会」だ。代表を務めるのは、井堀利宏(東京大学大学院経済学研究科教授)、貝塚啓明氏(東京大学名誉教授)、三輪芳朗氏(大阪学院大学教授・東京大学名誉教授)という日本の経済学界の重鎮たちだ。
 同研究会の活動内容はホームページに公開されている。2012年6月22日に第1回会合が開かれ、2014年10月3日までの2年余りの間に、計22回が開催されている。『発足とWebPage開設のお知らせ』に掲載されている文章を見ると、「われわれは日本の財政破綻は『想定外の事態』ではないと考える。参加メンバーには、破綻は遠い将来のことではないと考える者も少なくない」と書かれている。

 第1回会合では、三輪氏が「もはや『このままでは日本の財政は破綻する』などと言っている悠長な状況ではない?」という論点整理メモを出し、勇ましい議論を展開している。要するに、財政破綻は確実に起こるので、破綻後のことを考えようというわけだ。

<財務省が消費税率を上げたがるのは「でかい顔」をしたいから>
<外債投資で儲けた20兆円を、政府は財政支出で国民に還元すべきだ>
・問題は財源だが、これはいとも簡単に捻出できる。「外為特会」を活用すればよいのである。



『「新富裕層」が日本を滅ぼす』
金持が普通に納税すれば、消費税はいらない!
武田知弘 著  森永卓郎 監修  中央公論新社 2014/2/7



<必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ>
・世界の10%以上の資産を持っているのに、たった1億数千万人を満足に生活させられない国・日本、必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ。「富裕層」と「大企業」がため込んで、滞留させている富を引っ張り出し、真に社会に役立てる方策を考える。

<バブル崩壊以降に出現した“新富裕層”とは?>
・今の日本人の多くは、現在の日本経済について大きな誤解をしていると思われる。たとえば、あなたは今の日本経済について、こういうふうに思っていないだろうか?

・バブル崩壊以降、日本経済は低迷し国民はみんなそれぞれに苦しい

・金持ちや大企業は世界的に見ても高い税負担をしている。日本では、働いて多く稼いでも税金でがっぽり持っていかれる

・その一方で、働かずにのうのうと生活保護を受給している人が増加し、社会保障費が増大し財政を圧迫している

・日本は巨額の財政赤字を抱え、少子高齢化で社会保障費が激増しているので消費税の増税もやむを得ない

・これらのことは、きちんとしたデータに基づいて言われることではなく、経済データをきちんと分析すれば、これとはまったく反対の結果が出てくるのだ。

<消費税ではなく無税国債を>
<日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」>
・「失われた20年」と言われるように、日本の経済社会は、長い間、重い閉塞感に包まれて来た。アベノミクスで若干、景気は上向いたものの、消費税の増税もあり、今後、我々の生活が良くなっていく気配は見えない。
 なぜこれほど日本経済は苦しんでいるのか?
現在の日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」だと言える。

・政府は、財政再建のために消費税の増税にゴーサインを出した。しかし、消費税は「金回り」を悪くする税金なのである。消費税を導入すれば、もともと大きくない内需がさらに冷え込むことになる。また消費税というのは、国全体から広く浅く徴収する税金なのである。

・筆者は、お金の循環を良くして財政を再建するために、ある方法を提案したい。それは、「無税国債」という方法である。

<「無税国債」とは何か?>
・無税国債の狙いは、国民の金融資産1500兆円の中に眠る“埋蔵金”を掘り起こすことにある。

・実は無税国債にはモデルがある。フランス第四共和制下の1952年、時の首相兼蔵相のアントワーヌ・ピネー(1891〜1994年)が発行した相続税非課税国債である。
 フランスは当時、インドシナ戦争で猛烈なインフレが起きて財政が窮乏していたが、時限的に相続税を課税しないピネー国債を出したところ飛ぶように売れ、ただちに財政が健全化して戦費の調達もできた。これをブリタニカ国際大百科事典は「ピネーの奇跡」と書いている。

<莫大な個人金融資産を社会に役立てることができる>
・ただ、この個人金融資産を社会に引っ張り出すのは容易なことではない。個人金融資産は、個人の持ち物である。これを勝手に国が使うことはできない。国が使うためには、合法的にこの資産を引っ張ってこなくてはならない。
 もっとも手っ取り早いのは税金で取ることである。しかし、個人金融資産に税金を課すとなると、非常な困難がある。というのも、金持というのは、税金に関して異常にうるさいからだ。国民の多くは気づいていないが、この20年間、富裕層に対して大掛かりな減税が行われてきた。個人金融資産がこれだけ激増したのも金持ちへの減税が要因の一つである。

<極端な話、無税国債は返さなくていい借金>
・個人金融資産は1500兆円あるのだから、750兆円を無税国債に置き換えるというのは、夢の話ではない。ちょっと頑張れば可能なことなのである。
 750兆円を税金で徴収しようと思えば、大変である。消費税率を10%に上げたとしても、20兆円程度の増収にしかならない。もし消費税によって財政の健全化をしようとすれば、税率15%にしたとしても40年近くもかかるのである。

・またもし税率20%にすれば、日本の国力は相当に疲弊するはずである。消費が激減し、景気も後退するだろう。そうなれば、予定通りの税収は確保できず、さらに税率を上げなくてはならない。日本経済はどうなることか……。
 消費税に頼るよりも、無税国債をつくる方が、どれだけ健全で現実的かということである。

<無税国債は富裕層にもメリットが大きい>
・そして無税国債の販売にも、そう問題はないのである。「マイナス金利の国債?そんな国債を買うわけはないだろう」と思う人もいるだろう。確かに、ただマイナス金利というだけならば、買う人はいない。しかし、この国債には、相続税などの無税という恩恵がついているのだ。
 これは富裕層にとって、かなり大きなメリットと言える。

<実は日本は社会保障“後進国”>
あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである。
 本来、日本は世界有数の金持ち国なのに、社会のセーフティーネットがお粗末なために、国民は安心して生活ができないのである。
 今の日本人の多くは、「日本は社会保障が充実している」「少なくとも先進国並みの水準にはある」と思っている。
 しかし、これは大きな間違いなのである。日本の社会保障費というのは、先進国の中では非常に低い。先進国ではあり得ないくらいのレベルなのだ。
そして、この社会保障のレベルの異常な低さが、日本経済に大きな歪みを生じさせているのだ。日本人が感じている閉塞感の最大の要因はこの社会保障の低さにあると言ってもいいのだ。

・日本は、先進国並みの社会保障の構築を全然してきていない。社会保障に関しては圧倒的に“後進国”と言えるのだ。

・また昨今、話題になることが多い生活保護に関しても、日本は先進国で最低レベルなのだ。

・日本では、生活保護の必要がある人でも、なかなか生活保護を受けることができないのだ。

・日本の生活保護では不正受給の問題ばかりが取りあげられるが、生活保護の不正受給件数は全国で2万5355件である。つまり生活保護には不正受給の数百倍の「もらい漏れ」があるのだ。

<なぜ経済大国日本に「ネットカフェ難民」がいるのか?>
・日本では、住宅支援は公営住宅くらいしかなく、その数も全世帯の4%に過ぎない。支出される国の費用は、1500億円前後である。先進諸国の1割程度に過ぎないのだ。しかも、これは昨今、急激に減額されているのである。1500億円というのは、国の歳出の0.2%程度でしかない。
 フランスでは全世帯の23%が国から住宅の補助を受けている。その額は、1兆8000億円である。またイギリスでも全世帯の18%が住宅補助を受けている。その額、2兆6000億円。自己責任の国と言われているアメリカでも、住宅政策に毎年3兆円程度が使われている。
 もし、日本が先進国並みの住宅支援制度をつくっていれば、ホームレスやネットカフェ難民などはいなくなるはずである。

・日本は他の先進国よりも失業率は低い。にもかかわらず、ホームレスが多かったり、自殺率が高かったりするのは、社会保障が圧倒的に不備だからなのだ。日本の自殺率は、リストラが加速した90年代以降に激増しており、明らかに経済要因が大きいのである。

<税金の特別検査チームを!>
・税金の無駄遣いをなくし、必要な支出をきちんと見極める。
 そのためには、予算をチェックするための強力な第三者機関のようなものをつくるべきだろう。
 今の日本の税金の使い道というのは、複雑に絡み合ってわけがわからなくなっている。これだけ税金の無駄遣いが多発しているのは、税金の使途の全貌を把握している人がほとんどいないからである。

<平成の“土光臨調”をつくれ>
・今の行政制度、官僚制度ができて60年以上である。いや、戦前から続いている制度も多いので、100年以上になるかもしれない。
 同じ制度を100年も使っていれば、絶対に矛盾や不合理が生じるはずである。

<先進国として恥ずかしくない社会保障制度を>
・財界も参加した第三者機関により、社会保険料の徴収と分配も合理的に考えることができるはずである。これまで財界は社会保険料を取られるだけの立場だった。そのため、なるべく社会保険料を小さくすることを政府に要求し続けてきた。

・これまで述べてきたように、日本の社会保障制度というのは、先進国とは言えないほどお粗末なものである。
 しかし世界全体から見れば、日本はこれまで十分に稼いできており、社会保障を充実させ、国民全員が不自由なく暮らすくらいの原資は十二分に持っているのである。
 今の日本の問題は、稼いだお金が効果的に使われていないこと、お金が必要なところに行き渡っていないことなのである。

<「高度成長をもう一度」というバカげた幻想>
・バブル崩壊以降、国が企業や富裕層ばかり優遇してきた背景には、「高度成長をもう一度」という幻想があると思われる。

・そういう絶対に不可能なことを夢見て、やたらに大企業や富裕層を優遇し続けてきたのが、バブル崩壊後の日本なのである。

<今の日本に必要なのは「成長」ではなく「循環」>
・極端な話、景気対策などは必要ないのである。
 必要なのは、大企業や富裕層がため込んでいる金を引き出して、金が足りない人のところに分配することだけなのである。
・大企業や富裕層がため込んでいる余剰資金のうち、1%程度を差し出してください、と言っているだけなのである。
たったそれだけのことで、日本全体が救われるのである。

<国際競争力のために本当にすべきこと>
・バブル崩壊後の日本は、「国際競争力」という“錦の御旗”のもとで、企業の業績を最優先事項と捉え、サラリーマンの給料を下げ続け、非正規雇用を激増させてきた。

<無税国債は一つのアイデアに過ぎない>
・何度も言うが、バブル崩壊後、富裕層や大企業は資産を大幅に増やしている。その一方で、サラリーマンの平均収入は10ポイント以上も下がっている。
 国民に広く負担を求める消費税が、いかに不合理なものか。

・もう一度言うが大事なことは、一部に偏在しているお金を社会に循環させることなのである。

<日本の企業はお金をため込み過ぎている>
・この10年くらいの間に大企業はしこたま貯蓄を増やしてきた。「内部留保金」は、現在300兆円に迫っている。

<設備投資には回らない日本企業の内部留保金>
・「バブル崩壊以降の失われた20年」などという言われ方をするが、実は、日本企業はその間しっかり儲けていたのだ。
しかも、それに対して、サラリーマンの給料はこの十数年ずっと下がりっぱなし(一時期若干上がったときもあったが微々たるもの)である。リストラなどで正規雇用は減らし、非正規雇用を漸増させた。

<「日本の法人税は世界的に高い」という大嘘>
・しかし、実は「日本の法人税が世界的に高い」というのは大きな誤解なのである。日本の法人税は、確かに名目上は非常に高い。しかし、法人税にもさまざまな抜け穴があり、実際の税負担は、まったく大したことがないのである。法人税の抜け穴の最たるものは、「研究開発費減税」である。

<バブル崩壊以降、富裕層には大減税が行われてきた!>
・そもそもなぜ億万長者がこれほど増えたのか?
 その理由は、いくつか考えられるがその最たるものは、次の2点である。「相続税の減税」「高額所得者の減税」
 信じがたいかもしれないが、高額所得者は、ピーク時と比べれば40%も減税されてきたのである。

<実は、日本の金持ちは先進国でもっとも税負担率が低い>
<金持ちの税金は抜け穴だらけ>
・前項で紹介した大手オーナー社長のような「配当所得者」に限らず、日本の金持ちの税金は抜け穴だらけなのである。だから、名目上の税率は高いが、実際はアメリカの2分の1しか税金を払っていない、ということになるのだ。

<相続税も大幅に減税された>
・バブル崩壊以降、減税されてきたのは所得税だけではない。相続税もこの20年間に大幅に減税されている。



『「借金1000兆円」に騙されるな!』
暴落しない国債、不要な増税
高橋洋一   小学館   2012/4/2



<日銀法を改正すべき>
・中央銀行の独立性は、手段の独立性と、目標の独立性に分けられているが、1998年の日銀法改正で、日銀にはそのどちらもが与えられるという非常に強い権限をもってしまった。人事の面で言えば、一度選ばれた総裁、副総裁、理事は、任期を全うするまで政治の側から罷免することさえできなくなっている。

・それまで日銀は大蔵省の尻に敷かれていたのだが、大蔵省としては、自分たちはそれほど唯我独尊ではないというポーズを、日銀法改正という形で日銀の独立性をアピールして示したかったのだ。これは日銀にとっては悲願達成だった。
 しかし、本来は政治が、民主主義によって国民から権限を与えられた政府が、インフレ目標を何%にするかを明確に決めるべきだ。日銀が決めるのはおかしい。
 そのうえで、その目標に至るまでの方法は、金融政策のプロである日銀に任せる。つまり手段は独立させるというのが、あくまで世界的な標準だ。

<日銀が目標の独立性を手離したくない理由>
・ところが日銀は、そういう形で政策を表に出すのを嫌がる。なぜかというと、どんな金融政策を取るかは、日銀の独立性という名の「権益」と化しているからだ。

<どこまで金融緩和すればいいのか?>
・経済政策にとっては将来の「インフレ予想」が必要だ。それまで政府・日銀には、直接的にインフレ予想を観測する手段がなかった。
 具体的には、物価連動債と普通の国債(非物価連動債)の利回り格差から、市場の平均的なインフレ予想を計算する。これを「ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)」と呼ぶ。
 これは世界中の中央銀行が導入し、使っている。BEIが高すぎると、引き締めなければいけない。低くなりすぎると、もっとお金を伸ばさなければいけない。

・ところが最近、BEIを算出されることを嫌ったのか、財務省は物価連動債を新たに発行しなくなってしまった。厄介な指標を計算されないように、元から断ってしまえ、ということなのだろうか。どこの国でも当たり前に計算している指標を、葬りにかかってきているのだ。

<正しい金融政策で経済が拡大すれば格差は「縮小」する>
・実際は格差が広がっていても、それぞれに分配があれば、全体としての社会不安は小さくなる。体感的にも、働く意志と能力があるのなら、何がしかの収入を自力で得られるのがいい社会だと素朴に思う。最下層の人の所得を上げるには、たとえ格差が広がっても、最高層を上げるべきだ。最下層を上げるためには全体のパイを増やすのが簡単だからだ。
 それでも働けない人には、生活保護やそれを進化させたベーシックインカムで助ければいい、それにしても、全体のパイを大きくしてからのほうが、より額も厚くできる。

<国債は便利なツールとして使えばいい>
・本書は国債をスコープとして、世界経済、そして日本の経済政策を見てきたが、現在の日本においては、国債はあくまでデフレを脱するためにマネーを増やし、将来増えすぎたときは減らすための重要なツールだということになる。

・要するに、現時点において国債が果たすべき役割は、日銀からお金を引き出すための道具として活用されればいい、ということになる。
 もし国債を買い過ぎれば、マネーが出すぎて必要以上のインフレになってしまう。その時は、高橋是清を思い出し、市中に国債を売ればいい。するとお金は日銀に還流して少なくなり、調整できる。国債は調節弁に使う。
 別に国債でなくてもいいのだが、国債がもっとも流通量が多いので、使い勝手がいいというだけだ。
 国債が、金融市場の中でコメのような役割を果たしていることはすでに述べた通りだが、それは国債の重要さ、流通量、流動性などが他の金融商品と比べて抜けているからだ。国債は金融市場の潤滑油のようなところがある。

・それでも、増税しないと財政破綻する、これ以上国債を刷ると暴落する、さらに格下げされるかもしれないという言葉を聞いてどうしても不安になってしまうのなら、CDS保証料に注目していればいい。マーケットで世界中のプロの投資家が、日本国債には何も問題はないと判断していれば、穏当な価格が付いているはずだ。
 それでも財政再建が気になる人は、債務残高対GDPが大きくならないなら心配ないはずだ。その条件は、だいたいプライマリー・バランス(基礎的財政収支)が赤字にならなければいい。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


森友学園問題には、主役である籠池理事長や、脇役である野党やマスコミが知らないところで(2)

2018/04/15 15:15


『SAPIO 2018/1・2』
『財務省の「国民貧困化計画」を暴く  三橋貴明』



<このままでは2020年に日本は破滅してしまう>
・国民を豊かにするために存在するはずの財務省が秘かに「国民貧困化」を進めている—―経済評論家の三橋貴明氏は財務省が、自分たちの影響力を拡大するために国民を犠牲にし、亡国に導こうとしていると告発する。

・現在、「国民の貧困化」「発展途上国化」が進行していることに危機感を抱く日本人はどれだけいるだろうか。
私たちの所得はもう20年近く下がり続けている。

・15年時点で、日本国民は97年に比べて15%も貧乏になった。

<まさに怒涛の増税ラッシュである>
・なぜ所得がそれほどまで下がってしまったのか。答えは、国民の所得を減らす経済政策がデフレ下の日本で過去20年続けられてきたからだ。それこそが国民貧困化の原因。その政策とは「緊縮財政」、すなわち「政府支出の削減」と「増税」である。

・徴収した税金以上に政府が支出するなら、分配が変わるだけだから経済にダメージはない。が、増税分を借金返済に回すと、国民の所得が増える要素はない。
 亡国のタイムリミットは2020年だ。19年の消費増税、残業規制による残業代の削減、東京五輪のインフラ整備終了などにより、20兆円〜30兆円の所得が減る可能性が高い。現在のGDPはおよそ500兆円だから、4〜5%マイナス成長になるだろう。「20202年亡国」への道をまっしぐらに進んでいることを全国民は認識する必要がある。

<国債は国の借金にあらず>
・そうはいっても、国の借金1000兆円と言われる今、「将来世代にツケを回して自分たちが贅沢をするわけにはいかない」と考える読者は多いだろう。

・増税、政府支出の削減は「PB(プライマリーバランス=政府の基礎的財政収支)黒字化」のお題目のもとに行われている。増税で歳入を増やし、政府支出を削減することで債務を減らそうとしている。

・しかし今や日本国債の4割は政府の子会社である日本銀行が保有しており、これは償還(返済)も利払いも必要ない。親会社・子会社間のお金の貸し借りは連結決算で相殺されるためだ。また、日本国債は100%円建てであり、そこが実質破綻したギリシャと決定的に違う。自国通貨建て国債のデフォルト(債務不履行)があり得ないことは、かつて財務省自らが海外格付け会社に主張したことだ。

<インフラ、科学技術に投資せよ>
・財務省の身勝手な思惑から離れ、国民が豊かになるためにはどうすればいいか。まずは今すぐ緊縮財政を改め、財政政策として重要分野に投資することが、「発展途上国化」を防ぐ道である。

・一つ目は国防だ。日本の防衛費は「GDPの1%以内」という制約があるため、GDPが縮小すると防衛費まで削られてしまう。本来、防衛費は必要に応じて規模を決めるべき支出のはずだ。

・二つ目はインフラ整備。日本のインフラは多くが老朽化してきている。専門家の推計によると、今後50年間で28兆円程度のインフラ整備をしないと橋、トンネル、港湾などの多くが使用できなくなる。

・三つ目は、社会保障。医療、介護、年金といった今後もしばらく需要が増えていく分野に資金を供給していくことが必要だ。

・四つ目は、科学技術予算。2000年を100とした科学技術関係予算の推移を見ると、日本はかろうじて横ばいを維持しているだけでほとんど増えていない。

・国民が正しい認識を持って財務省の刷り込みから目覚めない限り、日本はインフラがボロボロで、防衛力も弱体化して他国からの侵略に怯えるような「科学技術劣等国」となることは避けられないだろう。



『なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか』
高橋洋一   KADOKAWA  2017/4/28



<いまや世界経済のリスクとなった中国>
<自国の統計を信じない中国の政治家たち>
・経済学者の目から見ると、中国は不思議な国だ。経済学の基本でいえば、輸出は外需、輸入は内需の動きを示す。貿易統計の数字を見ると、近年の中国は輸出・輸入ともに減少しているのに、GDPは伸びている。この現象を論理的に説明できる術を筆者は持ち合わせていない。誰かに説明してもらいたいほどだ。
 もっとも、中国政府が発表しているデータを鵜呑みにすれば、いまも中国が経済成長を続けているというストーリーを簡単につくり出すことができる。

・中国のGDP統計に対して疑惑の目を向けているのは、筆者だけではない。以前から多くのエコノミストやジャーナリストが疑惑を指摘しているが、恐ろしいことに中国の政治家たちすら、国の統計を信頼していない。

・中国の国家統計局が公表する経済成長率は2012年から“小刻み”に低下しているが、これも経済の成長が止まったことをわかったうえで、対外的に「急激な失速」という印象を与えないように改竄されたデータである、と見たほうがよい。
 外需が芳しくない要因には、競争力の低下や需要の落ち込みが考えられる。これらは短期的には改善されにくいものだ。また、内需についても、共産党指導部が問題視している国内の過剰生産が「供給側の構造改革」によって解消されないかぎり、好転は難しい。貿易統計しか信頼できる判断材料がないとはいえ、中国経済が当分のあいだ、低迷する確率は高いと予測できる。

<人民元は国際通貨になれるのか>
・経済が低迷するなかで、今後の動向を探るカギとなるのは、習近平体制がどこまでもちこたえられるか、ということだ。中国経済をめぐっては、アメリカの経済学者であるケネス・ロゴフがハードランディング論を唱えている。はたして習政権は自国の経済をどこに、どう着地させようとしているのか。
 先進国では、政治的な自由と経済的な自由はセットで動いている。一方、中国の政治体制は一党独裁であるため、政治的な自由の確保は絶望的だ。そのため中国では、経済的な自由を達成できない――というのが、筆者の考える基本的なロジックである。

<中国は先進国になる前に「中進国の罠」に突き当たる>
・中進国には2種類の相手との競争がある。1つは、背後から追い上げてくる途上国。賃金の安さで中進国よりも比較優位にある途上国は、輸出品ではコスト競争力を発揮する。もう1つは先進国だ。技術力や開発力では、中進国は先進国の後塵を拝するケースが多い。コスト競争力で途上国に敗れ、技術力では先進国に敵わなければ、中進国の経済成長は止まってしまう。これが「中進国の壁」といわれる現象である。

・それに対して中国は、工業化を国有企業が牽引し、いくつかの優良企業も現れつつはあるが、資本・投資の自由化はほぼ不可能である。

・このままでは、中国は中進国の壁を越えられなかったマレーシア、タイ、アルゼンチン、メキシコといった成長停滞国の二の舞になる確率が高い。

・国際通貨になるためには、発行国が経済大国であり、発達した健全な為替・金融資本市場を有し、対外取引の自由が保証されているといった要件を満たしていなければならない。これらは経済的な自由の典型だが、中国の場合、巨大な国内市場はあるものの、常習的な為替管理国であり、自由な対外取引にも難点がある。
 中国が経済的な自由を認めるのは、容易なことではない。なぜなら為替の自由化は資本取引の自由化と表裏一体であり、資本取引の自由化は国有企業の全面的な民営化につながるからだ。国有企業が民営化によって経済的な自由を獲得すれば、やがては政党選択という自由を国民は求めるようになる。すなわちそれは、現行の一党独裁体制が崩壊の危機にさらされることを意味する。

<中国は「理」がなくとも「利」で動く>
・中国としては、統計をどれだけ改竄しても実体経済の悪化は覆い隠せないという現実がある。実際に、中国からの資本流出には歯止めがかからなくなっている。その一部は、外貨準備高の減少というかたちでも現れている。

・いずれにせよ、中国国内の人件費は高騰し、もはや絶対的なコスト競争力が確保できない状況になっている。しかも、無格付けの社債が平気で発行される国である。破産法制が整っていないから企業の倒産はなかなか顕在化しないが、広州、香港、マカオでは数千社の倒産が起こっている。
 もはやビジネスの最適立地とはいえない、という理由から、中国以外の新興国に生産拠点を求める日本企業も少なくない。

・この状況を放置しておけば、人民元は国際通貨になるどころか、大暴落を引き起こす可能性すら出てくる。人民元の暴落は習政権にとって致命傷になるだろう。

・大風呂敷を畳むことができなければ、中国は「GDPが順調に伸びている」という架空のシナリオを描きつづけるしかなくなる。

<「戦争の巣」東アジアでどう生き残るか>
<集団的自衛権行使で戦争リスクは下がる>
<民主主義国家同士のあいだでは戦争はほとんど起こらない>
・戦争は二国(多国)間で起こる。そして、仕掛ける国の都合で始まる。だからこそ、成熟した民主主義国家同士の「同盟関係」が重要になる。どんなに野蛮な国でも、複数国を相手に戦争を仕掛けることの無謀さを理解しているからだ。

・筆者は数字を示そう。集団的自衛権の行使によって日本の戦争リスクは最大40%下がる。また自主防衛(個別的自衛権の行使)と比較すれば、コストは75%程度少なくて済む。

・日米同盟のコストは1年で約1.7兆円、そこに防衛関係費を加えても約6.7兆円だが、現在と同等の防衛力を自前で賄おうとすれば、24〜25.5兆円かかると試算されている。さらに筆者の指摘を加えるなら、自主防衛の道を選択すれば、いずれは抑止力としての核兵器保有まで視野に入れなければならなくなる。

・お花畑の真ん中で安全保障の論議をしていたら、いつ非合理な事態に巻き込まれてもおかしくはない。すでに日本の排他的経済水域(EEZ)には北朝鮮から頻繁にミサイルが撃ち込まれているという「事実」を、日本人はきちんと認識すべきだ。

<日本のPKO議論はガラパゴス状態>
・ついでにいえば、駆けつけ警護も安保関連法も憲法違反だと主張する野党は、25年前の世界にとどまったままである。1周遅れどころか、3周遅れだ。

<「日本の借金1000兆円」の大嘘>
<政府資産の存在がバレて困るのは誰か>
・バーナンキ氏の理論では、大恐慌は各国の金融政策という一点からシンプルに説明される。金本位制に執着した国は十分な金融緩和ができずデフレから抜け出せなかったが、金本位制を放棄した国では自由に金融緩和ができたので、デフレからすぐに脱出できた。それが「魔物」の正体だ。この慧眼に、筆者もなるほど、と膝を打った。そして、当時の日本とドイツの経済政策に思いが及んだ。

・世界恐慌の渦中にあった1932年、ドイツでは失業率が30%を越え、失業者は600万人を数えた。これを3年間で160万人にまで減らし、世界恐慌前の経済状態に戻したのがアドルフ・ヒトラーの経済政策だった。アウトバーン(高速道路)の建設など、積極財政による雇用政策が功を奏したのである。

・一方、日本は世界恐慌とほぼ同時期に行われた金解禁によって通貨高となり、輸出が落ち込んで昭和恐慌を招いた。立憲民政党の浜口雄幸首相が、金本位制復帰に伴って緊縮財政を採用したことで、日本は猛烈なデフレに見舞われた。1931年の経済状況を29年と比較すると、国民所得は2割減、物価は3割減となっている。32年の失業率は統計上では8%程度となっているが、この数字は信頼性に乏しい。かなりの失業者がいたことは、各種の経済データから複合的に推測できる。その昭和恐慌から日本経済を回復させたのが、「高橋財政」と呼ばれた高橋是清の経済政策だった。

・ドイツのヒトラーも、日本の高橋是清も、積極財政と金融緩和をいち早く行ない、早期のデフレ脱却を成し遂げた。だが、経済が回復してからの両者の人生は対照的だ。ヒトラーは独裁体制を構築して戦争へと突き進んだ。高橋是清は軍事費の緊縮へと動いたことで暗殺され(2・26事件)、軍部の台頭と暴走によって日本も戦争へと向かった。

・たとえば、国の借金が約1000兆円もある—―と心配している人は、いまだに少なくない。左派マスコミや財務省の御用学者だけでなく、どこのヒミつきでもないエコノミストのなかにも、この大嘘を疑わない人がいるのだから、彼らの言論に国民が騙されるのも仕方ないかもしれない。筆者にいわせれば「いまさら」だが、日本の財政はそれほど脆弱ではない。いわんや「このままでは財政破綻する」という主張には、失笑さえ覚える。

<財政再建はすでに達成されている>
・そこで、あらためて計算すると、約500兆円の借金から400兆円が除外されるのだから、国の本当の借金は100兆円そこそこ、多く見積もっても150兆円程度でしかない、という実態にたどり着く、GDP比でいえば、せいぜい20%程度。日本の稼ぎは、借金の5倍もある。これで「財政破綻寸前」なら、アメリカやイギリスはとうの昔に破綻しているだろう。同じ計算方法で各国の純債務をGDP比で見れば、アメリカは65%、イギリスは60%である。先進国のなかで比較をすれば、日本の財政はむしろ「優良」といってもよいくらいだ。
 断言しよう。日本の財政再建は実質的に、すでに達成されているのである。

<「政府の借金は国民の資産」論の危うさ>
・政府がもっている、莫大な収益をあげるための強力な権利が徴税権だ。国民や企業から強制的に税金を徴収できる権利は、実質的な資産といえる。しかも、少なく見積もって毎年30兆円以上の税金を徴収できるのだから、割引率5%として資産価値は600兆円にもなる。それを加味すれば、日本の財政は資産超過といってもおかしくない。

<マイナス金利で得をするのは国民だ>
<「濡れ手に粟」だった日本の金融機関>
・「マイナス金利」という言葉を初めて耳にしたとき、その意味と効果をすぐに理解できた人は少なかったのではないか。というより、いまだに正しい理解が得られていない人が多くいるように感じる。
「マイナス」と聞けば、条件反射的にネガティブなイメージを抱きやすいものだ。日銀がマイナス金利を導入したのは2016年1月29日。直接に株価や為替が乱高下したこともって、エコノミストの論評のなかにも、マイナス金利を否定的に扱うものが数多く見られた。
 こちらも結論から述べよう。マイナス金利は日本の経済を活発にすると同時に、国民が得をする金融政策である。

<「オークンの法則」>
・オークンの法則は、GDPと失業率には密接な関係があり、経済成長しなければ失業者が増えるという理論である。成長しなければ人々の満足度も豊かさも高めることはできないという因果モデルは、経済学では動かしがたいテーゼだ。

・オークンの法則は、日本を含めた先進国で広く実証されているからこそ、「経済法則」の名に値するのである。

<経済成長をボウリングに譬えると………>
・オークンの法則は経済成長と失業の関係を如実に示すものだが、さらに踏み込んで開設すれば、失業率が下がることは自殺率や犯罪率の低下、また労働力人口に占める生活保護率などの低下にもつながる。

<年金制度の持続可能性は高まった>
<評価に値するマクロ経済スライドの発動>
<消費税の社会保障目的税化は悪手だ>
・少子高齢社会において、年金の財源確保は大きな問題だ。しかし、そのために消費税率を上げなければならないというロジックに合理性はない。

<歳入庁創設が年金問題解決の最適解>
・この問題は、じつは簡単に解決できる。「歳入庁」を創設して税金と社会保険料の徴収を一元化すればよいだけだ。現状の非合理なシステムを一つの機関に統合すれば、徴収効率は高まるし、行政のスリム化にもなる。納める側も手続きが1ヵ所で済む。デメリットは何もない。
 海外では、むしろそれが当たり前のシステムだ。

・国税庁の税務調査権は、財務官僚の裏の権力だと筆者は思っている。「税務調査が入る」といえば、誰でもビビる。この権力を振りかざせば、政界、財界、学界など、あらゆる業界の人たちを黙らせられる。この既得権を手放したくないから、財務官僚は国税庁が切り離されて歳入庁に編入されることに全力で抵抗するのだ。
 歳入庁創設は年金問題の最適解である。その解を導く計算式をどう編み出していくかが、政府の進める「社会保障と税の一体改革」のカギになる。

<GPIFは見直しではなく廃止せよ>
・GPIFについては、組織の「見直し」よりも「廃止」が正しいと筆者は主張してきた。
 公的年金の現行制度はほぼ割賦方式で、一割程度が積立方式になる。割賦方式は「入(保険料+税)」と「出(年金給付)」が等しくなるように調整する。「入」は賃金に連動し、「出」は物価に連動する。このバランスがうまくとれていれば、年金制度が破綻することはない。マクロ経済スライドは、そのバランサーだと理解すればよい。
 ということは、年金財政にとって積立方式は1割程度しか寄与していないことになる。年金積立金は100兆円以上ある。そんなにもっている必要がほんとうにあるのか。年金運営の流動性を確保するなら、10兆円程度で十分だ。
 GPIFは積立金を運用する独立行政法人である。2015年度には株価下落で5兆円を越える損失を出したことが大きく報じられたが、累積利益は40兆円ある。しかし、年金制度の本質論としては、一般国民の公的年金である積立金をリスクのある市場で運用することの是非を問うべきだ。
 結論からいえば、国が行なう事業として市場運用ほど不適切なものはない。100兆円の積立金を運用して利益が出ても、1割の寄与では年金給付額が大きく増えるわけではない。年金財政に運用は不要である。
 この筆者の主張に顔色を変えて反対するのは、GPIFから運用委託を受けている民間の金融機関だろう。100兆円の資産を運用する信託報酬を0.01%としても、金融機関には100億円もの手数料が転がり込む。実際、金融機関の厚労省詣では霞が関でも有名だ。金融機関の関連団体が厚労省の退官者の再就職先になるケースもある。ここにも利権と天下りの癒着構造が存在している。

・年金財政の観点からいえば、インフレヘッジのためには市場運用を行なうのではなく、積立金の金額を非市場性の物価連動国債にすればよい。これなら不確実性も、リスクもない。さらに、有能なファンドマネジャーによる裁量も必要ない。業務は「今月はいくら分買います」と財務省に電話をするだけだから、運用担当者が1人いれば事足りる。したがって、GPIFという大きな組織もいらなくなる。これが「廃止論」の根拠である。

<しっかり保険として制度運営を行なえば、日本の年金制度が破綻することはない>
・厚労委で意見陳述したとき、筆者は官僚時代に考案した「社会保障個人勘定」を引き合いに出し、社会保障費の個人ベースの持分権を、個人勘定内で融通し合う制度の検討を提案した。これは「お好みメニュー方式」や「カフェテリア方式」とも呼ばれる。たとえば健康に自信がある人なら、健康保険の持ち分を年金の持ち分に移行するといったことを可能にする仕組みで、自分の社会保障を自分の考えで再構成するアイデアだ。
 これに関連して、「年金定期便」を制度化した経緯も述べた。読者のところにも届いているだろう。政府が行なうべき責務を、国民の1人ひとりがしっかり把握していれば、年金を補完する手立ても自分で決めることができる。そういう社会保障のあり方を想定して、年金の将来も個人ベースで伝える年金定期便は企画された。官僚時代の筆者は、この制度発足にも関わっていた。

<シェアリング・エコノミー(共有型経済)>
・世界中に向かって、日本はおおいに“カッコつければ”よいと筆者は思う。それが経済成長につながり、オリンピックやパラオリンピックでは選手が獲得する金メダルの量産にもつながる。成長を否定せず、成長をめざしつづけているから、日本は「理不尽な」世界でも、勝者になれるのだ。



『これが世界と日本経済の真実だ』
日本の「左巻き報道」に惑わされるな!
経済ニュースは嘘八百! 目からウロコの高橋節炸裂!
高橋洋一   悟空出版   2016/9/28



<中国はもう経済成長なんてしていない>
<中国が行き詰まっている理由>
・中国の経済成長は限界を迎えている。2016年の年初、株式が暴落し上海株式市場が取引中止に追い込まれたのは象徴的な出来事だった。「世界最大の市場」を持ち、「世界の工場」を謳っていた中国だが、近年の失速は顕著だ。

・貿易の数字も良くない。「世界の工場」の中心地帯である珠江デルタ地域での2016年の輸出の伸びは、わずか1%の成長と見込まれている。
 まさに苦境にある中国経済だが、「中国の夢」を唱える習近平国家主席は、理想こそ高いが、有効な経済政策を打ち出せてはいない。筆者の考えでは、中国はもはや経済成長しない。そう考える理由は、「1人当たりGDP1万ドル」の壁にぶち当たっているからだ。
 この「壁」は「中所得の罠」と呼ばれる現象だ。

・開発経済学の研究から見ると、十分な工業化が達成される前に消費経済化のステージに入ると経済は停滞するというパターンがある。
つまり、今の状況では中国は発展できないと言える。その「壁」を超えるには、社会経済の構造改革が必要である。先進国の条件とも言える「資本・投資の自由化」だ。これまでの歴史を振り返っても、先進国の中で、資本・投資の自由化なしに経済が発展してきた国はないのだ。

しかし周知のとおり、社会主義体制の中国では経済は自由化されていない。中国では自由な資本移動を否定し、固定為替制と独立した金融政策を進めるという歴史上はじめての試みをしている。だが、自由化つまり国有企業改革をやらない限り、中国は「壁」を突破できないと考えるのが経済学の常識だ。現在の一党独裁体制の中国が、はたして完全な自由化に舵を切れるのだろうか。
それでも、中国のGDPは成長を続けているではないか、と思う人はいるかもしれない。しかし、中国が発表しているGDP(国内総生産)の成長率は、とても信用できるものではない。中国の発表する統計は、偽造されていると考えるべきだ。

<中国のGDPの大噓>
・ただ、その「悪い数値」を信じている経済の専門家は皆無だ。中国の成長率が誇張されていることは誰もが知っている。社会主義の中国では、国家が発表する統計は国有企業の「成績表」という意味がある。そして、その統計を作っているのは、「中国統計局」という国家の一部局である。言ってしまえば、自分で受けたテストの採点を自分でしているようなものなので、信頼性はどこにも担保されていない。
 さらに言うと、統計は短期的にではなく長期にわたって見る必要がある。

・中国のような経済大国の変化率が低いというのは、どういうことだろうか。
 石油価格の高騰など、近年の世界経済は大きく変動している。その世界経済の変動に、各国のGDPも影響を受けなければおかしい。実際、日本やアメリカ、イギリスなどのヨーロッパ各国をはじめ、世界中の資本主義国のGDPの成長率は上昇と降下を繰り返している。それなのに、その各国と貿易をしている中国のGDPの成長率がほとんど変わっていないのはどういう意味か……。それは発表されている数字が人為的なものだということだ。
 実は、中国がここ数年刻み続けているおよそ7%という数値には「根拠」がある。

・日本なら、成長率が7.1であろうと6.9であろうと統計上の誤差の範囲とされるが、中国ではその僅かな差が非常に大きなメッセージとなるのだ。

<本当のGDPは3分の1>
・中国の信用できない統計の中でも、農業生産と工業生産に関してはしっかりとデータを取っているようで、ある程度信頼できるとされてきた。なぜかといえば、計画経済を進めるために、1950年代からしっかり生産量のデータを取る必要があったからだ。しかし、その工業生産のデータも怪しくなってきた。

・つまり、産業別の成長率6%の伸びと工業製品別の生産量の伸びとが著しく乖離していることが分かる。工業製品の生産量が伸び悩んでいるのに、産業全体が成長するなどということはあり得ない。
このように数値を分析してみると、GDP成長率6.9%は相当に下駄を履かせた数値だと理解できるだろう。

・さらに気になるのが中国の失業率だ。GDPの統計と同じく発表する完全失業率のデータは何年も「国家目標」(4.5〜4.7%)の範囲に収まっている。2008年のリーマン・ショック後も、2014年の景気後退の際ですらほとんど変動していないのだから、この数字も信用できない。調査対象も限定されており、無意味な統計なのだ。他にも客観的に信用できる公式統計はないが、現在の完全失業率は最低でも10%、およそ15%ではないかと見られる。

・ただし、中国のデタラメな統計の中でも信頼できるものがある。それは貿易統計だ。
 中国もWTO(世界貿易機関)に加盟している。世界各国の中国向け輸出の統計もあるので、これをすべて足し算してみる。すると、その数字は一致するので、中国の輸入統計は正しいと言える。

・その中国の輸入統計は、およそマイナス15%だ!輸入統計がマイナス15%となると、GDPはマイナス2〜3%になるのが普通だ。絶対に、GDP成長率がプラス5%や6%にはならないのだ。ここからも、中国の発表するGDPがデタラメということが分かるだろう。

・筆者の予測では、最悪を想定した場合、中国の実際のGDPは公式発表の数値の3分の1程度に過ぎないだろう。詳しくは次項で解説するが、中国の統計システムは、ソビエト社会主義共和国連邦から学んだものだ。
 そのソ連の公式統計では、1928年から1985年までの国民取得の平均成長率は年率8.2%とされていた。しかし、実際は3.3%でしかなかった。その事実は、ジャーナリストのセリューニンと経済学者のハーニンによって、1987年に発表された『滑稽な数字』という論文で指摘されている。
 ちょっと頭の体操であるが、もしこのソ連とまったく同じ手法を、中国統計局が15年間行っていたとすると、中国のGDPは半分ということになってしまうのだ。もっとも筆者はここまでひどくはないと思いたい。あくまでワーストケースを考えるという話だ。

<ソ連のGDPは発表の半分だった>
・中国の統計システムはソ連譲りということについて、ここで少々説明しておこう。「左巻き」(左派)が理想としている社会システムでは、統計改竄しやすいという実例である。簡単に言えば、左巻きは、経済活動で公的部門のウエイトが大きくなるが、公的部門の経済パフォーマンスを良くしたがために、統計改竄に走りやすいのだ。

・その後、1960年代になると毛沢東は顧問団を追い返し、ソ連から伝えられた産業を中国独特のシステムに改革しようとする。大躍進政策や文化大革命を経て、ケ小平の改革開放が行われた。しかしその間も、ソ連の統計システムだけは生き残っていた。

・そもそも、その統計システムはソ連で50年以上も使われていたものだったが、およそデタラメなものだった。ソ連でも正確な統計データを出そうとした職員がいたが、「人民の敵」として統計機関から追放されたり、弾圧を受けた。国の立てた経済計画は、どんなことがあっても達成したことにしなければいけない。
 つまり、国家の意思に基づいたご都合主義の統計でしかなかったのだ。そんなものを基に国家運営をしていれば、国家が崩壊するのは当たり前だった。だが、そんなソ連のデタラメな統計に、世界中の人々、経済学者までもが騙され続けていた。

・かつて政府税制調査会長を務めた故・加藤寛慶應義塾大学名誉教授のお話が思い出される。先生は元々ソ連経済の専門家だった。ソ連の発表する経済統計はいい加減だから、それを正しく推計しようとすること自体が骨折りなのだと言い、「社会主義経済のひどさを学び、日本はそうならないよう民間が主導する経済でなければならない」と語っておられた。

・はたしてその指摘は正しかった。ソ連の統計のデタラメさ加減が明らかになったのは崩壊した時だった。驚くべきことに、ソ連のGDPは発表されていたものの半分しかなかった。1928年から1985年までの国民所得の伸びは、ソ連の公式統計によると90倍となっているが、実際には6.5倍しかなかったのだ。
 中国は、そんな統計システムを引き継いでいるのだ。
 中国の統計がデタラメであると自ら宣言してしまった政治家がいる。現在の中国首相李国強その人である。

・「中国の経済統計、指標は、まったく信用できない。遼寧省のGDP成長率も信用できない。私が信用してチェックしているのは、わずか3つの統計数値だけ。その3つとは電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資額。この3つの統計を見て、遼寧省の経済成長の本当のスピードを測ることが可能になる。他の中国の経済統計、とりわけGDPなどは、ただの『参考用数値』に過ぎない」

<中国のハニートラップ>
・左巻きの人々が中国に都合のいい言動をしてしまう理由のひとつが「ハニートラップ」だ。実は筆者も「罠」を仕掛けられたことがある。
 1990年代のはじめ頃、筆者がかつて大蔵省の官僚だった時の話だ。中国の経済シンクタンクに招かれて訪中した。宿泊先は中国の国賓館である釣魚台だった。夜、外出先で宴席が設けられたのだが、とんでもない美女が接待役としてついてきた。2次会まで一緒にいれば危険だと思った私は、用事があるとか適当な理由をつけてその場から逃げ出した。
 このようなハニートラップに引っかかった役人や学者、そして政治家は数多いという。「親密な関係」を盗撮され、帰りの空港で写真やビデオを見せられれば、たいていの人間は中国の操り人形になってしまうというわけだ。

・そして、あの手この手で中国に籠絡された日本の官僚、学者や政治家が、中国の都合のいい見解を垂れ流す。中国とはそういう国なのである。もちろん、そんなハニートラップなどなくても、中国政府の「公式見解」を拡大、補強しようという困った左巻きの評論家や官僚も多いのだが……。
 それはさておき、これまで述べてきたとおり、中国経済は発展しないし、発表するGDPも大嘘だ。「中国崩壊」が政治体制の崩壊を意味するのか、経済の破綻を意味するのか論者はそれぞれだが、少なくとも中国経済は失速し、中国発の大不況が襲ってくる恐れは高まっている。左巻きの人たちは、拡大する中国と手を取り合わなければいけないと主張しているが、現実を直視すべき時が来ているのだ。

・筆者は近年、以上のような中国経済の真相を事あるごとに講演などで話してきた。『中国GDPの大嘘』(講談社)という本も上梓している。おかげさまで多くの人に納得してもらっており、論考に批判の声が来ることはほとんどない。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


森友学園問題には、主役である籠池理事長や、脇役である野党やマスコミが知らないところで(1)

2018/04/15 15:14


『「官僚」の真実』  大手新聞・テレビが報道できない
高橋洋一  SB新書  2017/7/6



<「森友学園問題」>
・そして最近、そうしたマスコミの体たらくぶりを、改めて強く認識する出来事があった。「森友学園問題」である。

・実は、森友学園問題には、主役である籠池理事長や、脇役である野党やマスコミが知らないところで、重要な問題提起がされている。
 それは、ひと言でいうと、「日本の官僚と官僚機構が持つ巨大な利権構造と弊害を、図らずも露呈した」ということになる。事態の深刻さに気付いているのは、もう一方の主役である財務省だ。
 そこで本書では、この問題を題材として、官僚と官僚機構が持つ弊害をクローズアップしたいと思う。

<日本は与党と政府が一体化している>
・約40年にわたって自民党が政権を握ってきた結果、立法府と行政府は、ほぼ一体化してしまい、国民には「自民党=政府」という認識が広がったといえよう。そのため、なんとなく、法律をつくっているのは政治家のような気がしているのだ。
 官僚が法律をつくっていると言われると、違和感を覚えるのは、こうしたイメージが浸透しているせいだろう。

<議員内閣制は政治主導になりやすいはずだが………>
・つまり、政治家が命令して官僚を動かすという政治主導にはならず、官僚が主体的に法律案をつくって、実際に動かすという“官僚主導”ができてしまった。

<法律を書ける人間は官僚しかいない?>
・これは、法律に詳しいということと、法律が書ける、つくれるという能力は別であることを示している。法律をつくるには、そのためのトレーニングをしなければならない。
 実際、法律を書くには、膨大な知識と技術が必要とされる。
 まず、過去の法律と矛盾してはいけない。条文としての言葉遣いが適切であるかどうかも問われる。そして、何よりも、法律の規制の対象に対して、精通していなければならない。

<政治家は「官僚のレトリック」で誤魔化される>
・官僚が新しい法律(条文)を書いてきたとする。それを読んだ政治家が、内容に注文をつけ、修正を迫ってきた。それが、自分たちにとって都合の悪い修正だった場合はどうするか。
 官僚は、一見、政治家の言う通りに直す。しかし、その直し方が実に巧妙。微妙な言い回しにして、官僚が裁量を振るえる余地を残すのである。官僚独自のレトリックを用いて、いわゆる“骨抜き”にするという手法だ。

<「首相答弁」ですら書き換えてしまう>
・当時は、前述したように、第1次安倍政権のときで、政権は天下り問題に取り組んでいた。そこで、財務省出身の首相事務秘書官が、この国土交通省の官製談合疑惑を材料に、あろうことか首相の答弁を書き換えてしまったのである。

<有名無実の「審議会システム」が官僚主導を維持>
・審議会のメンバーは、実際は法律を立案する省庁が選ぶ。それを大臣が承認して最終的に決まるのだが、大臣は審議会の人選といった細かいことに関与しない。官僚から推薦された人物を承認するだけだ。

<審議会には「台本」がある>
<審議会委員にプライドはない>
・学者やジャーナリストを問わず、政府の審議会委員に選ばれるというのは、本人たちにとってみれば、非常に名誉なことだ。社会的な箔が付き、大した額ではないが報酬ももらえる。断る理由がないのである。
 したがって、審議会の場でも、役所の意向に逆らうことはない。流行りの言葉でいえば、役所の意向を忖度しているわけだ。

・こうなってしまうと、完全な御用学者になったも同然で、審議会で役所の意向に反する発言をすることはなくなるのだ(筆者の友人である長谷川幸洋氏は、そういう御用学者を官僚の「ポチ」と呼んでいる。

<審議会は役所の代弁機関>
・しかし、2007年の財政審議会では、日本有数の財政学者が集まり、審議を重ねたはずなのに、一切、埋蔵金に言及することはなかった。埋蔵金を持ち出すことは、財務審議会の担当官庁である財務省の意向に反すると考えたのであろう。

<審議会をコントロールする「事務局」の存在>
・事務局には担当省庁の官僚がいて、委員の人選から始まり、審議会の日程の決定、会議後の議事録の作成などを行なう。前述した「振り付け」や、「台本」の作成なども、事務局の仕事である。

<スケジュール調整で反対意見を封殺>
・委員の総数が20人ならば、1人あたりの持ち時間は3分になる。このわずかな発言時間では、自分の主張をまとめて述べるだけで、議論などは起きようがない。議事録に残す発言記録も、いかようにでも修正できるだろう。

<政治家への根回しは「事前審査」で行なわれる>
・審議会の答申を受けた後は、内閣法制局の審査を受けることになる。そして、審査を通った原案は、政府提出法案として内閣による閣議決定をする前に、与党の政策審議機関で法律案に関する意見集約を図り、そこで承認を受けなくてはならない。
 これは、自民党の単独政権時代から始まった「事前審査」と呼ばれるプロセスで、ここで政治家への根回しが必要となる。

<「族議員」の温床と化す部会>
・もちろん、自民党の議員にとっても大きなメリットをもたらした。部会ポストを握れば、事前審査の早い段階で強い影響力を持つことができるからだ。部会は、地元の有権者や支援を受けている業界団体などの要望を法案に反映させる、大きなチャンスとなったのである。

<国会の審議は意味がなくなる>
・事前審査がもたらした弊害はまだある。それは、国会審議の形骸化だ。

・こうなると、国会の審議は、政府・与党に対して野党が反対の論戦を挑むという構図にしかならない。しかも、与党が国会の多数を占めている限り、どんな論陣を張っても、法案が修正されることはまずない、という状況だ。与党も野党も“出来レース”を演じているだけになってしまう。

<「脱・官僚主導」はどうすれば実現するのか?>
<改革の必要性はいちだんと高まっている>
・筆者は、官僚として、これまでにいくつかの行財政改革に関わってきた。おもなものをざっと挙げると、2001年の財政投融資改革、2005年の郵政民営化、2006年の政策金融改革、2007年の公務員制度改革なのである。
 いずれも、財務省を中心とした官僚や政治家などの抵抗勢力がいた。

・しかし、いまはグローバリズムが世界の隅々まで浸透した結果、状況の変化が短期間で起き、先を見通すことが難しくなっている。こうした状況では、首相が政治判断をし、トップダウンでスピーディーに具体的な指針を示すことが求められよう。
 そのためには、政策決定のメカニズムを、官僚主導から政治主導に転換しなければならない。

<借金1000兆円のウソに騙されるな>
・2019年10月に消費税の引き上げが予定されている。税率を8%から10%へ引き上げようと財務省は目論んでいる。
 増税を正当化するロジックは、10年1日のごとく、「日本は1000兆円の借金を超えており、増税をして国の収入を増やさないと財政が破綻する」というものだ。
 しかし、これは大ウソである。

・政府が発行する債券は、国の借金の証書なので、たしかに借金1000兆円は事実である。しかし、日本政府は巨額の資産を持っている。政府の関係会社の資産も考慮すると、資産額はおよそ600兆円以上あることがわかっている。
 したがって、負債から資産を差し引いた、実質的な借金は400兆円程度となる。この金額は、日本のGDPの約8割に相当し、他の先進国の対GDP比率と比較しても、突出して高い水準とはいえない。
 また、「政府の資産は巨額といっても換金可能なものは少ない」という人がいるが、それも間違いだ。政府資産の中身についても、先進諸国と比べて、換金可能な金融資産の割合がきわめて大きいのが特徴となっている。
 日本の政府の借金は、少なくとも、すぐに消費税を増税しなくてはならないほど深刻な状況ではまったくないのだ。

<特殊法人改革が消費税増税を阻止する⁉>
・第3章の財務省理財局のところで、特殊法人や独立行政法人が、まだたくさん残っており、それが官僚の天下りの温床になっていると指摘した。
 実は、政府の換金可能な金融資産には、そうした特殊法人や独立行政法人への出資金および貸付金が含まれている。しかも、その金額は巨大だ。
 したがって、特殊法人や独立行政法人を、廃止あるいは民営化することで、出資金および貸付金を回収することが可能となる。その結果、政府のバランスシートの負債も大きく減る。
 財務省のお得意のフレーズである「国の借金1000兆円」は、もう使えなくなるだろう。それとともに、政府の負債と資産の内訳が明らかとなり、財政破綻を理由とした消費税増税も言いにくくなるはずだ。
 さらに、特殊法人や独立行政法人が減れば、天下り先も減ることになる。特殊法人および独立行政法人改革は、正に一石二鳥の成果が得られるのである。

・なお、日銀を連結対象とする「統合政府」のバランスシートを作ってみると、日銀が金融市場から国債を購入しているため、実質的な政府の負債は解消に向かいつつある。すでに、財政再建は終了している可能性がある。

<天下り規制の再強化案>
・今回のような全府省庁調査を毎年行って、第三者が調査結果を精査して、公表すれば、天降り根絶につながると思われる。
 次に、これも大阪府市ですでに行っているのだが、役所の関連団体が人材を募集する際、そのまま役所に人材の提供を申し入れるのではなく、ハローワークを経由することを徹底すべきだ。ハローワークを経由すれば、公募手続きと同じ扱いになる。
 すると、役人と民間人が同一条件で応募できるので、再就職の手続きの透明性が確保される。

<違反には刑事罰が必要>
・出向で行ったものの、実質的には天下りなのだから、その後、出向が再就職に切り替わって、政権2年目からは、再び天下りは増えている。
 こうした小手先で制度をいじくるのではなく、再就職規制には、しっかりと刑事罰の規定を設けるべきである。

<いまこそ「歳入庁」に実現を>
・筆者は、以前より、社会保障制度を維持するためには、まず「歳入庁」を作るべきだと考えている。歳入庁というのは、国税庁と日本年金機構の徴収部門を統合した組織である。
 歳入庁をつくることで、税金や年金保険料を効率的に徴収でき、徴取コストを劇的に引き下げることができるからだ。

<年金保険料は税金と同じもの>
・まず、理解してほしいのは、年金保険料と税金は同じであるということだ。
 国民年金にはすべての国民が加入しなければならないことになっている。そして国民年金法には、「被保険者は、保険料を納付しなければならない」という規定がある。

・これまでは、年金保険料は日本年金機構、税金は税務署と、支払先が異なっていたため、年金保険料と税金は「別のもの」と受け取られてきた。しかし、これまでの説明のとおり、両方とも強制徴収されるべきものなのである。
 税務署が両方とも徴収していたら、おそらく、年金保険料と税金は同じであるという認識になっていただろう。

<年金保険料の未納率を引き下げられる>
・税金と年金保険料は、法律の性格が同じで、年金の徴収が「国税徴取の例による」とされている以上、徴収は一本化できるはず。
 つまり、国税庁と日本年金機構の徴収部門を統合すれば、税金と年金保険料の徴収はひとつの機関で行なえることになる。それが歳入庁というわけだ。
 歳入庁にすれば、徴収にかかるコスト=人件費を大幅に減らすことができるだろう。簡単にいうと、現在、日本年金機構で徴収業務を行なっている人の人件費がごっそり節約できる可能性が高い。加えて、年金保険料の徴収漏れも減るはずだ。

・また、いまは、日本年金機構は個人別の源泉徴収簿や賃金台帳、そして、源泉所得税の領収書を調べている。税務署も源泉徴収税をチェックしているので、別々の機関が同じ業務を二重に行なっている状態だ。
 それなら、源泉徴収税のチェックを税務署に任せてしまえば、日本年金機構のその業務は要らなくなる。

<海外では歳入庁は常識>
・年金を含めた社会保障制度に対する不安は、本来、加入して保険料を支払うべき人が、年々減っていることも起因している。
 歳入庁をつくって、年金保険料の徴収漏れを少なくすることができれば、そうした不安を緩和でき、年金財政の健全化にも資するはずである。
 このように、歳入庁はいいことづくめといえるのだが、日本では、創設に向けた動きが一向に盛り上がらない。それは、歳入庁に断固反対している勢力がいるからだ。財務省である。

・日本のように、税金と年金などの社会保険料を別々に徴収している国は、世界でも極めて少なくなっている。

<「道州制」を真剣に論じるとき>
・日本は、GDPなどを勘案した国のサイズが他の先進諸国より大きく、欧州で考えると、7〜8ヶ国分の国の行政を中央官庁が一手にまとめている状態に近い。その無理が、最近のほころびとなっていると思われる。もう少し、管轄する地域を小さくしないと、地域に適した行政を行なうのは難しいだろう。
 道州制は、それぞれの道州に地方政府があるというイメージだ。各同州にはトップとなる首長がいて、自らが権限を発揮して、その地域の行政にあたるのである。

<財源も地方に移す>
・道州制にして、中央集権体制から地方分権体制に変えるということは、国の業務を地方に移行させるとともに、行政を行なうための財源も地方に移行されることになる。
 
・地方分権体制にして、道州がそれぞれの地域から税金を徴収し、再分配すれば、地産地消でけっこうなことであり、少なくとも中央省庁の官僚の影響は弱まる。
<道州制でなくなる省庁>
・道州制になったとき、復興庁以外にも不要な省庁が出てくる。
 まずは国土交通省だ。国土交通省は全国の行政を中央で担当しているが、地方公共事業や許認可業務は、出先機関である地方整備局や地方運輸局が行なっている。
 この地方整備局、地方運輸局をそのまま地方政府に置けば、中央の国土交通省が管轄する必要はなくなる。

・経済産業省、農林水産省も同じような理由で、不要となる省庁といえる。全国一律で産業政策や農業政策を行なえるわけがない。
 産業や農業は、地域によって最適なものが大きく変わってくる。やはり地元に任せるべきだ。

・また、法務省は国の機関だが、地方に設置されている法務局は地方に移管すべき。文部科学省は、各地方に教育委員会があるので、業務を地方に移譲して、地域に合った教育行政を行なうべきであろう。

<国家公務員は約20万人削減される>
・不要な中央省庁がなくなり、また、地方に適した業務を地方に移譲すると、国家公務員の数は、大幅に削減される。約30万人いる国家公務員は、道州制の導入で約20万人減り、10万人程度になるのではないだろうか。
 このように、道州制の直接的なメリットは、中央省庁のスリム化ができるところだ。ただし、公務員の数自体は純減しない。削減された20万人の国家公務員はそのまま地方公務員にスライドするため、地方政府の地方公務員は、減った国家公務員の数だけ消えることになる。

・一方、道州制の導入によって懸念されることもある。新たな利権構造ができる可能性だ。中央省庁が握っていた予算や許認可などの権限を、地方政府が持つことで、地方政府の官僚が利権の中心に座るおそれがある。

<道州制は動き出している>
・「大阪都構想」の考え方は道州制に通じるところがある。実現すれば、それは道州制に向けた、小さいけれども、記録に残る第一歩となるだろう。

<霞が関では、「議員立法は前例とせず」という原則がある>
・筆者は、議員立法によって重要法案が数多くつくられるべきだと考えている。官僚には書けないような、日常生活に密着した法案こそ、議員立法が担うべき分野である。議員立法の数を増やすことが、政治主導を取り戻すことにつながるといっていい。
 だが、「言うは易く行うは難し」で、経験がない人が法律を書くことはまず無理だ。そこで、そのギャップを埋めるのが、シンクタンクや政策コンサルタントの存在だ。
 政党などの政策当事者向けに公共政策の立案をし、その政策をきっちりと法律案に落とし込むことができる専門家集団である。アメリカや欧米の主要国には、数多くのシンクタンクや政策コンサルタントがある。韓国やロシアにも多い。
 しかし、日本は、受託調査研究などを行なうシンクタンクは多いが、法案まで作成できるところとなると、まずない。
 政策コンサルタントには、いろいろな専門分野があるため、その業務内容は一括りにはできないが、筆者が主宰している政策工房というところは、政策担当者向けに、公共政策の企画・立案のサポートから、法律案の作成までを手掛けている。政策コンサルタントとしては、もっとも一般的な姿といえようか。

・そうした地域主権の先駆けといってもよい事例もある。たとえば、政策工房で、大阪維新の会から、公務員改革及び教育改革に関する調査・検討作業の委託を請け負ったケースがある。大阪維新の会は、その調査結果を参考にして条例化し、2011年に、「職員基本条例」「教育基本条例」の2案を府議会と市議会に提出している。
 当時、国会で国家公務員改革法案の審議が遅々として進まない中、国政に先んじて、公務員改革に着手しようとした点は、高く評価できるのではないか。



『「幸福な日本」の経済学』
石見徹 講談社  2017/11/11


<「大きな政府」は避けられない>
<不安な個人、立ちすくむ国家>
・現在では子供から老人に至るまで、すべての世代が経済的な問題を抱えていることが広く知られるようになった。
 このような問題を解決するのに、もっとも分かりやすく、有効な手段として浮かび上がってくるのは、所得の再分配である。

・結論的にいうと、所得再分配や福祉の拡充、言葉を換えていうと「大きな政府」しか対策はないと思われるが、かといってヨーロッパ諸国のような「大きな政府」が直ちに実現できるわけはない。今とくらべて「より大きな政府」を目指すことになる。

・またもう1つ重要な論点は経済成長であるこれほどに「貧困」や「格差」が注目されるようになり、福祉国家に対する風当たりが強くなったのは、経済が低成長に陥ったことが大いに関係している。成長の低迷は日本ばかりではなく、先進諸国に共通している現象である。

・筆者は、財政、社会福祉やや、労働の専門家ではない。それで見当違いや誤解しているところがあるかもしれない。しかし、このように広がりをもった問題には、たとえ素人談義であっても、衆議をつくすことが必要であると考えた。

<「大きな政府」は避けられない>
・経済成長は現代日本の行き詰まり状態を打開する上で、きわめて重要な条件である。しかし、少子高齢化が進む状況では、経済成長が難しいことも、これまた事実であることは認めざるをえない。

<「大きな政府」への反感>
・政府のはたすべき役割というと、「大きな政府」に対する拒絶反応が予想される。そのような批判の理論的支柱であるミルトン・フリードマンによれば、「大きな政府」が生まれたきっかけは、アメリカで1920年代から30年代にかけて「大恐慌」を経験したこと、また苦境にある資本主義に対してソ連の社会主義体制が魅力的にみえたことにあった。ルーズベルト政権の下で実施された「ニューディール」政策が、公共事業によって雇用と需要を作り出す試みであったことはよく知られているが、同時に福祉政策の面でも1935年の社会保障法で失業保険や老齢年金を制度化した。

・ところが、1970年代後半、あるいは80年代から、いわゆる新自由主義の考え方が広まるにつれて、「大きな政府」が信頼を失い、「小さな政府」への評価は高まる一方であった。政府の介入が大きくなるほど、非効率性やムダが生まれるので、民間にできることは民間に任せるべきである、といわれてきた。

・しかし、実際のところ「大きな政府」が経済成長を阻害するかどうかとなると、答えはそれほど簡単ではない。このような問いを検証するために、政府の支出や税収の規模と経済成長との関係を分析した研究がこれまでいくつか発表されてきた。こうした一連の研究結果を比較検討してみると、正の相関、すなわち政府の規模が大きくなるほど成長率は高くなるという結果もあれば、逆の相関、すなわち政府の規模が大きくなるほど成長率は低くなるという結論を導いたものもある。最近は「大きな政府」が経済成長を阻害するという研究の方が比較的多いようにみえるが、まだ反論の余地のない答えを出すところまで達していない。

・ただ注目すべきは、「高福祉・高負担」の福祉国家でよく知られているスカンディナヴィア諸国が良好な経済的成果を上げていることである。新自由主義の考えによると、「高負担」は経済成長を抑制するはずなのに、これら諸国の所得水準も経済成長率も高く、日本を上回っている。この現象は北欧の「パラドックス」、あるいは「謎」といわれる。

・しかし他方で興味深いのは、同論文で「大きな政府」が経済的に成功する条件として「社会的信頼」という要因も指摘していることである。いわゆる福祉の「過剰」やバラまきを防ぐには、市民が互いに信頼したり、政府を信用できたりする関係が重要であるとするならば、たしかに理解しやすいだろう。

・それでは、日本ではこの信頼関係はどうなっているのだろうか。第1章でとり上げた『世界価値観調査』で、政府、政党や国会に対する信頼度を参照すると、時系列な変化(1981年から2010年の期間)はあまりみられず、6−7割が信頼していないという結果が出ている。そして国際比較をしても、信頼度が48ヵ国中で最下位に近いのである。このように政府、あるいは政治を信頼できないという声が大きいとすると、日本では福祉国家を成功させる条件が乏しいのかもしれない。

・以上、要するに「失われた10年」ないし「20年」の間に、日本人は格差をむしろ肯定するようになった。それ以前はたしかなことは分からないが、貧困の原因が「怠惰」にあるとみなす人が多いことも注目される。一方で「福祉の充実」を求めながら、他方で格差の存在には寛容であるという、いささか矛盾した傾向は、自己中心的という観点からみると、矛盾なく解釈できるのかもしれない。

<日本は「大きな政府」か?>
・まず国際的にみると、日本は必ずしも「大きな政府」の国ではないことを確認しておこう。

・これによると、日本は政府の債務残高が抜群に大きいことを除き、とくに大きな数値は出ていない。政府支出や税収は、アメリカをやや上回るが、イギリスとほとんど変わらず、ヨーロッパ大陸の諸国をむしろ下回っている。そしてとりわけ目をひくのは、公務員の数が少ないことである。日本に次いで少ないドイツと比べても、その約半分である。

・日本は国民の税・社会保障費の負担をかなり低く抑えているという印象がある。以上のような事実があるにもかかわらず、なぜ日本では政府、あるいは「大きな政府」が信用されないのだろうか。この問いに対して、まず浮かび上がってくる答えは、第一に現行の行政の枠組みにさまざまなムダがあることである。それらの多くは、官庁の縦割り行政や既得権益と結びつき、関連業界の利害も絡んでいるので、是正することは容易ではない。こうしたムダの排除はむろん必要なことである。
 一例として、歳入庁の設立が提唱され、閣議決定までされながら実現していないことがある。

・第二に、政府サービスの利益が実感できないことが指摘されている。とくに中間層にはこの種の不満が大きいといわれる。

・第三に、ここでも少子高齢化の影響がある。高齢者向けの社会福祉支出が増える一方なので、その負担を引き受ける現役世代から「大きな政府」への反感が生じやすい。世代間の対立をことさらあおる必要はないが、潜在的な意識としてこの点は無視できないだろう。やはり社会福祉の改革を避けて通ることはできない。

・以上のように、「大きな政府」に対する厳しい見方には、それ相応の理由がある。しかしその一方で、「大きな政府」が必要とされる深い理由もある。その理由というのは、戦後の日本社会を支えてきた企業や家族の力が衰えてきたことである。これまで企業は、正社員の雇用を維持し、年功賃金や家族手当、住宅手当などで生活を保障してきた。その意味で、企業は福祉国家に代行する存在であり、だからこそ社員は、特にはその家族を含めて会社への帰属意識を高めてきた。ところが、「イエ」に喩えられることもあった会社は、低成長期に入った現在ではもはやそれだけの余裕をもてなくなってきた。

・そうした空隙を埋めるのが政府の役割となるはずだが、人々の意識はまだそこまで行っていない。国の責任よりも、自己責任が強調されやすい風土があるのは、このギャップのせいである。だからこそ、高齢者の割合が高いにもかかわらず、政府の支出規模や国民負担率を比較的、小さくおさえることができた。またその反面で、「大きな政府」に対する警戒感が根強いことになる。

<政府債務に問題はないか>
・元財務官僚の高橋洋一氏は、政府の債務(借金1000兆円が過大評価されていると述べている。そして、増税の必要性を強調するのは財務省の謀略である、という。政府債務が過大評価であるという理由は、第1に債務は資産と合わせてみるべきだからである。政府の債務から資産を差し引いた純資産でみると、借金1000兆円が実際は200兆円程度になる。第2に、日本銀行はいわば政府の子会社に当たるので、連結決算(総合的な貸借対照表)で捉えることを提唱している。
 
・日銀は量的緩和策として、金融機関から国債(政府の債務)を大量に買い入れているが、この国債買い入れ額は日銀の政府に対する債権である。連結決算で考えると、政府の債務と日銀の債権が相殺されるので、この部分については、政府の債務が事実上、存在しなくなる。2014年度末で日銀が保有する額は国債発行残高の3割にもなる。これだけ巨額の政府債務が、まるで手品師が魔法をかけたかのように、消えてなくなる、ということになる。しかし、そんなにうまくいくわけがない。
 まず第1の点について、政府資産の中には現金・預金、有価証券、貸付金、出資金などの金融資産があり、これらは2014年度末で資産の55%を占める。ここには日本政策投資銀行、UR都市機構など特殊法人や独立行政法人に対する資産が多く含まれている。そこは公務員の天下り先になっている、といわれる。

・資産保有が天下りの温床となっているとすれば、これはたしかに問題である。しかし、株式など金融資産はすぐにでも売却できるかもしれないが、売ってしまえばそれまで、二度と使えない。一時的に政府債務を減らせても、将来さらに財政赤字が続けば、その保証にはならない。やはり着実に財政赤字を減らしていく努力が必要である。
 第2の点について、政府と日銀を連結すると国債残高が消えるとするのは暴論である。それはなぜかを理解するためには、日銀の貸借対照表を参照しなければならない。

・ところで、国債発行が今後も持続していけば、いつか民間が購入しきれなくなる時がくる。そうなると、国債の信認が揺らぎ価格も大きく下落する。それは、日銀の資産(国債保有残高)を大幅に減価させ、資産が負債を下回る状態(債務超過)になりかねない。債務超過になると、政府が救済することもありうるが、すでに政府債務があまりに大きいと、この方法にも限界がある。この状態になると、日本の通貨(円)に対する信認が一挙に下落し、猛烈なインフレが生じる。そうなると、国民生活への行動は予想もつかないほど大きい。つまり、日銀が国債を買い続けたとしても、いずれは日本の通貨、さらには経済そのものが破局に至ることを考慮しなければならないのである。

・また、財政赤字を拡大させる一方の先送り策は、将来世代に巨額の債務を残すことになり、世代間の不公平を大きくするので容認すべきではない。しかもやっかいなことに、政府債務ばかりではなく、さらにいっそう大きな社会保障の債務(年金、医療保険、介護保険)が残されている、という指摘もある。そうだとするとますます、増税や社会保険料の引き上げを早急に検討するしかないだろう。
 ところで、日本のように巨額の債務を控えた先例を探してみると、イギリスが浮かび上がってくる。この国の政府債務はナポレオン戦争後の19世紀初頭に国民所得の2倍近く、第2次大戦後には2倍を優に超えていた。19世紀初頭は現在の日本よりやや少ない規模であったが、第2次大戦後は日本とほぼ同じだとみてよいだろう。

・それにしても、現在の日本でなぜ財政赤字が放置されてきたかというと、人々は遠い将来にまで考えが及ばないこと、近視眼的に利益を求めがちなことがあるだろう。それは「シルバー民主主義」にも関連するが、とりわけ高齢者は余命が短いので、いっそう現在の利益にこだわることが多い。 露骨な言い方をすると、「あとは野となれ山となれ」の精神である。ある友人などは、もう少し気取った表現を使って、「わが亡き後に洪水よ来れ」ということもあるが、同じことである。

<どのような税が好ましいか>                                                                                                                                                                                                                                                                                               
・次に財政赤字を解消していく手段として、税について考えてみよう。まず重要なことは、税が政治そのものということである。近代国家は一方で私的所有権を保証しながら、地方で個人の所得や資産から税を徴収するのは、矛盾といえば矛盾である。このような矛盾があるからこそ、近代国家は、課税やその支出について国民が意見を表明する権利を保障している。アメリカの独立戦争で、「代表なくして課税なし」というスローガンが説得力をもったのはそのせいであり、財政民主主義といわれることもある。

<消費税>
・消費税については、すでにみたように、「逆進的」であることが欠陥とされてきた。消費税が内閣の命運を左右するとまでいわれたのは、このような「逆進性」の他に、日常の消費行動すべてに課税されることに、国民の強い反発を呼び起こしたからであった。しかし高所得者も低所得者も関わりなく、広く課税するという特徴は、税収を上げる点では、きわめて効果が大きい。
・しかし、日本の消費税率は西ヨーロッパ諸国よりもまだかなり低い。今後、引き上げがあれば、福祉の拡充に使える余地は大きい。また将来の引き上げが可能であるとの見通しがあるからこそ、巨額の政府債務があっても、国債に対する信頼がまだ揺らいでいないという事情もある。

・高い税率や「大きな政府」が経済成長に及ぼす影響について、短期的にはマイナスに働くことはあるかもしれないが、この社会が持続することを考えるならば、長期的な時間軸で考えなければならない。日本はそこまで追い込まれているということもできる。

・このように「大きな政府」が避けられないとすると、増税の可能性を探っていくしかない。所得税、なかでも金融所得の増税はやむをえないし、相続税のいっそうの引き上げや、新たに資産課税も検討のリストに載ってくる。しかし税収に占める固定資産税や相続税の比重はもともと大きくないので、消費税の引き上げはやはり不可避である。逆進性などの短所は、政府支出の面で再分配機能を強めることで補う必要がある。



記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


プレアデス星人はタイムトラベルさえも簡単なようで、恐竜が生息していた時代や古代エジプト時代、(5)

2018/04/13 19:26


『完全アセンション(次元移動・昇天)・マニュアル』 (上・下)
(ジョシュア・D・ストーン博士)
(ナチュラル・スピリット)2000/11/11



<シールドとシャルーラ、マリーン・チェイニーによるメルキゼデク寺院の設立>
・地球内部の空間について述べた章で、自らをシャスタ山の地下約3キロ余りにある地下都市テロスから来た者であると説明している女性について触れている。彼女は名をシャルーラといい、年齢は350歳前後であるという。シャルーラが寺院の女司祭をつとめる、地下文明テロスのメルキゼデク団に関わる情報を持っていた。彼らの教えは、メルキゼデクが、かって地球で暮らしていたことを裏付けるものであり、メルキゼデク団を宇宙レベルの聖職者集団であるとしている。

<●●インターネット情報から●●>
<ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)>
メルキゼデクとは旧約聖書の登場人物で、『創世記』(14:18)にて「いと高き神の祭司」、並びに「サレムの王」として紹介されている。『詩篇』(76:3)の記述などを根拠に、「サレム」は伝統的にエルサレムと同一視されている。

彼の名前はウガリットの文書に記されていたカナンの神ツェデクに由来しているのだが、この「ツェデク」は王の称号、あるいは異名として代々エルサレムの王に引き継がれていたと見られ、実際、『ヨシュア記』(10:1)にはアドニ・ツェデク がエルサレムの王として登場している。

________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■
・スイス人コンタクティのビリー・マイヤーの著作については、当時の日本では「翻訳をすすめる会」という組織が活動して大量の翻訳本を出していました。現在は「FUJI日本」として活動しているようです。『セムヤーゼシリーズ』として知られる本は、「プレアデス人とのコンタクティーとして知られるスイス人マイヤーの一連の著作」のことです。
・ 「プレアデス教義」の解説を通して、皆さんの価値観の変換に役立つ知識を満載しています」と語られています。プレアデス人セムヤーゼとの交信記録(『セムヤーゼ1〜14』)、宇宙(創造)の法則、霊的教義の解説(『アテルサタ師』『創世記』『生と死』)、想念と瞑想法の解説(『精神』・『瞑想』)から成っています。 『セムヤーゼ1,2』/『セムヤーゼ3,4』//『セムヤーゼ5,6』/『セムヤーゼ7,8』/『セムヤーゼ9,10』/『セムヤーゼ11,12』/『セムヤーゼ13,14』/『アラハト・アテルサタ上巻』/『アラハト・アテルサタ下巻』/『タルムード・イマヌエル』/『創世記 上巻 重要な知識』/『創世記 下巻 十戒』/『生と死』/『精神』/『瞑想』/『水晶』/『オーム・2』/『オーム・3』/『オーム・4』/『オーム・5』等です。膨大な量になります。
・プレアデス星人に関する本は、日本では多く出版されているようです。Amazonに「プレアデス」といれますと470件の書籍がわかります。
・「日本はUFO後進国だ」そうです。また日本の心霊レベルは欧米諸国に比べると50年は遅れているといわれます。そして、UFO情報も多くのフェイクニュースによって、まともな科学者が研究するものではないとされているといわれます。UFOがニュースになりだした当時、20世紀の時代では、新聞社や三島由紀夫のような有識者も熱心に追っていたようですが、いつのまにか大衆文化、サブ・カルチャーになってしまいました。タブーにされたようで、UFOを研究する科学者は、世に受けられないようです。何だか不思議な力が働いているともいわれます。
・しかしながら、今日、欧米のYou Tube等の動画にも見られますように、非常に豊富な量のオカルト関連の動画が見られます。もちろん、コンピュータグラフィックス(CG)の進歩で、フェイク(偽)・情報も豊富にあるようです。「百聞は一見にしかず」といいますが、「動画」情報から、隠蔽工作の壁が破られていっているのかもしれません。「洋書」を読めば、かなりのことが分かるそうです。私たち一般人は、当然、時間がありませんので「洋書」を把握できません。
・アダムスキー自身が写した写真も、トリック写真と判定されたといわれます。明らかにフェイク(偽)・情報と分かるような写真も出回っていたそうです。プレアデス星人のコンタクティとして知られる、ビリー・マイヤーの写真集も日本では発売されましたし、膨大な彼のメモは、世界中で注目されたようです。UFOやエイリアンに関しての情報は、フェイク(偽)・情報が非常に多いようで世間を混乱させているのかもしれません。ビリー・マイヤー自身も、何者かに命を狙われたこともあったようです。異星人やそのコンタクティの命が狙われることもあり、アバブ・トップシークレットになっているのかもしれません。大衆がパニックになるので、アバブ・トップシークレットの情報操作をしているといわれます。また、異星人がアバブ・トップシークレットをアメリカ政府に要求したのかもしれません。しかしながら、多くのUFOやエイリアン関連本が出版されており、私たち一般人は、当然、全部の情報を把握できません。ちなみに、2017年のスイスの動画に、健在なビリー・マイヤーは出ていたようです。大学に、この分野の学問体系ができていないのも、後進性が窺われると語られています。人間の精神に憑依する異星人については、私たち一般人は、理解できません。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は、ロシアも研究しているのでしょう。
・例えば、最近、アリゾナ砂漠の上空の巨大母船を海兵隊員が見ている動画がありましたが、どうやらフェイク(偽)・情報かもしれないと、その動画自身が述べているのが奇妙でした。アリゾナのソノラ砂漠は「北アメリカで最も暑く広い砂漠の1つとなった。面積は311,000km2 で、ユマ砂漠、コロラド砂漠を含み、日本の本州がすっぽりと入る規模である」とのこと。日本人にとっては、広大な砂漠は想像ができないようです。フォー・コーナーズと呼ばれる4州の上空では、超巨大な宇宙母船の目撃事件があったといわれます。
・アストラル界は、昔から神智学等で言及されていたようですが、「現代版」の解説は、少ないようです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も目に見えない、似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。アストラル界の住人、異星人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。このブログでは、いわゆる「地獄」については、あまり言及していません。読者には、「地獄」は、無縁かあまり関係がないからですが、知人が死後、地獄に行く場合もあるので、記述する必要はあるようです。自殺者や不慮の死の犠牲者等は、アストラル界の第7の部分界である、いわゆる「地獄界」に落ちるようです。昔の仏教の地獄絵図に描かれているように、鬼のような宇宙人がいたりして、生体実験をおこなっていたのかもしれません。今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。「爬虫類的異星人(レプティリアン)は低層4次元にいる」ともいわれます。「地獄」について、世界中の宗教の記録・伝承を集めてみると、かなりの量になるようです。アストラル界の第7の部分界が、「地獄」のようです。他方では、米国人の死後世界、夢のような明るいサマーランド(常夏の国)やブルーアイランドからこの世にさまざまな影響があるそうです。著者も述べているように、この本も勉強の途上中に書かれたもので、アストラル界という世界を全く正確にとらえたものではないそうです。
・人間の死後世界の「幽界」や「霊界」、アストラル界やエーテル界も造物主等が創造したのかもしれません。現代の人間が生まれたときに、地球が存在していますが、地球がどのようにして出来たのかほとんど分かっていないといわれます。それと同じように、異次元世界がどのようにしてできたのか、全くわかっていません。「人間は、異星人が創造した」ということも教科書には、書かれていないことです。ほとんどの人は、教科書に書かれていることを記憶するように生きています。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。しかしながら、「日本はUFO後進国だ」そうです。見える異星人や宇宙人、幽霊というよりも見えない神々や天使、堕天使の世界との繋がりが、少しづつ分かりだしたといわれます。
・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだそうです。太古のインドでは阿修羅が金星のマスターを崇拝していたといわれます。アシュターは、「阿修羅」ではないのかという説もあるようです。こうした神的生命体の中には、ガイアを縦断した教育者たるマスターたちがいます。彼らは、シャンバラのアストラル界における天使といわれます。歴史上、様々な分野で尊敬されている著名なマスターたちは多くが同性愛者だそうです。グレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるといわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。かってイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるという説もあります。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうで驚きます。
・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によりますと、
「アシュター (宇宙人)
アシュター(Ashtar)とはUFO信仰、ニューエイジ思想でその存在が信じられている宇宙人である。自称UFOコンタクティーのジョージ・ヴァン・タッセル(英語版)がチャネリングしたと主張したのが初出。
アシュター・コマンド(Ashtar Command)と呼ばれる宇宙人の集団を構成しているとされ、そのリーダー格の名前として「ギエオルゴス・セレス・ハトン」(Gyeorgos Ceres Hatonn)や「アシュター・シェラン」(Ashtar Sheran)が挙げられる。
イラストではノルディック・エイリアンのように北欧人種の姿で描かれることが多い」と記載されています。
・「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。異星人だった歴史上の偉人たちが多いといわれます。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。また宇宙人情報はパニックを防ぐために情報を隠蔽しているといわれます。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だといわれます。宇宙人も街中の雑踏に混じると識別できないそうです。カリフォルニアではホモの宇宙人の話もあったといわれます。地球はあまりにレベルが低すぎて、「宇宙連合」に参画できないと従来から言われてきたそうです。しかし、本書のように、宇宙連合の地球への干渉は、密かに進行しているといわれます。毎年、特定の地球人が宇宙連合とコンタクトしていると指摘されています。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。ウォークイン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)のように、宇宙人に憑依された人間が激増している時代なのかもしれません。
・「宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだ」いう説もあるといわれます。時空を超えた宇宙人の「この世」への介入・影響力は、普通人には分からないそうです。タイム・トラベラーが「この世」を支配しているともいわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」そうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」によって、米国は最強国の地位を失わないようです。遥かに進化した宇宙人は人間の精神に憑依しているので普通人は何も分からないといわれます。「グーグルアースによるエリア51の動画」を見ますと新しい基地がどんどんできているようです。

・「はるかに進化した宇宙人(神々や天使、堕天使)が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。「不思議なゲイの現象は、宇宙人の人格転換である」と語られています。あの世の5次元世界とこの世の3次元世界を自由自在に幽体離脱(アストラル・トリップ)して神人(宇宙人)は往来しているのかもしれません。「あの世」の動きが時間を経て「この世」に起こってくるともいわれます。「あの世」も私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。目に見えない人間の精神体やアストラル体に憑依するともいわれる宇宙人は、誰も認識ができないと語られています。グレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるそうです。

・ラージノーズグレイのキャトルミューティレーション(動物虐殺)の話題も最近の米国事情はどうなっているのでしょうか。ケネディ元大統領の暗殺事件までからまったりして、陰謀論は、事実認定が難しいといわれます。インターネット情報によると、「アメリカのケネディ大統領暗殺事件(1963年11月)に関する約2900点の機密指定資料が2,017年10月27日、公開された。国益上の観点から、一部は180日間かけて公開の可否を判断するという」と報道されています。

・ペガサスさんの本は、『不可視の王国 <アストラル界>へ行こう』、『シャンバラからの超レッスン』、『プロジェクト・ペガサス』、『地球を救う愛のスイッチ』等です。チャネリングの情報を集めて書かれたようですが、新しい視点から書かれているといわれます。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の伝承のようです。荒唐無稽な話が多くにわかに信じがたいですが、出版社が入り何らかの意味があるのでしょうか。マイナーな情報がメイジャーな情報になっていく必要があるといわれます。米国のチャネリング情報は、斬新なものが多いといわれます。ようするに神々や天使や堕天使の活動が「異星人」として語られています。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。

・「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」といわれます。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたるそうです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。

・このような本は荒唐無稽な内容が多いそうですが、面白い「読み物」として読めばよいのでしょう。内容が「理解不能」という方も多いのでしょうか。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」という理解の仕方もあるようです。「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」ともいわれます。アンドロメダ星雲からも異星人が来ているようです。「アセンディド・マスター(高級教師)がガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている」そうです。アセンディッド・マスターのコンタクティやチャネラーがいるのでしょうか。

・シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船のようですが、時空を超えた異次元では「極大を極めれば、極小になる」ということですから、アストラル・トリップでもすればシャンバラに容易に行けるのかもしれません。「夢の中でアストラル・トリップをしてクリスタル・シティでキリストに会った」という欧米のチャネラーが多いそうです。

・リラ星人の物理学に「極大を極めれば、極小になる。極小を極めれば極大になる」というのがあるそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」もアメリカでは盛んのようですが、エイリアンの超テクノロジーは現代の普通の科学者にとっては理解不能のようです。現代の「天動説」が幅を利かしているそうです。しかし、「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」によって、地球製の恒星間飛行技術を持った宇宙船が出来ているのでしょうか。宇宙人情報は国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのため、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

・ある雑誌に載っていましたが、「現在のアメリカでは著述業だけで飯が食えるのは300人くらいだ」そうです。それを見たときは、「やけに少ない数字だな」と思いました。アメリカでは、街中の書店が、どんどん消えていっているようです。キンドル等のネット書籍が、猛烈な勢いで伸びていると語られています。同様に日本でも書店は減り続けているそうです。私たち一般人には、出版業界の実情については詳しくは知りません。特定のベストセラー作家が出にくくなっているのでしょうか。「出版業は資本主義になじまない」そうです。インターネットの情報があまりにも膨大なので、私たち一般人には、到底、把握できません。また、一般の書籍の内容を上回るものもインターネット情報にはあるそうです。インターネットを見ていると、テレビや新聞を見ることも忘れることもあります。

・「全国で2万数千軒あった書店数は、いまや1万5000軒程度まで激減した」そうです。米国では「小説の出版はビジネスとしては終わっている」ともいわれます。小説を買って読む人が減っているのでしょうか。面白い小説も少なくなっているそうです。誰でも素人小説家になりブログに大量に書いているからなのでしょうか。ブログも膨大で見る方が大変です。日本では書店での「雑誌」の販売状況が重要のようです。電子書籍が、様々な面で特に米国や先進国において出版業に影響を与えているようです。Amazonなどの通信販売のディスカウントで町の書店は、消えていっているそうです。通信販売では、古本が格安で豊富に手に入るからのようです。インターネットで古本を探すのも大変便利になりました。

・「日本の出版販売額は、1997年の2兆6563億円がピークで、その後は下がり続け、2013年はとうとう1兆7000億円を下回った。これで市場は、ピーク時の5分の3程度にまで縮小したことになる」といわれます。情報化の時代に、驚きの変化です。人口の減少現象もこれからはひどくなってきます。インターネットによる情報量が膨大に伸びていますので、「本を書店で買って読む」という読書習慣が大きく変化しているようです。将来はテレビを見るよりもインターネットで好みの「動画」を見る時間が多くなるようです。本を買って読むよりは、インターネットを見ている時間が増えています。ところでインターネット・ビジネスの動きは、早すぎて分からないことが多いようです。

・産業や職業が世界的に大きく変化してきているのが窺われます。膨大な文字情報や映像情報があふれるインターネットの影響で、職業作家が成り立つのが難しい時代になりつつあるようです。社会全体の「価格破壊」の勢いで、容易にデフレ傾向はなくならないそうです。

・異星人文明との自由な交流が日常的になるのは、いつ頃になるのでしょうか。「異星連合のメンバーに地球が参加できるのは、今から100年たっても不可能だ」といわれます。宇宙を2分する2大勢力がスター・ウォーズの原因となっているといわれているようです。「異次元」の概念は、一般的な知識でないので、意味不明なことが多いといわれます。3億人もの人口の米国だけあって、精神界に関する書物も多様のようです。また「成功本」がよく読まれているといわれます。

・神々への都市への渇望は熱狂的といわれます。「夢の中でアストラル・トリップ(幽体離脱)してクリスタル・シティでキリストに会った」というチャネラーが欧米に多いといわれます。

・「ホワイトブラザーフッド(白色同胞団)」と「闇の同胞団」という語は、宇宙人の物語にはよく出てくるようです。「闇の同胞団』も悪の勢力と単純に割り切れないようです。いわゆる聖書の言う「神と悪魔の戦い」なのでしょうか。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。「一万年以上前のベテルギウス(オリオン座の恒星)星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしい。彼らは、背が高く金髪碧眼だった」ようです。

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という“異人”はオリオン星人だったようです。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。柳田国男は当時の警察の「異人」情報を調べなかったようです。日本でも、ホワイトブラザーフッド(白色同胞団)の神人やサンジェルマン伯爵のコンタクティやチャネラーがいるそうで、驚きです。真偽はともかく、与太話として片づけられない話のようです。

・「神々や天使が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)など、さまざまな形態で、昔から人間の姿を装い地上を徘徊している」といわれます。また「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。「神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できない」ともいわれます。

・amazonに「松原照子」といれますと36件の本がでてきます。最近の本は『「あの世」の先輩方が教えてくれたこと』『「不思議な世界の方々」から教わった予知能力を高める法』等があります。ブラヴァツキー夫人やクート・フーミ大師とコンタクトしているという不思議な方といわれます。

・インドで発達した(幽体や霊体における)ヨガは、昔、アキヤシヤの空間に入っていくための手段であったようですが、現在は、それ自体が忘却されているようです。しかし、「都内にもインドのヨガ教室はあちこちにある」そうです。現代物理学も非常に細かい粒子のエーテルの秘密を解くことができないでいるようです。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。またリラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたそうです。

・オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。ですから、あまりに進化しており、現代の科学者には超テクノロジーが理解できないようです。米国は「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」に力を入れており、ロシアやイスラエルもエイリアンとコンタクトがあるそうです。「ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と 交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とも伝えられています。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。

・ラージノーズ・グレイといえば、西洋の御伽噺にでてくる「大きな鉤鼻の黒いマントの魔法使い」のイメージを連想させます。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。「宇宙人「グレイ」の故郷もベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだ」そうです。

・「小柄なグレイの後に金髪碧眼のノルディックという異星人やオレンジといわれる人間タイプの宇宙人が来て、その後に東洋人タイプが来た」という情報以外に日本で公開されるリークの話はないようです。第2次世界大戦後、宇宙連合が米国政府とコンタクトしたようなのです。

・しかしながら、この分野では、関係者の情報のリークが今後ともあるように思われます。このような話は、全てが荒唐無稽な話ばかりとはいえないところに不気味さがあります。なお、ベテルギウスは、「オリオン座のα(アルファ)星。冬の空に輝く赤色の超巨星で、0.4〜1.3等に変光する。距離500光年。和名、平家星」です。「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書、ヨブ記38章31節)という謎の言葉がありますが、私たち一般人には、訳の分からない話だそうです。米国では異星人に関して様々なリーク話があったようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

・「地下都市」は、異次元の亜空間に浮かぶ「都市型の超巨大な宇宙船」のことなのかもしれません。「シャスタ山の地下約3キロ余りにある地下都市テロス」とは異次元にある都市なのでしょうか。異次元の都市を地下都市と言っているのでしょうか。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれません。異星人の進化に応じて、上位の次元に行ける宇宙船のテクノロジーを持っているようです。

・「地下にある」というのを「異次元にある」と解釈すれば、理解がつくのではないのでしょうか。異星人は、見かけ以上に老けている場合が多いそうです。人間タイプの異星人の場合は、外見上20歳に見えても、実際は200歳以上だったりするとプレアデス異星人の例では、説明がなされているようです。数万歳とか、それ以上にもなる「不死のテクノロジー」を入手しているといわれます。遺伝子の操作による「不死の惑星」もあるようです。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたといわれます。そこで、キリストやマホメット等の聖人に遭ったそうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。ユダヤ人は古代リラ星人の末裔ともいわれます。なおサタン(悪魔)といわれるリラ星人は無神論者のようです。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド





記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


プレアデス星人はタイムトラベルさえも簡単なようで、恐竜が生息していた時代や古代エジプト時代、(4)

2018/04/13 19:24

<ある生き物の細胞壁/それが私たちの生きている場所?!>
・「アロムたちは、私たちのいる宇宙のビッグバン以前から来ているから、この細胞(宇宙)では、『ビッグバン以前の神』と言われてるわ。でも、実際には、光の物理学、つまり、宇宙物理学的な話になるんだけれど、彼らは、他の細胞(宇宙)から、私たちの細胞(宇宙)に入り込んだの。だから、ビックバン以前の人間というよりは、他の細胞(宇宙)からやって来た面々って言い回しが正解かしら。でも、その彼らの居た、元の細胞(宇宙)なんだけれど、ここの細胞(宇宙)と同じ歴史を持っているのよ」
「つまり、彼らは、私たちの未来を経験したことがあるのよね」私が言った。「そう」ベスが頷いた。

「彼らは、前の細胞(宇宙)の時に起きた出来事を、私たちの細胞(宇宙)の時には、変化させたい。つまり、歴史を変化させようとしているわ。彼らの細胞(宇宙)の中には、太陽系つまり、天の川銀河にアンドロメダ銀河がぶつかったという歴史があるのね。だから、彼らは、自分たちのいた以前の細胞(宇宙)の歴史にあった事実を、私たちのこの細胞(宇宙)では起こさないようにするために、地球の次元を変えようとしているの。まず、歴史を変化させるために、アロムたちは私たちの細胞(宇宙)に、『宇宙連合』を作ったわ。そして、各銀河との調整は、結構出来上がっているの。彼らは、他にも、自分たちが過去の細胞(宇宙)で体験した、細胞(宇宙)を老化させた原因の一つである、銀河団同士の戦争と、その戦争を起こしてしまった人間を抹消しようとしているんだけれど、とにかく、前の細胞(宇宙)で学んだ歴史を踏まえて、この細胞(宇宙)の歴史を変えようとしているの」

<輪廻転生がこの世の善悪を超越させる!?>
<遺伝子の戦い/それは自らの意志で遺伝子を変えること!?> 
<コーザル体/潜在意識を変え周波数を上げる>
・「コーザル体がある人たちって、10億人くらいしかこの星にはいなかったよねえ。要は、コーザル体がある人たちになれば良いわけじゃない。そのためには、一人一人の潜在意識を変えて、周波数を上げなくちゃいけないわ。周波数が上がらないと、結局、コーザル体が動かないし。道は1つね。教育で周波数を上げるしかないのよ。だから、本を出して101匹の猿現象を目指すわ」私が言った。

<世界はすべて「電気体」で出来ている/オーラ、超能力解説>
<アストラル界(幽界)/それは私たちの世界の雛形>
<本書は宇宙人との遭遇をテーマとするチャネリング情報を、著者の個人的な体験や研究の成果を総合して編纂したものです>
・私は、高い評価を得ているロサンゼルス存在のチャネラーの下で、チャネラー養成のための正式な訓練を受け、1985年から複数の存在をチャネリングするようになりました。

・チャネリングの手順は極めてシンプルです。まず、私は自分の意識を瞑想状態に導きます。この時点で私のパーソナリティーは、日常的な現実から遠ざかっていきます。次に、私と交信する意識体が、私とエネルギー的(テレパシー的)に接触します。意識体はあるテーマについて語るために私の脳を翻訳機として使います。このプロセスは、霊媒が霊に
身体に占領される「憑依」とはまったく異なり、情報提供の作業は、あくまでもチャネラーと意識体との共同作業として行われます。



『完全アセンション(次元移動・昇天)・マニュアル』 (上・下)
(ジョシュア・D・ストーン博士)(ナチュラル・スピリット)2000/11/11



<地上に存在するエーテル体のアセンション(次元移動・昇天)したマスター>
<アセンション(次元移動・昇天)>
・ 「まずヴァイワマスからの情報によれば、地上で肉体をもつアセンション(次元移動・昇天)したマスターは800人おり、うち約20〜30%が女性の、約70%が男性の肉体を有しているという。さらにヴァイワマスは、地上に存在するエーテル体のアセンション(次元移動・昇天)したマスターに至っては、総勢1800人から2500人を数えると述べている。その多くは、アシュター司令部のメンバーである」

・ 「我々の銀河における異星人文明で、何累代も前から地球を訪れているものには、即座に思いつくだけでも、琴座星(リラ)系、ヴェガ星系、アルクトゥールス、シリウス、オリオン、プレアデス、そして言うまでもなくアシュター司令部がある。さらに将来には、異星人文明との自由な交流がごく日常になる」



『完全アセンション(次元移動・昇天)・マニュアル』 (上・下)
(ジョシュア・D・ストーン博士)(ナチュラル・スピリット)2000/11/11



<第7イニシエーション>
・第7イニシエーションは、地球での生が関わる七界層の現象的生の支配から自由になることである。これは実際には宇宙レベルの物質界から、その上に引き上げられることであり、神的すなわちロゴス的意識界層との融合をいう。当のマスターの意志は、惑星ロゴスのそれと完全なる融合をみる。そして、神の息子ないし娘はみずからの源である父へと続く通路を見出すのであるが、このときの状態を「シャンバラ」という。マスターは息づく光の集中点となり、シャンバラの議事堂への出入りが許され、その視界は太陽系の「越えられざる環」をも透徹することができる。

<高次の進化へと続く七つの道>
・ 我々は、アセンションの時点で、高次の進化へと続く七つの道から、どれか一つを選ぶことになる。我々の選択肢となる七つの道は、以下の通りである。

1、地球での奉仕の道
2、磁気に取り組む道
3、惑星ロゴスとなるための修練の道
4、シリウスへの道
5、光線の道
6、ロゴス自身が在る道
7、絶対的な神の子の道

・人類の大半はシリウスへの道を選択するが、それはシリウスが、その一部にシャンバラを含む大学だからである。そこは訓練の場としての役割を持ち、宇宙レベルの進化における後々の時間に<人格>はそこからより高度な道へと移ることができる。

・私自身はシリウスへの道を選択しており、後にシリウスでの基礎訓練を終えた時点で、できれば絶対的な神の子の道へ移行したいと考えている。私は、シリウスに行く前に、今後約20年は地球に留まり、ジュワル・クールのアシュラムで働くと告げられている。私は、たいてい毎晩、睡眠中に魂体でシリウスを訪れている。

<都市>
・中位および上位アストラル界の都市は、車やその他の交通網もなければ、産業や汚染も存在しないため、地上界の都市よりもはるかに美しい。都市建築は車輪のように、たいがい中心から放射状に外に向けて広がるように計画されている。そうした都市の中心には、全ての信仰の聖堂である「七天球の寺院」が置かれている。

・そうした都市には、高次の次元からマスターたちも訪れる。芸術活動に捧げられた建物や学びのための集会場もある。高い次元に進めば進むほど、都市やその周辺部も美しさを増す。近郊に建つ家並みも最終的には筆舌に尽くし難いほど見事な見晴らしを呈する美しい邸宅街にある。そうした高次の意識階層にある魂の延長が抱く目標は、物的達成ではなく、霊的達成である。

<下位アストラル界での生活>
・煉獄と地獄の上位には、ある種どっちつかずの領域とも言える一帯があり、実際そこは地上界に重なるようにして存在する。ここにいるのは自分たちにとって心の安らぐ場所を地球の近くに見出した善人たちである。そこはアストラル界に属する領域ではあるが、地上の生活がそのまま行われているというアストラル版地球といったところである。あまりに地球の生活とそっくりなので、しばしば自分が地上界を去っていることさえ自覚するのが難しいこともある。そんな<魂の延長>も、あるところまで来ると、今より好状況に憧れるようになるのである。

<電気生命体との戦争>
・プレ・レムリア時代は、地球が他の惑星から来た「電気生命体」の集団に侵略戦争が仕掛けられた時代でもあった。地球人類は自己防衛を試み500年も続いたこの戦争において、最終的に勝利を収めている。その電気的存在にしても、芯からの悪者ではなく、移住のための新天地を求める科学者集団にすぎず、彼らは、実に気の遠くなるような距離を旅してやって来たのである。

<地上生と死後生とを比較>
・「さて、死後生が地上生とそれほど違わないということは、理解してしかるべきだろう。アストラル界、メンタル界、そしてそれらより高次の諸階層でも、地上と同じような都市、海岸、山々、住居、道路、演奏会場、図書館、社交場、クラブ、教会、寺院などを有する生活があまねく繰り広げられているのである。

・ 多くの“魂の延長”が、死とそれにともなう移行を迎えた後にも、死んでいることに気づかないことさえあるのだ。彼らは生前の肉体とそっくりのアストラル界をまとっている。死後生に特有な点といえば、アストラル体がマインド(心識)に従って動くということである。海岸に行きたいときには、ただ『海岸』を念じるだけで、当人はすでにその場所にいることになる。旅をするのにも車や電車や飛行機を使う必要はない。

・そういう状態で死後へ移行した“魂の延長”の場合、往々にしてあとに残してきた家族に思いを馳せるため、たちまちその家族のもとに現れることになる。しかし、自分が異なる次元にいることや、そのため家族には自分の姿が見えたり声が聞こえたりしないことは、まだ自覚していない。「自分が死んだことがわからない人」にとっては、このことが大きな困惑を引き起こす。

<アストラル界とメンタル界の住居>
・「アストラル界」では、魂の延長、全員に住まいが与えられる。このプロセスの素晴らしいところは、住居が住人の性質を反映したものになるという点である。霊性に乏しい人は、その性質をそのまま反映した家なり環境なりに住まうことになる。
住居は、“魂の延長”が獲得するに至った霊的性質から何らかの神秘的方法で創られる。進化すれば、したぶんだけ家や環境が美しさを増す。優しさから生まれる行為、愛、周囲への奉仕活動などは、そうした作為の念が即座に当事者の環境や住居の何かしらの向上という形で具現化する。

・霊的世界にある家は、時間の影響を受けることがないため、腐食や瓦解の心配がない。そして、住人が必要とする間、家は、永遠に存在する。住人がそこを去り、もはや住処としての目的がなくなると家は姿を消すのである。“内にあるがごとく、外にかくあり。上にあるがごとく、下にかくあり”という概念の働きを、ここアストラル界では、如実に目にすることができる。

・既述の家に関するプロセスは、アストラル界での人々の服装についても同様である。アストラル界でも人は、衣服をまとっているが、その服装に関しては、地球で着ていたものであれ、アストラル界の町や地域に似つかわしいものであれ、好きに選ぶことができる」。

<ジョシュア・D・ストーン博士は、たいてい毎晩、睡眠中に魂体でシリウスに行っている>
<アセンションの座>
1、 宇宙の核にあるメルキゼデクの黄金の室の「アセンション(次元移動・昇天)の座」
2、 銀河レベルにあるレンデュースのアシュラムの「アセンション(次元移動・昇天)の座」
3、 銀河の核にあるメルキオールのアシュラムの「アセンション(次元移動・昇天)の座」
4、 太陽の核にあるヘリオスの室の「アセンション(次元移動・昇天)の座」
5、 サナート・クマラにの原郷であるシャンバラの「アセンション(次元移動・昇天)の座」
6、 「光の統合室」と呼ばれるアルクトゥールス人の宇宙船にある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
7、 「原子加速器」と呼ばれるワイオミング州のテーブル・マウンテンにある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
8、 ギザの大ピラミッド内部の王の間にある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
9、 シャスタ山にある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
10、 シャスタ山の地下1.6キロのところにある地下都市テロスの「アセンション(次元移動・昇天)の座」
11、 アシュター司令部の宇宙船にある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
12、 アフリカにある地下に格納された異星人の宇宙船にある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
13、 地球内部の空間の中心にある「アセンション(次元移動・昇天)の座」
14、 ルクソールにあるセラピス・ベイのアセンション(次元移動・昇天)静修地の「アセンション(次元移動・昇天)の座」



『この本に真実は何もない しかし、それがまさに現実なのである』
ボブ・フリゼール  ナチュラルスピリット    2000/4



<時空を超えたドランヴァロの軌跡>
・ドランヴァロ・メルキゼデクとはいったい何者なのでしょうか。それについて述べる前に、まずはドランヴァロの5代前にあたるマキアヴィンダ・メルキゼデクについてお話ししましょう。マキアヴィンダは銀河中枢機構より地球での任務を受け、人類創造の瞬間からすでに地球上にいた存在です。

・「大いなる白色同胞団」と、あらゆる手法においてそれに対立するという、2つの「集合意識体」がありますが、便宜上、ここでは後者を「大いなる闇の同胞団」と呼ぶことにしましょう。マキアヴィンダの属する
大いなる白色同胞団が人類の進化を促す支援を惜しまない一方で、大いなる闇の同胞団は、人類に怖れを植えつけ進化を遅らせるためならば、いかなる手段も厭わない立場を取っていました。

・我々の進化が、早すぎず遅すぎず、最も適切な時に起きるのは、それら2つの同胞団の力が相互にバランスを取り合っていたためであり、4次元以上の高次レベルから見た場合、これが意識の統合した在り方となります。この2つの同胞団というのは、調和裡に働く「一なるもの」の異なる2つの側面にすぎません。私たちは2元性を有する意識のただ中にあるため、善悪というものの見方をします。悪とは、はなはだしく無慈悲で嫌悪をもよおす物事を指しますが、それらは単なる学びの課題なのです。

・1972年に起きた驚くべき出来事が原因で、大いなる闇の同胞団は、オリオン星系から新たに4人のメンバーを迎え入れました。彼らにはこれから先、何が起きるのかがわかっていたからです。一方で大いなる白色同胞団も、その対抗措置として自分たちの仲間を4人呼び寄せました。ドランヴァロはそのうちの1人です。彼が選ばれた理由は、13次元の領域におけるメルキゼデク聖師団での長期にわたる経験が評価されたためでした。彼はほぼその集団の結成時から、地球の歳月にして百億年間そこに留まっていたのです。彼には2元性を認識する意識がほとんどなかったので、その2元性に対する無垢を買われて地球に遣わされたのでした。

・ドランヴァロは「ウォーク・イン」と呼ばれる方法で地球に来ています。その準備が整うまで、彼の現在の肉体には別の存在が入っていました。その人物は、後々ドランヴァロが必要とするであろう一定の訓練や教育を前もって受けていました。それらのことも含めて、すべては合意があって初めて成立するのです。双方の合意なくして他者の肉体へ入るという行為は、いかなる理由があったとしても最高次元レベルにおける宇宙の法の道に外れます。ドランヴァロに譲り渡すべく肉体を離れた人物は、非常に特別な何かを受け取っているとのことですが、ドランヴァロはそれ以上は言及していません。

・13次元から3次元に到着するまでの、数々の次元レベルでの体験を、ドランヴァロはどんな瞬間もほば完璧に思い出すことができます。ただし、13次元での記憶はあえて思い出さないようにしています。現時点において13次元での生活の記憶を保つのは、あまりに耐え難いことだからです。13次元という世界を完全に記憶していながら3次元で生きる術はありません。しかし彼は、もともとは13次元にいた存在だったこと、そして3次元に来ることを父なる存在から依頼されたことや、「大いなる虚空」の中を進むための移動パターンを授かったことは思い出せます。彼は長い時間をかけて、「大いなる虚空」をその移動パターンに沿って進み、この次元へやってきました。どれだけの地球時間に匹敵するのかは本人にもわかりませんが、かなりの時間であることは確かです。おそらく数百万年という歳月を要したでしょう。

・ドランヴァロは再び光を目にするまで進み続け、光が見えたその時その場所で、マキアヴィンダに迎えられました。それから、星雲の中心に位置し、異次元レベルへと続く主要スターゲートの一つでもある、オリオン・ベルトの真ん中の星を通過しました。我々の銀河には13の主要スターゲートがありますが、なかでもこのオリオン・ベルトの中星は、大いなる光と闇が非常に密接に関わりながら作用し合っている特別なスターゲートなのです。グレイの多くは銀河のちょうどこの辺りから出現しています。

・オリオン・ベルトを通り過ぎた後、ドランヴァロはプレアデス星系へと向かいました。目的地は4次元意識レベルにある、緑の環境を有した類いまれな惑星です。そこでの彼は形をまとわず、完全に目覚めた状態にあり、光の球体そのものとして存在しました。そして胎児の肉体に入り、地球時間でいう約15年の歳月をかけて生育しました。プレアデスは銀河の大学を内包していることを彼はやがて知りました。ここの人々は4次元の高位の倍音域に棲み、学びはすべて喜びと楽しみを通して行われます。あらゆる教育の手段として「遊び」が導入されていたのです。

・プレアデスで必要な知識のすべてを学び終えたドランヴァロは、次にシリウスBから3番目にある星へ飛びました。その惑星はほぼ全域を海でおおわれていました。シリウス人も4次元に暮らしていますが、プレアデス人よりも低い倍音域のため、同じ程度の喜びや楽しみを体験することはできません。間もなくすれば、シリウス人もそのレベルに達するでしょう。

・ドランヴァロは350名の乗組員と共に、すでに設定ずみの地球までの飛行パターンをたずさえて、宇宙船に乗り込みました。この飛行パターンは、シリウスBからシリウスAの中核を貫通して進むというものでした。星と同じ振動周波数に同調することで、熱さを「熱い」と感じることなく通過できるのです。そして90秒後には、太陽を通って地球に出現します。このようなことが可能なのは、私たちとシリウスが密接につながっているからに他なりません。ドランヴァロと乗組員たちはこうした操縦を展開して、金星の軌道域に到達しました。そこには太陽系で最も進化した存在、「ハトホル」と呼ばれる人種がいます。

・激しい硫酸雨に見舞われるなどの現実レベルでの金星の冒険を終え、ドランヴァロら一行は地球を通過し、我々の次元レベルよりも一倍音高い領域に入りました。よって私たちの目には彼らが見えません。
 ドランヴァロはシリウス人の体から脱すると、燃え立つような光の球体へと変容を遂げましたが、これも彼にとっては意識上の変化にすぎませんでした。その後に控えていた、本物の二元性を有する意識への衝撃的な参入に比べれば、すこぶる簡単なことだったのです。

・彼は地球の4次元レベルまで移行し、レベルを上昇させながら生き物の痕跡を探しましたが、4次元には何も見つけることができず、5次元は完全なる虚空状態でした。そして6次元の10〜12番目までの倍音域へ上昇したところで、ようやくマスターたちに出会うことができたのです。ドランヴァロは1819年から1850年までの間、そのマスターたちと共に生き、彼らから学びました。

・1850年、ドランヴァロはニューメキシコ州に暮らすタオス族の女性として地上に誕生しました。そして40年間その女性として生きた後、1890年に覚醒した状態でその肉体を離れています。その時、彼はただ故意に息を止めただけで移行が実現したのです。彼は再び6次元へと戻り、今度は1972年までそこに留まりました。

・1972年4月10日、ドランヴァロは現在の肉体にウォーク・インしました。すべては一呼吸の間に完了しました。入れ替わりに肉体を離れた存在は、息を吐きながらそこを去り、ドランヴァロがそれに続く吸気で
入ったのです。ウォーク・インの方法とはただそれだけの、純粋な宇宙の法に基づくものです。二人の霊はこの決行以前に7、8年をかけて話し合い、このことに関してすべての意識レベルからきちんと許可を得ていたのです。

・ドランヴァロは決して自分が特別な存在だと言いたいがために、こうした話をするのではありません。真意はむしろ正反対で、あなたがその話を聞くことにより、自分がいかに特別な存在であるかを思い出してほしいのです。なぜなら、あなた自身もまた、特別な任務を授かって地球に来ている高次元からの存在であるという可能性がないとは言えないからです。その任務遂行のためには、できるだけ人間になりきる必要があるのかもしれません。つまりそれは眠りに入って記憶を失うことであり、しかるべき時が来れば、己の真の資質が明らかにされるということです。最初に述べた人間になりきる部分に関しては、あなたは完璧にやり遂げています。
そして今や第二段階へと踏み込む時が来ているのです。
 ドランヴァロは記憶をしっかり維持しているという点で、我々と異なっています。彼が地球へ来たのは、人類に目覚めを呼びかける触媒としての役目を果たすためなのです。



『エメラルド・タブレット』
(M・ドウリル)(竜王文庫)   2005/10



<アンタレスにはホワイト・ブラザーフッド(白色聖同胞団)の本拠地がある>
・昔アンタレス(さそり座の赤色の一等星)には、エーテルを活用する住民がいて、地球に降りてきた。彼らは、星から星へと旅行する秘密を解していた。彼等は、物質と肉体を意思の命令のもとに変化させた。また、エーテルから自分の要求するものを何でも創造することができた。

・物質自然界の背後は、アキヤシヤの空間である。アキヤシヤの空間に入っていくことが、本来宗教の極意であって、その方法を教えるのが、ヨガである。宗教はその極意も方法をも喪失して殻になっている。

・ 物質自然界は、アキヤシヤに画かれた、その通りのものが、物質自然界に現れる。



『聖シャンバラ』
(三浦関造)(竜王文庫)   2010/3



<シャンバラには、大師達の“グレート・ホワイト・ロッジ(純正大同胞団)”の中心本部がある>
・ドウリル博士「この大通路には、エネルギーのピラミッドが立っている。ピラミッドは縦250フィート、幅200フィートで高さ500フィートである。ピラミッド頂点には、エネルギーが凝集して、常に太陽の方を向いている」

・「大師たちは、太陽と同じ源泉からエネルギーをとっているので、食物をとる必要がない」
「シャンバラには、大師達の“グレート・ホワイト・ロッジ(純正大同胞団)”の中心本部がある」

・「大師の総数は、144名、各自十名の弟子(チェラ)をもつ。1440名の弟子はメンタル界で働いている。これらの弟子はまた10人づつの弟子をもつ。アストラル界で働く。彼らもまた、各自住人づつの弟子を持っている。総数14万4千人である。この数字は、黙示録に“選ばれたる14万4千人の者がいる”とは、このことである」。

・ 「松果腺の完全なる活動は、大宇宙意識の活動を目覚ましめる」
「ヨガの正精進によらないと松果腺の活動は、開始されない」

・「地球のホワイト・ロッジではなくて、宇宙ホワイト・ロッジがある。その静かな聖所は、プレアデス星座、アンタレス星にある。それが聖書にある“天”である。地球の大ホワイト・ロッジは、チベットから下って行く地下の聖所なるシャンバラにある。地球の聖所は、その他にもある。一つは、ゴビ砂漠の大オアシスにあり、サハラ砂漠のアトラス山中、カナダの荒地、マヤ人がミクトリンといっていたユカタン(ミクトリンとは“真っ暗な家という字義”)、カリフォルニアのシャスタ山の地下、もう一カ所は、ドイツのハルヅ山中である。しかし中央聖所は、地下のシャンバラにある」



『宇宙からの大予言』
迫り来る今世紀最大の恐怖にそなえよ
松原照子   現代書林  1987/1/10



<予言者誕生の物語>
・私は、いつもいろいろなことを見ようとして暮らしているわけではありません。ただ人に質問されると、テレビのスイッチを入れたように、目の前に画像が映し出されます。テレビや映画のように映るのですから、私にとっては別段大変なことではありません。

・私自身、信じきれないところがありますが、私の不思議はまだまだ続きます。私が触ると病気が治るという人が増え、また不思議と良くなる方々が増え始めています。

・それに、眠る前にいろんな方が私を訪ねて来て、この世の不思議を教えて帰ります。そして、その人々が私に「今回のことは発表しなさい」と、ささやくのです。

<ささやく人々の訪問>
<ブルーグレーのおばあちゃん>
・「あなたはだれ?」1982年春のことです。いつものように本を読み、眠ろうとした朝の4時ごろです。ベッドの横に、ロシア系の老婆が立っていました。「おばけ」とよく出会う私は、また「おばけ」かと気にもとめず、眠ろうとしたのですが、老婆はいつまでも私を凝視し続けています。ほほはたるみ老婆の顔ですが、グレーの中にブルーが光るその目は、若々しく燃え、けっして老いた人の目ではありません。

<黒い法衣の僧侶>
・ブルーグレーのおばあちゃんと黒い法衣の僧侶は、たびたび現れますが、いつも決まって5時の鐘音の前に姿を消します。私の5時消灯の習慣も、この二人の時間割に準じてのものなのです。

・いつもはやさしいブルーグレーのおばあちゃんが、怒り顔です。後ろの方々の中に、私は、初めて見る口ひげと顎ひげのある50歳ぐらいのやせた西洋人を見出し、その方に救いを求めました。

<出会い、不思議な世界>
・私は、ブルーグレーのおばあちゃんが率いる皆様に見せられたこと、聞かされたことを『恐怖の大予言』と称する小冊子にまとめ、自費出版しました。1985年10月のことです。

・私の会う“おばけ“の方々は、我々と同じように足もあり、ごく普通に歩きます。その姿は、50年ぐらい前までのファッションで江戸時代や戦国時代のいでたちではありません。

・夜、帰宅途中に"おばけ"に会うと、私は、つい、「こんばんは」と、話しかけてしまいます。
 すると、その方々は、私と一緒に歩き出し、我が家へ一緒に入ろうとするのですが、「南無阿弥陀仏」と合掌すると、私のことを気にしていないという素振りで帰っていきます。

<ささやく人々の正体>
・その方の話によると、ブルーグレーのおばあちゃんは、ブラヴァツキー夫人といって近世に神智学を復興した初代会長、ひげの西洋人はクート・フーミ大師だそうです。彼らは、数千年も古くから密かに伝えられてきた神智学に関係のある人たちでした。

・そして、“地球コントロールセンター”とは、彼らのいるシャンバラであって、ここに地球のそれこそすべてを支配している超人(アデプト)の方々がおられ、ブッダもキリストも、そこから来られたのだというのです。正体を知ったあとも、私は、あの方々に会い続けています。



『人類はなぜUFOと遭遇するのか』
(カーティス・ピ−ブルズ)  文芸春秋   2002/7



<ラージノーズ・グレイが人類を創造した>
・クーパーは、1947年から53年にかけて、27機のUFOが墜落した、と主張した。全部で91体の異星人の死体と、5人の生きた異星人が回収されていた。1948年には2機のUFOが、ニューメキシコ州アズテックの近郊で回収されていた。その円盤の中で、人間の体のパーツが多数発見された。

・空飛ぶ円盤に関する情報は、トップ・シークレットに分類されていた。

・また、クーパーによれば、1953年に、地球へと向かう巨大な物体を天文学者が発見していた。その後その物体は地球上空で、非常に高い軌道に入った。その時、ブロンドのヒューマノイド系異星人のノルデックと呼ばれる異星人が、軌道に乗った巨大な宇宙船内にいる異星人について危険を警告するため、政府に連絡を取ってきたという。

・ノルデックは、人類が自己破壊の道を歩んでいる、ということについても警告した。

・クーパーは、後から、1954年には、「ラージノーズ・グレイ」という種族が、ホロマン空軍基地に舞い降りた、と主張した。彼らは、赤色巨星であるベテルギウスにある惑星からやって来た、と述べた。

・彼らの世界は死にかけていたために彼らは新たな住みかを必要としていたのだった。

・アイゼンハワーも同席の上、二回目の着陸が、エドワーズ空軍基地で行われた。彼とラージノーズ・グレイは、技術交換する条約に基地で署名した。

・クーパーはさらにラージノーズ・グレイのために働いているグレイと、人間に良く似ているが赤毛なために「オレンジ」と呼ばれている二種類の種族についても話をしている。

・1955年には、異星人は条約を破って、自分たちが生き残るため、人間や動物をミューテーションし始め、そのリンパ液や酵素や血液を取り出し、遺伝子実験を行っていたことは明瞭だったと、クーパーは語った。

・人類を創造したのは、ラージノーズ・グレイであり、また長い間、宗教や秘密結社、さらに魔女や悪魔崇拝、魔術やオカルトなどを通して、彼らは人類を操っていた、ということにも気がついた。



記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


プレアデス星人はタイムトラベルさえも簡単なようで、恐竜が生息していた時代や古代エジプト時代、(3)

2018/04/13 19:23

<不可視の王国へ行こう>
・「ええと、『不可視の王国へ行こう』、これはね、思考回路の中に共通空間があって、そこを共有し合うっていうのは、どういうことかってことをする」
 私たちの体は、1チャンネルから12チャンネルまでの、テレビの全部の周波数を持っているようなもので、チャンネルを回しさえすれば、別のチャンネル(周波数)をいつでも見られる。

・私たちは、好きな周波数のどれにでもチャンネルを合わせることができ、これは、私たちの意識の中から、アストラル界の不可視の王国に行く時も同じだ。王国のある、メンタル界に近いアストラル界の4.5次元にチャンネルを合わせるだけだ。
「地球も私たちも、肉体があって、アストラル体(幽体)があって、メンタル体(霊体)がある。不可視の王国は、私たちの肉体の中、つまりアストラル体(幽体)にある。チャンネルをアストラル体(幽体)の周波数に合わせれば、アストラル界が見える」タダシが説明を始めた。
地球のアストラル体(幽体)へは、私たちの中のアストラル体(幽体)から行ける。 
「まず、自分の心の中に部屋を持つ。でもただ、部屋を作れば入れるわけじゃないんだ。部屋を作ってそれが安定化するのを待つ。そして、サランに言わせると、初めに『電話機』が、でき上がる。この電話機ができて、部屋ができ上がると、必ず、不可視の王国から、部屋にスタッフが入ってくる。スタッフたちが、彼らの名前を伝えてくる。そして次に、部屋の外へ出ていくと、まず王国があるから国の中をいろいろ案内してくれるんだ」
 イメージが固定化されて、いつも同じ画面が見えるようになったら、部屋はでき上っている。そして、これが電話機となる。電気の周波数が安定的に切り替わるなら、テレビのチャンネルが切り替わったように、アストラル界と王国と行き来ができる。
「自分の心に部屋を作って安定化させたいけれど、以前住んでいた、カナダの自分の部屋みたいなのを心に描いても、いいのかしら?」私が聞いた。
「どんなのでもいいよ。それが電話機になるから。私の部屋は、結構広いよ」彼が言った。

・アストラル界の王国の家は無事に完成して、案内人のルーシャとも出会えた。私の家は、少し小高い丘に立っていて、見晴らしが最高に素晴らしい。真っ正面には、カナディアンロッキーみたいな山が、2つ連なって見えた。山の頂には雪が見える。家の建っているところの左側に街に続く、まっすぐな道がある。街の中心には、この道とクロスした少し太いメインの道路が走っている。
 街の少し手前には駐車場がある。車は、パソコンのマウスみたいな形をしてて、丸い透明なカバーがついた、1人もしくは2人乗りにした。私の視界の正面少し手前に、メインストリートに面した時計塔が見える。周囲は空気が清々しい。山には動物もいる。

・私たちのアストラル体は時間を移動できる。人の話を聞きながら何か未来や過去に思いを馳せていて、アストラル体が出かけている時に、心ここにあらずの状態になる。そんな時、「ちょっと!ここにいないでしょ!」って、誰かに怒られたりする。皆も体験があるだろう。
「この本ではわかりやすく、王国にいる自分をアストラル体ってことで書いている。でも、王国の自分が過去や未来に云ってるわけじゃない。何体も自分がいる」
「厳密に言うと、メンタル体とアストラル体の中間層が不可視の王国にいる私たちの体で、アストラル体と肉体との間が私たちの言う、幽体。結局、自分が何体もいる」
「対外離脱とか幽体離脱とかって、その何体もいる中の1つが体から出てってる」

<惑星に命をかける勇敢なライトワーカーの皆様へ>
・特にプレアデスの方で金星経由で日本に降りられた方々で、戸惑われて道を探されている方たちは、『日本民族はすべて平等』という自虐的ルールを抜けないと、頭1つ抜けて活動ができません。あなたの真実を口にしましょう。超わがままなくらいでちょうどいいです。そして、そこまで抜けるには、あなた方の気高き心と電気体のパワーが必要です。まず、一番大切なのは、『心の芯』。柳のようにしなやかに、そして、気高き志を心に秘めて自分の直感のままに、手がかりになりそうなものや、足がかりになりそうなところに行動していきましょう。

・そして、もしも、本当につらくなったり、人生に戸惑ったら、小休止。思い出して下さい。あなたは、『ただ、人生を楽しむ』それだけでいいのです。だって、それを見た周囲はあなたから多くを学ぶでしょう。この世界を救うのは、至極簡単、あなたが人生を楽しんで楽しんで楽しみ尽くすこと、あなたが人生のマスターです。



『UFOと陰の政府』
 (コンノケンイチ)(たま出版) 1990/5



<ペガサス座のNGC7078(メシエ15)にある拠点>
・ネットワークの移動範囲には、ペガサス座のNGC7078(メシエ15)にある拠点を含むが、彼らの本拠地はレチクル座にある。レチクル人たちは天体研究と生命の分析に完全に焦点を合わせた文明を持っている。

・このため彼らの天体天文学の技術は進歩し、その結果、レチクル人たちは探査及び交易ルートを張り巡らし相互接触を図り、星間拠点や宇宙社会を築くことができた。

・ネットワークに所属する多数の宇宙船がこれまで、地球の上空で大気圏飛行を行ってきた。

・レチクル座Z1とレチクル座Z2は二重の発進基地で、地球から37光年離れている。宇宙船が分析指令宇宙船と絶えず連絡を取り、突き詰めた討論を行う能力は休みなく発揮されている。

・証言によると、すでに米政府では宇宙人の種類を4種類も確認しているということです。鼻が大きい「ラージノーズグレイ」、それに使われているクローン生物らしい小人タイプの「グレイ」、人間に似た美しいタイプの「ノルディック」、髪が赤い「オレンジ」というタイプで、中でも「ラージノーズグレイ」という宇宙人とは協定まで結んでいたというから驚きますね。この「ラージノーズグレイ」は、悪いタイプの宇宙人らしく、人間や牛をさらって切り刻んだり殺したりするし、それを米当局は黙認していたというから、いったいどうなっているのでしょうか。

・アメリカでは多いときには年間1万頭の牛が「グレイ」に殺されて彼らの栄養源になっているといいます。そんな大それたことを国民に秘密にしておくのは危険だといって公表しようとしたケネディは、そのため暗殺されたというから驚いたものです。



『ドリームランド《地球》へ行こう』
ペガサス  ヒカルランド   2013/10/21
アセンション・ゲームの手引き書



【宇宙系自己啓発書最終形】
念エネルギーの取り扱いマスターから、次元操作マスターへ!
次元と時間を操作できるようになれば運命も夢も思いのまま
「幸せになるために」必要なことは、ワクワク ドキドキ周波数を上げること!

『なぜ私たちは生まれ変わるのか?』
それは神様が強くて美しい魂をつくるため。
悪玉だった前世は、今世の行いで書き換えることができます。
周波数の高い来世に生まれ変わるために、
まずは「今」を思いっきり楽しんで、霊ポイントを上げましょう!

『守護霊とは何か?』
主護霊と守護霊、二つの存在があります。
主護霊はあなたが心配でつく霊。守護霊はあなたを見込んでつく霊。
どちらもあなたを守り、ガイドするためについています。

『災害が来るサインを知るには?』
超能力者、地震学者、アストラル界のスタッフ、
そしてアストラル界と肉体界両方に存在できる者。
この四者の意見が一致した時がサインです。
でも大事なことは「災害が起きる」ことに意識を向けすぎないこと。
悪い念が、災害を引き寄せてしまうのです!

コードネーム「ペガサス」は本書で終了!
ドリームランド<<地球>>で幸せに生きるためには......?
「生かされている」私たちには、地球の周波数を上げる使命がある!
運命は前世の霊ポイント、死んだ時の周波数で決まっています。
それでも、今世で霊ポイントを上げること、運命の流れを知ることで
「避けられる死」のタイミングがあります。
失くし物を見つける方法、時間を操るコツ、厄除けのカラクリ、
占いの本質、スピリチュアルカウンセリングの心得。
「人生を楽しむ」ヒントがぎゅうぎゅうに詰まっています!
お金を報酬としていただかなくても、
「ありがとう」の気持ちを念エネルギーとしていただくことで、
欲しいものは引き寄せられます。
神様にはワガママなくらいでちょうどいいけれど、感謝の念は忘れずに!
「念」がエネルギーを生むのです。
運命も時間も操作して、地球での生を思いっきり楽しみましょう。
それがアストラル界の願いでもあるのです。

<運命も時間も操作して、地球での生を思いっきり楽しみましょう。それがアストラル界の願いでもあるのです>
・お待たせしました。プレアデスの上層部の方への話はついておりますので、後は、あなたの行動次第となります。

・私とケンからのアドバイスは、プレアデス系のサイト、これだと思う方へコンタクトをしてご自分の居場所を探し出して下さい。

・今回も、1冊目、2冊目の本に盛り込めなかった、霊エネルギー、次元操作、現実の創造の方法と仕組み、それから、アストラル界の不可視の王国や宇宙人のことなど、さらに深くあらゆる情報を盛り込んでお話ししていきます。

<第一宇宙の星で/19億年進んだ科学のレベル>
・「今度、実は、私、宇宙人と会う約束を取り付けているんですが、一緒に来ていただけませんか?」
 あまりに唐突なその男性の申し出に、私は相当面食らった。

・正直、いささか疲れていた私は、その会合に行く気はなかったのだけれど、なぜか、オフィスに戻った後、時間が気になり始めた。「このまま、今、オフィスを出れば、その宇宙人に会えるかもしれない」
 理由はなかった。ただ心の声に従って、私はオフィスを出た。そして、彼の言った駅を目指した。改札を出る前に、私は、指定通り携帯に連絡を入れた。そして、彼の誘導に従って、目的のレストランを探し当てた。お目当ての宇宙人は、華やかな舞台映えしそうな美人だった。

・「最後は船に行って、アンドロイドが銀河連邦の宇宙警察に詳しい事情を説明したことで、私たちは、解放されたのね。でも、船のアンドロイドは銀河連邦よりも19億年進んだ科学力を持っていたのよ」彼女が誇らしげに言った。
「19億年進んだ科学のレベル? 誰が、そう言ったの?」
「アンドロイド」
「アンドロイドはまた、小指から、何か長い針みたいなものを出してあなたの頭に刺したの?」私がちょっと突っ込んだ質問をした。

「そう。言語チップからテレパシー能力。超能力っていろいろあるけれど、そのすべてを網羅したようなもの、あとは創造力、物を作ったり破壊したり、再生したり、何でもできるように全部を入れてもらった」
「ふ〜ん」私が頷いた。
「それでも、大きさで言ったら、このくらいの大きさ。だいたい2ミリ四方くらいの小さなもの。透明のセロハンみたいなチップで、地球のすべての言語を話して理解できるのね」

彼女が小指の爪の先の白い部分を指差した。
「それを全部固めたくらいのが、小指の爪くらい。この大きさのチップ、それで、ほぼ地球では神様と呼ばれてもおかしくないんじゃないかなっていうくらいの能力のすべてを持つの。チップって皆、基本の大きさは同じなのよ。だけど、中身の容量が違うのね。その中にどれだけ入っているかなの。1メガなのか、1ギガなのか、1テラなのか。その容量の多いチップを、3回くらい入れたわ。それから、銀河連邦に提供できるだけの情報を提供して、やっと解放されて」彼女が安堵の溜息をついた。

「ちなみに、銀河連邦の人たちはどんな姿の人たちだったの?」
「その時会った人たちは、アメリカ人みたいな白人型で、着てるものもSF映画に出てくるようなぴっちりしたボディースーツみたいな服だったわ」
「触ってみた?」
「握手したかな。冬に握手したような冷たさ。ヘビみたいな低体温で、湿った感じで、やっぱり人間じゃないのかな?そんな感じを覚えてわね」

・今度は、彼女と私の両方が一息ついて、飲み物を飲んだ。
「それで、やっと地球に戻った時点で、地球の景色が変わってたの。地球が、3800年くらい先の景色になっていた。これはまずいってことで、『時間だけ戻して』って船でアンドロイドに言ったの。私、私たちの、自宅のマンションの真上にUFOを着けて、屋上の横の階段の所に1人で降りて行って、家に早速戻って行ったら、今度は表札が違う名前になってた」彼女が苦笑した。

・本当に、竜宮伝説の浦島太郎のおとぎ話を地で行っていた。物語の最後に、玉手箱を開けたら、竜宮城の数日が、地上では随分、長い時間が経過していて、白いひげのおじいさんになってしまった浦島太郎。

・私は、個人的に、『丹後国風土記』を基にした浦島太郎の解釈が好きだ。主人公浦島太郎と神仙世界の絶世の美女、その2人が異界(蓬莱山)と人間界との3年対300年という時間を超えて官能的に愛し合う。結末は老いや死ではなく、肉体が地上から消え去るという神仙的な尸解譚になっている。浦島太郎のその後については文献や地方によって諸説があり、定説と呼ぶべきものではない。

「そう、それで、慌てて船に戻ったの。一気に大気圏外まで昇って、『あれ、どうなってるんだろう?』ってね」彼女の話は続いてた。
「時間が経ちすぎてたのね?」
「ええ、私、個人の時間だけが、進んじゃってて。私の住んでいた所に、主人もいなくなっちゃってたし、他は、全部、時間が戻ったけれど、私の家だけが、いろんな人が出入りして、変わっちゃってたの」

・「そう、アンドロイドに話したら、『それは、戻せない』って言ったの。自分がここに存在しているから、自分に関わってるすべての存在が、時間移動して、1ヶ月経過しちゃってた」

「あなたがいなくなって1ヶ月間の経験を、周りがしちゃっているからってこと?」
「そう、で、『主人は?』って言ったら。『ご主人は、もう亡くなってる』って」
「はあ? ご主人はもう、亡くなってる!?」私は思わず、大きな声をだした」。
「それは、宇宙では1ヶ月でも、地球では3800年経っちゃってるから」彼女が冷静な声で話しながら、紅茶をまた飲んだ。
「時間の流れが全然違うから、地球では3800年経っていた。私の出掛けた時間まで戻しても、自分の家が3800年経ってるんじゃなくて、次元の流れ、つまり宇宙と地球で時間の流れが違うらしくて、その差が、何百年、何十年、何年とかって出ちゃう。それで、今回は、地球で3800年経っているので、主人も亡くなってるし、それを戻しても、もう、ここには戻れないんだって。私は生きているから戻って来れるけれど。だけど、他の時間の流れっていうのが違うの。だから、『大変だわ、主人、心配してただろうな』って。戻ったんだけど、でも、私の時間だけがずっと進んじゃってた」

・「しかし、でも、元の自分が家を出た時の時間に戻ったらご主人生きているんじゃないの?」私が聞いた。
「その理屈になるって、私も思ってたわ。だけど違った。私だけ、いろいろ体験しちゃったから、私が宇宙に行って戻ってくる間に30年経過していたら、主人は30年先にいるわけね。つまり、自分と関係している人の時間は自分と並行して動いていたの。この場合、私が、3800年経ってたから、主人は3800年先にいて、もう亡くなってる。だから、同じ時間の同じ場所に戻しても、いないわけ。『どうしよう』って、アンドロイドに何度も言ってたら、『あの〜、個人レベルで戻すことができます』って言われたの。それで、『その時間に戻して、ここに呼ぶことはできます。この装置があります』って。『じゃ、主人を出して!』って言ったら、動揺している主人が船の中のその装置から出てきた」

「どこにいた。どの時代のご主人?」私は、あっけにとられながら質問をした。
「だから、私が千葉に彼女と出掛けたその日、しばらく経った後の主人」
「それで、あなたが消えた後のご主人をそのままいきなり、その装置から出したの?ご主人に説明したの?それって、今のご主人?」私は畳み掛けるように質問してた。

「そう、この装置は、船の床から天井までの高さがあって、大体、大きさは電話ボックスの2倍かしら、入り口はガラスで透明なんだけど、楕円形にカーブしてて、真ん中から開くのね。それで、時間を戻すだけが可能なわけじゃなくて、時間を特定してその場所の個人情報まで調べれば出る。あなたがどこかに行った1秒前の人間や1秒後の人間を時間軸から呼び出すことができるの。名前はしらないけれど、私は、この装置を『次元転送装置』って呼んでるわ。他の名前が思いつかなかったから。でも、私もそこから出て来たのよ。『猫もいるし、私の代わりにマンションを普段管理してくれる人、そうだわ、私自身がいい』ってことで。千葉の海に出掛ける日の玄関を出る1秒前の自分。つまり、あなたの目の前の私なんだけど。彼女は、私自身を、この装置から引っ張り出したのよ」
「1秒前の自分を、彼女は引っ張り出した?」
「そう!私」彼女が大きな声で言った。

・「例えば、日本銀行とか世界中の大きな銀行とかは、毎日、お金が出し入れされてるでしょう?それに、古いお金とかしわくちゃなお金とかを処分して、常に新しいお金、新券に取り替えてるのよね。その処分されたお金っていうのが、日本だけじゃなくて、世界規模で毎日ある。処分されたお金っていうのは、なくなってゴミになるでしょう?」
 私が頷いた。「それを再生している」「ど、どういうこと?」「もうすでに廃棄されて、なくなってるはずのお金を、次元転送装置を使って、自分の口座に入れるのね」私は唖然とした。
「じゃあ、どこかの銀行で4億円廃棄されたら、自分の口座に4億円ぼこぼって、この機械でいれてたってこと?」
「そう、お金を棄てた後のことなんて知らないでしょう?」
「棄てた後のことなんて、シュレッダーかけた後のことなんて知らないよお」

「それで、お金を棄てちゃってるわけじゃない。まあ、日本の場合、銀行の紙幣は細かく裁断してから燃やすの。それで、なくなっちゃってるでしょう?でも、存在してたものをゴミにしたわけでしょう?そんなゴミをどうしようとそれは、自由でしょう?それに、ただ、オンラインで架空の名前で架空の金額を打ち込むこともできるわ」
 架空の名前で架空の金額を打ち込むことができる?
「それは、彼女が?」「そう。幾らでも1億円でも1兆円でも。この装置を使わなくてもできる。それに、彼女の肉体は、今は27歳の姿なのね」私はほっとした。

「えっ。でも、千葉で、彼女と船に乗ったのは、今から4〜5年前だから、歳はもっといってるわよね。そこから、27歳に体を戻したのは?」
「宇宙では、1ヶ月しか経っていなくても、地球時間では、3800年経過してしまう。それで、今度は、彼女の体に寿命が来たから、何回も何回も体を変えて、若さが、27歳っていうのが、一番良かったみたい。だから、27歳の体にしたんですって」

・「私もしばらくアンドロイドたちと一緒に行動していた」
「あなたは人間でありながら、いろいろな船に乗って、あっちこっち行ったってこと?地球の環境から考えたら、ギャップがあったんじゃない?例えば、人間型以外に猫型、山羊型、鳥型、兎型、爬虫類型、両生類型、昆虫型、妖精型、想像しうるすべての形の宇宙人。それこそ、『スター・ウォーズ』の世界みたいな、いろん〜な宇宙人を、見ちゃったわけでしょう?」

・「だから、私は、人間じゃない環境で3年間生活してきたの。まったく働かずに、ほぼ家からずっと出ずに、出てもちょっと買い物したり、そんな感じで存在してたわ。彼女は、『私、ちょっと行ってくる』って船で出てって、私はその間、留守番して。でも、ベランダから下を見るといつも真っ黒なスーツ姿でエージェントが立ってる。つまり監視よ」ブラックマンだ。

「なぜ、あなたは、監視されなければならないの?」
「私は、例の機械から出された、この世界には存在しない人間だから」
「彼らは、あなたがこの世界に存在しない人間だと気が付いていたんだ?」

・地球を金星と共にエネルギー調節するためにアストラル界(幽界)の不可視の王国で活動しているロミヤンたち。宇宙人に対して対外的な通関の役目を果たす王国。その王国に籍を置く宇宙人のロミヤンが知っているらしいのだから、この彼女の話の何%かは、真実なのだろう。

・私は、アストラル界の不可視の王国がどんなものなのかを、もっと読者の皆さんに知って頂くために、前作『不可視の王国(アストラル界)へ行こう』を出版しました。そこでは、今、彼女に話してもらったような体験の一部や宇宙人、さらには、念エネルギーやレジャーランドとしての惑星の話に至るまでのすべてが綴られています。

・過去世を知ることを楽しむ。「ありがとう」の念エネルギーで欲しいものを手に入れる。主・守護霊とコミュニケーションをとる。周波数上昇で、人生も上昇!

<守護霊とコミュニケーションする方法>
・「でもね、私もダイレクトには守護霊に聞けないんだ。それで、『何で聞けないの?』って言ったら、ロミヤンたちに『いや、だって、問題集の答えを先に見ちゃ駄目じゃん』って言われてね」
 いやいや、お馴染みの、先に答えが判っちゃ駄目って回答だ。
「それでね。守護霊に心の中で『お願いします。偶然を下さい』ってお願いをしている」

<主護霊と守護霊のシステム>
・「当然、頭もいいしレベルも高い。主護霊に関しては、さまざまな言い方がある。主護神ばかりじゃなくて、ガイドだの背後霊だの」
「そうだよね。国外だったらガーディアンエンジェル(守護天使)やスピリットガイドとかって言ったりもする」私が言った。
「でも、あくまでも私の中では、私たちを守ってくれている存在は、生まれた時から一緒にいてくれる主護霊(主護神)が1人。そして、守護霊(指導霊)は私たちの志次第で何人でもつくれる存在。そう単純に理解して欲しい」

・そう言えば、最初の『プロジェクト・ペガサス』の本に書いた、私に創造神のチャネリングをしてくれたNYのブレークは、「私は、2009年4月にセドナへの引越しを予定している」と2007年9月頃に私に話していた。それから何が彼の身に起こったのかは? 私には皆目見当もつかない。ただ、彼は、私が最初の本を書き終えた2009年の年末前に、ベッドで寝たままの姿勢でパジャマと金歯、それから、体内残留物を少しだけ残して、消えてしまった。
当然、彼の妹は驚いたし、セドナの警察も残留物も検査にまわしたけれど、手掛かりは何一つ掴めないまま、彼は失踪扱いとなった。私が彼から聞かされていた予定では2010年の夏頃、彼は肉体界を去ると話していたから、予定が早まったのかもしれない。彼自身は、3万5000年前にアンドロメダから降りてきた存在だと、2008年1月のNY訪問で私に告白をしている。



地球アストラル次元
『シャンバラからの超レッスン』 
目から銀河も飛び出す超巨大宇宙情報
by ペガサス  ヒカルランド   2012/12/10



<薔薇十字団/仕組まれた入会>
・「神とはどんな存在でしょうか?」「はい、天敵です!」

・地球独立のため、シャンバラの地球代表になるべくレッスンを受けたエリザベスに、ペガサスが緊急インタビュー。

<ホワイトハウスに入ったアロム!アンドロメダの宇宙人たちの歴史介入>
・「そう、私たちは、4次元に今いるの。アロムたちは、多次元存在、つまり異次元だから、5次元だっていうのね」

・ソビエトの崩壊は、1991年12月25日。ソビエト連邦大統領、ミハイル・ゴルナチョフが辞任し、各連邦構成共和国が主権国家として独立した。これに伴い、ソビエト連邦は解体された。しかし、ベスの話していることが事実なら、1980年代初頭に、『ソビエト崩壊』は、アロムたちによって予定されていたことになる。

<シャンバラは地球のアストラル体(幽体)の中に存在している/そしてあなたも行ける!!>
<シャンバラへ入会/マイトレーヤ、クートフーミ、9人の賢者たちとの交流>
・マイトレーヤは、サンスクリット語で弥勒菩薩、中国では布袋を示す。その姿は、中国の道教の神仙。神仙は神に近い者で、人間がなることは出来ない者と考えられていた仙人を指し、中国の道教においては、仙境に暮らし、仙術を操り、不老不死を得た人を意味した。つまり、道教の不滅の真理である、道(タオ)を体現した人とされた。
 私が、日本に一時帰国をした2008年2月、自宅の居間に神仙が現れたことがあった。

・「私、マイトレーヤって言いづらいから、Mさん、Mさんって呼んでいるの。それで、アロムと会長とマイトレーヤと、クートフーミ大師で、封印の開け閉めをやったのよね」なんともま、あっけらかんとベスが話を続けた。

・クートフーミ大師もまた、神智学で、「古代の知恵の大師」と言われるアセンデットマスターの1人だ。

・私たちの肉体は、中に、アストラル体という、幽体と、その中に、メンタル体という、霊体を持ち、肉体の外に、エーテル体という気功でいう気、ヨガでいうプラーナを持つ。そして地球を肉体とするとシャンバラはその中の4・5次元メンタル体(霊体)に近いアストラル体(幽体)に存在する。

・私たちは、自分の内側のアストラル体(幽体)から地球の内側のアストラル体(霊体に近い幽体)に入ることで、シャンバラに入ることが出来る。そこは、私たちの魂のいる場所だ。

<表と裏の2つあるフリーメーソンの組織構造>
・私が、組織図を書いた。一番下に、表のフリーメーソン、その上に、300人委員会、次に裏のフリーメーソンのトップグループ。そして、薔薇十字団、シャンバラ、9人の賢者、さらに、三長老、そして、トップは1人。綺麗な三角形が出来た。

・「そう、フリーメーソンの中で組織だって会社を持っている人たちが、300人委員会に入ってて、この300人委員会に指示を出しているのが、フリーメーソンのトップクラス。でも、そのフリーメーソンのトップクラスに指示を出しているのが、薔薇十字団」

<911/シャンバラのグループがはめられた!?>
・911(アメリカ同時多発テロ事件)は、2001年9月11日にアメリカで発生した、前代未聞の航空機を使った4つのテロ事件の総称である。

・「もう、恐らく、精神世界の本だけで、1000冊以上読んでいるわ。私、日本で最初の本を出すまでの間に、考えられないくらいの数の本を読んでいるのよ」

<会長サナトクマラとブラックマン>
・「アロムのグループ自体が、薔薇十字団だって言うの?」私が聞いた。

・『今回のアセンションの一番上のリーダーが、実は、サナトクマラって、いう人でこの人は、金星から来てます』

<シャンバラへ入会/マイトレーヤ、クートフーミ、9人の賢者たちとの交流>
・「これが、『シャンバラ』だったの」ベスが答えた。
 確かこれも、語源はサンスクリット語だったはず。シャンバラは、チベット密教で伝えらえる不可視の王国の中心地で、肉体を持たず、人の最高に進化した形のエネルギー体。つまり、キリストや釈迦のようなマスターたちの住む場所だった。彼らは、私たちの精神的向上を願い、進化したいと思う人間を援助すると聞く。サナトクマラは、シャンバラと金星を行ったり来たりしているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だが、本当の姿は、平和を好むやさしい存在、鞍馬ツアーに行ったことで、私には、そんな基礎知識が備わっていた。

・「薔薇十字団の中の9人の賢者、つまり同じ人たちなんだけど、シャンバラの中にある9人の賢者と繋がる世界なのね。シャンバラの中に入る方法は、自分の心の中に部屋を持ち、部屋を持っている人が入って来るの、それから、部屋の外に出ていくと、国があるわ。その国の中で、スタッフ達と一緒に仕事をするのね。丁度、この頃は2000年の世紀末の頃で、シャンバラの中で、私たちの世界と繋がっているアストラル界(幽界)の封印の開け閉めを手伝ってた。もちろん封印の授業も受けたし、黒魔術の使い方、白魔術の作り方、それによる邪気の出し方、仕舞い方とかってね」

・マイトレーヤは、サンスクリット語で弥勒菩薩、中国では布袋を示す。その姿は、中国の道教の神仙。神仙は神に近い者で、人間がなることは出来ない者と考えられていた仙人を指し、中国の道教においては、仙境に暮らし、仙術を操り、不老不死を得た人を意味した。つまり、道教の不滅の真理である、道を体現した人とされた。

<ベスのカウンセリング/石屋の任務を支える>
・「アロムは、ドイツ系アメリカ人なの。ドイツ人の姿、形もしているのね。ドイツにも4年くらいに行っていたから、言葉も喋れるの。だから、ドイツのフリーメーソンの方に入りながら。イギリスとドイツのフリーメーソンの本部。それから、ヨーロッパをずーっと転々としながら、『また新しい任務が入った』って言っては飛び回ってるの。そう言う意味では、しょっちゅう任務が入ってて、彼としては、いつも追われてる感があるんだけれど」

<地球は今、独立国家登録中/かつ、金星保護観察下>
・聞いたことがあった。宇宙人たちは地球のアストラル界にあるシャンバラの許可がない限り、地球での勝手な行動が許されず、それほどシャンバラは地球にとって、とても大きな存在だと。

・「私の場合、マイトレーヤとキリストは良く出て来るなあ。もっとも、2人は同一人物だし、『守護は金星、キリストの船。何かあったら金星が動く』そう言われたのよ」私が言った。

<地球人に埋め込まれた戦いの遺伝子/それは火星人の仕業なのか?!>
・「う〜ん、病んでるというよりもね、基本的に地球人の遺伝子の中に、何者かが、戦闘の道具として、戦闘能力を植え込んだ形跡があるって、アロムが言うの」
 地球人の遺伝子の中に戦闘のための遺伝子が、故意に組み込まれてる。
「それは、金星人は持ってないわ。強いて言えば、火星人は若干持っているって言われてる。だけど、火星人たちが、その遺伝子を私たちに植え付けたのかどうかは、わからないのね」

<地球が金星の植民地>
・「地球を金星は植民地として、今まで支配していたんだけれど、火星もそれが欲しくて、今まで結構、攻防戦みたいのがあったらしいのね」

・「そうそう、でも、人類は滅亡せずに、世紀末を抜けちゃったわ。だけど、今度は、アンドロメダ銀河がぶつかって来るから、地球を独立国家に仕上げたの。地球を金星と共にエネルギー調節するために、シャンバラっていう存在があるのよ。シャンバラって何っていわれると、結局、私、ベスという人間が肉体として存在している幽体でもあり霊体の名前なのね。そして、地球という物の幽体。それが、シャンバラ」
「幽体がシャンバラかあ」
 私たちの肉体は、中に、アストラル体という、幽体と、その中にメンタル体という、霊体を持ち、肉体の外に、エーテル体という気功でいう気、ヨガでいうプラーナを持つ。そして地球を肉体とするとシャンバラはその中の4・5次元メンタル体(霊体)に近いアストラル体(幽体)に存在する。
「私もシャンバラに行ける?」
「うん。自分の内側の中に、意識で部屋を作る。すると、その部屋に、必ず訪問者が来て、その訪問者が案内してくれるわ」

・私たちは、自分の内側のアストラル体(幽体)から地球の内側のアストラル体(霊体に近い幽体)に入ることで、シャンバラに入ることが出来る。そこは、私たちの魂のいる場所だ。

<アンドロメダ銀河との衝突を避けるために、次元を変えるには、人々の意識の周波数を上げる必要がある>
<アンドロメダ銀河>
・でも異次元だと、アンドロメダ銀河が、地球の隣りに来るのね。

・「火星と金星は戦争になって戦った時期があったから、火星からは、アラブ人として生まれ変わったらしいのね。でも、金星の方は、プレアデスから金星に来て、金星から地球に生まれ変わったの」

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


プレアデス星人はタイムトラベルさえも簡単なようで、恐竜が生息していた時代や古代エジプト時代、(2)

2018/04/13 19:22
(2) 大師の指導をうけずにサイキック的に進歩している人
・このような人は必ずしも霊的に進歩しているとはいえない。霊的発達とサイキック的発達とは必ずしもつり合わないからである。
(3)普通の人
・これはサイキック的に発達していない人である。睡眠中はアストラル体で漂って居るが、多かれ少なかれ無意識状態のことが多い。深く熟眠中はこの人達のアストラル媒体の高級本質は肉体から常に出て行き、肉体のすぐ近くをさまよっているが、全く進歩していない人々の場合はその肉体と殆んど同じように実際には熟睡している。
(4) 黒魔術師とその弟子
・このクラスは最初のアデプトとその弟子のクラスと似た所がある。異なる所は善ではなく悪のために開発が行なわれ、得られた力は人類の福祉のためではなく、全く利己的に用いられることである。
<死者>
・先ず第一に、「死者」というこの名称は、全く、誤ったよび方と言わねばならぬ。この項目のもとに分類されているものの、多くは我々自身と同じように完全に生きているからである。だからこの言葉は単に、しばらく肉体から遊離している者達という意味に理解せねばならぬ。これは10の主なクラスにわけられよう。それは次の通りである。
(1) ニルマナカーヤ
・涅槃の永続的な楽しさを享受する権利をかち得られたが、人類の仕合せの為に働こうと自らを捧げ、その権利を放棄されたお方である。
(2)輪廻を待つ弟子
・弟子が或る段階に達すると、自分の大師のお助けで、普通の場合には人間がアストラル生活を終えると天界にはいるという自然の法則の作用から逃れることが出来ると、度々、神智学書では言われている。
(3)死後の一般人
・このクラスの人々はこれまで述べてきた人達よりも何百万倍も多いことは言うまでもない。そしてこのクラスの人々の性格や状態は非常に広大な範囲に亘って様々である。アストラル界での生命の長さも同じように様々で、2、3日か2、3時間しかそこに居ない人々もいるし、何年も、何世紀もこのレヴェルにとどまる人達もいる。
・死の経過の第一歩に、先ず肉体を脱ぎ捨て、殆どそのすぐあとにエーテル複体を脱ぎ捨てる。そして出来るだけ早くアストラル体即ち欲望体も脱ぎ捨て、自分の霊的熱望が完全な実を結ぶ唯一の世界、天界にはいって行くことが予定されていることを理解せねばならない。高尚で清い心の人は天界に早く入ることだろう。
・死後は誰でも天界への途中、アストラル界のあらゆる部分界を通って行かねばならぬ。
・アストラル界の最低レヴェルで、普通に意識が目ざめている人達だけが、欲望が粗野で獣的である。例えば、酒飲みや好色家等のようなものである。
・第3部分界に達する頃には、この特長はアストラル界に実際にあるものを見ているということに、全く代ってしまっている。なぜなら、アストラル界では人々は自分自身の想像の町に生きている――つまり、天界の場合のように、全く自分自身の思いで各人が進化しているのではなく、前の人達の思いで造られたものをうけつぎ、これに自分の思いを加えているに過ぎない。降霊会で度々説明されている、教会、学校、「サマーランドの家」があるというのはこのことである。だが、その教会や学校や家は喜んでつくった者達には本ものであり、立派なものに見えるだろうが、偏見のない、生きている観察者には真実でも立派でもない。
第2部分界は特に利己的で霊的でない宗教家のいる所のようである。
・前にも説明したように、空間という観念とこれら部分界とは一緒にして考えるべきではない。これら部分界で働いている死者はイギリスからオーストリアに容易に行くことが出来るし、又はふと行きたいと思ったところへもすぐに行ける。しかし、じぶんの意識を一つの部分界からその上の部分界に移すことは、すでに説明した分離の過程が完成するまでは出来ないのである。
・死者が霊媒を見つけることが出来なかったり、霊媒の利用の仕方が分からない時には、自分自身で接触しようと、不器用な下手な努力をすることがある。
(4)亡霊
・本質の分離が完了すると、その人のアストラル生活は終る。そして、前に言ったように、メンタル界に移行する。しかし、死ぬ時、物質界に肉体を残すように、アストラル界で死ぬ時は崩壊しつつあるアストラル体を残して行くのである。
・亡霊の生命の長さは、それを活気づけている低級マインドの量によって様々であるが、これはいつも消え去って行く過程にあるので、亡霊の知性は、或る種の動物的な抜け目のなさはあるかもしれないが、着実に消えて行くものである。
(5) 魂殻
・これは、マインドのあらゆる分子が去ってしまったあと、アストラル体分解のずっとあとの段階での単なるアストラル死体にしか過ぎない。
・こうして、この世から天界に進む連続的な段階で、人間は少なくとも3つの死体。つまり、濃密な肉体、エーテル複体、アストラル媒体を脱ぎ捨て、ゆっくりと分解するに任せるということが解るだろう。この3体すべて、段々とその構成要素を崩壊し、その資質は大自然のすばらしい化学によって、各々の世界で改めて活用されるのである。
(6) 活気づけられた魂殻
・厳密に言えば、これは「人間」の項目に入れるべきではない。何故ならば、これはかっては人間の付属物であった、受身的な感覚的な殻、外側の衣にすぎないからである。
(7) 自殺者及び不慮の死の犠牲者
・十分に健康で力強いのに、事故か自殺で、急に肉体生命から引き裂かれる人は、老衰や病気で死んだ人達とかなり違う状態でアストラル界に来るものである。老衰や病気で死んだ人の場合には、この世的な欲望の保持は多少弱くなっているのは確かである。おそらく最も濃密な分子はすでに除かれているので、その人はアストラル界の第6か第5にいるようである。或いはもっと高い部分界にいることもある。その人の諸本質は徐々に分離の用意がされたので、ショックはそう大きくない。
 事故死や自殺の場合にはそのような準備が出来ていないので、肉体から諸本質を分離するには、未熟な果物から種子を引き離すのにたとえられる。その人格のまわりにはまだ、濃密なアストラル資質がくっついており、それでアストラル界の最低界、第7部分界に留まることとなるのである。
(8) 吸血鬼と狼人間
・我々のこの題目を完了する前に述べねばならぬものが2つ残っている。それは前のよりはもっと恐ろしいものであるが、幸いにもあまり沢山いる可能性はない。これらはいろいろな面で大変違うがおそらくはこの2つを一緒にした方がよい。彼等は2つともこの世のものとは思えぬ恐ろしい性質をもっているが、ごく稀なものだからである。
・だが、今でも時々、ロシアやハンガリーのようなように第4人種の血が比較的流れている国では、その例が見られるのである。
(9) 灰色の世界の人間
・吸血鬼と狼人間が前時代の遺物であり、もっと前の根本人種の進化に属していたことをすでに説明して来た。しかし、我々は前時代の根本人種のあらわれの特別な形体を越えて進歩して来たが、別の生活があるという確信がないために絶望的に物質生活にしがみついているタイプの人がまだ我々の間にいる。
(10) 黒魔術師とその弟子
・これは「死んだもの」の第2のクラスの「再生を待つ弟子」と同程度のものである。しかし、この場合、進歩の並はずれた方法を選ぶ許しを得るかわりに、黒魔術師やその弟子は魔法技術によりアストラル生活で自活することで進化の自然の過程を無視している。—―これは往々にして最もおそろしい性質である。
<人間でないもの>
・人間でないものをまとめる最も便利な方法は4つのクラスに分けることだろう。—―この場合、前のようにクラスは小さい部分ではなく、普通、自然の大界を少なくとも例えば、動物界、植物界のように大きく、分けるのである。このクラスのあるものは比較的人間より下にあり、或るものは人間と同等であり、他のものは善と力の点で我々より上の位置にある。或るものは人間の進化系統に属している――つまり彼等は我々のように人間であったか、人間と似ているものである。他のものは我々人間とは全く違った線で進化している。
(1) 我々の進化に属しているエレメンタル エッセンス
・この論説では、エレメンタル エッセンスとは単に、進化の或る段階中のモナディック エッセンスに用いられている名称に過ぎないことを理解しよう。モナディック エッセンスとは霊即ち神の力の物質の流出と定義するのがよかろう。
(2) 動物のアストラル体
・これは非常に大きなクラスであるが、普通アストラル界には短時間しかとどまっていないので、特に重要な位置は占めていない。
(3)凡ゆる種類の自然霊
・このクラスには非常に沢山の、様々な種類があるので、この題目だけの独立した論文にする方が、公正であろう。
・中世紀の本では、土の霊はノームといわれ、水の霊はアンダイン、火の霊はシルフ、エーテルの霊はサラマンダーといわれている。一般には次のようないろいろな名前で知られている。
 妖精(フェアリーやピックス)、小妖精(エルフやブロウニー)、仙女(ペリ)、小人(トロール)、半人半獣の森の神(サタ)――馬の耳と尾を持ち、酒と女が好きで、酒の神バッカスの従者。林野牧畜の神(フォーン)、小妖魔(コボルド、半人半山羊でみだらな性質をもつ)、インプ(小鬼、悪魔の子供)、妖魔(ゴブリン)等といわれている。これらの名称の或るものは1種類にだけもちいられているが、多くはすべてのものに無差別につかわれている。
 彼等の形はいろいろあるが、多くの場合、人間に似ており、大きさがやや小さい。アストラル界の殆んどの住民のように、彼等は思いのままにどんな姿をとることも出来るが、確かに自分自身の明確な形体を持っている。或いは他の形体をとる特別な目的のない時にまとう気に入りの姿と言う邦画よいかもしれない。普通の状態では彼等は全然肉眼には見えないが、見られたいと思う時には物質化によって姿をつくる力を持っている。
 彼らには非常に沢山の種類があり、人類の場合のように知性や性質が一つずつ違う。
(4)デヴァ
・この地球に関係のある進化の最も高いものは、我々の知る限りではヒンズー(ヒンズー教を奉ずるインド人)がデヴァと呼んでいるものの進化である。デヴァはほかの場合では天使とか神の子等といわれているものである。彼等は人類のすぐ上にある世界にいるものと考えられている。人類は動物界のすぐ上の世界にいるのであるが、人類と動物には重要な違いがある。つまり、我々の知る限りでは動物には、人間界以外の如何なる世界への進化の可能性もないが、人間は或るレヴェルに達すると、自分の前に開けているいろいろな前進の道があることを知るのである。このすばらしいデヴァ進化もその一つである。
 ニルマナカーヤの崇高な放棄に比べると、デヴァの進化路線を受入れることは、いろいろな本の中に「神となる誘惑に負けること」と書かれているが、デヴァの道を選んだ人には何か非難すべき影がある等とこの言葉から推論してはいけない。
<人工的なもの>
・これはアストラル存在物の最大クラスであり、人間にとって最も重要なものである。全く人間自身の想像物であって、最も密接なカルマ的なつながりとその人への作用によって、その人間と互いに関係し合っている。それは半知性的存在の未発達な巨大な集団であって、人間の思いが違うように様々であり、実際に分類とか整理のようなことは出来ない。普通行うことの出来る唯一の分類は人類の大半によって無意識につくられた人工的四大霊と、明確な意図をもって魔術師によって作られたものとの違いによるものである。
(1) 無意識につくられた四大霊
・普通の人間の思いは主に自分自身にさしむけられるので、出来上がった人工霊はその人のまわりをうろついており、常にその人工霊があらわしている考えの反復を挑発する傾向がある。
(2) 意識的につくられたエレメンタル
・明確な、有能な守護の天使がこのような方法で与えられることがある。だが、このような決定的な介入が1人の人の人生にカルマが許すのはおそらく稀なことである。
・極めて悪性で力のある人工的エレメンタルをつくる技術はアトランチスの魔術師の専門の一つだったようである。つまり、「暗黒の顔の君達」の専門であった。
(3) 人的人工霊
・だが、確かに人間ではあるが、今までの所、普通の進化のコースからはずされており、全く、それ自体の外部の意志によってつくられたものなので、おそらく人工的なものの間におくのが最も自然であろう。
<現象>
・幽霊は、今、述べたことの好例である。厳密な意味ではないが、幽霊という言葉は普通アストラル界の殆どの住者に対して使われている。心霊的に進歩した人達は絶えずこのようなものを見ているが、普通の人が、普通の表現での「幽霊を見る」場合には次の2つの事のうちの1つが起こっているに違いない。つまり、幽霊が物質化したか、幽霊を見たという人が一時的なサイキック知覚の閃きを得たかの何れかである。もし、これらのことはいずれもありふれたことではないという事実がなかったら、我々は生きている人に会うと同じように、町で度々、幽霊に会うことだろう。
<我々の惑星チェーン>
・人類が地球上で関係を持っている生命波の仕事は、第4図をよく見れば解るだろう。生命波はその成長の為に、太陽系の7つの惑星が必要なのである。それらの中3つは物質の惑星で、それは、地球、火星、水星であるが、あとの4つは眼には見えぬ惑星である。これらの4つにも眼に見える
惑星と同じように、太陽のまわりをまわっているが、その惑星の資質は、超物質的なものである。
・第4図の地球をあらわしている部分をよく見ると地球は、アストラルと、低級メンタルと高級メンタルの外皮でとりまかれた物質で出来ていることが解る。高級で希薄なものが、それよりも濃密なものの中に浸みこむことはいうまでもない。だから、アストラル資質は地球の表面の何哩も上の方に拡がっているだけではなく、地球の中にもしみこんでいるのである。同様にメンタル資質の外皮もアストラル界と物質地球にしみこんでいる。地球のまわりにあるアストラル外皮と地球にしみこんでいるアストラル資質がアストラル界である。低級メンタル資質は低い天国であり、高級メンタル界は高い天国をつくっている。勿論、図では示されていないが、ブディー、アートマ及びそれよりも高級な資質でつくられる高級な界にも同じことがいえるのである。
・物質天体である同じ型の火星も、アストラル外皮と、低級高級メンタル資質の外皮をもっている。物質天体の火星にしみこんでいるアストラル外皮は、火星のアストラル界である。しかし、この火星のアストラル界は、地球のアストラル界とは全く違っている。その上太陽系の空間の中では、地球と火星の間に物質的な種類の連絡はあまりない。それと同じように地球のアストラル界と火星のアストラル界の間にも連絡はない。火星にも、低い天国と高い天国がある。全く同じことが水星にもいえて、水星にも水星のアストラル界、低級メンタル界、高級メンタル界がある。

『不可視の王国≪アストラル界』へ行こう』 
By ペガサス  ヒカルランド   2013/9/17
アセンションへの超導き
これであなたも「念エネルギー取り扱い方」マスターレベル
次元変革を選択する人のための宇宙版実用書
多重現実を生きるためのノウハウのすべて
まずアストラル界に「あなたの部屋を作る」その方法から伝授します
ここまで宇宙の秘密をあっけらかんと明らかにした本は他にありません!

<周波数を上げる>
あなたのエネルギーを、あなたが実現したいことに使ってください!
念エネルギーは、あなたが感情体を出したときに生まれます
➡良い念は「祈り」に、悪い念は「呪い」に
嫌な相手からエネルギーを奪われないためには
➡周波数を上げてしまえば、相手はエネルギーを奪うことはできません!
周波数を上げるには?
➡周波数は私たちの気持ちでどんどん変えられます!
 大事なのはワクワク、ドキドキ!
この世は等価交換ではない
➡つまり楽しんだ者勝ち!運も遺伝子も運命も、意思と言霊で変えられます!
地球は金星から独立しました。もう植民地ではありません。
これからは宇宙連合の管轄下での独立国です。
70億総独立で、それぞれ運命を切り拓きましょう。

遺伝子さえ意思の力で変えられる私たちが
地球を宇宙のレジャーランドにするために必要なこと。
それは念エネルギーを正しく扱い、人生を楽しむことです。

他者の念エネルギーから自分の身を守る方法、
受け取りすぎて腐らせてしまった念エネルギーを燃やす方法、
自分の念エネルギーがはね返ってくるのを防ぐ方法......
すべて隠さず教えます!

アストラル界の不可視の王国にある自分の部屋へ遊びに行ってみませんか?
増築も引っ越しも思いのまま、「こうしたい」と思ったら「そうなります」!
すでに多くの芸術家、科学者、技術者が、アストラル界の部屋で試作を繰り返し、新しいものを生みだしているのです。
あなたもアストラル界で目醒め、多重存在である自分と出会いませんか?

<2012年のウエサク祭/金星の地球に対するフォローはここで終わった!>
・「王国の本が出る話が来る前から、カイザーがとにかく、王国の内部で人数を倍に増やさないととってもじゃないけど、追いつかないからって言ってて、スタッフの人数を、今回ずいぶん増員したんだ」
「王国のスタッフたちは、皆、どんな生活をしているの?」私が質問した。
「王国の周波数は、メンタル界に近いけど、内部のスタッフたちは普通に給料を貰って家庭もあり、子供も生まれ、お休みもあり、休暇も貰って感じの凄い普通の生活だよね。だから、お金も報酬もあるし、生活はほとんど、肉体界の私たちと変わらない」

・「地球っていうのは、金星の植民地だった。金星に対して、絶対服従しますみたいな契約書を、王国でウエサク祭の1ヶ月前から準備して、その書類を提出してた。でも、その代わりにエネルギーを頂くみたいな感じの儀式としてウエサク祭があった。結局、2012年のウエサク祭からは、金星が地球に対してのフォローをしなくなった。今までは、彼らがいてくれたから、地球は天変地異も収まってた。彼らがいてくれたから、この2000年間少なくとも、気温もそれほど変化がなかった。だけど、『もう地球が独立したら、君たちがやりなさい』ってことだよね」
「金星に対して、『へへー』ってエネルギーを上納する日かあ。アストラル界にはいっぱい国があるけれど、5月21日の上納日はそれこそ、このウエサク祭で、集めたエネルギーを金星にお渡ししてたってこと?」
「いや、エネルギーはもう私たちから取っているから、上納はいいんだ。問題は、契約制だから契約書を貰わないといけない。各小国から、服従するって言うのは変なんだけど、中央に対してすべて委任しますっていう契約書を、それこそ何百とある国々を、一気にできないから、3種類くらいにして、3年おきの契約もあれば、2年おきの契約の国もあってそれを全部回るんだ。『来てもらえば』って言ったんだけど、『そういうわけにはいかないんですよ』と、『こういうことは、やはりちゃんと我々が行くことによって、彼らを無視していないんだということを、知らしめないといけない』って言われて、王国の中で、それこそ大名行列に近いものを作って、飛べばすぐ着くのに、わざわざキャラバン隊で一国、一国回って」

・「それで5月に城に戻ってから儀式があって、マイトレーヤとサランと、それから、例年は金星の人がやってくるんだけど。今回だけは、地球が独立だから、さすがに呼ばれちゃって、金星の人と話をしながら、会を開いて、『今日から連合が入ります』と、連合といろいろな打ち合わせをまあ、サランたちがやってくれたのよ」
これじゃ、タダシもぐったりだ。
地球は2012年5月21日をもって、金星の植民地から独立国として宇宙連合の管轄下になっている。

<エネルギーの密輸ルート/地球が独自で取り締まれるようになった>
・「結局、宇宙連合は、独立国家の星に対してのみ援助するっていうやり方だから、今まで、植民地だった地球を援助できなかった。その代わり、金星がやってくれてたんだけどね。金星が後ろに下がったってことは、連合が助けてくれるし、フォローをしてくれる。特に地球人が超えられる難関じゃないからね。この艱難の時代に連合自体が直々に、そのスタッフを入れて、それ用に、イザっていう時は、脱出っていうのもあり得るから。その脱出のやり方っていうのを、前々から下準備をず〜っとしてるんだけど。でも、完璧に表立ってできるのは、2012年5月21日からだった。それで、『約束の日』だよって、アストラル界では、皆が日々に言っていたんだよね」

・「アンドロメダ銀河が近づいてきてるってことで、前々からいろいろ予測はされていたんだけど、実は金星自体の調整が上手くいってなかったんだ。これが、思ってた以上に上手くいってなかったから、サナトクマラたちは、時々金星に帰っては、植民地の地球と金星の仕事のどっちもするみたいなことをしてたんだよ。そしたら、金星は、よその星を守るよりも自分の星を守るので精一杯ってことになってさ」

・「アンドロメダ銀河がぶつかってくるけど、地球をどうやって守るかってことで物凄い数の大日如来の軍隊が蟹座のベータから援軍として、やってくるんじゃなかった?」

・「そうだよね、銀河系は6グループに分かれてて、向こうはまだ影響がないセンターの軍だからね」ベータ星は、蟹の脚の先端にある、蟹座の中で最も明るい星のことだ。
「それで、結局、会長とマイトレーヤはもう、全然、来なくなるの?」
「いや、まあ、たまには金星から来るだろうけどね」
「そうかあ独立って言っても、まだ、金星の保護観察下だし、彼らは金星人の相談役だもね」
「そう、でも本当に相談役としてしか来てくれない。もう、何かしてくれるかもなんて期待しちゃダメだ」
「じゃあ、タダシがアストラル界の王国で会長の代わりもするようになるの?」
「私は、あともう何年かしたら挿げ替えで、後任が決まってるし、その人には連絡済みだしね。今は、その間、私を入れてた方が王国は丸く収まるからってことで、それでまだ、じっとしてるんだ」

・「特にやってたグループがあるからね。その人たちが、正々堂々とできなくなる。彼らは人身売買の一番中核にいて、イルミナティよりももっともっと歴史が遥かに古いグループだし。だからこそ、彼らを止めることはまず無理。それは、判ってるんだ。でも、彼らだって表立ってはやらないから」
 キリスト教では、「光をもたらす者」は、明けの明星(金星)を意味するラテン語で「ルシフェル(Lucifer)と呼ばれる。これらは、他を圧倒する光と気高さから、唯一神に仕える最も高位の天使から後に、地獄の闇に堕とされる堕天使の総帥とされた。
 イルミナティの一番上は悪魔と言われるが、これは、ルシファーつまり、ルシフェル(Lucifer)、金星という本来の意味からする替えられたものだろう。もともと2012年5月21日まで、金星こそが地球のトップだったのだから。
「彼らは金星から来ているの?」
「単純に金星人とは言えない、口を出せない、金星人ですら」タダシが口ごもった。
「300人委員会の中に彼らがいるってこと?」
「300人委員会の上に彼らがいるんだ。その300人委員会の幾つかを、彼らが操作している状態。彼らは本当に別枠さ」彼が言った。

<何度入っても部屋に変化がなくなったらそれが完成です。見え方が問題ではありません>
・「自分の中に部屋を持ってアストラル界に行くということですが、自分の体の中のお腹の中に部屋を持つイメージをするのと、ただ意識(頭の中)にイメージで部屋を作ればいいのか、どっちでしょうか?それともただ、意識の中に部屋ができればいいのか、具体的に教えて下さい」
「いえいえそんなに特殊な方法は勧めていません。単純に想像するだけでいいのです」
相変わらず、私は、トンチンカンな質問をカイザーにしていた。
「アストラル界にはペットはいないのでしょうか?」
「いいですよ、ペットでも何でも飼って下さい。ただし、途中放棄はなしです」
「アストラル界で、子供を産んで育てることはありますか?」
「はい、あります。自覚なしで産んで放棄された子供たちの孤児院もあります」カイザーがいつも通り、親切に答えてくれた。

<アセンション/アストラル界のもう一人の自分が目醒める!>
・「あなたの本を読んで目醒めて、そのカプセルから出た人たちっていうのは、不可視の王国でエネルギーを操作するのを見ながら、管理する仕事をすることになる」

・私たちが電気体を背中から吸って前から吐き出す時、吐き出したものにも若干プラーナが入っている。イライラしていると重いプラーナが、ワクワクしていると軽いプラーナが吐き出される。この軽いプラーナはエネルギー体として、神と呼ばれる存在や私たちの地面、つまり地球にとってとても美味しい食料だ。
 そう、私たちの中で感情体を出すと念エネルギーが生まれ、それは良質の食べ物になる。日本でも神社仏閣でお祭りがあり、たくさんの人たちが集まるが、天井は必ずといっていいほど、とても高い。世界的に見ても、教会、モスク、それらすべての天井が高い。これは、このエネルギー体が気体よりも軽く浮くため、高い天井に集めて食べている存在がいるからだ。各宗教で1週間に1回、教会で集まりを催して人を集める時、それぞれの宗教の神と言われる意識体は1週間に1回、教会の高い天井部で食料をかき集めて食べている。

・「よくアセンションとかって言うけど、これが本当は何かって言うと、具体的には、アストラル体が起き上がるから、その分の潜在意識が、顕在意識に変換されるんだ」

・アストラル体が起きて、メンタル体を発動できたら、顕在意識は7%になる。だいぶ、自分の今世の予測もつくし、次元操作もかけやすいだろうなあ。
「まあ、でも、あなたの本の中のアストラル界の不可視の王国への行き方を読んで、だいぶ自分の中に部屋を作る人が出てきて、王国に入り込んできてる。そして、あっちで目が醒めるんだ。ネオみたいにね」彼が笑った。

・私たちは多重存在、幾つもの自分の体を、それぞれの次元に同時に持ち、同時に存在している。だから、人は悟ると、外に向かっても気がついたら、自分の内に戻る。これは、自分の意識の内に入っても外に向かっても悟りに到達する。つまり、内と外が一緒だからだ。そして、自分の内側の宇宙に、さらに、自分が存在している。
 例えば、肉体は4.1次元の地球で生活している。アストラル体は、4.5次元の地球のアストラル界の不可視の王国で働いている。メンタル体は、5次元の太陽系の宇宙空間の船の中で働いている。

<メンタル界(霊界)/肉体界はメンタル界の夢の中のこと!?>
・「例えばだよ。私が今、この世界、肉体界で動き回ってるよねえ。それで、アストラル界の王国に私のアストラル体がいて、船にメンタル体がいて、船のメンタル体は、一応大人しくしていて、私の帰りを待つメンタル体になっているんじゃない?」

・船で眠っているメンタル体にとってのたった3時間の夢。それが、私たちの80年の生涯だ。「でしょ。だからメンタル体は今、夢を見ている。それで、私たちは、メンタル体が見ている夢を、今、現実に地球の肉体界でやっている」「そうそう、そのプログラムの中の次元を変えに来てるわけだよね」

・「だから『マトリックス』の話なんかも出ちゃうわけ。私たちは、メンタル体、アストラル体、肉体の3つの体がある。でも通常は、皆、2つの体だよね。アストラル体と肉体とね。それで、生活してやっていく夢の中で生きている。でも、岐阜の方の知り合いが、彼女は4体くらい自分がいるって言ってた。今の自分と、アストラル界の王国の自分と、もっと違う星に生きている自分と、あと、火星か木星にいる自分の4人が、四重に生活しているって言ってた」

<ワンダラー/流離人(さすらいびと)>
「そう、その戦争を始めた人物を今回、この細胞(宇宙)で、同じ歴史を繰り返さないために、抹消しなければならない」
「そうだよ、だから麻薬組織を潰したり、次元操作をしている。そして、この時に私たちの今の細胞(宇宙)に入り込んできたビッグバン以前の人たちがワンダラーと呼ばれて存在している」
ワンダラーとは、地球へ生まれ変わってきた、他の惑星の魂の人々で、地球と人類の進化のために奉仕していると読んだことがある。しかし、そこには、とてつもなく多い数の魂を指してワンダラーと書かれていた。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


プレアデス星人はタイムトラベルさえも簡単なようで、恐竜が生息していた時代や古代エジプト時代、(1)

2018/04/13 19:21

『超常現象のつくり方』
オカルトの世界にはすべてカラクリがあった
山口敏太郎   宝島社    2017/3/11



<UFO・宇宙人>
・UFO・宇宙人は存在していないとは言い切れない。だがそのほとんどは思い込みによる勘違いが多い。

<全裸の宇宙人は地球上ではすぐ死ぬ?>
<宇宙人は地球には来ていない?>
・宇宙人の写真などを見せられて、それが全裸だったりすると本当にげんなりする。

・あの大槻教授ですら宇宙人の存在は認めている。実は大槻教授と肯定派の論争は宇宙人がいるかいないかではなく、宇宙人が地球に来ているかいないかという部分に論点が移っているのだ。当然、大槻教授は宇宙人自体はこの宇宙のどこかに存在はしているが、地球には来ていないと発言している。

・筆者の個人的な意見としては、宇宙人は存在しているし、この地球にも本当に少ない回数だが来訪している可能性が高いと思っている。もちろん、宇宙人が住民票を持っていたり、地球人に化けてハリウッド俳優のバイトをしているとは思わない。しかし、彼らはどこからかひっそり見守っている可能性が高いと推測している。一方で、まったく縁もゆかりもない宇宙人が遠路はるばるこの地球にやって来ているとも思えない。彼らは時間や空間を高度なテクノロジーで超えて、我々の地球に飛来している未来人ではないかと思っているのだ。つまり、人類の発展により宇宙中に移民した我々の子孫が先祖に会うために、21世紀の地球を観察に来ていると思っている。
 だとすれば、宇宙人が地球でうろついても地球上で死なない理由や、人類の前に姿を現さないことも納得がいく。宇宙人が全裸や酸素マスクがなくても平気なのは、地球の生命体の子孫であるからであって、人前に姿を曝さないのは歴史を捻じ曲げてしまうからだ。
 これが筆者の思う合理的な宇宙人の解釈である。

<嘘が真実に変化していく⁉>
<海外のジョークを信じてしまう人々>
・海外の記事を翻訳していると、そのニュアンスに悩むことがある。これはジョークや嫌味で書いているのか、リアルな記事として真剣に書いているのか、判断に苦しむことがある。日本語であれば、行間に込められた真意を読みとることが可能なのだが、外国語ではよくわからない。

・ゆえに海外のタブロイド判のジョーク記事や、新聞各社のエイプリルフールの記事を勘違いしてしまい、ガチな事件だと思い込んでしまうような事例は多い。

・世界のタブロイドファンをワクワクさせているのが、「ロシアの声」である。真面目なテイストと見せつつ、トンデモスクープを連発するロシアの『東京スポーツ』なのだ。お気に入りのネタは、米国コネチカット州イェール大学の研究者グループが、「宇宙人が1億年前の地球の地下に生息していた」という記事だ。いきなりこの記事が構成されたとは思えないと疑問を感じた筆者は、元ネタを探ってみた。すると元ネタの事件は、米国ワシントン州にある南ロペス島の海底の地下(約20キロメートル)から、約1億年前のものと思われる鉱物・霰石を発見したというニュースで、発見された霰石に生物が生命活動することによって作り出された特殊なメタン(特殊な炭化水素)が含まれていたというものであった。この発見はごく普通の記事になりうる事実である。1億年前にも生物は活動しているだろうし、生命活動がなされた地表も長年の地殻変動で海底の地下になることはあるだろう。だが、これが「ロシアの声」にかかると、1憶年前に地球の地下に宇宙人がいた?という大ネタになるのだ。このボケ倒しには脱帽だ。読者諸兄は「ロシアの声」に、「なんでやねん」とツッコミを入れてあげるべきである。

<グレイの顔は赤ちゃん時代の記憶>
<宇宙人による人間拉致は模造記憶の産物>
・宇宙人に拉致され異星にて教育を受けたとか、UFO内部で人体実験や身体チェックを受けたという人がいる。もちろん、その人は嘘をついているわけではなく、その人の中での真実を証言しているのだと思う。だが、その根底には人間の脳内で起きた記憶障害や創り出された模造記憶があるのではないか。まるでフィリップ・K・ディックの小説のようだが、宇宙人による人間拉致という不気味な事件の謎を解くヒントがそこにあるのではないだろうか。つまり、宇宙人による人間拉致という異常な体験は、現実の体験ではなく脳内で構成された模造記憶である可能性が高いと思っている。模造記憶と言うとそんなことは普通起こりえないと思われるが、人間の記憶は簡単に作られたり、違う記憶とすり替わったりすることがあるようだ。

・さらに、拉致被害者の体験談には、裸にされ検査機器で調べられるシーンも登場するが、これも忘れたはずの赤ちゃんの頃の記憶が蘇るからではないかと推測している。つまり、新生児の頃、保育器に入れられいろいろ検査されていた遠い記憶が、宇宙人によって裸にされ検査されているという記憶に入れ替わるわけだ。UFO内に並ぶ電子機器は病院の設備であり、上からのぞきこむ宇宙人グレイの顔は看護師さんや医者、両親なのだ。

・よく死んだ人と電話で話したとか、町中で知人と会って話をしたが後で聞くとそのときには、すでにその人は亡くなっていたという話を聞く。これもまた記憶のすり替わりであって、実際には違う人物と話したり、違う人物と町中で会ったにもかかわらず、記憶のすり替わりが起こり、死者との遭遇談になってしまうのだ。

<長い頭、でかい頭はとりあえず宇宙人にしとけ?>
<アタカマヒューマノイドとスターチャイルドの正体>
・2003年、南米・チリのアタカマ砂漠にある古代遺跡から複数の人骨が発見された。
 それらは長い頭部を持ち、体長が胎児ぐらいしかない特殊な形状であった。
「すわっ、宇宙人か」と言いたいところだが、カリフォルニア州スタンフォード大学のDNA鑑定やX線テストによると、宇宙人ではなく我々と同じ人類の遺体であった。
 不思議な形状の骨が出土した事件はほかにもある。
 1930年頃、メキシコ・チワワ州にて、少女の頭部が肥大化した奇形の頭蓋骨が発見された。この頭蓋骨は「スターチャイルド」とネーミングされ、宇宙人と人類のハイブリッドではないかと一躍オカルト界のスター的なキャラになった。これら特殊な頭部を持つ頭蓋骨はオカルトファンの心をとらえて離さない。一部のマニアは「長頭人」と呼んでおり、英語ではコーンヘッドとも呼ばれている。

・これらは中南米だけの話ではなく、世界各地で発掘・確認されており、古代文明を創り出した神々の遺体ではないかとビリーバー(盲信者)の間で言われているのだ。これらの「長頭人」は、伝承において神そのものや、神との交雑種とも見なされ、神聖視されてきた。オカルト的には宇宙人の遺伝子を持つ末裔とも噂されてきた。民俗学的な見地から言わせてもらうと一般の人間と違う異形の者は全て、神と見なされる傾向が強い。
 これらの「長頭人」は偶発的に発生したものか否かは判断しかねるが、一方で人工的に作られた奇形の「長頭人」もいる。

・無論、20世紀に入り人工的奇形は減っていき、今は歴史の彼方に埋もれてしまったが、我々人類は奇形を自ら作り上げてきた歴史を持っている。
 我々人類はどうやら長い頭に神を垣間見るらしく、東洋では“寿老人”や“福禄寿”が長い頭部で知られており、日本では長く変形した頭蓋骨を「外法頭」と呼んで呪術に使ってきた。
 平安時代には変わった頭の形をした人々は死後、自分の頭蓋骨が盗まれることを普通に心配していたという。ちなみに、豊臣秀吉や松永久秀の前で幻術を披瀝し、二人を恐怖させた逸話で知られている果心居士が代表的な存在とされている「外法師」が駆使するのが、「外法頭」であり、変形頭蓋骨や有名人の頭蓋骨が珍重されたという。

・そう言えば、妖怪の総大将(総大将と認定されたのは昭和初期である)とされる「ぬらりひょん」も長い頭を持っている。ひょっとすると「外法頭」への幻想が「ぬらりひょん総大将説」のベースにあったのかもしれない。また、古代エジプトなどではファラオは歴代「長頭人」であったと言われている。日本の貴族たちが被っていた長い冠や古代エジプトのファラオの帽子なども「長頭人」への憧れであった。頭脳の明晰さを連想させる大きい頭や長い顔は、神や宇宙人という設定で人々に幻想を与えてきたのだ。

<宇宙人の顔写真は女性タレントだった>
<ビリー・マイヤーのUFO写真と予言のトリック>
・スイスに住む農夫、エドゥアルド・アルベルト・マイヤーことビリーマイヤーは、世界的に有名なUFOコンタクティの1人である。彼が撮影したUFOのフィルムや宇宙人写真だが、今となってはその映像の大部分がフェイクではないかと言われている。

・1942年6月にマイヤーはUFOを目撃したとしている。
 宇宙人との直接コンタクトは1975年からであり、チューリッヒ湖近郊にて、セムジャーゼ、アスケットら、プレアデス星人たちと初めて接見したとされている。プレアデス星団タイゲタ星系にあるエラから来たと主張する彼ら異星人とマイヤーは、その後UFOに乗って旅に出たというから凄い。プレアデス星人はタイムトラベルさえも簡単なようで、恐竜が生息していた時代や古代エジプト時代、キリストのいた時代をマイヤーは旅したという。

・しかも、マイヤーは400光年離れたプレアデス星団エラ星にも渡航したと言っており、一時期は世界中に熱狂的な信者が多数存在した。プレアデス星人と仲の良いマイヤーは、宇宙人の顔写真も公開している。なぜか鮮明なUFO写真に比べ、宇宙人の顔写真は不鮮明ではっきりしない。顔を出すとプレアデス星人が地球人に紛れて生活できなくなるというのが理由だったが、当時から不信感を持たれていた。

・マイヤーが公開した写真には、アスケット、ネラというプレアデス星人が写っているが、これは1965年から1974年にかけて、アメリカのNBCで放送された人気番組『ザ・ディーン・マーティン・ショー』の出演者である女性タレントの写真をぼかしたことが判明している。

・ビリー・マイヤーの行った未来予言については「エノックの予言」と呼び、信じている人間も多く、マイケル・サラ博士や信奉者たちは信じているようだ。
「ネットの普及」や「中国とロシアの領土をめぐる対立」「中国と日本の領土をめぐる対立」「移民によるヨーロッパの混乱」「イギリス国内のアイルランドの内戦」などを的中させたと信者たちは騒いでいるが、政治や経済を少し学べば誰でもできる未来予測に過ぎない。
 マイヤーは未来予言を行ったのではない。欧米のシンクタンクがやっているようなデータによる未来予測をしたといったほうが正確である。

<銚子に飛来したUFOから飛散した金属はなんだったのか?>
<銚子で起こったUFO事件の顛末>
・昭和31年9月7日午後7時頃、千葉県の銚子一帯で謎の飛行物体が目撃されるという事件が起きた。
 そして、一部の地域に謎の金属片が降り注いだ。当時銚子で歯科医を開業していた滝田医師は、地元の子供たちと一緒に天文観測中にこの飛行物体から金属片が落ちてくる現場に居合わせ、回収し保管することに成功した。
 当時の日本でも、すでに欧米のUFO情報は入っており、日本国内でもUFO研究を行う人々が多くなりつつあった。
 この物質を滝田医師は、当時のUFO研究家・荒井欣一氏に持ち込んだ。この事件は荒井欣一にとっても印象深い事件だったようで、『UFOこそわがロマン』という荒井氏の自著でも触れている。

・荒井氏の遺品の一部を受け継いだ福島市飯野町にある「UFOふれあい館」の運営する「UFOの里ブログ」より、その該当部分を引用してみよう。

(荒井):そうですね、いろいろありますが、千葉県の銚子で起こった金属箔の事件がありましたねえ。
 あれは昭和31年9月7日のことでした。ちょうど火星が地球に大接近するというので、うちの研究会でも各地の支部に観測指令を出したところです。当時は火星にUFOの基地があるという説がありましてね、2年目ごとにUFOウェーブがあって、これが火星の接近と関係があるんじゃないかというんです。
 それはともかくとして、この日の午後7時頃、銚子市一帯でUFOが目撃され、それと絶対に関係があるとは断言できませんが、同じ時刻に、やはり銚子一帯の数か所に空から謎の金属箔が降ってきたのです。銚子には会員の滝田さんというお医者さんで、日本天文学会にも所属してらっしゃる方がおられまして、この方から、どうも普通の金属箔じゃないというので送って来られたわけです。

・(荒井):長さ4〜5センチ、幅1ミリ、厚さ10ミクロンという細かくうすいものでした。それでもかく現地へ会員の石津君を調査に派遣する一方、私は野沢さんという読売新聞の科学記者の紹介で、この金属箔を持って都立工業奨励館を訪れ分光分析を依頼したのです。

・(荒井)そこで、もうひとつの可能性として米軍がレーダーの防空演習に使ったんではないかと思いまして、アメリカ大使館に空軍武官のラモール少佐を柴野拓美さんといっしょに訪ねたわけです。
 すると、9月9日には銚子付近で演習があったが、問題の金属箔が落ちた7日にはやっていない、またレーダー妨害用の金属箔を落とすが、これ一種類だけがかたまって落ちていたというのは解せない、またこのような箔を扱ったことはあまりないというんです。
 そしてともかく調べてみるから預りたいというのです。それで、ともかく預けて帰ったんだが、1週間たっても1か月たっても返事がない。たまりかねて、再び乗り込みましたところ、「あれは米軍のものだった」という一点張りで返そうとしない。じゃあ何に使ったのかというと一切ノーコメントだったんです。

・なお、これは番組の中でも触れたが、銚子で目撃される未確認飛行物体は、何故か茨城沖に向かって移動している(茨城沖から銚子沖に移動する逆パターンもある)。しかも、そのエリアは米軍が訓練で使う訓練空域に合致するのだ。
 戦後11年目の銚子上空を飛んだ未確認飛行物体とは米軍の戦闘機の実験機ではなかったのだろうか。当時すでに開発に入っていたステルスの原型戦闘機の可能性は充分にありうると筆者は見ている。ゆえに噴射口から出た特殊な金属は日本の民間人の手から、強引に回収せざるをえなかったのではないのか。
 金属は見つかったが、謎はますます深まっていく。ちなみに金属の一部は銚子にある「地球の丸く見える丘展望館」に展示し、一般公開している。


<●●インターネット情報から●●>
ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)
(福禄寿)
福禄寿(ふくろくじゅ)は、七福神の一つ。 福禄人(ふくろくじん)ともいわれる

(概説)
道教で強く希求される3種の願い、すなわち幸福(現代日本語でいう漠然とした幸福全般のことではなく血のつながった実の子に恵まれること)、封禄(財産のこと)、長寿(単なる長生きではなく健康を伴う長寿)の三徳を具現化したものである[要出典]。宋の道士・天南星の化身や、[要出典]南極星の化身(南極老人)とされ、七福神の寿老人と同体異名の神とされることもある。
容姿としては、背が低く長頭で長い髭をはやし、杖に経巻を結び、鶴を伴っている姿とされる。

(三星信仰)
福禄寿はもともと福星・禄星・寿星の三星をそれぞれ神格化した、三体一組の神である。中国において明代以降広く民間で信仰され、春節には福・禄・寿を描いた「三星図」を飾る風習がある。

福星は木星(十二次では歳星)とされ、多くは裕福な官服を着た黒髪の姿で三者の中心に描かれる。禄星は「禄」 lù が「緑」 lù と同音のため緑色の服装で、豊かさを表す金銭や嬰児を抱いた姿で描かれることが多い。寿星は南極老人星(カノープス)とされ、容貌は時期によって諸説あるが近代以降は禿げた長大な頭に白ひげをたくわえた老人とされることが多く、また厳密にはもともとこの寿星(南極老人)が単独で日本に伝わったのが寿老人である。



『ムー 2015年10月号』No.419
「異星人との謀略「モントーク・プロジェクト」の真相」



<プロジェクト体験者からの緊急提言>
・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対にわすれないでほしい……」

・彼の名前はスチュワート・アウワードロウ、“検体”のひとりとして、あのモントーク・プロジェクト」に13年も関わった経験をもつ。

<カイパーベルト・エイリアンと世界政府>
・「カイパーベルト」をご存じだろうか。太陽系外縁部に広がる、天体が密集する一帯のことだ。
 1950年代、オランダ生まれのアメリカ人天文学者ジェラルド・ピーター・カイパーが、海王星と冥王星の軌道の外側に小さな天体が集まった帯状の領域があるという説を発表した。

 実は10年にわたりそのカイパーベルト内で、惑星級サイズの「物体」が相次いで発見されている。しかも奇妙なことに、物理法則に逆らう動きを見せている。
 スワードロウ氏がいうには、この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。

・1990年代にすでに70種類以上の異なる種族のエイリアンが地球を訪れていると告げた。しかもこれらは地球人種と敵対する性質のエイリアンばかりで、2002年から2003年にかけての最終報告では、その種類も217に跳ねあがっている。

・「インセクトイド(昆虫型エイリアン)」「ライオンピープル」「シリアン(シリウスA)」「キーロット」といったグループに分けることができる多様なエイリアンが、カイパーベルトに集結しはじめているというのだ。これをスワードロウ氏は「カイパーベルト・エイリアン」と呼ぶ。

・しかもカイパーベルト・エイリアンは、南極の地下に拠点を置くナチス第4帝国ともつながっている可能性が高いらしい。
「1938〜1944年にかけ、ナチスは南極大陸の地下に巨大基地を造って、研究プロジェクトを展開していた。一帯はベース211、あるいはニューベルリンと呼ばれていた。
この基地で、時間旅行や次元間移動の研究が行われていた。ナチスが共同作業のパートナーとして選んだのが、カイパーベルト・エイリアンなのだ」

<実行に移される、やらせ侵略計画(ステージド・インヴェイジョン)>
・「第4帝国と提携関係にあるカイパーベルト・エイリアンに対しては、イルミナティの目的は、世界統一にほかならない。世界をひとつの政府――世界政府――にまとめてしまえば、人民の管理がしやすくなるからだ。
 きわめて近い将来、カイパーベルト・エイリアンと第4帝国、イルミナティがひとつになって、全地球規模の管理システムの構築が試みられることは間違いない」

<大衆を自在に操る悪魔のテクニック>
・しかし、多数の人間を同時に騙すには、想像を絶するレベルの仕掛けが必要になる。そのための決定的かつ効果的なテクニックが、ブルービーム・プロジェクトおよびHAARPプロジェクトである。

・2015年3月20日、NASAは火星と木星の間にある小惑星帯最大の天体セレスの地表で何かが光っている画像を公開した。

・「計画は周到に進められてきた。銀河系だけで地球にそっくりな惑星は4億個あるという話も、今では半ば事実化している。全宇宙という規模で考えれば、地球のような惑星が何十億個も存在するというマインドセットもできあがっている」

<異星人も同じ兄弟だと語った教皇>
・「宗教がマインドコントロールの手段として使われやすいことは否定できない。現時点で、世界政府樹立への準備は着々と進んでいる。世界宗教もしかりだ。不幸なことに、メディアも完全にコントロールされているので、自由なニュースメディアなどこの世に存在しない。メディアに洗脳された大衆は、伝えられた情報を鵜呑みにし、何の疑いもなく現実として受け容れてしまう。誤解を恐れずにいえば、悲しいかな、大衆は愚かなのだ」

<被験者が語るモントーク・プロジェクト>
<秘密裏に行われていた非人道的な実験>
・「私は数多く存在する検体のひとりにすぎなかったので、プロジェクト全体にどのくらいの数の人間が関わっていたのかはわからない。施設内には軍服を着た人もいれば、民間人も白衣を着た研究者風の人もいた。私のような検体に関していえば、20万〜30万人くらいはいたと思う。ただ、大多数は生き残れなかった。生存率は1パーセントもなかったはずだ。

・「モントーク・プロジェクトの基盤部分はマインドコントロールの研究だ。世界中の人々をひとつにまとめ、ひとつの方向に導いて行くテクニックを開発するためのものだった。電磁波を使った装置も開発されていたが、これはエイリアン・テクノロジーが移植されたものだった。これらは時間旅行、電磁波兵器、遺伝子操作など広い範囲を総合的に研究するためのプロジェクトで、1983年に集結したときには、実に多くのジャンルをカバーしていた」

<完成していたテレポーテーション技術>
・「リモートビューイングは、いわゆる超能力ではないのだ。DNAのポテンシャルを97パーセントまで活性化し、脳を90パーセントまで働かせればだれにでもできる」
「フィラデルフィア実験を通じて開発が続いていたテレポーテーション技術も、すでに実用化されている」

<協力しあうレプタリアンとイルミナティ>
・「モントーク・プロジェクトにより、全地球規模でマインドコントロール装置の設営が完了した。人工衛星はいうにおよばず、携帯電話の中継アンテナからも特殊電波が特定の人たちに向けて発信されている。全地球規模のグリッドを構築し、どんな場所へでも思いのままの効果をもたす電波を送ることができる」
 スワードロウ氏は、こうした大規模かつ時間がかかるプロジェクトの裏側にあって、すべてを取り仕切っているのがイルミナティであると語る。

・レプタリアンは「マスターレイス(支配種族)」と形容されることも多く、ニューメキシコ州ダルシーの地下基地に関する話にもしばしば登場する。

・スワードロウ氏が語るには、ヨーロッパにおけるイルミナティの起源は、それまで敵対していたハザール人とメロヴィング家の結婚によって和平協定が結ばれたことだった。イルミナティの源泉はメロヴィング家に辿ることができる。その後、イルミナティは13支族に分かれることになるが、13は神の全体性を意味するシンボリックな数字だ。

・レプタリアンは創造主が喜ぶであろうことを計画し、それを実行するのが自分たちの義務であると考えている。

・地球人類のほとんどが10〜15パーセントのレプタリアンDNAを宿しているのだ。

<日本内部にも協力者は存在する!>
・「ヨーロッパのイルミナティは、日本を潰したがっている。ハドロン加速器の建設は日本制圧計画の一環と考えて間違いない。日本政府も騙されている。だから、これから日本に起きようとしていることが世界政府の一部であることはいうまでもない」
 日本政府内部にも、イルミナティ・レプタリアン連合の意向通り行動するグループが存在するというのだ。

・主体がイルミナティであれ、第4帝国であれ、レプタリアンであれ、そしてこれらすべての共同体であれ、彼らの究極の目的は、地球規模のロボット社会の構築であるはずだ。

・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対に忘れないでほしいということだけだ」



『アストラル界』   精妙界の解明
C・W・リードビダー 神智学協会ニッポンロッヂ  昭和59年5月

<アストラル界>
・しかし、今、われわれが考えようとしているのは、この見えない世界の低い部分であって、それは人間が死後、直ちにはいって行くところである。ギリシャでいう、「よみの国」即ち、地下の国であり、キリスト教のいう煉獄、即ち、中間地帯であって、中世紀の錬金術師達はアストラル界と言っていたところである。
・このアストラル界を説明する際に、明らかにしておく必要のある第一点は、アストラル界の絶対的な現実性である。
・アストラル界のものや住者は我々の家具や家や記念碑などが、本物であるという意味である。
・普通の知性をもつ人々が、肉眼で見えないものの実在を理解することはどんなにむずかしいか私は知っている。
・これらの諸界に普通つけられている名称は具体性の順序に従い、密度の濃いものから希薄なものへとあげて、物質界、アストラル界、メンタル界、ブディー界、ニルヴァナ界といっている。最後の界より高い界がもう2つあるが、それらは我々の現在の概念の力は及ばないので、しばらく考えない方がよかろう。
<風景>
・まず第一に、アストラル界には7つの部分界があり、各部分界にはそれ相応の具体性とその界に応じた資質の状態があることを理解せねばならぬ。
<アストラル界は物質界よりずっと大きく、地球の表面の上部数千哩にひろがっている。>
・アストラル界の規模はかなりのものである。我々のアストラル界は月が最も地球に近づく、近地点には触れるが、遠地点には達しないという事実から、我々のアストラル界の規模を或る程度正確に決定できる。その接点は最高のタイプのアストラル資質に限られている。
・しばらく、7番目の部分界はさておき、アストラル界の4・5・6部分界を考えると、これらは我々が生きている物質界と、物質界の付属物すべてを背景としているといえる。第6部分界の生活は物質体とそれに必要なものを除けば、この地上の普通の生活と同じようなものである。だが、第5、第4部分界へと昇るにつれ、だんだんと具体的でなくなり、我々のいる低級界とその興味からだんだん離れて行く。
 このような低級部分の風景は我々が知っている地球の風景と同じである。しかし実際には、それ以上のものである。
・またアストラル界の正規の住者は、普通の状態ではアストラル界のものだけを意識しており、物質資質は全く見えないのである。それは、人類の大半にアストラル資質が見えないのと同じことである。
<アストラル界の最低界、7番目の部分界にとっても、この物質界は背景であるといえる。>
・このレヴェルにいる不幸な人間にとって、「地球は暗黒と残酷な住民で満ちている」ということはまことに真実である。しかし、その暗黒は、自分自身の中から発し、それが悪と恐怖の永遠の夜に自分を進ませたのである。つまり、本当の地獄である。だが、それは他の凡ゆる他の地獄と同じように、全く人間が創造したものである。
<第1、第2、第3部分界は同じ空間であるが、物質界からずっと離れている印象を与える。>
・この領域は心霊術の会で、度々聞く“サマーランド”であり、そこからやって来て、それについて述べている者は、確かに、彼等の知識の許す限りは真実を述べているのである。
 “霊達”が一時的に彼等の家や学校や町等を造りあげるのは、このような部分界である。
・それでもそこにある想像物の多くは一時的な美ではあるが本当に美しく、高級なものを何も知らなかった訪問者は十分に満足して、少なくとも物質界のものよりもずっとすぐれている森や、山や、美しい湖や、美しい花園をさまようことが出来る。又は、この人は、自分自身の空想に合わせてそのような環境をつくることさえできる。これら3つの高級部分界の違いの詳細は、多分、我々がその界の人間住民をあつかう時にもっともよく説明出来よう。
<住者>
・アストラル界の住者は非常に多種多様なので、それらを整理したり、分類することは大変むずかしい。おそらく最も便利な方法は、人間、非人間、人工霊の3大クラスに分けることだろう。
<人間>
・アストラル界の人間住民は当然2つにわけられる。即ち生きている者と死者、もっと正確に言えば、まだ肉体をもっている者と、持っていない者とである。
<生きている者>
・物質生活中にアストラル界に出現する人々は4つのクラスに細別される。
(1) アデプトとその弟子達
・このクラスに属している人達は、普通、媒体としてアストラル体を用いず、マインド体をつかっている。それはアストラル界のつぎに高い界の4低級レヴェル、即ち4ルーパレヴェルの資質で出来ている。この媒体の利点はメンタル界からアストラル界へ即時に行ったり来たりすることが出来、メンタル界のより大きな力とより鋭い感覚とをいつも使うことが出来ることである。

・マインド体は当然、アストラル視力には全然、見えない。従ってマインド体で働いている弟子は仕事中に、低級界の住民達をもっと効果的に助ける為に、彼等に自分を知覚してもらいたいと思う時は、一時的にアストラル資質のヴェールを自分のまわりに集めるのである。
・調査者は時々、アストラル界で、神智学徒達のよく知っている大師方と全く無関係な団体に属している世界のあらゆる部分から来たオカルティズムの学徒達と出合うことだろう。その学徒達は多くの場合、大変熱心で自己犠牲的な真理の探究者である。しかしながら、このような団体はすべて少なくとも大ヒマラヤ同胞団の存在に気付いて居り、そのメンバー達の中には今、地上で知られている最高のアデプト達がいらっしゃることを認めていることは注目すべきことである。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


35話では、白望山の森林の前を、中空を走るように横切る女であり、「待て」と大声で二度叫ぶ。(4)

2018/04/09 21:11


『世界不思議大全』  増補版
泉保也   Gakken   2012/8



<「ダルシィ文書」と異星人地下基地の秘密>
<異星人とアメリカ政府が結んだ密約とは?>
<明らかになった異星人地下基地>
・1970年代半ばから、アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキに近いマンザノ山地一帯でキャトルミューテレーション(家畜虐殺)事件が続発し、加えてUFO目撃報告も相次いだ。

・電波の発信源がアルバカーキ北方235キロ、コロラド州境に近いダルシィ付近、ジカリア・アパッチ族居留地内のアーチュレッタ・メサであることを突きとめたのだ。

<博士の行動と報告書がもたらした意外な反応>
・ベネウィッツが受けた衝撃と驚愕は大きく、異星人地下基地が国家の安全保障の重大な脅威になりかねないという深刻な憂慮も抱いた。彼の自宅近くにはカートランド空軍基地があり、アメリカでトップの規模といわれるマンザノ核兵器貯蔵庫エリアが設けられていたからだ。

<「ダルシィ文書」が物語る地下基地の実態>
・彼らの証言はベネウィッツの真相暴露を裏づけるものであり、内部告発者が公開した書類、図版、写真、ビデオなどを「ダルシィ文書」と総称する。

・基地の広さは幅約3キロ、長さ約8キロ、秘密の出入り口が100か所以上あり、3000台以上の監視カメラが設置されている。

・基地全体は巨大な円筒形状をなし、基地の最深部は天然の洞窟網につながっている。内部構造は7層からなる。

●地下1階=保安部、通信部のほか、駐車場兼メンテナンス階。車両は厳重なセンサーチェックを受け、専用トンネルを通行して一般道路に乗り降りする。
●地下2階=地球人用居住区のほか、地中列車、連絡シャトル、トンネル掘削機の格納ガレージとUFOのメンテナンス階。
●地下3階=管理部、研究部、メインコンピューター室があり、基地全体を統御している。
●地下4階=地球人と異星人間のテレパシー、オーラなどの研究、マインドコントロール、心体分離実験、地球人と異星人の心身交換実験などが行われている。
●地下5階=グレイ族とレプトイド(恐竜人)族の専用居住区、ベネウィッツは居住者を2000人以上と推定したが、カステロは5000人以上と証言している。
●地下6階=遺伝子工学の実験室が並ぶ。魚、鳥、ネズミなどの異種生物の形質合成、人間の多肢化、グレイ族のクローン化、地球人とグレイ族のハイブリッド化など、戦慄を覚えずにはいられないおぞましい生体実験が行われている。また、さまざまな成長段階のハイブリッド種の胎児の保存槽、培養中の異星人ベイビーを入れた容器も多数並んでおり、“悪夢の広間”と別称されている。

●地下7階=拉致された地球人やハイブリッド種が何千体も冷凍状態で保存されているほか、地球人を監禁する檻もある。

・なお、ダルシィ地下基地に居住する異星人は1種族ではなく、次の4種族で構成されている。

@ 標準的グレイ族=身長1メートル20センチ前後。レティクル座ゼータ星出身。
A 長身グレイ族=身長2メートル10センチ前後。オリオン座リゲル系出身。
B ドラコ族=レプティリアン(爬虫類人)で身長2メートル前後。肌の色は白くて有翼。オリオン座ドラコ星系出身。基地全体を統括する支配階級。
C レプトイド族=身長2メートル前後。恐竜から進化した地球の先住民らしい。最下層の労働階級で、掃除や炊事、運搬など日常的な雑用を担当。
ちなみに、実験対象として拉致された民間人以外の地球人(軍人、科学者、技術者、保安要員など)はドラコ族に次ぐ第2の地位にあるという。

<全米各地には200以上もの秘密地下基地がある>
・周知のように、アメリカにはコロラド州シャイアンマウンテンにあるNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のように半公然的な地下基地はあるが、ダルシィ基地をはじめとする200余か所の地下基地・施設はトップシークレット扱いだ。

<アメリカ政府が結んだ異星人との密約>
・この予備的なコンタクトから約1か月後の1954年2月20日深夜、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地において、異星人と連邦政府は「グリーダ協定」と呼ばれる密約を交わした。

一、異星人はアメリカに関わるいっさいに感知しない。
一、同時にアメリカ政府も、異星人たちの行動に干渉しない。
一、異星人は、アメリカ政府以外のいかなる国とも協定を結ばない。
一、アメリカ政府は異星人の存在を秘密にする。
一、異星人がテクノロジーを提供し、技術革新の支援をする。

 ところが、予備折衝では右の5か条で同意していたが、協定締結の段階で異星人側から新たな項目を付け加えたいと申し入れがあった。

・人間を密かに誘拐し、医学的な検査や遺伝子工学の実験を行いたい。誘拐した人間は体験のすべての記憶を消したうえで無事にもとの場所へ戻す、というものだ。
 非人道的な生体実験であり、当然のことながら、アイゼンハワー大統領以下の連邦政府側は躊躇した。だが、両者の文明差は5万年ほどもあり、戦うわけにはいかない。連邦政府は無条件降伏したも同然の状況で、異星人の要求をのまざるをえなかった。かくて、“悪魔の密約”と称される秘密協定が正式に締結されたのである。

・当初の地下基地は2か所。そのひとつがダルシィの地下であり、もうひとつがエリア51から南へ6キロのところにある。「S−4」というエリア内の地下だった。その後も地下基地・施設の建設は続行されて200か所以上を数え、現在もなお新設されつづけている、というのである。

・異星人との密約、地下秘密基地――荒唐無稽というか、きわめて現実離れした話だ。トンデモ説と笑殺されてもおかしくない。が、それを裏づけるような証拠や証言が多数存在するという事実を無視するわけにはいくまい。



『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』
スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18



<エイリアン集団紳士録>
<アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理>
・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

<アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種>
・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>
・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

・りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

<プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック>
・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ−ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

・1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。



『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』
スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18



<爬虫類人(レプティリアン)の物理的遺伝子は金髪青眼(紅毛碧眼)のこと座(リーライアン)から調達>
・爬虫類人(レプティリアン)が物質世界で活動するためには、物理的な遺伝子が必要だった。透明人たちは、その頃すでに物質的になっていた、こと座人(リーライアン)から遺伝子を取り出した。

・こと座人は、金髪または赤毛で青色または緑色の目を持っていた。こと座人の遺伝子が、透明人の集合エネルギーと混ぜ合わされて、爬虫類人(レプティリアン)として、物質肉体化して出現した。このため、今日の爬虫類人(レプティリアン)も、物質次元で生き延びるためには「アーリア型」の人間からエネルギーを摂取しなければならない。

・アストラル次元で爬虫類人が創造されると。その使命を果たすための活動拠点を物質次元に築く必要が生じた。そのために爬虫類人たちは、さまざまな物質界に進出し、自らが支配的な種となることのできる場所を求めていた。

<レムリアからの爬虫類人生存者が巨大地下文明を築く>
・爬虫類人の生存者は、インド北部、地球内部空洞、金星、中南米の一部へと移動した。レムリア大陸から生き残った爬虫類人の大半にとって、地球内部が「祖国」になった。そこで爬虫類人は、巨大な地下文明を築いた。これが、地獄の業火の中で生きる悪魔たちの伝承の由来である。

・地下鉄のような乗り物が高速で移動する通行管のようなものを建設し、地球上のどこにでも数時間で移動できるシステムを作った。今日でも探検家が追い求めているアルカディア、アガルタ、ハイパーポリア、シャンバラといった有名な地下都市を築いた。これらの都市は、地球の内部空洞を覆う地殻内部の内壁に沿って建設されている。地球が空洞であることは単なる説ではなく、科学的事実であることを忘れないでいただきたい。恒星(太陽)から飛び出した惑星が、回転しながら冷却することで、形成されたのである。



『地球を支配するブルーブラッド  爬虫類人DNAの系譜』
スチュワート・A・スワードロー  徳間書店   2010/6/18



<リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー>
・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。

<シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人>
・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

<シリウスB  老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」>
・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。

<くじら座タウ>
<グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ>
・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。遥か昔にリゲル人がくじら座タウ星系の侵略準備を整えようとしていた。タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために、主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取り出した。タウ人は自らの種が滅ぼされる前に、グレイたちを追い出した。地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。彼らの目的は、ソ連が世界支配の座を占めるのを手伝い、(スラブ人にはタウの遺伝子がある)、グレイを滅ぼし、侵略勢力と取引することだった。

・最近になってロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をりゅう座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っている。身長は、およそ170センチである。

<ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ>
・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

<ゼータ・レティクリ1  地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ>
・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

<ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕>
・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。

<アンタレス  トルコ人、ギリシャ人、スペイン人のDNAに>
・極めて知識が高く攻撃的である。

・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。

・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。

________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・天狗とされる者の中には、普通の人間タイプの宇宙人がいたようです。彼らはアストラル界への「異次元移動」ができたようなのです。様々な特殊な超能力を持っていたようです。社会に同化していったのかもしれません。細かい粒子の世界のアストラル界も現代の科学では解明されていません。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。それを証明するような、様々な伝承が残っているようです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝説がありますが、「異人」はオリオン星人だったようです。「人さらい」も「神隠し」も昔から全国に伝承のある謎の多い奇妙な事件だったようです。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。また柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。

・オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。オリオンETグループは、河童のようなバイオ・ロボットや「猿の経立(さるのふったち)」のような「獣人」を「空飛ぶ円盤」から東北の地に降ろしていたのかもしれません。米国でもグレイのような多様に進化した小柄なバイオ・ロボットの宇宙人が活動していますし、ビッグフットのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」から降ろしているという話もあるようです。「獣人」の伝承は、世界中にありますが、捕獲することが難しく、何らかの異次元移動の能力を持っているのかもしれません。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。また「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。彼らは、禁断の生体実験を様々な宇宙の場所で、依然として繰り返しているのかもしれません。地球上では、ダルシーの秘密実験場の話もあったといわれます。
内部告発者によると「地下6階の遺伝子実験室では、人間を多肢化させたり、人間とグレイ族の混血種をつくったり、グレイ族のクローンを育てたりしていたという。そして地下7階には、特殊液で冷凍保存された人間と混血種が何千体も並んでいた」と報告されているそうです。多肢の仏像は昔から見られます。が、宇宙母船では多肢のバイオ・ロボットが見られるといわれます。

・「欧米イルミナティは、日本のイルミナティは竜座人階層の下等な種の末裔であると主張している」といわれます。「リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展した」そうです。つまり日本民族も、異類混血や生体実験をする遺伝子科学者のグループが中心の宇宙人の影響下によって、進化したようなのです。「レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」といわれます。要するにレプティリアンの上にも、彼らの行動や人間を操作する究極の力を持つ「透明な人々」が存在すると指摘されています。日本政府内部にも、イルミナティ・レプタリアン連合の意向通り行動するグループが存在すると語られています。

・超太古にネガティブなシリウス人が、遺伝子操作などでモンスタータイプの生物を創り神に嫌われたと語られています。そこで、神は、天変地異を起こして、それらの生物を全滅させたといわれます。しかし、低層4次元にはいまだにそれらの生物が存在しているともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラ がルシファーであるといわれます。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。
「フランスの『美女と野獣』の話は、異類婚姻譚だ」そうです。

・スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったといわれます。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「不思議なゲイの現象は、宇宙人の人格転換である」といわれます。「シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている」といわれます。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったといわれます。

・米国では獣人ビッグフットがUFOから降ろされているのが、目撃されているといわれます。日本における「獣人」や「野人」もUFOから降ろされたといわれます。獣人や野人も異星人の「遺伝子操作」「異種交配の生体実験」の結果の生物なのかもしれません。河童も異人のUFOから降ろされたのかもしれません。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と語られています。異人はオリオン星人だったのかもしれません。河童も明治の文明開化で、全国から姿を消しました。民俗学者等で、獣人や野人、河童と宇宙人を結びつける人はいないようです。レプタリアンとリゲル星人のオリオンETグループが、過激な異星人で、遺伝子操作の異種交配実験を、現代でも盛んにやっているといわれます。グレイの長身タイプがリゲル人といわれます。

・アブダクション(誘拐)の現場に現れる金髪碧眼の宇宙人の部下として働くグレイといわれるバイオ・ロボットも数種類あるといわれます。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」。「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」がいるようです。ラージノーズグレイもオリオン星人で、米国と秘密協定を結んだともいわれます。ラージノーズグレイは中世の鉤鼻の魔法使いのお婆さんのイメージのようです。これらのグレイたちは、ラージノーズグレイの指揮下で異種交配の遺伝子の生体実験をしているのかもしれません。宇宙人情報はパニックを防ぐために情報を隠蔽しているといわれます。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」といわれます。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙人が、太古からスパイと売春と麻薬を扱っているという怪説もあるといわれます。宇宙人同士の争いが地球にも波及しているといわれます。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

・「山男」には、2種類があるといわれます。1つは、毛むくじゃらの獣人で、アメリカのビッグフットのような獣人で、近年、UFOから降りてきているのが目撃されているそうです。宇宙人のペットか、交配実験の産物ともいわれます。2つ目には、人間タイプですが、裸に近く、正体不明の未開の「異人」です。この種の者も、獣人と同じようにUFOから降ろされた異種交配実験の結果なのかもしれません。昔から、宇宙人の中には異類混血の交配実験をする種族がいるといわれます。現代ではニューメキシコ州のダルシ―基地での異星人の異種交配の研究施設が知られています。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。要するに、宇宙人のほとんどは「科学者」のようなのです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。世界中や日本にある昔からの妖怪の伝承は、ある種の異星人による(異次元の)「異種交配実験」の産物なのかもしれません。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。

・一部の異星人による異種交配の実験は、太古から続けられており、この日本においても昔から、ビッグフットのような毛むくじゃらの獣人や「山男」のような未開の人間タイプをUFOから降ろしている可能性はあるといわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝承があります。異人はオリオン星人だったのかもしれません。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。

・当ブログはUMA(未確認動物)については、あまり取り上げていません。しかし、オカルト界では「河童」などはUMA(未確認動物)、「妖怪」として区別され、取り上げられています。ここで強調するのはビッグフット等の獣人がUFOから降ろされた異星人の由来のものだということです。「ビッグフットは異星人のペットだった!」と指摘されています。UFOからUMA(未確認動物)の一部が降ろされているというのです。アブダクション(誘拐)の現場にもビッグフットがいたこともあったと報告されています。

・宇宙人とビッグフットといえば、ハリウッド映画「スター・ウォーズ」のフィクションの森林惑星のキャッシーク出身のウーキー族の獣人「チューバッカ」を連想させます。あの毛むくじゃらの獣人のようなキャラクターです。数種のUMA(未確認動物)は、単独に考えるのではなく、常にUFOの異星人と結びつける必要があるといわれます。モスマンやビッグフットがUFOに出入りしているところが目撃されたこともあるようです。異星起源のUMA(未確認動物)が少なくないといわれます。「地球外に起因するとみられる異常生命体の俗称で、“エイリアン・アニマル“と呼ばれて区分されている」ようです。日本にいる河童もUFOから降ろされたのかもしれません。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と指摘されています。当時の「異人」が「河童」をUFOで連れて来たのかもしれません。

・「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。UMA(未確認動物)も異星人により、飼育されているのかもしれませんが、地上に取り残されると「悪臭」がひどいといわれます。世界中にビッグフットに似たUMA(未確認動物)が目撃されています。その周辺にはUFOが現れたようです。ビッグフットを地上に下ろすような異星人は、人間に敵対的なアブダクション(誘拐)で生体実験をやっているオリオン・グループなのかもしれません。カナダではサスカッチ、ビッグフットを法律で射殺することが禁じられていると指摘されています。それだけ目撃事例が豊富のようです。一部は異次元に行き来できるのかもしれません。

・日本の昔に「覚(さとり)」というUMA(未確認動物)がいましたが、毛むくじゃらの獣人ですが、人の心を読む超能力があったといわれます。日本の「ヒバゴン」も異星人がUFOから降ろして、再び回収したのかもしれません。日本全国にある「羽衣伝承」も異星人と人間の交流があったのかもしれません。UFOが天女を連れてきたようです。UFOを「天の車、飛行物体」「羽の車輪のようなもの」と見ています。

・「隠れた聖者たち(隠れた首領)」の正体も詳しくは分かりません。宇宙人のマスター(大師)クラスの神人のことでしょうか。進化している宇宙人、神や天使のような存在が、さまざまな方法で、人間にコンタクトしてくるようなのです。「ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)――ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人」という種族がいるそうですが、彼らとのコンタクトからさまざまな情報が昔から得られたようです。

・アセンディッド・マスターのコンタクティやチャネラーがいるということは驚きです。ブラヴァツキー夫人の神智学協会の話でも登場しますが、「導師」から膨大な情報を受け取っています。クートフーミ導師(マハトマ)とモリヤ導師の教えをうけたといわれます。世界中でもホワイトブラザーフッド(白色同胞団)のメンバーからチャネリングを受け取る人びとは少ないようです。

・アリス・A・ベイリーは、米国でチャネラーが活躍する前の時代の人なのですが、「神の国の様相」を明らかにしているそうです。ベイリーは「ジュワル・クール覚者の教えを口述筆記し、24冊の本を表わしており、密教学徒の間では有名である」とのことです。

・『肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である』とありますが、このあたりが、フリーメースンと関係があるのではないのでしょうか。天使や神々の進化した宇宙人は目に見えませんが、「空飛ぶ円盤」の時代から「見えない宇宙人の時代」に変わりつつあるようです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。また「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も認識できないようです。

・中世の薔薇十字団の逸話のなかにも、この種のコズミック・トラベラーの集団がフランスに存在していたという話があるそうです。昔から、「異人」や「神人」が地上を徘徊していたという話も多いようです。

・現代では、米国で映画にもなった『メン・イン・ブラック(黒服の男たち)』(MIB)が、相当するのかもしれません。しかしながら、メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)は、UFO研究者を脅す犯罪者のようにいわれていました。ところが、近年、ハリウッド映画『MIB』、『メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)』では「宇宙警察」のような役回りでした。コンタクティによると彼らは、グレイと共に飛来した『シリウス系オリオン星人』だそうです。オリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるといわれます。

・米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。 「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類的異星人(レプティリアン)」がエリア51等の秘密基地で活動しているともいわれます。

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝承がありますが、「異人」はオリオン星人だったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれております。天狗も異類異形の異星人だったようです。東北地方は、UFO目撃多発地帯ですし、異星人とのコンタクティもいると述べられます。

・『肉体を持つが地球人の目には見えない』という表現なので荒唐無稽な与太話ということになるのでしょうか。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)や異人、超人、神人、天使、宇宙人が昔から地上を徘徊しているともいわれています。また一部は、社会に溶け込んでいるともいわれます。また金星のマスター(長老)に葉巻型宇宙母船の中で会見した日本人もいたそうです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」時代のようです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド




記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


35話では、白望山の森林の前を、中空を走るように横切る女であり、「待て」と大声で二度叫ぶ。(3)

2018/04/09 21:09


『世界不思議百科』
コリン・ウィルソン + ダモン・ウイルソン 青土社 2007/2



<歴史と文化の黒幕 神秘の人びと>
<ブラヴァツキー夫人の奇跡>
・1883年の初頭、ロンドンで『密教』と題する本が出た。たちまち評判になり第二版に入った。著者はアルフレッド・パーシー・シネット。髪の毛が後退しかけた痩身小柄な人物で、インドでもっとも影響力のある新聞「パイオニア」の編集長である。まずセンセーションの対象となったのは、第一ページに麗々しく出ているシネットの序文である。同書の内容は、チベットの山中深く住みほとんど永遠の長寿の「隠れた聖者たち」から得たものという断り書きだ。インドにおける大英帝国の代弁者とみなされる新聞の編集長が出した本だ。そこいらの「オカルト」狂いと無視するわけにはいかない。

・1880年の10月、シネット夫妻は評判のブラヴァツキー夫人を自宅に招待した。夫人は自分の知識の大部分は、ヒマラヤに住んでいる「隠れた聖者たち(隠れた首領)」から得たものだと彼に語った。

<生来の「霊媒」>
・生来の霊媒が存在するという前提を認めるとしよう。特殊な「魔力」を所有するか、またそれに所有されている霊媒だ。その前提に立てば、ブラヴァツキー夫人がその種の人間であることはまず疑いようがない。

<心霊は存在するのか>
・ブラヴァツキー夫人は、隠れた聖者たちという考え方の発明者ではない。これは、昔から「オカルト」に一貫した考え方である。

・オカルティストは、第一に比較的不完全な状態から、比較的高い肉体的および精神的状態へ進化の途中だという考え方を奉ずる。第二に、進化の過程のあらゆる段階は、この比較的高い状態へすでに達している「偉大なる知能者ヒエラルキー(階層)」により命令されるとオカルティストは考える。

<超能力と進化>
・ブラヴァツキー夫人は1891年に世を去るが、高度知能と接触したと信ずる「オカルティスト」(超自然現象に興味を持つ人という意味の広義)はその後も跡を絶たない。アリス・ベイリーは、ブラヴァツキー夫人の没後に神智学協会の有力メンバーになるが、シネットが言う「マハトマ」(「偉大な魂」の意)クート・フーミと接触したと自認する。神智学協会内の主導権争いにいや気がさした彼女は、1919年に別のグループを組織し、「ザ・ティベタン」(チベット人)という存在から口授されたと称する多くの書物を世に出した。

<洞察力あふれる哲学者の相貌>
・心霊調査協会の初期のメンバーの牧師ステイントン・モーゼスは、「自動筆記」の手段で、大量の筆記文書を残した。これは本人の没後、『心霊の教義』として出版される。モーゼスはこの抜粋を生前に『光明』という小冊子にまとめているが、自分の鉛筆を動かした心霊のなかには、プラトン、アリストテレス、旧約聖書のなかの予言者などと称するものがあると困惑を隠していない。

・1963年のアメリカのことである。ジェイン・ロバーツと夫のロブはウィジャ盤で実験を始めた。「ペイシェンス・ワース」にある程度影響を受けた。さまざまな人格が身元を明かしてメッセージを伝えてきた。やがて身元を「セス」と明かした人格が登場し始める。

・「セス」は『セスの資料』、『セスは語る』などの題の多くの本を伝授し続けた。本はいずれも素晴らしい売れ行きを示した。ジョイン・ロバーツの無意識の心の一側面であれ、または本物の「心霊」であれ、セスが高いレベルの知能の所有者であることを、これらの書物はまぎれもなく示している。

<時代を越えて伝世されるオカルト教義>
・20世紀のもっとも独創的な認識者の一人ゲオルギー・グルジェフは、青年時代の大半を「サームング修道会」というものの研究に捧げるが、後に世に出て、その基本教養を北ヒマラヤ山中の僧侶修道会から授かったと唱えた。

・しかし、グルジェフの高弟P・D・ウスペンスキーは著書『奇跡を求めて』で次のように述べる。「グルジェフの『精神現象的』教義の背景にはきわめて複雑な宇宙体系がある。これは教義そのものには明確な関連性を欠くもので、グルジェフ自身の独創によるものではないと考えられる」。

・この宇宙論をさらに詳述したものに、もう一人の高弟J・G・ベネットの4巻本の『劇的宇宙』がある。同著は次のような確信から出発する。「宇宙にはデミウルゴスという1クラスの宇宙要素がある。これが宇宙秩序の維持を司る。このデミウルゴス知能は、人間の生涯をはるかに超えた時間スケールに対して作用を及ぼす」(訳注:デミウルゴスはプラトンが世界の創造者と考えた概念で、キリスト教的グノーシス派もこの神を認めている)。

・デミウルゴスは、なにか新しくかつ生起原因のないものを世界のプロセスへ導き入れる点では、人間よりもはるかに大きな力を所有している。しかし、決して誤らないわけではない。デミウルゴスの主な仕事は「生命のない原初から世界の進化を導くこと」だが、「時には実験と試行を繰り返し、時には誤謬をおかして元に戻り、海から生命が発生して陸の動物が存在を開始すると前方への大跳躍を行なった」。ベネットは次のようにも付け加えている。「グルジェフ師はデミウルゴスを『天使』と呼んでいるが、この言葉には多くの連想があるので使用を避けることが望ましい」。

<文化の進展と地球の進化>
・あまたの世紀にわたって東方には不思議な言い伝えがある。どこか隠れた土地、中央アジアの高地地方と考えられているが、異常な力を所有する一群の人が存在しているという。この中心部は、少なくともある面では、世界の秘密政府として振る舞っている。

・この言い伝えの一部は十字軍時代に西方に伝えられている。1614年には薔薇十字団の装いで出現する。19世紀にはブラヴァツキー夫人とフランスの外交官ジャコリオによりヴァリエーションを加えて再登場する。英国では作家タルボット・マンディがこれに続き、最近では1918年のモンゴルの旅行家オッセンドウスキーがいる。

・この言い伝えの神秘の土地シャングリラでは、一部の人は、通常の人間の状況を越えて進化し、この惑星を越えた力の統治者として行為している。下のほうの階級は、東方でも西方でも、それと気づかれることとなく普通の人と混じりあって生活し、歴史の重要局面では必要な結果を得るために努力し、地球の進化全体を太陽系の事象と歩調が揃うよう維持している。

<「隠れた首領」という知能>
・「隠れた首領」という表現を初めて用いたのは『劇的宇宙』におけるベネットその人である。キャンベルはこの本のテーマを次のように要約している。
 人類の長い物語を書くのは、人間自身の知能よりもはるかに偉大な知能である・・・地球上のこのプロセスを司るのは、『隠れた首領』と呼ばれる知能である。これは、オカルト伝承では個体(たとえば、「統治者」、「古代者」など)として象徴されるレベルに対応する。また、これはデミウルゴスのレベルまたはそのすぐ下のレベルにも相当する。

・人類全体に対する行為と並行して、執行者およびその直属者は、個々の人間の意識レベルの向上に関する地域的な行為も司る。
 特に選ばれたこの種の普通人は、執行者の作業への参加資格を望むこともある。この資格認定のプロセスは、マグナム・オーパス、すなわち「大事業」である。これは進化全体の潮流に合わせた緩やかな上昇とは対照的な高レベルへの垂直的上昇である。



『世界史と西洋占星術』
ニコラス・キャンピオン  柏書房   2012/8/1



<19世紀  神智学的啓蒙主義>
・アリス・ベイリーは、教会の日曜学校で教師をしていて、後に熱心な神智学者となった。彼女の関心の多くは、シュタイナーと共通するものである。彼女はまた、シュタイナーと同じ秘教主義のキリスト教徒であり、スコットランドからアメリカ合衆国に移った後、神智学協会でその名を知られるようになった。彼女は、やがて、ブラヴァツキー夫人に秘伝の教理を伝えたとされる「アセンションした指導者たち」なる神秘的な存在と、自分もコンタクトをとることができると主張し、それが一因で人々の反感を買うようになってしまう。ベイリー御用達のスピリチュアルな指導者(導師)とは、通称「チベット人」といわれ、占星術的な黙想や、その書き物の大半を彼女に口述筆記させる存在だった。

・しかしながら、ブラヴァツキーを研究することに一生を捧げ、ベイリーに語りかける導師たちのささやきをそれまで一言も聞いたことがなかった神智学者たちにとって、彼女の主張は、我慢ならないものだった。そこで、ベイリーは、潔く静かに協会から離れ、今度はアルカン学派という新学派を、自ら始めたのだった。その出身者には、著名なイタリアの精神科医で、精神統合の礎を築いたロベルト・アサジリオ(1888−1974)や、20世紀もっとも大きな影響を与えたアメリカの占星術師、ディーン・ルディア(1895−1985)がいる。

・ベイリーの占星術も、シュタイナーに匹敵するくらい独特である。例えばそれは、月を「死んでいる」ととらえ、何の有効性も見出さない。また、「ヴァルカン」のような、実在しない架空の惑星の存在を前提とし、霊的な存在の水準を示す「レイ(光線)」をもちいる。彼女の占星術は、その厳密さゆえ、それを受け継ぐ者はほとんどいなかった。こうした彼女の占星学よりも重要なのは、彼女が、水瓶座時代――そして、ニュ―エイジ――の本質、そして、それが切迫したものであることを、繰り返し雄弁に説明し続けたことによってもたらされた、占星術世界全体への影響である。

・ベイリーは、シュタイナーと同じく、地球規模の危機が目前に迫っている、というような、終末論的な占星術の考え方に深く傾倒していた。そして、「水瓶座」の同義語として「ニューエイジ」という言葉が人口に膾炙するようになったのは、彼女のお蔭である。彼女にとって「水瓶座時代」と「ニューエイジ」というふたつの言葉の概念は、同一のものだった。

・春分に、水瓶座の星座の星から太陽が昇り――それは20世紀の終わり頃だろうと彼女は考えていた――ニューエイジ(新しい時代)が幕開ける。そうして、世界は、純粋なる霊へと回帰し始めるのだ。彼女は、心からそう信じていた。彼女はいつもの漠然とした調子でこう書いている。「人類が、その《意志をひとつにすること》によって、世界の状況に決定的な影響を与える時が刻々と迫っています。このことは、進化の過程が成功し、精神が開花することの帰結なのです」と。



『トランス・ヒマラヤ密教入門』3巻 意識の変化
アリス・A・ベイリー   (アルテ)  2008/9



<ディヴァチャン(天国)>
・ディヴァチャン。低位様相からの分離に後に魂が入る、二つの地上生活の合間の中間状態。

・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した瞬間から、そして過去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また、除去が完了した魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり。人間は一時的にこの財産を共有するからである。したがって、過去と現在と未来は一つのものとして見られる。「永遠の今」の認識が、転生から転生へと連結する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる(進歩した人間の正常な状態を特徴づける)意識状態である。

<敷居の住者>
・弟子が生命の門に近づくまで、敷居の住者がイリュージョンとグラマーの霧の中から現われることはない。弟子がイニシエーションの入口の微かなきらめきとその扉の側で待ち構える臨在の天使に体現される二重性の原理を把握できるようになる。現在のところ、私の言葉はあなた方にとって将来の状態と出来事を象徴的に表現しているだけであるが、右側に天使、左側に住者で表わされる、相反する対をなすものの象徴の間に完全に意識して立つ日が必ず訪れる。そのときに、あなた方の人生の場が長きにわたって戦ってきたこの二人の対立者の間を真っ直ぐに突き進む強さがあなた方に与えられますように。そして、この二人が一人として見られる臨在へと入り、生命と神性しか知らなくなりますように。



『「宇宙人と地球」の超真相!』 
工学博士 深野一幸  (徳間書店)   1997/10



<オスカー・マゴッチの「深宇宙探訪記」の分析(宇宙の霊的存在)>
・「宇宙の霊的存在」 肉体を持たない様々な意識体(霊的生命体)を、マゴッチの情報で分類してみると。

1、 ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。

2、 アセンディド・マスター(高級教師)ガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている。第7密度であり。7次元にいる。

3、 創造主(偉大な潜在界)さらに上位には、金白色のとてつもなく大きな光で全てを包含する存在がある。グレート・マニフェスト(偉大な潜在界)と呼ばれている。神・宇宙意識などとも呼ばれる。

4、 コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)−ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人。ガーディアン委員会の代理人であり、実行部隊の隊長である。5次元(第5等級)に存在する。肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である。

・その下に肉体を持ち進化した宇宙人(人間)がいる。肉体を持つが、地球人の目には見えない。3次元及び4次元に住む。地球人は、波動が低い3次元世界に住む。霊的に向上すると波動が上がり、レベルが上がる仕組みになっている。



『世界不思議大全』
 泉保也 GAKKEN   2004/6



<パリの「薔薇十字団」>
<完全なる世界の創造を目指した超人集団の謎>
・あらゆる魔術的叡智を体得し霊眼を開く

・人間の姿をとって物質界に現れた高次の霊的存在のローゼンクロイツ

<パリが興奮し時代の英傑が入団を希望した薔薇十字団>
<目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に存在している>
・団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは、分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができる。

・ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという説が無数に残っているのだ。

・17世紀の前半期、ヨーロッパに大旋風を巻き起こした薔薇十字団は、1648年頃、再び忽然とその姿を消してしまう。

<●●インターネット情報から●●>

<14歳のときには、小人乗員が地上での重労働に使っている毛むくじゃらのビッグフットにさらわれたという>
・彼らは子種を得るために誘拐されたのか。交配実験であるなら、その目的はいったい何なのだろう。
アブダクション事件のなかには、子供のころから長い年月にわたって何度も誘拐されたケースも存在する。被害者たちはUFOに連れ込まれては繰り返し検査を受け、組織サンプルを採取されているという。その典型例が、カナダのジャック・Tのケース。記憶の欠落を感じていた彼は、催眠療法により1957年の2歳のころから誘拐されていたことを思い出した。10歳になるころには友達とともに拉致されて全身を機械でなでまわされ、14歳のときには、小人乗員が地上での重労働に使っている毛むくじゃらのビッグフットにさらわれたという。さらに16歳のときは、バンド仲間とともに誘拐され、巨大な機械についた装置で全身をチェックされて、各部のサンプル採取も行われたということだ。
不気味なことに、アメリカには同じ年に生まれた人々が、同じころに繰り返し誘拐されたケースもある。有名なUFO研究家のバッド・ホプキンズとテッド・ブローチャーが、催眠治療の専門家アフロダイティ・クレーマー博士とともに行った調査で明らかにされたものだ。1943年生まれの4人が、1950年と1960年前後にUFOと遭遇。生体検査を受け、サンプル採取をされたらしく、体には原因不明の傷が残っている。4人とも知性と才能に恵まれ、地位もある人々であり、異星人に選ばれて定期検査を受けていたと見られている。
また、アメリカでは親子3代にわたり、何度も誘拐されたというケースまで報告されている。娘は12歳のときから5回も大きい小人に誘拐され、サンプル採取をされたことを催眠治療で思い出した。母親も娘と同じくサンプル採取の跡と見られる傷があり、娘が生んだ子も真夜中に小人の訪問を受けたという。
異星人たちは特定の人間にターゲットを定め、定期検査とサンプル採取を行っているのだろうか。長期的で壮大な計画の存在がうかがわれる。



『戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99』
悪魔の協定か?ダルシー人体実験 エリア51のエイリアン
地球内部の異星人基地 フリーメイソンとNASAの陰謀
監修 南山宏  双葉社  2010/7/14



<地下の秘密実験場 戦慄のラザー証言 アメリカ合衆国1980年代〜>
・米政府およびエリア51が存在しているかどうかという問いにすら、これまで無言を貫いてきた。しかし、エリア51という区域が確かにあり、そこでUFO開発が行われているという証言者が登場した。それも自身がその作業に従事したという内部告発者が出てきたのだ。それがロバート・ラザーである。
 ラザーによるとエリア51内にはタイプの異なるUFOが9機保管され、彼自身は墜落UFOを地球上にある材料だけで復元させるプロジェクトの一員だったという。参画したのは1987年など、詳細を極めた告発内容だった。ラザーはUFOをエリア51内で扱っただけではなく、乗員だった異星人の写真や資料も確認したと発言。驚くべき証言者として話題を呼ぶこととなった。

<グレイと接触した第2の内部告発者  アメリカ合衆国/2004年>
・その代わり、バーリッシュはテレビ出演や新聞雑誌等のインタビューに応じ、エリア51でどんな研究をしていたのかを具体的に述べている。その驚くべき内容は、エイリアンの体組織を分析するというもの。低温窒素ガスが充満する無菌室で、バーリッシュはグレイ系の特徴を持つエイリアンから、定期的に腕の組織を採取し続けたというのだ。その組織のサンプルは100例以上にのぼり、目的は、グレイ系エイリアンが地上で悩まされていた抹消神経障害の治療法を開発することだったという。

<グレイ流出ビデオとエリア52の真実  アメリカ合衆国/1997年>
・肌はグレイではなくベージュ色。大きな黒眼と球形の頭部はいかにもエイリアン風である。画面の下にDNI/27という表記が日付とともに映っているが、DNIとはエリア51を管轄している海軍情報部の頭文字と一致する。これもビデオの信憑性の裏づけといわれ、エリア51の地下にある、エイリアン隔離用の特別室で撮影されたものと見られている。

・エリア52の場所は、UFO研究家の間でも意見が分かれている。無論、米政府がエリア52の存在を認めるわけもなく、エリア51近くのトノパ実験場が有力だといわれている。

<土星の環は宇宙人の加工物!?  宇宙/2007年12月>
・どうやらいちばん外側のAリングの末端部分に何らかの強烈なエネルギー流れがあること、色調が出し抜けに変化する境目の空間に巨大な葉巻型の構造物が浮かんでいるらしいことを発見したのだ。全長3万6000キロはあろうかというとてつもない超巨大サイズのUFOである。リングにはこうした葉巻型の超巨大UFOが、少なくとも他に3機ひそんでいることもわかった。

<太陽に潜むソーラー・クルーザーとは? 宇宙/2001年8月〜>
・太陽活動がもっとも盛んな極大期は猛烈な磁気嵐が降り注ぐ、そうした宇宙空間を悠然と航行している様子が世界中の天文マニアによって確認されている。三角形や翼のあるタイプも発見されている。

・そもそもソーラー・クルーザーは観測結果から推測すると全長50キロにもなる巨大構造物だということがわかっている。にもかかわらず、その存在理由はまったく説明がつかないのだ。

<何度も誘拐の理由は定期検査なのか? カナダ、アメリカ合衆国/1950年〜>
・その典型例が、カナダのジャック・Tのケース。記憶の欠落を感じていた 彼は、催眠療法により1957年の2歳のころから誘拐されていたことを思い出した。10歳になるころには友達とともに拉致されて全身を機械でなでまわされ、14歳のときには、小人乗員が地上での重労働に使っている毛むくじゃらのビッグフットにさらわれたという。さらに16歳のときは、バンド仲間とともに誘拐され、巨大な機械についた装置で全身をチェックされて、各部のサンプル採取も行われたということだ。

<大統領が異星人と交わした密約 1954年〜>
・エイリアンとの密約の内容が詳細に記されたMJ12「アクエリアス文書」を読んだと、1988年に暴露した関係者も現れた。それがミルトン・クーパーである。元海軍の情報部員だったクーパーは、MJ12がアイゼンハワーによって創設されたこと、生きたエイリアンの写真が添付された資料に目を通した経験などを赤裸々に告白。密約を交わしたのは、大きな鼻が特徴のラージノーズ・グレイであることまで暴露した。MJ12絡みで爆弾発言を連発したクーパーだが、2001年納税拒否の逮捕時に、撃ち合いになり警察に射殺されてこの世を去ってしまった。政府の巧妙な口封じだったのだろうか?

<異星人2000人が住むダルシー基地 1954年〜>
・秘密基地は少なくとも地下7階まであり、下の階ほど厳重に警備され、遺伝子工学やマインドコントロール実験などが行われているという。基地にいる異星人は4種族で、オリオン座のドラコ星系出身の白くて有翼のドラコ族が支配階級、同じレプトイド(爬虫類人)だが、地球の先住民という種族は労働者階級。ほかに小柄なグレイ族と、2メートル以上の長身のグレイ族がいたという。
 カステロは同僚や研究者らの反乱グループが、デルタフォース(米陸軍特殊部隊)らしき部隊の急襲で全滅した事件も語っている。実験のために拉致された人々を救出しようとして失敗したというのだ。

<米政府公認の生体実験施設!?  1954年〜>
・基地で働いていたという内部告発者のカステロの『ダルシ―文書』は、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、人間を多肢化させたり、人間とグレイ族の混血種をつくったり、グレイ族のクローンを育てたりしていたという。そして地下7階には、特殊液で冷凍保存された人間と混血種が何千体も並んでいたとする。

<ケネディ暗殺にMJ12が関与!?   アメリカ/1963年11月22日>
・1963年11月22日、遊説中に暗殺されたケネディ大統領。逮捕され「はめられた」と主張したりリー・ハーベイ・オズワルドは、護送中に射殺された。事件資料が次のジョンソン大統領により封印されたこともあり、CIAや軍、マフィアの関与など陰謀説は尽きない。近年になり浮上したのが、極秘組織MJ12が影で糸を引きUFOと宇宙の政策がらみで消されたとする説だ。

<惑星セルポとの極秘交換留学  1947年〜1978年>
・その故郷がレティクル座ゼータ連星系の惑星セルポだ。

・公開された留学生リーダーの日誌には、長い宇宙旅行の様子が記されている。時間の流れがおかしく、激しい体の調子に苦しめられ、メンバーひとりは命を落とすが、乗員に助けられセルポに到着。ふたつの太陽が輝き、地平線下に沈むことはほとんどない星で、大気や気圧は地球とあまり変わらなかったという。メンバーはあたたかく迎え入れられ、平等で穏やかな社会生活をつぶさに観察、体験することができたらしい。

<日航貨物機が脅かした超ド級巨大UFO  アメリカ合衆国/1986年11月17日>
・そして、フェアバンクス上空にさしかかったとき、日航貨物機にのしかかるように現れたのが巨大UFOだった。寺内機長が四角いUFOの航空母艦と考えたのも無理はない。ジャンボ機の数十倍もありそうな大きさだったのだ。

<エジプト文明はシリウス由来!?  古代エジプト/7000年前頃>
・4大文明のひとつエジプト文明のシリウス信仰も、シリウス人来訪を示すといわれる。簡単にいえば、シリウス人が文明を授けたから、神として地球人から崇められたということだ。このシリウスとは、おおいぬ座のα星。全天で最も明るく輝き、地球とは8.6光年も離れている。古代エジプトでは至高の女神イシスとしてあらわされ、数々の神殿が建てられ、重要な儀式が行われた。

<イラクにスターゲイトがある!?  シュメール/30万年前>
・シュメール文明の神々アヌンナキのなかでも、エリート階級は“スターゲイト”を使い、二ビルから地球にテレポーテーション(物質瞬間移動)した—―。考古学者ウィリアム・ヘンリーが唱える斬新な説だ。スターゲイトはアメリカのSF映画やドラマのテーマにもなっているので、SFファンにもおなじみだろう。異次元、異世界の間を瞬時に移動できる装置で、ヘンリーはワームホールのような“次元渦動トンネル”として想定している。

<●●インターネット情報から●●>
ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

山男(やまおとこ)は、日本各地の山中に伝わる大男の妖怪。中世以降の怪談集、随筆、近代の民俗資料などに記述がある。山人(やまびと)、大人(おおひと)などの呼称もある。

外観は、多くは毛深い半裸の大男とされる。言葉は、土地によって話す、まったく話さないなど異説がある。人を襲ったり、これに出遭った人は病気になるなど人間に有害な伝承もあるが、基本的には友好的で、人間に対して煙草や食べ物など少量の報酬で、荷物を運んだり木の皮を剥いだりといった大仕事を手伝ってくれるという。柳田國男によれば、山男との遭遇談は、日本の概ね定まった10数ヶ所の山地のみに伝えられており、小さな島には居ないという。

静岡県
江戸時代の奇談集『絵本百物語』によれば、遠州秋葉(現 静岡県浜松市)におり、身長は約2丈、木こりの荷物運びを助けて里近くまで同行し、手伝いを終えるとまた山へ帰って行くという。礼を与えようとしても金銭は受け取らず、酒なら喜んで受け取ったという。

高知県
「土州淵岳志」によれば、寛永19年の春に豊永郷の深山から「山ミコ」という大きな男が高知へ連れて来られたという。

新潟県
越後国高田藩(現 新潟県上越市近辺)で山仕事をしている人々が夜に山小屋で火を焚いていると、山男が現れて一緒に暖をとることがよくあったという。身長は6尺(約180センチメートル)、赤い髪と灰色の肌のほかは人間と変わりない姿で、牛のような声を出すのみで言葉は喋らないものの、人間の言葉は理解できたという。

青森県・秋田県
青森県の赤倉岳では大人(おおひと)と呼ばれた。相撲の力士よりも背の高いもので、山から里に降りることもあり、これを目にすると病気になるという伝承がある一方、魚や酒を報酬として与えることで農業や山仕事などを手伝ってくれたという。

宮崎県
明治20年頃、日向国南部某村の身上という人が山に入って「異人」に会った。その者の姿は白髪の老人で、腰から上は裸体、腰に帆布のような物を纏っており、にこにこと笑いながら近寄ってきた。

正体の諸説
山男の正体については、前述の『絵本百物語』では山の気が人の形をとったものともあるが、妖怪研究家・多田克己は、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』にある山わろ、玃、山精、魍魎などが混同された結果として生まれた妖怪像とのほか、ヒマラヤ山脈の雪男(イエティ)と同様、絶滅種類人猿のギガントピテクスの生き残りとの仮説も立てている。

柳田國男は1913年に、山人は日本に昔繁栄していた先住民の子孫であると信ずると述べ、1917年には「山人即ち日本の先住民」はもはや絶滅したという通説には同意してよいとしつつも、「次第に退化して、今尚山中を漂白しつゝあった者」が、ある時代までは必ず居たと推定されるとした。また、山人を鬼と関連付けて論じていた。



記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


35話では、白望山の森林の前を、中空を走るように横切る女であり、「待て」と大声で二度叫ぶ。(2)

2018/04/09 21:08

           

『世界のUFO現象FILE』
並木伸一郎   学研パブリッシング    2011/3



<エイリアン・アニマル>
<ビッグフットは異星人のペットだった!>
・全身けむくらじゃで異臭を放つ獣人タイプのモンスター。さらには吸血怪獣チュパカブラに代表される異形のUMAの出現現場には、なぜかUFOも多発することから、これら異形のUMAたちの正体は、宇宙人がUFOに乗せて地球に連れてきたペットの一種、つまり、地球外に起因するとみられる異常生命体の俗称で、“エイリアン・アニマル“と呼ばれて区分されている。
 たとえば、1966年から1967年にかけて、アメリカ、ウェストバージニア州のポイント・プレザント周辺に大騒動を起こした怪生物モスマンだが、1967年5月19日夜、木立の上を旋回中、空中に出現した赤く脈動する球形UFOに吸い込まれ、飛び去っていくのが目撃されている。

 1972年6月、獣人がらみのUFO出現事件が多発したアメリカ、ミズーリ州トロイで、現場付近に出没した全身毛むくじゃらの怪物は、“モモ”と呼ばれ、3本指の足跡を残していった。またペンシルバニア州南西部の山岳地帯には、身の丈3メートル近い獣人モンスターが生息。山岳家のボブ・フランスによれば、彼らの顔つきは人間に近く、知的で、UFO内から出現するのがしばしば目撃されているという。「ペンシルバニア未解明現象調査協会」を主宰するスタン・ゴードンは、1973年10月25日、同州グリーンズバーグで起こった典型的な実例をあげている。同夜、白色に輝く半球形UFOが農場に着陸。この直後、2体の異臭を放つ毛むくじゃらの怪物が出現した。農場のオーナーに銃撃されるビクともせずに、赤ん坊の泣き声に似た悲鳴をあげて森の中に逃走。事件後、現場から3本指の巨大な足跡が発見され、石膏にとられた。後日、この石膏の足跡が驚くべき情報をもたらす。2年後の1975年、透視能力者ピーター・フルコスによって、この足跡の写真が透視されたのだ。写真が密封された袋に手を触れたフルコスは、「これは大気圏外に由来する」と確信に満ちた口調で答えた。この発言は、謎に満ちた獣人モンスターの正体をさぐるうえで、一石を投じた。

・同じくペンシルバニア在住のジャーナリスト、スコット・コラレスも、目下、異形モンスターの代表格チュパカブラの正体が、エイリアン・アニマルだと主張するひとり。その根拠こそ、1984年2月、チュパカブラ発祥の地であるプエルトルコ、カノバナス近郊にあるエル・ユンケ山の熱帯雨林で起きたUFO墜落事件だ。この事件後、しばらくしてチュパカブラが姿を現し、ヤギなどの家畜の生き血を吸うという事件が多発したからである。もちろん、UFO内に姿をくらますチュパカブラの姿も目撃されており、エイリアン・アニマルの可能性を濃厚にしている。
 UMAの中でも異彩を放つ異形のモンスターたちの出現は、今も後を絶たない。やはりその正体は、地球外の天体からUFOに乗って、この地球に運ばれてきた存在なのだろうか。



『最強のUMA図鑑』
「失われた世界」に生きる未知動物たちの真実!
厳選した未確認動物約200種+謎に満ちた彼らの生態を解説!
並木伸一郎   Gakken  2011/5



<ロシアの最新獣人 ビッグフット(クリミア山中)>
・2011年3月、You Tubeに興味深い映像が流れていた。ウクライナのクリミア山中にビッグフットが出現したというのだ。撮影者はピクニックに来ていたのだが、その中の人物がビデオ撮影に成功した。

<新種の樹上棲獣人 樹上のビッグフット>
・2010年の年明け早々、驚くべき映像が公開された。かなり背の高い樹木の上に毛むくじゃらの生物が写っている。場所はアメリカ、メイン州ミルバレーの森林地帯で、散策中の人物が撮影したという。拡大された写真を見ると表情こそわからないが、普通のサルではなさそうだ。

<代表的な獣人UMA ビッグフット>
・アメリカ、カナダの山岳地帯を中心に棲息する巨大獣人。カナダではサスカッチと呼ばれる。常に直立2足歩行し、目撃例が膨大な点で他のUMAを圧倒する。

<トレイルカメラが撮影 ビッグフット(ワシントン州)>
・アメリカ、ワシントン州にあるマウントフッド国立森林公園の山中に設置されたトレイルカメラに、ビッグフット、あるいはサスカッチとおぼしき怪物が映り込んでいた。2006年ごろから数回にわたり、その黒褐色の毛に覆われた、ずんぐりとした謎の生物が森の中を歩いていたのだ。研究家によればビッグフットの可能性が高いというが、今後も人の気配を感じさせないトレイルカメラのおかげで、よりたくさんのビッグフットデータが集まるかもしれない。

<同地で目撃が多発! ビッグフット(オクラホマ州)>
・2006年5月28日。オクラホマ州アントラーズの北にあるキアミーチ山中で、白昼、ビッグフットが姿を現した。写真は狩猟用にセットされたカメラがとらえたもので、目撃者はいなかった。人の気配が感じられないせいだろうか。体長がかなりあるビッグフットが悠然とした立ち居振る舞いで木立をぬって歩いていき、視界から消えていく。

<ヒマラヤの雪男 イエティ>
・1889年、インドのシッキム州北東部の標高5200メートル地点で、L・A・ウォーデルが大きな足跡を発見し、イエティの存在が明らかになった。世界各地のイエティ調査団が派遣され、足跡の検証やヒマラヤのパンボチェ寺院に奉納されているイエティの頭皮などの学術調査が実施された。その後もイエティの足と見られるミイラ化したものも発見されているが、X線検査で既知の生物のものではないことが明らかになったという。その正体はチベットヒグマなのか、あるいはギガントピテクスのような化石人類なのか?

<獣人の親子 サスカッチ(ヴァンクーバー)>
・カナダでは、ビッグフットのことを「サスカッチ」と呼んでいる。未知動物研究家ランディ・ブリソンによって2010年3月、そのサスカッチがバンクーバーのピト湖で撮影された。

<甲高い声を発する獣人 ノビ―>
・アメリカ、ノースカロライナ州クリーブランド郡北部に棲むという伝説の獣人。類人猿のように毛深く、雄ゴリラのように頭が丸く、先端はトサカのようであるという。2009年6月5日、同地に住むティモシー・ビーラーは明け方近くの3時ごろ、このノビーに遭遇したが、威嚇して追い払ったという。2011年3月、ノースカロライナ州ルザフォードに再び出現した獣人ノビーは、別の人物によっても目撃された。

<中国の獣人UMA イエレン>
・中国湖北省の神農架を中心とする山地で1970年代に目撃が多発した獣人イエレン(野人)、身長は1.8〜2メートルで、全身が黒みがかった赤い毛で覆われている。2007年にも2体の獣人が目撃され、出現が相次いでいる。

<「世紀の大発見」!? 冷凍ビッグフット>
・2008年8月15日、アメリカ、カリフォルニア州バロアルトから世界に向けての驚愕のニュースが発せられた。なんと、ジョージア州北部の森林地帯でビッグフットの死体が発見されたというのだ。身長210センチ、体重は200キロ強もあり、驚いたことにDNA鑑定も済んでいるというのだ。

<ボルネオの獣人 パロン山の獣人>
・2008年6月9日、ボルネオ島の西部の村で巨大な足跡が発見された。長さ1.2メートル、幅40センチ。推定身長7メートルの巨人のものだというのだ。イタズラではないかとも指摘されたが、本物だと信じる住民は否定。実は5年前にも同じ事件があったのだ。また、1983年にはボルネオ島西部のパロン山で村人が3メートルを超す獣人に遭遇。怪物は「ゲ、ゲ、ゲ、ゲ」と奇声を発しながら、2本足で森に逃げたという。

<山を降りたイエティ  マンデ・ブルング>
・2007年6月、インド北東部メガヤラ州ガロ山地のジャングルで、相次いで村人が謎の獣人を目撃、マンデ・ブルングとは現地で「森の男」の意味だが、目撃者のひとりによれば茶褐色の毛が全身を覆い、まるでイエティそのものだという。ゴリラの誤認説もあるが、この地にゴリラは棲息していないという。ヒマラヤのイエティがここに移住したのだろうか?

<湿地帯の獣 ハニー・スワンプ・モンスター>
・1963年、森林地帯が広がるルイジアナ州ハニーアイランド沼へ狩猟に出かけたハーラン・フォードは、沼地の奥の元キャンプ場で、異臭とともに出現した4体の怪物と遭遇。銃の引き金を引くと、怪物たちは沼の中に姿を消した。地面には3本指の足跡が残っていたので石膏型をとり、怪物の実在を証明した。異次元から来た動物なのか、いまだ決定的な説は出ていない。

<雪山の影  シルバースター山の獣人>
・2005年11月17日、アメリカ、ワシントン州のスカマニア郡のシルバースター山の尾根に獣人サスカッチらしき怪物が出現し、その姿がカメラで撮影された。

<ブラジルの怪人 バヒア・ビースト>
・写真は公表されたときよりも、かなり先に撮影されていた。ここは2007年7月、南米ブラジル、バヒアのポートセグロの川である。撮影者はミシガン州から観光ツアーで当地に来ていた15歳の少女だ。遠巻きから撮られているため、詳細を読み取るのは難しいが、頭には角が生えている。全身に黒いなめし皮のような光沢がある。手には何かを抱えている。魚だろうか……いや、もしかしたら怪物の子供なのかもしれない。その後、怪物がどうなったのかは誰も知らない。

<悪臭怪人 フォウク・モンスター>
・アメリカ、アーカンソー州フォウク地区のボギークリーク周辺で、特に40年代以降に出没しだした悪臭をふりまく獣人。98年に目撃例が増加すると、2005年、自宅の居間にいたジーン・フォードが窓の外に真っ黒な怪物を発見。夫のボビーは1.8メートルほどの怪物が窓際を離れるのを目撃した。このときも腐臭が漂っていたという。

<オーストラリアの巨大な獣人 ヨーウィ>
・オーストラリア、ニューサウスウェールズ州沿岸からクイーンズランド州ゴールドコーストにかえた一帯に棲息するという直立2足歩行の獣人。特に、1970年代にはシドニー西方のブルーマウンテン周辺で目撃が多発。1980年には、ついに毛むくじゃらの怪物がゆっくりと歩く姿が写真に撮られた。最新目撃は2006年で、木立に寄り添う毛むくじゃらの獣人や山道を歩く姿が目撃されている。オーストラリアにいた化石人類メガントロプスが、進化せずに現代まで生き残ったのだろうか?

<異臭を放つ獣人 スカンクエイプ>
・フロリダ州周辺に出没し強烈な刺激臭のある異臭を放つ。1948年ごろからフロリダでは獣人が目撃されているが、実在を裏づける近接写真が2000年にミヤッカ国立公園にある州道沿いで撮られた。

<鉤爪の3本指 グラスマン>
・アメリカ、オハイオ州を中心に目撃される獣人。知能が高く草(グラス)でねぐらをつくることから、この名前がつけられた。1988年、同州アクロンに住むアトキンス父子は、森林地帯で何度もグラスマンを目撃した。その証言に基づいてUMA研究グループが調査を行うと、グラスマンのねぐらや3本指の巨大な足跡を発見した。さらに、グラスマンは集団で行動していることも。同地はUFO多発地帯であり、その正体はエイリアン・アニマルか霊的な存在かもしれない。

<イエティの仲間か!? ルーマニアの獣人 >
・2008年2月、ルーマニア、ヴァレンシア山中に出現した獣人。まだ雪が残る山道で、木の棒を引っ張って歩いていく姿が撮影された。ツヤのよい茶褐色の毛に覆われているが、撮影者も含めて詳細は不明だ。同月、モルタビア地方のブランチャでも、これとよく似た獣人が撮影されている。これまでヨーロッパ系獣人の報告はほとんどなかったが、実在の可能性が高まっている。

<アルビノ獣人 ホワイト・ビッグフット>
・2010年1月10日、ネットの動画サイトで白い獣人の姿が公開された。公開したのはアメリカ、ペンシルバニア州、カーボンデールにマイホームを購入したボール・デニス。裏庭は森林が隣り合っているのだが、住み始めてみるうちにそこから奇妙な喘ぎ声が聞こえてきたのだという。「ゼー、ゼー、ゼー」という呼吸音だ。裏庭に出て確かめに行ったが何もいない。異臭だけが漂っていた。撮影当夜、携帯カメラをもって裏庭に出ると森の中に淡い色に輝く獣人が写ったという。

<伝説の獣人 タトラ山のイエティ>
・東ヨーロッパのポーランド南部にはイエティが棲息すると噂されるタトラ山地が広がっている。2009年8月、そのタトラ山地で、イエティが岩場を歩く映像が撮影された。撮影者はワルシャワ在住のピョートル・コワルスキーだ。獣人は、撮影者の存在に気がつくと、岩陰に姿をくらましてしまった。実は、同じ時期にタトラ山地周辺では、イエティ出現が相次いでいる。異常気象のせいか、あるいは生活圏が脅かされているのだろうか。

<日本の獣人 ヒバゴン>
・1970年9月、「中国山脈の奥深く、類人猿が出没!」という新聞のニュースが報じられた。広島県東部の比婆山一帯に謎の獣人が出没したというのだ。足跡のみならず、12件の目撃事件が報告されると、地元町役場は「類人猿対策委員会」を設置。獣人は比婆山の名をとって「ヒバゴン」と命名された。だが、1982年に姿を現したのを最後に、残念ながら目撃は途絶えたままである。ちなみに日本ではこれ以後、1980年に広島県山野町でヤマゴンが、1982年には、広島県久井町でクイゴンが、1992年には岩手県山形村にガタゴンが出現した。いずれも足跡や目撃報告などの証拠は集まられたものの、正体はわからずじまいだった。UFOから落とされたエイリアン・アニマル、密輸入された類人猿などさまざまな説が提示され話題を呼んだ。



『世界のUFO現象FILE』
並木伸一郎   学研パブリッシング    2011/3



<古代コンタクト事件の記憶>
<羽衣伝説>
・静岡市三保の松原には有名な羽衣の松がある。ここはこの地方に古くから伝わる羽衣伝説の舞台だが、伝説にちなんだ名所旧跡は多い。だが、その羽衣の松のすぐそばに建つ小さな祠の羽車神社を知る人は少ないかもしれない。
 羽を持った車とは、車輪のような形状の飛行物体のことだろうか。それとも翼とおぼしき物体がついた飛行機なのか。駿河に伝わる資料によれば、この羽車とは大国主命が作った神輿とされているのは興味深い。
 同じく三保にある御穂神社の創建縁起にはそんな想像を裏づけるような話が登場する。同神社の祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)と三穂津姫命だ。姫をめとった大己貴命は、名前を三穂津彦命と改め、“天羽車”に乗って新婚旅行の途中、絶景の地にして海陸の要衝である三保の浦に鎮座したというのだ。注目すべきは、両神が羽衣ではなくて、羽車に乗って降臨したという一説だ。
 羽衣伝説には、天に帰れなくなった天女が仕方なく漁師の妻となるが、隠された羽衣を見つけだし、天に帰るという話も伝わる。実はこうした伝説は日本各地に存在するもので、三保だけに限らない。これは想像でしかないが、羽衣=羽車に乗った異星人が古代日本と文化交流を果たした記憶ではないだろうか。



『暮らしのなかの妖怪たち』
岩井宏實   慶友社    2012/10



<覚(さとり)>
・山の中、ことに北国の山中にいる獣の姿をした妖怪に「覚(さとり)」がある。飛騨や美濃(岐阜県)の山中によく現れ、その姿は狒々(ヒヒ)に似ていて、よく人の心を見抜くという。富士山麓の地方ではこの化け物を「思い」といった。昔、一人の樵夫(きこり)が富士山麓の大和田山の森のなかで木を伐っていると、突然、狒々に似た怪物が現れた。樵夫は思わずゾッとした。するとその怪物はゲラゲラ笑って「今お前は怖いと思ったな」という。樵夫はぐずぐずしていると取って食われるなと身慄いすると、今度は「ぐずぐずしていると取って食われると思ったな」という。樵夫はたまらなくなって、なんとか逃げてやれと思った。するとまた「逃げるだけ逃げてやれと思ったな」という。いよいよたまらなくなって、もうどうにでもなれとあきらめた。すると今度は「どうにでもなれとあきらめたな」という。こうなるとまったくどうしようもないので、樵夫はあきらめて木を割る仕事を続けた。するとますます怪物が近寄ってくる。ところがそのとき、割っていた木に大きな節があって、斧が節目に当たると同時に、突然それが砕けて勢いよく飛び、木の端が怪物の目に当たってその目をつぶしてしまった。これは樵夫も怪物もまったく思いもよらぬことであった。そこで怪物は「思うことよりも思わぬことのほうが怖い」といいながら逃げていったという。人の心の内を覚る、あるいは人の思いを知るというところから、この怪物を「覚」「思い」とよんだのである。

<家屋敷の妖怪>
<ザシキワラシ>
・柳田國男の『遠野物語』に、家の座敷にときおり出現する童子姿の精霊の話がある。「座敷童子」である。岩手県を中心として東北地方北部に分布するが、童子の姿をしていると信じられているところから、「ザシキワラシ」のほか、「ザシキボッコ」「ヘヤボッコ」「クラボッコ」「クラワシ」などとよばれ、2、3歳から10歳ぐらいまでの、オカッパ頭で赤い顔をしているという。

・遠野の土淵村大字飯豊(遠野市土淵町飯豊)の今淵勘十郎の家では、高等女学校に行っている娘が休暇で帰っていたが、ある日、廊下でばったりザシキワラシと行きあい、大いに驚いたことがある。これは男の子であった。同村山口(遠野市土淵町山口)の佐々木氏の家では、母が一人で縫い物をしていると、次の間でガサガサ音がする。その部屋は主人の部屋で、そのときは東京に行き不在であったので、怪しいと思って板戸を開けてみたが何の影もない。しばらくするとまたしきりに鼻を鳴らす音がする。さてはザシキワラシだと思った。この家にはザシキワラシが棲んでいるということがずっと前からいわれていた。この童子の宿る家は富貴自在であるという。
 ザシキワラシはまた女の子であることもある。

・「明治43年の夏7月頃陸中閉伊郡土淵村の小学校に1人の座敷ワラシが現われ、児童と一緒になって遊び戯れた。但し尋常1年の子供等の外には見えず、小さい児がそこに居る此処に居ると言っても、大人にも年上の子にも見えなかった。遠野町の小学校からも見にいったが、やっぱり見たものは1年生ばかりであった。毎日のように出たと云う」と記している。

・また、遠野の小学校がまだ南部家の米倉を使用していたころ、夜の9時ごろになると、玄関から白い着物をきた6、7歳の童子が戸の隙間から入ってきて、教室の机や椅子の間をくぐって楽しそうに遊んでいた。こうした座敷童子はたいていオカッパ頭で赤い顔をしているという。それは人びとが等しくもつ子供の典型的なイメージであり、それを家の盛衰を司る守護神と信ずるのは、子供が神と人間の間をつなぐ存在とする民間信仰を根本としているからであろう。このことは仏教の信仰にみられる護法童子と通ずるものである。

<枕返し>
・夜きちんと寝たにもかかわらず、朝起きてみると枕が逆さになっていたり、思わぬところに枕が飛んでいったりすることがある。これは「枕返し」という妖怪が、寝ている間に枕を運ぶという。
 この枕返しは、かつてその部屋で死んだものの霊が悪戯をするという話が伝わる。昔、ある宿屋に盲人が泊まった。その盲人はあたりに誰もいないと思って、懐から金包みを取り出して勘定しはじめた。それをひそかに見ていた宿の主人が、あまりに大金を持っているのに驚いて欲を出し、翌日旅にでる盲人を道案内するといい、山中に連れ込んで殺して金を奪った。するとその盲人の霊が宿屋に棲みつき、夜な夜な盲人の泊まった部屋に泊まる人の枕返しをしたという。

・東北地方では、この枕返しは多くザシキワラシの仕業とされている。このザシキワラシは、その家にいるかぎり、家の繁栄が保証される。いわば家の守護霊のごとき性格をもっているが、そうしたものの悪戯であるという。だから、この場合の枕返しは恐ろしいというよりも、吉兆であると考えられたのであった。古くからは枕は人間の霊魂のこもるものであると意識されていたので、ザシキワラシの枕返しは、人が寝ている間にもう一つ別の世界に誘引される、すなわち霊魂が吉の世界に入ることを意味したのだった。

<天狗の仕業>
・ところで、天狗の仕業のうち、もっとも恐れられ、かつ罪深いのは神隠し・人さらいである。この「天狗隠し」の伝承は、天狗伝承のなかでも代表的なものの一つである。子供や若者、ときには老人が突然姿を消し、数ヶ月あるいは数年後に戻ってくるというもので、その間天狗の棲処に連れて行かれたとか、名所旧跡を見物したとか、異常な体験が語られる。こうした伝承は天狗の棲処とされる山や樹木の伝説に付随して語られている。

・柳田國男の『山の人生』にはつぎのような話がある。石川県小松市遊泉寺町の伊右衛門という老人が神隠しにあった。村中が手分けして捜しまわった結果、隣の集落との境になっている小山の中腹の「神様松」という傘の形をした松の木の下で、青い顔をして坐っているのを見つけたという。村人がこの老人を捜し歩いたとき、「鯖食った伊右衛門やーい」と唱えた。天狗は鯖をもっとも嫌がるから、こういえばかならず隠したものを出すという。

・石川県小松市南部の樵夫利兵衛の子で、神童といわれた次郎が突如として姿を隠し、ついに発見できなかったので、仮に葬儀をした。それからのちは山中で太鼓の音がし、伐り倒した老杉が空中に浮かび、大石が落下し、山地が崩壊するという怪異が続いた。ところが一月ほどのち、次郎が父の枕元に立って、自分は白髪の老人に伴われて巌窟のなかで生活している。人間は天狗の世界を侵してはならないと告げて姿を消した。これを聞いた父利兵衛はたいへん恐れて、ついに樵夫をやめて立ち去り、これまた行方知れずになったという。

・天狗にさらわれたのとは異なり、みずからすすんで天狗になることを念じ、ついに天狗になったという話が『金沢古蹟誌』にみえる。加賀藩の老臣本田氏の家老篠井雅楽助の若衆が、天狗化生の祈念をしてついに念願かない、ある日煙のごとく姿を消した。その後主人雅楽助の夢枕に現れて、奉公中のお礼として馬の鞍とお守りを差し出した。このお守りは天狗にさらわれたとき携えて本人を探せば、かならず発見できるという霊験のあるものだが、効能の期限は七代限りという。さめてみれば鞍は庭の楓の枝に掛かり、お守りは枕辺にあった。それからは金沢市中で子供を天狗にさらわれたものは、このお守りを請けて探すとかならず見つけることができたという。



『日本怪異妖怪大事典』
小松和彦  東京堂出版   2013/7/12



<ひひ【狒々】>
類;いひひ、さるがみ【猿神】、さるのふったち【猿の経立】、ひいひいざる【ヒイヒイ猿】

・年老いた大猿の妖怪。娘を生贄に要求したのを通りがかった者が犬の助けを得て退治するという伝説が『今昔物語集』以来知られている。

・猿神を憑き物とする地方もある。

<やまわろ【山童】>
類;ほいほいさん【ホイホイさん】、やまおとこ【山男】、やまわらし【山童】、やまんたろう【山ん太郎】、わろ【童】

・山に住む童形の妖怪。山中に群居しヒューヒュー、ヒョイヒョイなどの鳴き声をあげながら移動するという。全身が毛に覆われており、人を恐れずに近寄って来るが、犬を嫌う。
 山に入った人間が山童に出会い、問答や勝負をする話が各地に伝わる。人の声真似を得意とし、ヤマワロが「山笑う」の意として解釈されることもある。土地によっては山彦とも呼ばれる。サトリ、カシャンボ、セコ、カリコボウズなどの山中の妖怪とも多くの共通点を持つ。

・酒や米を好み、それらと引き換えに山仕事を手伝ってくれることもあるが、人間が約束を破ったり、礼を欠いたりすると災いを為す。童形であること、風呂や相撲を好むこと、金物を嫌うことなど、山童には河童との共通点が多い。ヤマワロとカワワロ(河童)を同一視する地域も少なくない。

<憑依現象>
・霊的なものが人や物に「つく(憑く・付く)」現象。専門的には、憑入(霊が身体に侵入し、人格が変わる)・憑着(身体に付着する)・憑感(外側から影響を与える)の三つに分けられる。憑依には術者が意図的に行う場合と、そうではない偶然的な場合とがある。憑依を操作しうる宗教者は多種多様で、憑くものも神仏から獣、無機物まで多岐にわたる。日本の場合、死霊や狐の例が特に多い。近代医学においては、精神病の一種と見なされる。

<きじむなー>
・子どもの姿で、赤い髪、赤い顔をしているとされるが、黒い顔という説もあり、大きな睾丸を持つともいわれる。沖縄各地で報告されており、ガジュマル、アカギ、アコウ、ウスクといった古木の精が子どもの姿をして現れたものと言われるが、海で亡くなった人の魂が昇天出来ずにさまよっているという説もある。『沖縄県史』では本土における河童と位置付けている。

・力が強く、山仕事や家を建てるのを手伝ってくれる一方、いたずらが好きで、寝ている人の上にのしかかることがある。この状態の時、人は意識があるが、身動きをする事が出来ない。キジムナーには男女の区別があり、男のキジムナーは女性を、女のキジムナーは男性を襲うと言われている。
 キジムナーと仲良くなると、漁を助けてくれたり、金持ちになったりするとされる。また、キジムナーと縁を切るには、キジムナーの嫌いな蛸や熱い鍋の蓋を投げつける、屁をする、住んでいる木を焼いたり釘を打ちつけたりすればよいと言われている。しかし、キジムナーの嫌う事をすると復讐に遭う事がある。また、その復讐が本人ではなく、家族に向かう場合もある。

・(沖縄県伊平屋村)キジムナーが海でイザイ(漁)をしている人々から火をもらって歩くのが集落から時々見られる。キジムナーヤーチューといってキジムナーに大きな灸をすえられる事もある。畑などや時には家の中でも子供をひとりねかせると、体中キジムナーヤーチューをされる。
キジムナーにおそわれたら家人がその人をたたくとキジムナーはにげるといわれている。

<神隠し>
・人が不意に行方不明になったことを神々の災いによるものとして言う語。古くは人や物が不思議と見えなくなることを指し、大蔵虎明が明正19(1642)年に書写した狂言「居杭」では、天狗の隠れ蓑笠譚にあるように、人が透明人間となって姿を消すことを神隠しと呼んでいる。18世紀後半編纂の『譬喩尽』でも、物が俄かに見えなくなることを神密しとしている。

・慶応末年頃、金毘羅社の境内で遊んでいた男児が天狗にさらわれた。ふわりふわりと浮かぶように空に上り、風に吹かれるように空に上り、風に吹かれるように山奥へ行ってしまった。少し口のどもる児で、10日目に戻って来たが、その後もたびたび連れて行かれた。

<あまびこ【天彦、尼彦】>
類;【天彦入道】
・予言する怪異。近世後期から近代初期にかけてかわら版や護符として流行した。かわら版には、天彦が現れ、災厄の予言とその回避策として自身の絵姿を貼り置くよう告げたことが記され、天彦の図像が描かれる。図像は多様で、人魚や猿のような形状をもつものもある。一方、予言内容やその対処策は類型的なものであり、天彦以外の予言する存在を描いたものも多い。

・(秋田県)西郷合戦の前、天彦入道の像を白紙に書き、表裏の戸口に貼れば悪魔除けになると噂になり、地蔵尊様の形をした入道を墨絵でしたためた。

<くだん【件】>
・半牛半人の予言する怪異。生後すぐに予言して死ぬ。その予言は必ず的中するとされ、証文等で結びの文句とされる「よって件の如し」という表現は、件の予言が確かなためであるという俗説とともに語られる。
 件は、多くは人面牛身であるが、まれに牛頭人身とする場合もある。
また、馬、蛇、魚など、人と牛以外の動物との組み合わせの件についてもごく少数ながら報告がある。

・件の伝承は主に西日本に分布し、第2次世界大戦前後に噂話・流言として流布した形跡がある。まれにこれを実見したという語りも記録され、なんらかの異常児が件と見なされたこともあったことがわかる。
一方、近世には護符になると謳われていた。このことから、件は近世のかわら版文化の中で、言葉遊びから生み出されたとする説もある。
 近代以降、件の剥製が見世物にされた例もあるが、それらは異常な形状をした牛馬の遺骸を加工したものである。また、小説・漫画等の影響で件は近年でも知名度が高い。

・(事例)(広島県)満州事変当時、クダンが「来年は大戦争と悪疫で国民の大半が死ぬ。この災いを免れようと思うなら、豆を煎って7つの鳥居をくぐれ」と予言したという。

・(岡山県草間村)子供のころ、草間村に生まれたクダンを見に行った。ぶよぶよした赤い肌にちらちら毛がはえていた。

・(香川県)昭和5年ころ、小豆飯を炊き、手首を糸でくくる厄除けがあったが、それは山の中のくだんという人身牛頭の怪物から出たことである。

・(岡山県)昭和36年ころ、八束村で、川上村で生まれた件が、来年大戦争があるという予言をしたという話を聞いた。川上村に行ってみると、件が生まれたのは中和村で、予言の内容は「来年は大豊作だが流行病がある」というものだと言われた。そこで中和村にいってみると、件が生まれたのは八束村で来年は「大風が吹く」という予言だったと聞かされた。

・(宮崎県)クダンは人頭獣体の化け物で、首から下は馬・蛇・魚のこともあるが、牛が多い。天下の重大事の予言をし、3日で死ぬ。その予言ははずれたことがない。昭和の初め、クダンが生まれ、親に「大変なことが起こるので食糧の備蓄をするように」と予言した。間もなく、第2次世界大戦が起こった。

<さとり【悟り】>
類;【思い】
・山中に住み、人の心中のすべてを悟るという妖怪、風体などは山男や老人などである。人の考えすべてを言い当て、おびえさせた後食べようとする。その時偶然に囲炉裏の木片がはねるなどしてサトリに当たると、「人間は思いもよらぬことをする。おっかない」と言い、逃げる。
また黄金の弾丸を見ると逃げるともいう。逃げるとき、自分を見たことは言うな、と告げて去る。現代では小松左京が「さとるの化物」という作品でサトリを超能力者と解釈して描いた。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


35話では、白望山の森林の前を、中空を走るように横切る女であり、「待て」と大声で二度叫ぶ。(1)

2018/04/09 21:06

『遠野物語辞典』
石井正己 監修   岩田書店   2003/7/1



<天狗>
・天狗とされる者の特徴について、「大男」、「大なる僧形」、「きはめて大なる男」とあるように、3つの話とも、大男であるという点は共通している。これら大男たちは、人間が目を塞いでいる間に消えてしまったり、「赤き衣を羽のやうに羽ばたきして」宙を飛んだりと、不思議な能力を持っていたという。

・90話は、「きはめて大なる男」を突き飛ばそうとした若者が、逆に突き飛ばされたという話である。90話の大男は怪力の持ち主であるらしい。また、この若者はのちに、手足を抜き取られて死んでいるところを発見されるのだが、これも怪力の持ち主である「大なる男」の仕業であることをほのめかしていると思われる。

・さて、29話では、天狗とされる者の特徴として他に、「眼の光きはめて恐ろし」というものがある。眼光が普通と違っている例は他にも見られる。「丈きはめて高く、眼の色少し凄し」、「丈の高き男」で「眼はきらきらとして」、「目をきらきらとして」、「眼色が変わっている」などがそうである。

・また92話における男は、「行き過ぐると思ふ間もなく、早見えず」というように、移動が早いという29話の山男と同じような特徴を持っている。

・「遠野物語」の記述からすると、天狗とは、山男の一種として捉えられていたようである。天狗が多くいる、といわれている場所に現れる山男が「天狗」とされていたのではないか。

・『天狗の研究』には、「『遠野物語』に出てくる岩手県遠野市地方の天狗は、天狗と山神とのけじめがつけ難い」ともあり、天狗と山神とを区別することの難しさに言及している。

・また、90話の天狗は「顔はまっ赤」とあり、拾遺98話の天狗もまた。「顔は大きく赤い」という。顔が赤い、という特徴は現代イメージされる天狗の特徴の一つでもあるが、90話と拾遺98話の天狗にしか見られない。

・拾遺98話における天狗は住居が定まっておらず、出羽の羽黒や早池峰を行ったり来たりしていて、鉛ノ温泉で遠野の一日市に住む万吉と出会う。2時間あまりで万吉の家と早池峰を往復したことから、万吉の家では丁重にもてなすようになったという。酒を飲んでは文銭(江戸時代の寛永通宝銭の異称)を置いていった。最後にきたときには、形見として狩衣のようなものを残していった。

・拾遺99話の清六天狗は、「早池峰などに登るにも、いつでも人の後から行って、頂上について見ると知らぬ間に先へ来て」いて、後に着いた人々を笑ったという。

・拾遺99話にはさらに、清六天狗の子孫についても記述がある。清六天狗の末孫といわれる者は花巻の近村に住んでいて、人は天狗の家と呼んだという。この家のある女性が女郎になったとき、いかに厳重に戸締りをしていても、夜中に抜け出して徘徊し、他人の林檎園に入って果物を食べたりしていたという。天狗本人だけでなく、その子孫にまでも不思議な力が残されているということを示したものであろう。

・29話の「天狗住めりとて、早池峰に登る者もけっしてこの山は掛けず」という記述から、「遠野物語」における天狗は、人々から恐れられる存在であった。

<山男(やまおとこ)>
・笛吹峠を超える者が山中で山男や山女に出逢ったという話がある。場所は違うが、土淵村にいた猟師が小厚楽の奥で、シカオキを吹いていると、何ものかに突き飛ばされたが、この辺は昔から山男や山女の通り道と言われているという話もある。シカオキとは鹿笛のこと。山中には山男や山女の通り道があり、笛吹峠の山路も、そうした場所だったと思われる。

・遠野郷の民家の子女には、異人にさらわれる者が多く、特に女に多いという(31話)。子供ではなく、女の場合には山男の妻となり、「索引」では「山男の妻」とする。青笹村の猟師が長者の娘に山中で遭う。女はある物に取られて妻となり、子供も生んだが、夫が食い尽くしてしまうと言う(6話)。上郷村の者が猟をして、五葉山の腰で同じ村の娘に逢う。女は恐ろしい人にさらわれたが、その人は背が高く、眼の色は凄く、生んだ子供も持ち去ってしまうものの、仲間と連れ立って食物を持って来てくれると言う(7話)。

・佐々木嘉兵衛は若かったとき、山奥で髪の長い美しい女を撃つ。証拠として黒髪を持ってきたが、途中で眠くなり、背丈の高い男が取り返し立ち去ったと見ると目が覚める。その男は山男だろうという(3話)。

・また遠野の村兵家の厩別家の女房は、胡瓜を取りに行ったまま行方不明になり、その後、上郷村の旗屋の縫が六角牛山に狩りに行き、その女房に会った。女は山男にさらわれて来て棲んでいると告げた(拾遺110話)。

・なお、山田町の市日に出て来ては物を買って帰る男がいた。この男は、髭が濃く、眼色が変わっているので、町の人は殺して、湾内の大島に埋めたところ、不漁が続いたという(拾遺107話)。

・また、土淵村の石田家の男たちは、髪の毛を掻き乱し、目が光り、山男らしい感じがする。農を好まないために畑が荒れ、夏の禁猟期間は川漁をするが、それ以外は鳥獣を狩っている(拾遺108話)。

<山女(やまおんな)>
・3話において、山女は、50年ほど前、早池峰山・六角牛山・石神山などの山々の奥に住む山人として登場する。山女は、身長が高く、顔の色も非常に白く、身長より長い黒髪をもつ美女である。しかし、若者の銃弾によって倒され、若者が切り取った黒髪を山男が取り返す。

・4話での山女は、根子立という山の奥をものすごい勢いで走る。藤の蔓紐で穉児を背負った母親である。長い黒髪をもつ、非常にあでやかな美女でもある。普通の縞模様だが、その裾を木の葉で繕った、ぼろぼろの着物を着ている。見た人間を恐怖で病死させてしまう力を持つ。

・5話では、六角牛山中の笛吹峠に出るので、海岸に出る里人は2里以上の迂路になる境木峠を開かせるほどの恐ろしい存在である。

・34話では、白望の山続きの離森の小字長者屋敷にある炭小屋を覗く、長い髪を2つに分けて垂れた女であり、深夜にしばしば叫び声をあげる。
 35話では、白望山の森林の前を、中空を走るように横切る女であり、「待て」と大声で二度叫ぶ。
 75話では、離森の長者屋敷にある燐付工場の戸口に夜な夜な立ち寄り、人を見て大声で笑うために、工場が移転してしまうほど、不気味な「淋しさ」(方言で、恐ろしさの意味)をもつ女である。また、山中に小屋掛けする人夫を連れ出し、迷わせ、2、3日記憶をなくさせる力をもつ。

・「遠野物語」の6つの話に描かれた山女は、ぼろぼろの着物を着ているが、色白で長身、長い黒髪をもち、あでやかである。幼児のいる母親でもある。飛ぶように走ったり、記憶をなくさせたりする特異な力をもつが、銃弾には倒れる。人恋しいかのように里人の前に現れるが、その特異な力や叫び声・大きな笑い声のため、里人にとっては非常に恐ろしく、恐怖で病死する者もいる。

・ところが、拾遺109話では、以前は遠野町の若い女で、神隠しに遭ったと言われた者だという。山男にさらわれて千盤が岳に住み、今は、木の葉で繕ったぼろぼろの着物を着た山姥のような婆様となっている。元の夫や子供に一目逢いたいと願う、人間らしい一面ももつ。
 拾遺110話では、山男にさらわれて妻になったが、元は、遠野の厩別家の行方不明の美しい女房だという。六角牛山の沢で洗濯をしていた時に出会った里人を山男から守り、無事の伝言を頼む。
 拾遺111話では、白見山に住むが、元は小国村で行方不明になった狂女であるようだ。髪を振り乱し、素足にちぎれ裂けた着物で、鉄砲を向けられてもただ笑うだけの人間である。飛ぶように走ることができる。

・「遠野物語拾遺」の6つの話に描かれた山女は、神隠しに遭ったと言われ、行方不明になった人間の女である。ぼろぼろの着物を着た、赤毛の老女で、大声で笑い、飛ぶように走ったり、夢見心地にさせたりする特異な力をもつ。元の家族を思ったり里人を守ったりする人間らしい一面をもつ。

・ところで、山女が現れる場所は、遠野地方の東にある六角牛山・白望(白見)山などの山中である。六角牛山は、女神が住むと信じられた遠野三山の一つである。

・つまり、山女に出逢うのは、山中で働いたり、山中を通り抜ける里人である。
 これから考えると、猟師など山で働く里人にとって、山女など山に住む山人は畏怖の対象であったと思われる。また、2話などの山の神を女神とする話を考えると、山女を山の神と何らかの関係をもつ、不可思議な力をもった者と見ていたのかもしれない。

<山の霊異>
・これらのうち拾遺166話は、暗い夜道で迷っていると、光り物が現れて、それによってカラノ坊という地点まで降りることができた、という話である。これは、霊異によって人が助かった話といってよいだろう。迷った人々が道者であったことも関係しているのだろうか。

・拾遺121話は、山奥の岩窟の蔭に、見慣れぬ風俗の赤い顔をした翁と若い娘がいた、という話である。しかも、谷川をはさんだところには、住居跡のようなものもあり、そこに住人がいたからであろう、鶏の声が聞こえるということである。

<マヨイガ>
・63話にあるように、遠野では山中にある不思議な家をマヨイガという。マヨイガは白望山の麓にある。黒い門があり、あたりには紅白の花が咲いていて、牛・馬・鶏がたくさんいる。家に上がると、膳椀の支度がしてあり、湯も沸いているのだが、人は誰もいない。マヨイガは、以上のような家である。マヨイガの描写では、牛がたくさんいることが注目されている。『注釈遠野物語』は、下閉伊郡には牛は多いものの、遠野ではそれほど多く飼育されていなかったことから、遠野ではない異郷を想わせるとする。

・後に柳田は「陸中の遠野なおではフェアリイランドの隠里のことをマヨヒガと称し、マヨヒガに入って何か持って来た者は長者になるといふ話がある」と紹介している。

<異人>
・29話では「大男」で「眼の光きはめて恐ろし」い人物が、人間が目をふさいでいるうちに消えてしまった、という話である。また、107話は、「背高く面朱のようなる人」によって、若い娘が占いの術を得たという話である。107話の末尾には、「異人は山の神にて」とあり、「山の神」を異人としていることがわかる。

・31話は、「遠野郷の民家の子女にして、異人にさらはれて行く者年々多くあり」という話で、異人とされる者の外見や特徴は何一つ記されていない。

・拾遺105話と拾遺106話の人物は、「大男」で、ムジリを着ており、藤蔓で編んだ鞄を持っているという点で共通している。また、「目をきらきらと丸くして」、「眼色が変わっている」などの点も29話に近い特徴だろうか。

・これらの話から考えると、「異人」とは、その姿形、容貌が普通の人間とは異なっている者を指していうのだろう。また、31話は定かではないが、多くは男性である。加えて、29話、107話のように、普通の人間が持ち得ない能力を持っていることもあったようだ。そして、それらの多くが、「題目」の「山男」に分類されていることから、山に住む者であったと思われる。

<猿の経立(さるのふったち)>
・「経立」とは、長年生きて妖怪のような霊力を身につけたものをいう。猿の経立の性質は45話に詳しい。人に似て、女色を好み里の婦人を盗み去ることも多く、松脂を毛に塗り砂をその上につけているため、毛皮は鎧のようであって、鉄砲の弾も通らなかったという。

・36話によると、猿の経立は御犬の経立と並んで「恐ろしきもの」であった。子どもをおどす言葉として、「六角牛の猿の経立が来るぞ」というものがあったほどである。大人にとってもやはり恐ろしかったようで、猿の経立を見たときの様子を「恐ろしくて起き直りたれば」、「胆潰れて」と表現している。
 猿の経立は恐ろしがられているという記述が多いけれども、『遠野物語』のなかでは特別人間の生命を脅かすような行動は起こさない。44話では「おもむろにかなたへ走り行きぬ」、46話でも「やがて反れて谷の方へ走り行きたり」という程度で、驚かされるのはむしろその突然の現れ方のようである。

<河童>
・55話冒頭にも、「川には河童多く住めり」と明示される。この話では、河童とおぼしきものの子を、人間の女が産んだ話が紹介される。

・『妖怪談義』の「盆過ぎメドチ談」によると、「遠野には川童が婿入りをして、子供を産ませたといふ家なども残って居た。即ち水の神の信仰を宣伝し、立証しなければならぬ旧家が、いやいやながらもまだ古い因縁に繋がれて、急にはこの伝説を振棄てずに居たのである」のだという。こうなると河童とは、作られたイメージとはいえ、畏怖すべき、ある種の気味悪さを伴ってくる。

・この話と同様に、人間が河童らしいものの子を生む話が56話である。55話でも、女のもとに夜々通うと噂される者が、「河童なるべき」と評判になるが、当初「村の何某」とされていたように、その容貌の特異性について記述されることはない。56話も同様に「河童らしき物」とされるのみで、その実体については触れられない。

・59話によれば、遠野の河童の顔は赫いという。これは、他の土地の河童の顔が青いのに対し、特筆すべき事らしい。

・58話と178話は、水中に馬を引き込もうとした河童が、かえって馬に引きずられたまま厩に入ってしまい、馬槽の下に隠れていたところ、人間に見つかる。河童はもう決して悪さをしないと謝ったり、詫び証文を入れたりして許され、帰る、といった話である。



『江戸幻獣博物誌』 妖怪と未確認動物のはざまで
伊藤龍平  青弓社   2010/10



<「山人の国」の柳田國男>
<柳田國男の山人論>
・昔々、越後の国の話。魚沼郡堀之内から十日町へと超える山道を、竹助という若者が大荷物を背負って歩いていた。

・道も半ばを過ぎたあたりで、竹助が道端の石に腰かけ、昼食に持参していた焼き飯(握り飯)を取り出したところ、笹の葉を押し分け、何か得体の知れないモノが近づいてくる。見れば、人とも猿ともつかぬ奇怪な怪物。顔は猿に似ているが、赤くはない。長く伸びた髪は半ば白く背中にまでかかり、大きな眼が光っている。竹助は心の強い者ゆえ刀を取り出して身構えたが、怪物は危害を加える様子もなく、竹助の焼き飯を物欲しげに指している。竹助が焼き飯を投げてよこすと、怪物もうれしげに食べる。もうひとつ投げると、また食べる。すっかり心を許した竹助が、また山道を歩きだそうとすると、お礼のつもりだろう、怪物は荷物を肩にかけて先に歩きだす。そのさまは、手ぶらで歩いているかと思われるほど軽やかだった。おかげで竹助は、一里半(約6キロ)もの嶮岨な道のりを楽に歩くことができた。目的地の池谷村近くまで来たところで怪物は荷物を下ろし、風のように山のなかに去っていった――。

 以上、『北越雑記』(長沼寛之輔、文政年間(1818――29年)にある話。

・こうした人か猿かわからない奇妙な生きものにまつわる話は、日本各地に伝承されていた。
 すなわち、人間に与するわけでなく、かといってむやみに敵対するわけでもなく、深い山奥でひっそりと独自の生活を営んでいたモノたちの話である。彼ら彼女らに関する記事は江戸時代の随筆類に散見され、近代以降も、例えば1970年代に話題になった広島県比婆郡(現・庄原氏)の類人猿(ヒバゴン)伝承などにかすかな命脈を保っている。

 この正体不明の怪物を、『北越雑記』の著者は「山男」「大人」と記し、『北越雪譜』の著者は「異獣」と記している。ほかにも彼らを指す言葉に「山童」「山丈」などがあり、また、「山爺」「山婆」「山姫」とも呼ばれた。

・柳田國男の『遠野物語』にもこれとよく似た話がある。附馬牛村(現・岩手県遠野市)の猟師が道を開くために入山し、小屋で火にあたっていたところ、得体の知れない大坊主(柳田は「山人」と解釈している)が来て、炉端の餅を物欲しげに見ているので与えるとうまそうに喰う。翌日もまた来るので、餅の代わりに白い石を焼いて与えて退治したという。一方、『遠野物語』では、餅をもらった山人がお礼にマダの木の皮を置いていったり、田打ちを手伝ったりと平和的な結末になっている。
 民俗学の祖である柳田國男は、これらの山中の怪を「山人(やまひと)」と総称した。通常、「山人」という語には、山で生活を営む人々を指す場合と、山に棲む半人半獣の怪物を指す場合があるが、柳田が扱ったのは後者の山人である。柳田の山人論は、古今の伝承に残る山人を日本列島の先住民族だとする壮大な論である。そして柳田山人論の代表が『山人外伝資料―—山男山女山丈山姥山童山姫の話』という論文である。本書でも、柳田にならって彼ら山中の怪を「山人」と呼ぶことにする。

・こうした半人半獣の神々、もしくは妖精たちに関する話は世界中で伝承されている。例えば、マラルメの詩「半獣神の午後」で知られる「パン(牧羊神)」はヤギの角と脚をもっているとされ、アンデルセンの童話で有名な「人魚」は下半身が魚類、ギリシャ神話の「ケンタウロス」は下半身が馬、インド神話の「ナーガ」は下半身が蛇である。「序」に書いたように、本草学の祖となった古代中国の帝王「神農」にも顔が牛だったとする伝承があるが、これはギリシャ神話のミノタウロスの怪物と同じである。西欧の幻獣で山人に相当するものは「野人」である。ただ、いま名を挙げた幻獣たちに比べると、「野人」はかなりの現実味をもって受け止められていた。

・西欧の野人について、伊藤氏の筆を借りながらもう少し説明しよう。伊藤氏によると、野人とは「森の奥深くとか山野とか砂漠に獣のように棲む」存在で、「完全に社会組織から孤立して、一貫した宗教をもたないで棲息する」という。これは「文明人とは対極にある」人生であり、西欧人の精神史にとって重要な意味をもっていた。「文明」とは「野生」との対比で見いだされるものだからである。容姿については「全身体毛に覆われている」のを特徴としており、「人間と猿との間の境界上にあってどちらの範疇にも当てはまりうる融通無碍、野人はこの人間か猿かの線引きのむずかしい境界線を特徴としている」という――日本の「山人」について記した江戸の文人たちも、大体同じイメージをもっていた。
 野人の存在を時間軸に上に位置づけると、いわゆるミッシング・リングの問題に行き当たる。つまり、人と猿とのあいだで結ばれる「存在の大いなる連鎖」の欠陥を補う存在としての「野人」である。進化論にもとづいた発想であり、その意味では、野人もまた時代の産物であった。これは今日の未確認動物伝承にも相応の有効性をもった解釈で、例えば、ヒマラヤの野人イエティ(雪男)の正体を、更新世に絶滅した類人猿ギガントピテクスに求める心性に生きている。

・柳田の山人理解にも進化論は影を落としている。繰り返すと、柳田山人論の要諦は、山人をかつて実在し、現在(大正時代)も実在の可能性のある先住民族の末裔と仮定して、その歴史を辿ることにあった。「山人外伝資料」の冒頭で柳田は「拙者の信ずる所では、山人は此島国に昔繁栄して居た先住民族の子孫である」と明言し、山人論の文脈で書かれた「山姥奇聞」でも、「第一には、現実に山の奥には、昔も今もそのような者がいるのではないかということである」としたうえで、「果たしてわれわれ大和民族渡来前の異俗人が、避けて幽閉の地に潜んで永らえたとしたら、子を生み各地に分かれて住むことは少しも怪しむに足らない当然のことである」としている。ここには、いずれ人知が世界を掌握するだろうという予測が見られ、のちの未確認動物伝承が生まれる素地ができつつあるのがわかる。
 
・このように、柳田は山人を獣類ではなく人類だと解釈していたが、それでもなお、進化論の影響は顕著で、それは山人史の構想を見れば、一目瞭然である。「山人外伝資料」の冒頭で柳田は「眼前粉雑を極めて極めて居る山人史の資料を、右の思想の変遷に従って処理淘汰して行く」ための方便として、山人の歴史を次の5つの時期に分類している(第5期はとくに命名されていない)。

第1期・・国津神時代………………神代から山城遷都まで
第2期・・鬼(物)時代………………鎌倉開幕まで
第3期・・山神(狗賓(ぐひん)・天狗)時代………江戸初期まで
第4期・・猿時代………………江戸末期まで(大正期)
第5期・・(現代)………………大正初期

・詩人学者・柳田らしい実に壮大なビジョンである。「国津神」「鬼(物)」「山神(狗賓・天狗)」「猿」という名称の変遷は、山人そのものの零落ではなく、山人に対して抱いていたわれわれ(日本人)の心証の変遷を表している。

<笑う山人、悟る山人>
・山人とは何者か。少し本草書の事例にあたりながら考えてみよう。引用するのは、すべて「山人外伝資料」。
 山人はよく「笑う」。

・また、友人の小説家・水野盈太郎(葉舟)からの聞き書きにも「にこにこと笑いながら此方を目掛け近寄り来る」とある。人を見て笑うのは、山人の典型的な行動パターンの一つだった。
 また『遠野物語』から例を引くと、「離森の長者屋敷」に出た山女は人を見て「げたげたと」笑ったとあり、『遠野物語拾遺』にも栗橋村(現・岩手県釜石市)の山女が鉄砲を向けても臆せず笑うばかりだったという話や、土淵村(現・遠野市)の男が山中で大きな笑い声を二度聞いたという話、同じく土淵村の若者が山女に笑いかけられたという話がある。

・後述するように、わが国には「狒々」という年老いた大猿にまつわる伝承もあり、話をややこしくしている。事実、『本草綱目啓蒙』の「狒狒」の項でも、豊前(福岡県)・薩州(鹿児島県)での異名として「ヤマワロ」を挙げている。この点について柳田は、江戸時代に本草学が隆盛し、『大和本草』『和漢三才図会』などの書物が編まれたことに触れたのち、「此以後の書には山男山爺などは寓類に数えられて、狒々の次に置かれている。

・話を戻すと、山人に限らず、異形のモノの「笑い」は友好の証しではなく、自身のテリトリーを侵した者に対する威嚇であった。山中に行く人が時折耳にする「テングワライ(天狗笑い)」もその一つで、この世のものとも思われないけたたましい哄笑があたりに響き渡る。これを聞いた者は、たいてい腰を抜かすが、剛の者が負けじと笑い返すと、いっそう大きい笑い声が響き渡るといい、こうなると「ヤマビコ(山彦や「コダマ(木霊)」という妖怪の伝承と似てくる。福岡県に伝わる妖怪ヤマオラビは人と大声の出し合いをしたあげく、ついには殺すというから案外危険である。

・先ほどの「笑う山人」の伝承と同様、「悟る山人」も本草書に記述がある。もう一度、『和漢三才図会』の「獲(やまこ)」の項から引用すると、最初に『本草綱目』の「獲とは老猴である。猴に似ているが大きく、色は蒼黒。人のように歩行し、よく人や物を攫っていく」という言葉を引いたのち、「思うに、飛騨、美濃の深山中にいる動物は、猴に似ていて大きく黒色で長毛。よく立って歩き、またよく人語を話す。人の意向を予察してあえて害はしない。山人はこれを黒ん坊と呼んでいて、どちらも互いに怖れない。もし人がこれを殺そうと思うと、黒ん坊はいち早くその心を知って迅く遁れ去ってしまう。だからこれを捕らえることはできない」と自説を披露している。
 鳥山石燕は『今昔画図続百鬼』でこの妖怪を「覚(さとり)」と命名し、『和漢三才図会』と同じポーズをとる山人とおぼしき怪物の絵を載せている。

<人か猿か>
・以上のような相違点を確認したうえで、柳田と江戸の文人たちにはどのような共通点があるだろうか。次に一連の山人論の文脈で書かれた「狒々」という論文の一節を引用する。
 いわゆる山丈・山姥の研究を徹底ならしむるには、是非とも相当の注意を払わねばならぬ一の問題がまだ残っている。それはしばしば深山の人民と混淆せられて来た狒々という獣類の特性、及びこれと山人との異動如何である。全体狒々というような獣が果たしてこの島にいるかという事が、現代学会の疑問であるのに、近年自分の記憶するだけでも狒々を捕ったという新聞は二三にて止らず、さらに前代の記録にわたって攷察すると覚束ない点が多い。
 現在の猿の分類では、オナガザル科にヒヒ属という一類がある。マントヒヒなどが有名で、主にアフリカに生息しているが、柳田が書いている「狒々」はそれとは別物である。

・狒々にまつわる昔話や伝説も数多いが、なかでも有名なのは「猿神退治」の話だろう。狒々の人身御供にされようとする娘を救うために、旅の勇者に助太刀して、見事これを退治したのは「しっぺい太郎」という犬だった。この説話での狒々は年老いた大猿であり、動物であるのと同時に、大いなる山の神の面影がある。
 日本に大型の類人猿がいないことが判明して以降、狒々は想像上の動物として扱われるようになったが、「山人外伝資料」をはじめとする山人論が執筆された大正時代は、まだ動物の新種の発見・報告の可能性が高いと思われていた時代であった。

・山人について論じる際に柳田が苦慮したのは、両者をいかに弁別するかという問題だったろう。先ほど山人が「寓類」に分類され、「狒々」の項と並べて置かれているのを嘆く柳田の言を引いたが、柳田が考える山人とはあくまでも「此嶋国に昔繫栄して居た先住民の子孫」であり、山人論は「山人は人であると云ふ仮定」のもとに成り立つものだからである。

・人か猿かという問題は、山人を妖怪や妖精の類ではなく、実体がともなう生物と認めたあとに生じる。この前提で、柳田と江戸の文人は共通している。山中に棲む奇妙な生きものを本草学の知識を用いて獣類の一種と捉えるか、用いずに先住民族の末裔と捉えるかは、報告された資料に施される解釈の相違にすぎないのである。

・人か猿かはいざ知らず、山中にはこのような異形の生きものがいる――こうした考えが、柳田や江戸の文人はもちろん、記録される以前の山人の話をしていた人々にはあったのである。
 
・今日の視点に立てば、確かに「山人の国」は柳田が遺した「夢物語」だったかもしれない。しかし、本章で指摘してきたように、それは往年の新体詩人・柳田一人が見た夢ではなく、江戸の文人たちが見た夢の続きであり、近代以降の時間を生きた人たちもしばしば同じ夢を見た。すなわち、かつてこの国の深山幽谷のうちに人と同形の獣類が棲み、山路を急ぐ旅人や寒夜に焚き火で暖をとる狩人らがこれと行き遭って、ときにその肝胆を冷やさしめ、ときにその労苦を免れしめたという共同の幻想である。



『大江戸怪奇事件ファイル』
並木伸一郎   経済界  2009/12



<“異界=異次元”の扉が、あちこちに現出していた>
・江戸という時代、この世と隣り合わせに存在する“異界=異次元”の扉が、あちこちに現出していたようだ。
 そして“魔”や“怪”“妖”なるものたちが、その扉を開けて姿を現わし、UFOや宇宙人、天狗や超人、幽体となったり、ときにはキツネやタヌキに姿を変えて、町人や村人たちを、その摩訶不思議な能力を駆使して、惑わし、たぶらかし、ときには彼らが住む異界へとかどわかしたりしていたようである。

<時空を超えた? 頻発する神隠し事件>
・江戸の時代“神隠し事件”もまた頻発していた。
 江州八幡(滋賀県近江八幡)に、松前屋市兵衛という金持ちがいた。市兵衛は親戚筋から妻を迎えて、しばらく二人暮らしをしていたそうだ。しかしある夜、異変が起きたのである。
 その夜、市兵衛は「便所に行く」といって、下女を連れて厠へ行った。しかしなかなか寝所へ戻ってこない。

・それから20年ほどたったある日のこと。厠から人が呼ぶ声がするので行ってみると、なんと、そこに行方不明となっていた市兵衛が、いなくなったときと同じ衣服のまま厠に座っていたのである。驚いた家の者たちは市兵衛に「どういうことだ?」と聞いたが、はっきりした返事はない。ただ「腹が減った」といって、食べ物を欲しがったのである。
 さっそく食事を食べさせると、市兵衛が着ていた服は、ホコリのように散り失せてしまったという。昔のことを覚えている様子がなく、家族は医者やまじない師に相談するなど手を尽くしたが、思い出すことはなかったようだ。

・神隠しとは、何の前触れもなく失跡することを指す。当時は神域である山や森などで行方不明になるばかりではなく、普通の生活の中でも神隠しが起こっている。そしてそのまま、戻らないこともしばしばあったのだ。

・神隠し事件は何らかの要因によるタイムワープに合ってしまった、と考えるのがスジであろう。ふいに時空を超えてしまったのである。時を超える、あるいは異界=異次元空間に入るという概念がなかった当時は、「神の仕業」と考えるしかなかったのだ。タイムワープすると、時空移動の影響で記憶喪失になることが多いという。

<空から人が降ってくる事>
<江戸時代におきた謎のテレポート事件>
・文化7年(1810年)7月20日のことだ。江戸の浅草(東京都台東区)の南馬道竹門で、突如、奇怪な現象が起こった。なんと、夜空から男が降ってきたのだ。
 ちょうど風呂から帰る途中だった町内の若者が遭遇。空から降って湧いてきたように落ちてきた男を見て、腰をぬかさんばかりに驚いた。年のころは25〜6歳。しかも下帯もつけておらず全裸。かろうじて、足に足袋だけはいていた。怪我をしている様子はなかったが、落ちてきたショックのせいでか、男はただ、呆然とたたずんでいる。

・「お前は、いったいどこの何者なのだ。どういういきさつで空から降ってきたのだ」と役人に問われ、男は怪訝な顔をしていった。「私は京都油小路二条上る町の安井御門跡の家来、伊藤内膳の倅で、安次郎という者だ。ここは、いったいなんというところなのか」問われて役人が、「ここは江戸の浅草というところだ」
 と教えると、男はびっくりして泣き始めた。自分がなぜ、こんなところにいるのかわからず、困惑の極致にあったようだ。

・今月18日の午前10時ごろ、友人の嘉右衛門という者と家僕の庄兵衛を連れて、愛宕山に参詣に出かけた。すごく厚い日だったので、衣を脱いで涼んだ。

・さて、これからがおかしな出来事が起こる。ひとりの老僧がいずこともなく現われて、こういった。「面白いものを見せてやろう。ついてきなさい」そういわれて、好奇心からこの老僧についていったのだという。ところが、その後の記憶がまったくない、という。気がついたら、倒れていたというわけだ。
 この話を信じるなら、この男は京都から江戸まで空を飛んできて浅草に降ってきたということになる。

・江戸に知り合いがいないということで、思案したあげく、役人は、男に着るものを与えてから奉行所に届けでた。

・この話のキーポイントは、謎の老僧である。この人物が男を京都から江戸にテレポートさせたものとみていいだろう。
 男ばかりではない。江戸の時代、女が降ってきた事件もある。

・たとえば、三重村(三重県四日市)に住んでいる“きい”という名の女性が、全裸で京都府北部の岩滝村(岩滝町)に降っている。同様に、京都近隣の新田村でも花嫁姿の女が、また京の河原町にも女が降ってきた。この女は着物を着ていたが、江戸の日本橋から飛んできたことがわかっている。
 いずれの女性も、呆然自失しており、一瞬にしてテレポートした理由や原因がまったくわからないのである。無理やり説明をつけるなら、やはり、“天狗のしわざ”、としか考えられない事件である。

<山男に知恵を授ける事>
<山小屋に度々現われる山男事件>
・信州には高い山々が連なっている。妙高山、黒姫山などはかなり高い山で、さらに戸隠や立山まで険しい山岳が横たわっている。そこには謎の“山人”が人知れず隠れ棲むという。

 これは江戸中期に起きた事件である。上越の高田藩の家々では、この山から木を伐り出す仕事を負っており、山中の山小屋には奉行がおり、その仕事を取り仕切っていた。
 升山の某という奉行が、ある山小屋に数日間駐在していたときのことだった。仕事をする男たちとともに、山小屋では夜毎火を絶えず焚き、みんなで炉にあたっていた。すると山から山男というものが下りてきて、一時ばかり小屋の炉に当たっては帰っていくというのである。
 問題の山男の髪は赤く、裸で肌の色は黒く、6尺(約180センチ)の身の丈を持っていた。腰には草木でつくった蓑をまとい、言葉を発することはなかったが、その声は牛のようだった。
 しかし、こちらが話していることはだいたい理解しているようで、人間たちにとても慣れていたという。

・明治のころまで、日本各地には山の民「サンカ」と呼ばれた。里の人々から離れて山中に住んでいた人々がいた。
 この山小屋にやってきた山男は、サンカではないようである。山人族と呼ばれる、山師や山伏ともどうやら違う。
 かつて、雪男やビッグフットのような、サルに似た巨人が生息していたのだ。彼は言葉を理解し、恥じることを知るなど、人間に近い知能をモチベーション、また学習能力も持っていたようだ。赤い髪など風貌はまるで鬼のようでもある。
 1970年代、広島県比婆山に出現し、話題になったUMA獣人「ヒバゴン」は、もしかしたらその末裔だったかもしれない。

    
       
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


震災後、青森のイタコの元には、死者と「対話」しに訪れる被災者が相次いだという。(4)

2018/04/08 18:16

________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・神霊との交流は、太古から連綿と続いているといわれます。現代でも沖縄のユタとか青森のイタコが知られているようです。北海道のアイヌも神霊との交流話があると指摘されています。
宗教団体については比較的研究されているそうです。しかし、新興宗教の信者たちが何を崇拝しているのか、あまり解明されていないようです。東日本大震災の被災地では、「幽霊話」がとても多く語られているそうです。そしてイタコにすがった震災家族も増えたといわれます。『呼び覚まされる霊性の震災学』(新曜社)(2016/1/31)によると、タクシーの運転手が幽霊体験をよくするそうです。単純に幻覚とはいえないそうです。
今の時代でも「神霊」を研究するのは、まともな学者扱いにはされないようです。昨今では「寺院消滅」とも言われる具合に、仏教界、宗教界が激変していると指摘されています。なかでも既成の宗教団体では、大本教の出口王仁三郎が、非常に高く評価されているといわれます。「変性男子とされるナオは肉体的には女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された」といわれました。出口なおに憑依した神様は、艮(うしとら)の金神だったと語られています。艮(うしとら)の金神はたびたびチャネラーの間に登場する神のようです。「大本教の出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。『霊界物語』は、非常に大部ですが、遠い未来世界をも透視しているといわれます。青森のイタコとか沖縄のユタのように日常生活に浸透している憑依現象もあるようです。「神霊」のコンタクティやチャネラーからの情報は、貴重だといわれます。超太古には、原始の人々は天使の声を聞いて、生活していたと語られています。東日本大震災の幽霊話を契機として現代の科学者も「神霊」や「幽霊」の分野を研究する人が増えてくるかもしれません。

・内閣府のインターネット情報によると、平成27年度は、「身体障害、知的障害、精神障害の3区分で障害者数の概数をみると、身体障害者393万7千人、知的障害者74万1千人、精神障害者320万1千人となっている」とのことです。家族や親せきに必ず該当者が1人いるというパーセンテージといわれます。これに普通の病気を加えますと膨大な人数になってきます。当然ながら、医療費の膨張が続き、国家財政の大きな問題となっております。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」ともいわれます。為政者や政策担当者の現状認識は十分ではないともいわれます。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。時代遅れの面の改革速度も大変遅いようです。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要といわれます。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきているともいわれます。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。そして「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」と語られています。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。

・医者に診てもらっても治らない病気は、他に手段がありません。憑き物による病気もあるようで、沖縄では「医者半分、ユタ半分」という諺があるといわれます。単純に「迷信」としては片づけられないほど、沖縄の人々の生活に根付いているといわれます。インターネット情報によると、著者名は、ペンネームで本命は「渡久地十美子」氏のようです。著書に『ニライカナイの風』『ほんとうの琉球の歴史』『尚円王妃・宇喜也嘉の謎』『祭祀のウソ・ホント』があるようです。「ユタ(琉球列島のシャーマン)に対する怒り」ということで、「本を書くきっかけはみんな人でした。これ(『祭祀のウソ・ホント』)も、ユタにお金500万かけたとか1000万かけたとか、巷でよく聞くんですけどね。私は、いくらお金かけたからといって、ちゃんと戦争で沈んだ人が浮かばれて成仏して、うつの人はちゃんと治って健康になるのでしたら、私財は使ったかもしれないけれど、よかったね、綺麗にできてますよって言うんですけど。そういうケースが1件もありませんでした今まで。それにワジワジーして(怒って)この本を書きました」とのこと。

・沖縄の人々もユタについて詳しい人は少ないのかもしれません。本土の人々にとってはなお更です。しかし、そのような霊能者に対する需要があるということは「憑き物」の存在が窺われます。本土でも「狐憑き」というのは、昔の「迷信」ということで、現在、メディアで取り上げられることはないようです。が、それに関する霊能者や拝み屋、宗教家の需要があるということは興味深いものです。

・キジムナーは日本の本土の河童と「座敷わらし」の性格を持っているようです。日本のミニ本土として沖縄は、独自なものが存在したようです。ザシキワラシ(座敷童子)もその家に住みつくと、その家は豊かになるといわれ、去ると零落するともいわれます。子どもの神様のようです。キジムナーはむしろ動物的な要素があるのかもしれません。相撲が好きなのは河童と似ています。人間とコンタクトがるということは、動物でもないということでしょうか。今ではUMA(未確認動物)の一種と見なされているのかもしれません。河童も人間に近い者や動物に近いものがいたといわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると、「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」ともいわれます。

・沖縄の来訪神は、目に見えない形で人間に憑依する場合と、人間の姿を装い地上の人間とコンタクトする場合があるようです。ユタは霊媒体質も持つ人間がなるようで、神々とのチャネラーでありコンタクティでもあるようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」といわれます。マスター(長老)クラスの宇宙人も、さまざまな形態で人間の姿を装い、人間たちとコンタクトしているのでしょうか。「何とか苦労して宇宙人といわれる人に会ったが、そこらへんにいるオッサンと変わりなかったので驚いた」という話もあるそうです。グレイのようなバイオロボットを作る進化した宇宙人(天使の様な宇宙人)は、コンタクトは難しいようです。異星人は、美男美女ばかりではないといわれます。

・来訪神は、進化している異星人だったようです。ニライカナイは、異界であり、異星人の住む異星か、異次元のアストラル界やエーテル界だったのかもしれません。創世神や来訪神が古代の人間に五穀のつくり方や農業の仕方を教えたと言われています。また、沖縄には異類異形の異神の伝説もあり、異類婚姻譚もあったようです。沖縄という本土と隔絶された地方の伝説は、独自性という点で関心が高いようです。世界中に神々の伝承がありますが、南米の白人の神であるケツアルコアトルは、原住民にトウモロコシのつくり方を教えたという神話があるといわれます。

・金髪碧眼の白人の神、ケツアルコアトルは戦後、小柄な宇宙人とともに飛来した金髪碧眼のノルディックとの相似が窺われます。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。しかし、金髪碧眼のケツアルコアトルはプレアデス星人というよりも金髪碧眼のアルデバラン星人かもしれません。また神々の星座から来たオリオン星人だったのかもしれません。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。

・南米には現在でも宇宙人の来訪話が豊富にあるそうです。そして、ブラジル政府は、宇宙人の存在を認める唯一の政府だともいわれましたが、今はどうなのでしょうか。「2012年」は精神界の書籍では多くの話題の年になりました。「アセンション(次元上昇)の年」ともいわれましたが、どのような見えない変化が起こったのでしょうか。

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝承があったそうですが、これらの“異人”はオリオン星人だったのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説もあり、オリオン星人は、人類と密接な関係があったようです。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがバシャールだということです」という話は、「神隠し」とも繋がりがあるのかもしれません。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

・「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書、ヨブ記38章31節)という謎の文句がありますが、星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。とにかく「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」と語られています。

・ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド族が、エリア51などの秘密基地で「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」の研究に協力しているそうです。

・ネガティブな宇宙人によるアブダクション(誘拐)や「異類混血」は、スター・ウォーズの原因となったともいわれています。が、高等知性体の宇宙人間の争いは、凄まじいようです。今なお一部では続いているという話もあるそうです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

・人類はどれだけ進化しても「神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、神人と“小人に退化した人類”の2種類になる」という話もあるそうです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」ともいわれます。

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだと述べられています。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。金星のマスターは、様々な面で太古から人類と関係があるといわれます。また「造物主としての要素も持っている」という説もあるようです。「インド神話の魔族の技術者の「マヤ」と関係するという」説もあるそうです。「マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている」といわれます。「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海、親鸞、日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っているという事実がある」といわれます。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」そうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。

・マヤの白人の神ケツァルコアトル、ナチスが崇拝した金髪碧眼のアーリア人種、ゲルマンの神々「超人」、戦後米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックは、同一の宇宙人種族という話もありました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。また、トウモロコシを地球に持ち込んだ宇宙人種族としても知られているようです。宇宙人が人間を創り、穀物の作り方や生活の仕方を教えたというのです。異人が性の習俗も作って教えたといわれます。

・米軍のリーク情報によると「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの宇宙人”が飛来した」そうです。が、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのために、60年経っても謎のままだそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」そうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるようです。

・宇宙人は外形・容貌も多種多様で、金髪碧眼の宇宙人ばかりではなく、「黒眼黒髪」の東洋人タイプの宇宙人や黒人種もおり、人類に紛れこむと昔から、区別ができないそうです。「神々も憑依などで市井の人となり普通の生活をしている」、「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」、「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。

・「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうですが、火星霊人のマスター(大師)やグレート・マスターとのコンタクティは少ないようです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。

・現代ではプレアデス星人、シリウス星人、オリオン星人、リラ星人・・・と名前がつけられていますが、昔は「火星霊人 対 金星蛇人」というように、金星霊人と火星蛇人の2種類の区別が、マスコミなどに登場していたそうです。「火星人も地球社会にとけ込んでいる」という話も昔からあるようです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」ともいわれ、「人は皆、記憶喪失の異星人だ」という話です。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理している」そうです。「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」ともいわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。

・このように多くの名前があるということは、河童は実在したが、いずこかに去ったということでしょうか。キジムナーもいつごろからか分かりませんが、姿を消したそうです。キジムナーも異次元移動ができたといわれます。

・小柄なグレイは、「人造ロボット説」、また「核戦争の放射能による退化説」など色々あるそうです。グレイと金髪碧眼のノルディックは同じ宇宙人を祖先に持つが、核戦争などで、退化して醜いグレイとなったという、信じられないような話もあるそうです。

・グレイは「未来の地球人」という大胆な仮説もあり、量的には人間タイプよりも多く優勢のようです。いろいろな書籍に種々の説があり、詳細は不明です。

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でみると
「独脚鬼(도깨비、トケビ、トッケビ、ドケビ、Tokebi)は韓国の妖怪。文字通り一本脚の鬼で悪戯好きだが頭はあまり良くなく、人間に上手く使われてしまうことも多い。鬼と言っても日本の天邪鬼のようなどこか憎めない存在である。独脚鬼は当て字で独甲鬼とも書かれた」とのこと。

・これでみると「河童」とは違うようです。「神とその眷属」という言葉がありますが、この「眷属」も多種多様のようなのです。ヨーロッパでは「妖精」や「デーモン」などの小柄やとても小型の「眷属」の種類も非常に多く、「妖精辞典」や「妖精図鑑」もあるそうです。河童もいわゆる「眷属」なのでしょう。河童も人間にちかいものから動物タイプまでいろいろと種類があるようです。人間が動物(河童)と相撲をとることは考えられません。

・「河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である」ということですが、河童というよりも老人、翁、“神人”とか人さらいをする“異人”のイメージです。日本でも「神人、異人、河童その他」の組み合わせのようです。神とその眷属ということでしょうか。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。

・太平洋戦争後、米国に現れた小柄な「グレイ」もバイオロボットという説もありました。グレイも種類がいろいろとあるようです。一説では「ゼータ・レチクル星人」ともいわれます。またエササニ人がアリゾナ州のセドナに来ていたともいわれています。「エササニ人は、地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つだ」そうです。「米軍のエリア51」等のアメリカの秘密基地で、様々な異星人が活動しているともいわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類人(レプティリアン)」が活発に活動していたといわれます。またハリウッド映画にもなったメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)の超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。マオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。長身のグレイである「リゲル人」も科学技術がとてつもなく進化しているようです。リゲル人の世界も洋書をよく調べれば、分かるかもしれません。人間化しており識別はできないという説もあります。かなり地球に浸透しているそうです。

・「米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人」といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人タイプが来た」という米軍筋の話もあります。日本に関係する神々も来ていたのでしょうか。

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」であり「牛神と龍神」が戦争をしていたようです。現代でも「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「火星霊人と金星蛇人の対立・戦争」ともいわれています。彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)に発するといわれています。

・ヒトラーのナチスが崇拝したアーリア人、金髪碧眼のゲルマンの神々、“超人”たちは、アルデバランの異星人だったようです。グレイとともに米国に現れた金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。異星人については、金髪碧眼が多いようですが、金髪碧眼にこだわる必要はなく、人間タイプもさまざまな種類があるようです。米空軍は133種類の異星人を認識しているともいわれます。アメリカ空軍士官学校の教科書には異星人の種類が載っているそうです。

・『遠野物語』の伝承にある「異人」はオリオン星人のようです。「異人、河童、その他」という具合です。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますが、様々な異星人の遺伝子を持っているようです。
「中世のドイツの領主はほとんどが異人か、その異人の末裔だった」ともいわれています。昔から、世界中で「神人、異人、グレイその他」がアストラル界から現れたのかもしれません。

・「沖縄では、年間300冊近くの沖縄本が出版され、この店だけでも1万5000冊を取り扱っているのだという」とのことですが、「沖縄もの」の本は、他県の本よりも特に多いようです。日本の歴史上、激戦地になり多くの戦死者がでた太平洋戦争に関するものでも、相当な量になるようです。

・沖縄は日本のミニチュアのように、王国が形成され、独自の習俗や文化が発達したところです。また沖縄の妖怪、河童に似たキムジナーの話もグレイタイプの宇宙人を連想させます。海で隔絶されている沖縄は、様々な点で、昔からの本土と比較できるといわれます。

・沖縄のユタに限らず、変性意識に入り神仏と交信できる人物も日本には多いようです。沖縄のスピリチュアルな世界も独特なものがあり興味深いものです。不思議なスピリチュアルな世界や幽霊現象、宇宙人現象などは繋がっているようなのです。

・沖縄のキムジナーや奄美諸島のケンムンも「日本の妖怪」として登場します。河童に似ているともいわれます。全国に伝承のある河童は、文明開化とともにどこに消えたのでしょうか。ケンムンはウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)に「図絵」が載っています。河童と猿を合わしたイメージです。「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。

・河童は人間との関わり合いが多くあり「UMA(未確認動物)」とはいえないようです。「ハリウッド映画にもなった小柄な異星人グレイはバイオロボットだ」といわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの異星人が来た」と言われます。「宇宙連合」が戦後に米国に飛来したようです。金髪碧眼のノルディックはプレアデス人ともいわれます。東洋人タイプに日本に関係する神々がいたのかもしれません。人間タイプの宇宙人は特にアバブ・トップシークレットのようです。

・イタリアのマオリッツオ・カヴァーロというクラリオン星人のコンタクティは、「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と語っているようです。「河童はグレイの一種で、現在も異次元に生息している」のかもしれません。河童も動物タイプから人間タイプまで幅広い種類のバイオロボットなのかもしれません。異星人の遺伝子実験の結果なのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。グレイも核戦争を繰り返した未来の人類だと言う奇説もありました。目の全体が黒い人間タイプの種族も来ているのかもしれません。

・「河童は小柄な異星人グレイの一種だ」とすれば、日本全国に一種のグレイ(河童)の伝説があり、昔から宇宙連合が来ていたということになります。「河童とUFOを結び付ける日本映画」もありましたが、異類混血などで、かなり人間に近いものになっているという話もあるそうです。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。「現代は宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」ともいわれます。

・日本の伝説に残る「天狗、河童、鬼、異人、神人」などの話は、「農民たちの作り話」でなく「宇宙人とのコンタクト話」のようなのです。共同幻想や共同幻覚ではなさそうです。ちなみにUMAとは「未確認生物」のこと。このブログではUMA(未確認動物)はほとんどとりあげていません。

・明治時代の『遠野物語』の中の「山の神の子」という話では、
「上郷村に河ぶちのうちと呼ばれる家があり、早瀬川の岸に建っています。
 ある日、この家の若い娘がひとり、近くの河原に出て、石ころなどを拾っていました。すると、みなれない男がやって来て、ふところから木の葉やなにやらを出して娘にくれました。その人は、とても背が高く顔が朱のように赤い人でした。
 娘は不思議なことに、この日から占いの術を使えるようになりました。その異人は、きっと山の神で娘はその山の神の子になったのだと、みんなは信じています」という話があります。

・この「赤い顔の異人(山の神)」は、グレイの一種の“河童”とともに飛来した宇宙連合の『宇宙人』ではなかったのでしょうか。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。天狗もオリオン星人だったようです。

・当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という“異人”もオリオン星人だったのかもしれません。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。東北は『遠野物語』の「異人」や「河童」伝承の豊富な地域です。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

・「宇宙には発生上に2種類の宇宙人がおり、対立・抗争がありスターウォーズをしている」ともいわれます。2種類の宇宙人の対立・抗争が際限なく続いており、それが頻繁なスター・ウォーズになるようなのです。インド神話でも帝釈天と阿修羅の戦争が、とても長期間あったようです。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ハリウッド映画『猿の惑星』は、長いシリーズになって世界中で放映されました。ケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)からは、人間タイプの金星人の末裔がきているといわれます。インド神話でも猿の神様(異星人)がおり、動物タイプの宇宙人は3割ほど存在しているといわれます。

・宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、タイム・トラベラーになっているともいわれています。「サタン(悪魔)といわれるリラ星人系列の宇宙人とエンジェルといわれるシリウス星人系列の宇宙人の争い・スター・ウォーズがある」ともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。

・「実験室で人間を創った」といわれるリラ星人と「思念で人間を創った」といわれるシリウス星人との対立でしょうか。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」そうで、上には上があるようです。シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)の対立とも言われます。小人族のグレイも核戦争で退化した姿ともいわれますが、「グレイが人類の未来」という説もあったようです。

・カッパは、欧米では「リトル・グリーン・マン」ともいわれ、米国では「リトル・グレイ」の一種として知られています。グレイも様々な種類があるようでバイオ・ロボットとも言われますが、河童は日本では昔から全国で人間との交流やコンタクトの伝説があるようです。「リトル・グレイ」の円盤に同乗する金髪碧眼のノルディックという宇宙人の情報は、タブーのようです。「1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている」そうです。ナチの背景には金髪碧眼のノルディックといわれるプレアデス人がいたとは驚きです。イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。

・アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。ナチが崇拝した異星人のようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は、地球上において「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

・ゼータ・レチクル星人ともいわわれる「リトル・グレイ」は、壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるそうです。昔からカッパに連れられて、ゼータ・レチクル星にでも行った人々(日本人)でもいたのでしょうか。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球レプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」などが存在するといわれます。龍神もバイオ・ロボットであり、上には上の神の種族がいるといわれます。

・アメリカの宇宙飛行士の多くはフリーメーソンだそうですが、その辺から秘密が守られているのでしょうか。米国におけるフリーメーソン組織の存在の重さは日本人の知識人には分からないそうです。「フリーメーソンの結社員同士は、例えば特殊な握手の方法などでお互いを知る」ともいわれますが、フリーメーソンのネットワークは、やはり特殊なのでしょう。「超太古、人間は常に天使と交信していた」そうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。

・アガルタの地下都市のネットワークは、異次元に存在するようですが、現在では多くの書籍、特に米国のコンタクティなどにより紹介されています。エーテル界やアストラル界、霊界のような「異次元にある」というイメージが私たち一般人には理解不能のようです。

・ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の本拠地はアンタレスにあるそうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうですが、恐らく人類に数十万年ほど進化しているシリウス星人の宇宙船は、「都市規模の超巨大宇宙母船」なのでしょうか。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。

・天国に自由に出入りし、人間への"憑依"や人間の"転生"を自由に操作するシリウス星人の詳細はまだ日本では翻訳されていません。が、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので戦争が絶えない」とか「イスラエルがシリウスと通商協定を結んだ」とか「イルミナティなどのフリーメーソンに入ると『神』に会える」という与太話もあるそうです。

・エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。

・グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。が、ヨーロッパでよく登場したウンモ星人なのかもしれません。ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。黒目黒髪のウンモ星人もいるらしく日本にも飛来していたのかもしれません。そのほかにも「オレンジ」とよばれる宇宙人もいて「宇宙連合」の人間タイプの宇宙人も多種多様のようです。「オレンジ」と呼ばれるぐらいですから容色が「オレンジ」色気味なのでしょうか。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド




記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


震災後、青森のイタコの元には、死者と「対話」しに訪れる被災者が相次いだという。(3)

2018/04/08 18:15


『ニッポンの河童の正体』
飯倉義之  新人物ブックス  2010/10/13



<外国の河童たち>
<○○は外国の河童?  −河童は日本固有種かー>
・では日本以外の土地に河童は存在しないのだろうか?どうやらそうではないようだ。世界各地の妖怪を紹介する本や文章ではしばしば、「妖怪○○は××国の河童である」というような紹介され方がなされるように、海外の妖怪を日本の河童にあてはめて紹介することはままある。たとえば、韓国のトケビがそれである。

<「トケビは韓国の河童」か?>
・韓国の「トケビ」は山野を徘徊する小鬼で、その正体は多く血がついたことにより化けるようになった、箒(ほうき)やヒョウタンなどの日常の器物である。トケビは人間を化かしたり、道に迷わせたり、野山に火を灯したり、快音を出して驚かせたり、夜に人家に忍び込んだり、格闘を挑んで負けたりと、ほとんどの怪しいことを一人でまかなう「万能妖怪」として大活躍を見せる。そのユーモラスな風貌と多彩な行動は、よく河童と比較される。

・前項でも河童の親類として紹介した奄美のケンムンやブナガヤ、琉球のキジムナーもまた、そうした「万能妖怪」という点でトケビとよく似た存在である。小柄でザンバラ髪の童形、好物や嫌いな物がはっきりとしており、ユーモラス。人間に関わり、からかう。トケビとケンムン・ブナガヤ・キムジナーと河童とは、性格や行動が共通していることは一目瞭然である。

・しかし重大な相違点もある。トケビは器物の化け物、ケンムン・ブナガヤ・キジムナーは樹木や森林のムン(化け物)としての性格が強く、河童の存在の根幹である水の化け物という性格を持ち合わせない。性格の一致と属性の不一致が、河童とトケビの間にはある。

<「ヴォジャノイはロシアの河童」か?>
・他に多く「外国の河童」として挙げられる存在に、中国の河水鬼や水虎、ロシアのヴォジャノイやルサールカ、チェコのヴォドニーク、ポーランドのハストルマン、ドイツのニクス。フィンランドのネッキ、スコットランドのニッカールやケルピーなどが挙げられる。
これらの存在はいずれも水界に棲む存在で、人間や牛馬を水の中に引き込むとされ、彼らに挙げる季節の祭りなどが催されることなどが、河童と同一視される点である。

・しかしこうした水精の属性や行動以外の点では、河童と彼らの隔たりは大きい。河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である。ネッキやその同類が、半人半馬や馬に化けた姿を取るというのは、馬の姿をしていて人を水の中に誘い込むケルピーとも共通する。

・ケルピーに代表される「ウォーター・ホーズ」伝承は、ヨーロッパ各地にあまねく広がっており、龍の妖怪伝承といえば、ロッホ・ネス・モンスター、すなわち「ネッシー」である。ケルピーは河童と同じくらい、ネッシーにも近しい存在なのだ。

・ルサールカには溺死者の浮かばれぬ霊というイメージが色濃くついており、この点で幽霊や産女、雪女に近い属性を持つといえる。
 どうやら「××の河童だ!」と言われてきた妖怪たちは、河童と重ね合わせて理解できる部分とそうでない部分とを、同じくらいの分量で持ち合わせているようである。

<やはり「河童は日本の河童」か?>
・水はわれわれの生存に欠かせないと同時に、恐るべき存在であるがゆえに、水の神と水の妖怪を持たない文化はない。そのような意味で、「河童は世界中に存在する」。

・しかし今見てきたように、そうした河童的な存在がどのような姿で現れ、いかなる言動をとるかは、文化によって全く違う。ロシアの冷たい湖水に棲むヴォジャノイは老人の姿で重々しく、スコットランドの湖沼地帯に棲むケルピーは活動的で攻撃的だ。そして里近くに多くの川や小川、沼や溜め池をもつ日本の河童たちは、人に近しく愛嬌があり、どこか深刻でない表情を持つ。一方で、日本の河童に近い韓国のトケビ、奄美のケンムンやブナガヤ、琉球のクジムナーは、水の精という性格をほとんど持っていない。

・こうした水の神・水の妖怪の多様なありようは、各々の文化において人と水とがどう関わっているかに規定されている。その意味では、「河童は日本にしかいない」。
 妖怪を比較することはすなわち文化を比較することなどである。「妖怪○○は××国の河童である」という言い切りは、あまりにも大胆すぎるもの言いであるだろう。



『ど・スピリチュアル日本旅』
たかのてるこ   幻冬舎    2014/8/5



<会社を辞めて“旅人・エッセイスト”として独立した私>
<「世界一、スピリチュアルな国」日本をめぐる旅>
・私も、人生のテーマは「お金儲け」ではないので、「うわ、こんなおもろい人に出会えて、ラッキー!」と思えるような出会いを求めて、“人もうけ”をモットーに生きていきます。

・案内された沖縄コーナーには、沖縄の文化や宗教、歴史等の本がズラリ。沖縄では、年間300冊近くの沖縄本が出版され、この店だけでも1万5000冊を取り扱っているのだという。沖縄の総人口は約140万人だというから、沖縄人がいかに故郷を愛し、アイデンティティを大事にしているかが分かる。

<いよいよ“沖縄最強のユタ”と対面!>
・このイシキ浜は、海の向こうにあるとされる「ニライカナイ」を拝む聖地で、毎年、島の祭祀が行われているのだという。ニライカナイとは、東方の海の彼方にあるとされる異界、「神の住む国」で、祖先の霊が守護霊に生まれ変わる場所だといわれているのだ。

・「照屋家庭はんだん」の看板の掛かった鑑定所に着くと、普通の家のような落ち着いた風情の居間に通され、ユタの照屋全明さんが現れた。長身の照屋さんは穏やかな雰囲気ではあるものの、どこか存在感に凄みを感じる人だった。
「取材に見えたとお聞きしましたが、それには私の仕事を見てもらうのが一番なので、たかのさん、ご自身を鑑定させて頂くということでよろしいですか」
「あ、はい! お願いします!」
 思いもよらない展開に、胸がドギマギしてくる。照屋さんは毎日、朝10時から19時まで、30分刻みで1日16名を鑑定しているというのだが、毎朝8時から、その日の鑑定予約を電話で受け付け、たった10分で予約が埋まってしまうほどの人気だと聞いていたのだ。

・「スタンスがフリーですね。一匹狼。自由人。組織はムリです。持っている良さが、フリーだからこそ出てきます。人徳はあり。ボランティア精神で、人材育成もしていくでしょう」
 な、なぜそれを?!私はこの秋から、私立大で「異文化の理解」という講義を週イチで受け持つことになっていたのだ。非常勤の講師料は、目がテンになるほどのボランティア価格。国公立はもっと講師料が安いと聞き、非常勤講師は不安定な派遣社員みたいだなぁと思っていたところだった。

・動揺している私をよそに、怒濤の勢いで鑑定が続く。
「3、4年後、新しい才能が出てきます。それまでは、才能にフタしてる状態ですね。ゆくゆくは経済面も安定します。今はゆとりがないけれど修行だと思って、今までの道は間違いではないです。仕事はイエス・ノー、ハッキリさせていいですが、人間関係は『テーゲー』で、テーゲーは沖縄の言葉で『細かい事を気にせず、大らかに』という意味です。人間関係は突き詰めず、ほどよく適当にいきましょう」

・鑑定中の照屋さんは、物言いはあくまでジェントルなのだが、恐ろしく早口だった。神様からのメッセージはイメージのようにダーッと伝わるのか、照屋さんは神様のお告げを全部伝えたいがために、なんとか早口でしゃべって、そのスピ―ドに追いつかんとしている感じなのだ。
 と、突然、真剣な面持ちの照屋さんから「タバコ、いいですか?」と聞かれ、「あ、はい」と頷くと、照屋さんは鑑定しながらタバコをスパスパ吸い始めた。神様のメッセージがあまりに早口だから、気持ちを落ち着かせるようとしてるんだろうか………。
 その後、私の両親、兄ふたり、義姉たち、甥っ子たちの性質もズバズバ言い当てられ、それぞれの将来まで示唆されると言葉が出ず、「いやはや、恐れ入りました!」という感じだった。
「家族のことまでみて頂いて、ありがとうございます!」
 鑑定後、お礼を言うと、照屋さんが言う。
「お悩みに家族のことが連鎖している場合も少なくないので、私はいつも、来た人の家族全員、鑑定させて頂くんですよ」
これで8千円ならリーズナブルだなぁと思いつつ、鑑定料をお支払いさせて頂く。

・ユタはたいてい家系で継承され、圧倒的に女性のユタが多いのだという。そんな中、男性の照屋さんがユタになったのは、照屋さんの祖母が、祭祀を取り仕切る神職「ノロ」だったことが大きいというのだ。
 ノロが神職のシャーマンなら、ユタは民間のシャーマン。沖縄には古くから「医者半分、ユタ半分」ということわざがあり、これは「ユタの助言で精神的な癒しを得る」という意味で、ユタは生活全般のアドバイザーのような存在なのだという。


<●●インターネット情報から●●>
ユタ ( 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

<概念>
沖縄の信仰において、琉球王国が制定したシャーマンであるノロ(祝女)やツカサ(司)が公的な神事、祭事を司るのに対し、ユタは市井で生活し、一般人を相手に霊的アドバイスを行うことを生業とする、在野のシャーマン・巫(かんなぎ)である。

ユタはいわゆる霊能力者であるが、迷信と考える者も多い。だが、一般にユタの力は古くから広く信じられており、凶事に当たった場合や原因不明の病気、運勢を占いたいとき、冠婚葬祭の相談など、人が人知を超えると考える問題を解決したいときに利用される。こうした行為は「ユタ買い」といわれ、通常、ユタは相談料をもらって問題解決にあたる。医者がユタを勧める例もあり、沖縄には「医者半分、ユタ半分」ということわざが古くからある。

ユタは単なる霊能力者ではなく、信仰上、自らを神と人間の介在者と位置づけており、広義にはノロやツカサなどと同じく「神人(かみんちゅ)」と呼ばれる。沖縄では神に仕えるのは一般に女性と考えられており、ユタもノロやツカサと同じく、大多数が女性である。

ユタは弾圧の歴史を持つことから、隠語として、ユタのことを三人相(サンジンゾー:易者)やムヌシリ(物知り)などと呼ぶこともある。



『うわさの人物』 心霊と生きる人々
加門七海   集英社   2010/3



<『普通の高校生がユタになるまで』(平博秋)(ユタ)>
・それは17歳のことだった。

・母方のお祖母さんがカミンチュ(神人)だったんだから、きっと感じたんでしょうね。

<拝みの言葉は自然に出る>
・はい。お祖母ちゃんのときもあるし、大日(大日如来)さん、天照さんが教えてくれたり。

<神様の生の姿とは>
「ユタの世界や霊感の世界で、ある程度できるようになったら、夢で免許証みたいな、本をもらうんです。「帳簿」と言いますが、聞いたことあります?」

「あります。なんとか長老という方が出てきて、ユタの許可証を渡すんでしたっけ。」

「ウティン長老。白い髭のお爺さんです。」
「それ、本当なんですか。」
「本当です。杖を持っていてね。」
「平さんの許にも現れて?」
「はい。自分はこの神様にいろいろ教えられて、何回も天照さんのお姿も見て。それから弁財天さんも。」

「弁財様。すごい美人なんじゃないですか(笑)?」

「ものすごい美人、真っ白です。大日如来さんは、こっちに赤いのがついていて。髪がね、剛毛で長いんですよ。」

<インタビューを終えて>
・こんなにはっきり神の姿を語る人を、私は彼のほかに知らない。ターリと共に、何よりインパクトがあったのは、容姿や口調、身長まで、平氏が「神様」をすごくリアルに捕らえているということだった。無論、その真偽のほどは、私には計りようがないことだ。だが、氏は神々を親戚や教師であるかのように語った。


『ほんとうは怖い沖縄』
仲村清司    新潮社      2012/6/27



<死霊が取り憑くおそれ>
・「別の生き霊がいくつも寄ってきたり、死霊が取り憑くおそれがあります。霊にも人間のようにそれぞれ性格がありますから、悪さをする霊がつくと危険ですね」

<キムジナーとケンムン>
・日本の妖怪といえばワタクシなど、すぐにカッパが思い浮かぶのだが、風土や環境が内地と著しく異なっているせいか、沖縄にはカッパは存在しないようだ。ただし、似たのはいる。
キムジナーと呼ばれる子どものような背格好をした妖怪である。
 全身真っ赤で、髪の毛はパサパサにして茶髪ならぬ赤髪、顔も赤ら顔。ひと頃流行った渋谷系ガングロ女子高生に近いかもしれない。

・しかし、コヤツはどうやらオスらしく、地域によっては大きな睾丸をぶらさげているのが特徴とか。
また、腕はオランウータンのように長く、木の枝みたいに細くふしくれだっているとも。なにやら、やせすぎの老人を思わせるところがあるけれど、これでもやはり10歳ぐらいの子どもらしい。

・興味深いのは………、
実はこのことがキムジナーを特徴づける要素になるのだが、漁師の船にいっしょに乗って魚をとるのを手伝ったり、農家の野良仕事の手伝いを買ってでたりするなど、人間の前にくったくなく姿を現して、人と積極的にご近所づきあいする点である。また、いかにも子どもっぽいのは人間と相撲をとりたがることで、負けると何度も勝負を挑んでくるとされる。
 いうまでもなく、カッパも人間社会と接点をもつ妖怪にして、相撲が大好き。キムジナーが沖縄版のカッパといわれるのは、こうした性格も大きな理由になっているようだ。
といっても、キムジナーには頭のお皿や背中の甲羅がないので、風姿からいえば、カッパの系統とするにはやや無理があるように思える。

・キムジナーに気に入られた家は栄える、逆に嫌われた家は滅びるという伝承もあることから、民俗学者の折口信夫は座敷わらしの系統をくむものという見方をしているが、ともかくも、人間と深い関係をもつ妖怪であることは確かなようだ。
 ガジュマルなどの古い大木に住んでいるので、「木の妖精」、「森の妖精」などと呼ばれたりもするのだが、その親しみやすいイメージから、いまでは観光みやげなどにキャラクター化されるほどのアイドル的存在に昇格している。

・それらの話を総合すると、キムジナーの生息地は沖縄本島北部、東村、大宜味村など、いわゆるヤンバル地区、背後に深い山を背負う村や、漁村に出没しているようだ。
 なかには、キムジナーが住んでいた小屋もあったと証言する人もいたし、大勢のキムジナーがまるで運動会のように海岸でかけっこをしていた、あるいは、ある時期まで毎晩のようにかまどの火をかりにきたという人までいた。

・ただし、どの目撃談も戦前もしくは昭和20年代のものばかりで、最近の目撃例はまるで聞かない。1975年前後に本部半島を住みかにしていたキムジナーが大宜味村や東村に「集団疎開」したという噂もあるが、その頃はちょうど海洋博ブームで大型リゾート開発があちこちで行われた時期でもある。森を住みかにしてきたキムジナーは住むところを追われたというわけだ。

・奄美諸島にはケンムンが住んでいるといわれている。ケンムンとはキムジナーと類型のものとされる森の妖怪。性質や特徴がキムジナーと酷似している一方、奄美ガッパとも呼ばれ、内地のカッパにも似ているともいわれる。
 その容姿が『南島雑話』という書物に図入りで記されている。幕末の薩摩藩士、名越左源太がお家騒動に連座して奄美大島に遠島を命じられた期間に著したもので、1800年代半ばの奄美の実情をビジュアルで知ることのできる貴重な史料となっているが、そのなかにケンムンに関する記述を見出すことができる。

・それによると、体毛が長く、頭に皿をいただいている様がはっきりとわかる。一見すればカッパのような印象を受けるが、顔は人間の子どものようでもある。人間の大人と仲良く手をつないで歩く姿を紹介していることから、キムジナーと同じく、人間社会と接点をもつ妖怪であることは一目瞭然で理解できる。

・といっても、容姿や性質については諸説あるので、はっきりしたことはいえないのだが、口伝からその恰好を推察すると、全身真っ赤で、おかっぱの髪の毛はやはり赤毛。背丈は子どもぐらいで、いつも鼻をたらし、ヨダレをたらしていることもある。
 また、座るときは膝を立て、頭を挟むようにして座る。そのため、奄美大島では膝を立てて座ることを「ケンムン座り」といって嫌うらしい。
 また、人間が悪さをしなければ敵対したり、危害を加えたりすることもないという。相撲が大好きで、人を見ると勝負を挑む。住むところはガジュマルなどの大木で、好物は魚の目。苦手なものはタコ、おならといった具合に、このあたりの特徴はキムジナーと酷似している。

・しかし、ケンムンとキムジナーには決定的な違いがある。それは、ケンムンが伝承や迷信の世界ではなく、いまも目撃談が絶えない「生物」として存在し続けていることだ。
 数年前、奄美大島の名瀬に出向いて聞き取り調査を行ったことがある。すると、「実在する」「見た人を知っている」「存在を否定できない」という人がぞろぞろいて、あまりの証言の多さにめんくらってしまった。

・奄美博物館では「ケンムンマチ」を見たと証言する人までいた。ケンムンマチとはケンムンが発する火の玉のことで、伝承では雨の降る夜に山の尾根伝いに無数に火が灯るという。
 その証言者は「ちょうどあの方向の山女の中腹です」と、名瀬市内のすぐ裏手の山を指して、「揺らめいているような火ではなく、松明ぐらいの火が右左とあちこちにものすごい速さで動き回るんですね。すぐにケンムンの仕業だと思いました」と、毅然としていってのけたものである。

・そのせいか、アイドル的なイメージの強いキムジナーと違って、ときに人間に害を為す歴とした妖怪として、いまもどこか怖れられている部分もある。前述した奄美博物館では1990年頃にこんな事件があったと話す人がいた。
「ある老父が野良仕事に出たまま失踪しました。3日後、その老父はカマのような切り傷を体中につくり、畑の中でうずくまっていた状態で発見されたんです。老父はケンムンにやられたと証言しましたが、出血多量で手当のかいもなく亡くなりました」
 証言者が亡くなっているので真偽のほどは闇の中だが、目撃例が絶えて久しい沖縄と違って、奄美ではアンビリボーな生々しい事件がいまも発生していることになる。

・ほかにも、単に轢断されたケンムンの死体が山道に転がっていたなどの証言が報告されたり、目撃談がたまに地元紙に掲載されたりするという話も伺ったが、奄美の郷土民俗の研究家である恵原義盛は自らの不思議な体験を自著『奄美のケンモン』の中で語っている。

・その話が『南島雑話の世界――名越左源太の見た幕末の奄美』(南日本新聞社刊・名越護著)に掲載されているので孫引きさせていただく。

――1966(昭和41)年1月29日午後2時半ごろ、恵原は名瀬市根瀬部の水源地近くで、水が流れるコモリ(湖)のそばの石の上に子どもが座っているのを見つけた。山仕事をしている人の子どもだろうと、恵原は「そこでなにをしているの」と声をかけた。すると、振り返った瞬間、子どもは「稲妻の速さ」で、左側の渓谷上の方に掛け飛んで消え失せた。

・こちら側を振り向いた一瞬に見たその顔は、髪は伸びてまゆを隠し、着物は文目もわからず、年のころ6、7歳ぐらいで顔は黒かった。集落に下りて心当たりを聴いたが、そんな子は集落にいない、という。この外、恵原は「奇妙というか不思議な、常識では割り切れない現象は数知れない」と書く――。

・恵原はこれがケンムンであるとは述べていない。また、名越左源太が図で表現したカッパ様の生き物とも違っている。なにやら、かつての山間の漂泊民・サンカを思わせるような風貌ともいえるが、ともかくも、明らかに人間に近い姿をしているぶん、この目撃談はいっそうリアルに感じられるものがある。
 この話を読んだとき、僕はすぐに奄美博物館で聞いたケンムンマチのことを思い出したのである。
ケンムンが放つという火の玉のことである。
 もし、その子どもらしきものが、深夜に松明のようなものをかざして山中で動き回るとすれば………。
 尋常でない速度で動いたというあの火の玉と、「稲妻の速さ」で掛け飛ぶという恵原の証言はこの点で見事に一致するのではないか。

・だからといって、ケンムンの正体が明らかになったわけではないけれど、あの山中には何か得体の知れないものがいる――、そう思わせるに十分なほど、奄美の山塊は依然として黒々とした深さを保ち続けていることだけはたしかである。
 恵原は先のくだりに続けてこう結んでいる。
――(ケンモン)はもっと人間の生活の中に入り込んでいて、奄美という空間、広漠なる海に浮かぶ島の、存続と秩序を維持してきた要素の一つであったように思われます。



『未確認飛行物体観測日記』
宮本一聖   湘南社   2011/1



・本書は九州・長崎県の西方に浮かぶ五島列島において、近年展開されているUFO出現現象の2007年〜2009年迄の出来事をまとめた日記です。

・本書でご紹介するUFOについてですが、目撃時の飛行高度が100〜200mと低空であり、かつ飛行速度が自動車並みの30〜40kmと低速であること等の理由から、通常の飛行物体でないことが推測されています。

・さらに、この長崎県の五島列島という地域は、昔からUMA(河童)の出現で有名な場所で、UFO出現場所と符合することからUFOとの関連も疑われています。
 もしかしたら、これらのUFOはUMAと何か関連があるのかもしれません。  



『2000年5月5日 宇宙人大襲来』
映画インディペンデス・デイはなぜ緊急制作されたのか
アメリカ政府が隠し続けた恐るべき事実
(草刈龍平)(第一企画出版)     1996/12



<地球から520光年にある人類祖先の星>
・またある研究者によると、このベテルギウス(正確には周辺の惑星)を中心とする惑星系こそ「エンジェル」の故郷であると同時に銀河系のすべての宇宙人の故郷でもあるという。この研究者によるともう一つの宇宙人「グレイ」の故郷もこのベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだというのである。驚くべきことに「グレイ」の先祖と「エンジェル」の先祖は同じだと言うのだ。彼らの共通の先祖がベテルギウスを中心とする惑星系に住んでいたというのである。

・一万年以上前のベテルギウス星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしい。彼らは、背が高く豊かな金髪と美しい顔を持っていた。我々人類の先祖にあたるのは、この頃のベテルギウス星人だったのである。

<それは核戦争の放射能だった。>
・ある時を境にベテルギウスの二つの国が互いに対立を深め、ついに大戦争が勃発したのである。ベテルギウスの惑星に核ミサイルが飛び交い、戦いは何年も続いた。多くの人々が死に、かろうじて死をまぬかれた人びとも放射能の影響で原爆病になってしまった。生まれる子供たちに奇形が続出し、世代を経るにつれベテルギウス星人の背は縮んでいった。彼らの目は巨大化し、鼻は縮んで二つの穴を残すのみとなり、美しかったベテルギウス星人は不気味な姿へと変身していったのである。彼らの肌の色は透き通るような白から不気味な青味がかった灰色へと変わっていった。そして、彼らは、肌の色から「グレイ」と呼ばれる宇宙人になってしまったのである。

・放射能に汚染された「グレイ」は声帯をやられ、言葉を声にして喋ることができなくなってしまった。代わりに彼らには声に出さずに言葉を伝えるテレパシーの能力が発達していった。

・また、放射能で消化器官をやられた「グレイ」は、肉などを消化する能力が徐々に衰えていった。代わりに動物の内臓から直接酵素や分泌液を吸収するという方法で、彼らは、栄養を取るようになった。



『最新! 秘密結社の謎』
世界の裏側で暗躍する組織の実態を暴く
知的発見探検隊    イーストプレス   2011/7/15



<エコロジーを実践しカッパとの共生をはかる「下総カッパ団」>
・下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村の豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ。大の相撲好きだった伝兵衛が印旛沼で出会ったカッパのシンサクと偶然相撲をとって勝ったことで、意気投合。カッパと人間の共生を目的として旗揚げされた。設立当初は、うなぎ釣りや川相撲、水泳などの各種の催事を開き会員数は増え続け、最盛期には300名もの会員数を誇ったという。

<ナチスを生みだした秘密結社トゥーレ協会>
・ナチスは1926年から1942年まで毎年、チベットや中央アジアに遠征隊や調査団を派遣しました。何を探し求めていたのかといえば、アガルタです。
 アガルタとはフランスのオカルティスト、J・A・サン=ティーヴ・ダルヴェードルが詳しく紹介した一種の桃源郷です。
 彼はその死後の、1910年に出版された『インドの使命』という著書で、世界の中心に当たるアジアの地下深くに不可視の王国があると述べています。

<グレート・ホワイト・ブラザーフッド>
<神智学協会やゴールデン・ドーンを生んだ謎の集団>
<多くのオカルト結社に影響を与えた存在>
・ブラヴァツキー夫人が神智学協会を創立する際、多大な影響を受けたとされているのが、ヒマラヤで出会ったグレート・ホワイト・ブラザーフッドだ。

<未知の上位者との交信で真理に近づく>
・グレート・ホワイト・ブラザーフッドは、太古の昔より天界や宇宙の超存在と交信し、授かった智恵で人類を導き続けてきたという。

・交信できるのは、マスター(導師)と呼ばれる一部の者だけで、そうそうたる人々の名が連ねられている。超存在が何者であるかは不明だが、その導きに従えば、人間の内に秘められた真理に近づけるとされる。

・こうした神秘性を高める構造は、オカルト系秘密結社でよく見られる「未知の上位者」のシステムと呼ばれる。

・オカルト要素に満ちたグレート・ホワイト・ブラザーフッドは、未知の上位者からの情報を伝えることで、そのカリスマ性を維持していた。

<地球外生命体の正体>
<地球を揺るがす秘密をNASAと秘密結社が隠蔽>
<エリア51には宇宙人がいっぱい!?>
・地球には既に知的な宇宙人が到来しているという説がある。そして、宇宙人とアメリカ合衆国とNASA既に接触しているというのだ。

・また、ネバダ州にあるアメリカ空軍の実験施設エリア51周辺ではUFOらしき未確認飛行物体が何度も目撃されている。

・そして、エリア51には極秘裏にロズウェル事件の残骸が運び込まれ、地球外生命体から得た技術でUFO研究が行われ、リトル・グレイと呼ばれている宇宙人が存在しているなど、様々な憶測が飛び交っている。

<信じられている噂>
<地球外生命体を隠し続けるNASA>
・NASAは実は地球外生命体と既に接触しているという噂が後を絶たない。
 NASA中枢には根強い秘密隠蔽派が存在し、秘密結社と結びついて、これまでの発見や地球外生命体に関する情報を隠し続けているというのだ。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


震災後、青森のイタコの元には、死者と「対話」しに訪れる被災者が相次いだという。(2)

2018/04/08 18:13

<ユタ買いを続けた日々>
・実は、この後すぐ、私もユタ買いをするようになりました。神からの信号による頭痛が、現界に達していたためでした。
 とにかく、毎日毎日激しい頭痛が起こります。仕事をするどころか、立ってもいられません。よく、頭が割れるとか、痛さで目が飛び出るなどと表現されますが、それが全くオーバーな表現ではないほどの痛みでした。
 もちろん、最初はお医者さんにかかりました。ですが、答えは「異常なし」。何一つ、悪いところはないというのです。それに、私自身これがカカイムンであることは薄々気づいていました。いえ、薄々というと嘘になるかもしれません。

・今、私のところにやってくる人のほとんどがそうであるように、北によくハンジ(判示)するユタがあると聞けば相談し、南に拝みがよく通るユタがいると聞けばそこに通いというのを繰り返しました。

・一言でユタと言っても、いろいろな人がいます。実際にサーダカに生まれ、選ばれるようにしてユタになった人もいれば、習いユタと言って霊能力もないのに拝みのまねごとをしているだけの人もいます。また、そこまでひどくなくとも、明らかにダングィソーグィ(段超え竿超え 自分の持つ霊力の分を超える拝みをする人)のユタも少なくありません。
そんなことを続けていると、いずれ神からの制裁が下ります。
 ところが、「ユタ」は現在においては一つのシステムとなっており、拝みのプロとしてある程度の評判がつけばお金を稼げるようになっているのです。

<アシャギの夢>
・ですから、毎回終わった時には心身ともにずいぶんと消耗しています。
 しかし、長年閉じ込められていた神や、さ迷っていた霊が昇天していく時には、ヌジファ(死者のマブヤーをお連れする儀式)をした私へはもちろん、それを私に依頼された方にも心からお礼を言ってくれます。また依頼された方々からも「永年、待ち望んでいた子ども(子宝)を授かりました」などうれしい報告もたびたびうけます。それがうれしくて、ずっとこの仕事を続けてこられたのです。



『誰の上にも奇跡が降りてくる』  
琉球ユタ  HARU  PHP研究所   2010/6/17



<よい波動を受けるために本物に囲まれて暮らしましょう>
・私はふだんの生活では、価値あるものに囲まれるようにしています。それは、よいものからよい波動が出てくるからです。
その波動を受けていれば、自分の波動が下がりません。たとえば、宝石でも何でもそうですが、価値あるものを身につける、身の回りをこぎれいにするということで、そのものが持っている波動を得られるわけです。また、よい波動に囲まれていると、病気になりにくいのです。よいものに囲まれることは、贅沢とはちがいます。

<人間は自分でつくった人生を歩んでいるのです>
・「時間は未来から過去に向かって流れる」という考え方がありますが、これは、原因が実は未来にあり、結果が現在にあるということ。

<性格ではなくマイナス思考の癖を直すことです>
・マイナス思考を変えるためには、環境を変える必要があります。自分が癖になっているということは、自分の周りにいる人たちにも同じ癖があるということです。ですから、自分だけが変わるとしても、ゼロサムゲームのようにまた周りの人たちに駒を返されてしまいます。重要なことは、その波動から抜け出すことです。

<体をよく動かすと運気が上がります>
・仕事だけでなく、いろいろな生活の中で運をよくするためには、とにかく体を動かすことです。

<「まだまだ先に行ける」と思っている人が成長します。>
<ユタについて>
・ユタは一般人と同じように生活し、一般人を相手に霊的アドバイスを行うことを生業とする、在野のシャーマン、カンナギで、琉球王朝時代に地域の霊能者をノロ(神事をつかさどる女性司祭者)が指名してユタを決めたとされています。

・私は小さい時から沖縄のユタとして育ち、無意識にチャネリング(潜在意識を通して日常とは別の次元で交信すること)をするようになっていました。

・人間はこの世に存在している限り、誰かの役にたつことができます。自分のことを必要とする人がいてくれるという思いが、生きる励みになります。

・私は霊のメッセージを受け、沖縄中のお水が出る聖地を求めて、あちこち回って歩き、拝所をつくりました。

・ユタは沖縄の人たちの自警団です。そもそも、ユタという存在は、地元地域に密着しているものなので、パブリックな場所にはほぼ100パーセント出てきません。一般的にユタは、住民たちの先生として地域に存在します。

・ユタのような存在は、沖縄だけでなく、日本全国にいるといいかもしれません。ユタの考え方ができる人は、強いと思いますから。



『沖縄の神と食の文化』
赤嶺政信    青春出版社  2003/4



<小童の妖怪「キジムナー」>
・キジムナーは、一般に沖縄本島全域で広く語られる子どもの姿をした妖怪の一種である。赤い顔と髪が特徴で、大きなガジュマルなどの古木を住処としている。好物である魚の左目だけを食べ、蛸を嫌う。寝ている人の胸を押さえつけるといったいたずらをすることがあるが、漁を得意として漁師の漁を手伝ったりする説話も残っている。一般には木の精霊といわれている。
 山から木を運ぶ話もあり、『琉球神道記』のなかでは、沖縄本島北部の国頭で船板を山から伐採するときに、「次郎・五郎」という小僕を使って曳かせるという記事があり、これはキジムナーの系譜に連なると考えられる。
 また、宮古諸島においても「マズムシ」あるいは「インガラマラヤブ」と呼ばれる妖怪が人を手伝って山から木を運ぶ話がある。さらに、奄美大島には「ケンムン」と呼ばれる小童がいたとされ、ガジュマルの木を住処とし、かつてはきこりに従い木を担いで仕事を手伝ったという。
 これらはいずれも別の呼称であるが、沖縄本島において伝承されているキジムナーと同様の性格を持つ説話になっている。
 キジムナーは親しくなった人間に富をもたらすといわれている。ある老人がキジムナーと親しくなり一緒に漁に出かけるようになるが、キジムナーのおかげで毎晩大漁となり、その老人は金持ちになった。しかし後に、老人はキジムナーとの付き合いに嫌気がさしキジムナーの住処であった木を焼いてしまう。やがて老人の家は没落するのであるが、キジムナーが移り住んだ家は裕福になったという。つまり、キジムナーによって富を得た家は、キジムナーと縁を切ると没落するということが語られているのである。キジムナーが「富を司る」存在だとするこの類の話は少なくない。

・キジムナーは、昔の子どもたちにとっては身近な存在であり、目撃談や遭遇したという話が多く残っていた。しかし、最近はその姿をみたという話はすっかり聞かれなくなった。なかには戦争のときの艦砲射撃によってキジムナーもほとんどやられてしまったために、それ以来見かけることはなくなった、などという噂もあった。

<身体に宿るマブイ(霊魂)>
・沖縄では一般に霊魂のことをマブイといい、人の身体には複数のマブイが入っていると考えられている。マブイは、人の生命活動を支えているもので、交通事故にあったり、溺れたりするなどの危険に遭遇したり、驚くなどのショックを受けたりすることで、身体から遊離することがあるという。そのような理由でマブイが身体から遊離してしまう状態をマブイオトシ(魂落とし)あるいはマブイヌギタン(魂が脱げた)と表現するが、無気力や食欲不振などの原因不明の精神的・身体的な不調などは、マブイが自然に抜け出したためにおこるとされる。また、マジムン(魔物)などによって身体からマブイが抜き取られたりすることもあるといわれる。
 マブイが落ちたり抜け出たりした場合には、マブイを身体に戻すための儀式を行う。これをマブイグミ(魂込め)という。

・生者のマブイをイチマブイ(生霊)といい、死者のマブイをシニマブイ(死霊)と呼んで区別する。死者のマブイは、亡くなってしばらくの間はイチミ(現世)とグショー(他界)との間をさまよっていると考えられている。
 死後3日目、21日目、35日目、49日目などに行われるマブイワカシ(魂分かし)と呼ばれる儀礼は、シニマブイを遺族のイチマブイと分離し、現世に執着するシニマブイをあの世に送るためのものである。

<民間の宗教者「ユタ」>
<ユタの能力と役割>
・村落の祭祀を担うノロやツカサなどの神女とは、別に、沖縄の民間宗教において重要な役割を担っているのがユタである。東北地方のイタコなどと比較されるが、その霊的能力によって人々の宗教生活に関わる、いわゆるシャーマンのことである。
 ユタのほとんどは女性であるが、ユタになるまではごく普通の人であり、カミダーリィという心身の異常を体験し、長年にわたり苦しみながらユタになっていくのがほとんどである。彼女たちは生まれつき霊力が高いとされ、カミダーリィはユタになるべき人に対する神からの知らせと受け取られている。つまり、ユタにとってみれば自らの意思によってユタになったのではなく、神からの思し召しによってしかたなくユタになるのである。

・ユタは、村落の公的な祭祀に関わることはなく、個人的な相談内容に対して占いや祈祷、アドバイスなどを行なう。例えば、運勢や吉凶の判断、家や墓の新改築の是非や日取りの判断、病気や災いが生じたときの超自然的な原因の追究、あるいは死者や祖霊からのメッセージを感受して、それを関係者に伝達するなどを行なう。

<ユタの弾圧の歴史>
・首里王府の下で保護され公的な地位にあったノロとは対照的に、ユタはごく近年まで弾圧や規制による厳しい取り締まりを受けていた。



『沖縄の神と食の文化』
赤嶺政信    青春出版社  2003/4



<沖縄人にとっての神とは>
<沖縄の創世神話>
・日本の国づくり神話は、『古事記』『日本書紀』などにみることができるが、沖縄の創世神話は、袋中という日本から来た僧侶によってまとめられた『琉球神道記』(1608年)、『おもろさうし』(1623完成)、琉球王朝の正史『中山世鑑』(1650年)などにみることができる。

・例えば、『中山世鑑』では、「天城に阿摩美久という神があり、天帝の命令によって、それまでは東海の波は西海に打ち越す状態だったところに、土石草木を天から賜って島をつくった。さらに、国頭の辺土の安須森をはじめとして島々国々の御嶽(うたき)をつくった。阿摩美久の願い出により、天帝がみずからの御子を地上に送り、やがて二人の間に子供ができる。長男は国の王、次男は諸侯、三男は百姓、長女は君々(高級神女)、次女は祝女(ノロ)のはじめとなった。さらに阿摩美久は天から五穀をもらいうけ、島々に植えた」と記されている。

・このような御嶽の創造物語や五穀発祥の話など、創世神話の内容は琉球王国や民間におけるさまざまな祭祀に関連していく。
 また、『琉球神道記』では、「アマミキュ(阿摩美久)は女神で、そのつれあいの男神のシネリキュとともに天から降臨し、波に漂う島に草木を植えて国づくりを行い、さらに往来の風をたよりに三人の子供を産む。長子は領主、次子はノロ、三子は農民のはじまりになる」とあり、ここでのアマミキュ・シネリキュは、創世神であるとともに始祖神としても位置付けられている。
 また、文献に記された神話と別に、奄美諸島から八重山諸島まで民間で広く伝承された創世神話も存在する。

<ニライカナイという他界>
・神についての観念、人々の世界観が色濃く表れているのがニライカナイに対する信仰である。ニライカナイは、海のかなた、もしくは海の底にあるとされる理想郷あるいは異界で、日本の浦島伝説にみられる竜宮の観念と重なるところもある。

・ニライカナイの語源を探っていくと、「ニ」は「根」を意味し、「ラ」は地理的空間を表す接尾語、「イ」は方向を示す接尾語、つまり「ニライ」とは「根のあるところ」「根の国」という意味であると考えるのが一般的になっている。「カナイ」については、琉球語によく使われる意味をともなわない対句表現とみられている。

・『おもろさうし』のオモロや、沖縄諸島の祭祀歌謡を集成した『南島歌謡大成』(1981年完成)に掲載されている神歌には、ニライカナイについての歌が多数存在する。それらによると、人間の住む世界に豊穣と幸福、平安をもたらすセジ(霊力)の源泉地とされ、人々の信仰と深く結びついていたことがうかがえる。

・ニライカナイ信仰に関わる祭りの一つに、沖縄本島北部ウンジャミ(ウンガミ=海神がなまったもの)と呼ばれる祭りがあり、現在では海神祭と呼ばれることも多い。旧暦の7月に行われるこの祭りは、ニライカナイから1年に1度村落にやってくる来訪神を迎える祭りで、海神祭という名称であるにも関わらず主として農作物の豊作を祈願するものである。

・ニライカナイからの来訪神は神女たちに憑依するとされ、神女たちの所作や歌われる神歌によって祭りの場における神々の存在や、ニライカナイへの帰還が表現される。

<御嶽(うたき)の神>
・先のウンジャミのように、1年のある時期に村落を訪れ、豊作を約束するなどして最終的に自分の属する世界(異界)に戻っていく神のことを来訪神と呼ぶとすれば、村落に滞在し村人の生活を守ると考えられている御嶽の神は常在神と呼ぶことができる。

・御嶽というのは、各村落に少なくとも一つは存在する聖地であり、村落の守護神が祀られ村落の祭祀が執り行われる祭場である。丘の上など高台の緑濃い森の中にある例が多く、クバ(ビロウ)やマーニ(クロツグ)といった聖木とされる樹木が生えていたり、巨岩があったりする。日本本土の村の神社とは異なり建築物などはなく、本殿に相当する場所はイビと呼ばれる空間である。そこのは御神体は存在せず、香炉や石などが、神がそこにおわすことの印として置かれているだけである。

・御嶽に祀られている「御嶽の神」は、沖縄の固有信仰の一つである祖霊神であるという説もあるが、御嶽の神の性格は多様であり、一律には規定できそうもない。現在でも人々にとって御嶽は聖域であり、日常生活に深く浸透した信仰の場所である。



『あなたもバシャールと交信できる』
坂本政道   ハート出版    2010/12/10



<バシャールとは、どういう存在?>
<惑星エササニの生命体>
・バシャールはエササニという星に住んでいる地球外生命体です。エササニとは、Place of living light (生きている光の池)という意味です。彼らの世界は、喜びと無条件の愛に満ち溢れる世界とのことです。
 そこには彼らは、数億(人)位いて、その総称をバシャールと呼んでいます。ちょうど我々を地球人と呼ぶようなものです。住んでいるのは、恒星ではなく惑星です。

・方向としては地球から見てオリオン座の方向です。もちろん、太陽系外の惑星です。地球から500光年ほどのところにあるShar(シャー)という星の周りを回る第3惑星のことです。

・残念ながら地球からは見えないと言われています。暗すぎて見えないというよりも、我々とは、微妙に次元、あるいは、「密度」が違うためのようです。

・地球は、そして人類は「第3密度」であるのに対して、バシャールとエササニ星の宇宙人は「第4密度」です。

・その惑星から数百人?が宇宙船にのって地球にやってきています。現在、彼らは地球の上空にいて、アメリカ人のダリル・アンカという人を通して、チャネリングをしています。

<グレイの子孫>
・バシャール自体はどういう生命体なのかというと、実はグレイと呼ばれる宇宙人と地球人の間に生まれた混血だということです。では、グレイとはどういう存在なのでしょうか。ご存じの方も多いと思いますが、グレイはアーモンド型の黒い目をしたちっちゃい宇宙人で、悪いイメージがあります。ネガティブなタイプだといわれています。

・ちなみに宇宙人はポジティブなタイプとネガティブなタイプ、それにニュートラルなタイプがいるとのことです。ポジティブなタイプの霊は、プレアデスに住む生命体(プレアデス星人とかプレアデス人)です。アークトゥルスやシリウスの生命体、こと座の生命体の一部もポジティブです。ネガティブなタイプには、こと座やオリオン、シリウスの生命体の一部がいます。

・バシャールによればグレイというのは、本当は宇宙人じゃなくて、「パラレルワールドの地球に住む人類」です。パラレルワールドでは、この世界と併存する世界のことです。

・そして、時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがバシャールだということです。

・ですので、バシャールの先祖というのは、グレイと我々人類ということになります。

<地球のまわりに集まる地球外生命体たち>
・バシャールたちは、今アメリカのセドナという場所の上空にいます。ただし、何度も言いますが、宇宙船自体も第4密度ですので、セドナに行って上空を見上げても通常は見えません。

・このように、いろんな宇宙船がいろんなところにいるわけですが、ほとんどがポジティブ側の宇宙人たちです。ネガティブ側もいますが、比率としては10対1くらいだそうです。

・ポジティブ側は連合を組んでいるようで、ル−ルがあるようです。そのルールというのは、2012年までは地球人類に直接的には干渉しないというものです。



『「マヤの予言」 2012』
マヤ文明の検証と歴史から学び解く予言の本質
デーヴィッド・ダグラス    ガイア・ブックス 2009/12/1



<「羽毛のある蛇」崇拝>
・ククルカンやケツァルコアトルとは、誰、または何なのか。
“羽毛のある蛇”は単なる神だったのでしょうか。それとも(イエス・キリストやブッダやクリシュナのように)対をなす人間、つまり「化身」がいたのでしょうか。天国の家を捨て、人間の中で暮らしてくれたのでしょうか。マヤ暦の意味を教えられるのは、彼なのでしょうか。

・<チラム・バラムの書>はこう伝えています。「・・・ユカタンの最初の住人は『蛇の人々』だった。彼らは東から船で海を渡って、指導者であるイツァムナー、すなわち「東の蛇」とともにやって来た。彼は手を置くことで癒すことができる治療師で、死人をよみがえらせた」

・ケツァルコアトルは異邦人の一行を率いてメキシコにやって来た偉大な啓蒙者だった。彼の時代、トウモロコシは1人で1度に1本の茎しか運べないほど、穂が大きかった。穂は成長してさまざまな色になったので染める必要がなかった。彼は広々とした格調ある家を建て、人々の心に平和を育む宗教を教えた。

<ケツァルコアトルは神としてより人間として記述されている>
<裏付けとなる報告>
・先住民に確かめたところによると、古代に20人の男がメキシコにやって来て、そのかしらがククルカンと呼ばれていたという。・・・・彼らは、ゆったりとしたローブを着て、サンダルをはいていた。長い髭を生やし、頭を剃っていた。・・・・ケツァルコアトルは人々に平和の道を教え、多くの重要な大建造物の建設を始めた。

<黄金時代の終焉>
<白い人の伝説>
・さまざまな資料に、ククルカンーたいてい白人として描かれている人物が到来して平和と調和の時代が訪れたとされている。



『河童・天狗・神かくし』 
(松谷みよ子)(立風書房)  1985/7



<山の神などによる神隠し>
・ある時、この部落の小さい女の子がふっとかき消すようにいなくなった。部落総出で探してみても、いっこうに手がかりはない。幾日かたって、また、ふっと現われた。その現われ方がまた不思議なことだった。この部落のはずれの薬師堂の梁の上に、その女の子はちょこんと坐っていたんだ。村の衆は、あれは薬師様にさらわれたんじゃっていった。  (長野県)

・岩手県和賀郡がはんらん。和賀町横川目。私が15歳の頃(昭和10年前後)の事件である。大雨で村の中央を流れている尻平が氾濫した。その日、私の部落の幼児(5、6歳)が見えなくなったという騒ぎが出た。消防団も出たりして、部落総出で探しまわったが、夜中になっても見つけることができなっかった。きっと川に落ちて流されたに違いないというので、川下を探しまわった。ところが、朝になってその幼児が川向うの山の中で無事で発見された。これはどう考えても不思議なことでした。その川には、丸木橋一本かかっているだけで、当日の大雨の氾濫で大人でも渡ることができない状態でした。

・長野県上伊那郡。浦の新三郎猟師といえば、山の神様となれ親しんだ逸話の持ち主として知られています。明治の初年のこと、新三郎は金子勢五郎猟師と連れだって仙丈岳へ猟に出かけましたが、二人は途中の小屋で単独行動をとることにきめ、別れ別れになりました。それから1週間、新三郎猟師は、杳として消息を絶ってしまいました。村人に依頼して山中を捜索してもらいましたところ、勢五郎と別れた小屋に戻っているところを発見されました。新三郎の話では、小屋を出てしばらく行くと、立派な婦人が現われて手招きするのに出会いました。誘われるままについて行くと、苺などの実る場所へ連れて行かれ、たらふくごちそうになりました。

こんなわけで、山にいる間は、ついぞ空腹を感じなかったという話でした。村人はその女性を山神であるとみていますが、山神男性説をとるこの地方にも、こうした観方のあることはおもしろいことです。
出典:松山義雄著『山国の神と人』(未来社)

・和歌山県西むろ郡上三栖。紀州西むろ郡上三栖の米作という人は、神に隠されて二昼夜してから還って来たが、其間に神に連れられ空中を飛行し、諸処の山谷を経廻って居たと語った。食物はどうしたかと問うと、握り飯や餅菓子などたべた。まだ袂に残っていると謂うので、出させて見るに皆紫の葉であった。今から90年ほど前の事である。又同じ郡岩田の万蔵という者も、三日目に宮の山の笹原の中で寝て居るのを発見したが、甚だしく酒臭かった。神に連れられて、摂津の西ノ宮に行き、盆の13日の晩、多勢の集まって酒を飲む席にまじって飲んだと謂った。是は六十何年前のことで、共に宇井可道翁の璞屋随筆の中に載せられてあるという。

・昭和二十年頃の話。私の家の近くの男の子(小六年)が昼間、にわとりをいじめたから神かくしにあって大騒ぎとなりました。井戸のそばにしゃがんでいたそうなのに、家人にはその姿が見えず、子供には家人の姿が見えるけど声が出なかったそうです。二昼夜、その状態だったそうですから神かくしに違いないと、父母が言っていました。(青森県)


<河童の名称>
<河童の名称は全国各地で色々>
(北海道)  コマヒキ、ミンツチ(アイヌ)

(東北地方) オシッコサマ、シーッコサマ、カッパ、カァパ、カァパコ、カッパァ、カワワラス、カッパァ、ガワダロウ、ザンビキワラシ、セッコウサマ、メドチ、メドツ、メットウチ

(関東地方) カッパ、カッパノコ、カワッパ、カダロー、ガタロ、カワワラワ、ネネコ、封(ホー)

(中部地方) エンコ、カッパ、ガッパ、カーランベ、カースッパ、カゴウソ、カワ(ラ)コゾー、カワボウズ、カワザル、カワババ、カワコゾ(ウ)、カーラボーズ、カワヤロウ、

カワツズミ、カーカンパ、カワッパ、

カワウソ、カワダ、カーラボン、カワラ、カワコボーズ、ガワロ、ガウロ、ガォロ、ガワエロ、ガワイロ、ガメ、ガワラ、ガワタロ、コボッチ、シジン、シイジン、スイシン、スイジン、スジンコ、セーシン、セージン、テガワラ、ドーツン、ドチロベ、ドチ、ドチガメ、ヌシ、ミズシワッパ、ワワッパ

 (近畿地方) イ(ン)ガラボジ、ウンガラボーシ、エンコ、オンガラボーシ、カッパ、カワッパ、カワラ、カワソ、

カワタロ(−)、カワコ、カワコゾウ、カタロ、カワタラ、カシラ、カワンゴロ、カワコボシ、カワラコゾウ、カワロ、カンコロボシ、カワノトノ、ガタロ、ガワタロ、ガ(−)タロ(−)、ガァラ、ガウライ、

ガワッパ、ガイタロウ、ガロウ、ガロボシ、ガウラ(イ)、ガシャンボ、ガ(ッ)タラボ(−)シ、ガンタヲボシ、

ガイタルボーズ(カイダルボーズ)、ガラボシ、ゴウタロウ、ゴウタラ、ゴウラボ(ウ)シ、ゴウヲゴランボ、ゴボシ、ゴロボシ、シリヒキマンジュ、シリヌキ、シリコーボシ、スッポン、ドンガス、フンゴロボージ、ヒョウスボウ、マロ、ヤマタロ、

(中国地方)
エンコ(ウ)、カワッパ、カワコ(―)、カウコ、カウゴ、カワソ、カワコボーズ、ガウロ、ガ(ッ)タロー、ガウコ、ゴンゴ、ゴーゴ、ゴンゴージ、テナガ、フチザル、川子大明神

(四国地方)
イドヌキ、エンコ(ウ)、カワウソ、カワラ、カタロー、カワランベ、カダロウ、ガタロ(−)、ガワタロ、ガワラ、ガァラ、ゴタロ、ゴタコ、ゴタラ、シバテン

(九州地方)
エンコ、オト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワコ、カントン、カーダラ、カーボン、カワタロウ、カワンヒト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワンチョロ、カワントロ、カワノトノ、カワントン、カワロ、カリコボ、カワッソ(ウ)、カワゾウ、カワッパ、カーッパ、ガーッパ、ガッコ、ガワッパ、ガーダラ、ガワタロ、ガンチョロ、ガワッパ、ガータロ(−)、ガントロ(−)、ガントン、ガーッポ、ガグレ、ガゴ、ガラッパ、ガワロ、ガラッポ、ガンバ、ガースッパ、ガーロ、ガタロ、

ガシタロ、ガワンタロ、ガワッパ、ガッタロ、ガァッパ、ガッパ、ガアラッパ、ガワンタ、コウラワロウ、

サンボシ、スイテング、スイテンボウズ、スジンドン、セコ、セコンボ、セココ、セセコ、セコボウ、ヒョ(ウ)スンボ、ヒョウボウ、ヒュ(ウ)スボ、ヒョイヒョイ、ヒュースベ、ヒョウス、ヒョウスヘ、ヘテゴロ、

ヘジコロ、ホグラ、ナサン、ミズシン、ミッツドン、ヤマワロ、ヤマンタロー、ヤマセコ、ヤマオロ、ヤマウロ、ワワッパ、ワラドン

(奄美大島)ガウル、ガワッパ、コーバチ、ケンムン(ケンモン)

(沖縄地方)カムロー、キジムン(キジムナー)、ブナガヤ


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


震災後、青森のイタコの元には、死者と「対話」しに訪れる被災者が相次いだという。(1)

2018/04/08 18:12


『霊魂を探して』
鵜飼秀徳  KADOKAWA  2018/2/22



<癒えぬ心の傷、宗教界「相談を」(産経新聞 2012/1/18)>
・「『お化けや幽霊が見える』という感覚が、東日本大震災の被災者を悩ませている」という書き出しで始まるこの1000字ほどの記事は、被災地における霊魂現象と、鎮魂供養を実施している宗教家の活動を取り上げたものだった。全国紙で「霊魂現象」を取り上げるのは異例のことだ。

・しばらく後、私は被災地に赴いた。
「津波で流された子どもが家を駆け回っている姿を見た」
「行方不明になっているおばあちゃんが枕元に立って『早く見つけてくれ』と語りかけてきた」
 こんな体験談が聞かれた。
 現地では仏教の僧侶やキリスト教の牧師が一緒になって、「鎮魂行脚」を続けていた。お経と讃美歌の声が、混然一体となって被災地に響き渡る。しばらくして、被災地には霊魂現象を調査する研究者や大学生も現れた。
「幽霊でもいいから、(亡くなった人と)会いたい」肉親を亡くした被災者は、そう語った。
 震災後、青森のイタコの元には、死者と「対話」しに訪れる被災者が相次いだという。

<柳田國男が見出した死後の魂の居場所>
・民俗学の大家、柳田國男は死後の魂がどのように浄化されていくかについて、以下のような考えを述べている。
 日本人の死後の観念、つまり「霊魂」は永久にこの国土のうちに留まって、そう遠方には行ってしまわないという考えがある。霊魂は死後しばらくはムラやイエのまわりをうろうろしているが、49日をもってホトケとなる。さらに盆や彼岸、正月、年忌など繰り返しの供養を経て、次第に霊魂の「個性」は失われていく。つまり、ケガレの「浄化」である。弔い上げが済めば、霊魂はいよいよ祖霊となる。そして、山のカミとなり、春には山から降りて田に恵みを与え、秋の収穫を迎える頃、山に戻っていくーー。
 こうした、最終的には死者の霊魂は山へ向かう、という考え方を民俗学では「山中他界観」という。よって、山は神域として位置付けられる。

・本土で見られる山中他界観は、琉球地方に行けば、「海上他界観」になる。死者は海の向こうの理想郷、ニライカナイに向かい、我々が生きる社会に豊穣をもたらしてくれるとされる。琉球では死後7代を経て、こちらもやはり祖霊になる。

<霊魂観の薄れと寺院消滅の関係>
・筆者がつくり出した造語だが、昨今「寺院消滅」とも言われる。地方都市にある寺を維持、継承していけなくなっているのだ。その背景には、都市部への人口の流出(核家族化)、高齢化、死生観の変化、歴史的経緯など様々な要因がある。言い換えれば、現在、日本仏教は構造転換期にあるというのだ。

<シャーマンは今もいるのか>
<霊媒師、拝み屋、カミさま>
・宮崎県高千穂町では毎年秋から冬にかけ、夜通しで神楽を奉納する「夜神楽」が行われる。国の重要無形民俗文化財にも指定されているこの神事は、山の神や五穀豊穣をもたらす水源の神、家々の氏神など、様々な神を招く「神降ろし」を舞で表現している。
 地域の神社などで見られる神楽は、「神を楽しませる」との文字通り、神を招き、神と交流する祭りである。この神楽には、生身の人間が依代となって神霊の意思を伝える(神懸かり)の古態を見ることができる。神霊が乗り移るとされているのは、伝統的に巫女である。

・明治初期、国家神道体制を推し進める新政府は神仏分離を皮切りに、修験道や陰陽道などの呪術系雑宗を禁止に追い込んだ。この宗教分離政策は、日本の伝統的な習俗を大きく毀損させるものになった。
 しかし、民間レベルでの呪術・巫術のニーズは衰えることはなく、科学万能主義社会となった今でもなお、各地で宗教的職能者は活動している。青森のイタコ、沖縄のユタはその典型だろう。あるいは祈祷、除霊、霊視を請け負う「拝み屋」「カミさま」などの存在も、しばしば筆者の耳に届けられる。

<イタコにすがる震災遺族>
・2011年3月11日の東日本大震災後は、遺族からの依頼で犠牲者の口寄せをすることも多かった。松田は旅館などの宿泊施設に出張して、口寄せをしたという。非業の死を遂げた肉親の声を聞きたい、行方不明のままの親族が成仏できているのか知りたい――。すがる思いでイタコの口寄せに耳を傾けた被災者は確かに存在した。
 それも震災から6年が経過し、今では震災がらみの相談は減ってきた。

<残されたわずかな正統派のイタコ>
<20年ぶりの亡き“母”との邂逅>
<恐山イタコに長蛇の列>
・「昭和40年代、青森県内には100人ほどのイタコがおりました。しかし、イタコの世界は高齢化や後継不足で、現在、正当なイタコは6人だけになっています」

・イタコの発祥の歴史は、実はよく分かっていない。江刺家は、死者の霊魂を呼び寄せる「口寄せ」自体は、縄文時代から存在したのではないかと推測する。
 ここ南部地方で活動するイタコの場合、室町期後期、下北半島を納めた八戸南部氏が、霊場として恐山周辺を整備すると、修験者(山伏)に混じって「お山参り」をしはじめたのが始まりだという。修験者がイタコをめとることも多かった。そのため、修験道とイタコとの間には強い親和性がある。

・その昔は麻疹(はしか)にかかって、失明する子どもが多かった。東北では、そうした子どもでも食べていけるようにと、親や親族が師匠となるイタコを探して、弟子入りさせていった過去がある。
 明治初期には津軽と南部を合わせて、イタコを名乗る盲目の女性が500人はいたようだ。真正のイタコであることを証明する場合、一人前になる時に師匠から与えられる「オダイジ」と呼ばれる守り筒がその証拠になる。松田も口寄せの際には紐でくくったオダイジを背負う。
 こうして見ると、イタコ社会は、社会的弱者の受け皿として機能してきた側面がある。だが、1970年代以降は、麻疹ワクチンの定期接種が実施され始め、麻疹の罹患率が劇的に減少。「イタコになる条件」を備えた女児の絶対数が減っていることもイタコが後継難にあえぐ原因となっている。

・八戸ではイタコのことを「かか様」と親しみを込めて呼ぶ。市内では、半世紀ほど前までは町内に1人はイタコがいたという。地域の寺院や神社のように、イタコはごく身近な存在だった。だから、畏れられる存在というより、「地域の母親」としてイタコは愛され続けた。
 ここで少し、シャーマン(霊媒師)の呼び方について、説明しておきたい。青森では正統なイタコのことを「かか様」のほかにも、「オカミサン」と呼ぶことがある。しかし、この時の「カミ」は「神」ではない。あくまでも「地域の母親」のニュアンスが込められる。

・「今は、DVDなどでイタコの口寄せの映像が手に入るため、その技術をマネしようと思えばできないこともない。イタコの弟子筋を名乗って、首都圏などで口寄せのマネごとをやり、客から何万円も取る詐欺まがいも横行しています」
 ちなみにイタコの口寄せの料金は恐山では4000円、自宅であれば3000円が相場だ。

<生者にとっての口寄せ>
・死者の霊魂を降ろす時の感覚についても聞いてみた。
「霊が私の中に入ってくる時の感覚は実は私もよく分からない。なぜなら、口寄せの最中は私の体は自分であって、自分のものではないから。仏様に自分の体を貸しているんです。だから、霊告の姿、形を取るというよりも言葉で降りてくる感覚です。でも時には仏様の姿を視ることもあります。仏様が亡き人を連れてくる………」

・東日本大震災後は、ある旅館の部屋を借りて一晩中、口寄せを行ったことがあるという。ある男性は、妻と娘を津波で亡くした。屋根伝いに避難したが逃げ切れずに、波にさらわれた。
「苦しかったか」「今、どうしているのか」
 口寄せをしながら、妙海自身も涙を流していたという。男性も泣き崩れ、しばらくは立てない様子だったが、落ち着きを取り戻すと、「もやもやしていたものがあったが、吹っ切れた」と話してくれた。

<隆盛を誇る沖縄のシャーマン>
<沖縄のあちこちにいるシャーマン>
・沖縄に仏教が伝わったとされるのは13世紀後半、飛鳥時代の6世紀に仏教伝来した本土よりも、かなり遅れた。その後、15世紀に尚巴志(しょうはし)が琉球王国を樹立させると、時の権力者に庇護されたのが臨済宗と真言宗であった。
 日本本土では17世紀以降、幕府主導で一村一寺体制(ムラの寺)、つまり檀家制度が敷かれていく。檀家制度は現在まで維持されており、多くの寺院は境内墓地を抱えている。本土の寺院の経営基盤は墓地収入である。
 一方、琉球では15世紀から19世紀までの約450年にわたって王制国家が続いた。王国では檀家制度は導入されず、寺は王国から俸禄を受給され、官寺の扱いになった。

・「ユタ」とは、沖縄や奄美諸島で古来より活動している民間のシャーマン(霊媒師)である。
 ユタの発祥の時期は不明だが、8世紀とも9世紀とも言われている。ユタは「人々を惑わす」として王国時代以降、4度、「ユタ狩り」の迫害を受けた歴史を持つ。最後の弾圧は昭和初期の戦時体制下で実施された。だが、ユタは戦後も生き延び、近年はスピリチュアルブームの追い風も受け、若いユタが増えている、との情報もある。ユタは、迫害の歴史に見られるように社会的地位は決して高くないため、最近の若いユタは「スピリチュアル・カウンセラー」などと名乗るケースも見られる。

・沖縄の宗教的職能者はユタの他にも。ノロ(祝女)がいる。ノロの多くは世襲によって継承されてきた神職(女性祭司)であり、ムラの祭祀を司ってきた存在だ。ノロはユタのように、個人クライアントを見つけて商売をすることはないが、神霊と交流する点では土着の宗教的職能者といえる。
 両者の住み分けとして浄(神の領域)の部分を担うのがノロで、不浄(市の領域)に関わるのがユタとされている。しかし地域差があったり、祭司がユタを兼ねる場合もあったりして、厳密に定義するのは難しい。

<地域の相談役、ユタ>
・沖縄では「医者半分、ユタ半分」という言葉がある。これは、西洋医学で病気を治療するのは医者だが、ユタの見えざる力によっても身体・精神的に治癒を期待する沖縄の人々の習慣をたとえたものだ。

・沖縄のユタは、青森のイタコと比較されることが多い。確かに死者を呼び寄せる「口寄せ」や、「占い」「祈願」を請け負うことは共通している点だ。だが、霊的な職能を得るための習得過程、その属性、霊界との交信の手法などはかなり異なる。

・ユタの場合はある日、突然に「神霊の啓示」がやってくるのだ。沖縄における神霊の存在を説明するのは難しいが、沖縄ではニライカナイ(海の彼方にある桃源郷)の神や、御嶽などに降臨しムラを見守る祖先霊が認められる。祖先霊は墓場にも存在する。
 ここで学問的に整理すれば、イタコは修行・憑依型、ユタは召命・憑依型と分類できそうだ、「召命」とは神の啓示のことだが、召命があるのがユタの特徴だ。
 この神霊の啓示を、「カミダーリ(神垂れ、神懸かり)になった」などと言う。カミダーリになった者は唐突に奇声を発し、あるいは踊り狂うなどの身体異変(トランス状態)を示す。親や親しい人間が心配になって病院に連れて行くが、一向に解決しない。そこで、ユタのところで見てもらうと、「この子はユタになる運命だ」と告げられる――。

・カミダーリになった場合、それを無視することはできない。ユタになることを拒み続ければ、体はますます不調をきたし、状態はさらに悪くなる。若者の場合は、数年間の「保留」は可能だが、いずれはユタにならなければならないという。ユタになることを受け入れ、神霊の指示のもと、聖地を巡るなどするうちに、体の調子は自分でコントロールできるようになっていくという。

<ニライカナイに最も近い神の島>
・久高島は、ニライカナイに最も近いとされる聖地である。
 琉球最古の歌謡集『おもろさうし』には、女神アマミキヨが登場する。アマミキヨは、太陽神から下界に降りて島づくりをするよう命じられた。女神が最初に降り立ったのがここ、久高島だ。最初に、久高島をつくり、さらに沖縄本島に聖地をつくった。

・絶えて久しい久高島のノロ。ノロだけではない。祭祀を続けている神女の高齢化も進み、このままでは行事もいずれ絶えてしまう憂き目にある。
 ところが2008(平成20)年、久々に久高島が沸き立つ出来事が起きた。
 普段は島外で暮らしている当時24歳の島出身のある女性が、島行事に出席するために帰省した。祭りの日に、体に変調が起き、トランス状態に入った。この女性は古くからの島言葉を知らなかったが、伝統的な久高の言葉を使って神の歌を歌い始めた。神女らは、「ファガナシーが憑依した」と驚き、喜んだという。
 ファガナシーとは久高島の始祖神とされ、神女に憑依すると考えられている。次回、イザイホーが再開されるかどうかは不明だが、島ではこの女性を次代の、祭祀の担い手にすべく手厚く教育をしているという。
 落日近い久高島の神人の伝統。だが、神が息づく島であることはいつまでも変わることはないだろう。

<アイヌのシャーマン、トゥスクル>
<暗闇の中、トゥスクルの家を訪ねる>
・北海道のアイヌには「トゥスクル」と呼ばれるシャーマンが存在する。トゥスクルとはアイヌ語で「トゥス=呪術・巫術」+「クル=をする人」という意味である。

・トゥスクルが太鼓を使用して神と交信していたという江戸時代の記述があるという。
 現在、北海道内のトゥスクルの実数は定かではないが、ごく少数であることは間違いなさそうだ。

・山道は生まれつき、神と交信できる能力が備わっていたという。アイヌは、あらゆるものに神が宿ると信じている。森羅万象の神、それを山道は「カムイ」と呼んでいる。

<神に憑かれる>
・アイヌとカムイの関連性は、それは日本本土における神・仏の関連性とは少し異なる。本土の神仏は、人間社会に対して絶対的に上位(常に崇められる存在)にあるが、アイヌのカムイは「対等」であるのが特徴だ。それはしばしば、「神への談判」という形で表現される。

・「アイヌの信仰では、人は誰でも1柱以上の神に守られています。これをトゥレンカムイ(憑神)と言います。どの人に何の神が憑くかはご縁次第です。トゥスクルは、特別な力を持つ憑神に守られており、その憑神の力によってトゥスを行います。憑神は後天的に憑くこともあります。ですから、トゥスクルになるかどうかは、どの憑神が憑くかによって決まりますが、憑神を『継ぐ』ということもあるようです。少なくとも樺太では、地域によってそういう考え方があったようです。トゥスを行うのは男性、女性両方がいます」

<助産術、魔術を使うトゥスクル>
・「二風谷地区では25年ほど前までは地域の人が病気になればまず、トゥスクルにみてもらうということがあったようです。トゥスクルは、“手かざし”や薬草を使った治療行為をしていた。また、トゥスクルの特徴として助産婦を兼ねていました。その他にも、占いなどもやっていました」
 アイヌでは出産は神事であるととらえる。そのため、トゥスクルが助産婦を務めることもあるという。トゥスクルは「イコインカル」という助産術を使う。この場合、医学的な助産術だけではなく、透視や霊視なども駆使する。

<トゥスクルの口寄せ>
・「私の父方の祖母もトゥスクルでした。幼い頃、祖母が太鼓を叩いて霊を降ろす儀式などもやっているのをよく見ていた」
 山道はそう明かす。トゥスクルは、イタコと同じように死者の口寄せもできるというのだ。
 北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原によれば、トゥスクルには『神』が憑くほか、『死者』が憑いて語ることもあるという。

<アイヌの他界観>
・「この世の暮らしの続きを過ごす場所で、天地や季節などがこの世のものと逆になっています。その他は、生前と変わらぬ暮らしをするとされています。ただ、死者は自分達では食料の生産ができず、子孫からの供物に頼って暮らしているともいいます。このため先祖供養は絶対に欠かしてはならないことになります。他界で一定の期間を経た死者は記憶を失い、赤ん坊として再び生を受けます」
 つまり、この世の生活が終って、あの世に行けば、またそこから新しい生活が始まるという考え方だ。日本仏教では生者が死者に対して時間をかけて供養を重ね、最終的に極楽に往くことを目的にする。そして極楽は苦のない世界であると説く。日本の仏教とアイヌの他界観は大きく異なる。

・そして、アイヌでは埋葬後は、墓参りはしないのが決まりだ。
「向こうの世界の神になるのだから、この世に戻ってきてはいけない。だから、生者が死者を振り返らせるようなことをしてはいけないという考えがあります。なので、墓は次第に森に飲まれ、自然と同化していくのです」

・「あの世を反転した世界とみなすことや、ヨモツヘグイ(あの世の食べ物を食べると、再びこの世に戻ることができないこと)の考えかたなどアイヌの他界観のなかには各地の民族で認められる要素がいくつかあるが、なかにはアイヌに特徴的な考えかたを認めることができる。たとえば、幽霊は異なる世界を訪れたときの仮の姿であり、異なる世界からの訪問者は目に見えないということである。つまり、死者が生者に対して幽霊と映るのと同様に生者は死者に対し幽霊と映るのである。幽霊はあの世で神となった死者の仮の姿にすぎず、恐ろしい超自然的存在ではないのである」



『ニライカナイの風』
生魂のスピリチュアルメッセージ
上間司     角川学芸出版     2010/4/17



<マブヤー>
・マブヤー、もしきはマブイという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
 もし、今この本を手に取ってくださったあなたがウチナーンチュ(沖縄人)であるならばよくご存じのことでしょう。ですが、それ以外の方には耳慣れない言葉だと思います。
 沖縄では、昔から人は7つの生魂を持って生まれてくると言い伝えられてきました。その生魂が「マブヤー」です。人は、7つのマブヤーがきちんと心臓におさまってさえいれば、心も体も健やかな状態で過ごせます。
 ところが、困ったことにマブヤーはとても不安定で、突然の事故やなにかでびっくりしたり、気が動転したりすると簡単に抜け落ちてしまうのです。
 そして、マブヤーを落としてしまうと、必ず心身に悪い影響が出てきます。原因不明の体調不良や病気、精神的な疾患に悩まされている人は、たいていの場合、マブヤーを落としてしまっています。

<無駄な拝みや宗教にお金をつかうことはやめなさい>
・私は、神人(神に仕える霊能者のこと)として活動し始めて以来、マブイ込みの大切さを知らないばかりに、しょいこまないでよい不幸を抱えてしまった人たちに数多く出会いました。そのたびに、真実を伝えることの重要性を痛感してきたのです。
 また、みなさんにお伝えしなければいけないのはマブヤーのことだけではありません。
 神や霊(祖先霊や地縛霊)、そして人の念や口災いなどが原因となって、様々な心身的症状や不幸な出来事が発生するということも知っていただかなければいけないと考えています。
こうした、霊的なことが原因で起こるいろいろな症状を、私は「霊症」と呼んでいます。
霊症が起こると、日常生活に様々な困難が発生し、適切に対処していかないと大変な目に遭ってしまいます。

・沖縄は、昔から拝みをする(ユタなどが祈願をする)ことが盛んな地です。大きな病気をしたり、予期せぬ不幸に見舞われたりした場合、すぐユタに相談し、原因を祓ってもらおうとします。実は私自身、神人として働き出すまでは多くのユタに助けを求め、拝みを繰り返していました。ですが、拝みが通ったことは一度としてありませんでした。その間、ユタに言われるまま多額の謝礼を払い続け、とうとう大きな借金を背負うまでになってしまいました。

・内地ではお金をつぎ込む対象が新興宗教だったり霊媒師だったりするだけで、同じようなことは日本、いや世界各地どこでも起きています。
 幸せになろうとした行為で借金を抱え、不幸になってしまう……。こんな馬鹿なことがあるでしょうか。
 一つだけ、はっきり言えることがあります。
 いくらお金をつぎ込んでも全く事態がよくならないのであれば、その霊能者なり宗教なりが本物かなのかどうか、今一度冷静になって考えたほうがよいということです。

・私は、神人として、どんな拝みをする時にも全パワーを注ぎ込み、問題の原因を根っこから解決してきました。拝みをする時には、神・霊・生魂が縛られている場所を探しだして、ポイントをつかみ、その場所で拝みを行います。一時しのぎのお祓いや無駄な拝所巡りは一切しません。

<生魂(マブヤー)とはなにか>
・「人は生まれてきた時、7つのマブヤー(生魂)を持っている」
沖縄では、昔からこう言い伝えられてきました。
 このような伝承を持つのは、沖縄だけではないようで、古代エジプトでもやはり魂は7つあると考えていたそうです。

・マブイ込みは、なにも沖縄だけの習慣ではありません。内地でも、愛媛では魂のことをウブと言い、子どもがものに驚いて気が遠くなることをウブが抜ける、それを戻し入れるのをウブ入れと呼ぶそうです。

<長寿県ではなくなってきた沖縄>
・一般的に、沖縄は長寿県というイメージがあります。ところが、データで見ると必ずしもそうではないようです。
 厚生労働省が発表した2005(平成17)年の寿命に関する統計調査を見ると、都道府県別の平均寿命で、沖縄は女性こそ堂々の一位ですが、男性はなんと25位、しかも年齢別の平均余命を見ると若い人ほど順位が低くなっています。
「沖縄はオバアだけが元気ってことか!」という声が聞こえてきそうですが、それもこれもオバアたちが今に至るまでマブイ込みの伝統をよく守ってきたからではないでしょうか。

・それゆえ現在のお年寄りにはマブヤーを落とすこともなく、元気で溌剌と暮らしていらっしゃるのです。お年寄りにマブイ込みが習慣としてしっかりと根付いていた結果と言えるでしょう。
 しかし、残念なことに、今や沖縄でもこの習慣は失われつつあります。特に若い人は「人に見られたら迷信深い人間と思われそうで恥ずかしい」という意識が働き、「今、マブヤーを落としてしまったんじゃないか」と思っても、マブイ込みをしないまま放っておくことが多いと聞きます。それと同時に、マブヤーの大切さも忘れられつつあるのです。
 そのせいでしょうか。最近は沖縄でも、原因がはっきりしない病気に苦しむ人が増えてきたように思われます。また、家族のひきこもりや無気力症に悩むご家庭の話もよく聞くようになりました。

<マブヤーを落とすとどうなるか>
・話を戻しますが、後日マブイ込みをしたH君は、マブヤーを入れたその日から目に見えて変化していったそうです。まず、言葉遣いから変わりました。そして、毎月のお小遣いも2、3千円程度になり、自分の要求が受け入れられないからといって暴れるようなこともなくなりました。マブイ込みをしたことで、心が落ち着いたのです。その変化は、周囲の人も驚くほどでした。
「まるで別人だね」と言われることもしばしばだったとか。今では、すっかりよい青年になったと聞いています。

<鬱病になったMさん>
・Mさんは30代の女性ですが、大学を卒業し、就職した頃から精神的に不安定になり始めました。始終やむことのないイライラから始まり、睡眠障害が起こり、とうとう鬱病を発症してしまいました。精神科には通ってはいましたが、抗うつ剤を大量に処方されるばかりで、よくなる兆しが見えるどころか悪化する一方でした。
 そして、完全なひきこもり状態になり、日がな一日ソファーに横たわってはゴロ寝するだけの毎日になってしまいました。

<カカイムン>
・神の苦しみや怒りは、そのまま負のエネルギーとなって周囲に発散されます。そのエネルギーはいわば神からの信号です。
 そういった信号が発せられている場所に人間が住んだり、商売を始めたりすると、神からの信号の悪影響を受けてしまい、必ずなにをしてもうまくいかないようになります。体や精神にもおかしなところが出てくるようになるでしょう。
 このような現象を、沖縄では「カカイムン(かかりもの)」と呼んできました(神だけでなく、人の霊に憑かれた場合も同様に表現しますが、その例はまた章を改めてご説明します)。
 カカイムンになると、言葉では言い表せないほどの苦しみを体験することになります。 私自身、霊能者として仕事を始める前、嫌というほどそれを味わいました。神や霊からの信号は無視したり抵抗できるものではありません。
 カカイムンの状態から脱するためには、信号を送ってくる神を特定し、昇天していただく必要があります。これが神の救い上げです。

・ところが、残念なことに、神を昇天させられるほどの力を持つ霊能者はそう多くないのです。「あなたはカカイムンだね」というところまで見ることはできても、根本的に解決させることができる方はほんの一握りと言ってよいかと思います。
 沖縄では昔より、カカイムンになった場合には、伝統的な巫女であるユタに頼ってきました。しかし神がどこにいるのか、何の神がついているのかきちんとわかるユタはいません。
 最近では内地でもユタを知る人が増えたと聞きますが、それでもあまりご存じない方がほとんどのことでしょう。
 簡単に言うと、ユタとは神や霊を見ることができる人です。霊媒師と言うと、内地の方にもわかりやすいでしょうか。一般的には女性が多いのですが、ごく少数男性もいます。
 ユタになる人は、サーダカンマリ(霊的なものを感じる力が強い生まれ)をしているのですが、みんなが同じだけ強いわけではありません。「足が速い」といっても、オリンピックレベルから学校の駆けっこレベルまであるようなものです。
 ですので、ユタによっては、今起こっている障りの原因はカカイムンということを察知できても、その正しい対処法まではわからない人が大半です。しかし、頼ってきた人を突き放すわけにもいかないのか、とりあえずは自分の知っている範囲で手探りの拝みをしてしまうのです。

・カカイムンの状態で訪ねたら、ほとんどのユタは拝所廻りを勧めるでしょう。
 沖縄には、諸願成就のためにあちこちの拝所を巡るという習慣があります。
 拝所とは、神様が宿っているという御嶽や御城などのことを指し、洞窟のガマガマ、滝の滝々というほど、あちこちにたくさんの拝所が存在しています。そして、ユタはそれらの一部、または全てを回ることで、神の怒りが解け、カカイムンではなくなるといいます。
 ところが、実際には拝所廻りをして神の障りが解けたという話をあまり聞きません。なぜかわかりますか?
 答えは簡単です。
 そもそも、私が見てきた限りでは、拝所の施設に神がいらっしゃった例はありません。〇パーセントです。

・カカイムンの原因となった神の怒りを解く方法は二つだけ。神の場所を元通りにして人が立ち入らないようにするか、昇天させるかだけなのです。
 しかしながら、昇天させるだけの霊力を持つ霊能者にこれまで出会ったことはなく、ほとんどいないと言わざるを得ません。
 一柱でも多くの神を救い上げようと沖縄のみならず日本全国飛び回ってはいるものの、とても追いつかないような状態です。
 もし、他にもこの力を持つ人がいたら、即お会いしたいと心から願っています。そうすれば、もっと多くの神を救うことができますし、また無駄な拝みを繰り返し、あたら多額の金銭を失い、さらに苦しみを増やす羽目に陥っている人たちを助けることができるからです。

<神から委ねられた仕事>
・伝統的に言われてきたことや、俗説とは少し異なる話も多いので、中には戸惑いを感じられた方もおられるかと思います。
 特に、今まで何度もユタ買いをし、沖縄古来の祈願に親しまれてきた方には、驚くような話も多かったでしょう。きっと「拝所には神はいない」と言っただけでも、ひっくりかえるほどびっくりされたのではないかと思います。
 ですが、ここに書いたことは全て真実、間違いのないことです。神人として働く私の誇りに懸けて断言できます。

<サーダカンマリとして生を享けて>
・私の生まれ故郷は、沖縄北部の今帰仁。地元出身の父と、元々は那覇市久米の出身で、首里の玻名城親方の子孫が祖先である母の間に生まれました。8人兄弟の7番目でした。父は農業と工場経営、母は専業主婦をしていたごく一般的な家庭です。
 しかし、私の一門にはなぜか時々サーダカンマリとして生を享ける人間が出ていました。
ですから、親戚の中には日頃から熱心に祈願し、始終ユタを頼む一家もありました。
 でも、私の両親はそういったことに興味がありませんでした。いくら親戚に勧められても、全く関心を示そうとしません。むしろ、霊的なことは避けて通りたいようでした。

・沖縄の集落には、カミアシャギと呼ばれる建物があります。村の神を招いてお祭りをする時に使われる神聖な建物で、昔から人々の祈りが捧げられてきました。
 私の村のカミアシャギは、父が経営していた製糖工場に行く道の途中にありました。ですから、その前を始終通っていました。
 ある日のこと、私は母と一緒に、いつものようにカミアシャギの前を通りかかりました。
すると、伝統的な白い衣装を身につけた祝女(ノロ)がその前に立っているのが見えました。
「あ、ノロがいる」幼い私は、何気なく見たままの光景を口に出しました。すると母はいきなり、「お前、何を馬鹿なこと言っているの?そんな人はどこにもいませんよ?だいたい、ノロなんて言葉、どこで覚えたんです!」と怒り始めたではありませんか。

・「うん?お客様?」母はいぶかしげに外を見ました。ところが、驚いたことに先ほどまで立っていたお爺さんは、煙のように消えてしまっているではありませんか。
「またこの子はなにを言ってるの。誰もいないじゃないの」
 せっかくの昼寝を起こされた母は不機嫌そうです。このままでは叱られると思った私は、慌てて家中を探しましたが、やはり誰もいません。その気配で兄たちも目覚めたのか、部屋に戻るとみんな起きていて、「うるさいやつだな」と怒っていました。
「だけど、本当にいたんだもん。白い髭を生やした背の高いオジイで、羽織袴を着ていたよ」
そして、私はなんとなくそのお爺さんの屋号と名前を口にしたのです。その途端、それまで寝ていた父がパッと起き上がりました。

・「おい、これは普通じゃないぞ。その人は、司が生まれる3年前に亡くなったオジイのことじゃないか。それなのになんでこの子はあのオジイのことを知っているんだ?」
 それから、私が見たオジイの姿を微に入り細を穿ち聞かれたのですが、私が見た通りの容貌を説明すると、ますます眉間のしわが深く
に眺めていました。
「………間違いない。司の言うのは、あのオジイだ」
 
・沖縄では、「ナティヌ アンマサヤ カミングヮー(なって苦しいのは神の子)」と言います。神人になっても苦労するだけ、先人は本物の神人が味わう苦しみを見て、そう考えたのでしょう。私の親も、我が子にそんな思いをさせたくなかったのかもしれません。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない。(5)

2018/04/06 18:15

<「合弁会社」での「地下党組織活動」>
・中国には日本の会社が3万社ある。独立会社・日中合弁会社・日台合弁会社・日香合弁会社などであるが、それらの現地企業の中には当然「中共地下党組織」が作られ、情報収集のみならず企業が反中共活動をしていないかどうか、チェックし共産党中央に報告することを任務としている。

・筆者は、幼年時代から大学まで、中国の教育を受けてきたが、「南京大虐殺30万人」などということは一切教えられていなかった。なので、中国の教科書に「南京大虐殺」が載っていると知った時には、非常に違和感を持ったものだ。筆者のように外国に出た者は、まだ冷静なものの見方ができるが、そうでない場合、自分の働く日本企業を敵視し、「地下党」員として活動することになんらの痛苦も感じない。こうした工作を、中共は「文化戦」と称している。

・最近では日本に帰化した中国人だけで12万人を超えており、彼らには当然選挙権が与えられている。これに永住許可者を含めると、中共のコントロール下にある者の数は膨大で、実に恐ろしい動向である。では沖縄はどうか。永住外国人に参政権を与えようなどと言っているくらいだから、中国からの帰化華人の数など真剣に考えたことがないだろう。しかし、これは間違いなく脅威である。

<日本の経済援助が中国のスパイ活動を巨大化させた>
<中共スパイの原点は周恩来>
<南京大虐殺が1979年までの中国歴史教科書に一切掲載されていない不思議>
・まさに、外国人の目から見ても、当時の日本人の記録を見ても、略奪や殺人を犯していたのは中国兵のほうであり、日本軍ではないのである。
 それにしても、人口20万人の都市で30万人を虐殺するなど神様も不可能だ。

<中共は中国人のいる場所すべてにスパイを送り込む>
・従って、全軍のなかで、スパイより高級なポストはなく、スパイより機密なポストはない。さらに、すぐれた知恵がなければ、スパイを使いこなせないし、人徳がなければ、よく動かせず、洞察力がなければ、もたらされた情報の真偽を判断できない。


________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・デフレ脱却は難しいようです。安倍総理自身もアベノミクスの失敗を認めたといわれます。数字にはっきりでてきますが、日銀の異次元金融緩和だけでは、デフレの実態経済には、効果的ではなかったといわれます。統計の数字が疑わしいのでは大変です。日本の官庁エコノミストは、優秀な人材がそろっているといわれますし、意図的にそろえているといわれます。「官庁はわが国最大のシンクタンク」ですので、活発に機能しているのでしょう。しかしながら、過去においても政府日銀の金融財政政策の失敗が、識者により指摘されてきました。「デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない」という著者(長谷川慶太郎氏)の主張も特異な見解といわれます。一流の経済学者やエコノミストでもなかなか「デフレ克服」の政策を作ることは困難なようです。また、日本のデフレに対する経済政策もアクセルとブレーキを同時に踏んでいるといわれます。


・2018年の4月6日のインタ―ネット情報によると、「トランプ大統領:中国製品1000憶ドル対象の追加関税検討を指示」と報道されています。全面的な貿易戦争の突入が懸念されています。中国も対抗策を取るようですので、世界中への影響が懸念されています。今後、米中間の貿易戦争に関するジャーナリズムの報道が熱を帯びるものと思われます。「貿易戦争」については、2018年になってから急に具体化したもので、それに関する評論は、なかったようです。貿易戦争の米中間の動きは、目を離せないといわれます。日本の政財界でも「寝耳に水」の状態のようです。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねるそうです。一流の経済学者やエコノミストでも激動する世界の「近未来」を予測するのは、不可能のようです。最近では、『長谷川慶太郎の大局を読む 緊急幇』(2018/2/17)において「経済的にはアメリカは1年、日本は2年好況が続く」と述べています。中国は大国ですから、詳細は私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。そして北朝鮮の問題も急展開しており、今年は「アジア極東の激変の年」になるのかもしれません。

・アベノミクスの評価も有識者の間では分かれているといわれます。有効求人倍率もあがり、また株価があがり、戦後2位に並んだ景気拡大期間が5年1ヵ月ですが、国民の多くは、「賃金の伸びが鈍く、景気の好転の実感がわかない」と答えています。子どもの貧困等の多くの社会問題の実態も私たち一般人は、当然詳しくはありません。異次元金融緩和により当然のことながら、さまざまなプラスとマイナスの面、ポジティブとネガティブな両面が日本経済には現われてきています。

・日銀の黒田総裁については、長谷川慶太郎氏は「これから黒田東彦日銀総裁に対する責任論が出てくるのは仕方がない。黒田総裁の任期は2018年4月までだが、再任はないだろう」と指摘していました。日銀の異次元緩和は、初期の目的を達成できませんでしたが、異次元緩和により、経済が刺激を受けたことは評価できるともいわれます。さて「2018年の日本経済の見通し」については雑誌記事の特集になっていますが、金融緩和だけでは限界があったようです。「円安誘導政策」よりも「円高誘導政策」を主張するエコノミストもおり、経済学者でも実際の経済運営は難しいようです。高度成長を支えた「技術革新」のような革新的なテクノロジーの登場もどのような展開になっていくのでしょうか。政治的にも「北朝鮮リスク」のように世界的には地政学的リスクが多く、「サイバー戦争をみても第3次世界大戦はもう始まっている」という説もあります。「2017年度末に予想される大激変に備えよ!」「2017年は時代の大転換点になるというのが私の予測」という長谷川慶太郎の予測のように、北朝鮮リスクを契機に2018年は多難の年になっていくのかもしれません。特に国内経済の不調から、対外戦争を志向するロシアの「逆戻り」現象と言いますか、「旧ソ連への回帰現象」がどの程度進むのかが懸念されています。また中国経済も停滞の状況現象が見られてくるのでしょうか。一般的に旧共産圏の経済の不調と政治の混乱が、世界の政治経済が不安定になる要因として懸念されています。

・中国のハードランディング論も増えているようです。どこまで経済統制が効果を持続するのか分かりません。どこかで統計数字の大きな乖離が表面化しそうです。10年程前は「保八」という「年8%成長を維持できなければ、中国は失業者でメルトダウンする」という説が盛んに唱えられていたそうです。農民の問題や、社会保障の問題も「汚職」問題とともに、共産党独裁政権でも、制御できないと指摘されています。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」と語られています。「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるそうです。

・中国の統計数字が怪しいことは、以前から有識者に指摘されていたことだといわれます。特にソ連の古い統計システムを使い続けていた場合は、数字に大きな誤差がでてくるといわれます。「筆者の予測では、最悪を想定した場合、中国の実際のGDPは公式発表の数値の3分の1程度に過ぎないだろう」ということでは、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。著者の説も多数説になるのはいつなのでしょうか。ソ連の崩壊も、予想外で突然死のようなものでした。はたして中国の予想外の突然死は、おきるのでしょうか。官庁エコノミストの限界もあるようです。日本にエコノミストといわれる人々は多いのですが。私たち一般人は、当然、中国経済の詳細には詳しくはありません。中国のハニートラップもその後はどうなのでしょうか。著者によると「夜、外出先で宴席が設けられたのだが、とんでもない美女が接待役としてついてきた。2次会まで一緒にいれば危険だと思った私は、用事があるとか適当な理由をつけてその場から逃げ出した」ということですが、興味深いものです。
ちなみにハニートラップ大国と指摘されています。
また“売春大国”でもあり、「人口大国だから何でもあり」と語られています。


・社会主義の経済では官僚主義の悪い所が最大限に出ている経済といわれました。現代では、ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれます。そして中国では、共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部 の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」と指摘されています。市場経済化もうまくいっていないようです。

・「日本の借金は1000兆円」「一人当たり830万円」という数字の情報操作は、国民に広く浸透した情報操作だったといわれます。当時の野田総理も「子孫に借金を残すな」と盛んに答弁していたといわれます。財務省には、この数字の説明責任があったようです。この数字の情報では「増税に反対」する世論は力がなくなります。様々な政治力学が働いたのでしょうか。また経済評論家等の「日本経済破綻説」や「国債暴落説」の本が店頭をにぎわしたものです。しかしながら、「国の借金問題など存在しない」というエコノミストもいるといわれます。私たち一般人には、経済学説にも理解不能なことが多いようです。このような経済の最も基本的な事柄にエコノミストの見解が分かれるのは、エコノミストの資質が窺われます。安倍総理自身もアベノミクスの失敗を認めたといわれます。経済問題は国民の主要な関心事です。そこで、いわゆる「正しい説明」をしてもらいたいものです。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」といわれます。政治経済の制度疲労が激しく、システムが劣化しているそうです。そのうえ官僚と政治家の劣化もひどいそうです。その点については政治家と官僚の認識も自覚もないといわれます。ある意味ではディスインフォメーション(偽情報)、フェイク(偽)・ニュースになったのかもしれません。

・「日本の借金は1000兆円」といわれると誰でも驚いたものです。解釈が違うと別の結論がでてくるようです。財務省というファイナンスの権威のある役所のいうことは、誰でも従うともいわれます。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。1票の格差が大きいと政権の正統性が疑われるといわれます。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきていると語られています。消費税に重点を置きすぎていて、累進課税や法人税の実質的な税制が応分負担に改正されるべきと指摘されます。文部省の天下り斡旋が問題になりました。官僚制度も時代の流れに適合できなかったといわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」ともいわれます。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。

・amazonに「アベノミクス」といれますと1352件の書籍がわかります。『アベノミクスによろしく』(明石順平)、『アベノミクス崩壊』(牧野富夫)、『日本経済崖っぷち  妄念の中の虚像、アベノミクス』(浜矩子)等で、ネガティブなものが増えてきているようです。アベノミクスの評価も立場の違いで、2つのグループに分かれるようです。官庁エコノミストは、痛烈に批判する人は当然ながら、少ないようです。『「新富裕層」が日本を滅ぼす』という本の著者(武田知弘)は、41冊くらいの本を書いているようです。財務省の見解というものは専門家集団ですので、指導力は強いそうです。「実は日本は社会保障“後進国”」という認識の有識者は多いのでしょうか。

・著者(武田知弘氏)によると消費税という税は不合理な政策だということになります。しかし、「無税国債」の発行に賛成する官庁エコノミストは多くないようです。「無税国債の発行」を主張する新しい首相はでてくるのでしょうか、社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。「失われた日本経済の20年」といわれますが、その間の経済政策は効果的ではなかったようです。20年の間に「日本経済の劣化」は相当すすんだようです。世界中で「格差の問題」が議論されています。「格差」は、税制で作られたともいわれます。「財源の裏付けのない政策は実現できない」ということで、「限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字」という状況が続きました。財政・社会保障費の抜本改革が不可欠であることは明らかですが、実施は難しいようです。「もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要」といわれます。税金の無駄遣いもなくせないようです。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。

・「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。スイスではベーシックインカムの実施が国民投票で否定されましたが、大胆な改革が先進諸国で検討されているようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームによる英知を結集した「国家改造計画」が求められているといわれます。舛添氏の公私混同が議会で批判されました。メディアにも大きく取り上げられました。あまりにも期待された知識人だったので、反動も非常に大きかったようです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「移民の問題も移民に土地を与えることができないので受け入れられない」といわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。

・「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。「政務活動費の問題も氷山の一角」と指摘されています。「日本の政治家はアメリカのロビイストのような役割を果たしている」という説もあります。そこで政治の改革がなかなかすすまないといわれます。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」そうです。

・「消費税増税のスタンス」が政治の一般論としてあります。日本の「借金」は1000兆円もあり、財政危機の状況であり、消費税を上げて財政危機を回避しなければならないという議論が有力説となり、政府を動かしているといわれます。1000兆円という数字が独り歩きしており、真面目に「日本破綻」を主張している学者・エコノミストも少なくありません。経済学者やエコノミストが最も基本的な問題に見解が対立しているのは、私たち一般人には不思議な話です。財政の危機を考えると、消費税増税もやむをえないという思考が一般的でしたが、「日本の借金問題は、懸念することはない」という説もあり、驚きます。

・Amazonに「日本破綻」といれますと908件の書籍を見ることができます。『2020年、日本が破綻する日』(日本経済新聞出版社)、『1500万人の働き手が消える2040年問題―労働力減少と財政破綻で日本は崩壊する』(ダイヤモンド社)等です。その一方で、『何があっても日本経済は破綻しない!本当の理由』(アスコム)という全く反対の見解もあります。とにかく「財政問題」については百家争鳴のようです。

・「築土構木の思想で、土木工事を大規模にして日本を建てなおす」必要があるようです。国土強靭化構想で、水道や下水道等、道路のインフラを再整備する必要があります。老朽化がひどいそうです。また地震や津波に対する対策や東日本大震災の復興にも大規模な「土木建設」が必要です。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波も発生確率が非常に高いと、大衆レベルでも認識が浸透しています。かつて日本は、田中角栄氏の「日本列島改造論」にあるように「土建国家」ともいわれたものでした。田中角栄元首相の実績には毀誉褒貶があるようです。

・「熊本地震」も、このような大地震がくり返されて、不気味な南海トラフ巨大地震津波へと繋がっていくと、地震学者が述べています。「財源の裏付けのない政策は実現できない」といわれますが、建設国債や日銀の引受など手法はいろいろとあるようです。「コンクリートから人へ」ともいわれましたが、両方への投資が必要です。金融緩和と同時に大規模な財政投融資の両方が機能しなければならないといわれます。

・「政府債務残高約1000兆円」ということで「財政破綻」を喧伝し、大騒ぎをするエコノミストもいましたが、「国の借金問題など存在しない」と主張するエコノミストもいて、奇妙な面白い議論です。政府の紙幣発行権をめぐる考えの相違といいますか、デフレなどの基本的な考えが、それぞれ違っているようです。アベノミクスに対しても、厳しい評価をする経済学者もいるようです。外国の経済学者の評価も明らかになりました。今の状況では消費増税は無理だとされ延期されました。

・私たち一般人は、エコノミストではないので、詳しい分析はできませんが、円の国際的な評価が、その実態を反映するそうです。「国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない」という結論になると主張する学者(高橋洋一氏)もいるようです。ギリシアのような経済の弱い国と比較はできないようです。

・「日本の核武装」に言及する知識人が増えてきているそうです。核装備は一種の政治のタブーになっていた感がありましたが、世界情勢が大きく変わってきたためか、有識者から様々な提案がなされているようです。私たち一般人は、核兵器については詳しくは知りませんが、日本の周辺の仮想敵国が核兵器や細菌兵器、化学兵器を熱心に開発している以上、日米安保条約のみに頼ることは十分ではないようです。タブーなき防衛論議が必要のようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した現代の「国家改造計画」が求められているそうです。「日本最大のシンクタンクである官庁を政治家は上手に使いこなすべきである」といわれます。防衛政策ははたしてどのような評価をうけているのでしょうか。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。

・「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているといわれます。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。核兵器を持たなければ歩兵の大量出血を強要されるといわれます。抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、拉致事件にも抑止力がなかったそうです。「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃える」ほうが、費用対効果があるといわれます。核シェルターもありませんし、この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。5兆円という限られた防衛予算では不十分だともいわれます。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。かつ良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が恥をかくといわれます。スイスの国防政策や「民間防衛」を参考にする必要があるといわれます。そして総務省と地方自治体の管轄の「郷土防衛隊」の創設が必要だといわれます。現代こそ「自らの国は自らの手で守る」という国防意識が求められています。スイスのように100%の核シェルターと国民皆兵的な郷土防衛隊で備える必要があると指摘されています。

・「次の戦争では必ず新兵器が使われる。将軍たちは前の兵器で軍事演習をしている」そうですので、通常兵器が陳腐化する時代に備えておく必要があるのでしょうか。「核には核で」という常識がゆきわたるのはいつのことでしょうか。もちろん、日本の核装備には言うまでもなく、多くの反対論があります。法律や条約の問題もあります。しかし、憲法改正をしなくても核兵器は持てるといわれます。

・太平洋戦争も米軍の新兵器と原爆によって、日本軍が圧倒されたように、新兵器の登場によって旧兵器が陳腐化するのだそうです。旧軍は、レーダーなどの新兵器で完敗しました。それも現代では新兵器の開発のスピードが速くなっているそうです。旧軍のほとんどの将官や将校も「戦争に勝てる」とは思わなかったそうです。そして「戦争に負ける」ということは、どのようなことを意味しているかも認識していなかったそうです。ひどい目にあったのは、国民すべてで特に庶民でした。

・サイバー戦争では米中戦争がすでに始まっているとも言われています。深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし、対外戦争に打って出るという懸念が国際社会、チャイナ・ウオッチャー間では言われているそうです。Amazonに「サイバー戦争」といれますと152件の書籍が出てきます。『サイバー戦争〜すべてのコンピューターは攻撃兵器である』、『日本サイバー軍創設提案:すでに日本はサイバー戦争に巻き込まれた』という具合に刺激的です。どうもサイバー戦争はいまも熾烈に継続中だそうです。メディアに人民解放軍の将校の名前が出たりして米中サイバー戦争は奇妙な問題です。メディアもどの程度把握しているのでしょうか。

・中国の社会が不安定化することにより世界中に深刻な影響を与える懸念があるようです。学校にいけない子供たちが増えており、社会問題がいろいろと深刻化しているそうです。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」といわれます。米国の学者も2016年に中国は昏睡状態に陥ると予測していたようです。また「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるそうです。「来世はブタでも良いから中国人には生まれたくない」と回答する者もいると指摘されています。

・中国の経済学者によると「影の銀行(シャドーバンキング)に対する規制が強化されるなら、中国の不動産価格が最大50%下落する可能性がある」という見方を示していました。不動産市場も株式市場もバブルが崩壊しましたが、再び、投機資金が動いているともいわれました。「チャイナ・リスク」を誰もが認識できる時代になりました。中国の経済の減速、混乱が大減速と大混乱になるのでしょうか。 中国では「上に政策あれば、下に対策あり」といわれていますが、限界がきているといわれます。「中国ははたして「中所得の罠」を破れるだろうか。筆者(高橋洋一氏)は中国が一党独裁体制に固執し続けるかぎり、罠を突破することは無理だと考えている」ということで、中国経済はハードランディングしかないといわれました。

・識者によると、中国共産党の「みっともなさ」が世界中のメディアに露呈されている時代だそうです。世界のメディアへの頻繁な露出こそが中国共産党が最も恐れていることではないのでしょうか。「誰も13億人を食わせられないので戦争をする」といわれます。「来世はブタでも良いから中国人には生まれたくない」と回答する者もいるといわれるくらい深刻な状況といわれます。中国が民主化すれば米国との(核)戦争はありえないといわれます。米中サイバー戦争(ナウ)はどのようになっているのでしょうか。中国は人類の難題となっていくそうです。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあるといわれます。

・中国のスパイ工作についても私たち一般人は、よく分かりません。旧共産圏のハニートラップはすさまじいともいわれます。移民の形で欧米の資本主義国へ流れ込むともいわれます。国交回復で「日中友好」との流れでしたが、「日中戦争」のタイトルの文字の書籍もでるような激変ぶりです。ハニートラップや産業スパイ、人口大国ですから「何でもあり」といわれます。私たち一般人は、複雑な国際政治のメカニズムが分かりません。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」といわれます。同世代の男性が4000万人も偏りがある深刻な人口問題があると指摘されています。「愛国青年を戦場に送れとする古典的な手法が使われる」ともいわれます。20世紀は、内戦と共産党の独裁のために中国国内では、膨大な数の餓死者がでたといわれます。ですから「愛国青年に貧乏を忘れさせるために戦争をする」、「誰も13億人を食わせられないので戦争をする」、「愛国青年を食わせられなくなるので戦争をする」等の執拗な戦争政策を取っていたといわれます。周辺諸国は、ほとんど戦争政策に巻き込まれています。ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」と指摘されています。ブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」と語られています。ブートゥールは古代のアラブでは男の子を尊び、女の赤ん坊はしばしば殺されていたと書いています。「女性の人口が減ればいきおい出産数が減る。人口調整としては最も効果的な方法である」と語られています。「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたそうです。
・世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史であると語られています。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」と語られています。仏教の四天王では、毘沙門天(多聞天)がファヌエル、持国天はミカエル、広目天はラファエル、増長天はガブリエルに相当するといわれます。大天使ミカエルが、不動明王とか大黒天とか持国天とかの説もあるそうです。

・「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」といわれます。太古の歴史から人類の支配のために、「戦争」という手段は欠かせなかったと語られています。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」といわれます。目に見えないとてつもなく進化した異星人のことはアバブ・トップシークレットです。「売春は女性の最古の職業」ともいわれ、昔からハニートラップが盛んだったといわれます。ヨーロッパでは「売春とスパイが最古の職業」と語られています。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。

・日本は敗戦後から「スパイ天国」といわれます。諜報機関もありませんし、法律的な担保がないそうです。未来には「移民」を認めなくても1000万人の外国人が日本に「職」を求めて、住みつくといわれます。しかし、「移民の問題も移民に土地を与えることができないので受け入れられない」といわれます。人口大国の人材の流入もすすみましょう。外国において日本語教育をすすめるということは、彼らを日本に招いているということを意味します。外国の若者の失業は深刻な国際経済問題になっています。そうなると国際結婚も進みますし、日本国籍を取る人も激増しましょう。いわゆる「アメリカ化」がすすむといわれます。ニューヨークのような「人種の坩堝」といわれるようになる可能性も全くの空想物語とはいえないといわれます。そうなると、日本人のアイデンティティが失われ、さまざまな社会問題がでてくると語られています。海外援助の問題も、戦後多くのノウハウが蓄積されているといわれます。しかし、海外援助も複雑な問題が実際に起きていると指摘されています。日本の海外援助も数十年のノウハウがあり、大胆に見直し、リストラすべきだといわれます。

・「本当に優れた人材を国会に送り込むシステムが確立されていない」といわれます。「官僚とか議員は重要な仕事をしているのだから、仕事のできる者は優遇すべき」といわれます。ところが官僚や議員の仕事の劣化が、失政が増えているといわれます。「国家に損害を与えたなら個人資産でもって補償せよ」という厳しい状況だと語られています。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。聖戦「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきているともいわれます。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。

********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド




記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない。(4)

2018/04/06 18:14

<財務官僚・日銀職員は国民のために働くエリートではない>
・バーナンキ議長はかつて、「日銀はケチャップを買えばいい」と言い、何でもいいから買いを入れてマネーを供給すればいいではないかと主張していたが、日銀は、分かっている人から見ればそのくらいもどかしい中央銀行なのだ。
 官僚も博士号所持者は少ない。でも平気でそれなりのイスに座り、うさんくさい経済学もどきをばらまいてミスリードしている。こんなことも、他の先進国の政府職員や、国際機関の職員にはあまりないことだ。

<もう日銀は言い逃れできない>
・インフレ目標導入を防戦する日銀の言い訳は、いつも決まって「アメリカが導入していないから」だった。
 バーナンキ教授は、2002年にFRB理事に指名された。
 実は以前、私はバーナンキ教授本人からインフレ目標の話を聞いていた。必ず将来インフレ目標を導入するはずだと予測した。
 しかし、多くの人からバッシングされた。そんなことをするわけがないだろうと叩かれた。ところが、2012年2月、現実のものになった。
 困ったのは、日銀の人たちだ。

・もう言い逃れはできない。何が日本経済のためになるのかを、真剣に考えてほしい。そうしなければ、この国から成長力が削がれる。その先に待っているのは、本物の「破綻」だ。



『築土構木の思想』  土木で日本を建てなおす
藤井聡   晶文社    2014/7/25



<世間は皆、虚言ばかりなり>
・「土木」というと、多くの現代日本人は、なにやら古くさく、このITやグローバリズム全盛の21世紀には、その重要性はさして高くないものと感じているかもしれません。
 とりわけ、「人口減少」や「政府の財政問題」が深刻化している、と連日の様に様々なメディアで喧伝され続けている今日では、今更、大きなハコモノをつくる様な土木は、時代遅れにしか過ぎないだろう、というイメージをお持ちの方は多いものと思います。
 しかし、今日私たちが信じている様々な常識が、実は単なる「虚言」(ウソ話)にしか過ぎないという事例には、事欠きません。

<築土構木の思想>
・この言葉は、中国の古典『淮南子』(紀元前2世紀)の中の、次のような一節に出て参ります。すなわち、「劣悪な環境で暮らす困り果てた民を目にした聖人が、彼等を救うために、土を積み(築土)、木を組み(構木)、暮らしの環境を整える事業を行った。結果、民は安寧の内に暮らすことができるようになった」という一節でありますが、この中の「築土構木」から「土木」という言葉がつくられたわけです。

・すなわち、築土構木としての土木には、その虚言に塗れた世間のイメージの裏側に、次の様な、実に様々な相貌を持つ、われわれ人間社会、人間存在の本質に大きく関わる、巨大なる意義を宿した営為だという事実が浮かび上がって参ります。

第一に、土木は「文明論の要」です。そもそも、土木というものは、文明を築きあげるものです。

第二に、土木は「政治の要」でもあります。そもそも築土構木とは、人々の安寧と幸福の実現を願う、「聖人」が織りなす「利他行」に他なりません。

第三に、現代の土木は「ナショナリズムの要」でもあります。現代の日本の築土構木は、一つの街の中に収まるものではなく、街と街を繋ぐ道路や鉄道をつくるものであり、したがって「国全体を視野に納めた、国家レベルの議論」とならざるを得ません。

第四に、土木は、社会的、経済的な側面における「安全保障の要」でもあります。社会的、経済的な側面における安全保障とは、軍事に関わる安全保障ではなく、地震や台風等の自然災害や事故、テロ等による、国家的な脅威に対する安全保障という意味です。

第五に、土木は、現代人における実質上の「アニマル・スピリット(血気)の最大の発露」でもあります。

第六に、土木こそ、机上の空論を徹底的に排した、現場実践主義と言うべき「プラグマティズム」が求められる最大の舞台でもあります。

<土木で日本を建てなおす>
・そもそも、今日本は、首都直下や南海トラフといった巨大地震の危機に直面しています。今日の日本中のインフラの老朽化は激しく、今、適切な対応を図らなければ、2012年の笹子トンネル事故の様に、いつ何時、多くの犠牲者が出るような大事故が起こるか分からない状況にあります。

・巨大地震対策、インフラ老朽化対策については多言を弄するまでもありません。
 大都市や地方都市の疲弊もまた、日本人がまちづくり、くにづくりとしての築土構木を忘れてしまったからこそ、著しく加速してしまっています。そして、深刻なデフレ不況もまた、アニマル・スピリットを忘れ、投資行為としての築土構木を我が日本国民が停滞させてしまった事が、最大の原因となっています。
だからこそ、この傾きかけた日本を「建てなおす」には、今こそ、世間では叩かれ続けている「土木」の力、「築土構木」の力こそが求められているに違いないのです。

<公共事業不要論の虚妄  三橋貴明×藤井聡>
<インフラがなくて国民が豊かになれるはずがない>
・(藤井)三橋先生は、みなさんもよくご存じの通り、いま政府が採用しているアベノミクスというデフレ脱却のための政策の、理論的バックボーンをずっと長らく主張されてきた先生です。ならびにかなり早い段階から、経済政策としてもインフラ投資をやるべきだというお話をされています。

・(三橋)もうひとつはですね、公共投資を増やし、インフラを整備しなければいけないというと、よくこういうレトリックが来るわけですよ。「財政問題があるから公共投資にカネが使えず、インフラ整備ができない」と。日経新聞までもが言いますよ。要は予算がないと。これは全然話が逆で、日本は政府にカネがないから公共投資ができないんじゃないんですよ。公共投資をやらないから政府にカネがないんです。

・(三橋)そこで、政府が増税やら公共投資削減やらをやってしまうと、ますます国内でお金が使われなくなり、デフレが深刻化する。実際、日本は橋本政権がこれをやってしまったわけです。日本のデフレが始まったのはバブル崩壊後ではなく、97年です。

・公共投資を増やせばいいじゃないですか。財源はどうするか。それは建設国債に決まっていますよ。公共投資なんだから、国の借金がいやなら、日銀に買い取ってもらえばいいじゃないですか。

<国の借金問題など存在しない>
・(三橋)いずれにしても「公共投資に20兆も使っているんですよ!」といわれると、国民は「天文学的数字だ!」となってしまう。国の借金も1000兆円とか。
 ただし、その種の指標は数値をつなげて考えなくてはいけない。GDPが500兆の国が、公共投資20兆というのは、むしろ少なすぎるだろうと。しかもこんな自然災害大国で。そういうふうに相対化して比較しなくてはいけない。
もうひとつは、最近、私が発見して流行らせようとしているんだけど、いわゆる国の借金問題。正しくいうと政府の負債ね。あれって、日銀が昨年からずっと量的緩和で買い取っているじゃないですか。だから、政府が返済しなければいけない借金って、いまは実質的にどんどん減ってきているんですよ。まあ国債が日銀に移っているんだけど、日銀は政府の子会社だから、あんなもの返す必要がない。国の借金問題なんて、いまはもう存在しないんですよ、実は。

・(三橋)もうひとつ怪しいのがありまして、社会保障基金。あれも100兆円くらいあるんだけど、中身は国民年金、厚生年金、共済年金なんですよ。政府が政府にカネを貸しているだけ。こういうのも「国の借金!」としてカウントして、本当にいいのかと思う。とにかく入れるものは全部詰め込んで、「はい1000兆円、大変でしょう」ってやっている。

・(三橋)日本政府は金融資産が500兆円くらいありますから、一組織としての金融資産額としては世界一じゃないですか。アメリカよりでかい。そのうち100兆くらい外貨準備です。残りは先ほどの社会保障基金。共済年金や厚生年金の持っている国債だから、そういうのは、絶対に相殺して見なくちゃいけないんだけど。

・(三橋)全部「借金」に詰め込んでいるわけですよね。しかも日銀が量的緩和で国債を買い取っている以上、返済が必要な負債はなくなってきているのに、それでもそういうことは報道されない。

・(三橋)(デフレの悪影響は)過小評価されています。デフレがどれほど悲惨な影響を及ぼすか、わかっていない。マスコミは「デフレになると物価が下がりますよ」としか言わないじゃないですか。だから、何が悪いんだ、みたいな話になりますが、違いますよね。デフレ期は所得が減ることがまずい。さらに問題なのは、所得が減るとはつまりは企業の利益が減るということなので、次第にリストラクチャリングとか倒産・廃業が増えていき、国民経済の供給能力が減っていくわけですよ。供給能力とは潜在GDPですよ、竹中さんの大好きな。

・(三橋)デフレこそが、まさに潜在GDPを減らしていますよ。典型的なのが建設企業です。1999年に60万社あったのが、いまは50万社を割ってしまった。10万社以上消えた。これ、経営者が相当亡くなられています。自殺という形で。

・(藤井)建設業というのは、築土構木をするための技術と供給力を提供しているわけですが、その力がデフレによって小さくなってきている。それこそ、会社の数でいって6分の5にまで減少している。実際、会社の数だけではなく、それぞれの会社の働いている方や、能力などを考えると、その供給力たるや、さらに落ち込んで来ていることがわかる。労働者の数だって、かっては700万人近くいたのが、今では500万人を切っている。実に3割近くも建設労働者は減ってしまった。

・(藤井)つまり、公共事業を半分近くにまで大幅に削減すると同時に、デフレで民間の建設事業も少なくなって、建設産業は大不況を迎えた。その結果何が起こったかというと、わが国の建設供給能力の大幅な衰退なわけです。実は、これこそが、日本国家にとって、深刻な問題なんです。でも、一般メディアでも経済評論家たちも、この問題を大きく取り上げない。

<築土構木の思想は投資の思想>
・(三橋)しかもやり方は簡単なんだから。日銀が通貨発行し、政府がそれを借りて使いなさい、というだけでしょう。しかもですよ、環境的にやることが見つからないという国もあるんですよ。でもいまの日本は、もちろん東北の復興や、藤井先生が推進されている国土の強靭化とか、インフラのメンテナンスとか、やることはいっぱいあるんですよ。なら、やれよ、と。建設企業のパワーがなくなってしまったため、そちらのほうがボトルネックになっていますよね。

・(三橋)建設の需要がこのまま続くかどうか、信用していないんですね。またパタッと止まったら、またもや「コンクリートから人へ」などと寝言を言う政権が誕生したら、またもやリストラですか、っていう話になってしまいますからね。

・(藤井)さらに建設省の公共投資額という統計の農業土木という分野を見ると、昔はだいたい1兆数千億円くらいあったのが、いまはもう2、3千億円程度になっている。民主党政権になる直前は6千数百億円だった。でも、民主党政権下で60%も減らされた。

<朝日と日経が共に公共投資を批判する愚>
・(藤井)いまのお話をお聞きしていますと、いわば「アンチ政府」とでも言うべき方々の勢力、市場主義で利益を得られる方々の勢力、「緊縮財政論者」の勢力、「財政破綻論者」の勢力、といった重なり合いながらも出自の異なる4つの勢力がある、ということですね。つまり、仮にその4つがあるとすれば、その4つが全部組み合わせて作り上げられる「四すくみの四位一体」が出来上がって、それが一体的に「公共事業パッシング」の方向にうごめいている、というイメージをおっしゃっているわけですね。

<国の借金、日銀が買い取ればチャラになる>
<日本ほど可能性のある国はない>
・(三橋)安全保障面ではアメリカべったりで、ひたすら依存していればうまくいきました。もう1つ、大きな地震がなかった。1995年の阪神・淡路大震災まで大震災がなかった。国民は平和ボケに陥りつつ、分厚い中流層を中心に、「一億総中流」のいい社会を築いたんだけど、非常事態にまったく対応できない国だったことに変わりはないわけです。
 ということは、いまから日本が目指すべき道は、非常事態に備え、安全保障を強化することです。結果として、高度成長期のように中間層が分厚い社会をもう一回つくれると思いますよ。最大の理由は、デフレだから。デフレというのは、誰かがカネを使わなくてはならない。

・(藤井)外国はそれがグローバルスタンダードなんですね。ですからグローバル―スタンダードに合わせすぎると、日本もせっかくすごい超大国になれる道をどぶに捨てることになりますね。



『エコノミスト   2016.4.19』


<識者7人が採点 黒田日銀3年の評価>
<70点 失業率低下が政策の正しさを証明 2%未達は消費税増税が原因  (高橋洋一)>
・この3年の日銀を評価する基準は2つある。失業率とインフレ率だ。
まず完全失業率は3.3%(2月時点)まで下がっている。金融政策は失業率に効く。失業率が改善しているから、期待への働きかけや波及経路は機能しており、量的・質的金融緩和(QQE)が正しかったことを示している。

・原油安によってインフレ2%を達成できなかったという日銀の説明は、短期的には確かにそうだが、3〜4年で見ると影響はなくなる。消費増税の影響を見通せなかったので、結局、原油安を方便として使っている。

・日銀当座預金への0.1%のマイナス金利の導入は金融緩和として評価できる。

・金利を下げて、民間金融機関の貸し出しを後押しすれば、借りたい企業や人は出てくる。ビジネスをしたい人にとってはチャンス到来だ。

・国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない。
そして、日銀が出口戦略に入る時も国債を吐き出す(売る)ことをせずに、GDPが上がるのを待てば、日本政府の財政再建が実はもう少しで終わる。財政ファイナンスで最悪なのは、ハイパーインフレになることだが、今の日本はインフレ目標もあり、その懸念はない。国債も暴落しなくていい。何も悪いことない。



『最強国家ニッポンの設計図』  ザ・ブレイン・ジャパン建白
大前研一   小学館   2009/6/1



<核、空母、憲法改正、そして国民皆兵制もタブー視しない真の国防論>
<北朝鮮を数日で制圧するだけの「攻撃力」を持て>
・外交は時に戦いである。いや、むしろ国家と国家の利害が対立する場面ほど外交力が必要になる。そして時に「戦争」というオプションも視野に入れておかなければ、独立国家としての対等の外交は展開できない。

・本当に必要かつ十分な軍備とは何かを考えておく必要がある。

・自力で国を守るのは至極当然のことだ。大前提として戦争を抑止するには「専守防衛」などと言っていては駄目だ。

・具体的には、射程距離1000km以上のミサイル、航空母艦、航続距離の長い戦略爆撃機、多数の上陸用舟艇などを中国地方や九州地方に配備するべきだ。

<突然豹変して威圧的になるのが、中国の常套手段>
・ただし私は、中国との戦いは実際には起きないだろうとみている。中国が周辺国を挑発しているのは、侵略の意図があるからというより、実は国内の不満を抑えることが最大の目的だと思われるからだ。いま中国政府が最も恐れているのはチベット問題や新疆ウイグル問題、あるいは法輪功、失業者、農民等の不満による内乱がある。それを避けるためにはあえて国境の緊張を高めて国民の目を外に向けようとしているのだと思う。

<国民皆兵で男女を問わず厳しい軍事訓練を経験させるべきだ>
・ただし実際に「核兵器」を保有する必要はない。それは敵を増やすだけだし、維持するのも大変なので、むしろマイナス面が大きいだろう。国家存亡の脅威に直面したら90日以内に核兵器を持つという方針と能力を示し続け、ロケットや人工衛星の技術を高めるなど、ニュークリア・レディの技術者を常に磨いておくことが重要だと思う。また欧米の同盟国に日本のこうした考え方を説明し納得してもらっておく必要がある。

・ソフトウェアの第一歩とは、すなわち「憲法改正」である。現行憲法は再軍備をしないという条文しかないので、開戦と終戦の手順はもとよりそれを国会がきめるのか首相が決めるのか、といったことすら想定していない。自衛隊についてもシビリアン・コントロールについても定義は明確ではない。つまり今の日本には“戦う仕掛け”がない。

<中国の人権問題を「ハードランディング」させると7億人の農民が世界を大混乱に陥れる>
<中国政府が気づかない「2つのズレ」>
・いま中国政府が理解すべきは自分たちが考える常識と世界が考える常識がズレている、ということだ。ズレは2つある。

・一方、中国は今もチベットや新疆ウイグルなどを征服したという認識は全くない。

・もう一つのズレは、中国が宗教の自由を認めないことである。

<台湾もチベットも独立させて中華「連邦」を目指せ>
<私の提案に賛同する中国指導者たちは、起て!>
・現在の中国で国民に自治と自由を与えたら、不満を募らせている7億人の農村戸籍の人々が都市に流入して大混乱が起きる。力と恐怖による支配を放棄すれば、暴徒化した農民たちが中国人資本家や外国人資本家を襲撃して富を略奪するかもしれないし、第2の毛沢東が現れて、より強力な共産国家を作ってしまうかもしれない。

・なぜ、国民に移動の自由さえ与えていないのかを真剣に考えたことのない欧米諸国が、自分たちの基準を中国に当てはめて、人権だと民主主義だのとなじることも間違いなのだ。

<「世界に挑戦する日本人」第4の黄金期を築け>
<世界に飛び出せない“偽エリート”の若者たち>
・どうも最近の日本人はだらしない。基本的な能力が低下しているうえ、気合や根性もなくなっている。
 私は、アメリカのスタンフォード大学ビジネススクールやUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で教えていたが、クラスにいた日本人留学生は実に情けなかった。

・英語こそ、そこそこのレベルではあったが、中国、韓国、ヨーロッパ、中南米などの他の国々から来たクラスメートの活発な議論に加わることができず、覇気がなくてクラスへの貢献もあまりできていなかった。

・私は、若い頃、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)大学院に留学した。1960年代の後半である。あの時代は、日本を離れる時に家族と水杯を交わし、博士号が取れなかったら日本に帰れないという悲壮な覚悟で太平洋を渡った。実際、博士号が取れずにボストンのチャールズ川に投身自殺したクラスメートもいた。留学中の3年間、私は(お金がないせいだが)一度も帰国しないどころか自宅に電話さえかけなかった。
 ところが今の日本人留学生は日常的に携帯電話で自宅と連絡を取り、嫌になったら簡単に逃げ帰る。

<●●インターネット情報から●●>
ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

<高橋洋一>
主張
増税する前に、まず政府の無駄な出費を減らすことを主張する、上げ潮派の論客。1998年から在籍したプリンストン大学ではベン・バーナンキの薫陶を受けた。いわゆるリフレ派であると目される。

埋蔵金
2008年(平成20年)には、いわゆる「霞が関埋蔵金」が存在すると主張し 、翌年に発生した世界金融危機に際しては、政府紙幣の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した。

日本の財政について
財務省時代に国のバランスシートを作成(2012年現在は財務書類という名称で公表)し、国の借金は900兆、資産は500兆、差し引き400兆の負債であり、これを踏まえて財政を論議しなければならないと、増税を主張する財務省やマスコミを批判している。

日本の財政再建のためには、大胆な金融緩和によるリフレーション政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで300兆円になると主張している。

日本銀行批判
大蔵省在籍中から、日本銀行による金融政策への批判を繰り返してきた。構造改革論が盛んに論じられた2002年には、構造改革の模範と目されたニュージーランドがかつて、金融政策によってデフレーションに陥る危機を脱したことを指摘、インフレーション目標を採用しない日本銀行を批判した。

日本銀行はハイパーインフレーションを恐れ、紙幣の大量発行を拒否しているが、40兆円の需給ギャップがあるのでそうはならないとも主張している。その後、銀行の持つ国債を日銀がデフレ(需給、GDP)ギャップ分の30兆(2012年4月-6月は10兆(朝日新聞))円分引き取り、紙幣を供給する政策も主張している。

2012年現在の金融政策について、「日銀が100兆円ほどの量的緩和をすれば株価も5000円程上昇、そうしないと日本の景気回復(デフレ脱却)とはならない。今の日銀の5兆-10兆円での量的緩和では、海外からは見劣りし周回遅れである」と批判している。
アベノミクスの三本の矢で最も重要なのは『金融緩和である』としている。



『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』
鳴霞  千代田情報研究会  飛鳥新社  2013/4/6



<「日本人がいかに易々と中国人に騙されるか」>
・来日後の私は、大学や兵庫・大阪の中国語学校で教える傍ら、日本企業の通訳もしていたが、その折痛感したのは「日本人がいかに易々と中国人に騙されるか」である。

<中国人学者たちの怪しい行動>
・日本企業は「人権」「友好」「学術研究」という冠をつければ、技術も機密も公開、資金まで提供して丁寧に教えてくれると、中共政府は見くびっている。この状態こそ、日本が「スパイ天国」であると揶揄され、世界から嘲笑の的になっている理由である。
 中共は「スパイの21世紀的役割は、技術的遅れを埋め合わせる機密情報の入手」と規定している。国家として科学技術力が欠けていることを認識し、先進各国の先端技術を欲しがっている。しかし、先端技術を習ったり買ったりするような状況は想定していない。
 中共は、習うこと、または習うことによって入手した技術は古いもので、最先端のものではないという認識を強く持っている。

<美女スパイの手口>
・中国のスパイ活動といえば、すぐ「ハニートラップ」という言葉が浮かんでくる。女性を近づけて相手を油断させ、情報を取ったり、工作したりすることであるが、日本の橋本元首相や自民党の前総裁・谷垣禎一氏も、これに引っかかったのではないかという噂がある。亀井静香前国民新党代表は、自民党時代、中国を初訪問する際、後藤田官房長官に直々に呼ばれ「中国の女性通訳には気を付けろ」と注意を受けたという。実際、中国を訪れると、すこぶるつきの美人通訳が現れ、耳に吐息を吹きかけるように小声で通訳するので、非常に困惑したという。
 中国における「ハニートラップ」の歴史は古い。

・また、2005年に明らかになった駐上海日本国総領事館の男性館員が自殺した事件なども、現代の「中共によるハニートラップ」として記憶に残る事件だ。

・また、あるときは男性館員が犯したささいな法律違反(例えば中国では未婚の男女がホテルの一室にいるのは違法)を他の公安職員に摘発させ、自ら館員を助ける役を買って出た。その際に用いた中国語文書も存在しており、日本政府はこの文書を根拠として、中共政府に「領事関係に関するウィーン条約」違反として抗議した。

・古来、「英雄艶を好む」ということわざがある。為政者や事業家など、「精力的に仕事をこなす人々」は「女色を好む傾向が強い」というほどの意味だが、最近では、多くの日本人が「英雄」になってしまっており、それだけスパイの対象も増えていると言えなくもない。自衛隊や領事館員ばかりではない。企業の技術者や最先端の研究を担っている大学の准教授などもその対象であろうし、インターンの大学院生や国会議員の秘書なども「英雄」になってしまうのである。

・また、ビジネスは「グリーンと銀座で動く」といわれたが、料亭での政治が姿を潜めると同時に、政治家も、夜の銀座に蝟集することが多くなった。つまり、銀座だけでなく六本木や赤坂など、夜の街は日本のビジネスマンのみならず政治関係の「英雄」も集う場所となっていったのである。そのような夜の街の異変が2011年2月15日の夕刊紙に報じられた。「中国の軍幹部令嬢らが日本で謎のクラブ勤め」という記事であるが、筆者もコメンテーターとして登場しているので、以下に要約を紹介する。
 中国人民解放軍の幹部らの複数令嬢が、東京の銀座や新宿のクラブに勤めていることが、在日中国人社会でひそかに話題となっている。金銭的に余裕があるはずだけに、その目的や真意について、「日本の政財界に特別なコネクションを構築している」から「スパイ説」まで、さまざまな憶測が飛び交っている。

・米国では、2009年だけで、米司法省が捜査に着手した中国絡みのスパイ容疑事件は、なんと400件を超えたという。

・最近は銀座でも赤坂でも、中国人の経営するクラブや中国人ホステスが少なくない。中国人のホステス専門の店ではなく、かなり老舗の名前の通ったクラブにも「中国からの留学生」と称するホステスがいることがある。

・今はなくなったが、麻生太郎氏が首相になる前、昵懇の女性が経営する「シュミネ」という高級クラブがあり、そこにも、長期間北京出身のホステスが在籍していた。高名な政治家が通う店であるから、政界関係者や官僚、企業経営者などが多く集まっていた。

・もともと中国には「千金小姐」といって、どんな貧しい家の娘でも美人に生まれてくればカネになるという即物的な考え方があるほどなのだ。

・日本人の恥の文化に付け込むのが「ハニートラップ」の本質であり、同時に、これは日本のみならず、一夫一婦制を持つ数多くの近代法治国家の間で行われている、中共スパイの常套手段なのである。

<嵌められても気づかない国会議員たち>
<世界のどこよりも簡単な日本政界工作>
・2012年7月18日号の国際情報誌『SAPIO』に、衝撃的な記事が掲載された。ジャーナリストの山村明義氏の署名記事で、「お寒い事情、赤いスパイへの警戒感ゼロの野田民主党政権を中国への機密情報「筒抜け政権」と命名する」と題されていた。

・あまりにも無防備な事態に、日本に詳しい中国共産党のある幹部はこう嘯くのだ。「今の民主党政権は国家情報の危機管理意識が皆無に等しい。我々が日本人に近づき、日本の重要な情報を握るのはもはや難しいことではなく、裏の偽装すらする必要もない」

・現実に昨年(2011年)7月から11月にかけて、同じ東京・永田町の衆参の議員会館で、中国国内からと思われる国会議員のメールがウイルスに感染し、外国への情報が送られたとされる「サイバーテロ事件」が起きた。

・ところで、ウイグル会議開催直前、在京の中国大使名でウイグル国会議員連盟の各議員に、会議への参加を見合わせるよう強く求める要望書が届いたのだ。これだけでも明らかな内政干渉だが、それはさておき、その配布先を見てみると、議員連盟に当時参加していない議員にまで届いている。逆に参加しているのに、抗議文が届かなかった議員もいる。調べてみると、ある時期に作成された名簿を元に送付されていることが判明した。
 では、なぜ中国大使は「日本ウイグル国会議員連盟」の名簿を知ることができたのか。

・国会議員には「行政調査権」というものがあって、それを行使すると国の機密資料を簡単に手に入れることができる。以下は伝聞であり、未確認のものであるが、国政に関することなのであえて公開する。まだ民主党政権になる前の話であるが、辻本清美議員の秘書から行政調査権を使ってある資料の提出が要求された。

・したがって、財務省の官僚は議員のところに資料を持って直接出向いた。ところが議員本人に面会したところ、そのような調査の依頼はしていないという。

・民主党政権下で、首相官邸に出入りできる人間が1300人に膨れ上がっていたというのだ。その中には「80人ほどの左翼的メンバーがいたり、前科一犯の人」もいた。

・まさに現在の日本の情報管理の甘さ、為政者たちの情報に対する認識の決定的な欠如を示していたとしか言いようがない。

<熱烈歓迎(訪中)の中身>
・彼らは手荷物をあけてみたりなど、すぐわかるようなことはしない。しかし、パスポートは、実は個人情報の宝庫だ。本籍地は当然だが、過去に中国や他の国のどこに滞在したかまで記録されている。中共はその個人の情報を得て、調査を始める。特に、事前に中国の他のどこかを訪れていた場合、たちどころにそのときの行動を調べ上げる。ちなみに、イスラエルの場合、外国人訪問者が希望すれば、入国のスタンプは押さない。イスラエルに敵対するイスラム国に行った場合、迷惑をかけないようにという配慮からだ。

・さらに、前もってホテルの部屋などに運び込まれた荷物は、歓迎会の間にすべて中身を見られていると思ったほうがよい。書類などは、コピーされていることが少なくない。

・シャワーを浴び、一夜を共にしたりすれば、彼女たちの行為はより完璧となる。当然その前の全裸で抱き合う画像も撮られているので、男性がスパイ行為に気づいて文句を言えば、それを持ち出される。中国の役人に泣きついても、基本的には無意味である。中国には「夫婦、親子以外の男女(外国人同士の場合は除く)が、夜11時以降、ホテルの同じ部屋にいてはならない」とする法律があり、法律違反で逮捕されかねないのだ。

・2004年、自民党の山崎拓元副総裁と平沢勝栄議員が、中国の大連市で拉致問題解決のために北朝鮮の高官と交渉をしたことがある。この時、ここに書かれたような状況で、日本側の交渉の内容が事前に漏れていたということを、大連の『紡垂新聞』が報じている。このほど左様に、中国では十重二十重にスパイ網が存在するのだ。中国と一度でも関係した外国人はファイルが作られ、それが年々更新され、膨大なものとなっていく。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない。(3)

2018/04/06 18:12


『日本はこの先どうなるか』
高橋洋一  幻冬舎   2016/8/10



<政治・経済では本当は何が起きているのか>
<英国のEU離脱、欧州への大量移民、崩壊寸前の中国経済、米国の過激な大統領候補、日本の戦争リスク………>
<データに基づかなければ、議論する意味はまったくない>
・参院選の結果を受け、さらなる経済政策が実行される。
・憲法改正は容易ではない。
・イギリスEU離脱の悪影響はボディブローのように効いてくる。
・イギリス経済は将来的には成長する可能性あり。
・経済は人の「気分」で動く。
・エコノミストの予測が外れるのは経済学部が「文系」だから。
・輸出入統計から推計した中国のGDP成長率はマイナス3%。
・国債暴落説の大ウソ。
・財務省の税務調査権は実に恐ろしい。
・日本経済は必ず成長できる!
・戦争のリスクを甘く見てはいけない。

<データは嘘をつかない>
<トランプ大統領の誕生は日本にどう影響するか >
・最近のトランプ氏の発言を聞いていると、いよいよ「へりコプターマネー」を言い出すのではないかと考えている。
 へりコプターマネーのもともとの意味は、中央銀行が紙幣を刷ってへりコプターから人々にばらまくというものだ。ただし、実際にこれを行うことは難しく、「いつどこにへりコプターが来るのか教えてほしい」というジョークすらあるほどだ。
 現在のように中央銀行と政府が役割分担している世界では、中央銀行が新発国債を直接引き受けることで、財政赤字を直接賄うことをへりコプターマネーと言うことが多い。

・バーナンキ氏のそれは名目金利ゼロに直面していた日本経済の再生アドバイスであったが、具体的な手法として、国民への給付金の支給、あるいは企業に対する減税を国債発行で賄い、同時に中央銀行がその国債を買い入れることを提案していた。
中央銀行が国債を買い入れると、紙幣が発行されるので、中央銀行と政府のそれぞれの行動を合わせてみれば、中央銀行の発行した紙幣が、給付金や減税を通じて国民や企業にばらまかれていることになる。その意味で、バーナンキ氏の日本経済に対する提案はへりコプターマネーというわけだ。

<もし朝鮮半島で有事が起きれば、韓国における在留邦人保護も大きな課題>
・体制の維持には、一定の経済力が必要だ。中国経済の景気後退の影響で、北朝鮮経済は深刻なダメージを被っていることが予想される。対中輸出依存度が25%程度の韓国でさえ、2015年の輸出額は対前年比6%程度も減少している。対中輸出依存度が70%以上と言われる北朝鮮は、中国経済の低迷の影響をモロに受けているに違いない。
 北朝鮮のGDPは謎に包まれているが、400億ドル程度(4兆4000億円程度)とされており、一人当たりGDPは2000ドルにも達しない最貧国である。人口は約2300万人で、そのうち5%、つまり約120万人が軍人である。
これを日本に当てはめて考えると、自衛隊員を600万人も抱えている計算になる。その経済的な負担は、あまりにも大きい。

・北朝鮮は、国連制裁をこれまで4回も受けている。1月の核実験、2月のミサイル発射を考慮して、もし追加の国連制裁を受けた場合、事実上は6回の制裁と考えていいだろう。これは、7回も国連制裁を受け、結果としてつぶされたイラク並みである。そうなると、朝鮮半島有事も充分に想定できるのだ。

<米軍が日本から撤退すれば、日本の核保有が現実味を帯びる>
<願うだけで平和が実現できるなら、世界はとっくに平和になっている>
・集団的自衛権の行使容認は、アメリカとの同盟関係の強化をもたらし、日本の戦争リスクを下げることにつながるのである。
 集団的自衛権は、同盟関係と一体不可分のものだ。世界では、集団的自衛権なしの同盟関係はあり得ない。その意味で、もし集団的自衛権の行使を認めなかったら、日本はいずれは日米同盟を解消される恐れもある。

・安保関連法の成立を世界の視点で見れば、これまで同盟関係がありながら集団的自衛権の行使を認めなかった「非常識」を、世界の「常識」に則るようにした程度の意味である。そう考えれば、「安保関連法で日本が戦争をする国になる」などといった主張が単なる感情論にすぎないことがわかるだろう。実際、国際関係論の数量分析でも、同盟関係の強化が戦争のリスクを減らすことは実証されているのである。
安全保障を議論するときはいつもそうだが、左派系が展開する議論はリアルではなく、非現実的かつ極端なものばかりだ。
 安保関連法案が国会で審議されている最中、衆議院憲法審査会において、3人の憲法学者が「安保関連法案は憲法違反」と指摘して話題になったことがある。聞けば、95%の憲法学者が集団的自衛権の行使容認を違憲だと考えているという。

<中国のGDP成長率を推計すると、「−3%」程度である>
・中国政府のシンクタンクである中国社会科学院は、2015年のGDP成長率を「+6.9%」と発表しているが、これはおそらくウソだろう。
 もし、筆者のこの推計が正しければ、中国経済は強烈な減速局面に突入していることになる。

・要するに、貿易面から見れば、中国経済の失速はアメリカのそれと大差ないくらい、世界経済に与える影響が大きいものになるということだ。
 しかも、その影響は中国との貿易依存度が大きいアジアでより深刻になるはずだ。
 ちなみに、リーマンショック後の2009年、アメリカのGDPは3%程度減少し、輸入も15%程度減少した。貿易関係を通じた実体経済への影響については、現在の中国の経済減速は、リーマンショックのアメリカと酷似している状況だ。この意味では、中国ショックはリーマンショック級の事態に深刻化する可能性を秘めているのである。

<中国は「中所得国の罠」にはまり込んでいる>
・「中所得国の罠」という言葉を聞いたことがあるだろうか。「中所得国の罠」とは、多くの途上国が経済発展により一人当たりのGDPが中程度の水準(1万ドルが目安とされる)に達した後、発展パターンや戦略を転換できず、成長率が低下、あるいは長期にわたって低迷することを言う。
 この「中所得国の罠」を突破することは、簡単ではない。アメリカは別格として、日本は1960年代に、香港は1970年代に、韓国は1980年代にその罠を突破したと言われている。一方で、アジアの中ではマレーシアやタイが罠にはまっていると指摘されている。中南米でもブラジルやチリ、メキシコが罠を突破できすにいるようで、いずれの国も、一人当たりGDPが1万ドルを突破した後、成長が伸び悩んでいる。

・これまでの先進国の例を見ると、この罠を突破するためには、社会経済の構造改革が必要である。社会経済の構造改革とは、先進国の条件とも言える「資本・投資の自由化」である。日本は、東京オリンピックの1964年に、OECD(経済協力開発機構)に加盟することによって「資本取引の自由化に関する規約」に加入し、資本・投資の自由化に徐々に踏み出した。当時、それは「第二の黒船」と言われたが、外資の導入が経済を後押しし、それが奏功して、日本の1人当たりGDPは1970年代半ばに5000ドル、1980年代前半に1万ドルを突破した。

・では、中国ははたして「中所得の罠」を破れるだろうか。筆者は中国が一党独裁体制に固執し続けるかぎり、罠を突破することは無理だと考えている。
 ミルトン・フリードマン氏の名著『資本主義と自由』(1962年)には、政治的自由と経済的自由には密接な関係があり、競争的な資本主義がそれらを実現させると述べられている。経済的自由を保つには政治的自由が不可欠であり、結局のところ、一党独裁体制が最後の障害になるのだ。
 そう考えると、中国が「中所得国の罠」を突破することは難しいと言わざるを得ない。

<日本の財政は悪くない>
<「日本の借金は1000兆円」という財務省による洗脳>
・話を消費増税の延期に戻そう。そもそも消費税率を引き上げる目的は、「税収」を増やすためである。税収を上げたがっているのは誰かと言えば、それは財務省だ。景気が充分に回復していない状況での増税は経済成長を阻害することが明白であるにもかかわらず、なぜ財務省は消費税率を上げたがるのか?その理由については後述するが、増税の方便として使われているのは、いわゆる「日本の借金」である。1000兆円—―
 この数字を見て、おそらく読者の皆さんのほぼすべてが、「日本の借金」という言葉を頭に思い浮かべたに違いない。それほどまでに、「日本の借金1000兆円」というフレーズは巷間に定着してしまっている。

・当時から、旧大蔵省は「日本の国家財政は危機に瀕している」と対外的に説明していたが、バランスシートを作成した筆者には、すぐその主張がウソであることがわかった。負債と同時に、政府が莫大な資産を所有していることが判明したからだ。このとき、幹部からバランスシートの内容を口外しないように釘を刺されたことを覚えている。
 あまりに資産が多額であったからであり、それまで「国の借金はこんなにたくさんあります」と資産の存在を公表せずに負債だけで財政危機を煽ってきた説明が破綻してしまうからだ。

・しかも資産の大半が特殊法人などへの出資金・貸付金であったため(これは現在も大差ない)、仮に資産の売却や整理を求められると、特殊法人の民営化や整理が避けられなくなってしまう。これは、官僚にとっては{天下り先}を失うことを意味し、自分で自分の首を絞めることにつながる。筆者も当時は現役の大蔵官僚だったため、「口外するな」という命令に従わざるを得ず、情報を外部に漏らすことはしなかった。
 残念ながら、筆者が作成したバランスシートは、大蔵省だからか「お蔵入り」になってしまったが、1998年度から2002年度までは試案として、そして2003年度以降は正式版として外部にリリースされるようになった。

・何しろ日本の長期金利は、2016年2月9日に史上初のマイナス台に突入したほどの超低金利なのだ。にもかかわらず、国債暴落説はいまだに巷間でくすぶり続けている。
 国債暴落説の根拠とされているものはいろいろあるが、その一つは、日本の財政破綻だ。日本政府がいずれ国債の金利負担に耐えられなくなるとの見通しから、損を回避したい人々の間で国債の売却が加速し、いっきに債券価格が下落して金利が暴落するというロジックである。しかし、前述のように日本は財政破綻状態ではないため、この話はそもそもの前提が間違っていることになる。

・金融や財政に馴染みが薄い一般の人が、財政破綻論や国債暴落説を語ったり信じたりすることは仕方がない面もあるが、専門家である学者の中にも財政破綻論や国債暴落説を語る人がいることには驚くばかりだ。
 たとえば、東京大学金融教育センター内に、かつてものすごい名称の研究会が存在した。その名も、「『財政破綻後の日本経済の姿』に関する研究会」だ。代表を務めるのは、井堀利宏(東京大学大学院経済学研究科教授)、貝塚啓明氏(東京大学名誉教授)、三輪芳朗氏(大阪学院大学教授・東京大学名誉教授)という日本の経済学界の重鎮たちだ。
 同研究会の活動内容はホームページに公開されている。2012年6月22日に第1回会合が開かれ、2014年10月3日までの2年余りの間に、計22回が開催されている。『発足とWebPage開設のお知らせ』に掲載されている文章を見ると、「われわれは日本の財政破綻は『想定外の事態』ではないと考える。参加メンバーには、破綻は遠い将来のことではないと考える者も少なくない」と書かれている。

 第1回会合では、三輪氏が「もはや『このままでは日本の財政は破綻する』などと言っている悠長な状況ではない?」という論点整理メモを出し、勇ましい議論を展開している。要するに、財政破綻は確実に起こるので、破綻後のことを考えようというわけだ。

<財務省が消費税率を上げたがるのは「でかい顔」をしたいから>
<外債投資で儲けた20兆円を、政府は財政支出で国民に還元すべきだ>
・問題は財源だが、これはいとも簡単に捻出できる。「外為特会」を活用すればよいのである。



『「新富裕層」が日本を滅ぼす』
金持が普通に納税すれば、消費税はいらない!
武田知弘 著  森永卓郎 監修  中央公論新社 2014/2/7



<必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ>
・世界の10%以上の資産を持っているのに、たった1億数千万人を満足に生活させられない国・日本、必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ。「富裕層」と「大企業」がため込んで、滞留させている富を引っ張り出し、真に社会に役立てる方策を考える。

<バブル崩壊以降に出現した“新富裕層”とは?>
・今の日本人の多くは、現在の日本経済について大きな誤解をしていると思われる。たとえば、あなたは今の日本経済について、こういうふうに思っていないだろうか?

・バブル崩壊以降、日本経済は低迷し国民はみんなそれぞれに苦しい

・金持ちや大企業は世界的に見ても高い税負担をしている。日本では、働いて多く稼いでも税金でがっぽり持っていかれる

・その一方で、働かずにのうのうと生活保護を受給している人が増加し、社会保障費が増大し財政を圧迫している

・日本は巨額の財政赤字を抱え、少子高齢化で社会保障費が激増しているので消費税の増税もやむを得ない

・これらのことは、きちんとしたデータに基づいて言われることではなく、経済データをきちんと分析すれば、これとはまったく反対の結果が出てくるのだ。

<消費税ではなく無税国債を>
<日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」>
・「失われた20年」と言われるように、日本の経済社会は、長い間、重い閉塞感に包まれて来た。アベノミクスで若干、景気は上向いたものの、消費税の増税もあり、今後、我々の生活が良くなっていく気配は見えない。
 なぜこれほど日本経済は苦しんでいるのか?
現在の日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」だと言える。

・政府は、財政再建のために消費税の増税にゴーサインを出した。しかし、消費税は「金回り」を悪くする税金なのである。消費税を導入すれば、もともと大きくない内需がさらに冷え込むことになる。また消費税というのは、国全体から広く浅く徴収する税金なのである。

・筆者は、お金の循環を良くして財政を再建するために、ある方法を提案したい。それは、「無税国債」という方法である。

<「無税国債」とは何か?>
・無税国債の狙いは、国民の金融資産1500兆円の中に眠る“埋蔵金”を掘り起こすことにある。

・実は無税国債にはモデルがある。フランス第四共和制下の1952年、時の首相兼蔵相のアントワーヌ・ピネー(1891〜1994年)が発行した相続税非課税国債である。
 フランスは当時、インドシナ戦争で猛烈なインフレが起きて財政が窮乏していたが、時限的に相続税を課税しないピネー国債を出したところ飛ぶように売れ、ただちに財政が健全化して戦費の調達もできた。これをブリタニカ国際大百科事典は「ピネーの奇跡」と書いている。

<莫大な個人金融資産を社会に役立てることができる>
・ただ、この個人金融資産を社会に引っ張り出すのは容易なことではない。個人金融資産は、個人の持ち物である。これを勝手に国が使うことはできない。国が使うためには、合法的にこの資産を引っ張ってこなくてはならない。
 もっとも手っ取り早いのは税金で取ることである。しかし、個人金融資産に税金を課すとなると、非常な困難がある。というのも、金持というのは、税金に関して異常にうるさいからだ。国民の多くは気づいていないが、この20年間、富裕層に対して大掛かりな減税が行われてきた。個人金融資産がこれだけ激増したのも金持ちへの減税が要因の一つである。

<極端な話、無税国債は返さなくていい借金>
・個人金融資産は1500兆円あるのだから、750兆円を無税国債に置き換えるというのは、夢の話ではない。ちょっと頑張れば可能なことなのである。
 750兆円を税金で徴収しようと思えば、大変である。消費税率を10%に上げたとしても、20兆円程度の増収にしかならない。もし消費税によって財政の健全化をしようとすれば、税率15%にしたとしても40年近くもかかるのである。

・またもし税率20%にすれば、日本の国力は相当に疲弊するはずである。消費が激減し、景気も後退するだろう。そうなれば、予定通りの税収は確保できず、さらに税率を上げなくてはならない。日本経済はどうなることか……。
 消費税に頼るよりも、無税国債をつくる方が、どれだけ健全で現実的かということである。

<無税国債は富裕層にもメリットが大きい>
・そして無税国債の販売にも、そう問題はないのである。「マイナス金利の国債?そんな国債を買うわけはないだろう」と思う人もいるだろう。確かに、ただマイナス金利というだけならば、買う人はいない。しかし、この国債には、相続税などの無税という恩恵がついているのだ。
 これは富裕層にとって、かなり大きなメリットと言える。

<実は日本は社会保障“後進国”>
あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである。
本来、日本は世界有数の金持ち国なのに、社会のセーフティーネットがお粗末なために、国民は安心して生活ができないのである。
 今の日本人の多くは、「日本は社会保障が充実している」「少なくとも先進国並みの水準にはある」と思っている。
しかし、これは大きな間違いなのである。日本の社会保障費というのは、先進国の中では非常に低い。先進国ではあり得ないくらいのレベルなのだ。
そして、この社会保障のレベルの異常な低さが、日本経済に大きな歪みを生じさせているのだ。日本人が感じている閉塞感の最大の要因はこの社会保障の低さにあると言ってもいいのだ。

・日本は、先進国並みの社会保障の構築を全然してきていない。社会保障に関しては圧倒的に“後進国”と言えるのだ。

・また昨今、話題になることが多い生活保護に関しても、日本は先進国で最低レベルなのだ。

・日本では、生活保護の必要がある人でも、なかなか生活保護を受けることができないのだ。

・日本の生活保護では不正受給の問題ばかりが取りあげられるが、生活保護の不正受給件数は全国で2万5355件である。つまり生活保護には不正受給の数百倍の「もらい漏れ」があるのだ。

<なぜ経済大国日本に「ネットカフェ難民」がいるのか?>
・日本では、住宅支援は公営住宅くらいしかなく、その数も全世帯の4%に過ぎない。支出される国の費用は、1500億円前後である。先進諸国の1割程度に過ぎないのだ。しかも、これは昨今、急激に減額されているのである。1500億円というのは、国の歳出の0.2%程度でしかない。
 フランスでは全世帯の23%が国から住宅の補助を受けている。その額は、1兆8000億円である。またイギリスでも全世帯の18%が住宅補助を受けている。その額、2兆6000億円。自己責任の国と言われているアメリカでも、住宅政策に毎年3兆円程度が使われている。
 もし、日本が先進国並みの住宅支援制度をつくっていれば、ホームレスやネットカフェ難民などはいなくなるはずである。

・日本は他の先進国よりも失業率は低い。にもかかわらず、ホームレスが多かったり、自殺率が高かったりするのは、社会保障が圧倒的に不備だからなのだ。日本の自殺率は、リストラが加速した90年代以降に激増しており、明らかに経済要因が大きいのである。

<税金の特別検査チームを!>
・税金の無駄遣いをなくし、必要な支出をきちんと見極める。
 そのためには、予算をチェックするための強力な第三者機関のようなものをつくるべきだろう。
 今の日本の税金の使い道というのは、複雑に絡み合ってわけがわからなくなっている。これだけ税金の無駄遣いが多発しているのは、税金の使途の全貌を把握している人がほとんどいないからである。

<平成の“土光臨調”をつくれ>
・今の行政制度、官僚制度ができて60年以上である。いや、戦前から続いている制度も多いので、100年以上になるかもしれない。
 同じ制度を100年も使っていれば、絶対に矛盾や不合理が生じるはずである。

<先進国として恥ずかしくない社会保障制度を>
・財界も参加した第三者機関により、社会保険料の徴収と分配も合理的に考えることができるはずである。これまで財界は社会保険料を取られるだけの立場だった。そのため、なるべく社会保険料を小さくすることを政府に要求し続けてきた。

・これまで述べてきたように、日本の社会保障制度というのは、先進国とは言えないほどお粗末なものである。
 しかし世界全体から見れば、日本はこれまで十分に稼いできており、社会保障を充実させ、国民全員が不自由なく暮らすくらいの原資は十二分に持っているのである。
 今の日本の問題は、稼いだお金が効果的に使われていないこと、お金が必要なところに行き渡っていないことなのである。

<「高度成長をもう一度」というバカげた幻想>
・バブル崩壊以降、国が企業や富裕層ばかり優遇してきた背景には、「高度成長をもう一度」という幻想があると思われる。

・そういう絶対に不可能なことを夢見て、やたらに大企業や富裕層を優遇し続けてきたのが、バブル崩壊後の日本なのである。

<今の日本に必要なのは「成長」ではなく「循環」>
・極端な話、景気対策などは必要ないのである。
 必要なのは、大企業や富裕層がため込んでいる金を引き出して、金が足りない人のところに分配することだけなのである。
・大企業や富裕層がため込んでいる余剰資金のうち、1%程度を差し出してください、と言っているだけなのである。
たったそれだけのことで、日本全体が救われるのである。

<国際競争力のために本当にすべきこと>
・バブル崩壊後の日本は、「国際競争力」という“錦の御旗”のもとで、企業の業績を最優先事項と捉え、サラリーマンの給料を下げ続け、非正規雇用を激増させてきた。

<無税国債は一つのアイデアに過ぎない>
・何度も言うが、バブル崩壊後、富裕層や大企業は資産を大幅に増やしている。その一方で、サラリーマンの平均収入は10ポイント以上も下がっている。
 国民に広く負担を求める消費税が、いかに不合理なものか。

・もう一度言うが大事なことは、一部に偏在しているお金を社会に循環させることなのである。

<日本の企業はお金をため込み過ぎている>
・この10年くらいの間に大企業はしこたま貯蓄を増やしてきた。「内部留保金」は、現在300兆円に迫っている。

<設備投資には回らない日本企業の内部留保金>
・「バブル崩壊以降の失われた20年」などという言われ方をするが、実は、日本企業はその間しっかり儲けていたのだ。
しかも、それに対して、サラリーマンの給料はこの十数年ずっと下がりっぱなし(一時期若干上がったときもあったが微々たるもの)である。リストラなどで正規雇用は減らし、非正規雇用を漸増させた。

<「日本の法人税は世界的に高い」という大嘘>
・しかし、実は「日本の法人税が世界的に高い」というのは大きな誤解なのである。日本の法人税は、確かに名目上は非常に高い。しかし、法人税にもさまざまな抜け穴があり、実際の税負担は、まったく大したことがないのである。法人税の抜け穴の最たるものは、「研究開発費減税」である。

<バブル崩壊以降、富裕層には大減税が行われてきた!>
・そもそもなぜ億万長者がこれほど増えたのか?
 その理由は、いくつか考えられるがその最たるものは、次の2点である。「相続税の減税」「高額所得者の減税」
 信じがたいかもしれないが、高額所得者は、ピーク時と比べれば40%も減税されてきたのである。

<実は、日本の金持ちは先進国でもっとも税負担率が低い>
<金持ちの税金は抜け穴だらけ>
・前項で紹介した大手オーナー社長のような「配当所得者」に限らず、日本の金持ちの税金は抜け穴だらけなのである。だから、名目上の税率は高いが、実際はアメリカの2分の1しか税金を払っていない、ということになるのだ。

<相続税も大幅に減税された>
・バブル崩壊以降、減税されてきたのは所得税だけではない。相続税もこの20年間に大幅に減税されている。



『「借金1000兆円」に騙されるな!』
暴落しない国債、不要な増税
高橋洋一   小学館   2012/4/2



<日銀法を改正すべき>
・中央銀行の独立性は、手段の独立性と、目標の独立性に分けられているが、1998年の日銀法改正で、日銀にはそのどちらもが与えられるという非常に強い権限をもってしまった。人事の面で言えば、一度選ばれた総裁、副総裁、理事は、任期を全うするまで政治の側から罷免することさえできなくなっている。

・それまで日銀は大蔵省の尻に敷かれていたのだが、大蔵省としては、自分たちはそれほど唯我独尊ではないというポーズを、日銀法改正という形で日銀の独立性をアピールして示したかったのだ。これは日銀にとっては悲願達成だった。
 しかし、本来は政治が、民主主義によって国民から権限を与えられた政府が、インフレ目標を何%にするかを明確に決めるべきだ。日銀が決めるのはおかしい。
 そのうえで、その目標に至るまでの方法は、金融政策のプロである日銀に任せる。つまり手段は独立させるというのが、あくまで世界的な標準だ。

<日銀が目標の独立性を手離したくない理由>
・ところが日銀は、そういう形で政策を表に出すのを嫌がる。なぜかというと、どんな金融政策を取るかは、日銀の独立性という名の「権益」と化しているからだ。

<どこまで金融緩和すればいいのか?>
・経済政策にとっては将来の「インフレ予想」が必要だ。それまで政府・日銀には、直接的にインフレ予想を観測する手段がなかった。
 具体的には、物価連動債と普通の国債(非物価連動債)の利回り格差から、市場の平均的なインフレ予想を計算する。これを「ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)」と呼ぶ。
 これは世界中の中央銀行が導入し、使っている。BEIが高すぎると、引き締めなければいけない。低くなりすぎると、もっとお金を伸ばさなければいけない。

・ところが最近、BEIを算出されることを嫌ったのか、財務省は物価連動債を新たに発行しなくなってしまった。厄介な指標を計算されないように、元から断ってしまえ、ということなのだろうか。どこの国でも当たり前に計算している指標を、葬りにかかってきているのだ。

<正しい金融政策で経済が拡大すれば格差は「縮小」する>
・実際は格差が広がっていても、それぞれに分配があれば、全体としての社会不安は小さくなる。体感的にも、働く意志と能力があるのなら、何がしかの収入を自力で得られるのがいい社会だと素朴に思う。最下層の人の所得を上げるには、たとえ格差が広がっても、最高層を上げるべきだ。最下層を上げるためには全体のパイを増やすのが簡単だからだ。
 それでも働けない人には、生活保護やそれを進化させたベーシックインカムで助ければいい、それにしても、全体のパイを大きくしてからのほうが、より額も厚くできる。

<国債は便利なツールとして使えばいい>
・本書は国債をスコープとして、世界経済、そして日本の経済政策を見てきたが、現在の日本においては、国債はあくまでデフレを脱するためにマネーを増やし、将来増えすぎたときは減らすための重要なツールだということになる。

・要するに、現時点において国債が果たすべき役割は、日銀からお金を引き出すための道具として活用されればいい、ということになる。
 もし国債を買い過ぎれば、マネーが出すぎて必要以上のインフレになってしまう。その時は、高橋是清を思い出し、市中に国債を売ればいい。するとお金は日銀に還流して少なくなり、調整できる。国債は調節弁に使う。
 別に国債でなくてもいいのだが、国債がもっとも流通量が多いので、使い勝手がいいというだけだ。
 国債が、金融市場の中でコメのような役割を果たしていることはすでに述べた通りだが、それは国債の重要さ、流通量、流動性などが他の金融商品と比べて抜けているからだ。国債は金融市場の潤滑油のようなところがある。

・それでも、増税しないと財政破綻する、これ以上国債を刷ると暴落する、さらに格下げされるかもしれないという言葉を聞いてどうしても不安になってしまうのなら、CDS保証料に注目していればいい。マーケットで世界中のプロの投資家が、日本国債には何も問題はないと判断していれば、穏当な価格が付いているはずだ。
 それでも財政再建が気になる人は、債務残高対GDPが大きくならないなら心配ないはずだ。その条件は、だいたいプライマリー・バランス(基礎的財政収支)が赤字にならなければいい。

<あと900兆円国債を発行しても破綻しない>
・第1章の終わりで、歴史上イギリスがネットの債務残高が二度もGDPの250%前後になったのに、いずれも破綻しなかったことを述べた。
 日本のネットの債務残高のGDP比は70%だから、往年のイギリスと同じ段階まで債務残高をふくらませるとしたら、あと900兆円も国債を発行しなければならないということになる。
 実際にそんなことをする必要はないのだが、もし900兆円国債を発行して、一気に財政出動したらどんな世の中になるか、ちょっと想像してみよう。

・さすがに1年では賄いきれないだろうから、9年に分け、年間100兆円ずつ使っていくことにしよう。民間金融機関の消化能力を考えて、全額日銀引き受けにしよう。そうすると、毎年、政府は日銀が刷った100兆円を手に入れられる。日本中のおカネが1年間で100兆円増える。
 政府も投資先が思いつかないので、とりあえず国民全員に配ることにしたとすると、国民1人当たり70万円が分配されることになる。4人家族なら、300万円近い札束が、宅配便か何かで届くのかもしれない。
 これには長年デフレに慣れてきた人たちも、さすがに驚くのではないだろうか。隣の家にも、向かいの家にも何百万円も配られているのだ。

・インフレになるということは、為替相場は円高から超のつく円安に変わる。
 とても簡単な計算をすれば、いま米ドルはおよそ2兆ドル、日本円は140兆円存在している。ここから割り出される為替レートは1ドル=70円ということになるのだが、日本円が240兆円になれば、一気に1ドル=120円になることになる。これは小泉政権時のレベルだ。
 これはすごいことになる。米ドルを使う人から見れば、日本製の自動車や家電、精密機器が、半額で買えるわけだ。プリウスが100万円、テレビが2万円で買える感覚だ。おそらくどんなに生産しても間に合わない。

・もうひとつ、ここでぜひ考えてほしいのは、お金の量を増やせば経済は回り始めるという法則だ。いきなり100兆円増やせば不必要なインフレを招いてしまうが、では20兆円なら、30兆円なら、あるいは40兆円ではどうなるだろうか。もっとマイルドで、所得の上昇を喜びつつ、貯金することではなく働いてお金を使い、また働くことに喜びと利益を見いだせる世の中になってはいないだろうか。

<だんだん変わってきた。未来はある>
・日銀は、間違い続けている。本当は、日銀の多くの人も、間違えていることに気づいているのではないかと思う。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない。(2)

2018/04/06 18:11

<小さな政府・公共事業投資・自由貿易体制>
<デフレ時代に不可欠な小さな政府のための行政組織のリストラ>
・トランプ氏は「偉大なアメリカの復活」「アメリカ第一主義」を掲げているが、デフレ時代においてアメリカのような大国の政府は何を最重要視すべきか。

・トランプ氏は金融規制や環境規制の緩和を力説し、「1つ規制をつくった古い規制を2つ撤廃するというルールもつくる」とも述べている。そして所得税と法人税の税率も大幅に引き下げる。トランプ氏は規制緩和と減税による小さな政府路線を打ち出しているわけだから、同時に行政組織全般にわたって速くかつ大規模なリストラも推進していくに違いない。

<ニューディール政策や州間高速道路整備と1兆ドル公共事業投資>
・次の「公共事業投資」については、トランプ氏は11月9日の大統領選の勝利宣言で次のように述べている。「都市部のスラム化した地域を整備し、高速道路や橋、トンネル、空港、学校、病院などのインフラを整備することが最重要課題だ。そのために何百万人という労働力を投入する」。100日計画では10年間で1兆ドルものインフラ投資を掲げ、積極的に財政出動も行うのだが、「何百万人という労働力を投入する」とはそれだけの数の新規雇用の創出も狙っているということだ。
 トランプ氏の提案するインフラ投資は投資規模から、1930年代のルーズベルト大統領によるニューディール政策や1950年代のアイゼンハワー大統領によるインターステート・ハイウェイ(州間高速道路)整備計画といった、アメリカの歴史に残る公共事業とも比較されるようになっている。



『なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか』
高橋洋一   KADOKAWA  2017/4/28



<いまや世界経済のリスクとなった中国>
<自国の統計を信じない中国の政治家たち>
・経済学者の目から見ると、中国は不思議な国だ。経済学の基本でいえば、輸出は外需、輸入は内需の動きを示す。貿易統計の数字を見ると、近年の中国は輸出・輸入ともに減少しているのに、GDPは伸びている。この現象を論理的に説明できる術を筆者は持ち合わせていない。誰かに説明してもらいたいほどだ。
 もっとも、中国政府が発表しているデータを鵜呑みにすれば、いまも中国が経済成長を続けているというストーリーを簡単につくり出すことができる。

・中国のGDP統計に対して疑惑の目を向けているのは、筆者だけではない。以前から多くのエコノミストやジャーナリストが疑惑を指摘しているが、恐ろしいことに中国の政治家たちすら、国の統計を信頼していない。

・中国の国家統計局が公表する経済成長率は2012年から“小刻み”に低下しているが、これも経済の成長が止まったことをわかったうえで、対外的に「急激な失速」という印象を与えないように改竄されたデータである、と見たほうがよい。
 外需が芳しくない要因には、競争力の低下や需要の落ち込みが考えられる。これらは短期的には改善されにくいものだ。また、内需についても、共産党指導部が問題視している国内の過剰生産が「供給側の構造改革」によって解消されないかぎり、好転は難しい。貿易統計しか信頼できる判断材料がないとはいえ、中国経済が当分のあいだ、低迷する確率は高いと予測できる。

<人民元は国際通貨になれるのか>
・経済が低迷するなかで、今後の動向を探るカギとなるのは、習近平体制がどこまでもちこたえられるか、ということだ。中国経済をめぐっては、アメリカの経済学者であるケネス・ロゴフがハードランディング論を唱えている。はたして習政権は自国の経済をどこに、どう着地させようとしているのか。
 先進国では、政治的な自由と経済的な自由はセットで動いている。一方、中国の政治体制は一党独裁であるため、政治的な自由の確保は絶望的だ。そのため中国では、経済的な自由を達成できない――というのが、筆者の考える基本的なロジックである。

<中国は先進国になる前に「中進国の罠」に突き当たる>
・中進国には2種類の相手との競争がある。1つは、背後から追い上げてくる途上国。賃金の安さで中進国よりも比較優位にある途上国は、輸出品ではコスト競争力を発揮する。もう1つは先進国だ。技術力や開発力では、中進国は先進国の後塵を拝するケースが多い。コスト競争力で途上国に敗れ、技術力では先進国に敵わなければ、中進国の経済成長は止まってしまう。これが「中進国の壁」といわれる現象である。

・それに対して中国は、工業化を国有企業が牽引し、いくつかの優良企業も現れつつはあるが、資本・投資の自由化はほぼ不可能である。

・このままでは、中国は中進国の壁を越えられなかったマレーシア、タイ、アルゼンチン、メキシコといった成長停滞国の二の舞になる確率が高い。

・国際通貨になるためには、発行国が経済大国であり、発達した健全な為替・金融資本市場を有し、対外取引の自由が保証されているといった要件を満たしていなければならない。これらは経済的な自由の典型だが、中国の場合、巨大な国内市場はあるものの、常習的な為替管理国であり、自由な対外取引にも難点がある。
 中国が経済的な自由を認めるのは、容易なことではない。なぜなら為替の自由化は資本取引の自由化と表裏一体であり、資本取引の自由化は国有企業の全面的な民営化につながるからだ。国有企業が民営化によって経済的な自由を獲得すれば、やがては政党選択という自由を国民は求めるようになる。すなわちそれは、現行の一党独裁体制が崩壊の危機にさらされることを意味する。

<中国は「理」がなくとも「利」で動く>
・中国としては、統計をどれだけ改竄しても実体経済の悪化は覆い隠せないという現実がある。実際に、中国からの資本流出には歯止めがかからなくなっている。その一部は、外貨準備高の減少というかたちでも現れている。

・いずれにせよ、中国国内の人件費は高騰し、もはや絶対的なコスト競争力が確保できない状況になっている。しかも、無格付けの社債が平気で発行される国である。破産法制が整っていないから企業の倒産はなかなか顕在化しないが、広州、香港、マカオでは数千社の倒産が起こっている。
 もはやビジネスの最適立地とはいえない、という理由から、中国以外の新興国に生産拠点を求める日本企業も少なくない。

・この状況を放置しておけば、人民元は国際通貨になるどころか、大暴落を引き起こす可能性すら出てくる。人民元の暴落は習政権にとって致命傷になるだろう。

・大風呂敷を畳むことができなければ、中国は「GDPが順調に伸びている」という架空のシナリオを描きつづけるしかなくなる。

<「戦争の巣」東アジアでどう生き残るか>
<集団的自衛権行使で戦争リスクは下がる>
<民主主義国家同士のあいだでは戦争はほとんど起こらない>
・戦争は二国(多国)間で起こる。そして、仕掛ける国の都合で始まる。だからこそ、成熟した民主主義国家同士の「同盟関係」が重要になる。どんなに野蛮な国でも、複数国を相手に戦争を仕掛けることの無謀さを理解しているからだ。

・筆者は数字を示そう。集団的自衛権の行使によって日本の戦争リスクは最大40%下がる。また自主防衛(個別的自衛権の行使)と比較すれば、コストは75%程度少なくて済む。

・日米同盟のコストは1年で約1.7兆円、そこに防衛関係費を加えても約6.7兆円だが、現在と同等の防衛力を自前で賄おうとすれば、24〜25.5兆円かかると試算されている。さらに筆者の指摘を加えるなら、自主防衛の道を選択すれば、いずれは抑止力としての核兵器保有まで視野に入れなければならなくなる。

・お花畑の真ん中で安全保障の論議をしていたら、いつ非合理な事態に巻き込まれてもおかしくはない。すでに日本の排他的経済水域(EEZ)には北朝鮮から頻繁にミサイルが撃ち込まれているという「事実」を、日本人はきちんと認識すべきだ。

<日本のPKO議論はガラパゴス状態>
・ついでにいえば、駆けつけ警護も安保関連法も憲法違反だと主張する野党は、25年前の世界にとどまったままである。1周遅れどころか、3周遅れだ。

<「日本の借金1000兆円」の大嘘>
<政府資産の存在がバレて困るのは誰か>
・バーナンキ氏の理論では、大恐慌は各国の金融政策という一点からシンプルに説明される。金本位制に執着した国は十分な金融緩和ができずデフレから抜け出せなかったが、金本位制を放棄した国では自由に金融緩和ができたので、デフレからすぐに脱出できた。それが「魔物」の正体だ。この慧眼に、筆者もなるほど、と膝を打った。そして、当時の日本とドイツの経済政策に思いが及んだ。

・世界恐慌の渦中にあった1932年、ドイツでは失業率が30%を越え、失業者は600万人を数えた。これを3年間で160万人にまで減らし、世界恐慌前の経済状態に戻したのがアドルフ・ヒトラーの経済政策だった。アウトバーン(高速道路)の建設など、積極財政による雇用政策が功を奏したのである。

・一方、日本は世界恐慌とほぼ同時期に行われた金解禁によって通貨高となり、輸出が落ち込んで昭和恐慌を招いた。立憲民政党の浜口雄幸首相が、金本位制復帰に伴って緊縮財政を採用したことで、日本は猛烈なデフレに見舞われた。1931年の経済状況を29年と比較すると、国民所得は2割減、物価は3割減となっている。32年の失業率は統計上では8%程度となっているが、この数字は信頼性に乏しい。かなりの失業者がいたことは、各種の経済データから複合的に推測できる。その昭和恐慌から日本経済を回復させたのが、「高橋財政」と呼ばれた高橋是清の経済政策だった。

・ドイツのヒトラーも、日本の高橋是清も、積極財政と金融緩和をいち早く行ない、早期のデフレ脱却を成し遂げた。だが、経済が回復してからの両者の人生は対照的だ。ヒトラーは独裁体制を構築して戦争へと突き進んだ。高橋是清は軍事費の緊縮へと動いたことで暗殺され(2・26事件)、軍部の台頭と暴走によって日本も戦争へと向かった。

・たとえば、国の借金が約1000兆円もある—―と心配している人は、いまだに少なくない。左派マスコミや財務省の御用学者だけでなく、どこのヒミつきでもないエコノミストのなかにも、この大嘘を疑わない人がいるのだから、彼らの言論に国民が騙されるのも仕方ないかもしれない。筆者にいわせれば「いまさら」だが、日本の財政はそれほど脆弱ではない。いわんや「このままでは財政破綻する」という主張には、失笑さえ覚える。

<財政再建はすでに達成されている>
・そこで、あらためて計算すると、約500兆円の借金から400兆円が除外されるのだから、国の本当の借金は100兆円そこそこ、多く見積もっても150兆円程度でしかない、という実態にたどり着く、GDP比でいえば、せいぜい20%程度。日本の稼ぎは、借金の5倍もある。これで「財政破綻寸前」なら、アメリカやイギリスはとうの昔に破綻しているだろう。同じ計算方法で各国の純債務をGDP比で見れば、アメリカは65%、イギリスは60%である。先進国のなかで比較をすれば、日本の財政はむしろ「優良」といってもよいくらいだ。
 断言しよう。日本の財政再建は実質的に、すでに達成されているのである。

<「政府の借金は国民の資産」論の危うさ>
・政府がもっている、莫大な収益をあげるための強力な権利が徴税権だ。国民や企業から強制的に税金を徴収できる権利は、実質的な資産といえる。しかも、少なく見積もって毎年30兆円以上の税金を徴収できるのだから、割引率5%として資産価値は600兆円にもなる。それを加味すれば、日本の財政は資産超過といってもおかしくない。
<マイナス金利で得をするのは国民だ>
<「濡れ手に粟」だった日本の金融機関>
・「マイナス金利」という言葉を初めて耳にしたとき、その意味と効果をすぐに理解できた人は少なかったのではないか。というより、いまだに正しい理解が得られていない人が多くいるように感じる。
「マイナス」と聞けば、条件反射的にネガティブなイメージを抱きやすいものだ。日銀がマイナス金利を導入したのは2016年1月29日。直接に株価や為替が乱高下したこともって、エコノミストの論評のなかにも、マイナス金利を否定的に扱うものが数多く見られた。
 こちらも結論から述べよう。マイナス金利は日本の経済を活発にすると同時に、国民が得をする金融政策である。

<「オークンの法則」>
・オークンの法則は、GDPと失業率には密接な関係があり、経済成長しなければ失業者が増えるという理論である。成長しなければ人々の満足度も豊かさも高めることはできないという因果モデルは、経済学では動かしがたいテーゼだ。

・オークンの法則は、日本を含めた先進国で広く実証されているからこそ、「経済法則」の名に値するのである。

<経済成長をボウリングに譬えると………>
・オークンの法則は経済成長と失業の関係を如実に示すものだが、さらに踏み込んで開設すれば、失業率が下がることは自殺率や犯罪率の低下、また労働力人口に占める生活保護率などの低下にもつながる。

<年金制度の持続可能性は高まった>
<評価に値するマクロ経済スライドの発動>
<消費税の社会保障目的税化は悪手だ>
・少子高齢社会において、年金の財源確保は大きな問題だ。しかし、そのために消費税率を上げなければならないというロジックに合理性はない。

<歳入庁創設が年金問題解決の最適解>
・この問題は、じつは簡単に解決できる。「歳入庁」を創設して税金と社会保険料の徴収を一元化すればよいだけだ。現状の非合理なシステムを一つの機関に統合すれば、徴収効率は高まるし、行政のスリム化にもなる。納める側も手続きが1ヵ所で済む。デメリットは何もない。
 海外では、むしろそれが当たり前のシステムだ。

・国税庁の税務調査権は、財務官僚の裏の権力だと筆者は思っている。「税務調査が入る」といえば、誰でもビビる。この権力を振りかざせば、政界、財界、学界など、あらゆる業界の人たちを黙らせられる。この既得権を手放したくないから、財務官僚は国税庁が切り離されて歳入庁に編入されることに全力で抵抗するのだ。
 歳入庁創設は年金問題の最適解である。その解を導く計算式をどう編み出していくかが、政府の進める「社会保障と税の一体改革」のカギになる。

<GPIFは見直しではなく廃止せよ>
・GPIFについては、組織の「見直し」よりも「廃止」が正しいと筆者は主張してきた。
 公的年金の現行制度はほぼ割賦方式で、一割程度が積立方式になる。割賦方式は「入(保険料+税)」と「出(年金給付)」が等しくなるように調整する。「入」は賃金に連動し、「出」は物価に連動する。このバランスがうまくとれていれば、年金制度が破綻することはない。マクロ経済スライドは、そのバランサーだと理解すればよい。
 ということは、年金財政にとって積立方式は1割程度しか寄与していないことになる。年金積立金は100兆円以上ある。そんなにもっている必要がほんとうにあるのか。年金運営の流動性を確保するなら、10兆円程度で十分だ。
 GPIFは積立金を運用する独立行政法人である。2015年度には株価下落で5兆円を越える損失を出したことが大きく報じられたが、累積利益は40兆円ある。しかし、年金制度の本質論としては、一般国民の公的年金である積立金をリスクのある市場で運用することの是非を問うべきだ。
 結論からいえば、国が行なう事業として市場運用ほど不適切なものはない。100兆円の積立金を運用して利益が出ても、1割の寄与では年金給付額が大きく増えるわけではない。年金財政に運用は不要である。
 この筆者の主張に顔色を変えて反対するのは、GPIFから運用委託を受けている民間の金融機関だろう。100兆円の資産を運用する信託報酬を0.01%としても、金融機関には100億円もの手数料が転がり込む。実際、金融機関の厚労省詣では霞が関でも有名だ。金融機関の関連団体が厚労省の退官者の再就職先になるケースもある。ここにも利権と天下りの癒着構造が存在している。

・年金財政の観点からいえば、インフレヘッジのためには市場運用を行なうのではなく、積立金の金額を非市場性の物価連動国債にすればよい。これなら不確実性も、リスクもない。さらに、有能なファンドマネジャーによる裁量も必要ない。業務は「今月はいくら分買います」と財務省に電話をするだけだから、運用担当者が1人いれば事足りる。したがって、GPIFという大きな組織もいらなくなる。これが「廃止論」の根拠である。

<しっかり保険として制度運営を行なえば、日本の年金制度が破綻することはない>
・厚労委で意見陳述したとき、筆者は官僚時代に考案した「社会保障個人勘定」を引き合いに出し、社会保障費の個人ベースの持分権を、個人勘定内で融通し合う制度の検討を提案した。これは「お好みメニュー方式」や「カフェテリア方式」とも呼ばれる。たとえば健康に自信がある人なら、健康保険の持ち分を年金の持ち分に移行するといったことを可能にする仕組みで、自分の社会保障を自分の考えで再構成するアイデアだ。
 これに関連して、「年金定期便」を制度化した経緯も述べた。読者のところにも届いているだろう。政府が行なうべき責務を、国民の1人ひとりがしっかり把握していれば、年金を補完する手立ても自分で決めることができる。そういう社会保障のあり方を想定して、年金の将来も個人ベースで伝える年金定期便は企画された。官僚時代の筆者は、この制度発足にも関わっていた。

<シェアリング・エコノミー(共有型経済)>
・世界中に向かって、日本はおおいに“カッコつければ”よいと筆者は思う。それが経済成長につながり、オリンピックやパラオリンピックでは選手が獲得する金メダルの量産にもつながる。成長を否定せず、成長をめざしつづけているから、日本は「理不尽な」世界でも、勝者になれるのだ。



『これが世界と日本経済の真実だ』
日本の「左巻き報道」に惑わされるな!
経済ニュースは嘘八百! 目からウロコの高橋節炸裂!
高橋洋一   悟空出版   2016/9/28



<中国はもう経済成長なんてしていない>
<中国が行き詰まっている理由>
・中国の経済成長は限界を迎えている。2016年の年初、株式が暴落し上海株式市場が取引中止に追い込まれたのは象徴的な出来事だった。「世界最大の市場」を持ち、「世界の工場」を謳っていた中国だが、近年の失速は顕著だ。

・貿易の数字も良くない。「世界の工場」の中心地帯である珠江デルタ地域での2016年の輸出の伸びは、わずか1%の成長と見込まれている。
 まさに苦境にある中国経済だが、「中国の夢」を唱える習近平国家主席は、理想こそ高いが、有効な経済政策を打ち出せてはいない。筆者の考えでは、中国はもはや経済成長しない。そう考える理由は、「1人当たりGDP1万ドル」の壁にぶち当たっているからだ。
 この「壁」は「中所得の罠」と呼ばれる現象だ。

・開発経済学の研究から見ると、十分な工業化が達成される前に消費経済化のステージに入ると経済は停滞するというパターンがある。
つまり、今の状況では中国は発展できないと言える。その「壁」を超えるには、社会経済の構造改革が必要である。先進国の条件とも言える「資本・投資の自由化」だ。これまでの歴史を振り返っても、先進国の中で、資本・投資の自由化なしに経済が発展してきた国はないのだ。

しかし周知のとおり、社会主義体制の中国では経済は自由化されていない。中国では自由な資本移動を否定し、固定為替制と独立した金融政策を進めるという歴史上はじめての試みをしている。だが、自由化つまり国有企業改革をやらない限り、中国は「壁」を突破できないと考えるのが経済学の常識だ。現在の一党独裁体制の中国が、はたして完全な自由化に舵を切れるのだろうか。
それでも、中国のGDPは成長を続けているではないか、と思う人はいるかもしれない。しかし、中国が発表しているGDP(国内総生産)の成長率は、とても信用できるものではない。中国の発表する統計は、偽造されていると考えるべきだ。

<中国のGDPの大噓>
・ただ、その「悪い数値」を信じている経済の専門家は皆無だ。中国の成長率が誇張されていることは誰もが知っている。社会主義の中国では、国家が発表する統計は国有企業の「成績表」という意味がある。そして、その統計を作っているのは、「中国統計局」という国家の一部局である。言ってしまえば、自分で受けたテストの採点を自分でしているようなものなので、信頼性はどこにも担保されていない。
 さらに言うと、統計は短期的にではなく長期にわたって見る必要がある。

・中国のような経済大国の変化率が低いというのは、どういうことだろうか。
 石油価格の高騰など、近年の世界経済は大きく変動している。その世界経済の変動に、各国のGDPも影響を受けなければおかしい。実際、日本やアメリカ、イギリスなどのヨーロッパ各国をはじめ、世界中の資本主義国のGDPの成長率は上昇と降下を繰り返している。それなのに、その各国と貿易をしている中国のGDPの成長率がほとんど変わっていないのはどういう意味か……。それは発表されている数字が人為的なものだということだ。
 実は、中国がここ数年刻み続けているおよそ7%という数値には「根拠」がある。

・日本なら、成長率が7.1であろうと6.9であろうと統計上の誤差の範囲とされるが、中国ではその僅かな差が非常に大きなメッセージとなるのだ。

<本当のGDPは3分の1>
・中国の信用できない統計の中でも、農業生産と工業生産に関してはしっかりとデータを取っているようで、ある程度信頼できるとされてきた。なぜかといえば、計画経済を進めるために、1950年代からしっかり生産量のデータを取る必要があったからだ。しかし、その工業生産のデータも怪しくなってきた。

・つまり、産業別の成長率6%の伸びと工業製品別の生産量の伸びとが著しく乖離していることが分かる。工業製品の生産量が伸び悩んでいるのに、産業全体が成長するなどということはあり得ない。
このように数値を分析してみると、GDP成長率6.9%は相当に下駄を履かせた数値だと理解できるだろう。

・さらに気になるのが中国の失業率だ。GDPの統計と同じく発表する完全失業率のデータは何年も「国家目標」(4.5〜4.7%)の範囲に収まっている。2008年のリーマン・ショック後も、2014年の景気後退の際ですらほとんど変動していないのだから、この数字も信用できない。調査対象も限定されており、無意味な統計なのだ。他にも客観的に信用できる公式統計はないが、現在の完全失業率は最低でも10%、およそ15%ではないかと見られる。

・ただし、中国のデタラメな統計の中でも信頼できるものがある。それは貿易統計だ。
 中国もWTO(世界貿易機関)に加盟している。世界各国の中国向け輸出の統計もあるので、これをすべて足し算してみる。すると、その数字は一致するので、中国の輸入統計は正しいと言える。

・その中国の輸入統計は、およそマイナス15%だ!輸入統計がマイナス15%となると、GDPはマイナス2〜3%になるのが普通だ。絶対に、GDP成長率がプラス5%や6%にはならないのだ。ここからも、中国の発表するGDPがデタラメということが分かるだろう。

・筆者の予測では、最悪を想定した場合、中国の実際のGDPは公式発表の数値の3分の1程度に過ぎないだろう。詳しくは次項で解説するが、中国の統計システムは、ソビエト社会主義共和国連邦から学んだものだ。
 そのソ連の公式統計では、1928年から1985年までの国民取得の平均成長率は年率8.2%とされていた。しかし、実際は3.3%でしかなかった。その事実は、ジャーナリストのセリューニンと経済学者のハーニンによって、1987年に発表された『滑稽な数字』という論文で指摘されている。
 ちょっと頭の体操であるが、もしこのソ連とまったく同じ手法を、中国統計局が15年間行っていたとすると、中国のGDPは半分ということになってしまうのだ。もっとも筆者はここまでひどくはないと思いたい。あくまでワーストケースを考えるという話だ。

<ソ連のGDPは発表の半分だった>
・中国の統計システムはソ連譲りということについて、ここで少々説明しておこう。「左巻き」(左派)が理想としている社会システムでは、統計改竄しやすいという実例である。簡単に言えば、左巻きは、経済活動で公的部門のウエイトが大きくなるが、公的部門の経済パフォーマンスを良くしたがために、統計改竄に走りやすいのだ。

・その後、1960年代になると毛沢東は顧問団を追い返し、ソ連から伝えられた産業を中国独特のシステムに改革しようとする。大躍進政策や文化大革命を経て、ケ小平の改革開放が行われた。しかしその間も、ソ連の統計システムだけは生き残っていた。

・そもそも、その統計システムはソ連で50年以上も使われていたものだったが、およそデタラメなものだった。ソ連でも正確な統計データを出そうとした職員がいたが、「人民の敵」として統計機関から追放されたり、弾圧を受けた。国の立てた経済計画は、どんなことがあっても達成したことにしなければいけない。
 つまり、国家の意思に基づいたご都合主義の統計でしかなかったのだ。そんなものを基に国家運営をしていれば、国家が崩壊するのは当たり前だった。だが、そんなソ連のデタラメな統計に、世界中の人々、経済学者までもが騙され続けていた。

・かつて政府税制調査会長を務めた故・加藤寛慶應義塾大学名誉教授のお話が思い出される。先生は元々ソ連経済の専門家だった。ソ連の発表する経済統計はいい加減だから、それを正しく推計しようとすること自体が骨折りなのだと言い、「社会主義経済のひどさを学び、日本はそうならないよう民間が主導する経済でなければならない」と語っておられた。

・はたしてその指摘は正しかった。ソ連の統計のデタラメさ加減が明らかになったのは崩壊した時だった。驚くべきことに、ソ連のGDPは発表されていたものの半分しかなかった。1928年から1985年までの国民所得の伸びは、ソ連の公式統計によると90倍となっているが、実際には6.5倍しかなかったのだ。
中国は、そんな統計システムを引き継いでいるのだ。
 中国の統計がデタラメであると自ら宣言してしまった政治家がいる。現在の中国首相李国強その人である。

・「中国の経済統計、指標は、まったく信用できない。遼寧省のGDP成長率も信用できない。私が信用してチェックしているのは、わずか3つの統計数値だけ。その3つとは電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資額。この3つの統計を見て、遼寧省の経済成長の本当のスピードを測ることが可能になる。他の中国の経済統計、とりわけGDPなどは、ただの『参考用数値』に過ぎない」

<中国のハニートラップ>
・左巻きの人々が中国に都合のいい言動をしてしまう理由のひとつが「ハニートラップ」だ。実は筆者も「罠」を仕掛けられたことがある。
 1990年代のはじめ頃、筆者がかつて大蔵省の官僚だった時の話だ。中国の経済シンクタンクに招かれて訪中した。宿泊先は中国の国賓館である釣魚台だった。夜、外出先で宴席が設けられたのだが、とんでもない美女が接待役としてついてきた。2次会まで一緒にいれば危険だと思った私は、用事があるとか適当な理由をつけてその場から逃げ出した。
 このようなハニートラップに引っかかった役人や学者、そして政治家は数多いという。「親密な関係」を盗撮され、帰りの空港で写真やビデオを見せられれば、たいていの人間は中国の操り人形になってしまうというわけだ。

・そして、あの手この手で中国に籠絡された日本の官僚、学者や政治家が、中国の都合のいい見解を垂れ流す。中国とはそういう国なのである。もちろん、そんなハニートラップなどなくても、中国政府の「公式見解」を拡大、補強しようという困った左巻きの評論家や官僚も多いのだが……。
 それはさておき、これまで述べてきたとおり、中国経済は発展しないし、発表するGDPも大嘘だ。「中国崩壊」が政治体制の崩壊を意味するのか、経済の破綻を意味するのか論者はそれぞれだが、少なくとも中国経済は失速し、中国発の大不況が襲ってくる恐れは高まっている。左巻きの人たちは、拡大する中国と手を取り合わなければいけないと主張しているが、現実を直視すべき時が来ているのだ。

・筆者は近年、以上のような中国経済の真相を事あるごとに講演などで話してきた。『中国GDPの大嘘』(講談社)という本も上梓している。おかげさまで多くの人に納得してもらっており、論考に批判の声が来ることはほとんどない。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない。(1)

2018/04/06 18:10


『2017 長谷川慶太郎の大局を読む』
長谷川慶太郎  李白社  2016/9/13



<デフレは「買い手に極楽、売り手に地獄」である>
・「デフレ対応には必要不可欠なインフラ整備・補修、技術開発に全力を挙げれば日本は世界一住みよい国になる」

・デフレは「買い手に極楽、売り手に地獄」であると30年前の著作『日本はこう変わる』で初めて述べた。その本の帯のキャッチフレーズにはすでに「インフレは終焉し、デフレ時代は新しい発想が求められる」とも書いている。しかし、どうだろう。政府も日銀も経済学者もエコノミストも相も変わらず旧態依然の経済学的知識の金融政策や財政出動で「デフレからの脱却」を叫んでいる。果たしてどうだろう。デフレから脱却できたか。デフレは間違いなく平和の産物であって、大規模な戦争がない時代にはデフレの終息はありえない。

・また、最初は泡沫候補扱いで政治関係者やマスコミ関係者から相手にされなかったトランプ氏が結局、共和党の正式な大統領候補に選出されたのもデフレが本格化してきたからである。共和党支持者はアメリカの既成の政治体制と政治運営のあり方に強く反発し、それが既成の政治体制と政治運営のあり方への異議を強く唱えているトランプ氏を大統領候補に押し上げた最大の原動力となった。

・デフレは世界的な傾向なのだから買い手である有権者が既成の政治を否定するのはイギリスやアメリカに限られたことではない。世界全体にわたってその動きが広がっていくし実際に具体的な形でどんどん表面に出てくる。
 日本でも小池百合子氏が東京都知事に選ばれたことがまさにそうだ。

・小池氏の背後にいる一般大衆は自民党のいうことを聞かないし、ましてや民進党のいうことなど耳も貸さない。

・既成の政治体制はインフレ時代にとらわれている。だから、政治家はデフレがなぜ生じたかというはっきりとした認識を持っていない。それどころか、政治家は金融政策や財政政策でデフレ脱却ができると思い込んでいて、デフレ脱却のためと称する日銀の異次元金融緩和を大歓迎したけれども、それがスタートしてから3年半経過しても一向に日本経済がデフレから脱却する気配はない。デフレやインフレと金融政策や財政政策とはまったく関係がないのだ。

・日本については今後ともさらにデフレに対応していくために必要不可欠なインフラの整備・補修に全力を挙げていくべきである。これによって日本が世界でいちばん住みよく強い国になるし、それはまた世界に対して目に見える形でデフレに対応したという実証ともなるはずだ。

<21世紀は平和が続く、デフレの支配する時代になる>
<デフレだからこそニーズのあるインフラへの投資が不可欠>
・デフレ脱却のために国が財政資金を投じるのは無駄である。戦争がない以上、デフレから脱却できるはずがない。しかしデフレ時代という前提があればこそ、絶対に不可欠なのが、インフラへの投資だ。つまり、デフレ下の財政政策のいちばんの焦点は結局、インフラへの投資しかないし、10年単位の長期の投資が必要なインフラ整備ができるのも国だけだ。この点では、公共事業費を増やすべきだが、新幹線や高速道路はもうこれ以上いらない。
 ニーズがないのに新幹線や高速道路の建設で需要をつくり出そうという政策は間違いだし、必ず失敗する。

・リニア新幹線も本来ならば建設すべきではない。東京の品川と名古屋間のルートには総工費が9兆円もかかるが、工事費が巨額なのはリニアのルートの86%がトンネルだからだ。

・だから私のいうインフラへの投資とはニーズのあるものだけだ。その意味で道路やトンネルの補修、橋梁の掛け替えなどは必ずやらなければならない。放置しておくと交通インフラが使えなくなって日本の経済活動を支えられなくなる。費用については、全国のトンネル補修だけで2兆3000億円、橋梁の掛け替えに至っては10兆円を超えると見込まれている。

・さらにアメリカのようにLCCとともになるべく低料金のヘリコプター網も整備する必要がある。

<新しい商品の開発でリスクを冒さない経営者は生き残れない>
・デフレ時代だから物価は上がらない。しかも企業間の競争が国際的な規模で激化していき、優勝劣敗もはっきりしてくる。大企業というだけで存続が保証されるわけではない。物価が上がらないなかで一方的に根拠なく値上げを行ったら、その企業は市場から追い出されるだろう。
 値上げが裏目に出た一例に衣料品小売店チェーンのユニクロがある。

・言い換えれば、今のデフレ時代は、安かろう悪かろうという低価格競争で生き残っていくのは難しい。消費者はあらゆる商品について品質、性能、機能などを厳しく品定めするようになっている。

・だが、デフレ時代には新しい商品をつくり出さなければ生き残っていけないのも確かだ。リスクが大きくても思い切って新技術への投資をした経営者や企業だけに勝ち残る。ユニクロの場合も客足を戻すだけでなく増やしていこうとするなら、柳井社長にはさらなるリスクを冒す決断が求められているのである。

<中国経済は需要の大幅低下で急減速している>
<安定雇用の日本企業に入るために日本語を学ぶ中国人が増えている>
<今後は中国脅威論や中国経済衰退論を広めてはならない>
・これはまさに中国らしい上から目線の要求だ。とりわけ「中国経済衰退論」に引っかかる筆頭が私だろう。中国を強く批判し、中国経済が衰退するどころか、中国は崩壊に向かっているという本を書いてきたからだが、にもかかわらずというべきか、だからこそというべきか、実はアマゾンなどのネット通販を通じての香港の人々が私の著書を大量に注文しているのである。

・当時のことを考えると、中国人が日本企業に入りたがっているというのは不思議な気がするけれども、現実に日本語のできる中国人からの日本の書籍に対する需要は潜在的にものすごく大きい。しかも中国は言論統制をしているため、私の著書のように中国をきちんと分析し批判している本は表向きにはなかなか読めない。だからこそ人気も高いのだろう。

<金詰まりで民間投資の伸び率も3分の1に激減>
・とはいえ、そもそも社会主義を掲げる中国に株式市場があること自体がおかしい。本来、株式市場は市場経済でなければ成り立たないのだから中国の株式市場は偽物だ。中国政府は偽物であれば株価の維持ができると考えて、手練手管を使って株価の維持を試みたのだが、それさえ失敗してしまった。いずれにせよ、金融市場をコントロールしようとすること自体に無理がある。

・加えて2015年8月に天津市で起こった大爆発事故も、減速中の中国経済の足をなおさら強く引っ張っている。日本企業を含む多くの中国内外の企業が被害を受けて活動停止を余儀なくされたばかりか、中国の輸出入の最重要拠点の天津港が長期間使用できなくなり、爆発の際、大きく空いた穴も1年後の今もそのままである。

・また、世界的に石油製品の需要が落ちてきているが、特に中国はひどく、ガソリンの売れ行きもどんどん落ちている。ガソリン価格は中国政府が統制していて、かつては国際相場と比べても割安な水準に据え置かれていた。ところが、逆オイルショックによって世界のガソリン価格が急落してくると、中国の統制価格は明らかに割高になってしまった。
 つまり、ガソリンの売れ行きが落ちているのには景気悪化による需要不足だけでなく価格の高さも響いている。といってガソリン価格を下げると中国の石油関連の国有企業が打撃を受けるので簡単には下げられないのである。

・ところで、2016年7月15日、中国の政府系有力シンクタンクである中国社会科学院国家金融・発展実験室が中国全体の負債額について発表した。それによると負債額の総額は2015年末時点で168兆元(約2570兆円)にも上る。これは中国のGDPの249%に達し、そのうち企業の分が156%を占めている。
 したがって中国国内では企業が金詰まりに陥っており、そのため企業の倒産旋風も吹き荒れている。さらに7月18日の国家統計局の発表によると、今年上半期において民間企業が行った固定資産投資の伸び率は前年同期比で2.8%で前年10.1%を単純比較すると昨年の3分の1以下に落ちたことになる。

・需要があれば爆食しても消費できる。しかし中国経済の減速とともに、たとえば国内で生産した鉄鋼やセメントの消費量が減って在庫の山ができてしまった。在庫の山は消費不足のためだが、生産の立場からは過剰生産ということだ。過剰生産をしているのは国有企業だ。だから過剰生産をやめるためには国有企業の操業を減らさなくてはならないが、今度はそれが国有企業の倒産の急増につながる恐れがある。要するに、中国経済をここまで押し上げてきたシステムは事実上すでに崩壊してしまったのだ。

<国際通貨SDRに人民元の採用が決まって資産逃避がとまらない>
・こうして資本逃避が本格化しただけではなく、中国政府はドルの外貨準備も大幅に取り崩さなくてはならなくなった。でないと人民元をドルに替えたいという強い需要に応えられないからである。2015年は中国の外貨準備が年間ベースで1992年以来初の減少となったのだが、人民元のSDRへの採用が決まった直後の12月には1079憶ドルも減ってしまったのだった。
 以後も資本流出は続いており、2016年8月の中国の外貨準備は約3兆2000億ドルまで減った。これは2014年6月のピーク時と比べて2割もの減少だ。また、中国企業の2016年1月から6月の海外M&A総額は12兆4000億円となり過去最高だった2015年通年を上回っている。これなどもテイのいい資産逃避であろう。

<ゾンビ企業の扱いで鋭く対立する習近平VS李国強>
<量から質への転換・ゾンビ企業の淘汰・イノベーションの促進>
・今回の全人代では、過剰設備の解消、技術革新の促進、製造業の高度化、都市・農村の地域格差の縮小、環境対策、改革開放の深化、福祉の向上などの項目で具体的な施策も発表された。たとえば過剰設備の解消では、鉄鋼やセメントの余剰設備の解消を掲げ、そのために今回、ゾンビ企業とも呼ばれる不振企業の淘汰・再編も打ち出された。技術革新の促進では、イノベーションを通じた産業の高度化を「国家の発展の中核に据える」として成長戦略に重点を置く姿勢が示された。
 このように全人代では大小多くの目標や方針が示されたわけだが、ポイントを絞れば、「量から質への転換」「ゾンビ企業の淘汰」「イノベーションの促進」という3点が挙げられる。

<言論の自由のない中国で画期的な新技術が生まれるはずがない>
・3点のうち「量から質への転換」は、中国でもデフレ時代に入っているから当然のことである。デフレ時代にはいくら安くても質が悪いのでは需要はない。だから中国でもこれまでのような量的な拡大は不可能だ。量的な拡大を目的にすると必ず売れ残りが大量に発生して在庫の山ができてしまう。ところが、量から質への転換を達成するのは簡単ではないし、時間も非常にかかる。
 
・オイルショックの打撃を受けて量の拡大には限界があることを痛感したため、質の向上を目指さなくてはならないというので、多くの企業が中央研究所を新設して一所懸命に研究開発に取り組むようになった。技術を国際商品化したものが特許だが、日本は特許の国際貿易においては1992年から黒字になり、1996年からは世界のすべての国に対して黒字となった。アメリカもドイツも日本に売る特許よりも日本から買う特許のほうが多くなっていて両国とも特許では対日輸入超過なのだ。
 中国はやっと2016年になって量から質への転換を掲げたけれども、日本でさえ量から質への転換を終えるのに1973年から始めて1996年まで20年以上もかかっている。同様に中国も時間がかかるが、量から質への転換を達成するまで中国は国として持たないだろう。

・もう一つの「イノベーションの促進」は、その前提として何よりも言論の自由がなければならない。アメリカや日本では事業者に好き勝手にやらせているからイノベーションが起こるのである。日本の技術が戦後伸びたのも自由な雰囲気のなかで経済活動ができたからだ。
 
・共産党一党独裁体制で言論統制を行って発言の自由を抑えている中国でイノベーションが起こるはずがない。それなら他国のイノベーションの成果を真似すればいいという意見もあるが、確かに真似した技術でも一時的には使えるし、さらに発展させることもできる。ただし発展させようと思えば自由な雰囲気が必要だ。でないと一時的に真似しただけで終わってしまう。それに技術は日進月歩なのだから、イノベーションにも終わりはない。イノベーションを継続させるためには自由な雰囲気が不可欠である。

・中国の言論統制というと最近の具体例ではパナマ文書がある。これはパナマの法律事務所が作成した租税回避に関する機密文書だが、匿名でドイツの新聞にリークされ、その内容が2016年5月に公表された。これによると世界各国の企業や個人富裕層が租税回避地であるパナマに、実際に事業をしているわけではないダミー会社を設立していた。その数は約21万社にもなるが、問題なのは企業や個人富裕層がダミー会社をマネーロンダリング(資金洗浄)のために使っていることだ。

<不振の国有企業に公的資金を入れてゾンビ化させた中国政府>
・3点のうち残る「ゾンビ企業の淘汰」は中国経済を建て直すには必要不可欠だが、結局、掛け声だけで終わってしまう可能性が高い。となると中国経済は破綻に向かっていく。
 中国には現在、約16万社の国有企業がある。国有企業のほとんどは鉄鋼、石炭、石油化学、非鉄金属などの重化工分野に集中しており、深刻な過剰生産能力と債務超過問題を抱えている。中国企業の借金の約3分の2は国有企業に集中しているといわれるが、国有企業は中国政府が保護してきたため、これまではそれほど潰れなかった。

・なぜゾンビ化に追い込まれたのかというと、一つの理由としては、国有企業が中国共産党と強く結び付いているからだ。

・もう一つの理由は国有企業を淘汰すると大量の失業者が出るからだ。過剰設備によって過剰生産をしてきた国有企業は、中国経済の減速から需要が大幅に落ちこんできたために在庫の山を抱えている。

・ゾンビ企業の淘汰を行えば、大量の失業者が出るとともに、ゾンビ企業と関係の深い共産党も崩壊してしまう可能性がある。逆にゾンビ企業を存続させれば、中国経済はますます死んでいって破綻するかもしれない。いずれにしてもゾンビ企業が中国という国家を揺るがす大きな問題になってきたのである。

<中国で余った鉄鋼のダンピング輸出で世界中が大迷惑している>
・また、20%の減産でリストラすると数百万人もの失業者が出るといわれている。ただしこれは鉄鋼業界だけの話だ。他の業界のゾンビ企業もすべて淘汰したら、失業者の数はさらに膨大なものになってしまう。失業者が増えて最初に困るのが地方政府である。クビを切られた従業員は暴動を起こすばかりか、地方政府にも押しかけるからだ。それで行政がとまってしまう。ゾンビ企業の淘汰で膨大な失業者が生まれると暴動の規模も非常に大きくなって、地方政府にもそれだけ大量の失業者が押し寄せることになる。

<2017年秋の共産党大会に向けて始まった人事をめぐる権力闘争>
・だが、いずれにしても中国は経済が破綻するどころか、2020年までは政治システムも持たないと思う。ゴルバチョフ氏は1985年3月にソ連のトップである共産党書記長になったのだが、ソ連が崩壊したのはそれから7年も経たない1991年12月だった。習近平氏が総書記に就任したのは2012年11月である。7年後は2019年だ。
 今のところ国際社会は中国に一目置いているわけだが、かつてのソ連も潰れるその瞬間まで国際社会は大国として扱ってきた。にもかかわらず、ソ連の政治システムはあっけなく崩壊してしまった。中国も経済の崩壊が政治システムの崩壊へとつながっていって、解体・崩壊・消滅への道を余儀なくされるだろう。

・では中国が崩壊すると世界経済が大ダメージを受けるのか。そんなことはない。今は世界の政治家や金融関係者のなかに中国崩壊の衝撃を過大評価している人たちがいるが、間もなくそういう人たちでさえ中国が崩壊しても大したことはないと気が付くに違いない。

<一帯一路に資金を提供したくても長期債を発行できないAIIB(アジアインフラ投資銀行)>
・AIIBは2016年1月に開業し、まず長期債を発行して長期資金を調達しようとしたが、これに失敗してしまった。長期債の格付けが取れなかったからだ。
 S&Pをはじめ世界にはいくつもの格付け機関があるが、格付け機関が格付けをしてくれないと長期債の発行はできない。AIIBが格付け機関に格付けを要請したところ、どこからも格付けを拒否されたのだ。AIIBの債券は信用がゼロどころか、マイナスである。そんな債券はだれも買わない。AIIBの経営戦略や財務内容が不透明で、AIIBを主導している中国に長期資金が乏しいからである。

・ともあれ、長期債も発行できず、単独融資もほとんどできないというのでは、AIIBの行く末も見えている。一帯一路構想に巨額の資金を提供するというのは夢物語で終わる以外にはない。



『長谷川慶太郎の大局を読む 緊急版 大転換』
トランプの政策が見えてきた!
◉2017年後半から大恐慌へ  ◉EU中国ロシア崩壊始まる
◉米中対立激化で    ◉重視される在日米軍基地
長谷川慶太郎   徳間書店    2017/1/25



<2017年度末に予想される大激変に備えよ!>
◉株価は日経平均20000円を超える
◉これからはEVが主流。出遅れたトヨタは衰退する
◉2017年度末に予想される大激変に備えよ!
◉トランプのシェールオイルテコ入れでOPECの原油減産協定は砂上の楼閣
◉保護貿易、いちばんダメージを受けるEU・中国・ロシア
◉減税、巨大インフラ投資で絶好調のアメリカ経済

<2017年は時代の大転換点になるというのが私の予測>
・イギリスとアメリカの一般大衆の動きは明らかに既成政治に対する不満と一部エリート層に対する怒りが爆発したと判断したほうが良い。この根本的な理解がなければこれからの社会、政治、経済状況は的確に把握できないといっても過言ではない。

・まず、ヨーロッパ大衆の反難民感情はますます高まり、右派勢力が台頭し政権を奪取。さらに銀行の不良債権問題がそれに拍車をかけ保護貿易に走り、EUは崩壊の道をたどり始める。
 EU崩壊の影響を一番受けるロシアも完全に青息吐息状態に陥り、中国は世界的な保護貿易の高まりで「安かろう悪かろう」の製品が売れずがたがたに――。世界はいやがうえにも大恐慌の道を進む。しかし、この大恐慌は長く続くまい。
 やはり保護貿易政策をとるアメリカは減税や内需拡大策が功を奏し好調な経済を持続。日本も豊富な長期資金を活用しアメリカとともに世界経済の復活に積極的に手を貸すだろう。
 以上これらの流れのなかでヨーロッパもアメリカも保護主義の愚かさを知り新たな時代の幕開けになる。まさに2017年は時代の大転換点になるというのが私の予測である。

<日本の軍事と経済はこうなる>
<軍事面で日本はどんな国際貢献ができるのか?>
<日米両首脳が象徴の地を相互訪問したことで日米戦争の戦後が完了した>
・日米両首脳による2つの象徴の地への相互訪問によって日米戦争の過去は清算されて第2次世界大戦の戦後も完了となった。つまり、第2次世界大戦が完全に歴史になったことを具体的な形で示したのである。その意味で安倍首相とオバマ大統領は歴史に大きな業績を刻んだといえる。

<米海軍の陸上離着陸訓練基地として馬毛島を日本政府が買収>
・日米同盟関係は日米安保条約の下で日本側がアメリカ側に米軍基地を提供していることで成り立っている。鹿児島県の種子島の隣にある馬毛島が米軍基地として提供されれば日米同盟関係の基盤はさらに強くなるはずだ。

・陸上離着陸訓練基地としての馬毛島の利点は3つある。1つが4200メートルという日本で最長のメイン滑走路があること。さらにメイン滑走路にクロスして伸びた2500メートルのサブ滑走路も備えている。このような空港は日本では馬毛島にしかない。2つ目が馬毛島は無人島だということだ。人が住んでいないのだから、反対運動は起こらず、住民とのトラブルも生じようがない。だから空いている土地も広い。居住棟、管制塔、倉庫、燃料施設、弾薬庫などの建設にも十分に余裕がある。
 さらに3つ目は、周辺の海が深いので大型の艦船も入れるということ。それで戦前は旧日本海軍も馬毛島を使っていたのだが、大型の艦船が入れるとなると米海軍の原子力空母も接岸できる。つまり、原子力空母3隻を馬毛島に終結させ、それらのすべての艦載機を用いて統一的に訓練することもできるわけだ。
 買収額は数十憶から30憶円と噂されているが、その程度の金額では無理だろう。

<日本で創設される民間軍事会社のPKO部隊を派遣する手もある>
・とはいえ安倍政権は12月6日に南スーダンのPKO部隊が駆けつけ警護で死亡した場合、隊員に支給する弔慰金の最高額を6000万円から9000万円へと引き上げることにし、PKOの手当についても1日1万6000円から2万4000円に増やした。この手当は日本のPKOでは過去最高額である。

・安保関連法があっても自衛隊は軍隊ではないから、自衛隊のPKO部隊についてはなお法律上の不備がある。自衛隊が軍隊ではないのは憲法9条で武力行使を禁止しているからだ。それで自衛隊は部隊としての重装備が許されず、駆けつけ警護においても軍隊なら当然できるような武力行使ができない。となると犠牲者も出やすくなるが、そういう立場に置かれているPKOの自衛隊員は非常に気の毒だ。これは弔慰金の金額を上げるといったこととは別次元の話である。     

・とはいえ南スーダンにPKO部隊を送っている先進国は日本だけだ。日本がPKOに初参加した1992年にはPKO派遣人数では上位10ヵ国中6ヵ国がイギリス、フランス、カナダなどの先進国だった。それが2015年には上位10ヵ国はインド、バングラデシュ、パキスタン、エチオピア、ルワンダなどアジアやアフリカの開発途上国ばかりになっている。開発途上国がPKO部隊を派遣するのは外貨を稼ぐことが大きな目的である。だから日本のような先進国が今さらPKO部隊派遣に力を入れる必要があるのかという指摘も出ている。
 また、PKO部隊については欧米などの民間軍事会社が派遣するという動きも広がってきている。とすれば日本が国としてPKOに部隊を出すことにこだわっているのなら、それ自体がすでに時代遅れになってきたといえる。もっと言えば、日本でも民間軍事会社の創設を許して、その会社からPKOに部隊を出すという発想をしてもかまわないのではないか。今回の南スーダンのような場合も日本に民間軍事会社があればここがPKO部隊を派遣するということになるだろう。

<鮮明になってきた黒田日銀の敗北>
<異次元緩和を始めて4年近く経ってもなぜデフレ脱却ができないのか?>
・賃金は上がっているのに消費が伸びないということだ。これは言うまでもなくデフレだからである。それで消費者は急いで買っても得になることはない。

・では消費者は賃金が上がった分をどうするか。それはまず貯蓄に回すだろう。もちろん株式投資にも向けていくので、その点では企業も潤わないはずがない。もともと日本の景気は悪くないのだから、いずれにしても株価については今後も上昇基調である。

・したがって本来なら日銀も「2%目標達成に失敗した」と正直に告白すべきなのだろうが、となると今度は責任問題が浮上してくるため、失敗を認めるわけにもいかない。同様の理由から表向きには日銀は今後とも「2%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現する」という姿勢を維持していくことになった。
 もとより金融政策だけでインフレにしたり、あるいはデフレにしたりなどと金融を自由にコントロールできるはずがない。いくら異次元緩和などと称したところで、戦争がない以上、デフレ脱却など無理なのである。日銀が方針転換に追い込まれたのは当然だといえる。

<戦争がないのにデフレ脱却ができるはずがない>
・改めて言うと3年半も異次元緩和を続けて2%の目標ができなかったのは日銀の失敗だ。そうなった最大の要因は「いくら金融を緩めてもデフレをインフレにはできない」と日銀が率直にいえなかったことにある。

・消費者も長期にわたる平和が確立するという認識に立って経済では徹底したデフレが定着することを本能的に感じ取っている。にもかかわらず、日銀は金融政策でデフレをインフレに変えられると信じていた人物を日銀総裁に据えたということだ。

<中央銀行としては常識外の長期金利のコントロールにまで踏み込む>
・ただし今回の日銀の方針転換で金融関係者が最も驚いた点は、10年物国債の金利をゼロ程度で推移させるということ、つまり日銀が長期金利をコントロールすると宣言したことだった。なぜ驚いたかと言えば、長期金利は上げ下げのコントロールができないというのが今の資本主義経済の原則であり常識だからだ。本当に日銀に10年物国債の金利をゼロ程度に維持する力があるのかどうかはともかく、それを実現するためと称して日銀は長期国債の購入のほか、最長10年の資金を固定金利で供給するという金融調節手段も採用することにした。

・今はデフレ時代なので放っておくとどうしても長期金利はマイナスになってしまう。しかしデフレ脱却は無理だとしても、これ以上デフレを進行させないために、日銀としてはせめて金利をゼロ程度で維持しておきたいということなのだ。たとえ現実的には難しくても、日銀の立場としてはやはり長期金利のコントロールにまで踏み込まざるをえなかったのだ。

・となると追加緩和の手段としては「短期金利の引き下げ」しかない。これは一つには「日銀当座預金のマイナス金利の幅と量をさらに拡大すること」だ。もう一つは、「銀行の法人預金全体にマイナス金利を導入すること」である。

<政府と日銀は覚悟を持って法人預金にマイナス金利を導入すべし>
・日銀が日銀当座預金にマイナス金利を導入したのも物価上昇率2%の目標を実現するためだった。金融機関も、日銀当座預金に資金を置いて金利を取られるくらいなら、その資金を企業などへの融資に積極的に回すだろうと予想された。これで投資が増えて景気が良くなれば2%の目標達成もできるはずだったのだ。ところが、日本企業は380兆円もの内部留保の余裕資金を貯め込んでいたため資金需要が小さく、金融機関の融資もあまり拡大しなかった。その点で日銀当座預金のマイナス0.1%という金利は物価上昇率2%を達成するには非力だったのである。
 そこで、すでに述べたように「日銀当座預金のマイナス金利の幅と量をさらに拡大すること」あるいは「銀行の法人預金にマイナス金利を導入すること」が求められるようになった。

<トランプ政権に期待を抱くプーチン政権に未来はない>
<リオ五輪で流れたロシア国家にはっきり表れているソ連への回帰志向>
・ロシア経済が急速に落ち込み始めたのは2014年からだ。まず3月にロシアがウクライナのクリミア半島を併合すると宣言したため、欧米諸国は7月からロシアに対して本格的な経済制裁を開始した。加えてこの年の後半から逆オイルショックが起こって原油価格が暴落し、それが世界有数の産油国であるロシアを直撃した。ロシアは輸出の約7割を原油と天然ガスに依存しており、国家予算の歳入も約4割は原油関連の税収が占めている。原油安が歳入の大幅減を招いて国家財政を圧迫するようになった。
 欧米の経済制裁および逆オイルショックは今も続いている。ロシアの通貨ルーブルが下落しインフレも起こって国家財政が悪化しているばかりか、国民生活も非常に苦しくなっている。このままいけば外貨準備が底を突いて、ロシアは早晩、貿易の決済ができなくなる。1991年のソ連崩壊後にロシア国民に提供された最大の成果は海外旅行の自由だったが、ルーブル安と外貨準備不足のためにここのところロシア国民は海外旅行がほとんどできなくなっている。
 このようにロシア経済が沈んでいく一方、プーチン政権が熱心に取り組んできたのは経済の回復ではなくロシアをソ連のような大国にすることだった。

<時期が来ればトランプ政権は容赦なくプーチン大統領を切り捨てる>
・だが、シリアで米露が共闘したらクリミア半島の併合もトランプ氏は承認するとプーチン大統領が思っているとすれば、それは間違いだ。トランプ氏の本質を見誤っている。ISを潰して中東情勢を安定させるという目標が達成できた後は、もはやトランプ氏にとってロシアは必要なくなる。だから次はいよいよロシアを潰す番だ。その方法は簡単で、経済制裁をもっと強化するだけでいい。ロシア経済はどんどん悪化して破綻するだろう。ロシア経済の実質経済成長率は2015年はマイナス3.7%だった。2016年はさらに悪くなっているはずだ。
 ロシア国民の生活は今でさえ非常に苦しいのに、ロシア経済が持ち直すどころか、逆に悪化していくばかりだとするなら、ロシア国民のプーチン政権に対する支持も急速に落ちていく。そしてついにはプーチン政権が崩壊するはめになる。

<権力闘争の渦中にある中国と韓国最大財閥が受ける試練>
<腹心失脚で巻き返しを図った習近平主席も党大会での再任は不透明>
・非常に激しい党内の権力闘争は党大会まで続いていくのである。他方、中国経済はすでに危機に陥っている。権力闘争はその危機にさらに拍車をかけていくことになる。中国経済の破綻は直接、共産党の崩壊につながるのだから、そのときに党内の権力闘争にも終止符が打たれるということなのだ。

<地方政府の債務問題を放置すれば確実に中国経済も崩壊していく>
・中国の地方政府の肩には莫大な債務がのしかかっている。今やこれは中国という国家の崩壊につながりかねない時限爆弾である。
 ではなぜそんなことになったのか。原因は1978年にスタートした中国の改革開放政策にある。中国政府はこの政策を加速させるために公共事業投資、都市開発、住宅地開発、外国からの投資導入、資源開発などの権限を地方政府に移譲した。それで地方政府が自ら先頭に立って地域開発を行ない、地方経済も活性化していった。ところが、地方政府が地方債を発行して資金を調達することは、財政規律を緩ませるとして中国政府が激しく制限したため、地方政府は地域開発において慢性的な資金不足に陥ってしまった。

・地方政府は融資平台を通してシャドーバンキングから巨額の資金を得て、乱脈な不動産開発をどんどん拡大していった。それで中国各地に人の住まないマンション群が林立していったのだが、そんなマンション群を中国では、人間が住めないで鬼が住む場所という意味で鬼城と呼んでいる。普通の言い方だとゴーストタウンである。

・むやみに投資を行なったのだから、当然ながら増えたのは鬼城ばかりではない。シャドーバンキングの理財商品の残高は40兆元(約680兆円)にもなった。これは日本の銀行が持つ預金総額に匹敵する。この40兆元のうち15兆元を中国の銀行が保有している。15兆元というのは銀行の総資産の8%に相当する。だから理財商品での債務不履行が多くなるにつれて中国の銀行の倒産も増えていくことになる。

・これに関連して懸念されるのが地方政府に留まる一方の債務の破綻である。地方政府の債務は2016年末には17兆元まで膨らんだのだった。しかも融資平台の債務の一部が地方政府の債務に算入していない隠れ借金となっている。つまり、地方政府の債務は17兆元どころではないということだ。

<地方政府の債務問題が放置されると確実に中国経済の崩壊につながる>
・この地方政府の債務問題が放置されると確実に中国経済の崩壊につながる。だから時限爆弾なのである。だが、中国政府が対策として出したのは、地方政府の債務の肩代わりや救済はせずにすべて地方政府の責任で処理させるという方針だった。
 となると地方政府が債務削減のためにできるのは、財政支出の多くを占める公共事業投資を減らす一方、税収の大幅増を図ることしかない。税収を増やすには地方企業の法人税や営業税を引き上げなければならないが、となると中国経済が落ち込んでいるため、ただでさえ苦境に立たされている多くの地方企業は一段と追い詰められることになる。その結果、中国全土で倒産と失業者が増えて中国経済はさらに大きく沈んでいくことになる。同時にこれは中国という国家も崩壊の道を歩むということなのである。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(7)

2018/04/02 23:54

・芸能の神とも言われる魔多羅神も専門家の間でも分からない要素が多い奇妙な障礙神のようです。神々がどこからこの世に来るのかわかりませんが、神智学ではエーテル界とかアストラル界という異次元の世界を説明しています。日本の伝承の神々もそのような異次元の世界から、さまざまな形態を通じて、この世にあらわれるのでしょうか。

・米国人の死後の世界はブルーアイランドともサマーランド(Summerland)ともいわれるといわれます。人間の死後の世界の「幽界」にあたるようです。「精霊界」、「夢幻界」ともいわれ、パラレル・ユニバース(並行宇宙)の性格もあるそうです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は、目に見えないが、すぐ隣にあるといわれます。どちらかといえば青味がかったような色彩の世界、青い空の熱くも寒くもない常夏の海のリゾートの高層ビル群のイメージ、フロリダやハワイのホノルルを大規模にしたような都市国家のイメージのようです。「地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にある」そうです。白人種の「エリエン」がサマーランドを創造したのかもしれません。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

・オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。「不思議なゲイ(LGBT等)の現象は、宇宙人の人格転換である」という説もあるそうです。ゲイ(LGBT等)は世界中に蔓延している理解不能な不思議な現象です。日本でも社会問題になりつつあります。異星人の超テクノロジーによって、男性を別の人格の男性に変えることや多重人格も可能のようです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。

・人間の死後の世界は幽界や霊界といわれ、多くの有識者が言及しています。死語の世界は、実在するようです。あの世とのコンタクティも多いようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。イギリスは幽霊大国といわれます。科学技術の進んだ国々に、異星人が現れるといわれます。

・アストラル界の様相も現代の研究者から、さまざまな情報が流れてくるようです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は「幽界」のように「この世」に似ている世界ですが非常に大きく違うアストラル界のような世界だと述べられます。しかしながら、その事実を地球人は認識できないそうです。目に見えない世界は、私たち一般人は、通常認識していません。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」とか「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだ」という説もあるそうです。神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できないともいわれます。

・米国人の死後の世界「サマーランド」、「ブルーアイランド」の「あの世」がさまざまな影響力を現界にも行使しているようです。米国人の死後世界、サマーランド(常夏の国)やブルーアイランドからエイリアンが様々な形態で、「透明人」のように、この世にきているともいわれます。むしろ「あの世」で起こったことが時間を経て「この世」で起こるともいわれます。サブ・カルチャーとしての「あの世」が、想像を絶するパワーを持っているのかもしれません。

・「“透明人”とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人」がとてつもなく進化しており昔は「龍神」といわれていたようです。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」といわれ、シリウス星人も上位の異星人が造ったようです。人類の創造についても多くの異星人が関与したようです。
竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配しているといわれます。

・リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。リラ星人も人類の源流ともいわれ謎の多い宇宙人種族のようです。もちろん日本人とも繋がりがあるようです。しかしながら、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」そうで、スター・ウォーズも頻繁にあったようなのです。最大のスター・ウォーズが「オリオン大戦」だったようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」という謎の話もあるようです。

・「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」ともいわれ、グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。遺伝子操作などで、「人間化」が進んでいるようです。が、3割の宇宙人が動物タイプともいわれています。人間タイプの異星人がどの程度の割合なのかは正確にはわかりませんが、0.1%程度という「奇説」もあるそうです。

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争であった」といわれ、「爬虫類的異星人(レプティリアン)は低層4次元にいる」ようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」であり、日本でも2種類の異星人の末裔の対立・抗争の歴史があったようです。火星霊人と金星蛇人の対立・戦争もどのようになったのでしょうか。現在では目に見えない金星や火星の異次元には都市があり壮大な文明があるといわれます。金星人の美男美女という話は、少なくないようですが、同化している宇宙人は容貌からは判断できないそうです。

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」の伝説の「異人」はオリオン星人だったようです。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がダルシー秘密基地やエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。

・オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるといわれます。

・「ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)−ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人」のように目に見えない天使のような宇宙人が活動しているようです。目に見えない神々や天使や堕天使の活動は分かりません。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」そうです。米国政府も騙すリゲル人は、爬虫類的異星人(レプティリアン)の部下として活動しているようです。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」と語られています。

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」などが存在するといわれます。異形異類のバイオロボットも自在に造れる進化した異星人の情報はアバブ・トップシークレットのようです。

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊の事だといわれます。かってイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいると述べられています。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。地上に存在するエーテル体のアセンション(次元移動・昇天)したマスターはアシュター司令部のメンバーであるといわれます。阿修羅はアシュタールという説もあるようです。帝釈天(インドラ)も人間化して、人知れず社会で生活しているのかも知れません。「宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだ」いう説もあるといわれます。

・人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。目に見えない天国は地球と月の間にあるとか、アストラル界はマルドゥクというアストラルの惑星にあるとか、サマーランドからも進化した宇宙人が来ているとか不思議な話も多いようです。ちなみに「目に見えない霊界は、地上1メートルにある」ともいわれます。

・「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」、「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたる」、「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。2012年からアセンション(次元上昇)の時代になっていますので、「プレアデスからシリウス(オリオン)の世に変わる」ともいわれます。アストラル界の宇宙人の影響力が強まっているのかもしれません。毎晩、夢の中で幽体離脱をしてシリウスの世界を往来している米国人もいると指摘されています。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。シリウス星人の超科学はとてつもなく進化しているようです。

・世界中の「人間の死後世界」は相似しているようです。後進国ではそれに応じた幽界のようなのでしょうか。江戸時代とか明治時代に死んだ人々はどのような幽界を体験したのでしょうか。進んだ国の死後世界、ブルーアイランドは、それなりに進化しているようにおもわれます。人間の死後の霊界は地上1メートルのところにあるともいわれます。時空を超えている世界ですから、宇宙の果ての果てにあることではないようです。また、天国も地球と月の間にあるともいわれます。

・異次元世界のアストラル界やエーテル界にも都市があるといわれます。また神々の都市もあるとも言われます。異次元の金星や火星にも都市があり壮大な異次元の文明があるようです。サマーランドの界層は地球圏に属し、地上時代の感覚や習性がそのままのこっているような世界のようです。ブルーアイランドの存在はタイタニック号の遭難で亡くなった人からの自動書記で分かり始めたようです。90年前の話です。タイタニック号の遭難のように一度に多くの死者が出た場合、多くの天使たちが人間の魂の救済に集まるといわれます。戦場で死者が多数出た場合も、天使の一団が出動するといわれます。西洋人のブルーアイランドは世界中の人々が来ているそうですが、日本人の「幽界」との関係はどうでしょうか。現代のサマーランドはどのようになっているのでしょうか。サマーランドは地球人にとって特別な「幽界」なのかもしれません。そこには和服でも着ている日本人の霊人でも少数いるのでしょうか。30年前にオリオンに行ってしまった日本人がいるそうで驚きです。オリオンやプレアデスに多くの日本人が住んでいるという法螺話もあるそうです。

・幽界に入ってそれ以上の高次元の世界「霊界」や「神界」へ行きたくない者、また行く資質のない者は、再生を選べるといいます。「再生」を自由に操作できるのは、シリウス星人クラスの高等知性体、天使クラスの異星人だといわれています。目にみえない世界は分かりません。

・ブルーアイランドは仏教の「極楽」ということですが、辞書によると「阿弥陀仏の居所である浄土。西方十万億土を経た所にあり、全く苦患のない安楽な世界で、阿弥陀仏が常に説法している。念仏行者は死後ここに生まれるという。極楽浄土・安養浄土・西方浄土・安楽世界・浄土など多くの異称がある」とのこと。キリスト教でいう死後に行くという「天国」と相似しているかもしれません。ちなみに仏教の如来がシリウス星人、菩薩がリラ星人、観音がプレアデス星人に相当するのかもしれません。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。

・amazonに「江原啓之」と問えば256件の書籍がわかります。多作のスピリチュアリストのようです。斯界に名を馳せている人といわれます。しかし、若い時は、自殺まで考えるほど非常に苦しんだそうです。一般に「霊媒体質」の人は、苦労をするといわれます。沖縄のユタも霊媒体質の人がなるようですが、一人前のユタになるまでは、苦しむといわれます。霊界や幽界とコンタクトするということは苦痛をともなうようです。「いつ、どこでも霊が見えた」という霊媒体質の人の存在は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。気味の悪い体験になれるまでは、大変のようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。

・「日本の心霊レベルは、欧米諸国に比べると50年は遅れている」そうで、映画「ハリー・ポッターシリーズ」の世界的なヒットも、そのような背景があるようです。映画「ハリー・ポッターシリーズ」では、ロンドンのパラレル・ユニバース(並行宇宙)が魔法使いたちの街になっていたようです。英国には古い建物が多く、地縛霊や浮遊霊がよく見られる背景になっているようです。古い建物が残っていると、地縛霊や浮遊霊たちは、「自分が死んでいる」ことを認識できないのかもしれません。人間の死後の世界、幽界や霊界では「自分が死んだことを認識しない」霊がいるそうです。全く奇妙な話のようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」といわれます。イギリスはスピリチュアリズムが発達しているそうです。また職業的なヒーラーも多く、病院にまで受け入れられているようです。幽霊スポットが、観光名所になっている幽霊大国のようです。

・「霊界通信」により、多くの情報がもたらされたようです。霊界と高等知性体の住む高次元は同じ様相のようです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人のことがチャネラーからの情報で分かり始めました。

・アストラル体(感情体)、メンタル体(精神体)、コーザル体(原因体)などで、「異世界」「異次元」などに幽体離脱することによって、神々の世界が見えてくるのでしょうか。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」といわれます。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人が天使的な宇宙人のようです。

・誰でも夢の中で、異次元や異世界を体験しており、夢の世界が、アストラル界やエーテル界ともいえるようです。霊界に似た異次元世界が現代の科学者により探求されています。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」がエリア51で研究されているといわれます。

・異星人文明との自由な交流が日常的になるのは、いつ頃なのでしょうか。「異星連合のメンバーに地球が参加できるのは、今から100年たっても不可能だ」そうですが。宇宙を2分する2大勢力がスター・ウォーズの原因となっているといわれているようです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

・霊界や神界へ行きたくない者、行く資質のない者は、再生を選べるといわれます。「再生」を自由に操作できるのは、シリウス星人クラスの高等知性体、天使クラスの異星人だといわれています。死後の世界の霊界の存在は常識的な事柄になりつつあるようです。いわゆる地獄の様相も諸説あるようですし、死後の世界で「自分であって自分でない」存在になる可能性がおおいにあるようです。「筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい霊界の世界」といわれます。死後の世界では、アストラル界やエーテル界と似ており、知的生命体が存在するといわれます。幽界については、多くの書籍があり、当然、その描写も似てくることになります。

・「幽界が、現在の我々の状況を規定する」という「量子力学」的な推論も存在するようです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在は、認識されていません。チャネリングができるチャネラーたちにより、霊界通信がもたらされ、霊界の様子が分かりだしたようです。霊界の様相も様々な書物からの情報によると相似してくるようです。

・あるタイム・トラベラーによるという書籍からの情報ですと「2015年核戦争予言(予言と言うよりも体験)」もでていたようですが、この本は、「至福1000年説」のようで“世の中色々”と言うことでしょうか。西暦2000年以前に出版された、全ての数十冊の書籍の「世界終末説・予言」「第3次世界大戦予言」「核戦争予言」は、みごとに全部はずれるという結果となりました。が、「核戦争をしないように」という力が、「危機をあおる」たびに抵抗勢力として、でてくるからでしょうか。これによると、未来は、異星人情報の公開に端を発して非常に明るいということでしょうか。「めでたし、めでたし」、異星人情報の公開がまたれます。ところが、マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。依然として人類の未来は悲惨な透視のようです。

・宇宙人は、パラレルワールド(平行世界)の目に見えないアストラル界やエーテル界に住むと仮定すれば、かなり理解がすすむと考えます。金星人は、金星の異次元に住んでいるので、目には見えないということでしょうか。探査衛星からの目に見える金星は、砂漠化しているようです。「天使」を体験する人たちが、欧米で増えてきているのは、現代の特徴のようです。宇宙を二部する勢力が、争うことは、天使団の3分の1を率いて神に反乱した堕天使ルシファーの物語を想起させます。人間の創造にも2種類あり、それが、人間同士が争い殺しあう原因となっているともいわれています。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

・アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています「。彼(デーヴィッド・アイク)はイルミナティの祖先をアヌナキだとする」といわれます。また「大天使は崇拝すべきではない」ともいわれます。また米国人の死後世界、サマーランド(常夏の国)やブルーアイランドからこの世にさまざまな影響があるといわれます。

・プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデス人の祖先は古代リラ星人だったようです。

・転生も一般的に認識され始めており、中国には、「生まれ変りの村」という「前世を記憶している人々が多い村」があるそうです。

・「シャンバラ」は、エーテル界(異次元・亜空間)に突入した「都市型の超巨大な宇宙船」なのだという説もあるそうです。最も進化した人間タイプの異星人が、グレイと同時期に地球に飛来しているといわれています。グレイはバイオロボットといわれます。が、核兵器などの国家安全保障上のトップ・シークレット(最高機密)を数段上回る『厳秘』のために、「金髪碧眼」だとか、ノルデック・タイプだとかの、断片的な情報しか流れてこないようです。シリウス星人系のオリオン星人がきているという情報もあるようです。人気の米国の動画サイト「YOU TUBE」などでは、「ALIEN」の動画もネットで豊富に見れる時代になりました。

・アリス・A・ベイリーは、米国でチャネラーが活躍する前の時代の人なのですが、神の国の様相を明らかにしているそうです。
パラレルワールドの思想は、現代物理学のテーマでもあるらしいのです。が、普通の人には異次元の観念がないので、“不思議な現象”を説明ができないのでしょう。マゴニアという国から“雲の船”で乗ってきた人たち(異星人)の伝承も、後世にいろいろな話に脚色されており、正確なことはわかりませんし、フランスの民衆の中に溶け込んでしまっているのかもしれません。

・神々の乗物の巨大な母船(大城砦都市)は、古代インドの大叙事詩によく登場しますし、宇宙船ヴィマーナもまた、有名のようです。デニケンによるとジャイナ教と異星人とのつながりが指摘されているようです。宇宙空間に巨大宇宙船を飛ばすほど文明が進んでも戦争はつきないようですし、「“映画スターウォーズ”は、実話を映画化したもの」とも噂されたようです。「都市全体が空飛ぶ宮殿」となっているとは、宇宙船の母船の究極的な姿なのでしょうか。シャンバラも「都市型の超大型宇宙船」であるという説もあり、最も進んだ異星人の宇宙船の母船は、そのような形態をとり、アストラル界やエーテル界に滞空しているのでしょうか。「アストラル界やエーテル界にも都市がある」という説との相関が注目されますジャイナ教の昔の図絵にも大型円盤の描写があるそうです。

・ジャイナ教の絵画によると、巨大な宇宙母船が地上に着陸してそこから異星人が出てきて、群衆に取り囲まれているのがあります。異星人とジャイナ教の結び付きはあったようです。どこからの異星人だったのでしょうか?インド神界と日本神界は昔から繋がりがあったと語られています。「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。

・「米軍兵士、アフガニスタンで4メートルの巨人を射殺」という話もフィクションかナンフィクションなのかはっきり分かりません。眉唾物で疑念が持たれる類の話です。ネットを見ていて、たまたま、でてきたので載せてみました。よく調べてはいませんが、「事実は小説よりも奇なり」なのかもしれません。ビッグフットの動画もYou Tubeで奇妙な動画が豊富に見られる時代です。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド



記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(6)

2018/04/02 23:53


『未知の事典』 
(コリン・ウィルソン)  (平河出版社) 1991/11



<「平行世界」(パラレル・ワールド)>
・「平行地球」が存在するかもしれないという証拠がかなりある。たとえば、UFOや人間出現現象などの現象を説明するために「平行地球説」が持ち出されてきたし、特異な現実らしさか、真に迫った夢、これまでにも全く知らなかった情報を教えてくれる夢なども、当人の心が何らかの、平行世界に入り込んだ結果なのかもしれない。夢の場合、証拠はよくてもせいぜい主観的なものでしかないのだが。

<(人間出現現象)>
・世界各国の神話、伝説、民話には不気味な「出現」の話が、よりどりみどり、たくさん含まれている。9世紀には、リヨンの大司教アゴバールが、マゴニアという国から「雲の船」に乗ってきた人たちがいるという農民の信仰について書いている。アゴバールは、そのマゴニア人たちに誘拐されたと主張する4人の人たちとかかわりあいになったが、4人の話を信ぜず、当然のことだが、マゴニアというのは、異教の象徴だと結論した。

<「UFO」>
・「接触したと称する人たち(コンタクティー、チャネラー)の多くは、宇宙人の声を頭の中で聞いたといっており、ジョージ・ハント・ウィリアムソンの『獅子の秘密の場所』には、宇宙人が自動書記でウィリアムソンに接触し、自分たちは1800万年前に地球に到来し、2万4000年前に大ピラミッドを建て、その地下室に宇宙船が隠されているとウィリアムソンに伝えたという」。

・「UFO目撃談は跡を絶たず、しかもその大半は自己宣伝をする必要のない普通の人たちの話なので、UFO現象は、純然たる妄想ではないという声が高まりつつある」

・「1969年英国空軍中将サー・ヴィクター・ゴダードはロンドンで講演し、UFOが平行世界から飛来している可能性があると述べた」。



『神々の帰還』
(エーリッヒ・フォン・デニケン)(廣済堂出版)1999/5/1



<スターウォーズ勃発>
<地球を周回する大城砦>
・古代インドの大叙事詩「マハーバーラタ」の一部「ヴァナパルヴァン」では、神々の住まいは、宇宙城砦と呼ばれ、地球のはるか上空を周回した。また、「サバ・パルヴァ」にも同様の記載がある。これらの巨大な宇宙城砦は<ヴァイハヤス><ガカナチャラ><ケチャ>と言った名を持っている。いずれも連絡船ヴィマーナが巨大な門から悠々と着陸できるほどの規模だった。

・古代インドの伝承文学の「マハーバーラタ」の「ドローナ・パルヴァ」には、地球を周回する素晴らしい三つの大城砦都市のことが出ている。これらの宇宙城砦は地球上ばかりか、神々の間にも騒ぎを引き起こし、これがきっかけとなってスター・ウォ−ズが勃発した。

<古代の超科学>
・とりわけジャイナ教では、複雑極まりのないカルマの教えが微細に渡って述べられている。ジャイナ教は、ヒンズー教や仏教と並んでインドが生み出した三大宗教の一つだ。

・ジャイナ教は仏教よりも数百年早くインドに起こり、5世紀までにはインド亜大陸全土に広まった。しかし、ジャイナ教徒たちによると、この宗教が創設されたのは何千年も昔のことだという。

・ジャイナ教の経典は、聖書と同じやり方でまとめられ、シヴェターンバラ(白衣派経典)という名称で一括して呼ばれている。



『神々の帰還』
(エーリッヒ・フォン・デニケン)(廣済堂出版)1999/5/1



<信じられない年代の数字>
・ジャイナ教の伝承の多くは、現代科学の観点から見ても、実に革命的である。時間の概念カーラは、アルベルト・アイン・シュタインの理論体系さながらの役割を演じる。
時間の最小単位はサマヤ(時間点)で、これは一個の原子が自分の長さだけゆっくり移動するのにかかる時間で、無数のサマヤが集まって、初めてーアヴァリラになる。167万7216アヴァリラで、ようやく計量可能なームフルタになる。これは48分に相当する。三十ムフルタで一アホラトラになる。これはちょうど我々の一昼夜24時間に相当する!

<カルパという空飛ぶ宮殿>
・ジャイナ教の宗教哲学者たちは、さまざまな世界の住人たちが見せるさまざまな特徴までも描く、天界にも(カルパ)という名前がつけられている。そこには素晴らしい空飛ぶ宮殿がある。これは可動式の建造物で、「都市全体が空飛ぶ宮殿」になっていることが多いらしい。天界の諸都市は、階層構造になっていて、各階の中央部からはヴィマーナ(空飛ぶ乗物)が四方八方に発進できる。

<●●インターネット情報から●●>2016/8/23

<米軍兵士、アフガニスタンで4メートルの巨人を射殺 >
元米軍兵士が、アフガニスタンの洞窟で、身長4メートルの巨人を射殺したと証言している。L.A.マルズーリ氏が制作したドキュメンタリー番組で明かした。

「ミスターK」と名乗る元米軍兵士は2002年、カンダハールでの偵察行動中に、砂漠地帯で洞窟を発見。洞窟内を調査中に4メートルの巨人に遭遇したという。

ミスターK氏によると、巨人は赤毛で、指が6本あったという。米軍偵察部隊は巨人に発砲。約30秒間の銃撃により巨人は死亡したが、戦闘中に巨人の槍が貫通した兵士1名が犠牲になった。巨人の死体は救助要請で現場に到着したヘリコプターによって回収され、その後どうなったかは不明という。

「死体からは強烈なスカンク臭のような悪臭がした」とミスターK氏は証言している。洞窟の入口には無数の骨が散乱していた。巨人の存在は地元民には以前から知られており、人間を取って食べると恐れられていた。

________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■
・幽霊の話は世界中に膨大に存在するようです。特に欧米に多いのは、幽霊というトピックスが昔から書籍として取り上げられていたからでしょう。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。幽霊は、人間の死後の世界の「幽界」や「霊界」に存在しているようなのですが、気味悪く地上の人間に見られるのは、不幸な死に方をした地縛霊が多いからのようです。現代的な言い方をすれば「パラレル・ワールド」にいるのかもしれません。イギリスは特に「幽霊大国」といわれるほど幽霊話が多く、幽霊が出る場所は、「観光地化している」といわれます。
・パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。人間が死後世界の幽界や霊界で出会う天使たちは、シリウス星人系列のようです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であると語られています。シリウスの意識たちは、3次元にいる人間の目に見えるように、時々、自らの波動を変えて出現することがあったそうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルですだと語られています。幽霊現象を研究する現代の科学者もいるようですが、ほとんど幽霊現象は、分析できないようです。

・Amazonの「洋書」に「ghost」といれますと100万以上の書籍が分かります。量が多くて私たち一般人は、当然、全部を把握できません。幽霊というジャンルは、比較的人気があり、作家としても作りやすい分野のようです。ナンフィクションにしろフィクションにしろ「幽霊の本」は量が膨大で出版社も大変のようです。驚くことに東日本大震災の被災地で「幽霊話」が非常に多く出ているそうです。最近のものでは「Ghosts of the Tsunami: Death and Life in Japan’s Disaster Zone2017/8/31 Richard Lloyd Parry という本があります。

・果たして幽霊は異次元の存在なのかどうか不思議な話が多いようです。昔のアストラル界の本をみると『アストラル界』(C・W・リードビーター、神智学協会ニッポンロッヂ 昭和59年5月)。住者として「人間」「生きている者」(@アデプトとその弟子達、Aサイキック的に進歩している人、B普通の人、C黒魔術師とその弟子)

「死者」(@ニルマナカカーヤ、A輪廻を待つ弟子、B死後の一般人、C亡霊、D魂殻、E活気づけられた魂殻、F自殺者及び不慮の死の犠牲者、G吸血鬼と狼人間、H灰色の世界の人間、I黒魔術師とその弟子)

「人間でないもの」(@我々の進化に属しているエレメンタル・エッセンス、A動物のアストラル体、B凡ゆる種類の自然霊、Cデヴァ――カマデヴァ――ルーパデヴァ――アルーパデヴァ――デヴァラヂャ)

「人工的なもの」(@無意識につくられた四大霊――守護の天使――A意識的につくられたエレメンタル――B人的人工霊)が載っています。アストラル界の住人の種類も多いようです。また「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。
「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。
・amazonに「英国 幽霊」といれますと、次のような本がわかります。『英国幽霊案内』、『イギリスに伝わる怖い話』、『幽霊のいる英国史』、『イギリス不思議な幽霊屋敷』、『ゴーストを訪ねるロンドンの旅』等の17件の書籍です。幽霊話は世界中にありますが、特にイギリスの幽霊というのは、イギリス国民の関心事でもあるようです。英国というと幽霊話が出てくるということで、繋がりが非常に強いようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。
・ちなみにハリー・ポッターシリーズの書籍や映画は世界中で大ヒットしました。ハリー・ポッターシリーズはファンタジー小説ですが、映画ではロンドンなどのパラレル・ユニバース(並行宇宙)を描いた設定でした。ハリー・ポッターが異次元に突入していく場面は多くありました。「1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活や、ハリーの両親を殺害した張本人でもある強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの、因縁と戦いを描いた物語」とのことですが、世界中の大衆ファンをつかんだようです。世界で合計4億部の大ベストセラーとなりました。映画も大ヒットしましたが、どれくらい映画会社が儲けたのでしょうか。ハリー・ポッターシリーズの背景には英国の幽霊物語や幽霊現象の謎があったのかもしれません。
・幽霊は人間の死後の世界の幽界や霊界の現象といわれます。異星人が存在するアストラル界やエーテル界と幽霊現象が関係しているようです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)から幽霊が我々の目に映るようです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は「幽界」のように「この世」に似ている世界ですが非常に大きく違うアストラル界のような世界のようです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は、目に見えないが、この世のすぐ隣にあるといわれます。人間は死後に、天使のような宇宙人に出あうようです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界といわれます。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」ともいわれます。人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたるそうです。
・私たちがいるこの世は、縦、横、高さのある3次元と言われます。あの世が3次元に時間の要素も加わる4次元以上であると従来はいわれてきたようです。しかし、最近では「この世も3次元以上の高次元を含んでおり、9次元も含んでいる可能性がある」という新説がでてきたそうです。これですと幽霊現象のような「あの世」の異次元の現象を「この世」で普通の人々が体験できる理由の説明ができるようです。
・誰でもデジカメや携帯電話のカメラやビデオカメラを持つ時代ですので、心霊写真や幽霊の動画も豊富にとられるようになりました。もちろん、UFOやUMA(未確認動物)などの奇妙で不思議な写真や動画もインターネットやYou Tubeなどで溢れています。幽霊写真や動画にも偽物があふれていますが、高校生などの若い人々の非常に関心の高いテーマです。テレビでも時々、心霊現象やUFO現象の特番があるようです。近年では撮影などの特殊技術やコンピュータ・グラフィックスの技術の進歩で、特殊加工が容易で、真偽のほどが分からないものが増えているようです。インチキも巧妙になり識別ができなくなりました。
・自殺者の社会問題もいろいろと対策がとられているようですが、根絶はできません。交通事故を根絶できないのと同じのようです。増えている自殺の原因も私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。「地縛霊とは、自分が死んだことを受け入れられなかったり、自分が死んだことを理解できなかったりして、死亡した時にいた土地や建物などから 離れずにいるとされる霊のこと。あるいは、その土地に特別な理由を有して宿っているとされる」とのこと。幽界には自分が死んだことを認識しない霊も少なくないそうです。幽霊に出会うと驚愕して恐ろしくなり、その正体を見極めようとする気持ちもなくなるようです。
・鉄道関係者は、自殺者や事故の死体を取り扱うことが多く、死体処理が初めての者にとっては、相当ショックのようです。鉄道の事故現場では地縛霊が多くでるという話です。大病院でもよく患者が死ぬようなところは、幽霊話が多いようです。人が死んであの世に行くまでに、この世の関係者に霊体や幽体が目撃されることもあるようです。幽霊現象や心霊現象は、宇宙人の異次元現象に似ています。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。宇宙人は異次元のあの世とこの世を自由に往来できるようです。アストラルプロジェクションが自由にできるようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。やはり目に見えない「霊界」や「幽界」と繋がっているようです。
・現代では幽霊現象も普通の学者の研究対象になりつつあるようです。幽霊はある意味で異次元現象なのですが、宇宙人の現象と似ているところもあるようです。異星人は、人間の死後の世界である幽界や霊界と似た異次元のアストラル界、エーテル界にある都市に壮大な文明を作っているといわれます。異次元に神々の都市があるそうですが、日本を管理する超高層ビルでもあるのでしょうか。幽霊も異次元の幽界や霊界から出てくるようです。普通の人でも夢の中で自分の家族の幽霊を見たり、この世で幽霊を見たりすることは多いようです。「2・26事件の青年将校の亡霊」といいましょうか、青年将校の亡霊が、天才作家、三島由紀夫に憑依して自衛隊での割腹自殺事件を引き起こしたという説もあるそうです。その事件の詳細はウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)の「2・26事件と“英霊の声”」にも載っています。
・ノーベル文学賞の候補でもあり、海外のファンも多かった著名な作家の割腹自殺は多くの悪影響(クレイジーな印象)を外国人に与えたそうです。Amazonに「三島事件」とインプットしますと171件の書籍が分かります。死後の三島からのチャネリングを本にしたものもあったようです。私たち一般人は、文学者ではないので三島由紀夫については詳しくはありませんが研究者も多く「知る人ぞ知る世界」のようです。ちなみに、amazonに「三島由紀夫」と入れますと1517件の本が分かりますが、影響力の大きい天才作家だったようです。
・“心霊写真”の話も多く、幽界や霊界は遠く離れた異次元の世界ではなさそうです。もちろん、UFO写真と同じくニセモノも多いようですが。現代では動画の時代ですので“幽霊の動画”が急増しているようです。人間の死後世界の“幽界”はこの世とのパラレル・ワールドといわれますし、“霊界”は地上1メートルのところにあるともいわれます。それで、世界中の人間は頻繁に幽霊を見るようです。マスター(大師)やアセンディッド・マスターとのコンタクティやチャネラーがいるので、驚きです。そのような存在が異次元で活動しているとは誰も分かりません。
・「幽霊」の研究は、まともな学者がするものではないというタブーが近年、変化してきているそうです。「幽霊」を題材にしたりする作家や映画も多く、増えており、見世物の「幽霊屋敷」は消えつつあるようですが、「幽霊」話は依然多いようです。ドッペルゲンガーも不思議な現象です。「ドッペルゲンガーを見た者は、まもなく死ぬ」という不気味な与太話もあったそうです。ゲーテも自身のドッペルゲンガーを見たと言われています。ドッペルゲンガーとは、「特に本人にのみ見える自分の生霊」と定義されます。
・米国の未来透視家のジョー・マクモニーグルが見たという、バハマでのフットボール球場の三つ分はありそうな大きな円形の物体UFOは、『悪魔の船』だったのでしょうか。それとも"神々"でも搭乗していたのでしょうか。「巨大な空飛ぶ円盤」はたびたび話題になったようです。ジョー・マクモニーグルは超能力で知られていますが、どのようにして超能力がついたのかは分かりません。巨大な空飛ぶ円盤の母船に遭遇したことが、何らかのきっかけだったのかもしれません。宇宙人とコンタクトするだけでもテレパシー等の超能力がつくともいわれます。テレコン(テレパシー・コンタクト)ができるほど見えない宇宙人は想像を絶する進化をしているようです。
・「幽霊ハンス」というアルデバラン星人や「ゲルマンの神」と遭遇しただけでもマクモニーグル自身に超能力がついたのかもしれません。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”はどのような国だったのでしょうか。ナチスは金髪碧眼のアルデバラン星人と交信していたともいわれています。ヒトラーも金髪碧眼のアルデバラン星人のコンタクティだったそうです。
・「幽霊ハンス」のようなアストラル界の住人が人間の姿を装い地上の人間とコンタクトする幽霊の話は、日本でも昔から多いようです。通常では見えないアストラル界の住人を幽霊として、変性意識状態で知覚するようです。私たちは、「目に見えない世界」に取り囲まれているようです。あの世が「実相」でこの世が、その反映された世界といわれますので、驚きです。「あの世」の動きが時間を経て「この世」に起こってくるともいわれます。「あの世」も私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。
・空飛ぶ円盤や異星人とのコンタクトを通じて超能力がつく場合があるそうです。異星人そのものが超能力を持っている場合が多いそうです。空飛ぶ円盤や宇宙人の時代から「見えない神々や天使の時代」に移りつつあるようです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」ともいわれます。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」そうです。
・また「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」そうですし、「遥かに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊になっている」ともいわれます。見えない世界の話で私たち一般人は、理解不能のようです。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」ので誰も分からないようです。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。また「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。
・「ドイツ語は悪魔の言葉」だそうですが、悪魔だったら幽霊としてでもでるのでしょうか。霊能力者は、通常、人が見ることのできない幽霊も見れるでしょうが、『幽霊のハンス』は、当時の米軍部隊内でも有名だったそうです。ゲルマンの神は、シュメール文明を作った、アヌンナキの系列の神のようです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」では、宇宙人の言語を学んでいるのでしょうか。最先端の科学者でも「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は理解不能のようです。米国とコンタクトのあるという白鳥座61番星の宇宙人は、どのような進化の段階なのでしょうか。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という驚愕すべき情報もあるようです。
・アストラル界の存在で幽霊としてか見えないような存在が人間の姿を装い、地上にワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)やその他の形態で出てくることは「アバブ・トップシークレット」のようです。人間の背後霊や守護霊も宇宙人が憑依したものかもしれません。「不思議なゲイの現象は、異次元の宇宙人の人格転換である」ともいわれています。
・『幽霊のハンス』は、ヒトラー・ナチスが崇拝したという金髪碧眼の『アーリアの超人』たちとは関係があるようです。金髪碧眼のアルデバランの異星人かゲルマンの神々だったのかもしれません。幽霊のような形態であの世とこの世を往復できるようなのです。幽霊と交信して幽霊の正体を正確につかんだという話はあまりないそうです。死んだ人々からのチャネリングを受けたという話は世界的にも多いようです。異次元視力が発達した人か意識の変性状態でないと幽霊は見えないのかもしれません。が、普通の人でも幽霊との遭遇話は世界的に多いようです。
・天国に自由に出入りして、人間の転生や人間への憑依を自由に操作できるシリウス星人は、『心霊攻撃ができる』といわれています。思念で人間を創った(?)というシリウス星人だけが『魂のメカニズム』を知悉しているのでしょうか。
・魂のメカニズムは誰も分かりません。遺伝子にすべてが組み込まれているともいわれています。『心霊攻撃』ができるシリウス星人に対抗できる異星人は少ないでしょう。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人ともいわれ、「龍神」の系列のようです。
・「死後、シリウス星人の宇宙船に乗る」という話は、外国の話でも少なくないようです。シリウス星人は高次元に存在する天使のような、神々に近い高等知性体なのでしょうか。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」ともいわれ、「龍神」の上に「牛神」がいるそうです。「透明人」についてもよくわかりません。太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったそうです。旧約聖書の神が「龍神」で、新約聖書の神が「牛神」といわれます。牛神がテクノロジーで龍神を圧倒し「低層4次元」に追い払ったともいわれています。
・死後の三島由紀夫がチャネラー(霊的交流者)に霊界通信の形で、テレパシーで送ってきたそうです。「シリウスの宇宙船に乗った三島由紀夫」のその後とは、どうなっているのでしょうか。
・ちなみに、死後の三島由紀夫の霊界通信によれば、「自殺者は親に会えず、地獄に落ちてろくな目にはあわない」そうです。日本でも毎年3万人を超える自殺者がでています。しかし、いろいろと行政でも対策の手を打っているようですが、なかなか自殺者は減らず「末法の世」なのかもしれません。人が死ぬと遺体の周りに目に見えない世界の天使や堕天使の魔族が集まって来るともいわれます。
・死後、誰でも天使的な宇宙人のシリウス星人に会うことができるようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」そうです。そして、地球はシリウスの植民星であり、「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれています。
・幽霊現象も学者の研究対象になりつつあるようです。幽霊はある意味で異次元現象なのですが、宇宙人の現象と似ているところもあるようです。異星人は、人間の死後の世界である幽界や霊界と似た異次元のアストラル界、エーテル界にある都市に壮大な文明を作っているといわれます。「金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となった」ようです。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海、親鸞、日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っている」という話もあるようです。「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海、親鸞、日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っている」という話もあるそうです。幽霊も異次元の幽界や霊界から出てくるようです。普通の人でも夢の中で自分の家族の幽霊を見たり、この世で幽霊を見たりすることは多いようです。幽霊話は世界中に豊富に存在するようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」という原因があるのかもしれません。
・心霊写真の話も多く、幽界や霊界は遠く離れた異次元の世界ではなさそうです。幽界はこの世とのパラレル・ワールドといわれますし、霊界は地上1メートルのところにあるともいわれます。それで、世界中の人間は頻繁に幽霊を見るようです。マスター(大師)やアセンディッド・マスターとのコンタクティやチャネラーがいるので、驚嘆します。そのような存在が異次元で活動しているとは誰も知りません。「この世」から「あの世」は、認識できませんが、逆では、容易に分かるようです。「世界は神々の描くシナリオ通りに動く」ともいわれています。
・ミディアム(霊媒)により、霊界の実在が実感できるし、ミディアム(霊媒)体質の人も多くいると主張されています。もちろん、日本にもいるといわれます。臨死体験を通じてミディアム(霊媒)の能力が目覚めたりするようです。英国には、スピリチュアリスト教会が多くあり、ミディアム(霊媒)が活躍しているといわれます。

・霊界と高次元の異星人、天使を結ぶものは何なのでしょうか。「天国」は、夏晴れの巨大な高層ビルが林立するシティなのでしょうか。霊界のあるエーテル界やアストラル界と、進化した異星人の住むエーテル界やアストラル界は、似ているといわれています。同じような相似の性質を持っているようです。

・霊界は時間や空間を越えているので、タイムトラベル的な現象が起こるようです。サマーランド(常夏の地)とは、雨や雪が降らないということでしょうか。

・天使は、色々な界層に分けられており、研究家によりそのわけかたが違っているといわれます。たとえば、「力天使(バーチューズ)は、神の力を用いて地上界に奇跡現象を起こす。能天使と協力して宇宙の物理的法則を保つ役割を果たす」とされています。また、シリウス星人は、「世界中で奇跡を演出している」という説を唱えている者もおります。
そうすると、シリウス星人は、力天使(バーチューズ)であると考えてみてもよいのではないでしょうか。「高次元に存在する異星人は、天使である」と考える人も最近では増えてきています。パラレル・ユニバース(並行宇宙)はすぐ隣にあるといわれます。

・人間の死後の世界については、幽界や霊界があり天国や地獄の概念も昔から語られています。さまざまな霊能者がいますが、スピリチュアル・カウンセラーとして活動している人々もいるようです。Amazonに「江原啓之」といれると241冊の書籍がわかります。多作のベストセラー作家のようです。ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)をみても経歴がわかります。英国のスピリチュアリズムを学んだと語られています。

・人間の死後の世界、幽界や霊界は、3次元の地獄のような地球世界とちがって、天国のような素晴らしいところだそうです。筆舌に尽くしがたいという表現がなされますが、不思議な世界のようです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっているといわれます」とのこと。「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたる」ともいわれています。

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在が、チャネラーによって近年、明らかにされています。天使的な宇宙人、シリウス星人とイスラエルが通商協定を結んだという話ですが、どうなのでしょうか。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」ともいわれますが、謎の多い異星人種族のようです。

・天国から人間は修業のために地球に転生してきているそうです。「地球はシリウスの植民星だ」そうです。そこで誰でも死後の世界で、天使のようなシリウス星人と遭遇できるようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれます。異次元宇宙の実相も霊界通信などのチャネラーからの情報で解ってきています。

・昔は、「金星蛇人と火星霊人の戦争」とか言われていましたが、火星人の情報が少ないようです。昔は、それこそ、タコのようなイメージの画で火星人が描かれていました。現代では「米国に少数の火星人が住んでいる」という情報があったようです。目に見えない世界、天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人が存在するようです。異次元の金星人と火星人の壮大な文明の詳細は分かりません。また誤った情報も伝えられているそうです。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったと述べられています。

・「人間を実験室で創った」サタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人と「人間を遺伝子操作や思念(?)で創った」といわれる天使的なシリウス星人との争い『スター・ウォーズ』が現代でも続いているともいわれ、不思議な与太話が多いようです。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。ある種の遺伝子実験に反対している科学者のグループだそうです。モンスター・タイプの生物を、ネガティブなシリウス星人が創造したので神に嫌われたといわれます。モンスター・タイプは底層4次元にいまだに存在すると語られています。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったともいわれます。

・シリウス星人とイスラエルが通商協定を結んだように現代は非常に速い速度で、宇宙連合の提携の事態が動いているようです。ネガティブ・グループの陰湿な宇宙人同士の争いがあるのでしょうか、米国人の死後世界、サマーランド(常夏の国)やブルーアイランドからこの世にさまざまな影響があるそうです。サマーランドのシリウス星人が、米国にどのような形態でいるのかは不明です。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いともいわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置したのが爬虫類人だそうです。「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」ともいわれています。「爬虫類的異星人(レプティリアン)は低層4次元にいる」ともいわれ、クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。

・神のような者が「あの世」からかどこからか不明ですが、この世に現れるという現象は不思議な話です。神社の縁起や伝承からは、どうして神に特定したのかは理由がわかりませんが、神にかかわる話は日本でも多いようです。遥かに進化した異星人はウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)や人間の精神体に憑依したりしてこの世に現れるともいわれています。宇宙人がUFOに乗ってやってくるという現象よりもはるかに進化した形態で、人間の守護霊になるともいわれております。「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」ともいわれています。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」のですが、誰も認識できないようです。神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できないようです。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(5)

2018/04/02 23:51


『人はなぜ生まれ いかに生きるのか』
 自分のための「霊学」のすすめ
江原啓之     ハート出版         2001/10/25



<彷徨の日々>
<いつ、どこでも霊がみえてきた!>
・学校や人の集まるところには、よく霊が集まると言いますが、この
警備員時代に私が体験した心霊現象は枚挙にいとまがないほどです。そのうちのいくつかを御紹介しましょう。

・ある夜、私がこの警備室で待機していると、ガラス面に私とは違う人が座っているのが映っています。何度も横目で確かめてみたのですが、確かに違う人です。私は思いきって横を向き見定めました。
 映っていたのは同じ警備員の制服を着た60歳くらいの男の人です。目が会うとまもなく、その人の姿はさっと消えました。
 後日、古株の警備員に聞くと、蒼ざめた顔で「それはあの警備室で、座ったまま死んでいたSさんだよ」と教えてくれました。

・これもまた、同じ警備室での目撃談です。その日は夜に入って雨が降り出しました。雨の落ちる外の光景をぼんやり眺めていると、蒼白い光に照らされるように、若い学生らしい男が傘もささずに立っています。様子がおかしいと心配になった私は、事情を聞こうと外に出ました。
 すると、その若い学生は悲しげな顔を見せながら消えていきました。
翌日、このことを話すと、ちょうど同じ場所で飛び下り自殺があったといいます。また、その日が奇しくもその学生の命日でした。
・周囲の人たちは、私が完全に精神病に侵されたか、おかしな宗教にでも入ったと思ったことでしょう。
 このような体験が続くなか、一年ほどの期間で、私はいつ、どこでも霊が見えるようになっていきました。

・実生活でも受難のときでした。心霊現象のたびに寝込んでしまうのです。こういうありさまですから、警備の仕事も休みがちになります。当然、預金も底をつき、そうでなくてもお金のかかる大学を、私は退めざるをえなくなってしまいました。

<シルバーバーチの霊訓>
・それには、世の中には決して偶然はないということが書かれており、私は自分の今までの人生に起こったことの意義が、この本を読み進むうちに理解できるようになっていきました。
 すべての出来事には目的があり、また自分はその目的を達成すべく生まれてきたことを初めて悟りました。再生のこと。因果律のこと。初めてすべてが理解でき、涙をこらえることができませんでした。

・私の意識は変わっていきました。私は改めて、天地不変の法則を見つめ直しました。
 これも、死後は個性を永遠に存続し、再生を繰り返し、霊性の進化向上を目的とし生きるという、神界・霊界の法則です。

<この世の「使命」を求めて>
<滝行で霊体質がプラスに転じた!>
・道は定まったとはいえ、本当の自分の進むべき方向を見定めるには多くの時間がかかりました。
 私は寺坂先生のすすめもあり、私自身の同じ修験道に進むことにしました。「今の日本では、残念ながら霊能者という職業は社会的に認められていませんからね。法律の面からも自分を守らなくてはいけませんよ。しっかりとした自分の職業を持っているのといないのとでは、社会的信用が違います」
 寺坂先生は、霊能者を今までの神秘的なだけの存在から、アカデミックな存在にまで向上させたいとお考えでした。

・そこで、ある寺に通いながら、寺坂先生と共に歩むことにしました。私は毎日、寺での修行をこなしながら、(財)日本心霊科学協会の精神統一会や、師の主宰する清玲会などに通いました。
 そして、生業のために警備員のアルバイトを続け、今思えば感心するほどのハードな日々でした。

・夏の日も冬の日も毎日のように山に出かけて行きました。アルバイトと心霊研究、霊能開発、そして滝行の日々です。私はこの滝行によって憑依体質を克服できたのです。
 ずっと悩まされていたこの霊体質をマイナスからプラスへと転化できたのです。私は背後霊たちと一体になれるようになっていきました。

<ひもじさと孤独に泣きながら……>
・霊能が向上するそんな素晴らしい日々のなかにも不安はありました。それはやはり経済面や現世においての立場でした。
 成人になってからも定職がなく、今で言うフリーターの傍ら、滝行と心霊研究という、なかなか人には理解されないことをやっているのです。
 他人から見れば、ずいぶん自堕落な生活に見えたのでしょう。よく周囲の人たちから注意を受けました。かつての私の友人、同級生などのなかにも、私の生き方を批判し、見下し、哀れむものも現われました。
「親もなく、独りぼっちで暮らしているから、あんな人間になったのさ」
「あんなのを常識馬鹿の成れの果てというんだ」
 背中を向けて去って行く友人、知人も一人や二人ではありませんでした。

・その言葉を信じて、霊能者としての相談を始めた途端、私はとんでもないことになったと気がつきました。その男は定職を持たない人で、私を商品として一攫千金を狙っていたのでした。
 確かに部屋は提供していただいたものの、お金は一銭も頂けません。そのうちに預金も底を尽き、地獄のような日々が続きました。

・守護霊というものを理解していない人たちはよく、「なぜ霊能者なのに守護霊が助けてくれなかったのでしょうか?」と私に尋ねます。
 しかし、守護霊は魔法使いではありません。私たちの願いをいつも聞いてくれるわけではないのです。いわば、私たちの教育係なのです。

・この方も私の背後にいる昌清霊のことを教えてくださいました。
「あなたの背後には立派な僧侶がいらっしゃる。この方が、あなたを導いている。あなたの今後の指導も計画しておられるね」

<「この世の神」に教えられる>
・私は以前に、神職の最低の資格は取得しておりましたので、スムーズにことが進みました。とはいえその当時、私にはまったく預金がありませんでした。

・ここで私は一日三役をする決心をしました。昼、神社の神主。夜、大学生。深夜、心霊相談の霊能者。この生活を2年間続けたのです。しかし、睡眠時間もろくにとれないような、こんな生活が長く続けられるわけがありません。よくダウンして宮司にもお叱りを受けました。

・現在、日本の心霊レベルは、欧米諸国に比べると50年は遅れていると言われております。私はそれを確かめるために、また研究と学習のために、毎年スピリチュアリズム(心霊主義思想)発祥の国、イギリスに行っております。
 イギリスの霊能者たちは、まさに技術者として確固たる地位を築きつつあります。特にヒーリングについてはその認知度は高く、イギリス全土の約1500病院によってヒーラーは受け入れられており、いつでも希望すればヒーリングを受けることができます。
 また、職業的ヒーラーも約9000人いると言われています。この国には心霊に関する団体、組合のほか、心霊学校まであり、心霊王国ともいえるアカデミックな研究がされています。
 イギリスでは、日本のように現世利益の色濃い心霊相談などあまりなく、霊能者は死後の世界を証明するデモンストレーターの役割が強いのです。
 こと心霊に関する限り、日本は困ります。霊能者についても霊界の道具ではなく神だと思っている方も多いのです。そして、一宗一派にこだわり、我欲の限りをつくしている人がいかに多いか。

・特に死の恐怖、死別の悲しみ、人生に不幸を感じるという人間最大の三つの苦から救われることはありません。

・人間は魂の価値観を持たなければ、物質主義的価値観・利己主義、すなわち不幸の生活原理しか出てこないのです。

<心霊は、非科学ではなく、未科学なのだ>
<人はみな「落ちこぼれ天使」>
<本当の「神」の姿>
・自然霊とは、この世に肉体を持ったことのない霊を言います。童話や伝承でおなじみのフェアリー(妖精)や天狗、龍神や稲荷なども、この自然霊に含まれます。
 これらは決して架空の存在ではなく、霊の世界には確かに存在しているのです。そして、霊能者である私は、このような自然霊を日常でもよく見かけます。また、当然のことですが、洋の東西を問わず存在しているのです。実は私たちのおおもとは、このような自然霊のなかから現れたというのが、心霊科学の常識となっています。
神や仏とは、このような自然霊のなかでも、最高位のエネルギーや霊格を持つものということです。

<「生き神様」というものの正体は、多くの場合、低級霊の仕業です>
・ですから、天照大神であろうと、観音であろうとゴッドであろうと、それは同一の神のエネルギー、最高の自然霊につけられた名前にほかならないのです。
 神と交信することは人々の夢でした。それゆえ神と通信できる、または神が降りるという霊能者もたくさんおります。
 しかし、私たち人間の力では神と通信することは不可能ですし、どんな霊能者であっても人間に神が降りることはありえません。
 まれに、高い波動を持つ霊が現れることもありますが、この場合でも神そのものが降りたわけではなく、代理程度の霊が現れたにすぎません。

<人はみな「落ちこぼれた天使」>
・魂は、永遠の霊性の進化を続ける旅人であります。人間世界を第一の修行の場として、肉体の死を通過した後、幽界、霊界、神界と進んでいきます。しかし、同時に、神もまた永遠の進化向上を目指す愛の光なのです。

・その意味では、私たちは実は無限の大我を目指す未熟な神でもあるのです。この世のすべての人々は神という神性を肉体で覆った神なのです。

<人は誰もみな、おちこぼれた天使であり、神なのです>
<守護霊の愛に見守られて>
<私たちと共に歩む守護霊>
・この守護霊(背後霊)を一つの霊だと思っている方が多いのですが、これは間違いです。簡単に説明しますと、その守護霊たちの中心となって働いている守護霊(ガーディアン・スピリット)、指導霊(ガイド・スピリット)、支配霊(コントロール・スピリット)、その他の補助霊(ヘルパー・スピリット)と大きく4つに分けられます。これらの霊を総称し、背後霊、守護霊と呼ぶわけです。あなたは、このような霊団と共に人生を送っているわけです。
 私は毎日、心霊相談に携わっているわけですが、この守護霊についても誤解が多く見られます。

<守護霊を構成する4つの霊>
○守護霊(ガーディアン・スピリット) 私たちの守護霊の中心的役割を果たしている霊魂です。統計的に見ると、4百年から7百年前に他界した先祖の霊魂がこの守護霊であることが多いようです。

○指導霊(ガイド・スピリット) 私たちの趣味や職業を指導している霊魂です。

○支配霊(コントロール・スピリット) 支配霊とは霊能者の心霊実験や交霊会で、霊界側のすべてを統括し、支配する高級霊であるといわれます。この支配霊は、私たちの十年程先もすべて見通すことができるようです。人生はすべて偶然や奇遇な出会いと思っている方も多いようですが、実はこの支配霊たちが私たちの人生と運命をコーディネイトしているのです。

○補助霊(ヘルパー・スピリット)私たちの守護霊、指導霊、支配霊のほかに、この三役の霊を手伝う補助霊という存在があります。

・私たちには、このような霊的な家族が存在するのです。この霊的家族を「グループ・ソウル(類魂)」と呼びます。

<英国心霊事情>
・よく言われることですが、どの国にもまして英国国民の霊に対する感情は非常にナチュラルで、その認識度も非常に高いものです。みなさんも英国に旅行したりすると、「霊の出るパブ」や「霊の出るホテル」、あるいは幽霊の出る名所めぐりツアーなどのあまりの多さにちょっとびっくりするかもしれません。
 しかも、結構大まじめに取り組んでいます。すでに社会を構成する一部分と言ってもいいかもしれません。英国は文字どおり、スピリチュアリズムの本場でもあるのです。
 それを証明しているのが、王室とスピリチュアリズムの密なつながりでしょう。

・私が知る限り、この国の人の霊魂観はとても興味深いものです。キリスト教徒でありながら、霊魂の存在を認める人が非常に多いのです。
 先程も述べましたが、ホテルやパブばかりでなく、国の名所であるハンプトンコートパレスやロンドン塔さえ、幽霊の出ることが売り物になっています。また、幽霊の出る場所を巡るゴーストツアーのようなものも、なかなかの人気で、私も参加してみましたが、ガイドの知識も豊富で驚かされました。専門用語が頻繁に使用され、聞くほうもそれをしっかり理解しているようでした。
 ですから、霊が出た話などは実に日常的で、誰に聞いても一つや二つは霊の出る場所は知っているし、霊現象を体験したという人もたくさんいます。

<英国には浮遊霊、地縛霊が多い>
・私たち霊能者がまず強く感じること、それは英国には日本と比べて格段に浮遊霊と地縛霊が多いということです。また、この国の霊は著しく実在感が強いのです。



『霊の探求』  (近代スピリチュアリズムと宗教学)
(津城寛文) (春秋社)    2005/10



<「霊の探求」>  
・近代スピリチュアリズムの最初にして最大の体系化はフランス人で英語の筆名を名乗るアラン・カルデックの「霊の書」によってなされた。その後のイギリスのステイントン・モーゼスの「霊訓」やジェラルディーン・カミンズの「不滅の道」などと並んで、スピリチュアリズム思想を代表するものとされるが、時代的にはカルデックがかなり早い。

・その後、社会的事件として、無視できない状況を受けて「ノーベル賞クラス」と強調される少なからぬ高名な学者たちを交えて、この現象の真偽や価値をめぐってスピリチュアリズムと神霊研究の違いは、前者が死後生存と「霊界通信」を前提とするのに対して、後者は、それらを(自然)科学的に説明、あるいは証明しようとしたところにある。したがって、心霊研究にかかわった人々の中には、スピリチュアリズムの前提となる現象に肯定的な人々と、それに否定的な人々が共存していた。



『前世あなたは誰だったのか』  (心を癒す)究極のヒーリング)
(平池来耶)(PHP文庫)   2005/9



<あなたの肉体は何重にもなっている>
・あなたの肉体も実は、スピリチュアルな存在です。前にも述べましたが、肉体だけでは、人間として存在できません。構成元素などの価値を計算すると、あなたは数百円程度の値段しかつかないのですから。
あなたは、まず肉体としてのボディを持っています。それはあなたにも自覚できます。見ることもできれば、触ることもできます。高さや冷たさなど、感覚としていつでも感じることができます。

・でも、その三次元の肉体に重なって、それよりはやや波動が細かな、エーテル体という体が存在します。これは、世に言う「気」の体です。三次元の肉体より波長が微細になります。
さらに、アストラル体(感情体)、メンタル体(精神体)、コーザル体(原因体)と、ボディの次元はたかまっていきます。ここまで、感じることができるようになれば、スピリチュアル・ワールドからのメッセージも受け取れるようになり、大いなる源へ帰っていく旅も、ずいぶん効率的になるのです。



『前世あなたは誰だったのか』  (心を癒す)究極のヒーリング)
(平池来耶)(PHP文庫)   2005/9



<スピリチュアル・ワールドに本当のあなたがいる>
・あなたが、今世」、生まれる前に中間世で達成しようと決めてきたことや、カルマのバランスをとるための大切なこと、それらを知る深いところにある自己・・・・それが魂意識(ハイアーセルフ)と超意識(スピリチュアルな世界を認識し、変性している意識)と呼ばれている意識。

・これらの意識は、あなたの一番の物知りの部分であるといえます。そして、この自己はあなたのことを何でも理解しているので、あなたにとってガイドのような役目を果たすのです。時には、洞察力と理解力を伴って、過去世の記憶に案内することもあります。あなたは、魂意識と超意識によって過去生で経験してきたすべてのことや感情を認識することができるでしょう。



『完全アセンション・マニュアル』 (上・下)
(ジョシュア・D・ストーン博士)
(ナチュラル・スピリット)2000/11/11



<地上に存在するエーテル体のアセンション(次元移動・昇天)したマスター>
<アセンション(次元移動・昇天)>
・「まずヴァイワマスからの情報によれば、地上で肉体をもつアセンション(次元移動・昇天)したマスターは800人おり、うち約20〜30%が女性の、約70%が男性の肉体を有しているという。さらにヴァイワマスは、地上に存在するエーテル体のアセンション(次元移動・昇天)したマスターに至っては、総勢1800人から2500人を数えると述べている。その多くは、アシュター司令部のメンバーである」

・「我々の銀河における異星人文明で、何累代も前から地球を訪れているものには、即座に思いつくだけでも、琴座星(リラ)系、ヴェガ星系、アルクトゥールス、シリウス、オリオン、プレアデス、そして言うまでもなくアシュター司令部がある。さらに将来には、異星人文明との自由な交流がごく日常になる」



『BASHAR 2006』 (バシャールが語る魂のブループリント)
(ダリル・アンカ)  (ヴォイス)   2006/2/17



<時間はイルージョン(幻想)>
・ すべては今同時に存在している。パラレル・ワールド(平行する現実)へ移行するということ。

・ 自分の周波数を変え、波動を変えるとき、皆さんは、以前にいた一つの世界から並行する現実、パラレル・ワールドに移行するのです。

・予測によって予測が外れる!?

・皆さんの時間で2015年には、この惑星のほとんどの人たちは、異星人、ETの存在に気づくでしょう。

・地球上の皆さんの一般的なエネルギーを見てみると、確かにエネルギーは、みなさんがETの存在に気づく方向に向かっています。

<ETとのコンタクトーこれからの1000年>
・2005年頃〜2010年頃/UFOの目撃が世界中あらゆるところで増える。

・2013年頃〜/ETの存在に気づき情報が公開される。

・2015年までには、この地球上のほとんどの人が、ETが存在していることに気づくでしょう。

・ また、2015年くらいから、徐々に既に何年も前から知られていた、ETの情報が、ある政府によって公開されるでしょう。

・2020年頃〜2030年頃/ほかの惑星・衛星で生物発見。とてもシンプルな形態の生物が存在することが発見されるでしょう。

・2030年頃/個人的なコンタクトが増える。

・2030年頃〜2037年頃/グループのコンタクトが起こる。

・2037年頃〜2040年頃/オープン・コンタクトが起こる。外交関係・宇宙連合に参加。

・そのような時代になると、私達は、地球をいわゆる宇宙連合の新たなメンバーとして迎えることになります。

・2040年頃〜2050年頃/他文明との交流方法を学ぶ。後進文明を助けるトレーニング開始。

・ 2050年以降/地球上にパワフルな調和が続く。

・その調和は、その後、何百年も長い間続いていきましょう。

・3000年頃になると、人間はもはや人間の形をとって地球に生まれてくる必要がなくなるでしょう。これは何も人類の文明が絶滅するということではありません。

・地球の波動の中で、新しい生命体の形をとり、旅を続けます。

・また、その頃には、皆さんのスピリット魂は、もし望めば宇宙のほかのもっと進んだ文明に生まれる人もあるでしょう。

・しかし、みなさんの中には、あえて地球にとどまり、新しく生まれてくる生命体が進化するのを助けるスピリット・ガイドの役割を担うことを選択する人々もいるかもしれません。いずれにせよ、非常に喜びに満ちた楽しい状態に移っていきます。



『プレアデス・ミッション』 
(ランドルフ・ウィンターズ) (たま出版)  1997/12



<「パラレルワールド(平行世界)に住む」>
・プレアデス星人の祖先である古代リラ人の兵士たちがアザエルに率いられ、住むべき星を求めてさまよったとき、ちょっとした間違いが生じた。彼らの艦隊が一秒分、通常の時間の枠の外に出てしまい、地球の時間の刻みとは別次元のプレアデスに着陸してしまったのだ。そのため、地球の夜空に見える星プレアデスへといざ私たちが向かい、行き着いたところで、プレアデスには何も住んでいない。代わりに、青い太陽が空高く輝いている不毛の地があるばかりのはずだ。

・プレアデス星人は、私たちのいる世界よりも1秒ずれた、地球の時間の枠外に生きているのだ。だから彼らが地球にやって来るときには、少しばかり彼ら独自の機器類を使って時間のずれを調節し、ビームシップが私たちの目にきちんと見えるように細工しなければならない。さまないと、私たちは彼らの存在を認知することが全く不可能になってしまうからだ。



『トランス・ヒマヤラ密教入門』
(アリス・A・ベイリー著)(たま出版)   2002/3



<デーヴァ>
・キリスト教徒が天使と呼び、東洋人がデーヴァと呼ぶ非常に多くの存在が、ハイアラーキーのメンバーとして働いている。彼らの多くは、遥か以前に人間の段階を卒業し、デーヴァ進化系と呼ばれる、人間の進化系と平行な偉大な進化系に加わって現在働いている。この進化系には他の要素と共に客観的惑星の建設者と、これらの建設者を通してあらゆる形態―馴染みのあるものとそうでないものーを生み出す勢力で構成されている。ハイアラーキーの他のメンバーが形態内の意識の発達に関わっているのに対して、ハイアラーキーの努力と協力しているデーヴァは形態様相に関わっている。

<闇の勢力(ダーク・フォース)>
・「光のハイアラーキー」の外的顕現のような出来事がパワーを増大させて以来、この外的顕現を妨げるために働いている勢力による、それと平行した活動について触れておこう。あなた方も知っているようにアストラル界とメンタル界に「闇のセンター」と呼ばれるセンターが存在する。というのは、彼らの活動は、顕現と物質様相と物質質量の活動に強調をおいており、そのすべてのエネルギーが純粋に利己的な目的に従属されているからである。

・それは聖書の言葉で親しまれている、「この世の王国」と「キリストの王国」、「アンチ・キリストの勢力」と「キリストの勢力」の古い物語である。これは、アトランティス時代に大きな頂点を迎えた。光のハイアラーキーが勝利したが、それはかろうじてであった。今日、これら光と闇の勢力は再び物質界で表現と覇権をめぐって戦っている。

<白魔術と黒魔術>
・白魔術師は、グループの福利を動機とし、そのために自らのエネルギーと時間を費やす。左手の道の魔術師は、裏で単独で働き、仮に他の人々と協力することがあっても、そのとき彼には隠れた利己的な動機がある。白魔術師は、ハイアラーキーの諸計画に協力し、惑星ロゴスの戦いを遂行するために建設的に努力するように奔走する。暗黒の兄弟たちは、ハイアラーキーの諸計画の外にあるもの、惑星光線の主な目的に含まれていないもの関わっている。

<ディヴァチャン(天国)>
・ディヴァチャン(天国)。低位様相からの分離の跡に魂が入る、この地上生活の合間の中間状態。

・この経験(ディヴァチャン)について非常に多くの誤解があった。一般に次のように考えられてきた。アストラル体とメンタル体を除去する過程の後に、人間は、過去の出来事を未来と照らし合わせて再経験し再考する一種の夢見状態に入り、一種の休息期間つまり消化過程を経て、新たな誕生に乗り出す準備を整えること。このような間違った考え方が生まれたのは、時間の概念が真理の神智学的な解釈がまだ存在しているためである。

・物質界での経験から離れたときには時間というものは存在しないことを認識するならば、ディヴァチャンの概念全体がはっきりしたものになるであろう。

・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した時間から、そして除去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また除去が完了し、魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり、人間は一時的にこの財産を共有するからである。従って、過去と現在と未来は一つのものと見られる。

・「永遠の命」の認識が、転生から転生へと連絡する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる。(進歩した人間の正常な状態を特徴付ける)意識状態である。

<ハイラーキー>
・光の兄弟方であるハイアラーキーはいまなお存在し、その仕事は直実に進行している。彼らはすべて肉体として存在しているー多くの大師方のように濃密な肉体として、もしくはより高度な援助者や「世界の主」のようにエーテル体として、彼らが物質的に存在していること、彼らが、この惑星に私達と一緒に存在し、この惑星の宿命を統御し、その出来事を管理し、その進化を最終的な完成へと導いていること、これらは覚えておくことに値することである。

・このハイラーキーの中心本部は、古代の書で「白い島」と呼ばれるゴビ砂漠にあるセンター、つまり「シャンバラ」である。これはエーテル界に存在し、地上の人間がエーテル視力を発達させたとき、その場所は確認され、その実存性は認識されるであろう。この視力は急速に発達しつつある。・・・しかし、シャンバラの位置は、最後に明らかになるエーテル界の神聖な場所の一つになるであろう。と言うのも、「シャンバラ」は、エーテル界の第二亜界に存在するからである。肉体を持つ何人かの大師方は、ヒマラヤ山脈のシガツエの人里離なれた場所に住んでいる。

・しかし、もっと多くの大師方が、世界中に散らばっており、様々な国々の様々な場所に人知れず暮らしている。そして、そこで様々の大師が、「世界の主」のエネルギー焦点になっており、周囲の人々には「神の愛の分配者」として知られている。

<シャンバラ>
・シャンバラは、物質界に存在し、空間的に明確な場所を占めているといわれている。しかし、その物質質量とはエーテルであり、「世界の主」と彼の高い段階の援助者方は、エーテル質料でできた身体をまとっている。約1千7百万年前ハイアラーキーが渡来しシャンバラが創設された。それは、濃密な物質界に秘儀のための組織と本部を持ち、濃密な肉体で機能し、急速に目覚めつつある人類の必要を満たそうとするアデプトとチョーハンからなる一団を持つことであった。

・彼ら(サナート・クメラと彼の弟子方)が住んでいるシャンバラは、クメラ方と同様、物質界に存在している。しかし、それは物質界の高いエーテル亜層である。それゆえにエーテル視力を発達させた時のみ、このヒマラヤを超える神秘的な場所は明らかにされるであろう。

・ シャンバラ兄弟団のための最初の居留地は、南アメリカの中央にあるイベズの初期の寺院であった。その支部の一つは、かなり後になってから、古代マヤに設立されることになっていた。・・・二番目の支部は後にアジアに設立された。その働きは著しく変えられてはいるけれども、ヒマラヤ人と南インド人のアデプト方は、この支部の代表者である。将来、ハイアラーキーのかっての業績の真実性を現す発見がなされるであろう。古代の記録や、碑が明らかにされるであろう。幾つかは、地上にそして、多くのものは、地下の要塞に。カルデアトバビロンからトルキスタンを経、ゴビ砂漠を含み、満州に至るまでの地帯で中央アジアの神秘が開かれた時、イベス人の働き手についての初期の歴史の多くが明らかにされるよう計画されている。



『トランス・ヒマラヤ密教入門』3巻 意識の変化
アリス・A・ベイリー   (アルテ)  2008/9



<ディヴァチャン(天国)>
・ディヴァチャン。低位様相からの分離に後に魂が入る、二つの地上生活の合間の中間状態。

・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した瞬間から、そして過去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また、除去が完了した魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり。人間は一時的にこの財産を共有するからである。したがって、過去と現在と未来は一つのものとして見られる。「永遠の今」の認識が、転生から転生へと連結する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる(進歩した人間の正常な状態を特徴づける)意識状態である。

<敷居の住者>
・弟子が生命の門に近づくまで、敷居の住者がイリュージョンとグラマーの霧の中から現われることはない。弟子がイニシエーションの入口の微かなきらめきとその扉の側で待ち構える臨在の天使に体現される二重性の原理を把握できるようになる。現在のところ、私の言葉はあなた方にとって将来の状態と出来事を象徴的に表現しているだけであるが、右側に天使、左側に住者で表わされる相反する対をなすものの象徴の間に完全に意識して立つ日が必ず訪れる。そのときに、あなた方の人生の場が長きにわたって戦ってきたこの二人の対立者の間を真っ直ぐに突き進む強さがあなた方に与えられますように。そして、この二人が一人として見られる臨在へと入り、生命と神性しか知らなくなりますように。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(4)

2018/04/02 23:50


『日本人の心のふるさと(かんながら)と近代の霊魂学(スピリチュアリズム)』
(近藤千雄)(コスモス・ライブラリー)  2006/3



<サマー・ランド、ブルー・アイランド>
・ 言って見れば、「因果律による審判が行なわれるわけであるが、皆が皆、素直に更正するわけではないから、三つの階層に収まることになる。

・ しかし、ここは、まだ虚構の世界で、死後の世界ではあっても、実相の世界ではないことが、肝心なところで、死ねば地獄か極楽へ行くとか、無で帰するというものではない。当分は、地上時代そのままの意識と姿で生活を続ける。驚くことに、自分が死んだことすら気づかず、地上時代と同じ感覚のまま生活している者がいるほどである。信じられないことであるが、それほど、幽体と幽界がうまくマッチしているということであろう。

・ (コナン・ドイルが死後まとめて送ってきた死後の階層の実相)

「幽界」
・ 1、邪悪で、自己中心的な欲望しか持たない。
・ 2、邪悪性はないが低級な煩悩から抜け切れない者が集まっている。
・ 3、何事も思うがままに、叶えられる世界(サマー・ランド、ブルー・アイランド、極楽)

「第二の死」。無意識状況を体験して霊界に入る。
1、 知的な理解の世界。
2、 直感的な悟りの世界。
3、 形体なき存在への変化。神界へ上がる資質の不足な者は、再生する。

再生への手続きが行なわれ、他の者は、神界へ行く。
1、 宇宙の造化活動への参加と活動
2、 宇宙的存在としての普遍的愛の活動
3、 ニルバーナ、涅槃(ねはん)

それ以上は、(超越界)で、人間的な理知では知りえない。

<「幽界では障害者はいない」>
・さて、幽体は肉体の成長と共に大きくなり、肉体の細胞の一つ一つに浸透している。幽体はさきに説明した通り、基本的には感情の媒体であるから、感情の持ち方が肉体に反応し、その逆、すなわち健康状態が幽体に影響することにもなる。これからますます、盛んになると予想される臓器移植の関係も、いずれはこの事実と直面することになると推察されるが、ここでは深入りしない。

・死によって、幽体が肉体から抜け出ると、ちょうど地上に誕生したときのあの肉の魂のような身体が、2、3年で一人前の体型を整えて地上生活が営めるようになるのと同じで、幽体も徐々に幽界の環境に応じた体型と機能を整えて、幽界生活を営むことができるようになる。

・地上時代との一番の大きな違いは、肉体の障害が全て消えてしまうことで、眼が見えなかった人は、自由になり、知能に障害のあった人は、正常に復する。そうした障害と不自由さがカルマと呼ばれている因果律によるものだっただけに、そのカルマの試練に耐え抜いた今、それがさまざまな幸せとなって報われる。

・その一方では、その正反対の報いを受ける者もいるであろう。他人に精神的苦痛を与えた人、殺人や障害の罪を犯した人は、言うに及ばず、いけないこととは知りつつ間違った生き方を続けた人。学者であれば、面子や名声をかばって、真実を真実として認めなかった人、宗教家であれば、間違いであることを知りつつ、もっともらしい、教説を説いてきた人。こうした人々は、その過ちに応じた報いを精神的苦痛の形で受けることになるという。こうした、いわば地上生活の清算は、さきに掲げた死後の界層の図にある中間境において行われる。

<幽界>
・ 物質的身体に宿って、生活する場が物質界であるのと同じ原理で、幽質の身体に宿って生活する場は、幽界となる。身体が幽質の半物質で構成されているように、環境も同じ波動の半物質体で構成されていて、地上の人間が地球環境を実感を、持って認識しているように、幽界で生活する者はその環境を実感を持って認識している。

・決して地上の人間が想像しがちなように実態のない、フワフワとした取り止めのない世界ではないことを知っていただきたい。中には死んだことに気がつかない者がいるほど、地上生活と同じ主観と客観の生活が営まれているのである。

・そのことが、なかなか信じられないのは、実は今生活している地上界を構成している「物質」そのものについての理解ができていないからに過ぎない。最新の物理学が教えるところによれば、我々が、実感があるかに感じている物的環境は、究極的には「波動」で構成されているという、これはもはや常識といってよいほど、知られていることであるが、ではなぜ実態があるのに感じられないのか。

・それは、環境と身体が同じ波動でできあがっていて、五感によって、その存在が認識できる仕組みになっているからである。般若心経にいう「色即是空、空即是色」とは、このことであろう。ただ、認識できる範囲にも限界があり、その範囲外の波動は、認識できないから、幽界や霊界は存在しないのと同じことになる。

<死後の界層>
<四魂説>
・人間の自我の本体が<霊>であることは、すでに述べた。その霊的存在が地球という物質世界で生活を営むための媒体として授かるのが、物的霊体、俗に言う肉体である。これまでの人間科学は、肉体的欲望はもとより、人間の人間たる所以である精神的活動もすべてその肉体、具体的に言えば、脳の機能の反映であるというのが、基本的概念であった。それが、スピリチュアリズムによって、完全に覆され、肉体以外に三つの媒体があって霊がそれらを駆使して生活している。脳はそのネットワークに過ぎないことが判明した。

・ 四魂説というのがそれであるが、論理的な帰結として、肉体の活動の場として、物質界が存在するように、眼に見えない他の三つの身体にもそれぞれの活動の場があるはずだということになる。そして、それを明解に解いた霊界通信が入手されている。


<●●インターネット情報から●●>

『ブルーアイランド』
エステル・ステッド  ハート出版  1992/11



<ブルーアイランドの建物>
・霊界というと、非現実的で夢のような世界を想像なさるに違いありません。が、そうではなく、みなさんが外国に行くのとまったく同じなのです。地上と同じように実体があるのです。おまけに、比較にならないくらい興味のつきない世界です。
  やがて私たちは大きなドームのような建物の前に来ました。中を覗いてみると、ここも素敵なブルーで彩られていました。地上で見かける建物と変わらないのですが、その美しさが違うのです。

・そこにしばらく滞在して、それから軽い食事を取りました。私が地上でよく食べていたものに似ている感じがしました。ただし、肉類は見当たりませんでした。
 奇異に思えたのは、食事は必ずしも取る必要がないように思えたことです。目の前に置いてあるのですが、どうやらそれは必要性からではなくて、地上の習慣の名残にすぎなかったようです。

・父の説明によれば、あの建物は一種の休養施設で、地上からの新来者がよく集まるところだそうです。地上界の生活条件に近いものがいろいろと揃っていて、外観も地上の建物に似ているので、よく使用されるということです。同じ目的をもった建物は他にもたくさんあります。別の用途を兼ね備えたものもあります。

・それらの外観は一つ一つ異なり、似たものはありません。要するに“大きなビル”と考えればよろしい。博物館や美術館、あるいは巨大なホテルを想像されてもよろしい。だいたいそんなものに近いと思ってください。おとぎ話に出てくる夢のような宮殿を想像してはいけません。きわめて地上的で、変わったところは一つもありません。

・このブルーアイランドにはそうした建物が実にたくさんあるのです。というのも、この世界の第1の目的は、地上を去ってやってくる者が地上の縁者との別離を悲しんだり、無念に思ったり、後悔したりする気持ちを鎮めることにあり、当分の間は本人が一番やりたいと思うこと、気晴らしになることを、存分にやらせることになっているのです。

・元気づけるために、あらゆる種類のアトラクションが用意されています。地上時代に好きだったことなら何でも――精神的なものでも身体的なものでも――死後も引き続いて楽しむことができます。目的はただ一つ――精神的視野を一定のレベルまで高めるためです。
  書物を通じての勉強、音楽の実習、各種のスポーツ、‥‥何でもできます。乗馬もできますし、海で泳ぐこともできます。狩りのような生命を奪うスポーツは別として、どんなスポーツ競技でも楽しむことができるのです。もっとも、こちらでは地上で言う“殺す”ということは不可能です。狩りと同じようなことをしようと思えばできないことはありませんが、この場合は“死”は単なる“みせかけ”にすぎないことになります。

・そうした建物は新来者の好みの多様性に応じて用意されているわけです。こちらでは疲労するということがありませんから、思う存分それぞれに楽しむことができます。が、やがてそればっかりの生活に不満を抱き始めます。そして、他に何かを求め始めます。興味が少しずつ薄らいでいくのです。
  それと違って、たとえば音楽に打ち込んだ人生を送った者は、こちらへ来てからその才能が飛躍的に伸びて、ますます興味が深まります。その理由は、音楽というのは本来霊界のものだからです。ブルーアイランドに設置されている音楽施設で学べば、才能も知識も、地上では信じられないほど伸びます。

・さらには“本の虫”もいます。地上では失われてしまっている記録が、こちらでは何でも存在します。それがみな手に入るのです。ビジネスひとすじに生きた者にも、その才能を生かす場が用意されています。
  これには理由があります。こちらへ来たばかりの者は、多かれ少なかれ悲しみや無念の情を抱いております。それが時として魂の障害となって進歩を遅らせます。そこで、とりあえず悲しみや無念の情が消えるまで、当人がやりたいと思うことが何でも好きなだけやれるようにとの、神の配慮があるのです。それが実は進歩への地固めなのです。
  が、純粋に地上界に属する趣味は、やがて衰え始めます。一種の反動であり、それがゆっくり進行します。こちらでも物事は段階的に進行し、決して魔法のように一気に変化することはありません。
・その反動が出始めると、興味が次第に精神的なものへと移っていきます。もともと精神的なものに興味を抱いていた人は、引き続きその興味を維持し、拡大し、能力が飛躍的に伸びます。地上的な性格の趣味しか持たなかった人にも、いずれは変化の時期が訪れます。
  このように、ブルーアイランドにいる間は、多かれ少なかれ地上生活との関連性が残っています。最初は、ただ面白いこと、愉快なことによって自分を忘れているだけですが、やがて霊的向上のための純化作用が始まります。



『天国への手紙』
江原啓之  集英社    2007/3/20



<「たましい」の行方>
<臨終〜舞台の幕が降りるとき>
・臨終のとき、すなわち死に臨む最期のときに、意識がはっきりしていて「さようなら」が言えるケースはほとんどないでしょう。亡くなり方にもよりますが、少し昏睡状態になってから、ということが多いと思います。
 前述しましたが、人間の肉体には、幽体と霊体というスピリチュアルなエネルギー体が重なっています。幽体は精神であり、霊体は私たちの本質である魂です。
・臨終の昏睡状態のときは、肉体から幽体と霊体が少しずつ離れつつある状態です。たましいが、ふるさとである「あの世」へと帰り始めているのです。
 ですから、意識が半ばもろうとしながらも、「さっき、死んだお母さんが会いに来たよ」などとつぶやくようになるのです。

・臨終のときには、ふるさとからお迎えが必ず来ます。すでにあちらの世界に帰っていった愛する人、よく知っている人が迎えに来てくれるのです。
 私たちが現世を生きている間、見守ってくれたガーディアン・スピリット(守護霊)は姿をあらわしません。その姿に私たちはなじみがないので、わからないからです。あちらの世界へ順応しやすくするには、誰が行けばもっとも効果的かと考えて、私たちのよく知っている懐かしい人が迎えに来てくれるようになっています。
 昏睡状態になることも、知っている人が迎えに来てくれることも、すべて旅立ちをスム―ズにするためです。死というひとつの喚問をラクに通過させる方法について、あちらの世界では、実によく考えてくれているのです。

<スピリチュアル・ワールドの階層図>
・ここで、スピリチュアル・ワールドの階層について、かんたんに説明しておきましょう。
 私たちが生きている現世は、「現界」です。人が亡くなると、先ほど述べたように、たましいは「幽現界」へ行きます。ここは、現界と重なり合うように存在するスピリチュアルな世界です。
 たましいは幽現界にしばらくとどまり、自分の死を受け入れて、現世への執着を断ちます。これができないと、未浄化霊としていつまでもここにいることになります。

・自分の死を受け入れて、執着を断ったたましいが次に行くのは「幽界」です。
 ここはとても広く、さまざまな階層(ステージ)に分かれています。この世にとてもよく似た下層部から、天国のように美しい上層部(サマーランド)までを含みます。
 幽界のどの階層に行くかは、生きている間のたましいのレベルによって違います。
 たとえば、人を妬んで悪口を言ったり、足を引っ張ったりするのが日常茶飯だった人は、同じような人ばかりが集まる下層部に行きます。
 そこには、仏教で「地獄にある」といわれているような針山や血の池などはありません。
けれど、低いレベルのたましいばかりが集まっているので、まさしく「地獄」といえるでしょう。その周辺はどんよりと曇っています。

・反対に、人のために尽くし、霊格の向上に努めてきた人は、明るく美しい上層部に行きます。いわゆる「サマーランド」と呼ばれる、とてもさわやかなところです。
 そこを抜けると、「霊界」に行きます。ここが、私たちのガーディアン・スピリット(守護霊)などの高級霊がいる世界であり、たましいのふるさとなのです。

・その上には、神の領域である「神界」が広がります。
 私たちは、なかなか神界へは行けません。そこまで霊格を向上させられる人はほとんどいないのです。多くのたましいは、霊界で自分を見つめ直し、再びたましいの修行を求めて現世へと再生をくり返します。
「現界→幽現界→幽界→霊界→神界」と高まっていくスピリチュアル・ワールドの階層を、頭に入れておいてください。

<幽現界〜現世に最後の別れを告げるところ>
・ラストシーンを終えて舞台袖に戻った役者は、しばらく客席の反応を見つめます。芝居が終わったことを確認するのです。
 それと同様に、亡くなった人は「幽現界」にしばらくとどまり、現世に別れを告げます。自分のお通夜やお葬式を見たりして、死へのイニシエーション(通過儀礼)を行うのです。

・そこではっきり自分の死を自覚し、縁のあったいろいろな人に「お別れ」を告げに行きます。
 自分と絆のある人が亡くなったとき、フッと「虫の知らせ」が来ることがあるでしょう。なんとなくその人のことを思い出したり、ラップ音(物理現象としての音ではなく、スピリチュアルな現象による音)が鳴ることもあります。それは、亡くなった人からのお別れのメッセージなのです。

・仏教では「四十九日」という区切りをつけますが、だいたいそれぐらいの期間、たましいは幽現界にとどまります。
 とどまる期間は人それぞれです。とどまらずさっさと幽界に行く人は、ほとんどいません。必ず何か気になることがあるからです。たとえば、会社の机の整理から、相続財産の行方、飼っている猫のエサの時間、口座引き落としの日の銀行残高など、些細なことにいたるまで心配ごとや執着はたくさんあるのです。
 自分がもう死んだということを自覚して、現世への執着や未練が断ち切れないと、次なる「幽界」へは行けません。すると、幽現界にとどまったまま、未浄化霊となって「さまよう」ことになります。

・自分の死を受け入れて、執着や未練を断ったたましいは、幽現界にあまり長くとどまらず、次のステージである幽界へと進むことができるのです。

<幽界〜心象風景がそのままあらわれるところ>
・「幽現界」を抜け出たたましいの多くは、まず「幽界」の下層部あたりに行きます。
 前述しましたが、幽界はさまざまな階層(ステージ)に分かれていきます。最下層部には地獄のように暗くてどんよりとした世界があり、上層部はサマーランドと呼ばれる天国のように明るくのどかな世界が広がっているのです。

・地獄といっても、閻魔大王がいるわけではありません。底意地が悪く、ケチで、自己顕示欲の強い人たちばかりが集まっているのです。俗世中の俗世といえるでしょう。ある意味で現世よりも俗世です。現世にも「闇の世界」は存在しますが、表面化はしていません。
現世の闇の部分がすべて表面化しているのが、幽界の下層部だと考えてください。

・反対に、サマーランドは、人が理想として思い描く天国に近いといえるでしょう。心の美しい人たちばかりがのんびりと集う、光に満ち溢れた世界です。
 二つの中間にも、さまざまなステージがあります。そのなかのどのステージに行くかは、生きていたときのその人の心の在り方によって決まります。生きていたときの心の状態とまったく同じところに平行移動するのです。

<「浄化」のシステム>
・幽界の最上部に行っても、まだ真っ白ではありません。完全に浄化してはいないのです。
 幽界の最上部まで進んだたましいは、あらたな気づきを経て、「霊界」に進みます。
そこで今度は幽体を脱ぎ捨て、霊体だけになるのです。これは「第二の死」と呼ばれます。

・あるとき突然、意識改革されるように感じるときがあるでしょう。それは、思念の連鎖がもたらす改革なのです。
 つまり、現世に生きる私たちと、亡くなって幽界に行った人々のたましいは、互いに切磋琢磨しているのです。

<霊界〜「グループ・ソウル」への帰還>
・たましいの在り方が、小我から大我へ移っていくのです。

 小我とは、自分の幸せや快楽だけを考える、身勝手で小さな心。大我とは、自分以外の人や全世界の幸せを願う大きな心です。

 たしかに最上層部(サマーランド)に行くと幸せです。なぜ幸せかというと、自分も周囲も大我に目覚めているからです。

<再生〜再びたましいの旅へ>
・大我に目覚めたたましいは、グループ・ソウルに溶けこみ、そのなかから再び新たな経験と感動を求めて、現界に再生します。

・守護霊とは、現界を生きるたましいを常に見守り続ける高級霊のことをいいますが、再生を果たした自分と、それを見守る守護霊は、同じグループ・ソウルの一員です。ですから、守護霊は、二人羽織のように、自分が現界で生きているかのような気持ちで、たましいの旅路を見守っているわけです。
 守護霊は高級霊ではありますが、それは霊界にいるからで、実は現界に再生してきた私たちと同じ人格です。

・グループ・ソウルの一滴として現界に再び生まれ出て、守護霊に見守られながら、自分自身の本質をさらけ出し、さまざまな経験と感動を積んでいく。それによって、霊格を向上させていく。これが私たちのたましいが現世へと再生をくり返す目的なのです。
 このようにして、私たちは長い時間をかけ、何度も再生をくり返します。現世における死は、たましいの終わりを告げるものでは決してありません。たましいは、永遠なのです。



『あの世の存在に活かされる生き方』
パット・クビス&マーク・メイシー   徳間書店   1999/7



<新しい世界で生きるということ>
・霊たちのほとんどは、自分たちがこの新しい場所に「渡ってきた」ことを理解しているのですが、ここにどうやってたどり着いたのかを思い出せる者はいませんでした。
「この新しい場所」とは、地球が所属する太陽系にはないマルドゥクという星のことです。この惑星はひとつの太陽の周りを公転していて、そのほかにさらに二つの太陽に照らされています。ここは決して真っ暗になることはありません。マルドゥクの円周は約12万7000キロメートルで、ここには地球の月よりも大きな月があります。エターナティ川という名の、最深1万7000キロメートル、いちばん広いところで幅3700キロメートルになる大河が惑星全体をぐるりと囲んで流れていて、この川のほとりには600憶もの人々が暮らしています。

・この星の風景は絶えず変遷しているわけではなく、なかにはまったく変わらないものもあります。また、街があり、学校や大学もあります。
 今日、アストラル界についてのこのような描写は珍しいものではなく、多くの人々が臨死体験や体外離脱を経験し、そのときのようすを個人的に家族や親しい友人に話したり、あるいは記事や本、講義などで公に発表しています。

<低次のアストラル界 地獄や煉獄という概念のもととなった世界>
・低次のアストラル界は暗く、陰惨な世界です。一部の人々は死後、自分が持つ低振動の思考や行動によってこの世界に引き寄せられます。この領域は物理的世界の近くに存在し、混沌としています。霊界には時間も、空間も、引力もなく、この低次の世界に陥った存在たちは、混沌とした状態のなかで生きることになります。そしてときには、地球の時間で言えば数年から数世紀もの間、この困惑に満ちた現実のなかで暮らすのです。なかには自分が死んだことに気づいていない者さえいます。

・アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信ができ、心の弱い人たちが悪い行いをするようにささやくのです。その人たちはそれぞれが自分自身の思考だと思い込んでしまいます。たとえば、死んだアルコール中毒患者、麻薬常用者、殺人者、またその他の凶悪犯罪人の霊は、地球上の自分と似たような性質を持った人間や意志の弱い人間に引き寄せられ、かつて自分たちが働いてきた悪事へと誘い込もうとします。このような否定的な心的存在たちは、とりついた人間の否定的な思考や態度、行動を煽り立てます。

<アストラル界中層>
・私たちのほとんどが地球での教育―私たちの人格や忍耐力を向上させるための試練を与えてくれる学校―の後のリハビリテーションを行うための快適な領域です。
 タイムストリームや他のITC研究者グループから地球に送られてくるメッセージや画像はすべて、このアストラル界中層からのものです。彼らは、地球上のものに似たコンサートホール、博物館、病院、学校、家などについて描写しています。そしてその周りには、木や花、山々、野原、河川などの自然があり、このような景色は地球のものと似ていますが、ただただ息をのむほどに美しいということです。

 第三界とは、わたしたちがさらに高次の世界に進むか、それとも経験を積むために再び地球に生まれ変わるかを決めるまで過ごす、一時的な場所です。

<さらに高次のアストラル界>
・さらに高次のアストラル界は、キリスト教徒が「天国」、スピリチュアリストが「常夏の国」と呼んでいる素晴らしい場所です。他界におけるITC実験の研究仲間の多くはこの高次の世界に暮らしていて、ITC(トランスコミュニケーション)の活動に参加するために自分の振動数を下げて第三界に「降りて」くるのです。

・心因界は、世俗的な欲望や葛藤とは無縁の神聖な霊感の領域です。ここにいる存在たちはテレパシーを使ってメッセージを送り、地球上の多くの芸術家や発明家にひらめきを与えています。心因界の振動を持つ「光の存在」たちは、インスピレーションや手引きを与えてITCのプロジェクトを援助しています。

<天国と地獄>
・ほとんどの人によって天国だと考えられている世界は、アストラル界高層にあります。神秘家や霊能者はこの世界を「常夏の国」と呼んでいます。

 この常夏の国では、人々は私たちと同じように暮らし、その姿は若かったころのように見えます。ここには素晴らしい大学やデザインセンター、きれいな花や植物が茂る美しい風景があり、まさに天国を思わせる鳥たち、犬猫などの動物のほかに、こちら側の世界には見られない種類の動物たちがいます。またこの世には存在しない色がたくさんあり、初めてこのアストラル世界を訪れた人たちはそのまばゆさに目がくらんでしまうほどです。

・医者であり、リッチモンド全科診療専門学校の前学長だったジョージ・リッチ−博士は、1943年にアストラル界を訪ねる経験をしました。リッチーは巨大な半球形の建物に案内され、そこで存在たちが何かの製造作業をしているところを見ましたが、当時はそれが何かわかりませんでした。それがわかったのは十数年後で、ライフ誌に掲載された米国第2の原子力潜水艦の写真が、何年も前に彼が見た、アストラル界の存在たちが造っていたのと同じものだったのです。

・他界から通信してくる者たちは、多くのアイデアはまずアストラル界で生まれ、それが現世の発明家に与えられると告げています。発明家が研究開発に一心不乱に取り組んでいるとき、彼らはしばしば自分にテレパシーを送ってくる目に見えない仲間とともに作業をしていることが多いのです。発明家の多くは、まるで見えない何者かが自分の傍らにいるようだと言っています。

 多くの発明家たちが、貴重な情報を夢のなかで受け取ったという経験を語っています。他界の科学者たちにとって、人間が夢を見ている間というのは通信にもってこいの時間なのです。

・わたし(パット・クビス)はカリフォルニア州のコスタ・メサにあるオレンジコースト大学で教授として23年間教えていましたが、実はアストラル界の大学でも教壇に立っていたのです。わたしは自分をよく知る友人に向かってときおり、「こんなに疲れているわけよね。一日中ここのキャンパスで働いて、それからアストラル界でもやっているんだから」と冗談を言ったものでした。興味深いことは、アストラル界の大学のキャンパスは、あらゆる点においてコスタ・メサの大学と同じくらい「現実的」であったことです。ただ、アストラル界のキャンパスの構内と建物は地上のものとはまったく異なっていて、オレンジコーストよりもずっと大きなものでした。

・地球と常夏の国のいちばん大きなちがいは、常夏の国に住む人々は互いに異なった文化背景を持っているにもかかわらず、みんなが平和と調和のなかで暮らしているということです。実際、この平和と調和に対する理解が、インドの神秘主義者たちが「デイヴァシャウン」と呼んだ第四界、つまりアストラル界高層に進むための必要条件となっているのです。

・魂がアストラル界を離れて心因界に進む準備ができると、アストラル体に死が訪れ、進歩をふり返るための休息期間に入ります。しかしながら前にも書いたように、魂は別の選択肢として、再び地上に生まれて物理的世界でさらに経験を積むこともできます。



『河童・天狗・神かくし』
(松谷みよ子)(立風書房)1985



<山の神などによる神隠し>
・ある時、この部落の小さい女の子がふっとかき消すようにいなくなった。部落総出で探してみても、いっこうに手がかりはない。幾日かたって、また、ふっと現われた。その現われ方がまた不思議なことだった。この部落のはずれの薬師堂の梁の上に、その女の子はちょこんと坐っていたんだ。村の衆は、あれは薬師様にさらわれたんじゃっていった。  (長野県)

・岩手県和賀郡和賀町横川目。私が15歳の頃(昭和10年前後)の事件である。大雨で村の中央を流れている尻平が氾濫した。その日、私の部落の幼児(5,6歳)が見えなくなったという騒ぎが出た。消防団も出たりして、部落総出で探しまわったが、夜中になってもわかりませんでした。きっと川に落ちて流されたに違いないというので、川下を探しまわった。ところが、朝になってその幼児が川向うの山の中で無事で発見された。これはどう考えても不思議な話でした。その川には、丸木橋一本かかっているだけで、当日の大雨の氾濫で大人でも渡ることができない状態でした。

・長野県上伊那郡。浦の新三郎猟師といえば、山の神様となれ親しんだ逸話の持ち主として知られています。明治の初年のこと、新三郎は金子勢五郎猟師と連れだって仙丈岳へ猟に出かけましたが、二人は途中の小屋で単独行動をとることにきめ、別れ別れになりました。それから1週間、新三郎猟師は、杳として消息を絶ってしまいました。村人に依頼して山中を捜索してもらいましたところ、勢五郎と別れた小屋に戻っているところを発見されました。新三郎の話では、小屋を出てしばらく行くと、立派な婦人が現われて手招きするのに出会いました。誘われるままについて行くと、苺などの実る場所へ連れて行かれ、たらふくごちそうになりました。こんなわけで、山にいる間は、ついぞ空腹を感じなかったという話でした。村人はその女性を山神であるとみていますが、山神男性説をとるこの地方にも、こうした観方のあることはおもしろいことです。

出典:松山義雄著『山国の神と人』(未来社)

・和歌山県西むろ郡上三栖。紀州西むろ郡上三栖の米作という人は、神に隠されて二昼夜してから還って来たが、其間に神に連れられ空中を飛行し、諸処の山谷を経廻って居たと語った。食物はどうしたかと問うと、握り飯や餅菓子などたべた。まだ袂に残っていると謂うので、出させて見るに皆紫の葉であった。今から90年ほど前の事である。又同じ郡岩田の万蔵という者も、三日目に宮の山の笹原の中で寝て居るのを発見したが、甚だしく酒臭かった。神に連れられて、摂津の西ノ宮に行き、盆の13日の晩、多勢の集まって酒を飲む席にまじって飲んだと謂った。是は六十何年前のことで、共に宇井可道翁の璞屋随筆の中に載せられてあるという。

・昭和二十年頃の話。私の家の近くの男の子(小六年)が昼間、にわとりをいじめたから神かくしにあって大騒ぎとなりました。井戸のそばにしゃがんでいたそうなのに、家人にはその姿が見えず、子供には家人の姿が見えるけど声が出なかったそうです。二昼夜、その状態だったそうですから神かくしに違いないと、父母が言っていました。(青森県)


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(3)

2018/04/02 23:49


『天国の住民が教えてくれること』
ポール・ミーク  新紀元社  2005/1



<霊界には7つの界層がある>
・霊界には7つの主要な階層があり、各々はさらにいくつかの階層に分れていて、お互いに重なり合ったり、複雑に混じり合っている。そのほかに、人が死によって肉体を捨てアストラル体になった時、霊界に適応するまで休息するための階層もある。

<第一の界層>、最下層では波動は極度に低く、私たちが普通考えるような生命と言うようなものは、存在しない。邪悪の思考が渦巻く、光の届かない世界。地獄のようなという形容が当てはまるだろう。

<第二の界層>、この世で他者を苦しめ続けた人間は、この界層に行く。向上するには、多くの転生を繰り返す必要がある。それにはこの世の年月で数千年もかかることがある(だが、どんな魂にも進化のチャンスがあることを忘れないでほしい)。

<第三の界層>、第三と第四の界層は、この世を鏡に映し出したような所だ。私達の大部分が死後そこに住むことになるだろう。そこには、山、川、谷、海もあり、私達がこの世で美しいと思ったものは何でもある。

物欲で生きた人たちは、大体において、第三の界層に行く。この世で頑張って働き、人生を楽しんだ。他者に危害を加えたわけではないが、他者のために特別いいことをしたわけでもない。つまり、平均的な人たちだ。また、他者のことは考慮せず、少し自己中心的だった人や、霊的なことなど考える余裕さえなく、お金やものを所有することしか頭になかった人もそこに住む。自分たちの上に高い階層があることを気づこうともせず、自分の枠の中しか知らない。周囲も似たような考えの人たちばかりだ。だが、多くの魂がこの界層内で進化を遂げる。中には、一つ上の界層に昇るものもいるが、一般的には、この世への転生の計画を立て、実行することを目下の目標とする。

<第四の界層>は、第三の界層よりも美しく明るい。ここにいる人は、霊的にさらに進歩している。学びや進歩を自ら求める。この界層の中ほどにいる人は自分の限度に気づいているので、高い界層から降りてきた霊たちは彼らのために喜んで手を貸す。

<第五の界層>は、まさしく楽園と呼ぶにふさわしいところだ。何もかもが、美しく光り輝いている。完璧さを目指して努力した人や、霊的に高度に進化した心優しい人もここに住む。美術や芸術など、霊感を使って技を極めた人たちもこの界層にいるが、彼らは自分たちの仲間と一緒にいる。
幼児や赤ん坊は、ここで天使に相当する霊たちが、面倒を見る。この霊界の住民は、自ら波動を低い波動に調整することによって、下の界層にいる家族や友達を訪問できる。

この界層の上のほうには指導霊や教師の役割のある霊が住み、第六の界層から降りてきた師から教えを受ける。霊的に極めて進化した人も死後そこへ行くが、普通、そこに達した人は、もうこの世に生まれ変らない。彼らはそこで学び、教える目的で下の界層を訪れたり、霊的に向上したいと願うこの世の人たちを指導したり、助けたりする。地球の年月で、千年かそれ以上、そこで過ごす者もいる。

そして、この界層で、最上部で次の界層に昇る準備ができたものは、二度目の死を体験する。単に横になり心地よい眠りに入るのだ。非常に繊細で明るく輝いていたアストラル体をそこに脱ぎ捨てる。

<第六の界層>で、彼らは、自らを愛する。そのとき、彼らは、エーテル体と呼ばれる。私達の目にはまぶしい光でたとえようもないほど美しく明るい姿になっている。この界層にいるものは、天使のような存在で、その高貴な美しさをどう形容したらよいかわからない。

<第七の界層>は、神そのものである。そこには個々もなく、神の意識と完全に一体となる。霊がそこに到達するのに、どれだけ時間がかかるのか私には見当もつかない。

<4階建ての家>
・人は4階建ての家に住んでいるようなものだと私はよく思っている。しかし、大勢の人が地下室で暮らし、自分たちの上により明るくて暖かで素敵な部屋が4階もあることに気づいていない。
 この人々にとっては上の4階は存在していないのである。存在を知っている者がいても、閉まっているので入れない。彼らは階段をまだ見つけ出していないのである。地下室と1階の両方に満足して住んでいる人もいる。人生を送るうちに、上のほうからもれている小さな光を見つけるかもしれない。
 一旦霊的に目覚めさえしたら、ドアは開かれ、錠ははずされる。ドアは再び閉められるかもしれないが、鍵がかかることはないのだ。ということは、そっと押せばいつでも開くのである。

・あなたの家の鍵、全部の階の鍵は、あなたの中にある。外の世界に見つかるのではない。内面の世界に入って初めて自分の真実の霊的本質がわかるのだ。自分の家の階上にある部屋のドアを開けて、光を入れることによって、私たちは本当の意味で光の中で生きることができるのである。



『人生に無駄はない』 私のスピリチュアル・ライフ
江原啓之   新潮社     2008/2/27



<20周年の節目>
・私はごくごく普通の人間なのです。しかし、2000年を境に私が世間から注目されるようになって以来、残念ながら私自身の霊的能力ばかりがクローズアップされてしまっているように思います。

・「たましいのふるさとから、この現世に旅に来て、そしてやがて迎える死も。ふるさとへの里帰りに過ぎない。そして人生の名所とは経験と感動である」と、そう一貫してお話ししてきたのです。

・ですから、生きとし生ける誰もが、この目的のために生まれてきたのであって、特別な人など存在しあにのです。また逆をいえば、すべての人が、より高い人格を目指す特別な人とも言えるかもしれません。

・私はこれまでの人生の中で一度だけ、未熟ながら自らの守護霊に助言を求めたことがありました。
「この苦境を乗り越えるために、道を示してください」と。
しかし、返事は「それではぬしの人生ではなくなる」というひとことでした。

・このような経緯の中で私が目覚めたことは、人間は霊的世界の操り人形ではないということ。そして、人生と言う旅のなかで、その名所である経験と感動を味わい尽くして有意義に生きることが大切であるということです。
 このような「生きることの真理」こそ霊的真理であり、スピリチュアリズムであるのです。

<人にもまれて育ちました>
<「愚者の道」を歩み来て>
・私のこれまでの人生をふり返ると、それはひとことで言って「愚者の道」でした。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。

賢者は先人たちが踏んだ道から人生の真理を悟ることができる。しかし愚者にはそれができず、自分自身が身をもって一つひとつ経験し、そこで得る感動をもとに学ぶという方法でしか人生の真理に到達しえない。そういった意味の言葉です。

<十代で世間の風にさらされる>
<人生を教えてくれた下町>
<恩師に恵まれ続けて>
・人生はなにごとも努力で切り開いていくものですが、私の人生のなかで、これだけは自分の努力の成果だけではなさそうだな、と思うことがあります。それは、つねにいい先生に恵まれてきたということです。

・しかし私が訪ねた霊能力者たちの多くはいかがわしい人ばかりでした。どの人も十分やそこらの面会時間で「先祖供養が足りない」などと当たり障りのないことを言っては高額のお金を要求するだけ。
 お金も尽きかけて、この人で最期かというタイミングで、T先生という現在の私の活動の基礎を作ってくれた恩師に出会えたことはほんとうに幸いでした。

・T先生に出会えなければ、いまの私はいないと断言できます。その後出会ったS先生もすばらしい霊能力者で、その後イギリスへスピリチュアリズムを学びに行ったのも、ふたりの先生の勧めでした。ふたりは異口同音に、「これからの霊能力者は拝み屋で終わってはいけない。アカデミックに心霊の世界を人々に説けるよう、スピリチュアリズムをしっかりと学びなさい」と強く勧めてくれたのです。

<出会う人の幅は自分自身の幅>
・人との出会いはつねに「波長の法則」の結果であり、みずからの波長が引きよせています。たとえば現在あなたをとりまく人たちは、どの人もあなた自身の映し鏡で、あなたとまったく波長の同じ人たちなのです。

・すべての事象には「光」と「闇」があります。光があれば必ず闇があります。闇の暗さを知るからこそ光のありがたさがわかります。数々のすばらしい先生たちとの出会いは、孤独という闇のなかに輝く光のようでした。

<経験と感動がすべて>
・本書では、私自身の人生を例にしながら、「人生に無駄はない」ことをくり返しお伝えしていきたいと思います。あなたは読みながら、あなた自身のこれまでの人生にもひとつも無駄はなかったと気づくでしょう。
 そして今後の人生に対しても「自分の学びにとって無駄なことはなにひとつ起きないはず」と確信できるかもしれません。そうなればきっと、なにがあっても受けいれていけるでしょう。それは、つまり「大人のたましい」への成長が約束されたようなものだからです。

<これからが本番です>
<後進を育てたい>
・これから本腰を入れていきたい仕事のひとつに、まずスピリチュアル・カウンセラーやスピリチュアル・ヒーラーの養成があります。つまり「後進の育成」ということで、これに関してはすでに少しづつ始めています。
 私の究極の理想は「霊能力者撲滅」であると、何度も書いてきました。スピリチュアル・カウンセリングやスピリチュアル・ヒーリングなどなくても、一人ひとりが霊的真理に目覚め、その「人生の地図」にしたがって自立して生きていければ一番いいのです。しかし現実は、この理想からはほど遠いでしょう。

<スピリチュアリズムを福祉に生かしたい>
・ふたつめに私が目指しているのは、福祉の世界です。福祉の世界、とりわけ「ターミナルケア」。「緩和ケア」といった分野にスピリチュアリズムを生かす道を作りたいと思っています。
 ターミナルケアは終末医療とも言い、回復の見込みのない末期の患者さんたちに施す、肉体的、精神的苦痛の緩和を目的とした医療のことです。

・具体的には、まず患者さんたちに、霊的視点からの「デス・エデュケーション(死の準備教育)」をしたいのです。死は怖いことでもないし無に帰すことでもない、懐かしいふるさとへの里帰りだということを知って安堵していただきたいのです。そして最後の一日、最後の一秒までいのちを輝かせて生きてほしい。

<内観こそ人生>
・「この世のすべては偶然ではなく必然」と私はよく言いますが、それは人の運命は定められているという意味ではなく、「因・縁・果」といういわゆる因果律をさすもの。今生または過去世をも含めて、自分自身が何かしらの種を蒔いた結果として、現在の状況があるのです。つまり、自分自身がいかなる種を蒔いたのか、その原因を過去にさかのぼって顧みるのです。

・大切なのは、何かのせいにすることではなく、自分自身の未熟さを反省する裁量に置き換え、自分自身をより成長させるための、たましいの肥やしにすることなのです。
 そのこと自体が、悪しき種を刈り取り、よき種を蒔くことにもなるのです。
 そして、大切なのは「絶対にポジティブに受け取ること」です。なぜならば、この世に起きるすべてのことはみな意味のあることであり、いたずらに不幸に陥れる出来事はないからです。すべては成長のために起こっているのです。



『江原啓之 本音発言』
江原啓之    講談社    2007/10/19



<スピリチュアル基礎用語>
(あの世)
死後の世界。この世との境にある幽現界を経て、幽界、霊界、神界へ移行する。

(カルマ)
因果律、業ともいう。自分の行動は善いことも悪しきこともいつか自分に返ってくることを意味する。

(グリーフケア)
家族や身近な人を亡くして悲しむ人(遺族)の心の痛みを癒す作業。江原の場合、亡くなった人のメッセージを伝えることによって悲しみを和らげる。

(幸福)
スピリチュアリズムにおける幸福とは、出世や収入などの物質的な成功ではなく、霊的真理によってたましいが浄化され、失う恐怖をなくすことを指す。

(シッティング)
霊能者が霊媒となり、霊的世界とコンタクトを取り、相談者から話を聞く前に一方的に相談者の属性や身の回りのことを言い当てていくこと。

(宿命と運命)
国籍や性別、家族など生涯変えることのできない人生の要素が宿命。それに対し、運命は自分の努力や周囲の協力で変えることのできる要素を指す。

(守護霊)
現世に生きる人間を見守っている霊的存在。

(スピリチュアリズム)
死後の世界や霊の存在を前提とした世界観および思想体系。スピリチュアリズムの真理(霊的真理)に基づいてカウンセリングを行うのがスピリチュアル・カウンセラー。

(大我と小我)
見返りを求めずひたすら他者に与えようとする考え方が大我で、自分のことを最優先する考え方が小我。

(たましい)
すべての人間の中に宿る霊魂のこと。スピリチュアリズムでは肉体はたましいの乗り物にすぎないと考えられる。

(波長)
たましいが生み出す想念のエネルギーを指す。波長には高低があり、偶然ではなく必然だと考えられている。

(物質中心主義的価値観)
すべての判断基準をお金やモノなどの物質に置いてしまう考え方、価値観。霊的価値観の対極にあるもの。時に物質主義的価値観、物質的価値観と省略して使われる。

(未浄化霊)

この世に未練や執着を残しているため、死後もあの世に帰れずにさまよっているたましいのこと。未浄化霊が生きている人間のたましいに撮り憑くことを「憑依」という。

(類魂(グループ・ソウル))
霊的世界におけるたましいの集合体。誰もが類魂の一部であり、類魂の全体の進化向上を目指している。

(霊界通信)
守護霊と交信することにより、メッセージを受け取ること。相談者などにとって、その必要がある場合のみ。メッセージがもたらされる。守護霊のメッセージから得られる教訓を広く「霊訓」と呼ぶ。

<スピリチュアリズム8つの法則>
1.(霊魂の法則)自分が霊的な存在であることを意識して生きること。

2.(階層の法則)肉体の死後、たましいは現世でいかに成長したかによって、それに応じた階層へと向かう。肉体を捨て「幽体」となると、最初は現世と幽界の中間地点である「幽現界」へ向かい、そこから「幽界」へ進み、やがて幽体をも脱ぎ捨て光となって「霊界」へと上昇する。死後の世界は明るい天国のような層から暗い地獄のような層まで幾重にも分かれており、現世での成長に応じて移行する層が変わる。

3.(波長の法則)一言で言えば「類は友を呼ぶ」、波長の高いたましいはポジティブな出会いを引き寄せ、波長の低いたましいはネガティブな出会いを引き寄せる。みずからの魂を向上させることで波長を高めれば、志の高い仲間と出会うことができる。逆に魂の錬磨を怠ると、周囲にやる気のない人間が集まってしまう。

4.(守護の法則)自分を見守ってくれる守護霊の存在を信じて生きること。依存してはいけないが、守護霊はどんなに苦しい試練の中にある時も、大きな愛で見守ってくれている。守護霊は役割によって4つに分けられる。生前から死後まで見守る中心的存在の「主護霊」、職業や才能を指導する「指導霊」、数年先までをコーディネイトする「支配霊」、これらを手伝う「補助霊」がいる。

5.(類魂の法則)どのたましいも、帰るべき故郷として類魂(グループ・ソウル)を持っている。類魂をコップの水にたとえるなら、それぞれのたましいは一滴の水。現世での修行を終えたたましいは霊界に戻り、グループ・ソウルに混じり合う。すべての経験が類魂全体の叡智となり、それぞれのたましいが純化することでコップ全体の透明度を上げることを目指している。

6.(因果の法則)自分のまいた種は、自分で刈り取らなければならない。自分の行動は必ず自分に返ってくる。自分がネガティブな想念を持っていれば、やがてネガティブな結果がもたらされる。自分が誰かを嫌うと、相手もまた自分を嫌うという現象はこのため、逆に、人に親切にすればいつか自分に返ってくるという「正のカルマ」もある。

1.(運命の法則)運命とは変えられないものではなく、自分の力で作り上げていくもの、たましいを磨く努力によって人生を切り拓くことができる。一方、国籍や性別など自分の力では変えられないのが宿命、ケーキにたとえるなら、宿命がスポンジで運命がクリーム。スポンジの特性に合わせてクリームでデコレーションするように、どんな宿命であろうと、自分の努力で運命を拓けば人生を輝かせることができる。

2.(幸福の法則)これまで挙げた7つの法則は欠けることなく実践すれば、霊的真理によって幸せを得ることができる。お金や出世などの物質主義的な成功を求めるのではなく、試練を克服しながら愛を学び、たましいを向上させることにより、「失う恐怖」から自由になることができる。それこそが、スピリチュアリズムにおける真の幸せを意味する。



『続 スピリチュアリズム入門』
高級霊訓が明かす霊的心理のエッセンス&霊的成長の道
  (心の道場)



<宇宙人の存在とその様子>
<異次元の物質世界>
・高級霊の霊界通信は、宇宙に関する驚くような事実を明らかにしています。それは同じ物質世界でありながら、物質の状態が異なる別の物質世界(宇宙)があるということです。目に見える宇宙と目に見えない宇宙が存在している、次元の異なるさまざまな宇宙が重複して存在している、という宇宙像を描いています。

・こうした霊界通信が明らかにしている異次元の物質世界は幽界(最下層の霊的世界)と似ているように思われますが、そこは霊的世界ではありません。どこまでも物質次元に属する世界なのです。そうした異次元の物質世界が天体を取り囲むようにして存在し、そこに地球人とは肉体の次元を異にする人間(宇宙人)が住んでいると言うのです。

・太陽系のそれぞれの惑星にもこうした異次元の物質世界が展開していて、人間的存在(惑星人)が住んでいると霊界通信では述べています。そして、異次元木星には地球よりずっと進化した人間が存在し、異次元火星には最も進化の遅れた人間が存在しているということです。私たちの地球は、火星に次いで二番目に進化の遅れた惑星であると言われます。

・無数の異次元宇宙(そのどれもが物質次元の世界であって霊的世界ではない)があって、それらが重層して存在していると考えられます。

・異次元木星や異次元火星などを中心とした異次元宇宙が存在しているということです。その異次元惑星は私たちの地球人からは認識できません。

・宇宙人の進化の階段は第1レベルから第10レベルまであり、地球は第1レベルで、現在地球は、第2レベルへと上昇進化しているところだから、将来の地球人は、その潜在意識の心の力の10分の2を活用できるようになります。それは、DNAをもう1条活性化することが必要です。



『スピリチュアリズム入門』
スピリチュアリズムが明かす霊現象のメカニズム&素晴らしい死後の世界         (心の道場)



<シルバー・バーチ霊の語る霊界の美しさ>
・「あなた方は、まだ霊の世界の喜びを知りません。肉体の牢獄から解放され、痛みも苦しみもない、行きたいと思えば、どこへでも行ける。考えたことがすぐに形をもって眼前に現れる、追及したいことにいくらでも専念できる。お金の心配がない、こうした世界は地上の生活の中には譬えるものが見当たらないのです。
 その楽しさは、あなた方には分かっていただけません、肉体に閉じ込められた者には、美しさの本当の姿を見ることができません、霊の世界の光、色、景色、木々、小鳥、小川、渓流、山、花、こうしたものがいかに美しいか、あなた方は、ご存じない。

・すでに死んで霊界にいる者の方が、生命の実相についてはるかに多くを知っています。住民の心には真の生きる喜びがみなぎり、適材適所の仕事に忙しく携わり、奉仕の精神にあふれ、互いに己の足らざるところを補い合い、充実感と生命力と喜びと輝きに満ちた世界です。

・ここは光と色彩にあふれ、芸術の花咲く世界です。この世界に来て芸術家は、地上で求めていた夢をことごとく実現させることができます。

・金銭の心配がありません。生存競争というものがないのです。弱者がいじめられることもありません。霊界の強者とは、弱者に救いの手を差し伸べる力がある、という意味だからです。失業などというものもありません。スラムもありません。利己主義もありません。宗派も経典もありません。あるのは神の摂理だけです。それがすべてです。

 地上のいかなる天才画家といえども霊の世界の美しさの一端なりとも地上の絵の具では表現できないでしょう。いかなる音楽の天才といえども、天上の音楽の旋律の一節たりとも表現できないでしょう。いかなる名文家といえども、天上の美を地上の言語で書き表すことはできないでしょう。

・あなた方は、地上の大自然の美を見て感嘆されますが、その美しさも霊の世界の美しさに比べれば、至ってお粗末な色あせた摸作程度でしかありません。地上の誰ひとり見たことのないような花があり色彩があります。小鳥もいれば植物もあり、小川もあり山もありますが、どれ一つとして地上のそれとは比較にならないほど、きれいです。そのうちあなた方も、その美しさをじっくりと味わえる日がきます。その時、あなた方は、霊になっているわけですが、その霊になった時こそ、真の意味で生きているのです」



『賤民の異神と芸能』
谷川健一  河出書房新社  2009/6/9



〈宿神と魔多羅神>
・秦河勝を祀るといわれている大酒(大避)神社は広隆寺の守護神の役割をもっており、実は地主神にほかならなかった。地主神は敬意を払われないときは、障礙神として妨碍するおそろしい神であった。この場合秦河勝は宿神であり、大避神社の地主神としての魔多羅神と一体化した「大荒神」であったと考えることができる。シュク神は在来の土地の神として荒神の側面を備えている。荒神は外来の悪霊の侵入を防ぐと共に、自分の占める土地を主張し、自分を共敬しないものに対しは敵対者、すなわち障礙神としてふるまう。魔多羅神は芸能神としてしての宿神であり、また荒神としての宿神であったと思われるのである。

<魔多羅神  障礙と祝福の地主神>
<魔多羅神の微笑>
・上方には北斗七星が描かれている。魔多羅神が猿楽の鼓打ちに似た格好をし、二童子も笹と茗荷を持って舞うことは、魔多羅神が芸能神であったことを推測させるに足る。

<魔多羅神の神秘>
・魔多羅神の正体は明らかではない。本田安次は『神楽』の中で出雲の鰐淵寺について「天台の寺であるだけに、常行堂に魔多羅神をまつっているが、その信仰は今も固く、常行堂は常の日も、調査団から希望が出ても、扉を開けることもしない。魔多羅神の名を口にのぼすことさえも恐れられていたようである」と云っている。このように魔多羅神が恐れられるのは、それが障礙神の一面をもつからである。障礙というのは、人に幸福を与えるのではなく、障りや災いをもたらす神ということである。

<障礙神から福神へ>
・比叡山の魔多羅神と同類とされる大黒天もダキニ天も人の精気を奪って死にいたらしめる「奪精鬼」とされている。とはいえ、これらの神は障礙神としての否定的な機能を発揮することがあっても、その神通力のゆえに、転じて福神に変るという道筋をたどる。この不思議な逆転の役まわりを演ずるのは、魔多羅神も同様である。障礙神のもつ負のエネルギーを利用して、修業を妨げる天魔や天狗などを除去する立場に転換する。つまり、魔多羅神は、自分に不敬があれば、人間の往生を障礙する神であるが、一方では往生を引導するという両面をもつ神である。

・これまでの一般的な見解と異なる魔多羅神の本質がここには語られているが、折口の論点をいくつかを抽出してみる。

一 魔陀(多)羅神は、土地の精霊であり、地主神である。
二 土地の精霊は最初は人びとに反抗するが、やがて祝福するような姿勢に変わる。
三 太秦の広隆寺で、魔陀(多)羅神は土地の先住者であった。それが牛祭のときは、寺の仏を祝福しにやってくる。
四 大和猿楽でも、翁が春日の大宮、若宮へ祝福しにやってくる。翁はあとでは位の高い神という印象を受ける伝説を作りあげているが、それは変化した形であり、翁ももとは地主神とか土地の精霊にほかならなかった。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(2)

2018/04/02 23:48

『現役鉄道員“幽霊”報告書』
幽霊が出る駅、路線……教えます!
氷川正   学研    2014/8/19

<鉄道にまつわる怪談で、幽霊が出る原因というのはほぼ人身事故と考えていいだろう。>
・私が鉄道業界に入ってから数十年が経過した。
 数多の職業があるなかで、私が身を置くこの業界は、意外に死に近い業界である。死体に接する職業といえば、葬儀関係者、医療関係者、警察、消防が思い当たるだろうが、その次あたりに鉄道員がランクインするのではないだろうか。
 本書では、現職の鉄道員という立場から、あまり一般には馴染みのない奇妙な出来事や、実際に私が体験した不思議な事件、事故を中心に、鉄道業界のタブーといわれる部分にも触れながら、鉄道業界のミステリアスな世界をお伝えしたいと思う。
<「人身だ!すぐホームへ行って目撃者を取ってこい!>
・鉄道側にとって人身事故でいちばん重要なことは目撃者の確保である。
 これは、運転士に過失がないことを証明しなければならないためで、複数人確保するのが望ましい。事故後、早めに対応しておかないと現場は野次馬で溢れて目撃者探しもままならなくなくなるからだ。そして事故を目撃した人は、ショックのあまり現場を早々に立ち去ってしまうことも多い。
・人身事故の処理は、事件性がなく自殺と断定されれば、およそ1時間前後ですべての処理が終わる。
 車輪に挟まれ、レスキュー隊の手を借りなければ救出できない場合や、事件性がある場合だと、とても1時間では片づかない。
 現場の遺体は、ほぼパーツが揃っていればよく、肉片をすべて回収する必要はない。
 というのも、レールとの摩擦で“挫滅”してしまい、見つからないパーツが必ずあるからだ。
<S駅で起きた2つの未解決事件>
・現在私が車掌として往復している路線で言えば、最近改装されてきれいになったO駅の上りホームが、私の身構えるポイントのひとつである。
 グーッとカーブを描くホームの中ほどに“何か”がいて、いつも私を睨みつけてくる。それはそのものズバリの霊的な存在とはやや異なる。
もちろん人ではないのだが、O駅は昔から人身事故多発駅として知られており、悪意そのもののような、奇妙な“何か”と事故との因果関係は無視できないと私は考えている。
・2件の殺人事件が起きた場所にもまた異様な空気が漂っている。
 私の場合は車掌業務で必ずその場所を通らねばならず、そこを通るときはいつも“何か“の射すくめるような視線に必死に耐えている。
 私にとってこれらの場所は、いつも緊張を強いられる場所なのである。
<姿見の中の自殺者>
・Hはなぜか姿見から目を離すことができず、鏡の中の男性が動き出したのを食い入るように見ていた。
すると男性は躊躇することなくホームから飛び降りたのである。
{あっ!}
ここでようやくHは我に返り、背後を振り返った。
しかし、線路に落ちたはずの男性はどこにも見当たらない。
姿見でもう一度落ちた場所を確認し、目を皿のようにして線路上を探したが、どこにも人の姿がない。
・自殺を予見した姿見は、駅員たちの間で話題となったが、その後はHをはじめ、誰も自殺者が映るという現象を見ることができなかった。
 そのうち、噂を気味悪がった駅員の苦情から姿見は撤去され、今も倉庫で埃をかぶっている。
<踏切に現れる“女子大生の霊”>
・このS駅からT駅側に向かって2つ目の踏切は、管内でも有名な“心霊スポット”として知られている。
 事故が多い踏切ではあるが、決まって現れるのは“女子大生の霊”である。
“彼女”は、始発前の点検中の駅員や通りかかる運転士によって目撃されており、その頻度もかなり高い。もちろん誰でも見えるというわけではなく、見えない人にはまったく見えていないようだ。“彼女”が現れる理由ははっきりしている。
それは20年以上前に起きた人身事故が関係している――。
・女性の姿はそれから何度も目撃され、一時はお祓いも検討されたが、結局うやむやになって今に至っている。
 現在はほとんど話題にも上がらなくなっているが、それは女性の霊がいなくなったからではない。
 現在も“彼女”の姿は目撃され続けている。
<“自殺の名所”の踏切で起きた不可解な自殺>
・東京近県にあるK駅の近くには、いわゆる“自殺の名所”といわれる踏切がある。
何の変哲もない踏切で、大きな公園が近くにあるため、やや暗い雰囲気
だが、昼夜分かたず人身事故が後を絶たない。
 駅からは歩いて十数分とけっして近くはないのに、まったく縁もゆかりもない場所からこの踏切を死地に選ぶ人もいる。
 いったいなぜ、ここが選ばれるのか。まったく見当もつかない。
・ちなみにSが夫婦の霊を目撃した宿泊室は、現在はリネン室となっている。この1件以降、頻繁に霊現象が続いたためである。
<「Sトンネル」に出現する“Yばばぁ”>
・東京近県の山間部にあるS峠は、関東夜臼の心霊スポットとして知られている。
元々この道は江戸と幕府直轄領だったC地区を結ぶ由緒ある街道で、C地区の霊場を訪れる多くの参詣者が歩いた道である。
・そしてご多聞に漏れず、このトンネルにもオカルト話が伝わっている。それが運転士の間でも有名な幽霊、通称“Yばばぁ”である。
 なぜトンネルの名前のSではないのかはわからない。
ちなみにYというのはトンネルの下り出口がある場所の地名である。
前出のSトンネルに現れる四つん這いで走る女に似ているかもしれない。
夜、Sトンネルを走っていると突然運転席の窓をコンコンコンとノックする音が聞こえる。
 窓の外を見ると白髪の老婆が併走しており、運転席を心配そうな目つきで一瞥したかと思うとすぐに消えてしまうという。
 現在でも少なくとも年に一度は“Yばばぁ”が目撃されている。
そして目撃した運転士はそれから数週間のうちに、必ず人身事故に巻き込まれる。
<「車掌室に子どもが乗っていた」>
・開業して間もない新たな地下鉄A路線では、低学年の小学生と思しき男の子が頻繁に目撃されたことがある。
実際に見たというのは乗客からの情報で、駅員のなかには誰も見た者はいないのだが、毎日数件の目撃情報が届けられていた。その多くは、ターミナル駅のI駅から前後数駅の区間に集中しており、ほとんどが「車掌室に子供が乗っていた」という内容のものだった。
 この路線は下り線でI駅手前からワンマンになるため、車掌は不在となる。その不在のはずの車掌室に、子供が乗っていたというのである。
・この謎の子供は、開業から1週間の間に多くの目撃例が相次いだが、そのうちパタリと止んでしまい、今ではまったく聞かれなくなった。
 はたして車掌室に乗っていた子供はいったい何者だったのか……?
<寂しく佇む女子高生の霊>
・東京郊外のH駅には車両基地があり、その近くにある小さな踏切は小高い丘の上にある女子高の通学路になっている。ある雨の朝、通学途中の女子高生が基地に戻る電車に接触し、車輪に巻き込まれて即死した。
 ヘッドホンで音楽を聴いていたため、電車が来ているのに気づかなかったのである。
 それからというもの、雨の朝になると、決まって女子高生の幽霊が踏切脇に立つようになった。運転士の多くが目撃していたが、近くには山菜採りで山に入っていく近隣住民も多く、その姿を幽霊ではなく人だと思っていた運転士もいたため、その数を含めるとかなりの目撃例となった。
<死んだ友人からのメッセージ>
・しかし友人は興味深い話もしてくれる。
 たとえば死後の世界とは思っている世界とは違い、自殺や不慮の事故、不摂生など自己責任の病気で死んだ人は、天命の年齢になるまで現世に留まっていなくてはならないという。死後の世界のしくみは、死者同士の情報交換から得られたものらしく、死者が集う場所は現世の接点としていくつかある。
 それが現世でいう“心霊スポット”なのだ。彼ら死者は、生前行ったことがある場所であればどこへでも行けるという。
 もちろん壁も通り抜けられ、空も飛べる。その世界は案外楽しそうなもののように思えた。

『現代幽霊論』  妖怪・幽霊・地縛霊
 大島清昭     岩田書店   2007/10

<幽霊と妖怪>
・一方、「幽霊」と「妖怪」を区別する立場としては、柳田國男、諏訪春雄が挙げられる。
 日本民俗学の創始者である柳田國男は、最初に「幽霊」と「妖怪」を区別した人物である。昭和十一年に公表された「妖怪談義」で、柳田は「オバケ」と「幽霊」を明確に区別する指標を述べた。前もって知っておかなければならないが、柳田は「オバケ」「化物」「妖怪」という言葉を同じ意味で使用している。従って、ここでの「オバケ」は民俗学では「妖怪」という意味で捉えられている。
・柳田は「誰にも気のつく様なかなり明瞭な差別が、オバケと幽霊の間には有ったのである」として、@出現場所の相違、A対象となる相手の相違、B出現する時刻の相違、という三つの違いを提示する。@は「オバケ」が「出現する場所が大抵は決まって居た」のに対して、「幽霊」は「百里逃げても居ても追掛けられる」という。Aは「オバケ」は「相手を選ば」ないのに対して、「幽霊」は「たゞこれぞと思ふ者にだけに思ひを知らせようとする」と述べ、Bは「オバケ」が黄昏時に出現するのに対して、「幽霊」は丑三つ時に出現すると定義した。
・柳田の目的は「妖怪」を研究することで「信仰の推移を窺ひ知る」という、所謂信仰零落説の立場を取るものであった。実際、昭和二六年の民俗学研究所が編纂した『民俗学辞典』には、「妖怪」の定義として「多くが信仰が失われ、零落した神々のすがたである」と記されている。
 諏訪春雄は、柳田の定義に対して反証を提示した後、独自の「幽霊」と「妖怪」の定義を展開する。諏訪は「妖怪」も「幽霊」も「広い意味でのカミ(精霊)といえる」とし、「しかも正統に祀られていないカミである」という立場を取っている。
<幽霊と分身>
・「分身」と聞くと、私などは忍者かバルタン星人を想起してしまう。所謂「分身の術」である。しかし、ここで論じるところの分身は、「分身の術」のような特定の手法によって自らのコピーを創造することではない。一般的によく知られている言葉を使用すれば、「ドッペルゲンガー」という言葉もまた、それぞれの論者によって指示領域が異なるものである。「分身」や「ドッペルゲンガー」に深く関わる学問分野は、文字と精神医学が挙げられる。従って、文学では「ジャンル」の問題として、精神医学では病気の症状として、それぞれ指示領域を持っていることになる。殊に文学では、論者やアンソロジーの編者によってその集合の範囲は違ったものになっている。
・例えば、『書物の王国11 分身』(国書刊行会、1999年)は「分身」というテーマに沿って古今東西の小説や詩などとを収録している。ここで「分身」という射程には、自己像幻視、鏡と影、双子、二重人格、内なる他者、などが収められている。
<憑霊>
・憑霊(或いは、憑依)は、容易に定義できるような概念ではなく、民俗学や人類学、宗教学において様々な論者によって議論がなされている。しかし、ここではそのすべてを追うことはできないし、また、幽霊という本書の主題とも大幅にズレてしまうので、簡潔に触れておきたい。
 佐々木宏幹は「憑霊とは、霊的存在または力が人間その他に入り込み、あるいは外側から影響して、当事者その他に聖なる変化を生じさせると信じられている現象である」と述べている。
<場所に固定化した幽霊>
・「@屍体が存在する(した)場所に、幽霊は固定化する」といった場合、当然ながらその幽霊が固定している場所とは墓地や火葬場などが筆頭に挙げられる。そう考えると、これに該当するような事例は、極めてオーソドックスな幽霊と考えられる。
・大阪府貝塚市水間。昨年(1984年)お店でアベックのお客さんに聞いた話。夜、水間(観音さんや今東光さんで有名なお寺)の戦没者のお墓のそばに車をとめていると、ヘルメット(鉄かぶとのことか)をかぶって兵隊のかっこうをしている人が、スーッととんでいるみたいに歩いているのが見えた。他にも見た人が、よくいるという事だ。
・「学校の怪談」では、⒜に該当する事例として学校の建設される以前に、その場所が処刑場であったという事例を示したが、同様の事例は学校だけではなく、その他の建造物にも存在している。ここではその一例としてNHK放送センターに出現する幽霊を挙げておこう。
 渋谷のNHK放送センターに軍人の幽霊が出るというのは、有名な話。体験者は昔から、数えきれないくらいいますね。
・ここは陸軍の練兵場の跡地で、あの「2・26事件」の青年将校たちが処刑された場所なんです。昔、「幽霊が出た」という場所の頻度と、処刑された場所の関係を調べた人がいて、101スタジオという一番古いスタジオのあるあたりがどうもそうらしいと見当がつきました。
・NHK横にある2・26事件慰霊塔には、兵士たち(複数)が靴音を鳴らしながら歩いている音が聞こえるらしい。
また、その近くにある小学校の校庭にもその兵士たちが現れるとか・・・。
・この事例では2・26事件で処刑された兵士たちが幽霊として出現しているが、幽霊となるのは日本人の兵士だけではない。次の事例は処刑場ではないが、米軍の兵士が幽霊となって出現するものである。
・Iデパートの建っている所は、昔、米軍の病院があった所だったため、今でも閉店後には洋服の間から米軍兵(幽霊)が出てくる。
・ホテルや旅館、或いはアパートの一室において、そこで亡くなった人間の幽霊が出現する事例は枚挙に暇がない。また、病院において亡くなった患者の幽霊が長期的に出現する場合も、ここに当て嵌るだろう。

『FBI超能力捜査官マクモニーグル』    「遠隔透視」部隊の現実
  (並木伸一郎・宇佐和通) (学研)       2007/2

<幽霊のハンス>
・幽霊もよく見る。亡くなった妻の母も会いにきた。陸軍時代、ドイツでも幽霊を見た。長旅を終えて新しい宿舎に着いた夜のことだ。洗濯をしようと地下に行ったが、どの部屋が洗濯室なのか分からずうろうろしていると、年老いたドイツの男性と出くわした。ドイツ人だと分かったのは、民族衣装を着ていたからだ。
・彼に『洗濯室はどこです』かと尋ねると『ああ、こっちだよ。ついて来なさい』といわれ、『ここだよ』と、部屋まで案内してもらった。私は、礼を言って洗濯を始めたが、目をあげると、彼の姿はもうなかった。
・私は、ドアと彼の間に立っていたから、彼が出て行くのに気付かないはずはない。不思議に思って、あちこち探したが見当たらなかった。
・同僚たちの部屋に向かう途中で、ふと当り前のことを思い出した。そこは情報関係の建物で、ドイツ人が出入りできるわけがないのだ。部屋に入って、『あのドイツ人は誰だ?』と聞くと『ああ、それは幽霊のハンスだよ』と、あっさりいわれた。部隊では有名な幽霊だったようだ。悪さをしないが、頻繁に姿を見せるという。
・現れたり消えたりしながら、アメリカ兵とのコミュニケーションを楽しむらしいのだ。その建物に取り付いているのだろう。ドアを開け閉めすることや、あるいは皆がいる部屋に入ってきたり、ポーカーをしているテーブルの脇でじっとしていることもあった。兵士の一人が怒って灰皿を投げつけたら、灰皿はハンスの体を通り抜けて壁に当たった。

太田千寿が解き明かす『霊界と天上界の大真実』
人類はサタンに騙されている  「消された記憶を取り戻せ!」
太田千寿  徳間書店     1996/8

<三島由紀夫氏が私のところに来た理由>
・亡くなった三島由紀夫氏が私のところに来たての状況は以前に詳しく書きました。しかし、三島氏がどういう理由で、地上に交信をしてくるようになったのか。さらには、どうして三島氏が地球を救うようになったのかはあまり触れていませんでした。私が知らされていたのは、次の三点です。
1、死んだ直後、指導霊に連れられて富士の裾野に行ったということ。
2、そこには生前「盾の会」のメンバーと何度も体験入隊した自衛隊がある場所だということ。
3、三島氏が生まれる前に、18回転生しているが、彼らは、いずれも富士山の裾野にいたということです。
・――私三島由紀夫は、死んで間もなく富士のホールにいた。巨大なホールであった。あたりは――面真っ暗闇、私の前に『私』と名乗る男女が18人現れたのである。(『空間を超えて道を行く神』)
・では、いったいなぜ三島氏が地球を救うのでしょうか。6年ほど前、三島氏から霊界に行くようになった背景が送られてきて、はっきりしました。なんと、驚くべきことに、そのメッセージによると、三島氏は死の直後、宇宙船に乗せられたというのです。そして、とんでもない出来事に遭遇したのでした。
<地獄からの生還>
・――UFOの中はすべてがガラス張りであった。鏡に映った自分の姿を見て、私は唖然と立ち尽くしていた。あれほど望んでいた背高のっぽになっていたのである。自分でもほれぼれするほどの男前、ギリシャ的な風貌。神が私の望んだとおりにしてくれた。何という奇跡だ。夢にまで見たこの姿。
・赤いボタンがいくつもある映像システムが何カ所も設置されている。『L』と記されているボタンを人差し指で押して見た。すると映像システムが一斉に動き出して、生前の私がはっきりと画像に映しだされている。
・そのとき、神々しき声がした。
『そなたは、この宇宙船で4年間、孤独に耐えるのだ。地獄に落ちたそなたの影は、20年かかって、地獄を制するであろう。もうすぐそなたの同胞が下界からやって来る。引田天功と田宮次郎だ。彼らがやって来たら三人で力を合わせて、この宇宙安寧のために働くがよい。そなたの心は私が全て見てきた。死に急ぎをしたな。しかし、そなたの死が無駄にならない日が必ず訪れる。それを信じて突き進むのだ。この宇宙船は、そなたのためにシリウスで作成したものである。天功と田宮が来たら、三人よく話し合いをして、月の空洞にある宇宙基地に移動するのだ。基地内には歴史上の人物がリーダーを求めて右往左往している。そなたはこの4年間で彼らのトップリーダーになれるよう、一時も無駄にしてはならない。時にはこうしてそなたに交信する。さらばだ』
神の声はこうして消えて行った。
・三島氏が自刃したのは昭和45(1970)年11月25日のことです。私がこのメッセージを受け取ったのは、平成2(1990)年ですから、ちょうど20年目のことです。
まさに清算期間の20年が終わった直後のことです。
<二つに引き裂かれた三島由紀夫氏>
・なんということだ。私が、『生前の私』と『宇宙人としての私』として分離されてしまったのだ。一人は記憶を持ったままの私であり、もうひとりは記憶を失ってしまった私なのである。記憶のある生前の私は、地獄の20年を過ごすことになり、そしてもう一人の私は、宇宙船に乗って旅立ったのである。
<白髭白髪の老人の出現>
・ところで皆様もすでにお気づきのことと思いますが、ここに出て来た「白髭白髪の老人」こそ、サタンのことです。「人間の記憶」を消すために奔走するサタンだったのです。

『「超常現象」を本気で科学する』
石川幹人 新潮社     2014/5/16

<幽霊体験の背後には通常、「霊魂説」が控えています>
・本書は「幽霊はいる」とか「超能力は存在する」などと超常現象を肯定するためのものでもなければ、その逆でもありません。そうではなく、超常現象について、今現在、「実際に何がどこまで分かっているか」、「何がどのように謎なのか」を皆さんに紹介しながら、「いかに未解明の現象に取り組んでいくべきか」という「科学的思考」を身につけていただくことを第一にしたいと思っています。
本書は、あくまで本気の科学の本です。
・幽霊体験の背後には通常、「霊魂説」が控えています。人間の肉体には霊魂が宿り、死後に霊魂だけが肉体から離れて霊界へ行くが、この世に生きる私たちも、肉体から離れて浮遊している霊魂と、ときに何らかの交流や交信ができる、という説です。
・もとより実証されているわけではありませんから、霊魂説とは科学的にはまさに仮説にすぎないわけですが、体脱体験や臨死体験、霊視や憑依などの現象が、この霊魂説を支えるとされます。しかし、そうした諸現象を人間の通常の心理的・生理的現象がもたらした錯覚であるとする仮説も有力で、もちろん、霊魂説は決定的ではありません。
<心霊研究から超心理学へ>
・さて、では超常現象が科学の世界でどのように研究されているかというと、じつは古典型的な幽霊体験より、現在はいわゆる「超能力」へと注目すべき研究テーマが移っています。超能力とは、透視やテレパシーといった未知の能力の総称ですが、超能力と幽霊体験には、かなり共通するところがあります。幽霊体験の多くは、一種の超能力による事象として説明できますし、逆の説明もまた可能だからです。
 歴史的にも、19世紀末から幽霊体験を究明する「心霊研究」と呼ばれたものがありましたが、これが20世紀に入って厳密な科学的手法に則った研究に改められ、超能力研究へと展開し、「超心理学」と呼ばれる研究分野になったという経緯があります。
<幽霊と宇宙人は同じ?>
・ユングの超心理学への貢献は、シンクロニシティにとどまらない大きなものがあります。いわゆるUFOの目撃事例と、幽霊目撃事例の共通点を分析し、それらは心理的に同様の根源をもった超常的体験であるとその晩年に指摘したのです。UFOに乗った宇宙人などは幽霊とはまったく違うものという感じがするかもしれませんが、両方とも異世界から来た者という共通性があるのです。それにもし目撃者にキリスト教などの特定の宗教的背景があれば、幽霊との遭遇は悪魔に会うことに匹敵するので、「幽霊を目撃した」と主張するよりも、「空飛ぶ円盤を目撃した」「宇宙人に会った」と主張する方がまだ無難だということになるのです。ときには、金星人や地底人なども登場しますが、これは目撃者の無意識があたかもSF作家のように創作的に働いた結果でしょう。
・この指摘は、今日あらためて注目される状況に来ています。というのは、欧米では「宇宙人に誘拐」され、気がつくと宇宙船の中で手足を固定されて寝かされ、身体検査や手術を受けたという訴えが数多くあるからです。お気づきのように、これは、日本における「地縛霊のしわざによる金縛り状況」と同類の構図です。宗教的に地縛霊を持ちだせない場合には。似た効果の別の「実体」がつくられるのだと言えます。
・日本でも、超能力者を自称する人々には、「宇宙人に会った」と主張する人が多数います。超能力だけでも信じてもらえないのに、さらに宇宙人にまで言及するのは控えた方がよいと私は思うのですが、かなりありありとした体験らしく、本人たちはまじめに主張します。私が懇意にしているある霊能者も、幽霊だけでなくUFOや宇宙人をよく見ると言いす。そして、幽霊が過去の情報に関連するとすれば、宇宙人は未来の情報に関連しているという感触を述べています。これこそ、時間を超えたESP(超感覚的知覚)現象がこうした体験の背後にひかえていることを暗示しているのではないか、と私は思います。
・ユングの深層心理学によると、無意識の知恵を意識に伝える「老賢人」という象徴的な存在があるとされます。個々人の内的世界では、老賢人が幽霊の形をとったり宇宙人の形をとったりして意識を支えているのでしょう。もし、その場面が明晰夢を見るようにありありとしていれば、それがその人にとっての「現実」であってもいいわけです。要はその「現実」に個人として、そして社会として、どれほど意味があるかが重要になるのです。

『天国の住民が教えてくれること』
ポール・ミーク  新紀元社  2005/1



<プロのミディアム(霊媒)>
・私は物心つかないうちから常に霊界とともに生きてきた。プロのミディアム(霊媒)となって、25年以上経つ。霊界のために仕事ができて光栄だと思う一方、私は、この仕事に大きな責任を感じる。

・私の目的は、霊界とのコンタクトによって、愛する人と死別して悲しんでいる人を慰めること、苦境に立つ人を元気づけることだ。

・私は、英国スピリチュアリスト協会のミディアム(霊媒)の試験に合格したのち、ミディアム(霊媒)としてだけではなく、オランダでオペラ歌手として働いた。

・死後の世界である霊界のことや霊的な真理について、霊界とのコンタクトを、実例を挙げながら、分かりやすく説明しようとした。

・イギリスでは、スピリチュアリスト教会が至る所にあります。普通の教会と同じように自由に誰でも参加できます。

・プロのミディアム(霊媒)の本として、ドイツでベストセラー、ロングセラーとなった。

・イギリスだけでなく、アメリカにも大勢の優れたミディアム(霊媒)がいます。そして、もちろん日本にも。

<スピリチュアリスト教会> 死後の生命存在を実証するために、ミディアム(霊媒)が死者たちとコンタクトをとり、メッセージをもらう集会をする教会。

<英国スピリチュアリスト協会(SAGB)>
・SAGBと呼ばれる英国で有名な団体。130年の歴史がある。前身はメアリールボーン・スピリチュアリスト協会という、12人の知識人によってはじめられた。その中にはシャーロック・ホームズの生みの親であるアーサー・コナンドイル卿もいる。ミディアム養成のための様々なクラスもある。

<著者の子供時代に病気の時の死後体験でみた霊界>
<カラフルなインディアンの訪問者>
・何日もの間、私は隔離されて、病院の小さな部屋にいた。毎日、医者たちが回診に来た。

・薬は眠りを誘うものだったに違いない。なぜなら、私は、眠ってばかりのようだったからだ。そして、切れ目なしに夢を見ていたのか、霊視だったのか、今となっては確かではないのだが、各国の子供たちが大勢でベッドのまわりで、踊ったり遊んだりするのを何回も眺めたことを覚えている。他にもたくさんの訪問者があった。その中に何年か前、バイオリンを習えなかった時に慰めてくれた“真っ白な衣装を着た女性”もいた。
ほぼ毎日ある訪問者の中に“カラフルなインディアン”がいた。彼は来ると決まって私を寝かしつけてくれた。眠くならないときには、半分眠っているような夢心地になった。

<霊界には夜がないし、眠る必要がない。>
・ そこには夜のようなものがない。私達は、眠る必要がないのだから、休息や細胞組織の再生を必要とする物質の身体がないのだ。それに、ここ地上にいるとき時は違って、太陽や月に支配されて生きているのではないから、時間に制限されない。

・ 魂の集団全体が霊界で完全に揃うまで待つのである。地上は多くの魂にとって最大の学校であるが、霊界でも魂は学び向上するための無数のチャンスがあるというのだ。

<あなたが人生を選ぶ>
・ もっと高次元の進歩を遂げた魂のことを、私達は、霊的な教師と呼んでいる。霊的な教師は、悟りを開く準備が整い、進歩を熱望する者たちをいつでも助け、指導する用意がある。喜んで未熟な魂たちの手助けをして、さらに道案内してくれるのだ。霊界の生活は大部分の魂にとってこの上もなく心地よいものである。霊的な進歩という点から、そこで多くのことを得ることができる。

・ しかし、霊界であまりに長く過ごさず、この世に転生する例外的なケースもある。この世でのほうがある特殊なレッスンのために都合がいいというケースだ。戦争や災害で魂がこの世でのレッスンを完了しなかったということもある。

・まず、生まれ変わる、つまり転生するのは自分の選択で、私達の自由な意思である。ある期間を霊界で過ごしたあと、私達は、自分の限界に気づき、もっと進化したいと思うようになる。その時、より高い界層からの指導と霊的な教師の手助けによって、この世での新しい人生を計画するのだ。そして、霊界の潮流から押し出され、この世に戻ってくる。

<霊界を思い出すことが重要>
・死と再生の循環にも終わりがある。この世で必要なことをすべて体験し、習得したときに、自由のきかない肉体をまとうことをもはや望まず、霊界にいる状態に満足したとき、その時こそが、霊界のより高い界層を昇るときである。霊界には豊富な知識や知恵を得ることができる界層が数多くある。

<前世は知らないほうがいい>
・ 人の魂は、みな進化と発展の途中であるということを理解して欲しい。私達は、みな過去において生き延びるためにあらゆる手段を使って戦ったのだ。だから、「私達がこの世に生まれる際に過去のあらゆる記憶は、自動的に消去される」という宇宙の法則は、ありがたいものである。体験したことを全部覚えていれば、いたたまれない人もいるだろう。

<輪廻転生>
<人生という舞台>
・新しい人生が地上で始まるとき、私達の魂は、新しい肉体に宿る。新しい脳、初めて抱く感情・・・。新しい身体は、明らかに前世の身体とは何の関係もなく、新しい脳も前世の脳と何の関係もない。生まれる前に霊界で過ごした時の記憶もない。

・ 例外として、前世のぼんやりした記憶や出来事のかすかな部分を思い出す人々もいる。子供の中にはそういった事を話す人もいるが、地上での年月が経過するにつれ、そういう記憶も薄れて、はっきりしなくなる。この情報や記憶力は、魂から来るのでしょう。意識や潜在意識から来るのではない。

<霊界で過ごす時間>
・ 「魂は、次にこの世に生まれるまで霊界でどのくらいの時間を過ごすのか?」は、よくある質問だ。それぞれのケース(それぞれの魂)で違っており、決まった期間というものはない。

・ 私達は、みな「カルマに基づく魂の集団」家族と呼んでもよい集団とつながっていることを改めて理解してほしい。私達は、偶然この世に生まれるわけではなく、魂の成長のために生まれるのだ。

・ 霊界には時間が存在しないという事実から私達が、霊界で実際に次の生まれ変わりまでどれくらい時間があるのかの答えを出すことは、困難だが、一般的には地上の時間で、約150年から200年、霊界で過ごすと言っていいだろう。

・ この世では、日数や季節で、春夏秋冬で時間を数える。しかし、霊界にあるのは光のみ、多くのスピリチュアリストが、霊界をサマーランド(常夏の地)と呼ぶのはこの事実による。


記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚(1)

2018/04/02 23:46


『夢と幽霊の書』
アンドール・ラング 作品社  2017/8/22



<あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚>
・現代の学説によれば、あらゆる「幽霊」は「幻覚」すなわち偽の知覚であり、実際にそこにはないものを認識する現象である。
 知覚(偽物であれ本物であれ)にまつわる心理的、生理的仕組みを論ずるところまでは必要ないだろう。あらゆる「幻覚」は「そこに本物の物体があるかのような正真正銘の実感である。「こちらのほうがはるかに起こる頻度は高いようだ。そしてこのような幻覚は、どんな学説をもってしても、くわしく理解するのが難しい」と、ハーバード大学教授のウィリアム・ジェームズ氏は述べる。「それらはきわめて鮮やかな幻覚である場合が多く、しかもその多くが事実と符合する――すなわち実際に起こった事故や死と一致する――ということが、話をさらにややこしくする」。幽霊は、万が一見たとすれば、間違いなくたいへんあざやかな幻覚で、まるで本物の人間が生身の身体で、しかもたいていは服をまとって現れたかのような印象を与える。だが実際には服をまとった生身のその人は、そこにはいない。つまり今のところすべての幽霊は幻覚であり、そのことは船乗り風の言い回しを使えば「賭けてもいい」ほどで、科学のさまたげにも、宗教や常識のさまたげにもならない。それが幽霊に対する今日の考え方だ。

・そして現代の科学は、心身が健康な人にもときおり幻覚が生じることを認め、したがって幻影の存在も認めている。幻影とは、ここでは、心身ともに健康な人が見るまぼろしのことだ。ただ、そういったまぼろしが、それを見た当人以外の精神的な要因――すなわち第3者(生死を問わず)の心の動きによって引き起こされたものではないかという問いを投げかけると、話がややこしくなる。それは正統派の心理学が立ち入ろうとせず、どのような証拠が供されても手を触れない領域である。

・本書は、決して有力な証拠の集大成を気取るつもりはなく、単なる実話の集成に過ぎない。

・具体的には(1)アイスランドの幽霊譚には、素朴で劇的な物語として独特の文学的な力がある。(2)ウェスリー家に取りついた幽霊や、バッキンガム公暗殺の危険を警告した幽霊、リトルトン卿に死期を告げた幽霊、ティローン卿の幽霊、パーシバル首相暗殺の予知夢を見たウィリアム氏の話などは、どれも比較的よく知られているものだろう。しかしそれらのもととなる史料は、これまで冷静な史的批評精神にのっとった精査を受けていない。その精査のために、ごく初期の原稿や書物同士の比較考量が有効である。(3)幽霊話にも、幻覚であれ、妄想であれ、あるいはいたずらであれ、とにかくもととなる事実がある。それらは最低でも「人間の記録」だ。面白味のない現代の語りのなかでは抑制されてしまうそうした事実(いたずらや、幻覚や、その他もろもろ)を受け入れれば、批判的精神の薄かったわれわれの祖先が、それらを核にして壮大な伝奇物語をつむぎあげたことが見て取れる。実際、悪魔憑き(精神病やてんかんとは別物)の物語は、二重人格の症状が核になっていると論じる人もいる。二重人格の患者は、性格も、考え方も、癖も、そして声までもが変わってしまう。昔、このような症状を前にしたら、患者のなかに見知らぬ何者か――すなわち「悪魔」―—が入りこんだと考えるのが、最もわかりやすい対処法だったことだろう。

・またいわゆる「幽霊屋敷」で起こるもろもろの現象(もとがいたずらか、幻覚か、その両方かを問わず)も、たちまちふくらんで、アイスランドのグレティルとグラームの伝説や、おぞましい魔女裁判のような事象を生んだに違いない。死んだ人が本人の家に現れるという単純な幻覚にも、やはり説明が求められる。そんなとき、あれは死者の魂がなんらかの目的を果たすために煉獄や墓から抜け出してきたものだという伝説を作りあげれば、簡単に説明がつく。われわれの時代、幽霊話は数あれど目的を果たしにきた幽霊の伝説がいたって少ないのには、何か理由があるはずだ。おそらく神話を創造する力が衰えてきたことがその原因だろう。

<夢>
・夢では時間や空間が無視されるので、離ればなれになった恋人たちも、夢のなかでなら幸せでいられる。だから記憶にあることないことが奇妙に入り乱れる夢のなかで、われわれは過去のできごとを見たり(わたしは夢でカローデンの戦いにも、トロイアの包囲戦にも身を置いたことがある)、遠く離れた場所に行ったり、いない人を目にしたり、死者と会話したり、時には未来のことまで(偶然にもと言っておこうか)言い当てたりする。
 この最後の部分以外は、夢を見る人なら誰でも体験したことがあるだろう。また、催眠状態にある人が、催眠術師の言葉によって、ふつうの夢と同じような、だがいっそう生々しい疑似体験をすることも確かめられている。たとえば、水をワインだと思いこみ、それを飲んで酔っぱらうこともある。
 さて幽霊体験というのは、目覚めているとき、あるいは目覚めていると思われるときに、夜ごとの夢と同じようなものを見ることだ。目覚めている人、あるいは目覚めていると思われる人が、今、近くにいない生者の姿を見れば「生き霊を見た」ことになり、死者の姿を見れば「幽霊を見た」ことになる。ただし、聖アウグスティヌスも言うように、幻覚となって登場した遠くの人や死者は、その幻覚のことなど知るよしもなく、またその幻覚を引き起こしたりもしていないのかもしれない。それはちょうどわれわれが夢で見なれている遠くの人や死者が、夢のことなど知るよしもないのと同じことだ。さらに、ふたり以上の覚醒した人が、同じ「幽霊」を同時に、あるいは続けざまに見たとされる比較的珍しい事例も、よく似たケースが夢に存在する。すなわち、ふたり以上の人が同時に同じ夢を見た例があるのだ。

<マーク・トゥエインの話>
・マークが家の外で葉巻を吸っていると、見知らぬ男がこちらへ向かって歩いてきた。と、つぎの瞬間、男は姿を消してしまった!前々から幽霊を見たいと思っていたマークが、このことを書き留めようと思って家のなかへ駆けこむと、玄関ホールの椅子に、くだんの男が腰かけているではないか。何か用事があってやってきたらしい。マークに仕える黒人の使用人は、ふだん玄関のベルが鳴ると「そのうちあきらめて帰るだろう」という調子で延々と客を待たせるのが常だった。ところがこの日マークは、客が通りすぎたところも見なかったから、いきなり自分の目の前から消えたことがまったく解せなかった。考えられる説明はただひとつ、自分でも気づかぬうちに眠ってしまったということぐらいだ。消失は、出現と同じくらい謎めいていて、消失のほうがずっと珍しい。

・このように、ごく短い時間眠ってしまったときに幻覚を見る――すなわち身のまわりのことを知覚していて、自分では目覚めていると思いながら眠ってしまったときに幻覚を見ることがあるという考え方は、幽霊の説明として18世紀によく使われた。ブルーアム卿やリトルトン卿をはじめとして、幽霊や幻覚を見た教養人は、みなそういう理由づけを用いた。ところが幽霊として現れた人物とその人の死が重なると、教養人たちは、夢はかぎりなくあるのだから、そのうちのいくつかが偶然に現実と符合してもふしぎではないと、理屈に合わない主張を始める。どうも彼らは大切なことを頭から閉め出そうとしていたようだ。睡眠時の夢はありふれたもので数かぎりなく事例があるが、覚醒時に夢を見る例はきわめてまれで、たとえばブルーアム卿の場合も、それが生涯ただ一度の体験だったのだ。だから偶然の一致が起こる機会は、非常にかぎられている。

・夢がいい話の種になるのは、夢で見たものが過去現在未来のまだ知られていない事実と符合し、それを十分に描き出しているときにかぎる。たとえば、メアリー・スチュアートの秘書リッツィオの殺害事件をありありと夢に見たとしよう。この事件は、歴史や芸術を通じて誰もがよく知っている事柄だから、それを夢に見たとしても驚く人はいないだろう。しかしメアリー・スチュアートの生涯のうち記録に残されていない場面を夢に見、夢を書き留めたあとでその正しさを証明する文書が始めて発見されたとしたら、それは驚くべき夢として語り草になるはずだ。あるいは簡単に推測したり知ったりできないような事柄を夢に見て、その夢が(事実を知らされる前に夢を記録しておかねばならないが)あとから来た知らせと一致する場合もあるだろう。さらには、あるできごとを夢に見てそれを記録したところ、あとから同じことが起こるという場合もあるかもしれない。いずれのケースでも、時間が延びたり縮んだりするというふつうの夢のふしぎさに、未知のできごとが実際に起こるという要素が加わっている。

<古い証券>
・ある女性が、夢で窓辺にすわり、晩秋の夕日が沈むのをながめていた。そのとき玄関でノックの音が聞こえ、やがて紳士と婦人が部屋に通されてきた。紳士は19世紀初頭のような古めかしい黄褐色のスーツを着ている。実際それはナポレオン戦争で、フランスにおいてイギリス人捕虜になっていたことのある年老いた叔父だった。いっしょに来た婦人はとても美しく、スペイン風のマンティラと呼ばれるベールをかぶっている。ふたりは珍しい細工をほどこした鋼鉄製の箱を持っていた。会話が始まる前に、夢のなかのメイドが婦人のおみやげのチョコレートを持って入ってくるとふたりは姿を消したが、メイドが退出するとまたテーブルのそばに現れた。見ると鋼鉄の箱がひらいており、老紳士がなかから黄ばんだ紙を取り出した。色あせたインクで何か文字が書かれている。老紳士は、これはわたしが持っていた証券の記録だ、と話し出した。1800年代の初頭に彼はフランスにいて、隣の美しい婦人と婚約したのだという。
「今、証券は、金庫に入れてある」と紳士は言った。「ほれ、あの会社の――」。ここでまたノックの音がして、こんどは夢ではなく、本物のメイドが本物のお湯を持って入ってきた。起きる時間だった。おそらく夢全体が、最初のノックの音をもとにして生まれ、客人がやってくるというドラマチックな形に脚色されたのだろう。現実の時間でほんの2、3秒のできごとだったはずだ。メイドの2度目のノックで、「あの会社」がどの会社だったのかは明かされぬままになったが、おそらくマンティラをかけた婦人同様、架空の存在だったのだろう。
 このように夢は、気がつかないほどの、ごくかすかな現実の刺激をドラマに仕立てあげる。そしてただの空想(古い証券の話がそうだ)や、一度はあったが完全に忘れ去っていた事柄、あるいはちらりと頭をよぎったがしっかり考えることのなかった推論などが、夢の劇場の登場人物の口から「明かされる」。その登場人物は、生きている人のこともあれば、死んだ人、あるいは架空の人物の場合もある。

<夢と幻視>
・事実と符合する夢、過去、現在、未来の知られざるできごとが明かされる。「精神的電信」すなわち「テレパシー」の理論では、未来を予見する夢を説明できない。

・当人が知らない、そして知り得ない事実をぴたりと言い当て、しかも作り事ではないと証明された夢には、ほかの何ものも――幽霊すらも――かなわないほど大きく信念を揺るがす力がある。遠い場所や遠い過去に起こったできごとが夢に出てきた場合でも、その謎を解き明かすのは難しい。ましてや未来のできごとを当てたとなると、「まぐれだ」とでも言うしかない。たとえばわたしが遠くで起こったできごとを夢に見て、先にその夢を記録したり、夢に従って行動したりしてから、それが実際のできごとであるとわかったとしよう。さらにその事柄が、病人が亡くなるとかレースや選挙の結果を知るといった、推測可能なものではなかったとしよう。そういう夢も十分ふしぎではるが、登場したできごとは、生きている誰かの頭のなかにあるはずのものだ。もしも「精神的電信」あるいは「テレパシー」といったものがあるとしたら、わたしの心は夢のなかで、その事実を知っている人の心のなかに分け入ったのかもしれない。

・こんなふうに考えるとまことにやっかいだが、それにもかかわらず人間は3種類の夢、すなわち知られざる過去の事柄、現在の事柄、そして未来の事柄を知らせる夢を3つながら信じてきた。当然のことながら慎重派は、そんな夢は偶然のたまものか、忘れていた記憶がよみがえった結果か、記憶違いの幻想か、あるいは意図的にせよ無意識的にせよとにかく作り話だとして退ける。それでも物語は語られつづけるし、本書の関心は物語にある。

<ガラガラヘビ>
・アメリカ、フィラデルフィアにあるエピファニー教会のキンソルビング博士は、「ガラガラヘビと遭遇する」夢を見た。「殺すと、尾に黒っぽいガラガラがふたつついており、尾の骨に奇妙な突起があった。皮膚の色もふつうのガラガラヘビに比べて薄かった」。翌日、兄と散歩していると、キンソルビング博士は、ガラガラヘビを踏んづけそうになった。「わたしが心の目で見たガラガラヘビと、こまかい点までそっくりそのままだった」。しかしキンソルビング博士の兄は、弟と力を合わせてこの不運なヘビを退治したあと、「ガラガラはひとつだけだった」と述べている。兄弟は、互いに相談することなく、べつべつにこの件を手紙に書いていた。兄の言うとおりだとすれば、ガラガラがひとつだけのこのヘビは、夢に現れたヘビではないということになる。兄弟の住まいはヘビの多いウェストバージニア州にあった。

<幻覚>
・事実と符合する幻覚は、科学では認知されないか、または偶然、でっちあげ、記憶違いなどで説明される。それらは、一般には生き霊または幽霊と呼ばれる。

・水晶玉による幻視は、誰でも自分で、あるいは信頼できる仲間とともに実験することができる。それは意図的に作り出した幻覚で、簡単な手順を経れば、可能な範囲で幻覚を呼び覚ましたり、引き起こしたりすることができる。いっぽう、意図的でなく、覚醒時に不意に起こる幻覚は、フランシス・ゴールトン氏の研究によれば夢ほど日常的ではないものの、やはり健全な精神のなせる業であることに変わりない。さて、幽霊あるいは生き霊というものは、すべて幻覚である。

<生き霊>
・スコットランドのハイランド地方では、生きていて元気だがよそのいる人が姿を現すことを「生者の霊」と呼び、セカンド・サイトという特別な能力を持った人のもとにちょくちょく現れると広く信じられている。訪問者が客から見知らぬ他人か、あるいは相手が持っているかいないかを問わず、本人の到着より前に生き霊が到着するというのだ。読者諸氏は、通りで知り合いに出くわした経験がおありだろう。その人とすれちがって、ものの100メートルと歩かないうちに、またしてもくだんの相手と出くわして立ち話をする。その相手が印象的な格好をしていたり、風変わりな人だったりすると、知り合いに出くわした体験自体が、不可思議なものに思えてくる。おそらくは、現実のできごとに多少の幻覚がまぶされているのだろう。このごくふつうの体験が「アライバル」と呼ばれる体験への入り口だ。「アライバル」とは、ある人の姿を見たり聞いたり、ときには言葉を交わしたりしたのに、その人はまだ移動中でその場に到着していないという現象である。マーク・トゥエインは、みずからの体験を記している。ある大人数のレセプションで、トゥエインは、人ごみのなかに昔好きだった女性がいて、こちらに近づいてくるのに気がついたが、近くまでくると姿を見失ってしまった。夕食会のとき彼女に会うとレセプションのときと同じ服装をしていたが、レセプションの時間には彼女はまだ汽車で会場のある町へ向かっている最中だったという。
活字になっている例もたくさんある。ある紳士が婦人とともに窓辺でいると、兄とその妻が、何週間も外に出していない馬に馬車を引かせて通りすぎるのを見た。まもなく兄夫婦の娘が訪ねてきたが、娘はちょっと前に家を出たところで、そのとき両親はまだ家にいたというのだ。その10分後、本物の兄夫婦が、馬から何かさっき見たままの姿で到着した。
この話は「まぼろしの馬車」の一例でもある。

<幽霊と幽霊屋敷>
<近世の幽霊屋敷>
・シュチーポフ夫人のような事例は、幽霊屋敷特有の例だと言える。われわれの祖先、たとえば近世の中国人は、そうした事例を、通常の死者の幽霊ではなく悪魔憑きのせいで起こるものだと考えた。悪魔憑きの例は数が非常に多く、詩人のコールリッジの言葉を借りれば、みな同じ「症状」が表れる。コールリッジは、そのような症状は、目撃者のあいだに、観察神経の障害が伝染するせいで起こるのだと考えていた。この手の事例のなかで最もよく知られているのが、作家のウィリアム・ハウィットが取材してつづり、同じく作家のキャサリン・クロウが『自然の夜の側』で借用したウィリントン製粉所の幽霊譚だろう。

<さらなる幽霊屋敷>
・先に記したようにロシアのシュチーポフ夫人の事例では、少なくとも医師が夫人を診ているあいだは、魔物を抑えこむことができた。この手の騒動には、明らかに医師の目配りが必要だと思われる。とはいえ、もしこれらの騒動のすべてが自作自演だとするなら、その俳優や女優はみな驚くほど似かよった症状を示しているし、また誰も彼もが恐ろしいほど放火好きだということになる。著名な心理学者のウィリアム・ジェームズ教授は、よく似た10件の事例をあげて「自然に生まれた型があるのではないか」と述べている。それはつまりヒストリー症状のひとつの型ということなのだろうか?

<訳者あとがき>
・本書は1897年に初版が出版された。

・……と、ひと言で言ってしまうと簡単なのだが、その関心の分野がじつに幅広い。詩作、小説、随筆、評論、人物伝、歴史書、人類学や民俗学の研究書。いっぽうでは先に触れたとおり世界各地の民話の蒐集を続けて、1889年に『あおいろの童話集』を出版。

・『アンドルー・ラング世界童話集』には、この原書の挿話が収録されている。そして民話の蒐集や、人類学、民俗学研究の延長線上にあるのが、本書『夢と幽霊の書』に代表される心霊現象への関心だった。
 本書にも民話と実話の中間のような物語がいくつか収められているが、伝承物語である民話と、「実話」と称される怪奇譚の境目は、じつはあやふやであることが本書を読むとよくわかる。また、世界各地に同時発生的に同じパターンの話が存在する民話と同様、怪奇譚も世界各地に時代を超えて類話が存在する。そのような物語に接したラングは、民話蒐集家としての血が騒ぐと同時に、人類学的、民俗学的な興味をおおいにかき立てられたのではないだろうか。

・だがラングを心霊研究に向かわせた要因は、それだけではあるまい。みずから水晶玉をのぞいたり、「出る」といわれる屋敷に泊まったりという本書のエピソードから推察すると、どうやら純粋に心霊現象というものに惹きつけられてもいたようだ。その裏には「心霊主義」が一種のブームを巻き起こしていた当時の社会背景があるだろう。アメリカやイギリスでは1850年代から「霊媒」と呼ばれる人たちがスターのようにもてはやされたり、各地で降霊会が催されたりするようになっていた。

・ラングも1882年の設立当初から心霊現象研究協会の会員として名を連ね、亡くなる前年の1911年には会長も務めている。会員にはほかにも、のちの首相で『バルフォア宣言』で有名になるアーサー・バルフォアや、数学者で『不思議の国のアリス』の著者であるルイス・キャロル、シャーロック・ホームズの生みの親アーサー・コナン・ドイルら、英国の代表的な知識人がそろっていた。
 ラングはこのなかで、ドイルとはちょっとした縁があった。

・このあとドイルは1893年に心霊現象研究協会に入会する。彼の人生をくわしくたどることは避けるが、ドイルは次第に霊魂の存在を確信するようになり、第1次大戦を経て晩年に差しかかるころには、心霊主義の啓蒙活動を人生の中心に据えるようになっていた。ふたりの少女がいたずらででっちあげた妖精の写真をドイルが本物の信じ込んで本まで出版した「コティングリー妖精事件」もよく知られている。いかに心霊ブームがあったとはいえ、こうした一連の行動がドイルの名声を傷つけたのは確かで、やはりこの分野とうまくつきあっていくのは、相当難しいことなのだと思わされる。

・「すべての幽霊は幻覚である」と言い切り、まだ科学的には立証されていないものの、「テレパシー」が、その幻覚を引き起こしていたのではないかと説明を試みるラング。

<「120年の時を経てあらわれた幻の本」   吉田篤弘>
・先にも書いたとおり幻想文学的興味から民俗学関係の本を読んでいたとき、またしても、アンドルー・ラングの『夢と幽霊』に突き当たった。水野葉舟の『遠野物語も周辺』(図書刊行会)という本である。帯の謳い文句に「いま蘇る第2の遠野物語」とあるとおり、水野葉舟は柳田國男の『遠野物語』が刊行される以前に、遠野に伝えられてきた奇談、怪談の数々を収集してはいくつかの雑誌に発表していた。のみならず、柳田を遠野にガイドしたのも水野であり、この人なくして『遠野物語』は成立しなかったと云われている。

・水野はそうした本邦の怪談を紹介するだけではなく、海の向こうにも自分と同じような「収集家」がいるのを知って、いち早く翻訳を試みていた。これは明治41年に『趣味』という雑誌に掲載されたもので、『怪夢』と題して6篇の小話を紹介し、その冒頭にこう記している。
「不思議な夢について、アンドリュー・ラング氏の集めた話の中の二三をここに書いて見る」
 この六篇だけではなく、水野は何度か「ラング氏の集めた話」すなわち本書から翻訳した数篇をあまり知られていない小さな雑誌に細々と発表していた。

『英国の幽霊伝説』  ナショナル・トラストと怪奇現象
シャーン・エバンズ   原書房  2015/1/26

<イギリス人口の半分近くは幽霊を信じている>
・本書ではナショナル・トラストの管理スタッフやボランティア、見学者たちが実際に体験した奇妙な出来事や、何世紀にも渡って語り継がれてきたミステリーを収集。幽霊城や呪われた館の撮影で著名なサイモン・マースデンの作品をはじめとする、幻想的な写真とともに幽霊譚を紹介する。
・人がそこに住み、そこで死を迎えたすべての家は幽霊屋敷だ。開いたドアから、何かの目的を果たそうと、悪意のない幽霊たちが滑るように姿を現す。彼らの足が床に音を立てるとことはない。
・古い建物には強烈な個性が宿ることがある。人々が暮らし、愛し合い、争い、勝利し、絶望した場所はどこでも、そこならではの特徴がある。そうした古い建物の中で一定の条件が整うと、ほんの一瞬、過去の出来事が現在に投影される。まるでちょっとした電気障害が起こったときのように。私たちはこうした場所を「とりつかれている」と言い、その劇中の主人公(ドラマティス・ペルソナエ)を幽霊と表現する。
・古くは旧約聖書の時代から、世界中のあらゆる文化の伝統の中で、幽霊は死んだ人たちが現れる現象と考えられてきた。彼らは生きている人たちの前に姿を現し、何かのメッセージを伝えたり、危険が迫っていることを警告したりする。もう少し時代が下ってからは、新しい説として、私たちが幽霊と呼ぶものは迷える魂ではなく、古い時代の「記録」なのだと唱える人たちも現れた。つまり、現代の目撃者が別の時代、別の次元のシナリオの一部を垣間見ているということだ。時代を隔てていたヴェ―ルがほんの一瞬すべり落ち、その間に古い時代の断片的な記録が再生される。
・古い場所に幽霊がすみつくと信じられている理由は実にさまざまで、答えを見つけるのは簡単ではない。たとえば、強烈な個性の持ち主が彼らの特定の場所に「刻みつける」のかもしれない。
・これは驚きの結果と言えるかもしれないが、イギリスのNOP[全国世論調査会社]が2000年に実施した調査によれば、イギリス人口の半分近くは幽霊を信じている。約42パーセントのイギリス人が、幽霊や亡霊、その他の超自然的な存在を信じていると答えたのである。
・スコットランドと北イングランドでは、3分の2近くの人が幽霊を見た、あるいはその気配を感じたことがあると認めているのに対し、南部の人や年配の人たちはもう少し懐疑的だった。
・本書は、ナショナル・トラストの管理下にある歴史的重要性を持つ特徴的な建造物や美しい自然に関連する古い物語を記録する目的でスタートし、そこから徐々に発展したものである。
・ナショナル・トラストの所有地と結びついたバラエティに富む幽霊物語は、十分な証拠に裏づけられたものもあれば、時には歴史的事実と矛盾する内容のものもある。
・しかし、それぞれの物語の核心にはいつも一粒の真実がある。そして、優れた幽霊物語とは要するに、その特別な場所をつくり、そこに住んできた人々について想像力豊かに語られた物語が、彼らの子孫や相続人たちによって語り直され、解釈され、修正されてきたものなのだ。時には歴史的事実が含まれることもあるものの、神話や伝説として語り継がれるこれらの物語は、今も私たちの民間伝承の力強い底流を成している。これらの物語はイギリス文化史におけるひとつの豊かな鉱脈であり、重要な口承文化の伝統が現代に受け継がれている証でもある。
・調査を始めるとすぐに、幽霊たちには出没期限がないことが明らかになった。つまり、ある場所に幽霊が出たという記録があれば、たいていの場合、その幽霊は時代を超えて存在し、はっきりした終わりというものがない。古くから「とりつかれてきた」とされる建物の現在の管理者――スタッフ、その家族や友人、ボランティアや訪問者――を直接訪ねてみると、多くの場所で、今そこにいる人たちも同様の奇妙な体験をしていた。そのため、特定の場所の古い民間伝承を収集しようとして始めたことが、その場所を語るにふさわしい人たちにインタビューするうちに、あっという間に彼ら自身が経験した奇妙な出来事を語ってもらうという、ユニークな口述歴史プロジェクトに変わっていった。ナショナル・トラストのスタッフ4500人[当時]、ボランティア4万人、見学者のうち、話を聞かせてもらった人たちの多くが、自分の経験を語ることを快く承知してくれた。
 ・幽霊が出るとされる場所では、幽霊の存在を信じる人と疑う人の両方による調査が数多く実施されていて、そうした調査によって物語に興味深い情報が付け加えられることも多い。また、超常現象の調査は、室温の明らかな変化、「玉ゆら」(写真や映像にはっきり写っているが、撮影時には見えなかった円形の光)などの説明できない現象を記録することがある。しかし、もちろん幽霊はこちらの注文どおりには現れてくれない。実際、この本のために集めた物語を見ると、幽霊が現れるのは目撃者がいつもどおりの日常的な作業をしているとき、あるいは何らかの害のない行動に熱中しているときが多いように思える。
・私たちはこうした「予期せぬ物語」と、これから本書で紹介する次のような物語をきちんと区別して考えらなければならない――ある教育コーディネーターは壁から灰色の霊が現れて窓から出て行ったのを見て仰天し、ある学芸員はディズレーリの幽霊から非難めいた視線を向けられた。また、ある清掃係はティールームにいるときに清教徒革命時代の給仕の少年から嫌がらせを受けた。ベルファストのバーではヴィクトリア朝時代の洋服を着た4人の人物が突然現れた。上半身のない足だけが現れ、掃除したばかりの床に足跡が残された。階段を下りるローダーデール公爵夫人の亡霊の足音が聞こえ、そこにはバラの香りが漂っていた……
<アバコンウィ・ハウス>
・ウェールズ北部の古都コンウィは、幽霊に関しては幽霊に関してはちょっとした評判で、城壁の上を歩く番兵の姿が目にされることもあれば、溺れ死んだはずの漁師が突然波止場に姿を現したという話もある。
 町の中央にひときわ目を引く建物がある。石積みの上にハーフティバー様式[むき出しの木の骨組みと塗り壁やレンガ壁から成る]の外壁を組み合わせた15世紀初期の家だ。アバコンウィ・ハウスは、この城塞都市の激動の歴史を生き残った唯一の中世の商家で、ウェールズに残る最古のタウンハウスである。
・奇妙な出来事が最も頻繁に起こるのはジャコビアン様式[ジェームズ1世時代(1603〜25)風]の部屋で、スタッフや見学者、ボランティアの何人かが「ヴィクトリア朝時代の格好をした紳士」の姿を目にしたと報告している。管理人はもっとはっきりと、「……背の高い、フレッド・ディブナーに似た人物」と表現する。[フレッド・ディブナーはとび職人からテレビの人気パーソナリティになった人物で、歴史家でもあり、無類の蒸気機関車好きで知られた]。この紳士の幽霊は階下でちらっと姿を見せることが多いのだが、夜遅くにジャコビアン様式部分に現れたことが少なくとも一度あり、部屋の中に入っていったものの、そこですぐに姿を消してしまったという。部屋への入口は一か所だけなので、物理的には不可能な現象だった。
 この紳士が現れるときには、その前兆としてパイプたばこの匂いや花の香りが漂うことも多い。スタッフは彼のことを「ジョーンズ氏」と呼んでいる。1850年から1880年まで妻と10人の子どもたちと一緒にこの家に住んでいた人物の名前だ。
<エイヴベリー>
・エイヴベリーはヨーロッパでは最も重要な巨石記念物のひとつで、広大なエリアに立石が散らばっている。
・エイヴベリーには、この遺跡の数十年前の様子を目にしたという女性の奇妙な話もある。第1次世界大戦中の10月のある夜、教区牧師の娘で農耕部隊の一員でもあったイーディス・オリヴィエという女性が、はじめてエイヴベリーを訪れた。遺跡への道はよくわからなかったのだが、かまわずベックハンプントンを出発した彼女は、霧の立ち込めた西からのルート沿いにある、巨石のそそり立つ道に魅了された。ある村に着くと、村人たちがどことなく田舎風の市場に集まっているのが見えた。その巨大な道は1800年までに消滅しただけでなく、その村では1850年を最後に市が開かれたことがないと彼女が知ったのは、それから9年後のことだった。
 地元住民が夜中に石の周りで幽霊のような人影を見たり、動く光を見たりといった話は山ほどあり、亡霊が歌を歌っているのを聞いたという話もある。そのため、巨石群は今もかなり丁重に扱われている。地元では、立石の一部だった石を使って建てられた建物は、「幽霊の来訪」と呼ばれるポルターガイスト現象を引き起こすと信じられている。
<バッダスリー・クリントン>
・このロマンチックなマナーハウスはフェラーズ家が代々暮らしてきた邸宅で、15世紀に周りに堀をめぐらして建設され、17世紀以降はほとんど変わっていない。エリザベス朝時代には迫害されたカトリック教徒の避難場所になり、建物の中に三つの隠れ場所がある。
 バッダスリー・クリントンの歴史を考えれば、この家に多くの幽霊物語が生まれたのも不思議ではないだろう。1930年代にフェラーズ家によく招かれていたある老紳士は、この家の飼い犬の一匹が突然起き上がり、誰にともなく甘えた仕草をしていたことを覚えている。一家は「幽霊に甘えている」のだと言っていた。
 
・現在のスタッフも不可思議な現象を目にすることがある。「幽霊など絶対に信じない」と断言する今の資産管理人でさえ、彼が経験した次の出来事については説明できなかった。ある夏の夜の午後9時ごろ、彼は邸宅内のオフィスでひとり残って仕事をしていた。よく晴れた日で、風もない静かな夜だった。ところが突然、階段を上りオフィスのほうに歩いてくる足音がはっきり聞こえた。最初は何かの用事で同僚のひとりが戻ってきたのだろうと思い、気にしなかった。足音はだんだん大きくなり、閉じたドアのすぐ前までやってきたが――それっきり音は止み、家の中は再びしんと静まり返った。資産管理人はデスクから立ち上がり、誰だろうと思いながらドアを開けたが、そこには誰もいなかった。
・緋色の上着に白い帯をたすき賭けにした男性の姿を目にしたという人たちもいた。その後、レベッカが見つけた第9歩兵連隊のトーマス・フェラーズ少佐の細密画が、目撃された男性の描写にぴったり合っていた。フェラーズ少佐は1817年にフランスのカンブレーで任務についている間に、城壁から落下して死亡した。レベッカがフェラーズ少佐のためにミサを開いてからは、足音が聞こえることはめっきり減ったという。
<ベルトン・ハウス>
・この静かな環境にたたずむ邸宅には、数多くの幽霊話が伝わる。1685年から88年にかけて建設されたベルトン・ハウスには、王政復古時代(1660〜88)のイングランドの自信と楽観主義が表現されている。19世紀にはカリスマ性のある第3代ブラウンロー伯爵のもとで、ベルトンは第2の黄金時代を謳歌した。
・ここには多くの幽霊がらみの物語があり、謎めいた「黒い服の貴婦人」の幽霊についてはさまざまな目撃報告がある。また、対照的に黄金の光に包まれた「ベルトンの輝きの婦人」が、しばしば主階段のホールに現れるという話もある。
<ベニンバラ・ホール>
・「ヨークのカントリーハウスと庭園」として知られる現在のベニンバラ・ホールは、同じ敷地内のすぐ近くにあった後期エリザベス朝様式の家を建て替えたもので、1716年に完成した。この家は有名な殺人事件の現場になったが、それがいつ起こったのかについては1670年代とも1760年代とも言われている。痴情のもつれにより殺害された犠牲者の幽霊が、その後何世代にもわたってこの家にとりついてきた。
<ナショナル・トラスト>
・英国人は幽霊や不思議なものを愛する国民性があるといわれ、かの国の歴史と幽霊をテーマにした本や、怪談・超常現象をまとめた本は、これまでに数限りなく刊行されている。なかでも本書が特別である点は、まえがきにおいて著者自身が述べているとおり、英国ナショナル・トラスト保護資産に対する調査プロジェクトを発端としていることにある。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


神であっても人間の若い女性に惚れたり、人間の女性に自らの子を生ませたという物語だって伝承されて(8)

2018/03/27 21:25

・地球における第3次世界大戦が勃発するのも原因は異星人同士の争いが原因になるそうなのです。地球の戦争と異星人同士の争いが関係しているようなのです。異星人同士は、想像を絶するほど、「互いに争う」ようなのです。私たち一般人には、「スター・ウォーズの原因」についても理解不能なことが多いようです。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。猿の神様(ケンタウルス座α星人)もいまだに存在するようなのです。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるともいわれます。あらゆる争いの根本は太古からの浅黒いハム族と金髪碧眼のセム族の争いが元になっているといわれます。そうことから異星人の末裔のユダヤ人と、金髪碧眼の異星人の末裔が、謎の組織から狙われているそうです。「人類の歴史は平和な時代よりも戦争の時代が長かった」ようです。堕天使の宇宙人なのかもしれませんが、異類で霊格が低く互いに争いが絶えないそうです。

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」であるともいわれます。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを見つけたら殺そうとしている」ともいわれます。「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスとレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあるようです。もともとは共産主義も資本主義もイルミナティの発想だともいわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」といわれます。

・地球の人種・民族問題も殺戮の原因になりましたのでタブー化されています。それと同じように異星人の異類の問題も、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにされているようなのです。異星人の中にも闇の同胞団のようにサイレンス・グループがあるようです。「何も知らせるな」と言うことらしいのです。小柄なグレイのイメージはハリウッド映画で全世界の普通の人々の脳裏に刻み込まれました。人間タイプの宇宙人は、地上では誰も識別できないのでアバブ・トップシークレットにされています。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。また1979年ダルシー基地内の人間を救出しようとして合衆国の特殊部隊の兵士66人が殺されたという(「ダルシーの大虐殺」)という与太話も真しやかに話されています。とにかく国同士もトラブルが多いのですが、宇宙連合間でも、それ以外の異星人間でもさまざまなトラブルが想像を絶する程度に多いおかもしれません。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

・“天女”の宇宙人との異類婚姻譚の伝説も世界中に多くあるようですので、「異類混血」が窺われます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」がいまだに続いているそうですが、彼らは基本的にタイム・トラベルをしており、未来にも続いているようです。

・1960年代の宇宙友好協会の活動は、当時、大きな影響力を持ったそうです。当時はUFOブームでもあったようです。多くの知識人や経済人も関心を示したようです。金髪碧眼のノルディックたちも日本に来ていたのでしょうか。異星人でも街中に混じれば誰も識別ができないそうです。はるかに進化した異星人は、目に見えない形で人間の肉体や精神体に憑依するそうです。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。異星人も「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」こともあるそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。

・大手メディアも政府当局に協力して報道規制し沈黙しているそうです。キャトルミューテレーション(動物虐殺)の頃は、米国のメディアも大騒ぎをしたようです。

・米国の軍人・公務員の守秘義務は罰金が高額なため、違反者が少ないようですし、日本の公務員も真面目です。個人情報や守秘義務の法律も厳しくなっているようです。何事もタブーに触れない事が肝心です。メディアでもタブーに触れるとフリーライターも職を失うといわれます。日本でも、コンタクティのごく少数の公務員が存在するのかもしれません。また、公務員の暴露記事の本は、守秘義務のために出版できないのかもしれません。

・50年ほど前に発足した我が国で最も古いUFO問題の研究会「宇宙友好協会」は、当時多くの支持者を集め、出版活動などをしていたそうですが、主宰者が病気になり解散したようですが、情報的に内容の面白いものがあったそうです。他のマニアのように「UFOを見た」ばかりでなく、実際に宇宙人に会ったということが強烈な印象を与えたようですが、現在ではタブー化しているようです。日本人が日本で会った宇宙人は、金髪碧眼の異星人が多いそうです。

・多くの人が空飛ぶ円盤に熱中し、活動した時代があったようです。新聞社も関心を示していました。最近では矢追純一さんで有名だった日本テレビのUFOディレクターたちも活発な動きをしていないといわれます。「2012年のアセンション」では精神界の書籍の中では大騒ぎをしましたが、私たち一般人は、何が起こったのか訳がわかりません。コンタクティやチャネラーが増えているのかもしれません。

・当時、CBA(宇宙友好協会)は、大きな影響力を持っていたそうですし、宇宙連合の先遣隊とのコンタクトが窺われます。「天使は神の秘密諜報員」という説もあるようです。金髪碧眼のウンモ星人は、ヨーロッパで同化している異星人として知られていますが、金髪碧眼の宇宙人と日本で、喫茶店で会見したそうです。また金星の葉巻型宇宙母船に乗っているマスター(長老)と会見した日本人のコンタクティ・グループが存在するそうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」という驚くべき情報です。

・巨大母船の2キロの通路などは面白い話です。宇宙連合の先遣隊の情報員が当時、日本にも来ていたそうですし、政府ともコンタクトがあったのでしょうか。宇宙人も外国人としか見えないそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるようです。金髪碧眼の白人種の宇宙人とのコンタクト話ばかりでなく、東洋人タイプやグレイタイプの異星人のコンタクティも多いようです。

・昭和49年ごろは、「北海道はUFO銀座」ともいわれたことがあり、平野氏などの作家や多くの知識人が関心を示し現地に飛んで調査していたようです。今ではUFOはサブ・カルチャーとなっていますが、プロ野球やサッカーや芸能人情報のように、ネット情報やメディアに載る量が増えていくようです。

・昔から河童(グレイの変種)や異人が日本に飛来していましたが、異人はオリオン星人のようです。オリオン星座に行った日本人もいるそうで、オリオン星人は階級意識の強い、秘密主義の宇宙人のようです。オリオンの邪体霊ともいわれ宇宙では悪役のようです。米国のメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)も悪役でしたがハリウッド映画の{MIB}「メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)」では宇宙警察のイメージでした。殺人者と警察官では大きく話が違います。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)の超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)に殺されたというUFOコンタクティの与太話もあり、両極端の話のようです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」といわれます。

・“UFO銀座”といわれる北海道もUFO目撃談が多いそうですが、アイヌの伝承のコロポックルは、グレイの一種の高等知性体で、アイヌとの交流があったそうです。コロポックルはグレイよりも小人だったようです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。また「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

・自衛隊のパイロットも北海道で多くUFOに遭遇しているそうです。また、ファントム戦闘機の墜落事件に関連してUFOとの遭遇があったという話もあるようです。コロポックルは、グレイよりも小柄ですが、人間に捕獲されたことはないそうで、グレイと同じように異次元移動ができたのでしょうか。グレイ・タイプの異星人は、81種類以上もあり、生体ロボットという説もあるようですが、「北海道で見られるUFOには、コロポックルや異人が乗っている」のでしょうか。自衛隊でも現在でもUFOはタブーのようです。またイタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「グレイも人間化している」そうです。

・コロポックル「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」「コロポックル (アイヌ語: コロポックル, koropokkur) は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される」とのこと。グレイのミニサイズのエイリアンがコロポックルだったのかもしれません。

・昭和49年ごろは、小柄なグレイ・タイプの宇宙人にマスコミや新聞も大いに騒いだようです。三島由紀夫も異星人を作品にしたり、自分自身もUFO観測に乗り出していたようです。三島由紀夫の作品に出てくる白鳥座61番星の宇宙人は、エリア51にもいて人間の科学者と共同研究をしているという与太話もあるそうです。

・「ベントラ」という言葉は、スイスの有名なプレアデスのコンタクティのビリー・マイヤーが言っていた言葉だそうです。一時UFOマニアの間では「ベントラ、ベントラ」と繰り返すのが流行ったそうです。テレコン(テレパシー・コンタクト)ができるほど宇宙人の能力は想像を絶する進化をしているようです。

・宇宙友好協会の会員の中には、当時日本にも来ていた宇宙連合の諜報機関員とコンタクトしていた者もいたそうです。金髪碧眼の美女や、「女王陛下の007」のような秘密諜報員が日本にも飛来して地上を徘徊していたそうです。また、ある者は金髪碧眼の宇宙人がたくさん乗っている宇宙母船にも連れてもらったそうです。「日本原人」のような宇宙人もいて、しゃべる日本語がきれいだったようです。また金星の大長老、マスターとコンタクトしたグループもあったようです。詐欺師扱いをされたこともあるアダムスキーが、ケネディ大統領を宇宙人に紹介したという話もあるそうです。

・作家の三島由紀夫は、外国人がびっくりするような形で自殺をしたので、外国人の日本人に対するイメージや評判を非常に悪くしたそうです。有名なノーベル文学賞作家の川端康成も自殺をしましたが、「死後、親に会えない地獄に落ちて、ろくなことのない自殺者」なのですが、有名人も自殺するくらいですから、ちなみに毎年3万人が自殺しているそうで「政治の貧困ここに窮まる」ということだそうです。死んだ三島由紀夫からチャネリングを受けて本を出版した人もいるので驚きです。三島由紀夫は自衛隊の秘密諜報機関とも関係があったといわれます。 また新聞報道によれば旧ソ連製の「自殺企画の発狂薬」もあるといわれます。それにガンで死ぬ人が多いようですが、未発見の発がん物質でもあるのでしょうか。とにかく大人にしても子供にしても難病や奇病が増えているといわれます。

・ここ10年でも合計30万人も自殺しているそうで、日本民族存亡の危機ともいわれていますが、行政も努力しているようですが、政治の責任でしょうか。関係者の努力で自殺者の人数としては減ってきているといわれます。いじめと貧困でしょうか。また幽界や霊界からでも「お招き」でもあるのでしょうか。日本政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが?!ベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」「防衛計画」が求められているようです。

・以前は「経済一流、政治二流」と言われたのですが、「経済二流、政治二流、学識二流」で日本の落ち目で、外国人の評判も悪いそうです。が、政治の緊急対応策でもって、日本も明るくなるでしょうか。現在は「経済・政治は三流だ」そうです。しかし、日経平均株価も2015年6月24日に2000年4月12日につけたITバブル期の高値(20833円)を上回りました。が、その後下げてきております。今後はどのように展開するのでしょうか。自殺者数が10年で30万人というのは大きな数字です。日本も冴えなくなり落ち目になりました。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。

・自殺者が増えているのは世界的な傾向のようです。「日本の失われた20年」といわれます。「日本は先進国だろうか」という声も増えてきております。社会の遅れた面や非近代性、後進性が予想以上に増えてきています。本当に優れた政治家や官僚が登用されてきたのでしょうか。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「失われた20年」といわれますが、今の世の中「クール・ジャパン」ばかりではないようです。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要だといわれます。

・多くの人たちが『空飛ぶ円盤』に熱中した時代は、再び来るのでしょうか。現在でも、UFO書物や映画ビデオは売れているのでしょうか。UFOの関心は低調で人々の関心は3S(スポーツ、セックス(大衆娯楽)、スクリーン(映画娯楽))に相変わらず向かっているそうです。ユダヤのシオンの議定書に「大衆をして3Sで政治を忘れさせよ」というのがあるそうです。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのだといわれます。私たち一般人も、政治意識を高めて国家の下り坂を何とかしなければなりません。人口減少とか、財政の問題とか難問山積みのようです。そして予想以上に「失政」が増えているそうです。「失政」を詳しく調べていくと恐るべきことが分かるのかもしれません。「外国では様々な意味で甘い国際感覚の日本人が狙われている」といわれます。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねるといわれます。

・また『ナチスがUFOを作った』という本もあり、戦後長く、南米に逃げて「ヒトラーは生きている」という話もあったぐらいナチスは謎だらけでといわれます。ヒトラーは霊媒で宇宙人から「人格転換」を受けた“霊界から来た男”ともいわれます。

・オスカー・マゴッチの『深宇宙探訪記』の分析
『「宇宙人と地球」の超真相!』工学博士深野一幸(徳間書店)の中で深野氏がオスカー・マゴッチの『深宇宙探訪記』(加速学園)を分析しています。これによると都市型の光輝くシャンデリアのような巨大な宇宙母船があり、それがシャンバラであるといわれます。
母船は、直径100キロ以上にもなり、都市型の巨大宇宙母船も存在するといわれています。このような都市型の超巨大母船を作れるのは、正体不明のオリオン星人やシリウス星人とも想定されています。
日本民族の神話の原郷『高天原』も、都市型の超巨大宇宙船であると戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』では、想定されているようです。SF小説が大きな影響力を持った実例なのでしょうか。

・米国のエリア51での空飛ぶ円盤の製作も、反重力機関については、エイリアンの超テクノロジーの入手は、かなり困難であるといわれます。エイリアンの超テクノロジーによる先端武器への応用も米軍は研究をすすめていると語られています。
「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

・エルランティという強烈な神に言及する人も少なくないようです。タイタニック号の遭難のように一時に多数の死者がでるようなときは、宇宙船のような乗り物に乗って、天使が人間の魂を拾いにくるといわれます。

・異次元の超巨大な円盤は、波動が高いために見えないそうです。「ラスベガス付近に大型円盤が停泊していたのですが、見えない」ということが『大統領に会った宇宙人―ペンタゴンの宇宙人』(フランク・E・ストレンジス、たま出版、1996年12月)に載っていました。ペンタゴン(米国防総省)からテレポート(瞬間移動)して消えた宇宙人については、「その後」は、情報公開されていないと語られています。

・高次元の高等知性体からのコンタクトはいくつもあったようですが、詳細は不明です。異次元瞬間移動によって恒星間移動飛行が可能なエイリアンの超テクノロジーは、現代の科学者では想像を絶するのでしょうか。「エリア51」等の基地における米軍の空飛ぶ円盤の製作研究については、「完成している」ともいわれます。

・ディクホフの『アガルタ(虹の都)』という書籍は、アガルタ関連の本では、特異な内容を持つといわれているようです。原著は、1951年に出版されました。火星霊人や金髪蛇人も異次元でそれぞれ一層、格段に進化していったようです。異星人は進化の速度が早いようなのです。またそれぞれ人間化しており、異次元から人類を操作・管理しているともいわれています。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。とにかく異星人は宇宙連合としてまとまって動いているようです。火星や金星の異次元に壮大な文明の都市があるそうです。

・「火星人」と「金星人」という名前は昔から馴染みがありますが、近年では、シリウス星人とかオリオン星人とかの具体的な星座や惑星の名前に変ったようです。空飛ぶ円盤で目に見える形で異星人が来るケースと、目に見えない霊体や幽霊の形で異次元から観察しているケースがあるようです。幽霊や霊人は昔から存在するようですが、誰も認識できないそうです。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。

・常に対立する二種類の宇宙人が存在し、それが進化を促すというルシファーの論理でしょうか。「ネガティブな宇宙人」と「ポジティブな宇宙人」の存在と対立があり、常に競争によって進化がすすむようです。ディクホフは、この本をある隠れた啓示に従って書いたそうですが、その内容はかなり破天荒で、SF風な印象を与えるようです。

・金星蛇人とは、SF的なようですが、爬虫類的異星人(レプティリアン)がかなり進化しているようです。最近では、火星霊人とか金星蛇人とかの言葉は使わなくなったようです。爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間化してイタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。爬虫類的異星人(レプティリアン)の地球人化のイルミナティが地球の管理をしているともいわれております。

・まるで昔に日本でも放映された米国の連続テレビ映画「ビクター」のような内容です。「ビクター」という映画は、爬虫類的異星人(レプティリアン)の人間化したものを描いていました。善神と魔神の対立抗争は、宇宙戦争の中心テーマで、伝説、神話などで記録されております。人肉食の鬼、宇宙人の話もあったようです。

・青色人の伝承は、インドの絵図に見られる青色の肌の神々と関連するのでしょうか。白人、黄人、青人、赤人、黒人という超太古には5色人と呼ばれた種族が存在したようです。シャンバラは異次元に突入した都市型の超大型母船のようです。地下都市というのは低層4次元とかの異次元のイメージのようです。虚空にシャンデリアのように輝く都市規模の宇宙母船を見たとカナダのコンタクティが報告しているそうです。そのクリスタル宇宙船は、現在「地上の平和」号と命名されていて、我々の太陽系の惑星間のヒエラルキーの最高の旗艦だそうです。

・国内のUFO研究家、研究グループも多いようですが、詳しくは調べておりませんが、さまざまな活動をしているようです。米国の連続テレビ映画「スタートレック」は、SF映画ですが、「全部が空想の産物」とはいえない番組だそうで、リアルな話もあるそうです。膨大な数のUFO関連の洋書を読むとかなりのことがわかるそうですが、私たち一般人は、時間がありません。

・第2次世界大戦後、米国に飛来した金髪碧眼のノルディックと小柄なグレイは、金髪碧眼のアーリア支配種と遺伝子的に劣化した、いく種かの亜人類でしょうか。リークされた情報によると金髪碧眼のノルディックはプレアデス星人だそうですが、いろいろと説があるようです。

・核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』扱いのため、人間タイプの宇宙人の情報は、米国のマスコミでもつかめないようです。人間タイプの異星人は、テレビ映画のように昔から米軍関係者に交じっていたという話もあるそうです。

・グレイにはいろいろと種類があるようです。「1、(ビーガン)と呼ばれるシリウスA人の遺伝子から作られたグレイ。2、(ゼータ・レティクリ1)地球人監視のためにリゲル人が作ったグレイ。3、(ゼータ・レティクリ2)このグレイは遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバー」等が存在するといわれます。グレイ種も人間化しているそうです。
遺伝子操作などでバイオ・ロボットを作れる想像を絶する超テクノロジーを持っているようです。

・フランスのリラ星人のコンタクティ、クロード・ボリロン・ラエルによると「リラ星人のエロヒムが実験室で人間を創った」といわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたといわれます。

・昔の人々は、「地底世界」を求めて洞窟探検を繰り返したようですが、空飛ぶ円盤の時代になると、チャネラーやコンタクティから異次元の都市や異星の都市などの情報が入ってくるようになっています。

・人間の死後の『幽界』、『霊界』とニルヴァーナ(涅槃・天国)やエーテル界、アストラル界は、非常に細かい粒子の世界で現代の科学では、理解不能の世界のようです。神々の世界もエーテル界の都市にあるようなのです。超太古にあった両世界の往来が、現代でもあるとしたら想像を絶する話です。

・「アリゾナ州セドナの上空にエーテルのシティが滞空している」という米国の有名なUFO研究家がいますが、「エーテルのシティ」とは、非常に細かいエーテル質量でできているのでしょうか。映画『インデペンスデイ』では、巨大都市の上空に超巨大宇宙船が滞空しましたが、「エーテルのシティ」は、それよりもはるかに進化した種族・神々の宇宙母船でしょうか。

・「約3億6千万年前に、大船団を率いてベーター星からやってきたエル・ランティ」、「ベーター星は、非常に進化した都市で、まるで30世紀ぐらいの感じの発達した都市」は、神智学でいう「エーテル界の神々の都市」を窺わせます。

・「エーテル界に突入した都市型の超巨大宇宙母船」、「『直径100キロのプレアデス星人の宇宙母船』以上に大きな宇宙母船の実在」の報告もあります。

・エイリアンの超テクノロジーに関しては、通常の現代の科学者では、思考停止してしまうようなもので、私たち一般人には、想像すらできないもののようなのです。人間には、奇蹟に思えるテレポート(瞬間移動)の技術も宇宙人にとって、「それほど難しくない技術」だといわれます。

・プレアデス星人は、人類に6千年進化しており、リラ星人は約3万年進化していると言われています。それ以上になると、天使や神々の領域の進化となるのでしょうか。

・超科学といえば、日本の太古にあったといわれるカタカムナ文明のような超テクノロジーが思い浮かばれます。人類の発祥には、異星人が関与していたという説が今では『常識』になりつつあるといわれます。

・アメリカの国防総省(ペンタゴン)に住んでいた宇宙人が、テレポート(瞬間移動)して去ったと言われていますが、彼らは、その後どのようなコンタクトを米軍としているのでしょうか。

・アダムスキーは当時から警察やFBIなどから「詐欺師」扱いを受けていたといわれます。現代でも一部では「ペテン師」扱いを受けています。月や火星や金星には都市があり、緑の木々もあったということが問題にされています。アダムスキー支持派は、火星や金星の異次元に行ってきたのではないかと再評価しています。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」という説があります。

・『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)という本があります。金星や火星の異次元には壮大な都市文明があるそうです。UFOの物質化、非物質化ができる異星人の超テクノロジーは現代の科学者では理解不能のようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」とか、「地球と月の間に異次元の天国がある」といわれても私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

・スイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーについても「詐欺師」「ペテン師」説がありました。ビリー・マイヤーの膨大なメモは、日本でも「翻訳をすすめる会」というものができて10数冊の本が作られたそうです。偽物の写真があるという話も「偽物の写真が後から紛れ込んだ」のかもしれないそうです。現代でもUFO写真や動画の偽物は豊富にあります。何者かによって仕掛けられたかもしれません。

・日本でも『UFOプレアデス星団からの接近』という写真集が出版されました。ビリー・マイヤーのプレアデス人についても米国などで数冊の書籍が出版されています。宇宙人に関する本は、荒唐無稽な内容で「トンデモ本」が多いそうですが、出版の段階で、出版社の意図と内容チェックがあります。荒唐無稽の本の編集者の意図は私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。ちなみに、プレアデス星団には日本民族の原郷となった惑星があり、今でも異星人がそこから飛来しているそうです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。

・マニア向けの本は、出版しても対象が限られてくるのでしょうか。「詐欺師とペテン師の作り出す話は現代に至るまで続いている」とのことですが、「振り込め詐欺」のように現代では、「詐欺話」や「詐欺事件」が世界中に氾濫している時代のようです。

・フットボールのグランド三つ分はありそうな大きな円形の物体UFOの遭遇経験は、過去に数件の報告があるようです。そのような巨大なUFOを動かす超テクノロジーは現代の科学者でも理解不能のようです。UFOの物質化、非物質化ができますが、想像を絶するようです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」が進められていますが、恒星間飛行技術を習得したのでしょうか。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」そうです。

・ハリウッド映画『未知との遭遇』で、エイリアンの巨大な母船が地上に降りてくる場面がありましたが、巨大な母船も動きが軽快で瞬間移動により消失するそうです。巨大母船に搭乗する異人の正体は詳しくは分かりません。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。

・フットボール競技場を5つ合わせたほどの超巨大な円盤には、マスターとかかなり高位の宇宙人がいるらしいのですが、地球人もその船に往来している者もいるようです。

・超大型宇宙母船は、異次元や異空間を瞬間移動したりするようですが、世界中で目撃事件が報告されています。バミューダ海域の米軍基地にも昔、接近していたという話があるようです。ジョー・マクモニーグルが報告しています。

・アラスカ上空で目撃された航空母艦数倍くらいの大きさの宇宙船を恒星間飛行させる超テクノロジーは、現代の先端的な科学者でも理解できないようです。

・「空飛ぶ円盤の情報は米軍から始まって米軍で終わる」といわれます。アメリカ空軍の士官学校の教科書には宇宙人の種類が載っているそうです。アメリカ空軍は133種類の宇宙人を確認しているそうです。当然、膨大な異星人情報を保有していることでしょうか。

・フットボール球場くらいの大きさの超巨大UFOもしばしば目撃されたという記録もあるようです。昔からの伝説の「悪魔の船」なのでしょうか。

・超巨大UFOの目撃は、異星人との交流が窺われます。中世フランスの異星人飛来の伝説である「雲の上の国マゴニアからの異人」の伝承が知られているそうです。現代では「米軍と宇宙連合との交流」が知られています。カリフォルニア周辺のUFO目撃の三角地帯では、エリア51とか宇宙人と関係のある目撃事件や遭遇事件が非常に多いようです。メディアがうるさいので、沈黙のコンタクティも多いそうです。

・「カリフォルニアのような宇宙人の多い地帯は、宇宙人の『人格転換』によるゲイが非常に多い」という奇説もあるようです。宇宙人によるアブダクション(誘拐)された人数も、異次元の精神世界における現象であるために、予想以上に多いそうです。今ではLGBT(性的少数者)といいますが、ゲイという言葉は、男性ばかりでなく全体を指すのに使っています。

・私たち一般人には遥かに進化した「不可視の世界」のことはマスコミなどのメディアがとりあげないことなので、「関係のないこと」「荒唐無稽な話」として処理されるそうです。

・JALのジャンボ機のアラスカ上空における超巨大UFOとの遭遇事件も、米国のCIA(米中央情報局)による報道統制が行われたことが分かります。現在でもメディアも全面的にCIAの国策に協力しているようです。

・「悪魔の船」は、中世ごろから欧州なので目撃報告が多くありますが、サタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人の母船ではないのでしょうか。また、神々でも乗船しているのでしょうか。

・ハリウッド映画では、奇怪なエイリアンの超巨大母船がよくでてきますが、人間タイプの宇宙人の超巨大母船も多いそうです。人間タイプの宇宙人のほうが、はるかに超テクノロジーが進化しているそうです。天使のような異星人、シリウス星人もUFOを使うようなのです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だそうです。

・『直系1600メートルの超弩級巨大UFO』などで、多くの宇宙連合の異星人(神人)が飛来し、多くの米軍関係者などが、異星航路を経由して、プレアデス星座などに行っているのかもしれません。白鳥座61番星の異星人も来ているようです。今後とも米軍ウオッチャーに期待しましょう。

・残念なことに、宇宙人情報は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』扱いのため、ウィキリークスのように米国のマスコミも暴露できないようです。

・よく報告される『フットボール球場位の大きさ』の超巨大宇宙船は、テキサスからカリフォルニアにわたる広大な米軍基地に着陸しているのでしょうか。またロシアでも昔から異星人にまつわる伝承は豊富にあるようです。ロシアはタウ星人と当初コンタクトがあったそうです。タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを目の敵にし、殺そうと狙っていたそうです。地球までグレイを追って来たタウ人は、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得たそうです。しかし、最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられているそうで、この辺りは複雑怪奇のようです。

・いつでしたか、テレビで「航空自衛隊の輸送機が中部地方上空で、巨大な葉巻型UFOに遭遇したと」いう内容の番組が航空自衛隊の元空将の報告として放映されていましたが、航空母艦位の大きさのUFOの飛行は衝撃的です。

・プレアデス星人の宇宙母船は、『移民用で直径100キロメートルの母船』もあったそうです。土星の輪の中には、超巨大な葉巻型のUFOが発見されているようです。

・空中都市は、インドの叙事詩「マハーバーラタ」にも出ており、「アガルタのシャンバラが都市型の超巨大宇宙船である」のと符合します。マハーバーラタの時代の“帝釈天”や“阿修羅”がシリウス星人やリラ星人やさまざまな宇宙人として現代も活動しているようです。

・それによると、魔神族が鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていたとされています。宇宙船をヴィマーナと呼んでいました。また、サブハー(空中都市)だけではなく、海中都市もあったといわれています。また、ヒランヤブラ(黄金の都)と呼ばれた巨大な宇宙ステーションもあったそうです。その巨大さは、内部に宇宙船ヴィマーナを数千機も搭載できるほどだったようです。内部には、8千人も収容できる空を自由に移動できる巨大な乗り物の報告もありました。インドラのサブハー(空中宮殿)は、全長1200キロもあったといわれ、最近では、土星の輪の中に同様な物体、UFOの報告もあるようです。

・プレアデス星人に関する報告では、直径100キロメートルの母船の情報もあり、ハリウッド映画「インデペンデンス・ディ」の巨大な宇宙船を思わせます。映画「未知との遭遇」以来、映画の中の母船が、巨大化するようです。映画スターウォ−ズの中でも種々の母船が出てきてマニアの関心を引いているようです。ただ単に「宇宙ステーション」として「都市型の巨大宇宙船」が、宇宙に浮かんでばかりいるのではなく、自ら飛行でき、エーテル界という異次元に突入できることは驚異でしょう。

・数万年前の文明は歴史には認識されていませんが、文明があり、異星人がスター・ウォーズをして、地上でも戦乱があったようです。ベンジャミン・フルフォードの『闇の支配者に握りつぶされた世界を救う技術』という本は、荒唐無稽な内容も多いそうで、にわかに信じられないものも多いようです。超太古のインドの帝釈天(インドラ)と阿修羅との対立・戦争は敵対する異星人の超近代的な核戦争だったようです。帝釈天と阿修羅の争いは超太古から続いているようなのです。簡単にいえば、神と悪魔の争い、戦争ということでしょうか。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。

・超太古、インドではアーリア人の侵入があり、背景にはアルデバランの異星人が関係していたようです。いつごろかは分かりませんが、帝釈天や阿修羅などの異星人は、眼に見えないアストラル界やエーテル界で幽体や霊体となり、エーテル質量による都市文明やパラレル・ユニバース(並行宇宙)にいるようなのです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。「人間は200万年前に宇宙船で地球にやって来た火星人によって創造されたという」という話です。戦後、米国に金髪碧眼のノルディックとともに飛来した「東洋人タイプ」は、異次元の火星人だったのかもしれません。荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物の話で疑念がわくといわれます。

・スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったといわれます。星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。また火星霊人と金星蛇人の対立・戦争があったともいわれています。

・映画『スターウォーズ』は、「はるかに遠い昔のはるかに遠い宇宙」で起こった事実・実話を脚色して制作したという噂がありました。超太古には、地球上でもスターウォーズが行われたようです。宇宙人情報は国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのため、詳しくは分かりません。

・インドの太古の叙事詩には超巨大な都市型の宇宙母船の記述があり、地上と宇宙空間で並行して戦争が行われたようです。天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こした堕天使ルシファーの物語は「天の戦争」として伝えられています。が、神と悪魔の争いは、とめどもなく続いていたようなのです。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」といわれます。遺伝子科学者の一団のコンプライアンス(法令遵守)違反による戦争ともいえるでしょうか。

・ダルシーという米軍の秘密基地でも小柄な宇宙人グレイとレプティリアン(爬虫類人)に対して米軍の特殊部隊が攻撃して戦闘があったという噂話(1979年のダルシー戦争)もあるといわれます。進化した異類異形の異星人と人間とは、感覚が合わないようです。米軍の秘密基地エリア51では「空飛ぶ円盤」が完成しているという与太話もあるそうです。

・現在の宇宙間におけるスター・ウォーズの戦闘は大規模なものではないようで、小康状態が続いているようなのです。異次元の高等知性体の時空を超えた戦闘・戦争なので、私たち一般人には訳の分からないことでしょう。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、戦争がしょっちゅう起こる」という奇説があるそうです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するポジティブなシリウス星人も悪霊たちの反抗を抑えきれないようです。

・中国の明代に成立した『封神演技』は、「史実の商周易姓革命を背景に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品」ですが、これも地上と宇宙とで並行して行われた超太古のスターウォーズの記憶を伝えているのかもしれません。仙人の世界でも2派に分かれて、対立・戦争をしたようなのです。

・インド神話は豊富な宇宙人の活躍を窺わせますが、現代の神話もあるのでしょうか。宇宙人の活動については、どこの国でもアバブ・トップシークレットのようです。メディアもタブーが多いといわれます。

・アガルタのシャンバラのような「都市型の宇宙船」は、インドのサンスクリットの古文献に見られるようです。『マハーバーラタ』の戦いは、超近代科学兵器がからむ戦争であったようです。また、想像を絶する規模の宇宙船が土星の輪の中で発見されているという話もあるようです。

・『マハーバーラタ』の世界は、実話に基いて作られたと噂のある映画『スターウォーズ』の世界のようです。インドの「マハーバーラタ」の物語は、太古の超科学の時代の物語であり、神々は、進化した異星人たちだったといえます。今では進化した宇宙人がアストラル界やエーテル界の進化した都市で活動しているらしいそうです。

・牛神と龍神との争いが古代のスター・ウォーズというのですが、モンスタータイプの異星人が神々の役割をしていたのでしょうか。牛神というのは鬼やモーゼのように頭に二本の角が生えていたのでしょうか。モンスタータイプの異星人も種類が多いそうです。動物タイプの宇宙人は3割はいるともいわれます。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。異類混血などで人間化が進んでいるのかもしれません。

・「中国が種々の理由から分割される」という予言は、極めて少ないそうですが、もしかしたら異星人でタイム・トラベラーの予言となると不気味ですね。

・恒星間飛行の超テクノロジーも持つ異星人の話は、昔はいくらかあったようなのです。が、空飛ぶ円盤で別の星座に行くという話も、進化が進んだ異星人になるとウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で人間に化体して、人間を装うので見分けるのは大変難しいといわれます。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますので、「人間化した宇宙人」や「宇宙人化した人間」のパーソナリティーが多いそうです。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」
「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド



記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


)神であっても人間の若い女性に惚れたり、人間の女性に自らの子を生ませたという物語だって伝承されて(7

2018/03/27 21:21

・「堕天使が地球の女を狙って降りてくる」といわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。大天使ミカエルの伝承も豊富なようです。大天使が大組織や都市等を統括しているといわれます。「世界や日本も金星人やアヌンナキ一派に、異次元から支配されている」という与太話もあるそうです。欧米イルミナティは、日本のイルミナティは竜座人階層の下等な種の末裔であると主張しているそうです。「日本はヘルメスが統治する国だ」ともいわれます。シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。

・「我々は陸地から陸地へ移動する巨大な浮遊都市のある海を見、また空には音もたてずに動いている同様に巨大な船が浮かんでいた」そうです。「浮遊都市」の宇宙母船を作ることができる超テクノロジーを持つ宇宙人は、天使クラスの異星人のようです。惑星を吹き飛ばすような水素爆弾を開発できる敵対する異星人(堕天使)は、地軸の移動も可能とする超テクノロジーの自然兵器を開発したのかもしれません。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれます。現在でも太陽の周囲には、巨大UFOや不思議な現象が見られるといわれます。

・シリウス星人が、異類混血や遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。そこで神は、天変地異をおこし、モンスター・タイプの生物を滅ぼしたと語られています。しかし、それらは、いまだに低層4次元に存在しているといわれます。惑星規模の宇宙母船を造ったり、惑星そのものを破壊するような兵器を開発したり、その超テクノロジーは想像を絶します。「地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である」と語られています。そう理解すれば月の謎が解けるという説もあります。現代においても惑星規模の宇宙母船が、全宇宙で機能していると指摘されています。

・惑星規模の宇宙船を飛行させている異星人は、神への反逆者、堕天使のグループのようなのです。神々の宇宙船は、どれなのか特定できないようです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるといわれます。爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようとしているそうです。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。

・「プレアデスに日本人の原郷がある。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいる」という奇説もあるそうです。「リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展した」と指摘されています。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったと指摘されています。金髪碧眼種のレプティリアン(爬虫類人)に対して、モンゴロイド系のレプティリアン(爬虫類人)がおり、東洋や日本では人種的には、後者の系列が優勢のようです。レプテリアン(爬虫類)がさまざまな支配者の黒幕であると指摘されています。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」と指摘されています。

・シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともないと語られています。「シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」と語られています。またシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こると語られています。

・人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だともいわれます。超太古から人類には、多くの異星人の遺伝子が混じっているようです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。東洋人と西洋人は容貌が大きく違います。東洋人にはゼータ・レチクル星人の遺伝子系列が多いといわれます。「ロズウェルのエイリアン(異邦人)は日本人(皇室)と同じモンゴロイドだった」ということもありえることでしょうか。またイエス・キリストも異星人だったと理解すれば、不思議な話も理解できるようです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。アプ星人は現代において南米に飛来しているともいわれます。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイドが、ダルシーの秘密基地で生体実験をしていた」と語られています。
小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人タイプが来たとリークされています。東洋人タイプには日本関係する神々(異星人)も混じっていたのかもしれません。

・以下の話は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。
「<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>
・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

・りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている」とのこと。いずれも現代科学には想像を絶する話のようです。「日本はUFO後進国だ」そうです。

・異次元世界のアストラル界にでも見えない「第2の月」、「月世界」があるのかもしれません。見えない神々や天使、堕天使の世界の「遥かに進化した異星人」の世界は、誰も容易に理解できないようです。「幽界」や「霊界」「パラレル・ユニバース(並行宇宙)」も彼ら、進化した異星人が創造したと語られています。造物主的な要素もあるのかもしれません。異次元の月世界があるのかもしれません。昔から月には小人か小柄なゼータ・レチクル星人、グレイ・タイプの異星人が住んでいたと語られています。You Tubeでも豊富にみられますが月の異星人遺物や、棄てられた巨大宇宙船等、様々な話題を月の動画が見せてくれるようです。「映像の世紀」ですからYou Tube等の「動画」が若い世代に大きな影響を与え、世界を変えていくのかもしれません。

・死後の世界の『精霊界』など、異次元については、人間は誰でも関係があるのですが、4次元、5次元といわれてもイメージがわきません。我々は、3次元に存在しているのですが、4次元、5次元に魂の実体があるそうです。 現代物理学は非常に細かい粒子の世界については不明だと語られています。

・中国の仙人の世界は、階級意識の強い世界であるようです。真人や仙人とは異星人 ということでしょうか。夢物語なのでしょうか。異星人でも階級意識や階級統制にこだわるのはオリオン星人の特色であるという説もあるといわれます。

・中国も昔から異人の宝庫で、フリーメイスンが歴史を動かしてきた面もあるそうです。「神々の役所がある」という概念が面白いですね。「天の政庁」もあるといわれます。当ブログの標題「UFOアガルタのシャンバラ」の住民は、グレイとともに飛来したノルディックだったという説もありました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

・邪悪なマスターに狂わされたナチス・ドイツ。マスター(大師)も善タイプばかりではなさそうです。「「ゼウス」や「アポロ」も、すべてが「ニムロド」=「アンチ・キリスト」の別の呼び名です。神様の中の王様であるゼウスは魔神の系列だ」といわれます。

・グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは『アガルタのシャンバラ』の住人だったそうですが、現在の米空軍情報からのリークでは、詳しく分からないようです。

・「ノルディック」はプレアデス星座の惑星アルテアから来ているともいわれたり、オリオン星人だともいろいろな説が流れてくるようです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府とは繋がりがあるといわれます。

・もちろん、黒目黒髪の東洋人タイプの異星人もいますが、欧米から流れてくる人間タイプの異星人は、多くの場合、金髪碧眼のノルディックということで、古代ケルト人・アーリア人種のような白人種の典型のようなタイプらしいのです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。

・当ブログの表題「UFOアガルタのシャンバラ」という都市型の超大型宇宙船の住人は“金髪碧眼のノルディック“、ナチス・ドイツが崇めた金髪碧眼の「超人」たちということのようです。

・そういった都市型の超巨大宇宙母船“高天原”から日本民族の神々(異人)が飛来したらしいのです。「日本民族の原郷であるプレアデスの惑星もある」というスイス人のコンタクティの情報もあるようです。古代リラ星人は14万4千人いたそうですが、日本民族とも関係があったようです。

・“都市型の超巨大宇宙船“は、50年前のアダムスキーの金星人の宇宙人が飛来したと言われた時代から言及されているようです。

・ちなみに、スイスの有名なコンタクティのマイヤーがコンタクトしたプレアデス星からの宇宙人は金髪の白人美女に見間違えられる容姿をしていたと主張しており、それこそは、“ノルディック”というスカンジナビア系の金髪の美人型宇宙人と一致しているそうです。

・見えない4次元に存在するという非常に細かい粒子(エーテル)的な肉体を持つ宇宙人をイメージすることは難しいようです。

・異星人という神々や天使などが人間体に形を変えて地球に飛来して、地上を徘徊していたのでしょうか。昔の人々は、超能力人間を神と信じたのでしょうか。著者(深野一幸 氏)は、工学博士の立場から、常識を破る事柄の多い宇宙人について研究したそうです。

・このような時代になって「宇宙人は実在するのかどうか」と真面目に議論している学者がいるのが不思議だそうです。眼に見えない世界は、死後の世界の精霊界と同じで、通常は認識されません。が、チャネラーなどの情報で、一般の人々にも、おぼろげながら、理解されつつあるようです。
現実の人生や生活とは関係がないようですが、「あの世がこの世を規定している」といわれます。いろいろな反響もあるようですが、日本でも学生や学者のUFOの関心は高く、研究している人も多いそうです。反重力機関を研究している学者もいるそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。そうすると米軍に超兵器の超テクノロジーがわたりつつあるということでしょう。

・ラージノーズグレイのキャトルミューティレーション(動物虐殺)の話題も当時は、深刻なものといわれました。最近のメディアの米国事情はどうなっているのでしょうか。 どこの国のメディアも政府に協力するといわれます。

・ケネディ元大統領の暗殺事件までからまったりして、陰謀論は、事実認定が難しいようです。月とUFOについても、マスコミに出るのは、両極端の話になるのですが、トルーマン時代からの隠蔽政策が、維持されているそうです。

・ナチス・ドイツが「金髪碧眼の超人」に操作されて狂ったそうなのですが、金髪碧眼の「ノルディック」のことではないのでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

・スペインなどで評判になった「ウンモ星人」も金髪碧眼といわれ、「かなり進化した天使に近い種族(異星人)」ともいわれているようです。

・エイリアンも英語をしゃべれるし、言語の問題は解決しているそうです。評判だったテレビ映画『Xファイル』の中でみられるように米軍関係者がエイリアンの星へ向かっているようなイメージの場面がありましたが、当然のことながら、実際に米軍関係者は異星に行っているのでしょう。 イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。

・日本のオカルト雑誌で「米軍関係者がエイリアンの惑星に留学していた」ということがリークされたりもしましたが、歴史上、人類史上最大のことが、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため、分からないのでしょう。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙連合内部や外部の宇宙人同士の関係や歴史も正確には分かりません。

・米国のUFO研究家たちや『米軍ウオッチャー』たちの活躍が期待されますね。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

・異星文明を国家機関の総力をあげて取り入れようとしても、教えてくれないのか分からないのか、リークはないようですが、超テクノロジーを米国は入手して空飛ぶ円盤を製作しているとの話もありました。

・『チベット上空の円盤』の著者(ロブサン・ランパ)も評価が両極端に分かれるそうですが、ユニークさにかけては面白いといえましょうか。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の話のようです。フイクションとナンフイクションの絶妙の組み合わせと考え、エイリアン物語は、気楽に楽しむのがよいでしょう。真偽のほどは分かりませんが、ロブサン・ランパの経歴も不思議な話のようです。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

・50年前の「ロズエルの円盤墜落事件」も米空軍の「観測気球墜落説」で、一件落着となりましたし、エイリアンのことがマスコミにのりだしたのは、近年のことで、UFO研究家の先駆者たちは苦労したようですね。

・日本の河童のイメージも緑であるのですが、緑色の服を着たグレイたちだったのでしょうか。グレイがキャトルミューテレーション(動物虐殺)をしているという報告が多いようです緑色の服は迷彩色の意味の服なのでしょうか。欧州では、リトル・グリーン・メンの伝承が豊富なようです。人類はエイリアンによる定期的な遺伝子の“修正”の産物であるそうです。エイリアン情報のアバブ・トップシークレットのタブーを破って、周知の事実に変えたのはUFO研究家たちの功績でしょうか。

・非常に細かい粒子の世界については、現代科学ではまだ未解明だそうです。いわゆるエーテルの世界に魂の実体の世界があるといわれているようです。人間の死後の世界と高次元の異星人や天使のいる世界は同じようなアストラル界やエーテル界といわれています。

・グレイのアブダクション(誘拐)というのは、肉体をさらうというよりも、人間の幽体(エーテル体かアストラル体)を操作するようです。

・グレイも異次元移動ができて、「壁を透き通る」ようにして部屋に侵入して、大きな苦痛を与えないで、円盤の内部の処置室に引き上げられる、テレポート(瞬間移動)のような現象のようですね。しかもアブダクション(誘拐)の記憶を消してしまうとも報告されているようです。
ちなみに、グレイはアブダクション(誘拐)の現場の下手人で、円盤にはラージノーズグレイや金髪碧眼のオリオン星人のノルディックといわれる連中が、階級が上で首謀者ということだそうです。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人のバシャールだそうです。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを殺そうと狙っている」といわれます。

・数万年から数十万年以上進化している高等知性体の実態は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため一切不明とのことのようです。

・フランス人のラエルというコンタクティが、琴座(リラ)星人と接触しリラ星に行ったことは、有名な話だそうです。「知る人ぞ知る」話ですが。ラエルによると人間はDNA操作により実験室で造られたそうで、人類に2万年進化しているテクノロジーだそうです。

・一方、「シリウス星人は、遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」ともいわれ、神に近い種族という説もあるようです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウスA人はイスラエル政府と契約の宇宙の商人ともいわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。『竹内文書』の内容で特筆すべきは天皇家の先祖が、宇宙の彼方、シリウスから飛来したと記されていることであるといわれます。

・かくも多くのナチス・ドイツ人が金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種という『超人』たちに影響を受けたという歴史的事実は何を物語るのでしょうか。70年前にドイツに現れた金髪碧眼の『超人』(ノルディック)たちと第2次世界大戦の勃発との関係とは、あったのでしょうか。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という説もあります。もし事実とすれば、ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。歴史の大きな謎のようです。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。

・50年前に米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックたちにより、キャトルミューティレーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)が起こったが、米国政府の公式調査はないようです。歴史的な異変の裏にいる金髪碧眼のノルディックの正体とは!?グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。またアルデバラン星人は、こと座文明の再創造を支援しているそうです。

・ゲイ(LGBT等)のように人格転換を受けたチャネラーのヒトラー、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺という『人類史上最大の犯罪』の一つが起こりました、『ハム族、セム族という神々(悪魔)の争い、殺しあい、戦争』が太古から続いていたという遠因があったという説もあるようです。人類史上、「戦争の時代が平和な時代よりも長かった」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だそうです。ヒトラーには堕天使のルシファーが憑依していたという説もあったといわれます。ヒトラーは霊媒であったそうです。

・邪悪なオリオン星人とは、グレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックのことでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったそうです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

・核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため、人間タイプの異星人である金髪碧眼のノルディックの情報のリークは乏しいようです。

・米国の太平洋艦隊の元情報将校のリークが大きな衝撃を呼んだそうです。ノルディックのような人間タイプの宇宙人を隠す勢力が昔からあるようです。サイレンス・グループの仕業のようです。

・ナチス・ドイツが崇拝した金髪碧眼のトゥーレの『超人』たちは、現代の米国に現れたグレイとともに母船に同乗する金髪碧眼の異星人ノルディックと同一の種族だったのでしょうか。それともアルデバラン星人だったのでしょうか。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。情報が錯綜しているようです。

・ノルディックがアガルタ王国やシャンバラ王国に住んでいたという説が異次元の地下王国とからめて唱えられているそうです。金髪碧眼のノルディックの登場ですべてが明らかになるようですね。

・金髪碧眼のノルディックと同様に、髪の毛がオレンジで『オレンジ』と呼ばれる異星人も米国に飛来したといわれています。日本の茨城県の海岸の浜に江戸時代にUFOで漂着したといわれる『蛮女』も髪の毛は『赤毛』であったそうです。

・amazonの洋書に「T. Lobsang Rampa」と入れますと、144件の書籍が判ります。以下に一部を載せました。「My Visit to Agharta (English Edition)」を「丸善」から取り寄せて読んだことがあります。挿画が印象的でした。「シャンバラ」として「都市型の宇宙母船」の絵図があるのです。そして、シャンバラにはパスカルやアリストテレスのようなギリシャの哲学者等の世界の偉人が生きているというのです。(筆者注;幽体としてでしょうか)。普通の人間にシリウス人が憑依して、結果として「偉人」になるという説もあるといわれます。また「超大型宇宙母船」の絵図も載っていました。SFファンタジー物語としても米国の本としては「都市型の宇宙母船」が題材になるようです。私たち一般人は、仕事